洞爺湖町議会 令和4年9月会議 2022年9月13日
虻田中学校の校舎について
2022年9月13日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「虻田中学校の校舎について」質問し、管理課長 高橋謙介、教育長 渋川賢一が答えました。
- 聞いた人
- 千葉薫 議員
- 答えた人
- 管理課長 高橋謙介、教育長 渋川賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 千葉薫
続きまして、最後でございますが、虻田中学校の校舎についてでございます。私も一般質問で何回か虻田中学校を大変心配しておりまして質問させていただきました。ご存じのとおり校舎も大変古くて傷みも激しいと。教育長も見られたかもしれませんけれども、そんな中で危険だということが第一にあります。それで、私は提案しましたけれども、その前から町の方向の中でそういうことが頭にあったという話も聞いています。ただ、議会で発言するというのはなかなかだったかもしれませんが、ただ中学校はできないのだと。新設ができないと、お金がなくて。ではどうするのだということになると、有珠山噴火の折、虻田中学校の生徒が虻田高校へ行きました。特別なことで間借りした格好です。ですからそんなことがあったものですから、そういったふうに2階、3階と分けたりなんかできますよという話の中で、工夫すればできるのではないのかという提案もあったのです。それで町としても方向性を決めていただいて、前回、町長と教育長が北海道の教育長のところに行ったと聞いています。私ども侑志会のほうも、こういったことであるのであれば、侑志会の一つのホームワークとしてやってみようかなということで、ちょっと動いたこともございます。町が決めて、私もそう思っているとなれば、同じ方向に進むのであればうまくいくかもしれないと思ったところでございます。ただ、今回残念ながら白紙というような話が出ました。これは、令和4年度の教育執行方針でございます。3月ですから、皆見前教育長のあれかと思いますが、「虻田高校は地域連携特例校となり、再編基準の緩和とともに地域との連携が求められています。虻高未来づくりフォローアップ活動推進委員会とも連携し、地元の中学生の入学者増を図るなど、支援継続を実施するとともに、魅力ある学校づくりのためのフォローアップ活動に取り組みます」ということで、抱負を述べております。中学校のほうについては、「老朽化が進む虻田中学校の施設について、今後の方向性を関係機関や北海道教育委員会との協議を引き続き進めます」ということの3月教育方針でございました。そして6月でございます。私は一般質問の中で、こちらのほうに関係があったものですからお聞きしたところ、前教育長にお答えいただきました。「構造改革特区というのがあると。自治体の提案によって地域の特性に応じた規制の特例を導入する特定の区域を設けて地域経済等の活性化を図る目的とする、いわゆる既存の制度の中で対応できない事案に特例的に規制緩和を図るものだ」ということでございます。ただ、今回の私どもの空き室利用というのは、特例的ではないという判断だったらしいです。既存の制度の中で規制がないことから、申請には該当しないという回答をもらったということです。これを受けて、前教育長は、虻田高校の空き教室の活用ありきではなく、他の方法も検討するようアドバイスをもらったということでございます。具体的には、道立高校の町への移管、義務教育学校の設立、これはちょっと分からないので後で説明していただきたい。中高一貫教育等の案があるが、検討の洗い出しと町民の意見を聞く場を開催に向けて進めたいというようなことも言っておられます。ですから、今回、空き室は駄目だよとなったけれども、道立高校の町への移管など三つぐらい言っています。これが選択肢で残っているのでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。
町の答え 管理課長 高橋謙介
今お話があった部分でございます。今回、虻田高校の空き教室を見送ったという中には、まず道の教育長のほうにお話に行ったときに、教育長のほうからは、様々な方々と今後の洞爺湖町の教育の在り方の方向性を議論してはいかがかというようなご提案を受けたところでございます。町教委としては、そういうような場は必要だとは思ってございますけれども、まず虻田中学校の校舎というのは喫緊の課題だというような考え方を持ってございます。その中で、どうするかといったときに、虻田高校の活用が本当に可能なのかどうなのか。住民の声を聞くにしても、そこの確認が先決だと、まずは思いました。それで道教委に相談をしましたら、今、議員おっしゃるとおり、活用のほかに道立高校から町立高校の移管の可能性、虻小との小中一貫校、義務教育一貫校とか小中一貫校という形になるかと思いますけれども、その可能性、中高一貫といったような部分で広く関係機関の意見を聞いた上で町民のほうに下ろしていってはいかがかというようなお話になってございます。それで、関係機関の胆振教育局とか虻田高校、虻田中学校の中では、その点についてお話をするために、虻田中学校校舎に関する意見交換会を立ち上げて、いろいろな意見を伺って、その意見を踏まえて、今後地域のほうに広く意見を聞いていきたいという形で考えているところでございます。以上です。
議員の質問 7番 千葉薫
ですから、単に空き教室を使うのは駄目だけれども、こういった中高一貫、また町への移管、それから小中一貫などの手だてを加えれば、虻田高校の中に入ることも可能だし、実際、虻田中学校が今のままで駄目だ、危ないとしたら、このほかに何か手はあるのですか。考えはありますか、ちょっとお聞きしたい。
町の答え 管理課長 高橋謙介
実際問題、虻田中学校が今すぐ使えなくなったとしたときには、今挙げた虻田高校の間借りを含めてといったような方法以外は、新たに建て替えるということも選択肢にあるかもしれませんけれども、現実的な部分からいうと、今言ったような虻田高校の活用含め、小中一貫校、あとは中高一貫というような形の方法が現実的といったらあれかもしれませんけれども、考えられる方法なのかなと思ってございます。以上です。
議員の質問 7番 千葉薫
道立高校の町への移管という話は、議員の中でも出ておりまして、そのほうが町の学校として、はっきり言って、虻田高校もうちの町として結構支援しています。今回20人を上回りました。それで結構地域連携校として何とか存続している現況でございます。これが割れると、虻田高校自体の存続が難しいというようなことがございます。先日テレビを見ていましたら、福島商業高校というのがございます。分かっておられるかもしれませんけれども、ここも大変厳しい学校ですが、全国から公募するのだということで、オープンキャンパスをするのだとテレビで映っていました。ああいう手だてもできるのだなと思っています。だから、虻田中学校を話すときに虻田高校のことも兼ね備えて、虻田中学校の生徒を基本的にはできるだけ入れたいといいますか、でないと存続が難しいと。子どもがどんどん減っていて大変厳しい中で、その辺のところの議論というのは、もう少し深めながらやってもらいたいなと思います。新教育長の渋川教育長の中では、早急な対応が必要であることから、今回この結論に至ったと書いてございます。財産上の認可権限の問題、同じ建物に異なる設置者が共存することで生じる運用への問題の調整ということでございます。難しく考えたらこうなのかもしれませんけれども、こういうときに煩わしさというか、難しいところがあるなという感じがします。事務的なところで積み上げていくとそういうふうになるのでしょうけれども、町で困っているわけですから、その辺のところがつながらない。方向を変えて、こちら側のほうにするとなっても、また何年もかかるわけですね。本当にこれは先の長い話で、早急にできないという話をぱっとしたのですけれども、ではどうするのかと。そうしたら、また三つくらいあって、また出てくるかもしれませんけれども、ちょっと先が見えないなと思うのですけれども、渋川教育長どう考えますか。
町の答え 教育長 渋川賢一
ただいま議員から様々なご指摘をいただきました。大変ありがとうございます。虻田中学校の校舎については、私も大変心配をしているところでございます。それで、胆振教育局、それから虻田高校、そして虻田中学校、町の立場として4者が検討協議会を持ったと。その中で様々な意見が交換されたと思っております。先ほど空き教室の活用についてでございますけれども、どうしても財産管理上、道と町という立場でございますので、管理上いろいろな問題が出てくるという部分については、これは難しいのかなと正直思っていることでございます。例えば一つ部屋を改造するですとか、また道立の学校には技術室というものがないものですから、それを新設するですとか、どうしても今度は職員室が二つになるとか、校長室も二つになるといったようなことで、増改築等が必要になってくると。そういった場合に、道の建物でございますので、常に許認可権限はありますので、そこをお伺い立てつつ進めていかなければならないといったようなところもありますし、様々な修繕等が出てきたときに、ここをどう区分するのかといったような部分も出てくるのかなと思っております。また、どうしても運用上の問題として、現在、虻田高校においても生徒数は少ないのですけれども、一学年13人、14人といったような中でございますが、少人数学級ということで、さらにそれを3人、4人のグループに分けて別々の教室において習熟度別の授業をやったりしているという実際もございます。また、中学校においては、普通学級は3学級でございますが、特別支援学級ということで、現在5クラスございます。そうなってくると、全部で8学級といったようなことから、やはり虻田高校の教室を全てお借りするにしても、いろいろな制約が出てくるといったような部分があるのかなと思っております。また、高校入試といったようなところで、これがどうしてもついてきますので、その期間、高校としては、いわゆるロックアウトというのでしょうか、全部校舎を閉鎖した形で、当然生徒は登校することはできません。そういった中で、中学3年生が受験した折には、通常受験日の翌日に自己採点ということで子どもたちが登校してきた折に、先生方と一緒に採点を行いながら解き直しをしたりするといった授業が行われるわけですけれども、そういったような活用もなかなか難しいといったようなところから、様々なことを検討させていただきました。また、町立への移管というような部分につきましては、当町におきましては過去に洞爺高校といったような問題もございます。そうしたところから、町への移管ということについては、ちょっとハードルが高いのではないかなと思いますし、住民の方々も様々なご意見があると感じているところでございます。また、中高一貫校といったような形での制度もございますけれども、実際、設置者が異なる中高一貫校というのは道内においてもございませんし、なかなか全国的に見ても少ないと道教委のほうからもご説明を受けているところでございます。あと、小中一貫という部分につきましては、先ほど義務教育学校の説明もとございました。そもそも小学校、中学校、いわゆる義務教育を一体的に捉えていくというものは、いわゆる小一プロブレムですとか中一ギャップといったような流れの中で、中学校と小学校を一体的に9年間捉えた中で一貫性のある教育を行っていったほうがいいのではないかということで、私の記憶で申しわけございません、平成19年度に制度化されたと記憶してございます。そういった中で、いろいろな形がございますが、義務教育学校といった場合、一体的な校舎の中で校長が1人で実際に学校経営を行っていく中で、小学生と中学生が一つの学校でございますので、1年生から9年生までといったような扱いの中で教育を行っていくといったようなことでございます。こういったものについて、様々検討していかなければならないと思っておりますけれども、やはり町内には小中学校のほか多くの教育関連施設がございますので、その多くが、昨日も申し上げましたが、老朽化などの大きな課題を抱えております。町教委といたしましては、いずれも早期の対応が必要と考えております。今後は、町の教育に関わる全体的な構想を組み立てるために、6月も議員から一般質問でもご質問を受けて答弁させていただいておりますが、虻田高校の空き教室の活用に係るこれまでの経緯、それから意見交換会でいただいた意見を説明しながら、何が児童生徒の学びの環境として一番よいのか。地域の方々や保護者などから丁寧にご意見を伺い、議員各位のご協力もいただきながら、早い時期には一定の方向性を示してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
分かりました。結構です。正直言って難しい問題です。子どもたちには、3年間しかいない学校ですから、いい学校、安心安全な学校で過ごさせてやりたいなと思います。何せ、ほとんどここにいる人が入っているような学校ですから、その辺のところも踏まえながら、ぜひ環境整備をよろしくお願いしたいと思います。終わります。一般質問ありがとうございました。
町の答え 教育長 渋川賢一
先ほどの私の答弁の中で、誤った部分がありましたので一部訂正させていただきたいと思います。小中一貫教育の導入についてなのですけれども、私の先ほどの答弁では平成19年度からというお話をさせていただきましたが、正しくは平成28年4月1日に学校教育法が改正されて、その日より施行されたということでございますので、謹んでおわび申し上げ訂正させていただきたいと思います。