洞爺湖町議会 令和6年12月会議 2024年12月11日
町立中学校の部活動地域移行の進捗状況について
2024年12月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、小林真奈美議員が「町立中学校の部活動地域移行の進捗状況について」質問し、社会教育課長 角田隆志、教育長 渋川賢一が答えました。
- 聞いた人
- 小林真奈美 議員
- 答えた人
- 社会教育課長 角田隆志、教育長 渋川賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 小林真奈美
次に、最後の件に行きます。町立中学校の部活動地域移行の進捗状況についてです。これも昨年度の9月会議で質問したところ、教育長からは、令和7年度までの3年間を改革推進期間と位置づけていることから、まずはできるところからという視点をもって当町における部活動の地域移行の取組を着実に進めていくと答えていただきました。部活動の地域移行については、町内に2校ある中学校の部活動の状況、これはかなり大きく影響してくると思います。先日、総務常任委員会の所管事務調査で町内中学校も訪問させていただきました。そこで、部活動の状況についても説明をいただきました。虻田中学校においてはサッカー部、バレーボール部、男女のバドミントン部、吹奏楽部があると。サッカー部については、部員数の増加が今後も見込まれないことから、令和7年の中体連をめどにサッカー部を休部との資料説明がありました。洞爺中学校は、吹奏楽、ソフトテニス部があって、ソフトテニス部については、今の部員が卒業とともに廃部すると。私はちょっと休部と廃部とどう違うのかがちょっとよく分からないのですけれども、代わって、次年度よりバドミントン部の活動を始めると。バドミントン部は個人種目であり、虻田中学校にもあるので、今後、部活動の地域移行を見据えて設立したとの資料説明でした。何かこれを聞くと、本当に個人種目にちょっと偏りがちになってしまうのかなと。本当にチームプレーが必要な団体種目が中学校の部活の中で、少子化の影響もあってちょっと少なくなっていくのは、私は個人的に残念だなというふうに思っています。そこでまず、教育委員会が各中学校の部活動の状況をどのように把握しているのかなのですが、最初の質問です。各中学校の部活動の現状と課題について伺います。
町の答え 社会教育課長 角田隆志
各中学校の部活動の現状と課題についてでございます。一部重複するかと思いますが、答弁させていただきます。町内中学校の部活動につきましては、スポーツ系では虻田中学校ではバドミントン部、女子バレー部、サッカー部の三つ、洞爺中学校ではソフトテニス部が一つ、文化系では吹奏楽がそれぞれ一つございます。スポーツ系のほうでは、洞爺中学校のソフトテニス部が今年度で募集を停止し、令和7年度からバドミントン部に変更して虻田中学校との合同を検討していると伺ってございます。そのほか、サッカー部につきましては、これまで伊達市内の中学校と合同チームを編成し大会に参加してきた経緯もございますけれども、伊達市の中学校においてもサッカー部は廃部となり、胆振西部1市3町では虻田中学校のみにサッカー部がある状況でありまして、練習試合さえままならない状況にございます。このようなことから、令和7年度の新入生の入部状況によっては単独でチームを組めなくなり、大会に参加することができない可能性が考えられます。また、文化系の吹奏楽部につきましても、部員数の減少によりまして大きな編成でのコンクール参加ができなくなったり、コンクールそのものへの出場ではなく、地域の行事等での活動にシフトしたりするなど、そういった取組も見られるところでございます。当町におきましては、令和8年度の地域移行を目指して検討を進めているところではございますけれども、地域移行と併せて、生徒数が減少する中で、今ある部活動をどうするのかといったことも課題となってきてございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
確認させていただきたいのですけれども、虻田中サッカー部は休部、洞爺中ソフトテニス部は廃部という表現を使っているのですけれども、教育委員会としては、休部と廃部、どのように受け取っているのか、ちょっと確認したいです。
町の答え 社会教育課長 角田隆志
休部と申しますのは、部活動の活動自体を一時停止するというふうに認識してございます。一方で、廃部というのはもう部活動自体を全くなくすというように認識してございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ということは、サッカー部については休部なので、サッカー部自体はあると、残しているということですね。ソフトテニス部については全くなくなるということで、確認させてもらいました。各中学校の部活動の現状を押さえながら、教育委員会としても地域移行を進めているところだと思いますけれども、中学校の部活動の地域移行に向けて、洞爺湖町としての方向性と具体的な取組について伺います。
町の答え 社会教育課長 角田隆志
部活動地域移行に向けましては、8月30日、町内中学校長、スポーツ・文化団体代表、社会教育委員、それから中学校保護者をメンバーとした部活動地域移行検討委員会第1回会議を開催し、現状についての情報共有と意見交換を行いました。この会議では、スポーツ・文化を含めて選択肢をできるだけ多くするとともに、受皿団体の整備が必要であるなどの意見をいただきました。しかし、現在、団体競技などは生徒数の減少によって維持することが難しい状況でございまして、また、できるだけ多くの選択肢を今後広げていくため、町単独ではなく豊浦町、壮瞥町を含めた3町での協議も進めているところでございます。また、昨年実施したアンケートの結果からは、児童生徒や保護者とともに共通して体力向上や仲間との人間関係の構築を目的として、いろいろな種目を体験できる活動、それから楽しむことを目的とした活動を望むといった回答が多くありましたことから、検討委員会においてはこれらを踏まえた検討を深めてまいりたいと考えてございます。いずれにしましても、部活動の地域移行は地域の方々の力が必要不可欠と考えておりますので、情報の発信と協議の場を持ちながら、この地域に合った部活動の地域移行に取り組んでまいります。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
8月30日の第1回洞爺湖町部活動地域移行検討委員会、そのときの会議の資料と会議録が教育委員会のホームページの中にアップされていたので、私もざっくりと見させてもらいました。この去年9月会議でも言いましたけれども、休日における部活動の地域移行を進めるに当たっては、先ほど課長も言ったとおり、やっぱり地域との連携が大変必要になってきます。なので、期限ありきで拙速に地域移行を進めるのではなく、まず第一に考えてもらいたいのは、洞爺湖町全ての子供たちの文化も含めたスポーツの要求、これを権利として保障する条件整備を行ってほしい。その上で、洞爺湖町各地区の子供の実態を踏まえた教職員、地域での丁寧な合意づくりを前提にすることをお願いしたいです。実際に、この前新聞にも出ていましたけれども、バレーボールが地域で行うようになったという話とかあるのですけれども、バレーボール以外にも地域で活動しているスポーツはあると思うのですね。そういう地域の実態、それからそれに関わっている人たちの意見などもぜひ聞きながら進めてほしいと思います。部活動の移行については、各中学校の生徒や保護者はどこまでこれを理解しているのかはちょっと私疑問なのですね。発信していきたいという情報の発信が大事だということを言われましたけれども、地域移行についての対応を学校任せにするのではなく、前回も言ったのですけれども、ぜひ教育委員会がリーダーシップを取って、例えば保護者や子供たちが集まる機会、例えば入学説明会とか参観日の全体懇談とかに担当の方が積極的に足を運んで今の状況を説明するなど、やってほしいということをお願いしました。そういったことはされていますか。これも通告にないのですけれども。
町の答え 社会教育課長 角田隆志
ただいまの質問でございますけれども、今現在はまだそこまで至っていないという状況でございます。まず第1回の検討委員会が発足したばかりですので、今は情報収集に努めております。今後、年明けにさらに検討委員会を開催しまして、その後、具体的に情報発信のほうは広げていきたいというふうに考えてございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
1回目が終わって年明けに第2回ということで、多分年明けですから資料も用意されている段階かと思うのですけれども、やっぱりこの令和8年度から始まる部活動移行については、やっぱり地域や保護者、そしてまず子供ですよね、子供たちにやっぱりいろいろ情報を知らせながら取り組んでいってほしい。その中でやっぱり地域の実態も踏まえて取り組んでほしいなと思います。チーム、野球とかバレーボールとかサッカーもそうですけれども、本当にチームを編成するためにはある程度の人数も必要なのかなと。今はいないけれども、将来的に増える可能性もあるのではないかと思いますし、さらに先ほど説明ありました、洞爺湖町だけではなく、隣の壮瞥町、豊浦町とも連携をしながらやる可能性あると思います。そのためにいろいろな環境整備とかが必要になってくると思いますけれども、そういうことも踏まえて、部活動の移行については、洞爺湖町の子供たち、誰一人取り残さないという、そういう気概でもって取り組んでいただきたいなと思います。最後に、教育長の考えを伺います。
町の答え 教育長 渋川賢一
ただいま議員からご質問がございました部活動の地域移行について答弁させていただきます。課長答弁にもありましたとおり、私どもとして、これまでに児童生徒及び保護者アンケートの実施、それから近隣市町との連携、また、町民の皆様に理解を深めていただくための講演会の実施、そして今回の検討会の設置と、計画的に進めているところでございまして、これらを踏まえ、令和8年4月からの全部一気にスタートにはなりませんけれども、できるところから、まず開始に向けて取組を加速させてまいりたいというふうに思っております。今般この部活動の地域への移行につきましては、国において学校を含めた地域ぐるみの取組を強調するという趣旨から、部活動の地域展開といった形での名称に変更されまして、学習指導要領においても、地域クラブの位置づけを入れる形で見直すといったような報道もなされているところでございます。もとより部活動は中学生にとってのスポーツや芸術、文化等の活動の機会、さらには人間形成の貴重な機会でございます。このたびの地域展開は、このことと併せて、町における多世代のスポーツや芸術・文化活動を維持・継続し、持続的な取組としていくこと、さらには部活動が教員の長時間勤務の要因となっている課題の解消など、そういったことを視野に入れながら、多くの方々との協働的な関わりの中で検討を進めていくことが必要不可欠であるというふうに考えております。部活動の地域展開に向けては、新たな取組としてクリアしなければならない課題が数多くございますが、議員各位並びに関係する多くの方々のご理解とご協力をいただきながら、着実に前に進めてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 小林真奈美
ぜひそのことを本当にお願いしたいと思います。あとはやはり子供や保護者、それから地域、小学校も関わってくると思うのですけれども、そういう方々へ本当に足を運んで説明するという、話をすると、そして意見をいろいろもらうということも大事なことだと思うので、地域展開をするのであればなおさら大事だと思いますので、ぜひそのことも大切にお願いして、これで一般質問を終わります。