洞爺湖町議会 令和6年9月会議 2024年9月11日
労働力不足解消に向けた民間企業との協定について
2024年9月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「労働力不足解消に向けた民間企業との協定について」質問し、町長 下道英明、産業振興課長 仙波貴樹が答えました。
- 聞いた人
- 五十嵐篤雄 議員
- 答えた人
- 町長 下道英明、産業振興課長 仙波貴樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
おはようございます。4番、五十嵐でございます。9月会議では通告に従いまして2件の質問をいたします。まず1点目でございますが、労働力不足解消に向けた民間企業との協定について質問をさせていただきます。8月21日の新聞の記事で、町と経済4団体が、人手不足解消に向け、隙間時間にアルバイトをしたい人と求人事業者をつなぐアプリを提供する民間企業との包括連携協定を結ばれたという記事が載っておりました。またその後、議会の経済常任委員会の中でこの旨の説明がなされ、私もその説明された資料を拝見いたしました。取っかかりはそこだったのですが、確かにそういう契約が結ばれたと。民間の力を借りることは大変重要なことだとは認識はしておりましたが、6月に私はこの労働力不足の一般質問をさせていただいた経緯がございまして、そのことの延長の中でこういう提携につながったのだろうなと思いつつも、やっと動き出したのかなということで、その詳しく中身を知りたいということから今回一般質問をさせていただきました。1番目の質問でございますが、6月会議で労働力不足に対する町独自の対策はないのかということを伺ったときに答弁がございまして、私もその辺をしっかりと確認をしないまま、この1番目の質問をしてしまったということなのですが、議事録を読み直してみましたら、どういう策をお持ちですかと伺って、答弁では、様々な業種において人手不足が深刻化している、このままでは地域経済が縮小し、生活に必要な様々なサービス低下を招き、結果として人口減少を加速させる要因になりかねない。このことから商工会からも働き手不足に対する支援が要望されていると。そこで人手不足対策や様々な働き方の推進に向けた取組を進めるため、働ける時間でスポットワークを希望する働き手と必要な時間に働いてほしい雇い手をスマートフォンアプリでマッチングするサービスを展開する事業者と商工会と連携した取組を検討しているという実は答弁をいただいておりましたので、そういう観点から、この質問は愚問と言ったら変ですけれども、当たり前の質問をしてしまったのかなみたいに思ったりもしてちょっと反省もしているところなのですが、いずれにしても、中身についてやはりしっかり町民の皆さんにお伝えするということも必要ですし、せっかくこの機会をいただきましたので、順次答弁をいただきたいと思います。まず、1番目の対策の一つとして理解していいかどうか、この件についてお伺いいたします。
町の答え 町長 下道英明
まず、冒頭でございますが、五十嵐議員からございましたように、6月会議におきまして五十嵐議員から、社会的・経済的要因等により本町の産業の現況についてという質問がございました。結論から申しますと、今回の民間企業との連携につきましては、まさしく今、議員がご提案していただいたスキームを全体像としてまとめたところでございます。その中で、農業関係者、そして観光関係者のほうからスポットワーク、いわゆる隙間時間について、こういったものがあるよということをヒアリング、聞き取りをいたしまして今回の提携の道筋をつくったところでございます。細かいところについては、産業振興課長のほうからも再度答弁させていただきます。以上です。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございますが、先ほど質問の中でも議員おっしゃられましたとおり、先月20日に協定した締結につきましては、6月会議で答弁させていただいたとおりでございまして、洞爺湖町では様々な業種において人手不足が深刻化してございまして、商工会からも働き手不足に対する支援を要望されていたというところでございます。こうしたことから、町では人手不足や様々な働き方の推進に向けた取組を進めるため、働ける時間でスポットワークを希望する働き手と必要な時間に働いてほしい雇い手をスマートフォンアプリでマッチングするサービスを展開する事業者、今回提携した先がタイミーということになりますが、タイミーや商工会と連携して取り組むため、当該協定を締結したところでございます。今回の協定の締結により全ての人手不足を解消することはできませんが、当該サービスを利用することにより、少しでもこの問題解決につながることを期待しているところでございます。引き続き、人手不足解消に向け、取組を進めていきたいというふうに考えてございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
分かりました。それで、やはり対策というのはいろいろな角度からいろいろな方策が考えられるわけであります。まず、人手を確保するというのが一番でしょうから、このツールといいますか、アプリを使うことは一つの大きな手段であることも私は理解をしておりますが、せっかくの機会ですので、通告はしていませんが、これ以外に別に考えている対策がもしあるのであればお示しをいただきたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまの質問でございますが、今のところ、これ以外の大きな施策というのはまだ考えてございませんが、今の隙間時間を利用したところをもう少し町民の皆様に広げて、また、事業者に対するサービスの利用の拡大を図りつつ、新たな施策のほうを考えていきたいというふうに考えてございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
分かりました。それでは順次、この協定した中身について質問をさせていただきます。この資料の中で連携項目6項目を掲げて協定を締結しておりますが、とても大きなくくりでの連携項目になっていますので、具体的な目標がこのレベルでは見えないという感じがいたしますのでその辺をお伺いするわけですが、具体的な効果が出るのかどうかという、その辺を期待してもいいのかという質問でございます。6項目というのは、雇用創出に関すること、産業振興に関すること、多様な働き方の推進に関すること、関係人口の創出に関すること、双方の事業のPRに関すること、その他というようなことになって、6項目を連携項目として掲げて締結されているわけですけれども、総論では、こういう効果があるのではないかということは理解できるのですが、やはり大事なのは具体的にどう効果が出るかということで、これは終わってみないと分からないことかもしれませんが、当然その効果が出るように目指して動いていくわけでございますけれども、恐らく、このことが大きく広がり、利用が活発に行われ、効果がもう厳然と現れるようになれば、ひょっとしたら今言ったことがその効果として結びつく結果になるのかなということは理解はできるのでありますけれども、答弁として、具体的に効果が出るというふうに考えられているのか、そのことについてまずお伺いいたします。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまの質問でございますが、連携項目に挙げております六つの具体的な効果でございますが、協定先となります株式会社タイミーは、本年2月時点で導入事業者、これは雇い手の数になるのですが、これが9万8,000社、また登録者、これは働き手の数になりますが、登録者数が700万人、これは2月の数字なのですが、直近の一昨日の発表ではもう900万人になっているというふうに伺ってございます。そういった意味でも、業界のトップシェアを誇る事業者であるというふうに考えてございます。これまで様々な業種で培った当該タイミー社の経験を基に、正社員でなければできないもの、また、アルバイトでも対応可能なものなど、業務の仕分への支援を行いまして、これまで正社員で募集していた人員をスポットワーカーで賄うことによりまして、フルタイムで働くことが難しい人の新たな雇用の創出や多様な働き方、また、それが産業振興につながることが期待されております。また、近年は仕事をしながら旅をする新たなライフスタイルも生まれ、タイミーを活用し、仕事をしながらこの洞爺湖町で数日から数週間滞在していただき、この地を気に入っていただければそのまま定住につながることも期待され、一つのサービスをきっかけに経済の好循環につながることを期待しているところでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
最近といいますか、働き方もいろいろ変化しているというか、多様化しておりまして、趣味といったら失礼ですが、旅行を兼ねて、その滞在費を現地で賄うような働き方であるとか、そういった意味では、新しい働き方に向けて、この企業がうまいところに目をつけたなと思うのですが、そういう要望にアプリを作って、1日でも2日でもいいから仕事に従事してほしい、人手が足りないという事業主にマッチングさせるということで、確かにこの企業が注目をされているということで、その意味合いといいますか、企業の果たす力を当町の労働力不足に反映させようという取組なのだというふうに思っています。そこで今、この企業の利用事業者とか登録されている人の人数もお話しされましたけれども、次の質問の中でまたその件についても伺ってまいりますが、3番目の質問として、スポットワーカー活用支援事業と位置づけているが、簡単で結構でございますので、この事業内容、どういうことをしてどういう仕組みでこのマッチングアプリのことで事業主に労働力としてつながっていくのか、また、この協定することによって事業主の皆さんにはメリットが出てくると思いますが、町全体としてのメリットについてはどのようにお考えなのか、この点の答弁をいただきたいと思いますけれども、確かに利用事業者が9万8,000社あり、働き手が7万人ということで、今、仙波課長から、この資料にも出ていましたので私も存じ上げておりましたけれども、これは全国での規模でありますから、例えばこの洞爺湖町の事業者にとって、どう考えても札幌ぐらいなら通ってきていただけるかもしれませんが、内地のほうから仕事に来てくれる方が対象になるとはちょっと考えられませんので、もし分かればでいいのですが、このエリアとしてはどれぐらいの登録者数があるのかというのを、その企業さんに伺って、何と言うのでしょう、登録者数が、この地域でマッチング可能な数はどれくらいなのか、もし分かれば教えていただきたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございます。まず、スポットワーカー活用支援事業につきましては、本9月会議における補正予算案といたしまして洞爺湖町スポットワーカー活用支援事業補助金300万円を計上させていただいてございます。この事業につきましては、協定締結に伴い、人手不足や様々な働き方の推進に向けた取組を進めるため、人材確保に向けた新たな手段であるデジタル技術、これはスマートフォンアプリ、これらを用いて短時間・単発労務を内容とする雇用契約をスポットワーク雇用仲介事業者のサービスを利用した町内事業者を支援することを目的とした事業となってございます。補助の対象といたしましては、タイミーなどのスポットワーク雇用仲介事業者に支払ったサービス手数料を補助するもので、補助限度額を3万円といたしまして100事業所ほどを見込んでございます。このサービスを普及させることにより、洞爺湖町内における人手不足解消につなげていきたいという考えでございます。続きまして、協定することのメリットというご質問でございますが、協定を締結することによるメリットとして挙げられるものとしましては、事業者側、働き手側、それぞれに向けたアプリやサービスなどの使い方のセミナーをタイミーに開催していただけることです。特に事業者については、各産業ごとにセミナーを開催していただけるほか、業務の仕分に関するアドバイスや業務マニュアル作成に係る支援など、サービス普及に向けた様々な取組を連携して行うこととしてございます。当該協定がなければ、通常の1ユーザーとしての取扱いとなるため、このようなサービスを受けることができないものというふうになってございます。今後も、タイミーをはじめ、町内経済団体と連携し、様々な取組を進めていきたいというふうに考えてございます。また三つ目で、全国で9万8,000社、また登録者数が700万人というお話で、洞爺湖町ではどうかということで、私自身もこれはもう以前から気になっていまして、タイミー社に伺ったのですが、タイミー社としては、詳しい数字は非公表というところで、詳しいお話は聞かせていただけなかったのですが、まず登録者数については、具体的な明言はございませんでしたが、100や200ではないと。もっといると、数百人いると。また、事業所も数十件おられると伺ってございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
この提携先の企業がどういう講習、説明をするかというのは次の4番目の中で聞こうと思っていましたので再度質問いたしますが、取りあえず、この事業者への3分の1の補助、このことについては分かるのですが、一応本年度予算の中でということで、精算等があるので期間としては来年2月28日までですが、この期間だけで終わらせて、それ以降は、もうこのソフトは存在しているわけですから、それ以降は事業者が負担でやってくださいということなのかどうかも伺っておきたいと思います。それと、精算のやり方を見たら、1日単位で報酬も含めて、サービス料も全額この企業にお支払いをして、その働き手の報酬は企業から支払われるような仕組みになっているように私は理解したのですが、それでよろしいのかということと、例えば1日で終わって1日で精算すればそれでいいのでしょうが、また、あるとき、ふとその方にお願いするようなことがあったときに、もう面談ができているわけですから、その方と個人的に連絡が取れるわけですから、この企業を通す必要がないケースも出てくると思いますが、一度関係をつくれば、後は費用なしで、このソフトを使わなくてもできるのではないかと思うのですが、その辺はこの企業としては何も問題なく、それはそれでいいというような状況なのか、もし分かればお答えいただきたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
まず、スポットワーカー活用支援事業補助金の期間についてのご質問かと思われますが、期間としましては、これまでお示しした、経済常任委員会の説明資料にもありますように、現在のところ2月28日までにサービスを利用したものというふうに考えてございますが、まだ最終的に、ぎりぎり年度いっぱいに、出納閉鎖期間を利用して、年度いっぱいまでやるかどうかについてはまだ最終的な詰めができてないというところでご理解いただければというふうに思います。また、この期間終了後以降につきましては、現在のところ今年度限りというふうに考えてございますが、事業所の反響など、多方面からのご意見ですとか、この補助金の利活用のされ方を見まして、最終的にまた改めて継続とするかどうかについては判断したいというふうに考えています。また、報酬の支払い方法のことかとは思われますが、一旦、基本的にはスポットワークといいますか、日雇のような形になりますので、仕事が終わったら、その日のうちにタイミー社から働いた方にお金が一旦、事業所の立替えとして働いた方に支払われまして、月末にかかった報酬と手数料等を含めて事業者側からタイミーに月末精算で振り込むというような形になっております。また、2度目以降のその方の雇い方についてなのですけれども、タイミー社も公式的におっしゃっておられるのですが、通常の派遣とは形態が異なりますので、引き抜き等による違約金ですとか移籍金のようなものは発生しないというふうに述べられております。実際に町内の事業所でも、タイミーで最初は募集して、その後正社員になったという事例も中にはございます。いずれにしましても、このタイミーを使えば利用手数料がかかるというような形になりますので、以降、個人的な関係が構築されて、そこでの利用については費用等についてはかからないというような考えでございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
余計な心配をしたのかもしれませんが、そういう活用の仕方も一つあるかなというふうに思いました。次の質問に移ってまいります。6月の質問でも行いましたけれども、産業ごとに課題を行政としてどう捉えているのかを伺わせていただきます。協定に際しましては経済4団体とのトークセッションが行われたというふうに聞いております。その中でどのような話が出て、いい話でこの締結につながったのだと思いますけれども、各団体の意欲といいますか、これを締結することによって何か希望が湧いてきたかどうかみたいな感触も含めて、どうだったのかということをお伺いしたいと思います。それと同時に、先ほど言われました、このアプリを導入するに当たって、各経済団体がその構成する企業の人たちに、その団体が個別にそういうことができますよというご案内をするのでしょうが、先ほど課長も申されていました、説明会とか講習会も考えているのだということでございますが、直近ではいつ頃の開催予定になっているか、分かればお知らせいただきたいと思います。
町の答え 産業振興課長 仙波貴樹
ただいまのご質問でございますが、協定式のトークセッションでは、各団体が抱える課題や現状の取組などを共有して今後の取組に生かすため、また、タイミー社側の希望もございまして、協定式において簡単な意見交換、いわゆるトークセッションの場を設けたところでございます。商工会からは、町内事業者全般の人手不足の状況についての説明や、移住定住を切り口に人手確保に向けた取組についての紹介がございまして、またさらには、小規模事業者はタイミーを活用することに対して消極的であるというようなことから、この協定を機にタイミーのサービスや使い方などを学び、有効に活用していきたいというような発言もございました。また、農協からは、外国人の受入れや他のスポットワークサービスの活用、また、町の施設を借り受け、外国人労働者の生活環境の改善への取組などを紹介いただきました。漁業からは、漁業者の担い手不足や高齢化など構造的な問題に加え、様々な部分で機械化を進め、省人化、省力化に取り組んでいるものの、どうしても人の手に頼らざるを得ない部分について外国人労働者に担っていただいているという発言もございました。観光協会からは、各ホテルのスタッフの3分の1から4分の1は外国人労働者に頼っている状況で、そうした中でも人手不足解消には至らず、ホテルを満館にすることができないため、予約が80%を超えた際は一部の宿泊客への夕食提供を止めて、素泊まりによる対応や、客室を減らし、客単価を上げることで収益向上と人員不足への対応に取り組んでいるものの、洞爺湖温泉のキャパとしては確実に減少していくため、観光地としてはマイナスな面もあることから、これに歯止めをかけるためにもタイミーと連携して人手不足の解消を図り、来ていただく全ての観光客に満足していただけるサービスを提供していきたいという発言もございました。最後に、株式会社タイミーの石橋氏から、六者による連携協定は全国でも初めてであることから、様々な産業がある洞爺湖町で成功事例をつくり、洞爺湖モデルをつくり、全国に発信していきたいという発言もございました。今後は、各団体と連携し、各産業の事業者におけるスポットワークの活用を支援し、年間を通じた町内での雇用機会を創出し、好きな時間、好きな場所で働ける利便性を生かし、職業、年齢、ライフステージに応じた柔軟な働き方を推進し、地域活性化につなげていきたいと考えております。また、団体を通じた個別の事業者へのアプリ導入に関する研修ということで、直近では、具体的な日にちはまだ決まってはございませんが、タイミー社といたしましても、協定を結んで、あまり時間の間を置かずに早急に進めたいというふうに話しておりますので、10月くらいには実施したいというふうに考えてございます。以上です。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
分かりました。せっかくの協定でしたので、いい結果が現れるよう望みたいというふうに思っています。最後に総括して町長に全体を通しての答弁をいただきたいのですが、実は3点ほど指摘をさせていただいて、一緒にご答弁をいただきたいと思うのですが、先ほど何回も申し上げましたように、民間の活力、特にソーシャルネットワーク等の発展といいますか、デジタル化というのは目をみはるほどの進展がございますので、恐らく問題解決の手段としては今後ますますこういったアプリが導入されるというケースが増えてくるかと思います。なかなか行政では追いつかないことだろうという意味からも、恐らくどの行政もこういった手段として、このソーシャルネットワーク等を活用することが今後増えてくるというふうには予測をされるわけでありますので、効果であるとかコスト等を考えたときに、こういった民間のノウハウを活用するということはとても大切なことだと思いますので、そのこと自体を否定するわけではありませんが、安易に外部に頼るということではなく、やはり問題点はしっかり庁舎内で把握をした中で、できるだけ解決できるものは庁舎内で解決するけれども、やはり先ほど申し上げましたように、時間の問題やコスト等の効果を考えたときに外部委託することもいいと思いますが、その辺をしっかり確認した中で外部に委託をしていただきたいということ。それと、必ず結果を出すということです。お願いしている以上、効果を出して、できたら最初に、きちっとした数値には出せないかもしれませんが、お互い目標を、お願いするほう、委託されたほうで、こういう結果がもたらされるのだということを漠然とした形ではなく、ある程度、できたら数値化されたらいいのですが、そういった目標をしっかり立てて、その目標が達成されるかどうかを必ず検証するということが求められるだろうというふうに思います。それが1点目、2点目です。それともう1点ですが、今回の提携は、ほかにもまだ提携が直近でやられたこともありますし、これからもこういった提携が進むことが考えられますが、今回もこの後一般会計の補正でこの件に関する予算の審議も行われるということがあります。契約は契約でやらなくてはいけませんけれども、変な話、予算が通らなかったらどうするのだという心配もあることから、ものの順番といったらいいのでしょうか、あまり先走ったりせずに、しっかり議会との動きや相手先のこともありますから簡単ではないかもしれませんが、そういった手順ということを慎重に見極めた中で、こういった企業との提携については取り組んでいただきたい。議会も忘れないでほしいということを申し上げたいと思っていますので、その辺も含めて、総括で、ちょっと時間が長くなりましたけれども、できれば短めでよろしくお願いいたします。
町の答え 町長 下道英明
総括という形でございますが、まずは今回の提携、SNS、アプリ等でございますけれども、やはり人口減少の中で行政サービスも低下していくという形を考えると、本町、洞爺湖町だけではなくて、様々な各地域、144の町村、また、179の北海道だけを見てもかなり多くのところがこういった提携をしてきているという中では、やはり民間と連携することで、民間企業が顧客満足度を重視したサービス提供に強みがあるといった利用者視点のサービスをやはり行政としても取り組んでいくという形で考えているところでございます。そういった点で、今回のスポットワークの会社にいたしましても、そもそも小清水町さんですとかニセコ町さんとか、やはり首長の連携の中で、例えばニセコであれば、ほぼほぼこのアプリを利用して、8割方が札幌から来ているといったこともありますし、また、実際に洞爺湖町で見ると、高台の農業の皆さんも複数使っておりますし、観光業界、洞爺湖温泉においては2割から3割近くもう既に使っているところがあるので、そういったところの形を含めて進めていったところでございます。一発勝負というか、ファーストペンギンという言葉がありますけれども、最初にいきなり飛び込んで結果を出すということまでは残念ながらいかなくて、二番煎じ、三番煎じで今回提携を結んでいるところでございますが、そこは丁寧に今後とも進めていきたいと思っているところでございます。2番目の、結果を出すということで、しっかりと可視化して、この目標値を持ちながら捉えていければと思っております。既に町内においても事業者が使っているアプリですし、さらには、先ほどご質問がありました、もうこのアプリを使わなくても、対面同士でやってもいいのではないかと、そういったことも既にお聞きして、本当にそうなのかと、実際に使っている事業者と確認して、このような話をした中で進めているところでございます。3番目でございますが、まさしく、これからの予算案の中で、提携を結んで純粋に、例えば昨日も6番議員からございましたように、学術的提携を結ぶというところでは予算の確保は出てきませんけれども、こういった場合に出てきますので、やはりこれは議会軽視にならないように、事前にご説明をしながら進めていきたいと思いますし、いかんせん、契約の関係等もありましたけれども、今回ご指摘を受けたところは一層庁舎内でも確認しながら、伴走型の形でご提案して、業者とも連携して、逐一しかるべき議員の皆様にもお話をさせていただいて、全協も含めてになろうかと思いますが、そういった形の情報共有という点では、このたび大変申し訳ないと思っているところもありますので、今後もいろいろな提携を結んでいくつもりでおります。そういった中で議会の皆様にも情報共有しながら進めてまいりたいと思います。以上でございます。
町の答え 町長 下道英明
SNSのアプリ、行政手段のコストについては、庁舎内でもしっかりと検討させていただくと。アウトソーシング、いわゆる外部と内部との区別ということかと思いますけれども、庁舎内でできることと外部委託するという点では、当然その差がありますけれども、それは選別しながら進めてまいりますが、いかんせん、冒頭にお話ししたように、やはり行政サービスが低下していく中では、その担い手として民間との連携も進めていかなければいけないという、そこのアウトソーシングに対する取組についてはしっかりと庁舎内でも検討しながら、選別して民間との連携も進めてまいりたいと思います。以上でございます。
議員の質問 4番 五十嵐篤雄
推進していく、問題や課題を解決していく上で民間の力を借りるということは悪いとは思っていませんし、何回も申し上げているとおり、必要なことですので進めていっていただきたいのですが、いろいろな手続、手順がありますので、きめ細かい対応をしていただきたいということをお願いして、次の質問に移ります。