洞爺湖町議会 令和4年9月会議 2022年9月12日
老朽化が進んでいる虻田火葬場の今後の対応について
2022年9月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「老朽化が進んでいる虻田火葬場の今後の対応について」質問し、住民課長 後藤和郎、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 大久保富士子 議員
- 答えた人
- 住民課長 後藤和郎、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 大久保富士子
それでは、2番目の質問でございます。虻田火葬場の老朽化が進み、町として長寿命化を図るために計画的に修繕に取り組んできたと思いますが、火葬場を使用した方々より、今後の虻田火葬場に対して心配の声をお聞きいたします。そこで、虻田火葬場についての質問でございます。昨年4月、西胆振行政事務組合の所有により伊達市に新火葬場が建設され、供用開始から1年半になろうとしています。新火葬場は、感染対策としてほかの利用者と接する機会を可能な限り減らすための対策を講じるなど、家族が安心して利用できる好印象の施設になっております。そこで、老朽化が進んでいる虻田火葬場の今後の対応についてお伺いいたします。虻田火葬場の老朽が進み、使用した住民の方より様々なご要望があり、町において修繕などを実施、対応に取り組んできたと思うところでございます。そこで、虻田火葬場における年間の使用料と維持管理費についてお聞きいたします。
町の答え 住民課長 後藤和郎
虻田火葬場の年間の使用料と維持管理はとの質問でございます。まず、収入となる年間使用料でございます。令和3年度決算では198万円が火葬場使用料として収入となってございます。件数では91件でございます。続いて、虻田火葬場における維持管理経費でございます。収入と同様、令和3年度決算では、維持管理上必要となる修繕を含めまして940万円程度の経費を要してございます。なお、令和3年度の伊達火葬場供用開始に合わせまして1市3町で締結した覚書によりまして、伊達火葬場を使用された町民の方に対しまして2万円を負担することとしまして、虻田火葬場維持管理経費のほかに伊達市に166万円を支出してございます。以上でございます。
議員の質問 2番 大久保富士子
答弁によりますと、令和3年度では収入より経費の支出が高額になっていること。また、伊達市の新火葬場を利用された方に負担を行っているなどの説明を伺い、火葬場に対し経費の支出が大きいと実感いたしました。そして、令和2年度より修繕に取りかかり、さらに長期的に安定使用ができるような整備計画も作成しているなどと伺っております。そこで、虻田火葬場の築年数と、今後の予想される改修費用についてお聞きいたします。
町の答え 住民課長 後藤和郎
虻田火葬場の築年数と今後見込まれる改修費用はとの質問でございます。虻田火葬場が建てられましたのは昭和51年でございまして、その後、待合室の増設など一部改修は行ってございますが、建物の基本部分の築年数としましては45年が経過してございます。また、今後見込まれる改修費用でございます。令和2年度に施設の長寿命化を図るとして洞爺湖町火葬場維持管理計画を策定し、計画的な修繕、または改修を行うこととしてございますが、それによりますと、計画終了時の令和12年度までに要する額としましては2,640万円程度と試算してございます。なお、計画策定後、長寿命化を図る上での必要となる修繕箇所が散見されておりますことから、今後、長寿命化を図って使用していくとした場合、修繕費用は増えていくことが予想されております。以上です。
議員の質問 2番 大久保富士子
課長の答弁により、これからの修繕経費は到底想定できないと理解したところでございます。令和2年に虻田火葬場を利用した住民の方よりご指摘があり、前町長にご要望いたしました。直ちに対応していただきました。そのときに、前町長より火葬場の改修に取り組みながら可能な限り維持していく方向などのお話を伺っていましたが、そこで、現時点における虻田火葬場に対する町の考えをお聞きいたします。
町の答え 住民課長 後藤和郎
老朽化が進んでいる虻田火葬場に対する町の考えはとの質問でございます。令和2年度に施設の長寿命化を図るとして洞爺湖町火葬場維持管理計画を策定し、施設を維持してきたところではございますが、新たな修繕箇所が見られ、施設の維持管理経費の増額が懸念されること、また、施設の管理をお願いしている委託会社におきましても、人員の確保に苦慮している状況等を踏まえまして、施設の休止または廃止を含め考える時期に来ていると考えてございます。
町の答え 町長 下道英明
ただいま担当課から答弁がありましたように、令和2年度に施設の長寿命化を図る計画を作成して維持管理に努めてまいりましたけれども、やはり修繕費、部位や設備の更新、いわゆる保全費の今後の将来コストは増加傾向になると考えているところでございます。町が火葬場の関係事務を担う上で、担当課の懸念材料を考えたときに、昨年3月に伊達火葬場が建設、運用されている現状を考えますと、早期の廃止が必要と考えているところでございます。
議員の質問 2番 大久保富士子
町長のお考えが分かりました。維持が困難との判断により、廃止の方向のことで理解をいたします。それでは、現在、伊達火葬場を利用した場合は、当町より使用料に対して2万円の助成が行われていますが、将来、虻田火葬場が廃止になり維持管理の経費の支出が不要となると想定して、当町より虻田火葬場の使用料の助成額を増額する考えがあるかお聞きいたします。
町の答え 住民課長 後藤和郎
1市3町で構成する西胆振行政事務組合で整備しました伊達火葬場につきましては、維持管理経費を使用料で賄うこととしまして、使用料が5万円に設定されてございます。これを覚書により、伊達火葬場を使用した洞爺湖町民につきましては2万円を減免し、実質3万円で使用できることとなってございます。この減免した2万円は、使用実績に合わせまして管理運営を行う伊達市より請求され、負担金として支払う仕組みとなってございます。また、この減免につきましては、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町が設定し、額も同額となってございます。見直し等の時期につきましては、取決め等についてはございませんが、社会情勢などの変化により必要が生じた場合には見直すこともあるかとは考えてございます。
町の答え 町長 下道英明
火葬場についてでございますが、火葬場はただ単に燃やすだけではなくて、やはり遺族にとって最後のお別れをする告別行為であり、さらには火葬炉に納まる見送り行為でございます。そしてまた骨を拾う収骨行為でもあり、個人の死を受容する場でございます。前提になりますけれども、虻田火葬場の役目が終わりましたら、速やかに予算の許す範囲内で減免額を増額し、実質負担軽減を残されたご遺族のために考えていきたいと思っている次第でございます。以上でございます。
議員の質問 2番 大久保富士子
前向きな検討を期待するところでございます。近隣町村と比較いたしますと、当町の住民に対して虻田火葬場、伊達火葬場の使用料3万円は高額であります。他の市町村の使用料は標準として1万5,000円などに設定されているようであります。住民サービスの向上の一環として、増額を大いに期待するところでございます。町長のさらなる活躍をご期待いたしまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。