洞爺湖町議会 令和4年12月会議 2022年12月12日
今までと変わった点と本町保育所にございます子育て支援センターとの違いについて
2022年12月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、石川邦子議員が「今までと変わった点と本町保育所にございます子育て支援センターとの違いについて」質問し、健康福祉センター長 末永弘幸、管理課長 高橋謙介、教育長 渋川賢一、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 石川邦子 議員
- 答えた人
- 健康福祉センター長 末永弘幸、管理課長 高橋謙介、教育長 渋川賢一、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 石川邦子
続きまして、2件目の質問に入ります。2件目は、子育て支援に関する質問です。昨年の4月に子育て世代包括支援センターができました。今までと変わった点と本町保育所にございます子育て支援センターとの違いについてお伺いをいたします。お願いします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございます。まず、妊産婦や乳幼児への支援につきましては、母子保健法に基づきます母子保健事業、それと児童福祉法に基づく子育て支援事業などがございます。当町におきましては、従来より、妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目のない支援を行ってございますが、先ほど議員のほうからもご質問がございました子育て世代包括支援センターにつきましては、令和3年度に開設しまして、支援を必要とする方だけではなく、支援の必要はないと感じている妊産婦や保護者に対しましても、この先の不安を抱え孤立しないよう、妊娠初期から子育て期にわたりまして必要な支援プランを策定しまして、妊娠期から子育て期を見据え必要な支援を提供できる体制を整備してございまして、子育て世代包括支援センターにつきましては、主に支援を必要とする方に対して個別での支援ということでの事業を実施してございます。一方、子育て支援センターについてでございますが、核家族化や地域の関わりが少なくなることなどにより、家庭や地域の中で子育てへの知恵や経験を共有することが難しい状況にございまして、子育てに対しまして周囲への手助けが求めにくくなっている状況におきまして、不安や悩みを一人で抱え込んでしまわないよう、未就学のお子様とその保護者が気軽に集まり、相談や交流ができる場所と位置づけられてございまして、これにつきましては、主に地域全体で子育ての支援をする役割を担っていると認識してございます。いずれの事業につきましても、妊産婦が安心・安全に子育てができ、子どもたちが健やかに成長することを目的としまして事業を実施してございます。以上になります。
議員の質問 10番 石川邦子
何と言いますか、中身的にはちょっと難しいところもあるのですが、従来から妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目のない支援というのは行ってきていたと思います。子育て世代包括支援センターができて、必要な支援のプランを策定するということが加わったのかなと思います。どちらの支援センターも相談業務を行っておりますので、連携を取りながら行っているのだなとは思っております。子育て世代包括支援センターができて、どのように機能しているのかを質問したかったところだったのですが、新型コロナウイルス感染症の関係もございますし、来年の4月にはこども家庭庁ができますということで、制度的に変わる可能性もちょっと出てきているのかなとも思っております。折を見て、また確認してまいりたいと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。次に、コロナ禍における妊娠、子育ての不安などの相談体制の強化についてお伺いいたします。コロナ禍において、大勢の場所に行くことの不安はもちろんだと思うのですが、妊娠することも、子育てをすることも、とても不安だということです。SNSを用いた相談体制の強化についての質問でございます。子育て世代、若い世代の方々が情報を入手する手段として、町の広報やホームページを自ら調べて情報を確認するというよりは、SNSのフォロワーになって、情報が向こうから飛び込んでくるといったSNSの利用の希望が多いようでございます。先日、私は、子育てママとの懇談をする機会がございました。いろいろな悩みを抱えているようでございますが、それもSNSで相談をしたいということでございました。どのような方法であっても、町の情報がしっかりと伝わること、子育て中の悩みを町がしっかり受け止めてあげることが大事なことだと思います。町の子育て支援に係るSNSの取組はどのようになっていますでしょうか。お伺いいたします。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございます。近年、育児情報を得る手段といたしまして、専門書や育児雑誌よりもインターネットの利用により情報を得ている妊婦の方が増加傾向にあると認識してございます。町の妊娠届出時にアンケートにおきまして、SNSなどのインターネットの利用頻度が1日3時間以上と回答した方の割合が約4割となってございます。現代の子育てにおきましては、SNSを利用した悩みの相談や交流のみならず、子育ての情報を得る場としても有効に活用されているものと認識してございます。SNSなどの利用による相談支援体制につきましては、従来から実施してございます健康福祉センターのメール相談に加えまして、2018年度からは健康福祉センターさわやか専用のフェイスブック、それと2019年度からはLINEアカウントを登録しまして、母子健康手帳の交付時に登録を促し、乳幼児健診の案内文にQRコードを掲載するなど、より多くの方に町の子育て支援情報の発信や相談の機会を得てもらうよう周知をしてございます。今後につきましては、乳幼児健診時等におきまして、SNSの利用による相談受付体制の普及啓発に努め、妊産婦の不安や悩みに寄り添い、仕事や体調不良時等により面談が難しい方などが気軽に相談できるツールの一つとしまして、相談支援体制の強化を図ってまいりたいと考えてございます。以上です。
議員の質問 10番 石川邦子
取組状況については、よく分かりました。でも、多分まだまだSNSの利用については伝わっていないのかもしれません。いま一度しっかりと周知していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。次に、子育てに係る経済的支援についてでございます。おむつなどを購入できる無料クーポンについてですが、母乳パッドについて使う頻度は個人差がございますけれども、頻繁に使うという方もいらっしゃいまして、クーポンの対象の品目の拡大を検討していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
町の答え 健康福祉センター長 末永弘幸
ただいまのご質問の件でございます。町は、これまでに出産祝い金や妊産婦等応援特別給付金の普及など、子育て世代への経済的支援を行ってまいりましたが、令和4年7月より新たな子育ての支援策の一つとしまして、おむつや粉ミルクなどの育児用品を町内で購入する際に利用できるクーポン券を配付してございます。現在の対象品目につきましては、紙おむつ、お尻拭き、粉ミルク、液体ミルクの4品目としてございます。ご質問の母乳パッドの無償の提供につきましては、町内の取扱店と調整を行う必要がございますことから、導入に向けまして調整しまして、可能な限り対応してまいりたいと考えてございますのでご理解をいただきたいと思います。以上です。
議員の質問 10番 石川邦子
ぜひ対応について調整をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。次に、子育て支援の関連なのですが、洞爺保育所についてお尋ねいたします。若い世代で移住されてこられた方や農家の後継者の方が、子育て世代ということで保育所の入所が増えていると聞いております。大変喜ばしいことだと思いますし、大変嬉しく思っておりますが、定員を超えそうな勢いとも聞いております。まず、洞爺保育所の定員と現在の入所の状況についてお伺いいたします。
町の答え 管理課長 高橋謙介
まず、洞爺保育所の定員でございます。こちらは教育委員会規則により35名と定められておりまして、実態といたしましては、令和4年12月1日現在、34名の乳幼児が入所しております。以上です。
議員の質問 10番 石川邦子
この町にせっかく子育て世代の方が移住されてきて、また農家の後継者の方、もともと洞爺地区に住まわれている方、保育所がいっぱいで入れないなどということになりますと、本当に悲しいと思います。保育所に入れないのであれば、移住先として選ばれないという可能性もございますし、先ほどの課長の説明では、全体で今のところ34名ということでございます。年長児が何人いるのかがちょっと分からないのですが、年長児は何人ですかね。
町の答え 管理課長 高橋謙介
5歳児については6名です。
議員の質問 10番 石川邦子
年長児が6名とのことで、3月に退所するにしても、その後どうなるか分からないですね。何とも悩ましい問題ではないかと思っております。このことについて、この先のことなのですが、教育長はどのようにお考えなのでしょうか。
町の答え 教育長 渋川賢一
この先のことなのですけれども、仮に今、定員を超えた場合といったことを想定したとき、この際には施設の大きさと人員の二つの視点で考えていかなければならないと考えております。施設に係る部分につきましては、児童福祉施設最低基準というものがございまして、これに基づき1人当たりの必要面積が2歳未満で3.3平米以上、2歳以上で1.98平米以上と定められております。これを洞爺保育所に当てはめますと、建設当時に若干の余裕を持って建設しておりまして、おおむね50名程度まで受入れできる施設となってございますので、定員超過する際は、規則の改正により適宜対応まいりたいと考えております。また、もう一つの人員配置、保育士の関係でございますが、乳幼児の人数や年齢によって保育士の配置数は決まってございます。現状は、最低限の保育士の配置でございますので、仮に施設の定員を増やした場合には、基準により保育士を確保していく必要があると考えてございます。以上でございます。
議員の質問 10番 石川邦子
規則の改正でそこのところは大丈夫ということで、あとは人員の問題ということでございます。建替えとか増築とかということをしなければいけないのかなと思ってちょっと心配をしておりました。安心いたしました。私、洞爺地区の環境がすごく子育てをするには本当にすばらしい環境だなと思っております。町長が執行方針の中で「子育てするなら洞爺湖町を目指します」と。このフレーズの場所には、洞爺地区が最適な場所の一つだなと思っております。コロナ禍で、リモートワークという仕事ができるようになって、ワーケーションという働き方が新しくできました。こうした働き方の場所で注目される地域だと、洞爺地区はそういう地域だと思っております。この町は、安心して子どもを産み育てることができる町、子育てに優しい町だということを実感してもらうためのやはり施策が必要だと思います。町長が雑誌のインタビューで「子育て施策を一丁目一番地にしたい」と答えておりました。そのためには、子育てママとかパパとか、子育て世代の、移住者も子育て世代が多いわけでございます。そういった方々のお話をもっと聞くことが必要だと思います。子育て中の経済的支援も確かに必要だと思いますし、おむつなどの無償提供などは本当に喜んでいると思います。そういうことは本当に確かに必要だなとは思いますけれども、例えば移住体験とか企画したときに、子育て世代であれば保育所の入所体験も企画するとか、保育所に余裕がないとできませんけれども、何となく子育て世代に配慮してあげてほしいといいますか、そういうことが必要ではないかと思っております。町長のお考えをお伺いいたします。
議員の質問 10番 石川邦子
子育て一丁目一番地と言っているところで、町長のそういった子育て世代に対する考え方をお聞きしたいなと思いました。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからご質問ありましたように、子育て世帯、さらには子育て世代の移住者の意見を広く聞くようにということでございますね。その中で、先ほど担当課長のほうからもございましたように、子育て世代のインターネットの利用頻度というのは1日3時間以上ということでございます。様々な情報をネットから得ているようでございます。インタビュー記事は、今年の9月に時事通信の公務員に役立つサイト「iJAMP」のポータルでご紹介をいただきました。このネットの記事を私のSNSのフェイスブック、またインスタでご紹介したところ、アクセスの一つの指標である「いいね」が通常の3倍以上に跳ね上がりました。子育て世代においては、やはり日本全国の自治体の子育て施策については大変よく皆さんアクセスしながら調べているのだなと思っております。そういった中で、こちらのほうにもメールで勉強になるという大変温かいメール、あるいは厳しいご指摘もございました。やはりネットの力というのは大きいのだなと思っております。実際に様々なご提案をしていただいた中で、直接子育てをしながらご商売をしているご家族にミニタウンミーティングの形で、一度だけですけれども、今回開催をさせていただきました。やはり子育て世代については、デジタルでのネットは相性がいいのかなと思っているところでございます。洞爺湖町のホームページの町長室に、子育て、まちづくり、移住など、直接ご意見をいただけるようなホームページの作成を担当課のほうに指示をしているところでございます。意見が集まった段階で、数か月間隔で意見交換がネット上、またオフラインとして会場で意見を吸い上げていきたいと思っているところでございます。働き方の多様性、子育て世代のネット利用を勘案して、時代に合った相談窓口の充実に努めてまいりたいと思います。保育所等につきましては、教育長のほうから若干答弁あると思います。以上でございます。
町の答え 教育長 渋川賢一
経済的な支援以外ということでございますので、主に教育面に関わってご答弁させていただきます。1点目は、保育、教育の質を高めるという観点から、新しい教育方法や指導技術を身につけるための研修会等への参加促進を図るとともに、所内、校内における研修の工夫、充実等により、教員の指導力の向上に努めてまいります。二つ目といたしまして、地域の豊かな教育資源を活用する観点から、ジオパークや入江・高砂貝塚の二つの世界遺産はもとより、洞爺湖町が有する豊かな自然や歴史、文化等を生かした洞爺湖町ならではの特色ある教育活動を保育士や教員とともに創造してまいりたいと考えております。三つ目といたしまして、保護者や地域の声も十分に伺った上で、時代や社会の変化に応じた教育を充実させるとともに、他の市町との区別化を意識し、重点化を図った教育を進めてまいりたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 10番 石川邦子
ありがとうございます。子どもを笑顔にしていく洞爺湖町、子育てするなら洞爺湖町を目指すということでございます。ぜひ実行していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。