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洞爺湖町議会 令和7年3月会議 2025年3月5日

残り1年の行政運営について

2025年3月5日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「残り1年の行政運営について」質問し、町長 下道英明が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
町長 下道英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 今野幸子

続きまして、町長就任1期目の評価、そして、今後1年、残り1年の行政運営について伺ってまいります。早いもので就任3年がたち、1期、残すところ1年ほどになりました。町長就任時の公約には、役場の信頼取り戻すということから始まり、子育て支援の充実、高齢者に対する政策、地域公共交通の整備やコロナ禍の影響からの復活、そういった経済対策など、また、農業や水産業、観光、自然を守り、子育て世代から高齢者まで希望の持てるまちづくりを進めていくといったことが話されていたと思います。3年を過ぎようとしている現時点において、公約の実行を振り返った、町長自身がどのように自己判断、自己評価をされるか、ちょっとお聞きします。

町の答え 町長 下道英明

まず、この質問をいただきまして本当にありがとうございます。今町長に就任しましてから3年を振り返りますと、議員の皆様、そしてまた町民の皆様のご理解、ご支援をいただきながら、職員とともに一丸となって取り組んでまいったところでございます。特に、公約実現につきましては、先頭を行くのは私ではございますが、やはり現場サイドで実際に動いていただいているのが幹部職員も含め、今いる職員の皆さんでございます。そういったところで、いかに職員のやる気を、こちらのほうで公約に対して実現に向けて導いていくかということを大変苦労しているところでございます。そういった中で、評価する、自己評価というのは、議員も私も公選職ということでいきますと、やはりそれは町民がご判断されることであろうかと思います。ただ、その中で、こういったことをやってきたよということだけを若干大まかにお話をさせていただきますと、一つ目は、やはり子供たちの未来のためにということで、いわゆる子育て支援でございます。出産お祝い金やおむつ無償提供、そしてまた保育料の完全無料化、高校生までの医療補助、また中学校入学支援等、こういったところを議員のご協力をいただきながら実施をさせていただいて、引き続き継続させていただければと思っております。今、二つ目のほうで、期待を超える役場体制の強化ということで、私は選挙を戦わせていただきました。その中で今、組織改編については、一昨年改編をさせていただいて、その成果を今見ているところでございます。特にその中で、ふるさと納税のブランド強化というのを就任時にお話をさせていただいて、稼げる行政ということで考えていきますと、ちょうど就任時が1億3,000万円ぐらいだったのですけれども、今回おかげさまで皆さんの協力をいただきながら、3月末で2億9,000万円を予定しているところでございます。この3年間でおよそ2.2倍になったところで、引き続き稼ぐ行政を目指して、自主財源の獲得に注力をしてまいりたいと思います。三つ目が、住民力が生きる協働のまちづくりということで公約を掲げさせていただきました。町長直属の移住者目線によるみらいフォーラムということでございますが、この3年間の中で、およそ88件のご意見をいただいたことでございます。特に、町が実施する事業への改善要望ですとか、さらには民間事業が実施する業務への要望など、引き続き地域の声に耳を傾けられるような努力をしてまいりたいと思います。四つ目の高齢者のための健康づくり、支援拡大でございますが、健康イベントを実施することによりまして、健康づくりでは、地域リハビリ活動支援事業の拡充ですとか、あるいはとうやこケアネットワークの連携強化、そして介護予防講演会ですとか脳の健康教室など、包括、社会福祉協議会、社協事業を支援拡大していきながら、さらには特定健診率受診率の工夫、札幌検診バスツアーですとか高血圧重症化予防事業などの取組、そういったところの中で高齢者の皆様への健康づくりの支援拡大をしているところでございます。五つ目は、防災、減災、自然災害対策でございますが、地域防災計画の有珠山地域強靱化計画、防災備蓄計画、有珠山火山避難計画等の改定を行って、本年10月末には23年ぶりに火山砂防フォーラムを誘致させていただきました。ちょうど2000年有珠山噴火、その後、虻田町時代でございましたが、2003年に開催した後、今年開催をして、また議員の皆様にもご案内をさせていただきます。このフォーラムを通じて、やはり町民の皆様の防災、減災への意識を高めていく、そういったところを考えているところです。最後に、商工業、農業、漁業、観光振興では、やはり移住・定住等の空き家活用やチャレンジショップのさらなる拡充、そしてまた、外国人労働者の居住改善ということで、これも議会のお諮りをいただきながら、洞青寮ですとか、あるいは旧入江教員住宅等による宿泊施設の確保、また、マンガ・アニメフェスタなどのサブカルチャーへの支援などを行ってきたところでございます。公約に掲げました課題というのは、議会の議員の皆様のご理解をいただきながら、さらには職員とともに全力でまいっているところでございます。冒頭お話ししましたように、公約の自己評価については、これは町民の皆様で、私が50点だとか70点だとかということにはならないと思いますので、そういった点は、例えば様々なメールですとか、こういったところで町長ポストというのもありますし、その中で、あるいは直接また職員にもお声がかかり、それを私ども、私もお聞きをしながら進めているところでございます。以上でございます。

