洞爺湖町議会 令和6年12月会議 2024年12月10日
ネーミングライツ
2024年12月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「ネーミングライツ」について質問し、企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明、政策推進課長 野呂圭一が答えました。
- 聞いた人
- 千葉薫 議員
- 答えた人
- 企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明、政策推進課長 野呂圭一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 千葉薫
次に、ネーミングライツということでお願いをしたいと思います。ネーミングライツ、これは命名権ということであります。施設やイベントを命名できる権利のことということですね。企業側は施設の命名権とそれに附属する権利を持つことができる。持つことができるのですね。そして売却した施設側も契約金を得て、施設運営に充てることができるということで、何かあちらこちらの自治体で、もう大きく始まっているところもあるようであります。今回札幌ドームも、なかなか運営もうまくいかないので、名前をということで応募して、なかなか決まらなかったけれども、何か2億幾らかで決まったと、名前が。大和かね、という話ですよね。そんな格好でやっぱり企業も、もうあそこで組んだらその名前呼ばれるわけだし、施設側も喜ぶというようなことが多々あるのだろうというふうに思います。また、うちの町はあまり取り組んでないのかなという感じするのですけれども、町長が、洞爺湖マラソンですか、あのときに航空会社の権利があって、そういった看板にすればというお話ありましたけれども、なかなか実態とは離れたところもあったような気がします。正式に、もううちの町としてやってもらいたいというのが今回の質問でございます。取りあえず、この辺のところを踏まえてご意見をお話しいただければありがたいと思います。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
自主財源の確保を図るため、ネーミングライツに取り組んではどうかという貴重なご意見、大変ありがとうございます。ネーミングライツは、契約により施設の名称に企業名や商品名を冠した愛称を付与させる代わりに、命名する権利を取得した企業などから対価を得まして、施設の運営維持や利用者のサービス向上を図るものであります。これを導入することによりまして、両者は双方向のメリットを享受することができます。企業にとってのメリットは、広告効果とイメージ向上にあり、また、地域社会と深く関わることで、地域貢献としての側面を持ち、企業のイメージ向上にもつながるものと思っております。施設側にとってのメリットは、命名権料を得られる収益、スポンサー企業からの支援による集客力向上です。ネーミングライツを募集するに当たって注意するべき点ですけれども、まず一つ目に、条件を明確にする、対象施設を明確にする。今回、虻田体育館、それから文化センター、ネーミングライツどうだろうかというご意見でございますけれども、そのような対象施設を明確にするということ、それから、契約期間を提示する。ちょっと調べましたら、1年間で期間をされているところが多いというのがちょっと確認できました。それから二点目としまして、メリットを具体的に提示すること。企業が広告として何を宣伝できるのか、それから応援していただける場合は、その財源を町の何に財源を充当しましたということを具体的に使い道を提示すること。それから三つ目、最後ですけれども、ネーミングライツを行っていること、これを広く周知することだと考えております。命名権は簡単に売れるものではなくて、企業としても、適切な価値かどうか、リターンがあるかどうか、判断する時間が必要ですので、まずは町のホームページ等で対象施設を明確にして、ネーミングライツ募集の広告を行うことが必要だと考えております。また、命名権の販売ポータルタルサイト、このようなサイトもあるようなので、それらも活用しながら広く周知していくことが必要であると考えております。今後、行財政改革、今やっておりますけれども、その改革の項目の中にも、このネーミングライツを加えて全庁的に今後考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 3番 千葉薫
全くそのとおりでね、財政が大変厳しい中です。うちの町だけではありませんが、そういったところは手をこまねいているだけじゃなくて、やっぱり自分から稼ぐというようなことが大変だろうと思います。ネーミングライツということに表題にしましたけれども、中身はやはり財政が大変なので、こういったことも手がけたらどうだろうかという提案です。それで一つ、山形県西川町、西川町ってご存じかと思います。何か最近ちょっと有名になったようですけれども、ちょっと読ませていただきます。12月4日、テレビ朝日系全国放送チャンネル、スーパーJチャンネルにて、自ら財政を稼ぐ、本町のかせぐ課の取組が放送されました。トレーラーサウナ、施設命名権NFT、町長講演NFT、副町長相談NFT、デジタル住民票NFTの取組が紹介されています。報道後、大臣や国会議員からもお問合せをいただいております。菅野大志さんという、これはもともとこの町の人なのですが、46歳、この町は人口4,700人で高齢化率47%です。でもこの方はなんか、金融庁や財務省、また内閣官房にいた方らしくて、それで地元に帰っていろんな改革を進めているということです。その中で今お話しした命名権NFTと、これこのNFTって何かなと思ったら、やっぱりちょっと難しいのですけれども、非代替性トークンの意味ということで、ブロックチェーン技術を活用したデジタル資産の一種であり、それぞれのトークンが独自の価値や特性を持っていることだったり、難しいのですけれども、でもホームページ見ましたら簡単にばって書いているだけなのですね。それで結構集まるのですね。それがまた企業のふるさと納税につながっているんじゃないかって。ですから、そういったところもやっぱり読み込みながらというか、勉強してもらいながら、やってもらうとありがたいなと。やっぱりこの町ね、消滅する町の一つなのです。うちらも多分にあれですけれども。確かに必死なのです。今回、議会の補正予算また後で出ましてね、みんな上がるとかありますけれども、どこの町も大変なのですよ。頑張って、その地区も頑張っている話ですから、その辺とかもきちっと勉強していただいて。これは本当に要るらしいですよ、ですからちょっと、そのNFTってところはちょっと私もはっきり説明はできませんけれども、そのかせぐ課というところもね、ぱっと見たら何人もの若い人がぱっと並んで、役場の職員がいるのですね。それがそうしたらこの町長ね、2億円かけてDX、全町民にタブレットを無償で渡したらしいですよ。2億円ですけれどもね。本当にいろんなことをやっている。本当にこんなことも財政がなきゃ駄目でしょうけれども、でもやっぱりそういったこともやっていると町の人たちも頑張っているなということも理解できるなというふうなことも伝わってくるのだろうと思います。そんなことも踏まえて、ちょっとかせぐ課みたいなところ、ちょっとまだちょっと分からないかもしれませんけれども、施設命名権NFTというのがあるというのですから、このところを、今ちょっと話しましたけれども、どう思われますか、ちょっとお聞きしたいのですが。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからありました、まさしくネーミングライツ、これは本当にこれから非常に大事だなというところで、本当タイムリーなご質問いただきありがとうございます。10月に、ちょうど縄文シティサミットがございました。そのときに洞爺湖町で開催したときに、東北の方たちが、ちょうどJR洞爺駅を利用してきたときに、町長、JR洞爺駅と役場こんなに近いのだねということで、ちょっとうちにあるのは、あの壁面使ってもうちょっと自分の洞爺湖町の宣伝できないのと、毎回特急が止まっているのに、ただ単に、ようこそユネスコ世界遺産、縄文だけではもったいないよと、もっと例えばネーミングライツの看板ではないのですけれども、そういったものも含めたらどうだといった意見もあったところで、いろいろ考えていたときにこういったところと重なったところでございます。今本当に札幌ドームみたいな、あのでかいところじゃなくても、例えば洞爺湖文化センターの、文化センター全体ではなくても、例えばその入り口のホールだけでも、例えば何らか建設ホールだとか、何だか商店だとか、そういったものも入れて、同じ全体の施設でも、細切れにしてもいいのかなと思っているところでございます。今NFTのございました、NFT、実はこれ、デジタルコンテンツを守るということで、余市で既に齊藤町長のところでやっているのですが、ワインに、ウサギとワインでくっつけたやつのデザインを使って、これも非常に、かなり高額で、後ほど野呂課長のほうからNFTについては言及させますけれども、非常にいろんなデジタルコンテンツも、これふるさと納税の中で出てきておりますので、ネーミングライツとはちょっと若干NFT違うかもしれませんが、ぜひこの施設、例えば公用車も洞爺湖町の公用車に例えば期間限定ですけれども、シールで○○ホテルだとかということも、もう本当にほかの町ではやっているので、そういったことも含めて進めること、これは当然いろんな協議をしますけれど、そういったアイデアをつぶさないで、しっかりと進めていければなと思っているところです。以上です。
町の答え 政策推進課長 野呂圭一(政策推進課長は2025年6月まで)
ただいまのNFTのご質問ですが、ちょっと通達になかったものですから、分かる範囲でよろしくお願いいたします。議員のほうから、様々な仕組みで稼ぐべきじゃないかという貴重なご意見大変ありがとうございます。NFTにつきましては、少しちょっと難しいのですが、仮想空間というところが、今インターネットで仮想空間の中に世界をつくっていき、そこでアバターと呼ばれる自分の分身、そういったものを生活させるというのがちょっと今流行りつつあると。その中で流通する貨幣、今ビットコインですとかイーサリアムというのがあるのですが、そういったもので購入できる、例えば写真とか、この写真が、ただ売るのではなく、限定5枚とか、10枚とか、そういったことで価値を高めながら販売することで、通常数万円なのが、数十万円、数百万円というような形で売れるというのが、この仕組みでございます。以上です。
議員の質問 3番 千葉薫
このNFTを何か自治体で初めてやったのが山形県の西川町らしいです。山形県西川町、もう昨年、近いですけれども、実績が。大成功しているということですから、ぜひ勉強してもらいたいと思いますし、町長が言われたように、壁面を使うですとか、ありましたけれども、私ちょっとネーミングライツ、ちょっと分からないですけれども、パソコンいじると、何か京都ではトイレが命名権、TOTOのトイレ、それは10万円ですって、たかが10万円だと思いますけれども、トイレに命名権つけて10万円でした。そうしたら京都だって、それは維持運営に役立つわけです。そういった少額であっても。だから、今言われたように分けて、今、町長言われたけれども、分けて募集するとか、何か方法あると思いますけれども、そんなやり方もあるのだなと思います。ですから、うちから公共施設でできるのであれば、これは無理だろうと言わないで、やっぱり全部たたき台から、もう歴史公園ですとか、サッカー場だとかありますね、中島の。そういったことも、できるできない、いろんなものあります。補助金の問題ですとか、地域の歴史、環境があれば。でもやっぱり、そういったものは売っていく、少しでも。そのほうが、やっぱりこれからまたかかるのですから。そういったことも考えながらぜひともトライしてもらいたいと思います。それと2番目は、企業版のふるさと納税ということで、ちょっとこの辺のところを説明いただければ、企業版のふるさと納税について、これできるかできないか。ネーミングライツ。
町の答え 政策推進課長 野呂圭一(政策推進課長は2025年6月まで)
企業版ふるさと納税を活用したネーミングライツにつきましては、国からの通達では、地方自治体と寄附を行った法人との間で無償のネーミングライツ契約を締結することは内閣府令から禁止する、寄附を行うことの代償として、経済的な利益を供与することに該当することから認められないということとなっております。つまり、我々地方自治体におきましては、価格設定を含め、ネーミングライツ契約のプロセスの公正性や透明性に係る説明責任を果たす義務がある以上、企業版ふるさと納税を活用したネーミングライツは、利益供与に当たるので、難しいと考えてございます。以上です。
議員の質問 3番 千葉薫
無理だということですね。でも、企業のふるさと納税というのは、これからまだ伸ばしていかなきゃいけないと思うのですけれども、その辺のところ、 になりますけれども、担当課長方、町長から話があれば、お聞かせいただきたいと思うのですが。
町の答え 政策推進課長 野呂圭一(政策推進課長は2025年6月まで)
企業版ふるさと納税、こういった増加に向けた活動につきましては、現在、企業版ふるさと納税の活用に向けまして、内閣府の企業版ふるさと納税マッチングアドバイザーの助言を受けながら、当町の魅力に関心を持つ企業とのマッチングを進めてございます。当町は豊かな自然に恵まれ、海や山、湖といった自然資源を有するほか、環境サミットを開催した実績があり、縄文文化が世界遺産に登録されていることを大きな魅力としてアピールしながら、企業の連携を深めて地域振興につなげていきたいと考えております。今後も引き続き地域資源を生かした取組を進めてまいります。以上です。
議員の質問 3番 千葉薫
本当にふるさと納税増やしていかなきゃ駄目だと思うのですけれども、議員に、北海道町村議会時報というのが届きます。そして毎回、そのところに、各議会の議長が随筆が、寄稿文があるのですけれども、今回は白糠町議会の議長がちょっとふるさと納税にちょっと書いているので、ちょっと読ませてもらいたいなと思って持ってまいりました。白糠町は平成の大合併時に自立の道を選択し、当時は当初予算の編成もままならず、理事者、議員の報酬、職員給与のカット、住民の皆様にも様々な協力をいただきながら、起債償還のピークである平成20年代前半まで厳しい道のりを歩みましたと。その後も財政状況は厳しく、新規事業の着手は難しかったものの、身の丈に合ったまちづくりとして、インターネットの活用に着目しました。当町には海や山を問わず、豊富な食材があり、企業や個人経営者が魅力的な商品を開発していましたが、広域な発信や注文をさばくマンパワーが不足していたことから、それを役場が引き受け、楽天市場に地方公共団体として初のインターネットショップのしらぬか町商店を出店しました。町職員が注文を受け、業者から商品を引き取り、梱包発送し、クレーム対応まで行うことで、事業者は自らの生産活動に集中できる時点がありました。一定の目的を達成した当商店は地元企業へ移譲されましたが、そのノウハウはふるさと納税制度の活用に大いに役立つことになります。平成27年度から超後発組としてふるさと納税制度に参入した当町ですが、業務内容は、しらぬか町商店と変わらないものであり、企業への参入要請もスムーズに進み、実績を伸ばす中で大手企業の協力規模を拡大し、令和6年度は約168億円のご寄附をいただけるまでに成長しました。この白糠町、私ら有志会、ポケットマネーです。政務活動費ありませんから。行ってきたこともあります。そのとき何か町長から実はお話を受けて、私この一般質問でたしか白糠町のことを言ったと思います。白糠を知らぬかというキャッチコピーで、やったことを思い出しました。そうしたらたまたまこうやって出たものですから、やっぱりね、苦労しているところにやっぱり花が咲くのです、これね。やっぱり。財政のことをやっぱり考えていなきゃ本当にね、身につまされる思いだなと。うちもその噴火の折、もう知っていると思いますけれども、災害弔慰金を含め、皆さんにも、近隣の、我慢していただいているということで、当然町民の方も我慢してということで、何とか早期健全化団体いうことからぜひ脱却して、ちゃんとうまくはまりましたけれども、それも今まだ厳しい中です。ぜひこういったところも踏まえて頑張ってもらいたい。職員へのというのは激励というか、叱咤激励ということでちょっと読ませていただいた内容でございます。財政はいつも本当に厳しいということを自覚していただければというふうに思います。