洞爺湖町議会 令和4年6月会議 2022年6月16日
「今2か月経とうとしていますけれども、今のご感想、どんなふうなお気持ちでそちらの立場になっているのかなと、ちょっとお聞きしながら一般質問を始めたいと思いますがどうでしょうか」
2022年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が質問し、町長 下道英明、教育長 皆見亨、洞爺総合支所長 高橋秀明が答えました。
- 聞いた人
- 千葉薫 議員
- 答えた人
- 町長 下道英明、教育長 皆見亨、洞爺総合支所長 高橋秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 千葉薫
7番、千葉でございます。皆様おはようございます。まず、下道町長、当選されまして祝意を申し上げます。おめでとうございました。4月23日からでしたか任期は、間もなく2か月になろうとしておりますけれども、3月までは同じ議会の議員として、こちらにいたわけですけれども、今2か月経とうとしていますけれども、今のご感想、どんなふうなお気持ちでそちらの立場になっているのかなと 、ちょっとお聞きしながら一般質問を始めたいと思いますがどうでしょうか。一言よろしくお願いします。
町の答え 町長 下道英明
冒頭、大変温まる千葉議員からのお言葉をいただきました。まずは、やっと2か月、来週で2か月になるのですけれども、本当に3月末まで議会の中で皆さんと一緒にお仕事をさせていただき、そしてまた立場が変わった中で、特に議場の中で見る景色も違った中で、本当にこの2か月近くは、あっという間に、光陰矢のごとしという形で進んでいるところでございます。正直申し上げて、感想というよりは、今日の一般質問をどうやって乗り切っていくかと、そちらのほうで頭がいっぱいでございます。また、明日の一般議案の上程もございますので、そういった点では、これからしっかりと皆さんと一緒にご議論させていただきたいと思っております。もう一つは、ちょうど12年前、2010年に私、補選として初当選させていただいて、この議場でお育ていただいた中で、また立場の違った中で議場から皆さんを見て、そして町政運営をさせていただく。そしてまた議会議員として経験したことも併せて、皆さんと一緒にまちづくりを進めていきたいと思いますので、まだ足ががたがたしておりますけれども、本日はよろしくお願い申し上げます。
議員の質問 7番 千葉薫
しっかり地に足をつけて歩んでもらいたいと思います。町長選では、私もいろいろなパンフレットをもらったりしました。「チェンジ 町政に新しい風を」というようなパンフレットも私の手に入ったものですから、その中にもいろいろ公約がございまして、たくさんの公約があるなというふうに思います。それを一つ一つこなしていく、超えていくということは大変なことだろうというふうにも感じています。今回の議会の中でも、早速二、三ですか、一応公約なるものを提案されております。その中でも、先日全員協議会の中でも、しもみちビジョンという中でいろいろな施策が提案されたりもしておりました。しもみちビジョン、これは何なのか。簡単で結構ですが、町長自らのお口で、議会の場で、インターネットが入っていますから、町民の方にしもみちビジョンとは何か、お答えをいただければありがたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、千葉議員から、しもみちビジョンということで、法定ビラだと思いますけれども、ビジョン。自分の名前を冠にしてビジョン、大変生意気、僣越でございますけれども。まず、冒頭お話ししましたように、ちょうど12年前、私、議会議員補欠選挙に立候補させていただき、そのときに「明るく元気なまちづくり洞爺湖町」という言葉をビジョンに掲げ、実現させたい、実現させなければならない思いでご支援者の協力の下、議員活動をさせていただきました。どんな世情が暗くても、町内が明るく元気な町の姿が少しでもあれと願い、活動してきたところでございます。補選で当選した翌年、2011年東日本大震災の地震のときに、ちょうど予算委員会のところで私も地震の波動を感じていたところでございますが、そういった中で、東北で被災した人たちは復興という同じ行き先を目指して活動されました。同じ行き先を共有することが、私はビジョンの本質だと感じております。明るく元気なまちづくりというビジョンでございます。今回、私は「子どもから高齢者まで誰もが幸せを感じるまちづくり」というビジョン。実現させたい、実現させなければならないという思い、そして、町民の皆さんと一緒に目指す行き先を今回の選挙戦の中でお示しさせていただいたところでございます。少子化が進む中で、子育て支援を拡充させ、働く世代の転出を抑制し、転入につながる移住者支援を進める。同時に産業支援と、これまで町を支えてくれた高齢者の皆さんが安心して暮らせる町を目指す。まさしくこれが私、しもみちのビジョン。子どもから高齢者まで誰もが幸せを感じるまちづくりでございます。その下に、四つの目的、行動する理由、狙いを記させていただきました。子どもたちの未来のために、期待を超える役場体制の強化、高齢者の皆さんの安心のために、暮らしを支える地域づくりのために、この4本の目的を行動する理由、狙いと位置づけ、一つ一つの行動を大きなビジョンから逆算して目的として落とし込ませていただいたところでございます。この目的を実現させるためには、さらに実行するための基本的なマイルストーン、水準が、道しるべが、必要だと感じたところでございます。その中で、目標を立てて行動する方針をつくりました。それが具体的に、出産祝い金の拡充、おむつ無償提供、保育料完全無料化、高校生までの医療費助成、小中学校一貫教育システムの導入推進等でございます。いわゆるしもみちビジョンというのは、実現させたい行き先の共有であり、ビジョンは目的があり、目標から構成されているということでございます。日々の仕事の中で、特に役場職員の皆様には、私のビジョン、1期4年間の中で、このビジョンに対して判断軸にしていただいて、しっかりとお働きをしていただきたい、その思いで今回このような形で政策を訴えさせていただいたところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
子どもから高齢者まで誰もが幸せを感じるまちづくりということの下に四つの大きな演題をつくっていると。その中にまたいろいろな細かな枝が張られているというように政策のパンフレットを見て取れます。その中で今回一般質問させてもらったのは、まず子どもたちの未来のためにと、結構子育て支援に力が入っているなという感じがします。その中でも、今回出るものもあります。昨日言った保育料の完全無料化は600万円かかると。一時的にやめるわけにいかない、当然毎年続けていくということだと思います。こういったことをたくさん挙げられていると。まず、前回も私、こういったところで立って質問すると、なかなか財政が許さないので全体の大枠の中で子育て支援はこちらでやっているので、これはなかなか手が回らないけれども、要するに検討しておくというような話だったのですが、これを今回、全部やってしまうというようなイメージのもので私は捉えてしまったところです。なものですから、結構財政的なことをどういうふうに考えておられるのかなということでの今回の質問がメインであります。出産祝い金、おむつの無償提供、保育料完全無料化、高校生までの医療費助成、小中学校一貫教育システムの導入推進、そのほかに昨日も出ました中学校入学支援の制服・ジャージの支給等とあります。まだこのほかにも中学校の建設、これは個別に後から質問しようと思っています。高校生通学費用助成拡大ということがございました。この中に実は以前から一般質問で言っている給食費の無料化、今回肉づけ予算、補正ですね、コロナ対策の交付活性化資金で出てきている資金の中で、2か月分の給食費無料化で三百二、三十万円ということは、春休み、冬休み、夏休みありますから、320万円が2か月で、簡単に6掛けるわけではなく、もっと低くて済むと思うのですけれども、そうすると、無料化のほうにも手はつけられないのかなと思ったりもするのですけれども、当然バランスというものがあって提案されていると思います。まず、さきに言った無料化の話は抜きにして、中学校の新校舎建設推進という話も抜きにしまして、大きな二つを抜かした中で、抜かしたというか給食費は入っていませんけれども、幾らぐらいの負担がかかるのか。提案している子育て支援だけのもので、ちょっとその辺のところをお聞きしたいなと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからお話ありましたように、先ほどの2点のほうは抜かしてということでよろしいですね。そうしましたら、まず、今回政策ビジョンに掲げた基本目標のうち、子どもたちの未来のためにということで、重複するかもしれませんが、子育て支援策を挙げておりますけれども、現時点における財政状況や実施時期の検討を踏まえた中で、実現に向けた取組として、まずは出産お祝い金、おむつ無償提供を6月会議の一般補正予算において、選挙後の肉づけ予算としてお示しをしているところでございます。財源につきましては、みんなの基金で、ふるさと納税寄附金を見込んだところでございます。また、来年度以降、お話のありました保育料の完全無料化につきましては560万円程度を考えております。高校生までの医療費無料化のほうは400万円、うちシステム改修費200万円前後でございます。中学校入学支援(制服・ジャージー)の支給におきましては305万円、高校生通学費助成の拡大については904万円を実現するとともに、将来的な小中一貫教育システムの導入、虻田中学校新校舎建設に向けた議論を重ねて検討していきたいと思っているところでございます。今後、子育て支援の充実に限らず、その他の政策を実現していくためには、やはり議員おっしゃったように財政的な負担を伴う中で、ご案内のとおり本年4月から令和8(2026)年度における洞爺湖町行政財政改革推進方針2022もしっかりと取り組み、方向性を踏まえながら、財政の基本でございます「入るを量りていずるをなす」という言葉がございますが、財政運営の格言を胸に進めてまいりたいと思っております。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
子育て支援、今言われたところだけでも、それぞれに毎年かかっていくということで、固定するわけですよね。そのほかに、議員ですから要望しなければいけないと思いますけれども、給食センターが統合になりますと、いろいろな面でまた無料化という話も、あちらこちらでやっていますから、うちらも負けないで頑張れという話になるかなと思います。その辺のところは考えられていないのかなと。そこをお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、議員からお話ございました給食費の無料化でございます。この件に関しましては、子育て支援として給食費の無償化ということにつきましては、今回の公約に掲げておりませんけれども、私の子育て支援全体の考えの中で、将来的に検討していく必要はあるかと考えております。しかし、まず、今回の執行方針で掲げました内容をしっかり実施し、その効果や検証も踏まえて調査研究をしてまいりたいと思います。給食費無償化の影響額というのは、担当課のほうから説明させていただきます。
町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)
令和4年度の小中学校児童生徒における給食費の徴収額でございますけれども、年間約2,830万円、仮に学校給食費を完全無料化するとなると、約毎年度3,000万円弱の財源が必要となるというような状況でございます。また、ちょっと参考として、話が飛びますけれども、2021年度における北海道内での学校給食を無償化している市町村179市町村中、小学校が35市町村、中学校が34市町村の状況となっているところでございます。
議員の質問 7番 千葉薫
ありがとうございます。給食費無料化は、国のほうも考えていかざるを得ない環境だと思います。先んじて地域で進めているというのは魅力づくりですから、そういったところもインパクトが強いかなと思います。今言ったところで出てきたのは、最初の二つ、三つで、おむつですとか出産祝いですとかという話ですから、これは現場、現場で提案されますから、議会であれします。ほかのものに関しては、またところどころで出てきますから、今回聞いているのは、公約の表づらというのですか、出てきた中で議会にかけられるわけですから、そこで議論をされるというふうに思います。そういったことで、考え方をお聞きしていると思ってください。次は、虻田中学校の話です。私、虻田中学校の話を前もしました。大変に傷んでいます。毎回毎回いろいろなところを補修、また直す、危ないというようなことがありますものですから、建替えはという話をした場合、なかなか財政が問題だと、うまくいかないというお話でした。ですが今回、下道町長になりまして180度転換、虻田中学校校舎推進を検討するというお話が出てまいりました。3月までは大変厳しい状況ということで、なかなか難しいということで、私も実は、提案をしながらもそうだろうと思っております。そういったことで、虻田高校への移設というのが現実的なのだろうと。実際、道の持ち物ですから、うちの町が中に入って、その辺の割り振りですとか、いろいろな問題が出てくるのは分かっています。分かっていますが、前回、前町長と教育長は、北海道教育長までいって、そういったお話をしてきたと聞いています。その結果がすぐ出る、出ないはあろうかと思いますが、180度転換の考え方、財政の考え方、公約に出していますのでお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、虻田中学校の校舎建設の推進ということで、やはり目標を持たなければいけないという形の中で、今回はご提案をお示ししているところでございます。新校舎建設に関しましては、北海道教育委員会と継続して協議しているところはご承知のとおりかと思いますが、そして老朽化が著しい虻田中学校校舎、虻田高校の間借りを含め、早急に何らかの対策を講じる必要があると認識しているところですし、さらに校舎の老朽化につきましては、これまでも千葉議員は一般質問の中で虻田高校の空き教室を活用した案も提示されていることは承知しているところでございます。事務方に確認したところ、昨年度は、新たな方向性として構造改革特区について北海道と協議したということでございます。経過等詳細については、後ほど教育委員会から説明させていただきますけれども、虻田中学校の老朽化は、皆さん情報共有していると思いますので、新校舎建設に向けての財源担保云々というのは、現実問題としてまだまだ先のことになります。しかしながら、様々な検討をしながら、あの校舎を見ると大変な形になってきていると。ただ単に老朽化、修繕していくということではなく、やはりビルド&スクラップという形の思い切ったことも将来的な観点から、ここ一、二年でどうのこうのということは、現状ではレクチャーを受けている中では大変厳しいというのは知っておりますので、その点も含めて教育委員会とも併せて検討してまいりたいと思っているところでございます。
町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)
今、町長から教育特区というようなお話がございました。虻田中学校の校舎の老朽化については、これまでも議員から虻田高校の空き教室を活用してはいかがかというようなご提案もいただきました。道教委ともこれまで意見交換等をしてきたところですけれども、新たな方向性として、今、町長がおっしゃった構造改革特区、いわゆる教育特区として北海道と昨年度協議をしてきた経過がございます。構造改革特区というのはご存じかと思いますけれども、地方自治体の提案によって地域の特性に応じた規制の特例を導入する特定の区域を設けて地域経済等の活性化を図ることを目的とするもので、いわゆる既存の制度の中で対応できない事案に対して特例的に規制緩和を図るものでございます。結果といたしまして、既存の制度の中での規制がないことから、申請には該当しないというような回答でございました。この回答を受けまして、昨年度、教育委員会といたしましては、胆振教育局や虻田高校と再度意見交換をしまして、虻田高校の空き教室の活用ありきではなく、他の方策も検討するようにとのアドバイスの下に、胆振教育局を交えて町民から意見を聞く場を設けることを予定としているところでございますが、その前段として、行政、学校、胆振教育局とで組織します検討会を開催して、道立高校の町への移管や義務教育学校の設立、中高一貫教育等どのような案があるのか、検討案の洗い出しと町民の意見を聞く場の開催に向けた構成メンバーや方向性の進め方、スケジュールなどを協議する予定としているところでございます。ただ、今回、町長から公約として新たな中学校校舎建設の推進というご提案がありますので、これまでの経過と併せて十分町長の意向も加味しながら、教育委員会のほうとしても十分協議をしていかなければならない案件かなと思っているところでございます。
議員の質問 7番 千葉薫
新校舎ができるというのは大変楽しみで嬉しいことですが、やはり財政を横目に見ながら、2億、3億ではできませんから、大きなものですから、その辺のところはまたいろいろ、教育委員会が積み上げてきたものを今お聞きしましたけれどもあるようですから、その辺のところは町長にも、虻田中学校の校舎全般ですけれども本当に危険だということを認識してもらって、しっかり取り組んでもらいたいと要望しておきます。また次回の機会があれば、進展すれば、そういう場を設けさせてもらいますのでお願いしたいと思います。それでは、3番目の公約に入りたいと思います。役場体制の強化、役場組織の改編というように載っておりました。役場体制の強化とはどのようなことを言っているのか教えてください。
町の答え 町長 下道英明
今、千葉議員からございましたように、役場体制の強化ということでございます。役場体制の強化ということで、特に政策の重点化が必要な子育て関連について、専属職員を配置して、子育て業務の一元化を図っていくべきだという形の中で役場体制の強化を考えたところでございます。昨日、国会におきまして、子ども政策の司令塔となるこども家庭庁の設置関連法案も可決されたところでございます。来年4月にはこども家庭庁も創設されますので、このようなタイムリーなところでございますので、本来、私の町政の中の大きな柱、一丁目一番地はやはり子ども・子育て支援のほうに入ってくると思いますので、その中で今回の役場体制の強化という点では、さらに子育て関連の専属職員を含めて、子育て業務一元化ということを検討していきたいなという形で考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
役場体制の強化並びに役場組織の改編となっていましたが、子育て支援の窓口を一つにするというところでの強化と改編だけですね。ここはそういうふうに捉えていいのですか。前回、いろいろな不祥事が重なりまして、終わってすぐ起こさなくていいミスやら、長引かせなくてもいいようなミス、起こり得ないようなミスが重なったと思います。その辺を捉えて何か考えているのかなと思ったのですが、その辺のところの思いは、改選とか強化には入っていないのですか。
町の答え 町長 下道英明
今、千葉議員からございました教育の子育ての一元化の中で、これも強化ということでございますが、もう一つ大事なところがございまして、ふるさと納税について言及させていただきたいと思います。ふるさと納税は、事業推進において必要となる自主財源の確保の点からも自由度の高い財源として、ふるさと納税の推進、ブランド化に力を入れ、拡大に向けて、ここにおいても、今おっしゃった役場体制の強化という点で、専属職員を配置して情報発信力の強化、物品物産品提供事業者と連携拡大に努めていくと。寄附額がメルマガ等のアクセス人数にも比例しながらいっているので、寄附した人のその後を動向分析するとか、寄附した方に対してフォローしていくといったことも重要になってくるので、やはり一人体制では非常に厳しいというところがございます。そういった点で、地方自治体における財政において、稼げる行政、稼げる財源というのはふるさと納税がやはり大きく着目されているところでございますので、この点を洞爺湖町に触れていただく機会を多く増やすと、ふるさと納税を充実させていくという2点を、役場体制の強化については、子育て関連とふるさと納税を強化してまいりたいと思います。前振りがちょっと遅れましたけれども。それと、改編についてでございますが、今、議員のおっしゃったとおり、様々な不祥事、あるいはいろいろございました。そういったことを考えますと、まずは、役場の改編におきましても、現在あるグループ制を廃止して、おのおのが役割と守備範囲を明確にさせる係制の導入を検討しております。第2期洞爺湖町職員定員適正化計画においても、組織改編に見合った見直しをしていかなければいけないのですけれども、今この状況の中で、まずはグループ制を廃止して守備範囲をつける。グループ制が導入された頃は、恐らく職員の皆さんも能力が均等で、例えばAさんが休めばBさんがフォロー、Cさんがフォローしていくということだったのですけれども、ここら辺のところがしっかりと直していかなければいけないと。前町長からもそういった役場についての引継ぎの貴重なご意見もいただいたところでございますので、そこら辺を十分加味しながら、今回の役場組織の改編の中で、特にグループ制を廃止していくということを検討して実施していきたいと思っているところでございます。以上です。
議員の質問 7番 千葉薫
役場体制の強化、私も前回の質問で、下道町長ではありませんけれども、町長の耳に通らなかったのではないのかと何度も質問させてもらったのですけれども、役場職員の中でもきちんとそういった、どうしても縦社会ですから、立場を掲げ合って町長がいて副町長がいてですから、そういったところにきちんと物を申せるというのですか、きちんといろいろな問題点が上がってくる、それがすぐ解決できるというようなことが目に見えてできる。前回みたいな、私が勝手に思っていることかもしれませんけれども、何かすんなりいっていなかったのではないのかと、今もしつこく思っていますけれども。そんなことがないような組織づくりというのですか、改編というのですか、あってほしいなと思います。町の問題点、いろいろなことがあるのであれば、何でも副町長や町長、教育長の耳に入るというのが大事なことだと思いますので、その辺のところの組織づくりを、いま一度、念を押してお願いしておきたいと思います。次に、役場と連携できる自主活動団体の拠点となる町民活動センターの整備ということも出ていました。これは、町民の声をすぐ実行できる体制強化なども住民力が活きる協働のまちづくりの中に枝として入っていますけれども、自主活動団体の拠点となる町民活動センターの整備というのはどういうことなのでしょう。
町の答え 町長 下道英明
今、千葉議員のほうから住民が活動のまちづくりの中で役場と連携できる自主活動団体の拠点となる町民センターの整備についてのご質問かと思います。当町におきましては、体育団体や文化団体、住民団体、サークルなど数多くございます。私も今、データを見ますと92団体の登録を掌握しているところでございます。こういった数多くある中で、団体の中には、団体の代表者や事務局長などの自宅を連絡先としているケースも数多くあり、団体会議も自宅を使用している団体もあるということでございます。今回、議員活動を通しながら、あるいは講演会活動を通しながら、その点で大変いろいろな方からご指摘を受けて、高齢者になってきて後継ぎがいない、あるいは事務局の役員が成り手不足だといったお話を聞かせていただいたところでございます。また、お手紙が来たときにも、事務局が代わればそこが不在になるという形もございます。そういった点で、町の公共施設において、私書箱のような受渡しスペースを設置して、自主活動団体の連絡先として郵便物も一括お預かりしたり、役員会が開催できる場所があれば、団体活動の役員の負担も軽減できるのではないかと考えているところでございます。新しい建物を造るということは現実問題難しいと思います。そういった点で、今ある既存の施設を利活用しながら自主活動団体の事務局活動のご支援、そしてまた、仮にその場所が施設内に掲示板を置きながら、他の団体との横のつながりも含めた交流やコラボイベントといったものをお手伝いできないかといった形で検討を進めてまいりたいと思います。実際に、例えば大阪ですと梅田辺りのある地域におきましては、郵便物もお預かりする、あるいはここまではいかないでしょうがフリーWi-Fiプリンターを完備しているとか、個室ブースでのミーティングですとか、あるいはグループの広報活動をサポートするとかといった形で、そこまではいかなくても、最小限の形で92団体の利用されている方たち、特に私書箱郵便物を一括お預かりしていくというお声も非常に多かったものですから、そういう点でこういった公約をさせていただいたところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
理想ですよね、やはりね。何か活動をされている方、限られた方がやっている、高齢化になっている、なかなか活動自体ができなくなって、運営ができなくなっている、本当にそんな感じだと思います。そんな手助けがそういった僅かでもできれば、それはいいかなと思います。どんどんそれは提案していただいて、そういった申込みのある団体には、手をかけるというようなことが必要かと思います。92団体もあるのですね。ぜひその辺のところは、町のほうでもしてほしいなと思います。ちょっとあれですけれども、住民力が活きる協働のまちづくりに町民の声をすぐ実行できる体制強化というのもございました。地域担当職員、実はうちの自治会も回覧が来るものですから、毎月10日に役員が集まるのです。今回、担当職員の4人の方が来てくれまして、始まったあれですから、代わったのでということで。これからも回覧が集まる時期には毎月やるのですけれども、「絶対1人出ますから」と言ってくれました。前は、いつも区長のところに行って「何かありますか」で帰ってしまうそうですが、今回は自治会の役員会にも出てもらって、いいことだなと。「今回、新町長に言われたの」、「いや違います」と。本当にそんなふうに変わってくるのかなと思いますね。ですから、町民の声をすぐ実行できる体制強化というのは、僅かですけれども、やはり世間話を聞いて帰るだけでもいいと思うのですよね、役場の方も。ぜひその辺のところを、難しいところもあるかもしれませんけれども、できる範囲で担当職員の方も地域に出てもらいたいと要望しておきたいと思います。次に、5番目に行きたいと思います。高齢者の皆さんの安心のために、民間温泉施設とのコラボによる町民大浴場サービスの創設とあるが、そのような民間施設との計画があるのかということでお聞きしたいと思います。これも高齢者の皆さんの安心のためにという段で載っている公約でございます。この辺のところのご説明をいただきたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうから高齢者の皆さんの安心のために、民間温泉施設とのコラボによる町民大浴場サービスの創設とあるが計画はあるのかとのご質問かと思います。確かに、私の法定政策ビラの中に、高齢者の皆さんの安心のためにとして、民間温泉施設とのコラボによる町民大浴場サービスの創設と掲げております。入浴というのは、健康増進はもとより、利用者同士の交流の場として、町民のコミュニティ活動の推進を図る手段の一つとして、誰もが安心して暮らし幸せを感じることができるまちづくりをしていきたいと考えているところでございます。以前私は、令和元年9月に一般質問におきまして、小規模の建設についてどうかと提案させていただきました。資金調達として、PFI方式、あるいはリスパック方式、そしてまたリビオ方式など、ご提案した経緯もございますけれども、今回の町長選挙におきましては、やはり現実的な対応ということで、入浴方法のソフトの面からご提案できればということで、今回このサービスの創設という形をさせていただきました。具体的には、民間温泉施設等の協力が得られるようであれば、懇談を重ねながら日帰り入浴の町民専用の時間帯、そして町民専用休憩場所を設定していきながら、町民の利用者同士の触れ合いの場を創設していきたいと考えております。そして、温泉地区においては問題ないかと思うのですが、やはり虻田地区においては非常にそういったお声も聞いております。洞爺はいこいの家がございますので、そういった点で、ただ、いこいの家のほうも新しく建てる、建てないという問題も出てきておりますので、その現状についてはまたご説明させていただきますけれども、現状では、洞爺湖温泉の形の施設の中でぜひご協力を得ながら、そういった形の時間帯、時差入浴を含めた面での町民大浴場サービスの創設ということをソフトの面で考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
すみません。私、間違って取っていました。既存のホテルの協力を得てということですね。そういうことで、ああ、そうですか。今後そういったことをお願いしていくというふうに捉えていいですね。分かりました。以前から、小さな浴場が噴火でなくなって以来、町民が行けるところが欲しいという話があったので、何かそれに絡んでいるのかなと。今言われたとおり、町長からそんな話も一般質問であったものですから、お聞きしたということです。今出ました洞爺いこいの家ですけれども、その辺も絡んでいるのかなとも思って、実は用意していたのですけれども、町長のほうからお話が出たのでお聞きしたいと思いますが、町長になってその辺の引継ぎがどうなっているか分かりませんけれども、いこいの家の跡地を中国系の資本が入ってきてホテルを建てるのだと。ある程度、建て方にも住民の方の意見が入ったり、いろいろなことが入って進んでいると。買収金額も一応聞いていますけれども、その買収金額で洞爺の地域に町営の入浴場を造るのだというような話がありました。私は、その話が進んでいるのであれば、先に造ったらいいのではないのかと。造ってから順番に、いこいの家も故障だらけだから、造ったらいいのではないのかと思うのですけれども、この際ですから、町長は答えられないかもしれませんけれども、いこいの家の現状、中国系のホテルの現状が分かれば、ちょっとお聞かせいただけますか。
町の答え 町長 下道英明
大まかなところだけ。細かいところは担当課のほうですけれども。具体的には、小葉のことだと思います。それで、そういった点で、今どのような形になろうかということで、実は来週、小葉のほうと、担当部長と一緒に行って、詳細についてもう一度確認するところでございます。まだ状況については、この場では、相手のあることですから。ただ、前町長のほうからも引き継ぎ事項として、そういう思いがございましたので、その点について確認をしていくという形で考えているところでございます。以上でございます。
町の答え 洞爺総合支所長 高橋秀明(洞爺総合支所長は2022年6月まで)
昨年12月の一般質問においても、越前谷議員からもご質問をいただいていたところでございますが、これまで新型コロナウイルスの影響によってスケジュールが大幅に影響してきたと。覚書を結ぶといってから2年以上経過しているところでございますけれども、相手先からは、日程的な部分においてはかなり影響はあるけれども全体的な計画においては変更ないということで伺っているところでございます。ただ、この間、担当者と連絡を取り合いながら状況を把握しているところでございますけれども、コロナ禍の状況で、事業スケジュールをなかなか組み立てられないというようなことも聞いているところでございます。町といたしましても、いこいの家の老朽化、またサンシャインの建物などの問題がございますので、期限をもってある程度判断してまいりたいと考えているところでございます。
議員の質問 7番 千葉薫
どちらにしましても、期待している浴場ができると。いこいの家も本当に古くて困っているわけですから、渡りに船できちんとその辺のところは乗っかってもいいのだろうと。長くお話が下地でずっと続いていましたから、大体議員も分かっていると思いますし、その辺のところは早めに、洞爺の地区の方々は待っていると思います。どこに建てるのだとか、どこにするのだとかという話も、前は結構あったような気がするのですけれども、最近はすっかりなくなってしまったような気もします。ですから、悪い話ではないと思うので、どんどんまた進めてもらって情報を流していただければと個人的にはそう思います。6番目に入りたいと思います。防災・減災対策として、避難先ルートと避難道路の再検討を提案しております。私どもでしたら、私の住んでいるところは津波もある噴火もあるで、津波の場合はどうするのだ、噴火の場合はどうするのだというふうに決まっています。再検討を提案していると言いますけれども、これはどういった地域に、どのようなことで提案しているのか。こうしてみると、あら、どうしたのかなと思ったものですから、お聞きしたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
防災・減災として、避難ルートと避難道路の再検討の具体案についてのご質問と思います。現在の有珠山噴火災害における避難ルートについては、地域防災計画において、自治会ごとに指定避難場所を定め、これに基づき避難所まで迅速かつ安全に移動可能な国道、道道、町道を避難ルートとしているところでございます。現在の有珠山火山ハザードマップというのは、ちょうど2000年の有珠山噴火で得られた見知に基づきまして、2002年に有珠山火山防災協議会を制定し、そこで現在の避難ルートは2002年改定版、いわゆる虻田町地域防災計画をベースにしているところでございます。今年2022年、そうしますと2002年の虻田地域防災計画をベースにしておりますので、ルート設定からおよそ20年たっているという形になっておりますので、避難ルートを設定した時点と現状を比較しまして、新たに整備された道路や既存の道路において新たなリスクが潜んでいないか、ここで再検討する必要があるのではないかという思いでございます。また、これまで要望してきた避難道路としての高速道路の活用についてですけれども、NEXCO東日本からも理解を得られているという話を聞いております。現在、活用に係る調整を図っていることから、これについても避難ルートに加えることを検討しているところでございます。以上のことを踏まえまして、日本各地で相次ぐ豪雨災害や新たな津波浸水想定、さらには有珠山噴火から22年経過していることでございますので、総合的な避難ルートの検討が必要であると考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
大きな意味での再検討というで、私どもでは、今回うちの自治会にウトゥラノができましたけれども、あそこを避難の家にしたらいいのではないかという話もありましたし、でも私どもとしては、国道を渡って踏切を越えて上に上がるのだというような津波の話もありますけれども、ここでルートが変わるとか何とかと出たものですから、細かい部分が出ていませんからね、どうしたのだろうと。噴火の場合であれば交流センターに集まってバスに乗って伊達までいくのだというレベルですので、本当に災害はいつ起きるか分かりませんので、しっかりその辺のところは伝わるように。こんな公約が出てしまうと、分からない人は、私も一々質問しなければいけなくなる格好でありますから、細かいところは変わっていないという捉え方にさせてもらいたいということでよろしいのですね。分かりました。2番目と3番目ですが、去年6月に一般質問いたしました。今回、観光とか文化とかという面を踏まえて、下道町長の公約にどうせなら載せてもらいたかったなというような要望もありまして、出させていただいたところであります。洞爺芸術館の建設につきましては、築70年というような古い建物であります。6月に一般質問した折も、なかなか新築、改築は難しいというお言葉でありました。それもやっぱり財政難ということであります。でも、こういった文化的なものは、町長が得意なクラウドファンディングですとか、何かいろいろな特質性のあるものですから、そういったことで根本的な解決ができないのかなというような思いでの質問でございます。今回、芸術館を使ったイベントで、今までにない一番多くのお客様が集まって絵画を見ていただいたというお話も聞いています。人気はあるのだろうなと思うのですよ。ただ古い建物で、中学校ではありませんけれども、いろいろな虫が出てくる、ちょっといろいろなところに問題があるとなれば、考えるべき問題の一つだろうと思います。町長の捉え方を教えてください。
町の答え 町長 下道英明
今、千葉議員から洞爺湖芸術館の今後の方向性ということについてご質問がありました。本当に洞爺地区というのは、芸術文化を育んできた歴史がございますし、この地域一帯を芸術文化が香る地域とするためにも、洞爺湖芸術館が拠点となり、発信することが必要だと思います。先ほど冒頭、千葉議員からありました、春特別展で過去最多の1,759人で、新聞に。僕が町長になっての初仕事がオープニングセレモニーということで、テープカットがここだったものですから、思い出があります。そういった点で、春特別展で過去最多の1,759名が来場したと。そしてまた7月9日から、今度は夏特別展ということで、徳丸滋先生の展覧会もございます。そういった中で、様々な企画がこれからもさらに行われていこうとしている中で、やはり現在の施設については、ご案内のとおり老朽化し、耐用年数も経過していることから、財源が確保された上で、建て直すことが本当に望ましいと思います。先ほど千葉議員からありました、いわゆるクラウドファンディングを使って、洞爺湖芸術館を守ろうという形のCFを出していってもいいと思いますけれども、それも一つの案だと思います。一方で、現施設を作品の見せ方を重視して、施設改修が施され、多くの来館者を魅了されることができると感じていることも確かでございます。そういった点で、昭和27年に建築された歴史ある建物であるため、思い入れのある方も大変多くいると聞いております。洞爺湖芸術館においては、老朽化しているから建て直すというシンプルな考えではなく、やはりもう一度様々な取組を考えていかなければいけないと思います。そのためにも、財源の問題も含め、なかなか短期間では答えを出すのは難しいことから、現施設で可能な範囲で維持管理を継続して、今後は、庶務課だけではなくて教育委員会とも連携を図りながら、改築補修による存続を含め、施設における課題を解決していこうという形で検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 7番 千葉薫
先回と同じような答えであると認識しています。どちらにしましても、毎年お金はかかっていくと。今回も出ましたけれども、あれは近くの方に迷惑がかかるからということで、塀を直すとかというお話でしたね。あれも四、五百万円かかるのでしたか。それは芸術館本体とはちょっと違ってくるかもしれませんが、芸術館も虫が出て、いろいろな問題で薬を入れたり、薬を入れたらまた木が傷むし、全体もみすぼらしくなるということになれば、だんだんお金を毎回かけていくわけですよね。古いものも古民家みたいにいいものがありますけれども、傷みと古民家はまた違ったりもするので、うまいその辺のところをやってもらいながら、心にかけてもらいたいということで一般質問をさせてもらいます。