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洞爺湖町議会 令和5年9月会議 2023年9月12日

生成AIチャットGPTへの対応について

2023年9月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「生成AIチャットGPTへの対応について」質問し、総務課長 野呂圭一、町長 下道英明が答えました。

聞いた人
五十嵐篤雄 議員
答えた人
総務課長 野呂圭一、町長 下道英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

生成AIチャットGPTへの対応についてでございます。人工知能の活用の件でございます。このITといいますか、この世界の目まぐるしい発展は、目を見張るようなことがございます。私も、かつて電算と言ったらもう古い言葉になりますが、関わったことがあったのですが、このようなことが起きるとは想像だにできなかったことが今現実として起きている。これは科学技術、いわゆる半導体等も含めて、情報を大量に保存といいますか、ためておけることと、アクセスする、いわゆる通信技術の発展によってもたらされた技術、もちろんAIというソフトを開発することも大事でしょうけれども、ベースに莫大な情報量と通信速度の改善というのが前提としてあるのだろうというふうに理解をしております。今後ますます便利になるAIのチャットGPTについて、多様なニーズ、住民サービスを向上するためにいろいろな要望もあるでしょう。そういったものに対応する。あと、人手に関しても、業務は増えるけれども人が増やせないような状況の中で、やはりこういったチャットAIを駆使した業務の遂行が今後求められるということが考えられる。そんな中にあって、庁舎内でこの活用についての議論が始まっているのではないかと想像しますが、現状についてまずお伺いをいたします。

町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)

ただいまのご質問、庁舎内において議論は始まっているのかというところなのですが、現時点におきまして、生成AIの具体的な議論については、まだ始まってはいないところですが、生成AIの登場によりまして、人々の生活や仕事が大きく変わるということが予想されております。議員ご指摘のとおり、人手不足や業務の多様化への対応を生成AIによって補うことで行政の質を維持することにもつながると認識しておりますので、今後は新設される政策推進課におきまして内容を精査して、庁内部課長で構成されるDX推進委員会並びに各課のDX推進委員で構成される検討会議におきまして、有用性や活用方法、またメリット、デメリットなどについても十分協議したいと考えております。以上です。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

ある自治体では、もう実証実験に入っている自治体もあるようでして、もともとある情報からしか取り出せないAIの技術ですので、クリエイティブなものを新しくつくり上げるということではなくて、あらゆる情報の中から的確なものを拾い出すという、優れた速さの能力のあるチャットGPTだと思います。それで、どんなことに活用されているかというのを見てみましたら、いわゆる議事録の整理であるとか、もうデータとしてあるものをやるわけですから、それから広報紙の構成、それから、いろいろな事業に対して先進地の事例の活用というのでしょうか、そういったアイデアの募集等に活用している実証実験としてやっている自治体もあるというふうに聞いております。また、ふるさと納税の窓口として、自動等のシステムにチャットを使っているというところも出てきているようでございます。当町もふるさと納税に力を入れている新しく推進室というのができるわけでありますから、その辺についても十分考慮した中で進めていっていただきたいということを思います。次の質問に移りますけれども、一方で、まだルールや何かがきちっと決まっていない中で、前のめり過ぎてもどうかなというようなこともありますので、先ほど、野呂課長がおっしゃっていたように、デメリット等も十分判断した中で、社内的なルールづくりであったり運用のマニュアルだったりとか、その辺も整備しながら進めていかなければならないのかなというふうに思います。情報流出だとか著作権とか、いろいろな情報を引っ張ってきますので、あらゆる問題が出てこようかと思います。その辺をしっかり整理していかないと駄目だと思いますが、やはりメリットを考えたときに、これはもう必要不可欠、将来的には導入する形を取るべきだろうなと、私は個人的に考えてはおりますので、その辺、デメリットを十分考慮した中でメリットを十分に生かす形で進めていってはどうかというふうに思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)

ただいまのご質問で、メリットを生かして活用してはどうかというお話です。まず、生成AIを使うことによって、導入することで様々な業務や活動を自動化できる可能性があります。これによって、人間の時間と労力を節約して、人間の能力を超えた大量の業務を瞬時に行うことができるということになっております。具体的に、AIの導入でどのようなメリットがあるかというところで幾つか挙げさせていただきますが、まず、業務効率化による労働力不足の解消、また生産性の向上、ミスや事故の減少と安全性の向上、人件費などのコスト削減、市場ニーズを把握し顧客満足度を向上させる、このようなメリットがありますので、それらメリットを活用することは業務において十分有用的と考えておりますので、このメリットを生かすということは十分考えられるということでございます。以上です。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

その方向で進めていっていただきたいと思います。ただ、先ほど申し上げたと思いますが、既存の情報の集積にしかすぎませんので、情報の取り方によっては、中身に不具合があったり適していないものがあったり、その辺の検証をしっかりしないと駄目ですよという注意警鐘もする方もいらっしゃるようでありますので、逆にいうデメリットの部分ですね、その辺をしっかり把握した中で進めていっていただきたいなというふうに思います。この分野は、町長も得意な分野だと思いますので、最後にこの取組についての意気込みをお話しいただいて、質問を終わりたいと思います。

町の答え 町長 下道英明

ご指摘ありがとうございます。実は、私個人では自分のPCで今年の初めから無料のチャットGPT、私的な政策勉強会で既に使わせてもらっております。オープンAIという形ですけれども。本当にチャットGPTが登場して、今後、行政の世界だけではなくて、様々な世界でがらりと変わってくるのかなと。特に、情報収集分析がその一つでございますけれども、チャットGPTによる情報収集がこれまでと違うというのは、本来、例えばGoogleとかをググって、知りたいことだけは羅列して出てきますけれども、チャットGPTについては、さらにそこからひねっていまして、例えば洞爺湖観光について旅行者が見ると、Googleで検索したときには、洞爺湖観光だけ羅列して、例えば中島がありますよ、有珠山がありますよとかになるのですが、チャットGPTを使って洞爺湖を効率よく観光したいと逆にひねっていくと、Googleではレスポンスはないのですけれども、チャットGPTですと、例えばインターネット上での観光客のレビューや評判を調べることで、ほかの訪問者の体験から学べますよと。おすすめの場所や活動を見つけることができまして、レスポンスが2秒、3秒で出てくるすごいものなのですよね。そういった点では、利用価値は非常に高いと思います。ご案内のとおり、当別町なんかは既にチャットGPTについて様々な工夫をしておりますし、北海道179自治体の中でも1割から2割は、チャットGPT、あるいはAIの生成についてコラボしながら進めていくということをおっしゃっている首長もたくさんおりますので、そういった点では遅れてはいけないのかなと思っているところです。1996年のときにWindows95という形で、あの当時はこんなものがと思ったのが、今やネットを通さないと生きていけないというのですか、特に民間企業なんかは、あと、行政も必ずホームページがあるといった状況になっておりますので、AIテクノロジーの活用は重点的に進めていかなければいけないと思っているところです。ただ一方、議員ご指摘のとおり、機能を正しく使用するだけではなくて、そこに個人情報、プライバシーの関係も出てまいりますので、そういったところも含めて、職員の研修等十分に行いながら、新しい課の下、旗振りの中で私どもも進めてまいりたいと思っているところです。以上です。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 令和5年9月会議 2023年9月12日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる