みんなの議会

洞爺湖町議会 令和5年9月会議 2023年9月11日

防災対策について

2023年9月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「防災対策について」質問し、健康福祉課長 高橋憲史、企画防災課長 佐々木勉、管理課長 高橋謙介、社会教育課長 原美夏、環境課長 仙波貴樹が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
健康福祉課長 高橋憲史、企画防災課長 佐々木勉、管理課長 高橋謙介、社会教育課長 原美夏、環境課長 仙波貴樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 今野幸子

次に行かせてもらいます。防災対策について伺っていきます。前回、避難行動要支援者、また避難行動要支援者台帳に登録し、個別支援計画を策定されるという避難行動要支援者台帳登録制度があるということ。そこには、介護の要支援者やまた介護支援者認定者、そういった方は早くに認識されるかと思いますが、その人たちが全員そこに登録されるわけではないということです。台帳の登録は、要支援者本人が申請しなければならない。本当に支援を必要とされている方が自分で申請することを知らずに、また申請ができずにいる人、こういった人を把握されていないと思います。まだまだそういう人はいると思います。代理人からの申請でもできますか。また、登録には、避難するときに安全地域に避難所まで一人で行くのが厳しい人、ふだんの生活はできても、そういったところに厳しい人、申請し、登録はできる。この制度を知っている人はまだまだ足りません。まずは、こういった避難行動要支援者台帳の登録制度の周知、そして周知をできるだけ分かりやすく、支援の必要な人が声を出しやすいようお願いしたいと思います。どのような人が、どのような申請の方法で登録していただけるのか。こういったことも詳しく周知していただきたいと思いますが、そういった周知の方法については、どうお考えですか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの質問の中で、まず、ご本人、いわゆる避難が非常に厳しいと、なかなか自分でそういった調整がつけられないような方について、必ずしも本人でなければならないのかといったことが冒頭であったかと思います。この部分につきましては、現時点におきましてもそのような対応になっているのですが、例えば介護支援事業者などケアマネージャーとつながっておられるといいましょうか、そういったところでサービスを受けられておられるような方につきましては、当然ながら、避難が難しいわけですので、ご自身で役場に来られるようなことも極めて難しい状況にある方ですので、こういった方々につきましては、そういった事業所を通じまして、あるいは地域包括支援センターですとか、中には自治会長が見られるような方もおられます。こういった制度の中でしっかり町のほうから周知を行った中で、地域のほうにご理解をいただいて、ほとんどのパターンが、ご本人が来られるというケースよりは、関係者の方がしっかりとご本人から聞き取りをしていただいた上で窓口にお越しいただいて、申請の上ご登録をいただくという流れになっています。ただ、ご登録につきましては、当然のことながら、個人情報に関わることでございますので、しっかりとご本人、あるいはご家族の方のほうから承認をいただいた中で、事務的な勧めを行っているところでございます。それから、後段のところで、いわゆる当該制度の周知をしっかりと行うべきではないかというようなご指摘でした。これまでの町の対応なのですけれども、この部分につきましては、これまで企画防災課と連携をいたしまして、防災ガイドブックへの掲載、それから町広報紙や町ホームページによります周知のほか、地域包括支援センターや介護支援事業者をはじめとし、社会福祉協議会や自治会等の関係機関を通じまして、制度の周知と情報提供に努めてきたところでございます。議員のご指摘のとおり、さらなる町民への普及啓発、周知の強化は大変重要であると認識しておりますことから、改めての広報紙等での周知のほか、今後につきましては、高齢者サロンなどの高齢者がお集まりになる、そういった様々な事業などの機会を通じまして周知には努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

ぜひ、周知、よろしくお願いします。いろいろな個別計画、策定されている人、実際に訓練、個別計画が本当に生かされているか。ふだんできていないことは本番でもできないとよく言われることですが、登録され、要支援者と把握されて、できたとしても、それが実際に訓練で生かされているのか。この訓練が実際にできていなければ、せっかくあるそういった制度を十分に生かし切れないと思っています。この練習が、避難訓練が生かされる避難訓練が必要です。先日、ミーティング、出された声、こういったことも個別計画が生かされる訓練をしなければなりません。実際に登録による個別計画、これは生かされていると考えていますか。これは噴火に限らず、津波に関しても、お聞きします。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの質問で、個別計画の中身、そういった内容といったものが、いわゆる状況に応じた形の中でしっかりと生かされているのかといったことかと思います。まず、個別計画についてでございますけれども、要支援者台帳への登録と同時に作成をいたしまして、併せまして、個人情報の取扱いに係る承諾もいただいているということで、先ほども申し上げたとおりでございます。個別計画の記載の内容につきましては、要支援者及び支援者の連絡先をはじめ、避難場所の情報、この部分で、避難場所の情報につきましても、それぞれ噴火災害、津波災害と災害の区別に応じた種別によって細かく記載をさせていただいているところでございます。それから、支援の内容、避難時に配慮が必要な事項、避難の方法、避難先で配慮が必要な事項のほか、かかりつけの病院等や担当ケアマネージャー等につきましても、可能な限り詳細に明記をいただいているところでございます。こうしたことから、要支援者及び支援者やケアマネージャーに加えまして、町といたしましても地域包括支援センター等の関係機関と細部にわたる情報を共有しておりますことから、災害時の避難支援活動、安否確認、見守り活動等の日頃の支援活動等にも利用するなどして、可能な限り要支援者及び支援者等のその関係者への配慮にも務めているところでございます。先ほど、議員のほうから、いわゆる実際の訓練のときにそういったものがちゃんと生きているのかというお話がございました。こちらは、前回のときの質問の中でもそういった、いわゆるシミュレーションといいますか、そういった方々を想定して何とか訓練を設けられないかといったような質問があったかと思います。この部分につきましては、訓練の在り方といった部分にも関わってまいりますので、しっかりと企画防災課と当課において関係機関と連携をいたしまして、どういった形でそういった訓練を設けられるのか、また、関係者についてどういった形あれば、そういったところにご参加をいただけるような形が取れるのかといったところも含めまして、細かな協議を進めながら今後調整をしてまいりたいなというふうに考えているところでございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

本当に津波なんかは大変なことを、噴火でしたらある程度準備時間があるのですけれども、津波はそうは言っていられないので、もう実践さながらの訓練が行われなければ、この実際に避難行動要支援者の台帳登録やなんかが生かされていかなくなってしまう。こういったことがちょっと心配ですけれども、ふだんできないことは本番でできない、こういうことを頭に入れて避難訓練をしていく。実際に支援されるほうも、まずは動くのがやっとなのだけれども、それでも玄関までは出ていく、こういう訓練をしてもらう。玄関先からは代理の人がその人の代わりとなって支援者と一緒に避難していく、そういった形をぜひ取っていただきたいなと思います。また、今この台帳に登録されている方、69名の方、こういった69名に加えまして、今度もっと、私はみんなに周知して、「登録してください」というふうに呼びかけているわけですけれども、登録者が増えても、その避難体制、大丈夫でしょうか。また、このような事態で個別計画を作成することに当たって、何が一番大変になりますか。通告していないので、答えられましたらお願いします。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

まず、ただいまの質問の中で、要支援者として既に登録をされている方につきましては、議員もおっしゃるとおり、個別計画情報共有の下に支援者、関係者による支援の下に、町といたしましては既に詳細な情報をお渡ししているものですから、安全確保は担保されているものと認識しているところでございます。また、後段で、現在、未登録の方をしっかりと町として把握しながら増やすといいましょうか、そういった方々に配慮していくべきではないかといったところだったかと思います。現状は、これらの要支援者として、まず登録を希望される方々に対する支援者の確保といったところでございますけれども、やはり先ほども少しお話をさせていただきましたが、要支援者ご自身が支援者の調整に苦慮されるような場合が一番お困りになられる場合だと、私どもは認識してございます。町におきましては、要支援者の要望をしっかりとまずは入り口の段階で踏まえまして、その次なる段階として、自治会ですとか社会福祉協議会といった関係機関との連携の下に、避難体制の確保に向けた調整に努めるということでございまして、やっぱり何が一番大変なのかといったところで申し上げますと、議員もご指摘のあった、確保していく、支援をしていただける方が十分に足りているのか、その部分がやはり一番大きなまずは問題になってくるのかなと。どうしてもそういった支援をされる方がいらっしゃらないということになれば、当然、役場ないし公的機関、関係機関が何がしかの形で を割かなければならないということは当然に想定されるところでございますので、可能な限りそういったことが生じないように、まずは関係者の方でご協力いただける方を地域の中、可能な限り地域の近いところで、自治会長なり民生委員との情報提供いただきながら、調整に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

先日の噴火のミーティングの中でも、支援をするときに一番大変だというのが、個人情報だったのです。これがまるっきり分からなくて、どうやって探して、それを支援したらいいかということだったのです。この避難訓練要支援者としての登録されている方の個人情報の扱いは、どのようになっていますか。短くお願いします。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

まず、登録者の個人情報の取扱いということでございますけれども、個別計画の記載内容につきましては、避難誘導の支援や安否確認等に活用するために町の関係部署や避難支援等関係者、こちらは消防署、警察署、民生委員児童委員、社会福祉協議会、自治会とその他避難等の実施に携わる関係者の方々に対しまして情報提供し、さらに情報を共有することについて入り口の段階で承諾をいただいておりますことから、台帳への登録時に併せまして、関係機関への情報提供を行っているところでございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

本当に信頼がなければやっていけないというようなつながりだと思います。また、今後30年以内、ここに巨大な南海トラフ地震が起きる可能性が高まっています。この30年というのは30年以内ですから、もしかしたら数日後かもしれないということです。30年後ではありません。北海道においては、日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震、この対策、今までその防災対策、推進計画、この防災対策が進められてきましたが、それをはるかに超えるマグニチュード9という東北地方、こういった地震が発生しています。この教訓を踏まえて、今後北海道では、令和3年4月に太平洋沿岸における最大クラスマグニチュード9の津波を想定した津波浸水想定区域を作成しました。これは、もう科学的な知見からも、いろいろなものを過去の津波のいろいろなものを想定しながら、今後の想定される津波から考えられたものなのですが、この津波が発生する可能性がこれ以上大きくなるということがないとは言えないのです。津波は、浸水が深いところから浅いところに行きます。観測しているところで5メートルがありましたら、陸に上がってくるにつれて、それが何倍にもなるということです。この津波浸水想定区域、その中でも巨大地震で津波が発生したときに、甚大な被害が生じるおそれがあるとされることから、津波対策の強化が求められる地域として避難特別強化地域が指定されました。その指定基準の概要には、津波により30センチ以上の浸水、地震発生から30分以内、北海道では40分以内と、そういったところに生じる地域、そして特別強化地域の候補市町村がはさまれた、そういった沿岸市町村、そういったところで指定されているところに、この洞爺湖町は避難特別強化地域に指定されています。ですから、この特別強化地域として指定されたことにより、地域の市町村長は津波避難対策緊急事業計画を作成することができるとされています。津波避難タワーや、また寒冷地では、防災機能がついた避難施設、また避難道路の整備、積雪や路面凍結による備え、そういった避難ルートの整備の費用など、国の負担割合が現行は2分の1でしたが、この強化地域になったことで3分の2に増額されました。北海道では、対象39市町あります。道としても独自の支援を検討中です。自治体からは早期に支援の詳細を明らかにする声が上がっていますが、こういった道に対しても、当町において、この津波対策として事業計画は立てないのでしょうか。お聞きします。

町の答え 企画防災課長 佐々木勉

津波対策に関する計画等のご質問でございますけれども、まず、緊急事業計画の前に、現在、平成30年3月に策定しております洞爺湖町津波避難計画というものがございます。この後、新たに先ほど議員おっしゃられた令和3年7月に公表された日本海溝・千島海溝沿いの津波を対象とした浸水想定区域の面積と海岸線の津波の水位だとか、影響開始時間が新たに示されたというところでございます。その公表地を踏まえまして想定する津波の高さや対象人口など、現在の津波避難計画に記載の一部を修正する必要があるところでございますけれども、現在、洞爺湖町の地域防災計画のほうの改訂作業を現在進めているところでございまして、津波避難計画につきましては、地域防災計画との整合性を図るという観点もございまして、まずは先に、公表された公表地の新たな津波高など各種データを基に作成いたしました現在の津波ハザードマップを令和4年3月に皆さんに事前に配布させていただいたというところでございます。その津波避難計画につきましては、先ほどご説明させていただいた洞爺湖町の地域防災計画と併せて、並行して改訂作業に取り組んでいるというところでございます。また、議員ご指摘の津波対策における事業計画の部分でございますけれども、こちらについては、避難タワーとか、先ほどハード面の事業計画のことを指しているというふうに思ってございますけれども、津波災害に伴うハード事業の補助金のかさ上げを適応させる場合につきましては、先ほどの津波避難計画を立てた上で、そして緊急事業計画というものを策定する必要がございますけれども、現在のところ緊急事業計画、要はハード面の事業は特に考えてございませんので、そちらのほうは、今のところ予定はございません。

議員の質問 5番 今野幸子

本当にね、浜側から多い人では3本の道路を越えてやってきます。本当に足の悪い方、車椅子の方、そういった方が駅に向かってやってきます。駅の階段を上に上っていく。これがきっと最短な避難の形だろうと思いますが、ここに、例えばスロープを、もちろん凍結防止のスロープを造るとか、そういった避難を助ける、そういった事業計画をぜひ立てていただきたいと思います。そのことについて、一言お願いします。

町の答え 企画防災課長 佐々木勉

あくまでも、こちらは町の津波浸水地域におけるそれらの施設の必要性についての問題となってございますけれども、実は、私のほうで北大の津波を専門としている教授の意見というのも確認しに行ってございまして、洞爺湖町の場合は、どうしても海岸から地形的に平坦な部分は少なくて、踏切を越えた辺りから上りとなっているということで、海抜も高くなっているということがございます。その中で、登別市街や伊達市の西浜なども海抜が低い平坦な地域もございますけれども、洞爺湖町とは地形的に異なっていると。洞爺湖町の場合、避難時間も踏まえた上で意見しますと、津波ハザードにある避難推奨時間50分としても高台に避難が可能であるため、ハード事業で施設を建設するよりも、先ほど言った、個別避難計画、要支援者計画の部分も関連しますけれども、ソフト事業や啓発、そしてそれらの訓練に力を入れて対応していくことが望ましいというご意見を頂戴しております。このことから、現段階におきましては、それらに対する補助金のハード整備の予定はないということで考えているところでございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

できれば、本当にスロープやなんか、ぜひ考えていただきたい。駅前の凍結防止だとか、そういったものも兼ねて考えていただきたい。今たくさんあるのですけれども、多くの人が、子どもたちが助かった。何があっても生きるのだという「津波てんでんこ」、これで多くの子どもたちが助かった。そういった例が挙げられています。そのように、これは自分さえ逃げればいいのだという形ではなく、自分はこういう形で逃げるから、大丈夫なのだよと話し合った。それこそ、先ほど言ったような信頼があってこそできる避難対策だと思います。こういった避難対策を常に心がけて、これからの対策を練っていただきたい、そう思っています。ちょっと時間がないので、次に進みます。今、非常に暑さが、もう30度を超えるような日が何日も続いております。この中で、新日本婦人の会という団体が、オンラインによって北海道全道に対してのアンケートを取りました。そのアンケートの中からちょっとだけ声を上げさせてもらいます。「短縮授業、一番短い時間帯で、ところが帰るのは一番暑い時間帯だった」。それから、「これ以上の犠牲者を出さないでくれ」、「扇風機の風が、座席の位置までまるで当たらない」、「窓際の席は、汗がばんばん、ジャージが濡れている」、「死亡事故も起きている」、「毎朝送り出すことが不安でならない」、「真っ赤な顔で帰宅、鼻血を出す子や体調不良を起こす子が続出しているということを聞いている」。それから、「設備費用、電気代などランニングコストといったものについても予算を立て、暑さで学びの機会を奪うことのないよう、しっかりお願いします」、「30度超えの教室での授業、生徒もぐったり」。また、「パソコンなど発熱する機械が多い中で執務する執務室、生徒も職員も熱中症になりかけている状態が続いている」、「命より尊いものはありません。何よりも予算の最優先事項に、学校へのクーラー設置を切望します」、「教室が暑くて勉強になりません」、「いつも以上に、もういつ子どもたちに何か起きたらと神経を使っています」、「勉強する以前の問題、いつ救急搬送車が出るかとどきどき、そんな不安な状態で職員は働いている。クーラーがついていない自体こそ、おかしい。これでは学校で命、健康は守れない」。アンケートの中のほんの一部です。こういった中で、虻田小学校ではどうなのか。虻田小学校では、玄関を入ってすぐ にちょっと広いところがありますね。あそこで授業をしていました。また、その隣では、廊下に全部机を出して、その廊下で勉強していました。少しでも風通りのよいところを選んでいる、そういった状況です。持ってきた飲み物は、常に前に置いて、自由に飲めるようにしている。いろいろな対策を取っています。開けられる場所と窓、全て開けて。しかし先生はこう言っていました。「全部開けているのだ、でも暑いのだ。しかしこうやって開けるのは、防犯上、本当に心配もある。あっちにもこっちにも神経を使いながらやっている」、そういったことを言われていました。また、もちろん、扇風機はフル回転です。中学校ではどうかというと、教室で体も大きくなっている、びっちりです、教室。その中で扇風機はフル回転しているのですけれども、当たらない子、本当に暑い。こういう状況です。温度は31度。こういった中で子どもたちが勉強しています。校長先生がいつも氷を10袋くらい買ってくるのだと。それで氷水を作り、そして子どもたちのタオルを冷やし、首に巻くと。冷凍庫が一つあるのだ、その冷凍庫にもやはりタオルを入れて、首に巻くと。交代で首に巻く。こういった対策をしている。中学校はどこの教室へ行っても風通しが悪くて、本当に入ってこないのですね、風が。そういった状況で30度、31度の教室で。校長先生も、せめてアイスストッカー、冷凍庫ですね、これが各学年にあれば、もうこれは、ちょっと独り言のように、ため息交じりに言っていました。「本当に何としても予算を取ってもらいたい」、このように訴えています。実際、もうこれ以上どうやっていいか分からない、何とかしていただきたい、もう先生たちも、生徒以上にいつ倒れるか分からないような状況、職員室も教室に負けない暑さです。中学校においては、もう校長室は使いものになりませんでした。蒸し風呂状態でした。そういった中で、「本当に大変なのだと、必死であれこれ考えているのだと、暑さ対策、クーラー設置、どうか考えてください」、こういうような声が上がっていました。これに対して、本当に町にお願いもしたい、そう考えているのですが、町の対策、どのようにお考えですか。

町の答え 管理課長 高橋謙介

まず、今回取られた対策とクーラー設置の考え方というようなご質問なのかなというふうに思っております。今回取られた対策としましては、保育所につきましては、8月23日から5日間、屋外活動を園庭のみとし、散歩を中止し、さらに8月25日・26日・31日の3日間については、役場会議室など公共施設と民間企業にも協力をいただき、クーラーの設置している部屋で臨時的に保育を行ったところでございます。小中学校につきましては、8月23日の校長会議において、熱中症警戒アラートが発せられている場合は、屋外での教育活動を原則行わないこと。8月23日から5日間は、中学校の部活動を中止する対策を講じております。また、8月28日には、全ての小中学校の保健室とクーラー設置のない保育所と学童保育に、スポットクーラーを各1台ずつ1か月間レンタルし、配置したところでございます。また、そのほかに危機管理マニュアルの総点検と必要に応じた見直しの徹底やチェックリストの活用など、校長会を通じて依頼したところでございます。今後、クーラーの設置というような部分でございますが、北海道の小中学校の各教室におけるクーラーの設置割合は16.5%と全国平均の97.2%から大きく差がある状況となっております。各小中学校や保育所へのクーラー設置につきましては、教育長行政報告で申し上げているとおり、新年度予算措置に向け、概算工事費の算出やその財源をどうするかといった部分も整理しながら、また、国の補助事業を活用しながら、実現に向けて検討してまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

ぜひ、国や道にも支援を要望しながら、強く要望しながらやって進めていただきたい、そういうふうにお願いしたいと思います。また、洞爺のプール、プールに自由に入れるように復活させていただきたい。今、プールがあっても、また逆に入れない、暑くて入れないというのが出てきているプールもありますが、どうかそういうことで炎天下の中でも使用できるようなプール、そういったプールをぜひ復活させていただきたい。それとですね、それまでに、今バスの送迎で虻田プールまで来ていると思いますが、これは予約しなければならず、今行きたい、今日行きたいと思っても自由が利きません。せめて、予約なしで乗れる対応、プールの復旧についてお聞きします。

町の答え 社会教育課長 原美夏(社会教育課長は2023年9月まで)

議員ご指摘のとおり、今年の夏の暑さ対策という点から、プールの利用につきまして、気温の高いときはプールを利用することで体感温度が下がるという効果も期待できるとは思われます。一方で、プールでの水泳指導の最中に熱中症になるという事例もございます。日本学校スポーツ振興センターから発刊されている「学校における熱中症ガイドライン」の作成の手引では、水中においても発汗、脱水があること、プールサイドが高温になることなど、水泳指導における熱中症予防に留意するよう記述がされているところでございます。また、洞爺地区の、いわゆる学校水泳プールの見通しにつきましては、昨年9月会議において、「公共施設等総合管理計画の中で、プールは経年劣化が顕著となった際には廃止予定となっておりますが、洞爺地区のプールがこの基本線に沿ったものとなるかどうかというのは検討が必要であり、町の教育に係る全体的な内容面の部分も含めて構想を立て、地域の方々や保護者などのご意見を伺い、議員の皆様方の協力もいただきながら、早い時期に方向性を示してまいりたい」と答弁しているところでございます。具体的には、新たに設置する教育行政審議会に諮問し、地域や保護者の声も伺いながら、方針を示していきたいと考えております。それと、送迎バスの関係なのですけれども、議員のほうからは予約でということで質問のほうがありましたけれども、洞爺地区の子どもたちのプールの利用については、昨年も実施していましたけれども、虻田地区の洞爺湖町プールへのバスの運行を行ってプールの利用ができる対応を行っておりました。ただし、予約制ではありません。毎日運行はしておりませんけれども、予約制ではなく、行きたいときには利用ができるように、予約者がいなくても運行するという状況ではありました。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

予約なしで乗れるということはよかったです。次に行きます。今、職員の草刈りなど、外でのお仕事をされている方がおります。こういった中で、30度を超えるような外の日射、本当に直射日光を浴びていれば、30度どころではないと思います。こういった中で仕事をする、こういったことで、私ならもうちょっとでも、数分で、「わあ、暑い、暑い」と日陰に逃げていく、そういった状況だと思いますが、汗だくになっているのではないかと思います。今年のように、暑い日が何日も続くようなことが今までなかったのではないでしょうか。このような気候の下で働くには、それ相応の対処法が取られているとは思います。その対処法とともに、私は、国から出されている対処法はもちろんですが、それとは別に、町独自の対応、今日この日は特別だ、こういうときはこういうふうな対応を取ってみよう。そういった対応も必要ではないか、こういうふうに考えています。このような、二つになると思いますが、その点をお聞きします。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございます。平成30年8月3日に発生しました業務中の事故を受けまして、これを二度と同じ事故を繰り返さないために、厚生労働省作成の労働衛生安全に関する資料等に基づきまして、暑さ指数への適切な対処、作業中の連絡体制など、所属職員の安全管理の徹底を図っているところでございます。具体的な取組につきましては、WBGT値、いわゆる暑さ指数でございますが、これを毎朝確認するとともに、血圧、体温測定をすることにより健康管理を行っております。作業管理につきましては、通常時はおおむね1時間半ごとに1回の割合で休憩を確保することとし、午前1回、昼食休憩を1時間はさみ、午後1回の休憩となってございます。また、暑さ指数の基準値が超過する場合は、おおむね1時間ごとに1回の割合で休憩を確保することとし、午前2回、昼食休憩を1時間はさみ、午後2回の休憩を確保している状況でございます。水分補給につきましては、作業中や休憩中を問わず、小まめな水分補給を行っている状況です。なお、休息中につきましては、エアコンの効いた作業用車両の中で過ごすこととしておりまして、これについては、環境課だけではなく、他の課についても同様の対応を図っているところでございます。また、町独自の対応というところではございますが、特に熱中症警戒アラートが発生していた折については、日陰でできる作業やなるべく日差しの強いところでない作業を中心にやっていただいたりするなどの対応を図っているところでございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

本当にね、その日、その日、その場所というのが、その日によって違ってくる。今、少しでも日陰にあるところを選んで作業する、これは本当に重要なことだと思っています。それでもやはり完全に日陰になるところはないのでなかなか、そういった中で作業をする。これ、ちょっと暑いときで1時間なのです。本当に1時間、外にいて作業をするということがどれだけ大変なことか。当然、大人だから自分で判断できる、こういうふうに思う、これも確かなのですが、大人だからこそ、いやいや、もう少し頑張れる、そういう気持ちを持って頑張ってしまう、そういうこともあるのではないかと思います。ですから、本当に今日は大変だ、自分で一回外へ出てみて、その指数だけ見るのではなく、実際自分で一回出てみて、わあ、これは大変だな、こういうときはこういうふうにしよう、せめて30分以内に1回はちょっと休もうよ、こっちまで戻ってこなくても、その辺の日陰でちょっと休もうよ、こういうことが許されてもいいのではないかと思っているのです。本当にいつ具合が悪くなるか分からないし、熱中症にかかってしまう、こういうことはあり得ることです。熱中症になって亡くなってから、ああ、失敗したと思っても、もう遅いのです。そういうことで、私はこの1時間はちょっと長過ぎるのではないかと考えていますが、どうでしょうか。

町の答え 環境課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございますが、今年の酷暑を踏まえまして、改めて熱中症予防の教育や指導徹底するとともに、空調機付の作業服、こういった熱中症対策用の装備品なども購入しまして、作業員の安全と健康の確保に努めていきたいというふうに考えてございます。また、議員からご指摘のあった作業時間についても、状況を見ながら、適宜対応していきたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 5番 今野幸子

本当に二度と命をなくすことのないように、これを決して忘れないように、これでもか、これでもかというような対策、ぜひお願いしたいと思います。そして、クーラーの設置に関しては、国や道に重ねて強く要求していっていただきたい。そういったことも併せてお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

議員の質問 5番 今野幸子

そうなのです。すみません。

出典:洞爺湖町議会 令和5年9月会議 2023年9月11日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる