洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月13日
2番のカーボンニュートラルについて
2022年12月13日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「2番のカーボンニュートラルについて」質問し、環境課長 仙波貴樹、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 環境課長 仙波貴樹、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 板垣正人
それでは、次に2番のカーボンニュートラルについてということで質問させていただきます。これも昨日、10番議員のほうから質問があって、宣言しますよということになりましたよね、ゼロカーボンシティということで。それで、今日も某新聞社に大きく記事になって出ていました。洞爺湖町の議会であんなに取り上げられたのは、何十年ぶりぐらいかなというような、いつも小さく隅っこのところにちょっと入っているのですけれども、大きく取り上げられていました。それで、ゼロカーボンシティ宣言というのは私も今回言おうと思っていて、先に宣言するということになったのですけれども、要するに、1月にという、そこまで私は具体的に、「1月に宣言します」と昨日、町長のほうから話がありましたけれども、そこまですぐ言っていて、今までどうしてできなかったのかなと。なぜできなかったのかと。要するに、議会のたびに環境サミットやった洞爺湖町はという話が必ず出ますよね。そう言いながらも、ここまで宣言してこなかった理由というのがもしあれば聞きたいと思います。
町の答え 環境課長 仙波貴樹
これまでに宣言できていない理由はあったのかというご質問でございます。ゼロカーボンシティ宣言につきましては、これまでも度々議会で質問等が出ていまして、その中でも町の取組だけではなく、事業者や町民の皆さんにも環境に配慮した取組が必要不可欠であるといったことから、環境審議会のご意見ですとか、また先進地の状況などを確認しながら見定めていきたいという形でこれまで答弁してきたところでございます。昨日、10番議員のほうにも町長からの答弁のとおり、道内では既に80もの自治体で当該宣言を表明していることや、また2030年までに温室効果ガスの削減を46%という高い目標を達成するためには、もはや一刻の猶予もないということを鑑みまして、このたび町長の昨日の答弁のとおり、年明け1月には宣言したいという答弁をさせていただいたというところでございます。以上です。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからございまして、担当のほうからも説明ございましたが、ただ一つ、私自身、執行方針の中でも、あるいは6月会議の中でもゼロカーボンシティ宣言に取り組んでいきたいということはございましたが、今、議員からの発言のニュアンスをお聞きすると、何で急にということであろうかと思いますけれども、課長のほうからもございましたように、既に80以上と。そしてまた今回、特に商工会、経済団体からもはっきりと、議会にも要望はいっていると思いますけれども、今までは議会のほうにあまり要望が出ていなかったと。カーボンニュートラルに関していけば、例えば洞爺湖温泉の宿泊関係の施設にしても、そこのところで調整がどうのという話も聞いているところでございました。そういった点で、経済団体等も併せて、さらには先般の北海道町村会、政策懇談会においても、非常に強い北海道としての北海道ゼロカーボンということに対しての施策提言もございました。そういった点を併せまして、昨日、るるご説明した中で宣言に向けて取り組んでいきたいということでご答弁をさせていただいたところでございます。ただ一つ、もう少し議会、そしてまた委員会に対しての説明が、プロセスの中でしっかりと並行しながらこういった形で進めていきたいということが、私自身、不十分であったなと感じているところでございます。そういった点で、まずはこの場をお借りしまして、その点はおわびするのですけれども、ぜひこの点をご理解いただきながら、2023年度策定に向けて再生可能エネルギーの導入計画、さらには地方公共団体実行計画区域施策編について、2023年度来年度策定を目指して、まずは土俵に乗ると、ゼロカーボンシティを宣言することによって様々な施策について提言の中で附随してくるものがございますので、その点ご理解いただければと思うところでございます。以上でございます。
議員の質問 11番 板垣正人
今、議会側への説明が不十分というのがありました。確かに1月に宣言するのであれば、本当に議会に対しての説明もなく、事業者といろいろあったかもしれませんけれども、それはないだろうなと。皆さん議会側としても、両輪とよく言われるとおり、やはり同じ気持ちでというか、同じような情報を得ながら一緒によりいいものをつくりましょうというのは、我々議会も関係するわけですから、1月といったら正月挟んだら何日もないような状態なわけだから、そういうときに議会を少しないがしろかなというような感じがしました、私は実際ね。それで、これからもそういう部分では近々きっともって説明か何かあると思うのですけれども、そういうことで、要するに両輪として一生懸命、宣言することはすばらしいことで私も大賛成ですが、それをやるにしてもきちっとした形の中でやっていただきたいと思います。それで、今後ゼロカーボンシティを宣言して、ゼロカーボン洞爺湖ということになると思いますけれども、そういった中で、今後取組として、例えば洞爺湖温泉でやっている、虻田も一部やっていますが、イルミネーションをどうするのかとか、花火どうするのかとか、そういうことというのは検討されましたか。
町の答え 町長 下道英明
ゼロカーボン、特にイルミネーションについては、LEDの中で点灯しているところでございますし、そういった点も併せまして、花火についてはカーボンオフセットという関係で、これからブルーカーボンの話もございますので、そういった点も総合的に検討はさせていただきたいと思いますけれども、大枠の中で今説明させていただいたような形のカーボンオフセットの計画の中で取り組んでいきたいと思っております。
議員の質問 11番 板垣正人
カーボンオフセットという言葉も出てきましたけれども、とにかく数値が決まっているわけですから、2013年対比ということなのですけれども、その中でCO2を出さないようにする。今回の議会で大雪の話もありましたけれども、要するに、異常気象というのは基本的には温暖化のせいではないかという話になっています。それでこういう形になっていると思いますけれども、当町として、私は個人的に思うのですよ、花火は花火であってやり続けていかなければいけないな。イルミネーションなんかは冬の一つの、あれが何十年、何百年続くことにならないかもしれないけれども、当面の間はああいう形の中でやっていくのだろうなということで私は思っております。そういった中で、例えば当町の宣言してからの、もちろん後で結構なのですけれども、例えばLED化を進めたい、公共関係は結構なっていますけれども、例えば議場もLED化するべきだし、庁舎内の階段の上り下りだって、つけっ放しではなくて人感センサーみたいなもので、数千円で売っていますから、あんなのでいいのではないかと、それもLED化にしてね。そういう細かいことでもとにかくやっていく、少しお金かかりますけれども。究極は、例えば屋上にソーラーパネルいっぱいつけて、少しでも庁舎内の電気を、それも予算かかりますけれども、形にしていくような、そのぐらい役所として迫力を持ったことをやるべきだと思うのですけれども、その辺はいかがですか。
町の答え 町長 下道英明
今、議員からご指摘ありましたが、いつも議場の上の、何と言うのでしたか。水銀灯という形で、これもLEDとか、よくおっしゃっていたと思います。そういった点で、とにかく今回このようなご提案もあったように2023年策定に向けて再生可能エネルギー、さらには細かいところのLEDですとか、今LED化を令和4年と令和5年で動いておりますので、そういったことも踏まえて今回の準備の中で策定を組み入れていきたいと思っております。
議員の質問 11番 板垣正人
そのとおり、2023年にきちっとやっていただきたいなと。隅々見ると結構いろいろなことがそんなに予算をかけないでできることもあると思いますので、ぜひ役所が真剣なのだということがやっぱり一番大事だと思いますよ。それを民間の人が見て、うちもだねみたいになっていきますし、それが結構カーボンニュートラルも含めて引き継いでいくのかなと思いますので、そういった形の中で進めていっていただきたいと思います。続きまして、同じような感じで、ブルーカーボンについて町としての認識を伺いますということなのですけれども、ブルーカーボンは、私も去年の今ぐらいからブルーカーボンということを少しいろいろな部分で勉強させていただきました。若干デメリットもあるのだけれども、ほとんどメリットだと。ブルーカーボンというのは、基本的に森林とか何とかはグリーンカーボンと言われて、海の中で海藻とか昆布だとか藻だとかというのがブルーカーボンと言われていて、それが大気中のCO2をグリーンカーボンより効率よく吸収してくれるということで、それが一番、私がそういうのを見ていたら、いいところばっかりだなと思いながら見ておりました。まず、ブルーカーボンに対して認識をお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
ブルーカーボンでございますが、今年の4月ですか、ブルーカーボンを提唱されている国会議員の先生がいらっしゃいますし、また、板垣議員も十分ご存じである先生からでございますけれども、ブルーカーボン自体は、海の中の海藻類により海中に溶け込んでいるCO2を吸収して固定して貯蓄する効果があり、森林による吸収であるグリーンカーボンよりも吸収力が多いことが注目されていると認識しているところでございます。北海道におきましては、環境と調和した水産業の構築を目指して新たなCO2の吸収源として期待されるブルーカーボンということで、北海道ブルーカーボン推進協議会が10月に設立されたということでございます。当町といたしましても、北海道の取組と連動しながらブルーカーボンに取り組む必要があると認識しているところでございます。特に、藻場の保全や海藻類の養殖が必要となってくることから、漁業者の理解と協力が不可欠であると思っております。いぶり噴火湾漁業協同組合とも協議をしながら考えてまいりたいと思います。4月下旬ですか、いぶり噴火湾漁業組合の方と政治家の先生がブルーカーボンについて、私も同席させていただきましたので、そういった面では、噴火湾におきまして新たな進み具合があるのかなと思っているところでございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
分かりました。ブルーカーボンは、2009年くらいから国連の世界何とかというところでできた言葉だそうですけれども、研究すれば研究するほど、特に今、北海道でいえば釧路の方面で、あの辺のたくさんの町の首長が集まっていろいろ会議を開いているみたいなことも聞いております。そういった意味で、北海道は回りがぐるっと海ですから、世界でも全部が海に囲まれているという国はそうそうないのですよね。一面は海を向いているけれども、違うところは山側だとか、日本は全部ですけれども、本当にそういう国というのは珍しいので、そういう中でCO2削減のためのブルーカーボンの政策をやって、当町としても、すぐやれるかやれないか別にしても、やって推進していっていただきたい。それで、最近、1市2町の首長方で漁業系の雑物の関係の調査研究のための協議会ができまして、そういうところでも洞爺湖町がリーダーシップを取ってブルーカーボンについてどうだろうかという話になって、もしそこで1市2町で話がまとまって、もっと広めてやろうといった室蘭市だとか登別市だとかというところにも声をかけながら、どこの首長も知っていますから、そういうことで誰かが声を上げて進めていくというのが大事だと思うのですけれども、その辺、首長として下道町長はいかがですか。
町の答え 町長 下道英明
今、議員からご指摘ありましたが、先般発足いたしました水産雑物処理広域協議会でございます。これ自体は処理施設の調査研究をするということでございますけれども、そういった面で十分今回のブルーカーボン等については、共通課題の中で追加しながら十分取り組めるのかなと思っておりますので、議員おっしゃられたとおり、私のほうから提案をさせていただきたいと思っております。
議員の質問 11番 板垣正人
それで、こういうものが進んでいくとすれば、先ほどのカーボンオフセット、要するに、例えばこちらのほうで、私たち生きている以上はみんなCO2を出しますから、動物も全部全て、ましてやイベントをやっているときなんかはそうですね。そういうものを利用しながら吸収するほうは吸収していってニュートラルにするということが大事だと思うものですから、そういうことも含めて推し進めていっていただきたいと思います。