洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月13日
三か月の感染者数と感染拡大している年代について
2022年12月13日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「三か月の感染者数と感染拡大している年代について」質問し、健康福祉センター長 末永弘幸、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 大久保富士子 議員
- 答えた人
- 健康福祉センター長 末永弘幸、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 大久保富士子
そこで、コロナウイルス第8波の対策とワクチン接種の進捗状況についての質問でございます。日本では、第7波で1日26万人を超えるなど、これまでにない拡大が見られました。そのため、ウイルスが広がりやすい今の冬に第8波が起こり、第7波と同じか、それとも上回る状況を懸念し、政府はコロナウイルス感染の第8波への新たな対応策として、重症化リスクの高い人が外来医療を受診できないような感染状況では都道府県知事が地域の実情に応じて医療逼迫防止対策強化宣言を出せるようにすることなどを決定いたしました。そんな中で、コロナウイルスの感染が全国に再拡大し、第7波へのピークが高まっている状況を受けて、当町の感染状況をお伺いいたします。多くの専門家が指摘するように、第8波による感染者数は第7波よりもかなり多くなると見込まれています。11月以降インフルエンザとの同時流行も懸念されており、全国的に7波を上回る8波の感染拡大が猛威を振るい死者も高止まりになっています。そこで、当町において二、三か月の感染者数と感染拡大している年代についてお聞きいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
ただいまのご質問でございます。感染者数の把握方法をまずご答弁させていただきます。新型コロナウイルス感染状況の把握の方法につきましては、診察を受けて感染が確認された全ての方の情報につきまして、医療機関から保健所に感染症法に基づく医師からの届出により感染者数や年代などを把握してございましたが、9月26日より届出の対象につきまして、65歳以上の方、入院を要する方、重症化リスクがあり新型コロナウイルス治療薬の投与が必要な方、または重症化リスクがありかつ新型コロナウイルスの罹患により新に酸素投与が必要な方、それと妊婦の四つの形態に限定しまして、北海道におきまして市町村別の1週間の累計により人数を把握してございます。このデータに基づきまして、洞爺湖町の2か月ないし3か月の感染者数を集計いたしますと、まず10月から11月までの2か月間につきましては累計で37名の方、9月から11月までの3か月間の累計で86名の方が感染をしている状況にございます。また、2点目のご質問の件でございますけれども、感染が拡大している年代につきましては、北海道におきまして、発生届出の有無にかかわらず医療機関等で新型コロナウイルス感染症と診断され報告のあった方や検査キットを用いた自己検査等で陽性となり陽性者登録センターにおきまして登録された方の人数を集計してございます。この人数に基づきまして分析をした結果となりますが、ここ3か月の傾向を見ますと、まず40代の方が多く、次いで10代の方の感染者数が多い状況がうかがえます。以上になります。
議員の質問 2番 大久保富士子
ご答弁ありがとうございます。9月より全数調査が中止となり、4類型の人に限定の中での把握ということをご理解いたしました。ということは、洞爺湖町のここ二、三か月の感染者は86人より全体的に感染者が多いということで認識させていただきます。また、今年は当町において感染者が高止まり傾向と認識させていただいているところでございます。第8波では、北海道をはじめ、東日本の感染者の増加が明らかであり、20代未満の若年世代が総体的に多いと言われております。そこで、感染拡大している年代の要因をお聞きいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
11月に入りまして北海道内の日別の新規感染者数につきましては、先ほど議員のほうからもございましたけれども、1万人を超えまして、新型コロナウイルスはオミクロン株に置き換わり、感染力が強くなっている状況と思います。年代別の感染拡大の要因についてでございますが、全年代にも関連するかもしれませんが、道内におきましては寒冷地でございます。感染が再拡大し、その要因の一つに寒さが考えられます。新型コロナウイルスの主な感染経路に空気中のウイルスを含んだ微粒子での感染がございまして、気温が低くなると室内の換気が不十分となりまして、ウイルスを含んだ微粒子が多くなることが感染拡大の要因の一つではないかと認識してございます。以上になります。
議員の質問 2番 大久保富士子
寒さで換気がおろそかになりがちなのも一因だろうとのお話かと思います。第8波が北海道など寒冷地から急拡大したことを考えると、気温と湿度が関係するのではないかと言われております。気温が下がると、感染持続期間が延び、湿度が40%以上を保てなくなると感染が一気に広がると言われております。また、日本ではワクチン接種や国民一人一人の感染対策の徹底によって自然感染や死亡者数を抑えてきただけに、強い免疫を持つ人の割合は少ないと考えられております。当町においても同様と思うところでございます。そこで、感染再拡大に対する町の取組についてお聞きいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございます。感染の再拡大への対応につきましては、社会経済活動をできる限り維持しながら、医療の逼迫を回避していくことが重要と捉えてございます。当町におきましては、新型コロナウイルスワクチンの接種はもちろんのこと、町のホームページや町内回覧などを利用した周知のほか、ワクチン接種会場におきまして、ワクチン接種後の健康観察の時間を利用させていただきまして、密閉、密集、密接を避けること、手洗いや手指消毒を徹底すること、ふだんと異なる症状がある場合は外出や出勤などを控えること、飲食店では大声や長時間の滞在を回避するとともに会話の際はマスクを着用することなど、お知らせをさせていただきまして、いま一度基本的な感染防止行動の徹底をお願いしてございます。以上になります。
議員の質問 2番 大久保富士子
ご答弁ありがとうございます。私も基本的な感染防止行動の徹底は重要と思っているところでございます。しかし、ワクチンの推進や飲み薬などの治療の効果により重症化率が下がっているのも確かであります。そこで、ワクチンは重症化などを防ぐ重要な予防の一つであります。当町のワクチン接種の進捗状況についてお伺いいたします。ワクチン接種イコール感染予防とは言えませんが、肺炎に進展したり亡くなったりするリスクを格段に下げることはワクチンの最も重要な成果と言われております。第8波を乗り越え、経済活動と両立させていくため、ワクチン接種を可能な限り推進していくことが重要になってきております。そこで、当町の新たなワクチン接種体制と接種率についてお聞きいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございます。1点目の新たな接種体制についてでございますが、オミクロン株と従来株の重症化予防に対応した2価ワクチンによる接種につきましては、当町におきましては10月より接種を開始してございまして、現在、主流となってございます株に感染した際の重症化予防や感染拡大の防止に努めているところでございます。2点目の接種率についてでございますが、オミクロン株対応2価ワクチンの接種率につきましては、12月7日現在で49.3%の状況になってございます。以上になります。
議員の質問 2番 大久保富士子
接種実施のご答弁ありがとうございます。10月より実施されて、2か月間で接種率が47.3%の推進に努めていただいたと思うところでございます。また、接種率が人口の50%を超えると集団免疫は有効なのですか、お聞きいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
集団免疫の関係のご質問かと思います。新型コロナウイルスワクチンにつきましては、感染予防効果や発症予防効果は徐々に低下する可能性はございますが、重症化への予防効果は比較的高く保たれることが確認されてございます。当初、新型コロナウイルス感染症への集団免疫につきましては、国民全体の6割から7割の方の接種が完了により達成できる内容で試算されてございましたが、新型コロナウイルス感染症は、次々に変異を繰り返しまして、ワクチン接種の有効性と併せて集団免疫の達成状況につきましては、国からの通知など明確な情報がなく、不透明な状況にあるかと思います。このことから、引き続きまして基本的な感染予防の徹底と新型コロナウイルスワクチンのオミクロン株対応2価ワクチンの接種によりまして、ご自身の感染予防や重症化の予防と併せまして感染拡大の防止に努めていただくことが必要な状況と認識してございます。以上になります。
議員の質問 2番 大久保富士子
集団免疫は、人口の一定割合以上の人が免疫を持つことにより感染が出てもほかの人に感染しにくくなると言われております。ワクチン接種ができない方のためにも可能な限りワクチン接種を推奨することが重要であると思うところでございます。昨年より実施されたワクチン接種も、現在5回目が実施されております。推進をする中で、様々な課題が生じ、さらに工夫を行いながら対策を講じたと思われるところでございます。そこで、ワクチン接種を3回、4回と推進する中での課題とオミクロン株対応ワクチン接種の課題についてお聞きいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
現在、接種を進めておりますオミクロン株対応2価ワクチンにつきましては、12歳以上の全ての方が対象になりまして、一、二回目の接種を完了した方、もしくは前回接種の3回目接種、もしくは4回目接種の完了から3か月以上経過している方へ1人1回の接種を可能としてございます。ワクチン接種につきましては、接種を受けるご本人が十分な理解と納得をされた上でご検討いただくということになりますが、接種者の数につきましては、これまでに行ってきたコロナウイルスワクチン接種と比べあまり多い状況にはないということが現時点での新型コロナウイルスワクチン接種についての課題と認識している状況でございます。以上になります。
議員の質問 2番 大久保富士子
状況のご答弁ありがとうございます。ワクチン接種は、あくまでも任意であります。1回、2回目の接種において高熱が出たり体調を壊したりなど副作用により3回目の接種を控えた方も随分おられると聞いております。そこで、説明責任が重要な課題と思うところでございます。住民の方が安全・安心してワクチンが接種でき、いつも接種が可能な体制に努めていただきたいとお願いするところでございます。それでは、最後の質問でございます。コロナウイルスは変異し、人に感染し続けます。今回の第8波による感染者数は第7波より多くなると懸念され、再拡大が続いていることを踏まえて、今後の町としての対策をお聞きいたします。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうから、冒頭でございますが集団免疫についてございました。集団免疫につきましては、国からの通知など明確な情報はないということでございますので、不透明であるということをご承知いただきたいと思います。私自身も既に罹患してしまいまして、本日追加の行政報告の中で、そういった点の基本、手洗いですとか手指消毒、マスク着用、三密といった基本のキに戻って取り組んでまいりたいと思っているところでございます。ワクチン接種につきましては、感染された際の重症化の予防はもちろんのこと、医療機関において重症化リスクのある高齢者や基礎疾患のある方、妊婦などの受入体制や通常医療も維持しなければならないなどの視点でも必要なものと考えているところでございます。最も大切なことは、爆発的な感染拡大、クラスターですとかといったことがないような形にしていきたいと。そしてまた今冬でございますが、インフルエンザとの同時の流行に備えるなど、医療機関との連携の下、ワクチン接種を加速させ、感染拡大防止に努めてまいりたいと思うところでございます。また、年明けでございますが、令和5年1月からは、町内全ての医療機関のご協力の下、ワクチン接種を行うこととしております。以上でございます。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
町としての対策ということでございます。先ほど令和5年1月から町内全ての医療機関の協力の下、接種を進めるという内容でございますけれども、状況に応じて、集団接種も年内続けてございます。それらも含めまして感染拡大の防止に努めていくということが重要と捉えております。そういうような対応をしていきたいと考えてございます。ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 2番 大久保富士子
前向きな対応よろしくお願いいたします。爆発的な感染拡大を防ぐことが重要であり、ワクチン接種を加速させることが最も重要だと思うところでございます。最後に、先が不透明なときだからこそ、誰一人残さない政策をと思うところでございます。以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。