議員の質問 5番 今野幸子

今、3年間いろいろやってこられたことをお話しされました。その中で今度は、自分がやろうとしていた公約の中で、この部分はまだかなと、そういう未達成な事業について、これから始まる事業または引き続き取り組んでいく必要がある事業などが残っていると思いますが、具体的にどのような事業が挙げられていますか。現時点での町長公約における未達成事業を伺います。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからありました公約に掲げているところで、なかなか厳しいところもございます。幾つかございますけれども、その中で、特に、役場と連携できる自主活動の拠点となる町民活動センターの整備を掲げたところでございます。これは、洞爺湖町には、体育団体ですとか文化団体、住民団体、またサークルなど数多くございます。公約作成時に確認したところ、いろいろな細かいところも含めると、やはり80から70近くの団体があると議員時代に確認したところなのですが、その団体の中には、団体の代表ですとか事務局長などの自宅を連絡先として、団体の会議を自宅使用することが大変多いと聞いていたところです。その中で、町の公共施設や各団体の私書箱のような受渡しスペースを公共施設の中で、例えばウトゥラノですとかふれ合いセンターだとか、そういったところで設置して、自主活動団体の連絡先として一括して郵便物もお預かりしながら会議なども開催したり、団体の役員の負担軽減になればなと思っていたところでございますが、実際に、この点がまだまだちょっと計画的に進んでいないというのが正直なところでございます。また、現状としては、施設としてあぶたふれ合いセンターとかウトゥラノ施設を想定しておりますが、やはり運営ルール、財源、利用しやすい団体と、またそうでない団体との、まさしく今、平等というお言葉ありましたが、格差が生まれる可能性があるので、この活動センター整備自体が今現実に暗礁に乗り上げているという形でございます。また、高齢者の皆さんの安心のためにということで、民間温泉施設とのコラボによる町民大浴場サービスの創設を掲げました。これは就任当時、ちょうど千葉議員のほうからも具体的な話でどうなっているのだというお話はあったかと思いますけれども、入浴という健康増進はもとより、利用者同士の交流の場として、町民のコミュニティー活動の推進を図りたいということで、例えば日帰り入浴の町民専用の時間帯ですとか、町民専用の休憩場所というのを何か施設でできないのかなということでお話をしていったのですけれども、その中で、やはりお風呂に入るだけではなくて、町民同士が触れ合っていく、そういった場所をつくれないかなと。私も平日は無理ですけれども休日、洞爺湖温泉街の三つか四つのお風呂に入って、露天風呂の中で町民の多くの皆さんと会うときによく言われるのが、いや、町長、風呂はいいのだけれども、やっぱり風呂上がりのときに安否確認とかそういった場所が必要だよねということで、それが議員時代から考えたところでございます。残念ながら、今それもまだまだ未達ということでございます。現状としては、温泉地区においては、やはり日帰り入浴の町民専用の時間帯、そしてまた、今お話ししましたように、要請はしておりますけれども、残念ながら合意を得られていない状況でございます。また、介護用専用施設、これも設置推進も公約に掲げました。これもまた最初の当初の公約のところに、どういう内容なのかという議員からの質問があったところでございます。これも、町内の社会福祉法人が高砂地区で特殊介護入浴設備を有する地域生活拠点施設を運営しておりますが、町が地域福祉の向上を推進するに当たって、地域にお住まいの高齢者で障害がある方や介護が必要な方へ、利用が希望あれば必要に応じて協力したいとの以前お伺いはしていたのですけれども、感染症の長引く中で、感染症対策に対して十分担保できないといったところがありました。そういったところで今、暗礁に乗り上げているところでございます。様々な公約の中で、特にこの3点についてはまだ今未達ということで、いいアイデアを今考えているところでございます。

議員の質問 5番 今野幸子

町長選挙において、下道町長に票を投じてくれた方々、当然公約を読み、公約の実行を求めていると思われます。今挙げられた未達成と思われる公約、今後、まだ暗礁に乗り上げていると言いましたが、やはり進めていくというところは変わらないのだろうと私は考えていますが、それをやっていく上で当然予算も必要となってくると思いますが、その予算案などは考えておりますか。

町の答え 町長 下道英明

今、予算案といいますか、そこまでは、まずどのように進めていくかということでお話をさせていただきますと、まずは町民活動センター整備につきましては、やはり例えば業務をハードとソフトの面から考えて進めていければなと思っております。それは例えば業務として、町民の団体、体育団体ですとか文化団体、あるいはボランティアですとか、そういったところの紹介業務を、紹介していくことを役場の中でできないのかなと。あと、また各団体が行うイベント情報というのは、なかなか高齢化していく中で周知ができてこないという点を、例えば教育委員会の社会教育ということもあるでしょうし、町長部局のほうでもあろうかと思いますが、そういったところの中で発信等の支援業務をしていくとか、また、町民活動団体とのコーディネーターというか、その窓口として進められないかという形で考えております。具体的には、団体の広報活動支援として、団体のチラシ、ポスターの掲示とか設置をお手伝いするとか、また、広報とうやこにイベント告知や会員募集を掲載していく。そしてまた、会議のフリースペースの紹介ということで、例えば町民の、洞爺湖温泉であれば町民ホールあるいはふれ合いセンターだとか、そういったところのあっせん、手続上ですね、そういったところを進めていくとか。また、団体のチラシとか書類をパソコンで各自作成していらっしゃると思いますが、その点を業務として町民のサービス向上ということで担当課のほうで作っていくとか。そういったところで予算を伴わない形でまずは進められないのかなと思っているところです。また、高齢者の皆さんの安心ということで、民間温泉施設のコラボの点でいきますと、特にインバウンドの入り込み増によって、さらには、これからまた質問あろうかと思いますが、オーバーツーリズムの現状ということでいくと、やはり入浴と会話を楽しむ場所提供という点では、ちょっとなかなか厳しいところがありますので、これは利用できる民間施設をまず、あるホテルは入浴券駄目だよとかそういったことがありますので、まずそこを増やしながら進めていければと。そこの中で、いわゆる施設の経営者の皆さんとお話をしながら、もしそういうふうになった場合は町民専用の休憩場所とかになれば、これは予算措置も出てくると思いますので、まずそこの前、手前の段階で何とか形をつくっていければなと思っております。あと、3点目の介護用専用浴室の設置推進については、やはりもう一度、町内の社会福祉法人が高砂地区で、先ほどお話がありましたように、そして、その地区でもスポーツジムを施設運用併用してやっておりますので、できれば、それに対しては既に予算を入れておりますので、その中でやりくりしながら、介護用の専用浴室も例えば1か月のうちに何日間使わせていただくとか、そういったことを含めて、財源担保ということではなくてソフトのほうで、まずは職員にも大変申し訳ないのですけれども、手弁当じゃないのですけれども、そういった動きの中で進めさせていただければなと考えているところでございます。

議員の質問 5番 今野幸子

先ほどから、少子高齢化、これが叫ばれる現代ですけれども、私の周りもやはり高齢者が多い、そういった地域になっています。50代、60代は若者の中の若者という感じです。70代でも、所によっては若いと言われるほどです。しかし、その一方で電子化が進んでいます。人工頭脳、AIまでつくり出されています。機械の操作一つで計算、文章作成、いろんなことが行われています。物を調べる、こういったこともその中に出てきています。これを上手に活用していくことは、今やもう当たり前で必要なものになっています。それに伴って、様々な文章の中でデジタル化の言葉をはじめ、説明書などを読んでも横文字だらけです。これ、ある説明の1ページの中で書かれていた言葉、まず、ハード面、ソフト面、LED化、オンライン、ICTシステム、DX、ノウハウ、まあ1ページの中にも、もうそういう言葉がばあっと出てきます。ふだん使っている方にとっては何の抵抗もない言葉であっても、言葉で訳すというほうが難しいと感じるほどかもしれません。しかし、ふだんそんな言葉を口にすることのない高齢者にとっては、説明書を読んで、その中の言葉が分からなくて、その言葉をまた調べる。その言葉の調べてる中でも、やはりまたそういった言葉がずらっと並んでくる。そういう状況が本当に今多くなっています。ですから、町長が本当にせっかくいい、例えばもう政策を行ったとしても、その中身がどのようなものか理解されなければ、それは何もしていない、何もやっていないということになりかねません。それどころか、ますます分からないことだらけで町政が進んでいくことになりますので、住みづらさを感じてしまうことにつながりかねません。何かを始めるとき、やはり説明会を開いても、そこに足を運べない人もいます。ホームページで調べてくださいと言われても、スマホのない人、あっても操作の仕方が分からない人、何かを始めるとき、どうしたら多くの人にその事業の目的や必要性を理解してもらえるのか、どのように周知していけばいいのか、本当に難しいと思います。住民のための政策になるには、なるのかならないのか、こういったところにかかってくると言っても言い過ぎではないと考えています。そう簡単なことではありませんが、下道町長には、ぜひ住民への徹底した周知、高齢者にも理解を得られる町政に取り組んでいただきたいと考えています。この点について町長の見解を伺います。

議員の質問 5番 今野幸子

5です。

町の答え 町長 下道英明

町政執行ということで、今ございました、まずは高齢者ということでのお話がありましたけれども、洞爺湖町の高齢化率が今43%を超えている中で、特に団塊の世代と言われている皆様が75歳と今年なっていくところでございます。そういったところで団塊の世代の皆様がなると、今年の後期高齢者も27%前後になっていくところでございます。そういったところで、やはり介護、高齢化対策についてはしっかりと対応していかなければいけないのですが、今お話がありました片仮名言葉ということで、特に今、総務省は横文字に対して非常に厳しくいろんな方から言われているので、できるだけ併記にしていこうとか簡易にしていこうということがございます。私も、どうしてもちょっと片仮名使っていろんな方に怒られる、叱られるときがありますけれども、そこら辺は丁寧に進めてまいりたいと思っております。今回、人口減少や少子高齢化が一段と進んだ社会到来の中で、このたび執行方針をお示しさせていただきました。歳入の確保と歳出の削減に努め、財政の健全化を進めている中で、特に第2期洞爺湖町まちづくり総合計画に基づく各施策分野の施策について、財政的な見通しを踏まえて行財政改革に進めてまいっていくところでございます。特にスクラップ・アンド・ビルド、これも建てて潰すと、潰して建てるという形になりますけれども、具体的には公共施設等総合計画にのっとって、人口減少に応じた施設の統廃合に着手して、今後行政DXといいますか、行政を使ったデジタルの利用という形の推進、さらには住民サービスの向上と経費の削減を通じて、持続可能なまちづくりを進めてまいりたいと思います。地域の経済の活性化と地場産業の振興、雇用の拡大については、ふるさと納税の拡充など、ブランドの構築に取り組んでまいります。洞爺湖町の持つ地域資源を見直し、先ほど今日は6番議員からありましたけれども、そういった地域のやはり宝物をもう一度大切にしながら掘り起こして、経済の循環の拡大に努めてまいりたいと思います。農業、水産業に関しては、特に後継者の育成ということで、高齢者の皆さん、もう大体農業、水産業の方、後継者育成について、団体の中でもいろんな懇談会の中で言われているところでございます。そういったところもしっかりと進めてまいりたい。特に所得の向上につながるようなことを考えて、やはり稼いでいれば戻ってくるというところがありますので、そういった仕組みを農業、水産業についても進めていきたいと思っております。安心して暮らせる医療の充実では、健康寿命を延ばすことが町民の安心と暮らしにつながると考えております。この点で、がん検診などの受診率を引き上げるために、今回広報活動にも力を入れて予算計上もさせていただいております。保育環境整備では、保育料の完全無料化、引き続き実施をさせていただき、今後は保育所を使ったDX、いわゆる様々なデジタルを利用して推進をしていくということで、質の高い保育の提供にも本年は取り組んでまいりたいと思います。あと、高齢者については、12月の一般質問にもございましたように、包括的なサービス、さらには支援を提供する地域包括ケアシステム、そしてまた、重層的な地域で助け合いを支える仕組みづくりを図ってまいりたいと思います。こういったところから今後、議員各位のお力をいただきながら、高齢者に対しても、そしてまた執行方針においても、今回の前に前にと進めさせていただきたいと思います。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

最後の6番のところに行きます。

議員の質問 5番 今野幸子

本当に今言われたように、どんどんやっていっていただきたいと思います。その中でも、やはり執行方針の中では、気になる部分があちこちと見られる。これが本当に子供のために、本当に子供のためになるのか、住民のためになるのか、そこをやはり考えて、執行方針をやっていただきたいと思います。これで私の質問を終わります。

出典:洞爺湖町議会 令和7年3月会議 2025年3月5日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる