洞爺湖町議会 令和5年6月会議 2023年6月16日
ゼロカーボンシティの宣言について
2023年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「ゼロカーボンシティの宣言について」質問し、環境課長 仙波貴樹、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 環境課長 仙波貴樹、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 板垣正人
11番、板垣でございます。通告順に従って質問させていただきます。3年ぶりにマスクを外しての質問です。非常に話しやすいと思います。これからいろいろと質問していきますけれども、よろしくお願いしたいと思います。今回、私は、質問を三つに分けて質問します。ゼロカーボンシティの宣言についてということと、先ほども4番議員のほうからありましたけれども、洞爺地区の振興についてということと、あと、ふるさと納税についてということで、端的に言って、今年度、下道町長が出された町政執行方針に書かれていたことを質問したいと思っております。よろしくお願いします。初めに、まず1番のゼロカーボンシティ宣言についてということで、今年1月に宣言されました。宣言後の町としての取り組み、またそれは町民とか事業者向けに対してどのような説明とか、どのようなお願いとか、どのようなことを協力してくださいとかと、いろいろお話をしたと思いますけれども、その辺のことが私たちは分かりづらいので、もしそういうことがあったとすれば、その取組について、まず、その話から聞きたいと思います。
町の答え 環境課長 仙波貴樹
ただいまの質問でございます。本年1月に宣言いたしましたゼロカーボンシティ宣言後の町の取組といたしましては、再エネ導入目標に係る計画の策定に向けて、現在、諸準備を進めているところでございます。当初、当該計画につきましては、令和5年度単年で策定する予定でございましたが、町民や事業者のご意見をしっかり伺い、計画に反映すべきであるとの議員の皆様からいただいたご意見を踏まえまして、令和5年度、令和6年度の2か年で計画策定を進めていきたいと考えてございます。これにつきましては、今6月会議補正予算案として、この後ご審議いただくことになりますので、よろしくお願いいたします。今後のスケジュールにつきましては、計画策定に係り申請していた補助金が一昨日採択を受けましたことから、7月下旬を目途に委託事業者の選定、また第1回計画策定委員会を開催したいと考えてございます。その後、年内12月までには町民アンケート調査、これは全世帯にお願いするものです。また、事業者ヒアリングの実施をはじめ、2回目の計画策定委員会の開催。さらに虻田地区、洞爺湖温泉地区、洞爺地区の3地区におきまして、住民学習会を予定してございまして、学習会の内容につきましては、アンケート調査結果の報告、脱炭素に向けた過程で取り組める事例などを紹介するとともに、洞爺湖町の脱炭素化に向けたご意見をいただくことを想定してございます。事業者ヒアリングにつきましては、全ての事業者を対象にヒアリングを行うことが難しいとは思いますが、可能な限り事業者で取り組んでいること、今後また取り組もうとしていることなどをお伺いしながら計画に反映してまいりたいと考えているところです。また、次年度では、引き続き計画策定委員会の開催、住民向け学習会の開催のほか、町内中学校3年生及び虻田高校生を対象に学習会を開催し、これからの将来を担う若い世代の意見も伺いながら、令和6年12月の計画策定を目指すこととしてございます。以上です。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからゼロカーボンシティの取組ということで、担当課のほうから答弁ございましたけれども、計画策定に向けて準備を進めているところでございます。特に、今、課長のほうから答弁ありましたように、昨日ですが、国の関連団体より計画策定に向けた支援補助金の交付決定の通知をいただいたところでございます。多くの申請団体の中から本町が選ばれたということで、大変競争率が高いところの中で、特に環境課長、そしてまた主幹には、様々な提案を書いていただいて、今回申請が通ったということでございますので、まずはこのような形の中でしっかり進めてまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。
議員の質問 11番 板垣正人
取組についてまで、非常に丁寧な答弁で、大体分かりました。今年と来年と2年間でやるということなのですけれども、その間に町民・事業者向けにきちっと学習会もしながら、また子どもたちにもということで、私がいろいろと提案したいと思っていたこともみんな網羅されているみたいで、よかったなと思っております。それをその計画どおりにやっていただければいいなとは思います。あともう一つ、今、町長も、一昨日ですか、大変よかったと思います。そういうものが予算とか何とかがついていれば、動きもしやすいでしょうし、我が議会の中でいつも問題になるのは、予算の問題とやってほしいことの問題のギャップがあって、常になかなかできないのだという話の議論が多いわけですけれども、そういう形になれば、国からの助成金だとか何かあれば、それでどんどん進めていただきたいと思いますし、助成金の対象になった以上は、きちっとしたもので前向きに、環境サミットとか言われる町ですから、CO2削減とかCO2の関係ではリーダー的な存在になっていける要素があるわけですし、また、そういうことも今、町長のほうからも予算の話もありましたから、きちっと進めていっていただきたいとそう思います。今後の予定のこともよく分かりました。事業者的には、例えば観光協会なんかでも、この間新聞に出ていましたけれども、カーボンオフセット、例えばCO2を出す分、削減したところから買うとか、そういうことも民間でも行われてきていますし、これからどんどんそういうことも進んでいくのかなと思っております。そういう中で、町としてもそういうところにどんどん知識とか、いろいろな応援をしていただきたいと思います。一つ質問ありますけれども、私、昨年も質問しました。人間生きている以上はCO2を出すのは仕方ないと、必ず出ます。それをゼロにするためには、ニュートラルにするために吸収する側、昨年、私はグリーンカーボンの話もいたしました。グリーンカーボンというのは海の関係です。皆さん承知のとおりだと思います。それで、昨年、私言ったのは、取りあえず首長会議という形で、伊達市と洞爺湖町と豊浦町の1市2町でいろいろされているということで、そのときに、当町の下道町長がリーダー的になって、グリーンカーボンの推進をしていけるようなことを1市2町の首長方にお話をしたらいかがですかというお話をしました。そうしたら町長は、そういうふうにやっていきたいと思いますみたいなお話をしていたのですけれども、伊達の市長が代わりました。一応市の長ですから、大きな規模のところなので、若い市長に新しくなりましたので、その辺の関係性だとか、どういうふうになって、これからも前のとおりやっていけるのかいけないのか、その辺をちょっと確認したいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、議員からございましたブルーカーボンのご質問かと思います。確かに先般、昨年の12月会議におきまして、板垣議員のほうからブルーカーボンについてどういう取組をしていくのかということで、答弁の中では、本町としても北海道の取組と連動してブルーカーボンに取り組む必要があると認識していると。藻場の保全や海藻類の養殖が必要となってくるという形で、いぶり噴火湾漁業組合とも協議しながらということでお話をさせていただきました。特に、ブルーカーボンを排出された二酸化炭素CO2については、30%吸収するということで、グリーンカーボンの森林が12%でありますので、そういった面では、非常にポテンシャルの高いブルーカーボンだと思います。そういう面で、事業者に向けまして、従前から御答弁させていただいておりますが、やはり漁業者のご理解とご協力がまずは不可欠であるということで、今回、関係機関、特に議員おっしゃったように、伊達のほうも新しい首長に統一選挙でなったということで、何度も連携を取りながら、別なお話をさせていただいているところでございますが、来月以降、またいぶり噴火湾漁業組合の総会が終わった後、また1市2町で会う場面も出てきます。そういった点で、私も率先してブルーカーボンについては、伊達の堀井市長、そしてまた村井町長とお話ししながら連携を深めて、できるだけ実現できるように協議を進めてまいりたいなと思っているところでございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
CO2削減というのは全世界的に叫ばれていますけれども、私は商売柄というか、魚を扱う仕事もしますので、地球温暖化というのは、あまり関係ないとどこかで意識のある方とそうでない方とで全然違う。例えば捕れる魚が全然変わってきていますよね、この数年の間で。今まで捕れなかった魚が、要するにブリとかそういう暖かいところのものがこちらに来ているとか、鮭だとかサンマが捕れなくなってきたとか、そういう形で本当に大変なことだなと、このまま進んでいくと。だから本当にどこかで歯止めをかけないと絶対駄目だと思っております。そういう中で、うちの町として、少しでもCO2削減のための宣言をしたということなのですけれども、宣言した以上は何かをしないといけないということで、迫力を持ってやっていただきたいと思います。次に、今後予定している事業、またLED化等の取組みについて伺いますということで質問しますけれども、例えば今、当町も、私は温泉に住んでいますけれども、温泉に40年前か50年前ぐらいからある水銀灯が、今LED化されております。その中で、これはいいことだなとずっと思っていますけれども、例えば水銀灯なら水銀灯をLED化することによって、今までのCO2の削減とか電気代とかがLEDになることによって、どのぐらい削減になるのか、ちょっとお聞きします。
町の答え 環境課長 仙波貴樹
水銀灯からLEDに変わることによって、電力の消費量がおおむね3分の1から4分の1になるというふうに理論上、使う電気料が、例えの話になるのですが、これまで400ワットの水銀灯を使っている箇所については、場所ですとか状況によって変わってはくるのですけれども、大体100ワットから150ワットほどのLEDの球で同じ光量が得られるということを踏まえますと、おおむね3分の1から4分の1程度電力の消費量が抑えられるということになってございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
3分の1、4分の1だと、すごいいいことだと思います。家の中で、例えば3分の1、4分の1暗くするといったら結構不自由な格好になりますよね。そういうことを進めて、お金もそのときはかかりますけれども、将来的には電気代もかからないですし、CO2の削減にもつながっていくということで、どんどん進めていってほしいです。その中で、当町の例えば公共施設、私はいつも見て、ここの水銀灯、早くLED化すればいいのにと思っているのですけれども、当町の公共施設はいっぱいあります。あと、外灯、町が管理している水銀灯含めいろいろなものがありますよね。そういうもののLED化の進捗状況というか、私、十数年前にもLED化をどんどんするべきだというお話をしたのですけれども、当時はLEDがまだ高かった時代で、なかなか予算もつかないとか、高いとかという話になっていましたけれども、少しずつ進めているのは分かります。どの程度まで進んでいるのか、確認したいと思います。
町の答え 環境課長 仙波貴樹
ただいまの質問でございます。施設の一部、あるいは全てLED化している公共施設等の状況につきましては、役場庁舎などの行政関連施設で1か所、学校施設で1か所、虻田ふれ合いセンターなどの社会教育コミュニティ施設で5か所、また虻田体育館などのスポーツ施設で1か所、入江・高砂貝塚などの町民文化施設で2か所、健康福祉センターなどの福祉施設で3か所、文化センターなどの観光施設で2か所、合計で15か所となっております。また、町内の街路灯のLED化につきましては、まず製造が中止されている水銀灯から順次LED化を図ることといたしまして、昨年の令和4年度から令和7年度までの間で計画的に整備することとしてございます。令和4年度では114基を整備いたしまして、令和5年度では139基の整備を予定してございます。水銀灯については、今年度の整備を終えますと、残りが180基ほどになるのですが、これらにつきましては、令和6年度、令和7年度において整備を進めていくという予定でございます。参考までになのですが、令和7年度末の事業、計画どおり事業が進んだ場合の事業完了時のLED化率につきましては、現在、町が管理しております街路灯が1,840基ほどございます。水銀灯の部分を全てLED化にしますと、全体の46.3%がLED化になるというようなことで現在進めております。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
令和7年度ぐらいまでということで、3年ぐらいの間ということだと思いますけれども、そのとおりに進めていただきたい。本当に何度も言いますけれども、CO2削減のためには、町が推進して中心的になっていかなければ、町民の方や事業者の方に言ってもなかなか説得力がないと思いますので、その辺のことをきっちりこれから計画どおりに進めていっていただきたいと思います。私も、先ほど魚の話をしましたけれども、商売柄大きな業務用の冷蔵庫を持っています。LEDはないのですけれども、古い型から新しい型に替えたら、電気代がすごく違うのですよ、半分より安くなるみたいな。それはLEDでなくてもね。だから新しいものに替えるだけでも電気代、エアコンなんかもそうなのだけれども、そうなっていますので、お金はかかりますけれども、そういう部分で計画的に少しずつでもいいから、そういうものを新型に替えていくのも大事なことなのかなと思いますし、要するにCO2を削減するということでやるわけですから、電気料を少なくすることによって、いろいろな部分で影響が出てくるわけですから、町もそういう形でやっていただきたいと思います。昼までに何とか終わりたいと思います。