みんなの議会

洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月13日

町の財政に対しての今後の考え方

2022年12月13日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「町の財政に対しての今後の考え方」について質問し、町長 下道英明、税務財政課長 藤岡孝弘、上下水道課長 篠原哲也が答えました。

聞いた人
千葉薫 議員
答えた人
町長 下道英明、税務財政課長 藤岡孝弘、上下水道課長 篠原哲也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 千葉薫

2件目の案件について質疑をさせてもらいたいと思います。町の財政に対しての今後の考え方ということでございます。いろいろと教えをいただきたいと思います。現在の当町の財政状況をどう捉えているかということでありまして、なぜかな、こういう話かなという問題でありますけれども、先日、北海道財務局理財部、融資課ですか、というところから大勢で来ていただきまして、職員の方の研修だったのだろうと思いますけれども、私ども議員のほうも一緒に聞かせていただきました。ほとんどの職員の方も2日にわたって、議員のほとんどの方も聞いておられたと私は思っています。大変事細かにいろいろな話をしていただいたと思います。無駄を省くとか、今後のいろいろな事業展開にはPFIが必要だとかという話やそんな資料もいただいたところでございます。取りあえず、今回の洞爺湖町の財政の見通しということで、大まかにではありますが、まず1点、どう捉えているのかお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからございましたように、先般、北海道財務局から財政投融資から見た洞爺湖町の財政状況の講演がございました。職員だけではなく、議員各位も含め120名の方がご参加していただきました。ありがとうございます。今ご質問のありました洞爺湖町の財政状況をどう捉えているのかというご質問でございます。洞爺湖町のほうは、町村合併後、平成20年度決算の実質公債費比率が基準値の25.0%を超え29.8%ということで、早期健全化団体となり、平成23年度決算で脱却という過去に大変苦しい経験をした町でございます。平成23年ということは2011年、私もちょうど補選で議員になったところでございます。これを教訓として、健全化団体から脱却後は、まず新規起債発行事業を抑制し、地方債残高の削減を図ったところでございます。さらには、財政調整基金など基金残高の積上げを図ったところで、以上の2点を重点事項としまして、これまで財政運営を行ってきたところでございます。直近の令和3年度決算における健全化判断比率を示す各財政指標というものは、実質公債費比率の3か年平均10.6%、これは全道で47番目でございます。また、将来負担比率は30.9%ということで、全道63番目でございます。全道の平均を上回っているものの、比率は年々改善され、いずれも基準に抵触しない水準を確保しているところでございます。懸念される点といたしましては、少子高齢化や人口減少など、歳入に占める町税、地方交付税の減少が見込まれる中、自主財源の確保や経常経費の削減をいかにして図っていくかが今後の財政運営上の大きな、大きな課題だと捉えているところでございます。歳出においても西いぶり広域連合の新ごみ処理施設建設、また西胆振行政事務組合の消防通信指令台に係る負担金、また、先ほど来ございました、入江・本町保育所統合に係る新保育所の建設、また昨今の円高、あるいはウクライナ侵攻によって世界情勢が変わってきた中で原油高ということでございます。その観点から、電気代高騰など、公共施設の維持管理など、多額の経費を要する事業が見込まれる中、将来にわたって持続可能な財政運営を図っていかなければならないと考えているところでございます。こうした中、私の政策理念でございます、子どもから高齢者まで誰もが幸せを感じるまちづくりを実践すべく、特に子どもたちの未来への投資、そして子育て家庭への支援については、働く世代の転出を少しでも抑え、転入につながる移住支援にもつなげていきたいと考えているところでございます。新たな財政需要の財源をいかにして見込み、中長期的に見た各財政指標の見積もりも立てながら慎重にまちづくりを進めてまいりたい。そのような形で現状の当町の財政状況を捉えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 7番 千葉薫

財務局がお話ししたような内容のところかなと思います。財務局からいろいろな資料もらいましたけれども、まとめであります。町長とダブるかもしれませんけれども、ちょっと読ませてもらうと、平成23度決算による財政健全化計画完了後も着実に地方債残高の削減と積立金等残高の積上げを続けた結果、令和3年度決算において、当局の4市町については、いずれも基準も抵触しない水準を確保している。一方で、地方交付税の減少を主因として行政経費収入は減少傾向にあり、収入に占める自主財源の割合も類似団体に平均し にしているため、今後はさらなる自主財源の確保や行政経常支出の削減が必要と考えられると。類似団体の中でも低いほうだというような指摘を受けているということでございます。また、令和元年度以降、建設費等の発行が増加傾向にあるため、地方債残高の増加、将来の公債費負担の増加が懸念されると言われています。令和8年度においては、財政調整基金が令和2年度の3分の2程度の水準となるため、資金繰り、余力の低下が懸念されるというまとめをいただいたということでございます。令和8年ですから、3年後にはもう財政調整基金が3分の2になるのだろうという予測も財務局では見透かされているというようなところであります。そういうことも踏まえて、やはり類似団体、うちの町は洞爺湖観光もありますし、農家は強いよと、漁業も強いよと、そして福祉のほうも結構あるよというような話で、結構名前を売ってあれしているつもりなのですけれども、似たような町の中ではそういうのが低いと言われる。残念なことですけれども、その辺のところを盛り返していかなければなかなか難しいのだろうと思います。本当に が低い。本当にどうしようもない一番大変なところで、姉妹都市の箱根は復興団体ということで100%自分たちで資金つくって運営しているということでありますから、姉妹兄弟といっても大分差があるなとつくづく感じるところであります。そんなところの現在というようなことはやはり町長と認識を同じくするところであります。そんな中で、一般会計の繰出しが結構あるのではないのというような指摘も受けたところでありまして、それが質問の2でございます。一般会計による特別会計への繰出金が多額となっているが、それぞれの会計の見通しはということで質問させてもらいたいと思います。各会計の見通しについて説明をお願いいたします。

町の答え 税務財政課長 藤岡孝弘

冒頭10月6日・7日の2日間にわたって北海道財務局主催の財政融資資金の貸し手から見た洞爺湖町の財政状況ということで講演いただきました。参加いただきました議長、副議長はじめ、議員各位の皆様にはこの場を借りまして、まずお礼申し上げます。この中で、まず開催した趣旨でございますけれども、洞爺湖町の財政は厳しい、厳しいと言われるのですが、特に財政状況について将来的な見通しを含めて、職員が共通認識を持って予算要求ですとか予算執行にもつなげていただきたいということで、財政の研修会を開催したところでございます。この中で、財務局の指摘の中の一つに、今言われたように、各会計の繰出金の割合が他の類似団体に比べて洞爺湖町は高いのではないかという懸念が示されました。洞爺湖町は五つの特別会計がございまして、国保、下水道、介護、簡易水道、後期高齢者医療と五つの特別会計がございます。令和3年度の状況で申しますと、一般会計からの繰出金は、令和3年度の額でございますけれども8億1,600万円程度が一般会計から特別会計への繰出金という形で、これは歳出に占める割合としては約12%で、これが他の類似団体ですと8%から9%前後で、高いのではないかという指摘でありました。今後の特別会計への見通しについてでございますけれども、国民健康保険、後期高齢者医療、それから介護保険の特別会計につきましては、やはり高齢化などによりまして保険の利用者がこれからも増える見込みでありまして、ここも一般会計からの繰出金が減る要素というのはあまりないのかなと思っております。それから、下水道、簡易水道会計につきましては、やはり施設の老朽化、相当施設の更新の経費がかかるところが見込まれまして、ここに対しても一般会計からの繰出金が多くなるのではないかと思っております。この中で、特に下水道会計が、先ほどの8億1,600万円のうち3億6,000万円ほど一番多く占めております。令和5年度に下水道会計、簡易水道会計は地方公営企業法の適用を受ける企業会計に移行します。令和5年度決算での収支の問題点を洗い出していただいて、今後の料金体系の見直しも必要になってくるのではないかと考えているところでございます。以上です。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

私のほうからは、上下水道の3会計についてご説明したいと思います。まず最初に、下水道事業会計の繰出金が類似団体と比較して多額となっている理由についてでございます。類似団体における他市町との比較については、ちょっと分からない部分もありますが、洞爺湖町の下水道事業の特徴でございます。1点目として、二つの処理区、二つの処理場を持っていることがございます。このことによって処理場に関わる維持管理費、施設更新費、修繕費、動力費、薬品費、汚泥運搬処分費等が当然ながら1処理場よりも費用が増大いたします。2点目として、洞爺湖温泉地区に平成12年の有珠山噴火災害復旧で新たに建設した洞爺湖温泉ポンプ場がございます。有珠山噴火以前は、温泉地区と泉地区を結ぶ下水道トンネルにより動力費用が発生しない自然流化方式で下水処理場まで送水していましたが、ポンプ場を建設しポンプは層方式になったことにより、維持管理費、施設更新費、修繕費、動力費が増加してございます。3点目として、温泉排水による処理場施設への影響でございます。これは温泉地があって温泉排水が流入している他都市の処理場にも共通していますが、温泉成分、特に硫化水素でございますけれども、この影響により通常より機械電気設備の腐食が早く、機器の更新費用が増加する傾向がございます。4点目として、下水道使用料金の設定額でございます。近隣6市町村との比較でも一番安価な使用料金体系となっており、全道平均でも比較的安価な設定となっております。これらのことが下水道事業会計の繰出金が他の類似団体と比較して多額となっている要因であると考えてございます。次に、下水道事業会計についての今後の見通しでございます。まず、今後の見通しのプラス要素としまして、歳入でございますけれども、一般会計からの繰入金は平成29年度から令和3年度までで4億2,800万円から3億6,600万円で、だんだんと減少傾向になってございます。約5年間で6,200万円ほど減少となってございます。この繰入金が減少しているのは、下水道事業債の毎年度の償還額が、同じく直近で9,300万円ほど減少していることが主な要因でございます。次に、今後のマイナス要素でございます。下水道使用料収入でございますけれども、同じく直近5年間で1億 9,100万円から1億6,500万円と推移しておりまして、2,600万円ほど減少してございます。要因としましては、定住人口の減少や新型コロナウイルス感染症の影響による観光人口の減少によるものと考えてございます。また、歳出におきましては、電気料金、動力費の高騰や工事費、修繕費の高騰もあり、今後も増加すると考えてございます。先ほど、財政課長も言っておりましたが、下水道事業会計については令和5年度より資金の収支のみの単式簿記から資金の収支を含めた複式簿記である企業会計へ移行する予定でございますが、大変厳しい状況であることには変わりありません。今後におきましても、料金収入の減少が見込まれる中で、下水道処理場等の老朽化施設の更新等に多額の費用負担が見込まれます。次に、水道事業会計についての今後の見通しでございます。水道事業会計については、平成26年度に実施した水道水の硬水対策事業費として2億円を一般会計から他会計補助金として受けておりますが、移行については一般会計からの繰出金は受けておりません。しかし、水道料金収入は定住人口の減少や新型コロナウイルス感染症の影響による観光人口の減少で平成29年度には2億1,000万円ほどございましたが、令和3年度では約1億8,000万円となり、3,000万円ほど収入が減少してございます。また、支出におきましても、電気料金、水道水を使ったりポンプで水道水を配水する動力費の高騰や工事費修繕費の高騰もあり、大変厳しい状況でございます。今後におきましても、料金収入の減少が見込まれる中で、水道水の安定供給のためには、老朽管の布設替え工事や浄水場等の老朽化施設の更新等に多額の費用負担が見込まれます。続いて、簡易水道事業会計についてでございます。主な歳入に関しましては、一般会計からの繰入金で、平成29年度から令和3年度の5年間平均で毎年約3,800万円前後でございます。簡易水道事業債の償還額が、同じく直近の5年間で5,6000万円ほどあり、起債償還金の補塡財源となってございます。また、水道料金収入でございますが、同じく直近の5年間の平均で約4,300万円でございます。簡易水道料金におきましては、コロナ禍の影響があまりない状況で、おおむね横ばいの状況でございます。また、歳出におきましては、電気料金、動力費の高騰や水道管の老朽管布設替え工事や施設の更新費、修繕費の高騰もあり、今後も増加すると考えてございます。上下水道事業につきましては、安全で良質な水道水の安定供給を継続し、町民の生活を守るライフラインでありますことから、担当課としましては、近い将来のいずれかにおきまして、一般会計繰入金の抑制や上下水道料金の改定を含めた検討が必要になると認識してございます。以上でございます。

議員の質問 7番 千葉薫

一般会計からの繰出金が8億6,000万円余りと、12%を超す比率でもっていると。今後、この繰出金は、どのような経過をたどるのかなと。これから世帯数も減る、人も減る、年寄りが増えてくる。そうすると、特別会計もいろいろな動きが出てくると思うのですけれども、5年後、10年後、そんなスタンスの中でのご回答をいただきたいと思います。

町の答え 税務財政課長 藤岡孝弘

令和8年度までの繰出金を今計画上も見込んでおりますけれども、5特別会計合わせて一般会計からの繰出金は9億円前後ぐらいにまで達するのではないかと思っております。下水道は、今、上下水道課長が申したとおり、企業会計に移行するタイミングでの検証、それから一般会計から下水道会計に対して起債の償還に充てるための繰出金が減ってきている傾向にございますので、下水道についてはおおむね横ばい程度で見込んでおります。それから、国民健康保険ですとか、介護保険、後期高齢者医療が先ほども申したとおり、高齢化などにより保険を利用する方が増える傾向にあると考えております。以上です。

議員の質問 7番 千葉薫

町の財政規模が小さくなる上で、今の8億円から9億円になるということは、またパーセントが上がるということですよね。それだけ町の負担が多くなるということですよね。先ほど下水道も一例ですけれども、近い将来いろいろな利用料金の検討が必要だということになるわけでありますし、ほかの特別会計においても、そのような環境にならざるを得ないのかなという感じがしています。そんな中で、3番目に移りますけれども、いろいろな事業をこれからうちの町は抱えています。西いぶり広域連合ということで、室蘭地域含めた中でのごみ処理の新しいものができるというようなこともありますし、当初よりもいろいろなものが高騰していて、予想よりも高い負担が必要になるのではないかと言われております。また、西胆振行政事務組合でも指令台の話で昨日も全員協議会においでいただきまして説明を受けたところであります。などなど、次年度以降大きな負担が見込まれています。そんな中で、来年度に向けてのこれからの予算のつくり方というのは大事なことになるのだろうなと思います。その中で、町長は今回公約として、先ほどもお話ししましたけれども、子どもに支援するというようなことでのお約束、公約があります。口頭でもこの場で次年度はつけたいというお話をしていましたけれども、その金額は大体幾らぐらいでしたか。お聞きしたいと思います。

町の答え 税務財政課長 藤岡孝弘

今、議員おっしゃられましたとおり、次年度以降、広域連合の一部事務組合に対する負担金が多額の経費を要する見込みでございまして、広域連合の負担金、新中間処理施設の建設費に要する負担金は、令和5年度で、今現在ですけれども6億3,000万円程度、それから西胆振行政事務組合に対する通信指令台も令和5年度から7年度までで2億3,000万円ほどが洞爺湖町の負担として見込まれているところでございます。これら多大な経費が見込まれる中、今言われましたとおり、町長の政策に掲げております子育て支援に関する分野に関しては、令和4年度の政策予算の中で新たに出産祝金の拡大を250万円ほど増額させていただいております。それからゼロ歳児のおむつの支給、これは新規事業で始めさせていただきましたが320万円ほど、合わせて550万円ほど、それから令和5年度で新たに子育て支援策として見込まれているのが、高校生の通学費の費用の拡大、それから中学校入学時の制服・ジャージの支給、高校生までの医療費の無料化、それから保育所の完全無償化、これらの項目が見込まれるところでございまして、これにつきましては、令和5年度の予算査定の中でヒアリングも含めて検討してまいりたいというふうに考えております。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからございましたように、課長のほうからもございました令和5年度につきましては、これから予算編成ということで、いろいろな組立ての中で教育委員会のほうから上がってくるものと精査しながらヒアリングをさせていただきたいなと思っているところでございます。また、財政運営について、今後、改善していくところも様々ございますので、その点については当町におきましても公共施設の改廃ですとか統廃合ですとかというところも進まない状況でございますので、今後は公共施設等の管理計画等も踏まえて政策にめり張りを持ちながら、経費が急騰する公共施設の改修、更新、統廃合も含めて、私の政策も併せて、これからの予算編成に向けて取り組んでまいりたいと思います。以上です。

議員の質問 7番 千葉薫

ちょっとお答えなかったのですけれども、町長の公約に当たる部分の予算は、具体的に令和5年度もしやるとすれば幾らぐらいの予算になるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 下道英明

おおよそですけれども、3,000万円ほどと考えております。

議員の質問 7番 千葉薫

町長の目玉の公約ですから、やるということでありますけれども、本当にこれから給食センターの話も前回出ましたし、保育所の問題もあります。また、個人的には芸術館もまだありますよと。虻田中学校も常時改修で、悪くなれば直し直しやっていたりなんかするわけで、本当にこういったところが出てくるわけで、ハードの面ばかりという話になりますけれども、結構かかるというようなことが現実だろうと、目の前にあるというふうに思います。任期は4年ですから、急がずとも少し立ち止まってもいいのかなと。正直言って、例えば3,000万円を4年で1億2,000万円ですか。すると、芸術館はさておき、違ったところにもいろいろな手当ができるのではなかろうか。はっきり言って、目玉で皆さん喜んでいる部分もあります。ジャージやら制服やら通学費やら。ですけれども、実際問題これだけ目に見えて大きいのが出てくると。議会報にも載りますけれども、町報にも載って、予算の中でこれだけいくのだよと、大変だよと、健全化団体を経験していますので、財調あるのではないかと。そんなことを崩すと、先ほど言った令和8年度の3分の2が2分の1になってしまうかもしれない。もともと財調は20億円ちょっとですものね。ですから、本当にいつあるか分からない噴火災害、災害の話もいっぱい出ていましたけれども、突然起きると、やはりそういったことは貯金が当てになるわけですから、そういったことも踏まえての財政措置というか、見通しも立てなければ駄目なのだろうと思います。思いつきで次から次に言っていますけれども、そんな中で、財政は組まれていくものだと思うのですけれども、そんな課題がある中で、どうですか町長の公約は、少し見直すとか立ち止まるという話になりませんか。

町の答え 町長 下道英明

議員のほうから財調が、財調は今、令和3年度で12億5,500万円ぐらいでございます。財務省の方から言われているように、令和8年度は3分の2程度ということで8億3,000万円ぐらいになろうかと思います。公約云々ということで、まずは原課の担当課のほうからの上がったものも入れて対応を考えていきたいと思いますけれども、昨日も4番議員のほうからも観光振興ですとかのご質問がありましたけれども、当町におきましては観光、農業、漁業の三つの柱により、交流人口を増やして子育て世代にこの地域の魅力を理解していただき、そしてまた子育てを卒業したお母さんですとか、あるいはご婦人方にもご協力いただきながら、こういった仕組みをお見せしながら、前段で教育の問題がございましたけれども、小さい町ですけれども、きらりと光る教育にも力を入れているよといった目線を持ちながら、人口の減少幅を少しでも少なくして施策を進めていきたいなと思っているところでございます。さらには、ふるさと納税等ございますし、最近は自主財源の拡大に向けて担当職員も増やし、稼ぐ町・役場として、今やっと動き始めておりますので、なかなかふるさと納税一本というわけにはいきませんけれども、その中で全国を見渡しても自治体で直面している収支バランスの不均衡というのをコロナ禍でも一時的なものなのか、それとも中長期的に見ても回復できないものなのか、ここら辺のところも見定めていかなければならないと思っております。そしてまた、一時的な歳出のものであれば、これは、例えば臨時的な支出を補うようにいろいろなところから財源を探してくるということもありますけれども、しかし、長期的な見通しの中では、確実に見込まれる収入規模に合う、毎年必ず出ていく支出を抑えていく、議員おっしゃったとおりでございます。古くは、財政の基本でございます「入るを量りて出ずるを為す」ということわざがございますけれども、将来の財政状況をこのように議会の場、あるいは予算委員会、決算委員会の場におきましても情報を共有させていただきまして、町にとって本当に必要なものは何なのか、そしてまた役場内はもちろん審議会を通じて、町民の皆様、さらには議員各位の皆様のお知恵を拝借、共有しながら、財政運営の改善に努めてまいりたいと思いますのでご協力お願い申し上げます。以上でございます。

議員の質問 7番 千葉薫

町長は4月からなったということでありますから、それでもエレベーターを造ったし、洞爺中島には旧博物館を新しく造りました。次から次に魅力のあるものをつくっていきましょう、うちの町に来てもらいましょうということでの提案だったし、実行してきたものでありますから、造ったものに対しては当然借金で払っていかなければなりませんけれども、これからまた新しいまちづくりの中でどうしても必要なものも出てくるわけだと思います。ただ、私先ほど申し上げたのは、公約ですからあれですけれども、3,000万円が始まってしまったら、来年一年でやめようという話にならないです。今年やって来年やめる、また次にやめる、次に始めるという不公平なことはできないわけですから、続けた以上は3,000万円ずっとかかるということですよね。その見極めが大事だろうと思います。うちの町の予算規模がこれからどれだけ減って、どの辺で安定してくるのか分かりませんが、ふるさと納税がどれだけ期待が持てるものなのか、本当に期待はしたいのです、私ども。この間、議員で研修に行ってまいりました。北上市というところです。大変人材も優秀ですし、周りの方々もみんなで努めて庁舎挙げてやっているような環境だと思います。頑張ればそういったところも出てくるのだなと、本当に額が違うだけのふるさと納税が出てきましたから、すごいなと思いますけれども、今そのはなしをしてもしようがないのですけれども、ただ、今の70億円、六十何億あれですけれども、その中での借金を返して、どうして、こうしてと今言われたとおり「入るを量りて出ずるを為す」ですか、そんなことを考えていかなければ駄目だな。こういったことが目に見えてくると心配ですから、どうしても議会で取り上げて一言言わなければ駄目だなという思いです。当然、特別会計も五つあるので、これはどうしてもかかるものはかかるし、町の方に負担かけなければいけないものは、かけてお願いするしかないと。その辺のところもはっきりそれは町長が言わなければなりませんし、その辺の責任を持って財政運営に当たっていただきたいと思います。本当に今回は研修したことはいいことかなと思います。藤岡税務財政課長に会ったときに、そんなことやるので議員もぜひ出てくださいと言われて、私もそのときに出たのですけれども、本当に意識が高くていいと思います。ああいう勉強をすればエキスパートと言っていましたけれども、皆さんその辺の財政のエキスパートになってもらいたいと思います、うちの町の職員には。それで、その辺のところをきちんと整理しながらやっていければいいかなと思います。最後に一言もらって、終わりにしたいと思います。町長からお願いできますか。

町の答え 町長 下道英明

今、議員のほうからございましたように、特に理財局からの、先般もいろいろありました。こういった機会を得ながら情報共有していく。そしてまた、今回の財政に対しも、予算編成はこれからですので、この中でいろいろ上がってきたときに、それは当然無理であろうと思えば、そこはまた議会にお諮りしながら進めてまいりたいと思います。いずれにしても、持続可能なまちづくりに向け、そしてまた政策について一つ一つ肉づけして実行して、町民の皆様、そしてまた議会の皆様にお示ししていきたいと思います。ぜひ今後ともよろしくご指導のほうお願いいたします。

出典:洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月13日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる