洞爺湖町議会 令和4年6月会議 2022年6月15日
給食センター統合とその後の給食のあり方について
2022年6月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「給食センター統合とその後の給食のあり方について」質問し、管理課長 高橋謙介、教育長 皆見亨が答えました。
- 聞いた人
- 今野幸子 議員
- 答えた人
- 管理課長 高橋謙介、教育長 皆見亨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 今野幸子
日本共産党の今野幸子です。下道新町長に期待を持ちまして、一般質問をさせていただきます。通告の1の給食センター統合とその後の給食のあり方について聞いてまいります。給食センターの老朽化や児童生徒の減少などから、給食センターの統合などが話し合われてきました。その結果、虻田給食センターを廃止し、洞爺給食センターを増築し、そして統合する方針が出されていましたが、こういうことで決定はよろしいですか。確認まで、お願いします。
町の答え 管理課長 高橋謙介
令和4年本年3月に洞爺湖町給食センターに係る検討委員会より、洞爺給食センターの施設を使用することの今後の方向性とする旨の提言をいただいているところでございます。教育委員会といたしましては、提言内容を尊重し、洞爺給食センターを活用するということで了承しているところでございます。以上です。
議員の質問 8番 今野幸子
本来ならば、今までどおり両方にあって、給食ができたらいいのかなと考えておりますが、今まで楽しい行事や季節に合わせたお弁当など、いろいろ考えて作られておりました。センターのメンバーが増えること、増えるというのは両方のセンターの人員が一つになるということです。そういうことで、いろいろなアイデアなんかも生まれていたと思いますが、楽しいお弁当など新しいアイデア、思う存分の調理ができるのかといったスペースの問題なのですが、そういうお弁当なんかを十分に作れるスペースが本当にできるのか。また、調理の上で、アレルギー対応などのスペースも当然考えておられると思いますが、そのようなスペースの問題は大丈夫でしょうか。職員が一つのセンターで交わるといったことから、更衣室なども含めて、給食センターが完成された後、これから何年も何十年も使用されるかもしれません。そういったことでスペースについてお伺いしたいと思います。増築において、スペースなどは十分に確保することが必要と思いますが、そういった面ではいかがでしょうか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
洞爺給食センターにおける改修後のスペース関係ということでございますけれども、現在、新しく施設の規模とか内容については、今後予定しております給食のソフト面、どういった給食を提供していくのかといったようなソフト面がまとまった後に、当然施設の規模とか改修とかといったものも出てきますので、そのあたりで検討していきたいという形になってございますので、現在のところでは具体的な内容のところまでは未定となっているのが現状でございます。以上です。
議員の質問 8番 今野幸子
これからそういったことを考えるということなのですが、ぜひこういったことを中心に考えていただけるような方向で議論をしていっていただきたいと思うのです。造ってしまってからスペースが足りない、お弁当作りたいけれどもお弁当も作れない、今までやっていたことができないといったことが次々起こることのないように、ぜひそういったことを念頭に入れて進めていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
当然、必要なスペースということは検討していく必要があると思います。提供されていたお弁当というのも、新しくなって数も増える形になると、当然手間も増えてきます。そういったことができるかどうかということも、ソフト面の中ですり合わせをして検証していくこと等を考えてございますので、どういったような給食提供内容となるのか、それを踏まえて適切な施設となるというような形で協議をしていきたいと考えているところでございます。
議員の質問 8番 今野幸子
噴火災害やなんかで、もし可能であれば、そういった食事の提供なんかも、そういうところでできるようなことがあれば喜ばれるのではないかなということも考えます。次に行きます。洞爺から虻田地区への運搬時間が今度かかります。そういったことで、調理を仕上げる時間も早まります。それでないと届ける時間もかかってきますので、子どもに提供されるまでの時間が今までより調理後にかかるということで、温食に何の影響も生じないと思われますか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
現在、虻田小中学校に給食センターから配送される時間は、大体5分から15分程度要しております。洞爺に統合後は、25分から35分というような見込みを立ててございますが、配送の体制もございますけれども、食事を入れる容器の性能も上がっているというようなことがあって、これまでどおりの提供は可能と考えているところでございます。以上です。
議員の質問 8番 今野幸子
給食センターが洞爺に統合されることにより給食数も増え、出勤時間や帰宅時間、職場の環境など、働く人にとって変化の影響を与えることになります。特に虻田地区からの通勤などの変化により通勤ができる人、また通勤が難しくなる方もおられるのではないでしょうか。虻田給食センター、洞爺給食センターの給食に関わっている全ての従業員の方々の希望をよく聞いて、全員の雇用の保障と、そして待遇が今よりも低下することのないようにすべきと考えますが、町としてどのような支援対策を考えておりますか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
統合されることで、当然、虻田で働いている方は今後洞爺のほうに通勤するという形になります。それで通勤できる人、あと難しくなるという人の対応につきましては、当然通勤できる方につきましては通勤に対する手当ということは支給していくということは条例でも定められてございますので、適切にそれは対処していく形になろうかと思います。できない人、難しい人については、当然、本人の意向というのも確認する必要がございます。ただ、勤務ができないという形になると、あそこに公共交通機関でいくというのもなかなか現実的には難しい部分でございます。内部での業務の配置転換、例えば虻田地区のどこかの部分での業務の配置転換というかポスト替えを相談するなど、丁寧な対応は取らせていただきたいとは考えてございます。ただ、それでもなかなか難しいような状況にございましたら、本人ともよく協議の上、どういうような対応ができるかどうか相談しながら進めていこうかなと思ってございます。施設ができるまでまだ若干の余裕がございます。実際そこまで今働いている方とお話をしたということがございませんので、これからきちっと整備していく課題かなとは思っていますが、なるべく本人の意向は尊重して、みんなが働けるということを基本に考えていきたいと思っているところでございます。
議員の質問 8番 今野幸子
虻田地区でも歩いて通勤している方もおられますし、洞爺でも忙しい、例えば職員がお休みになったときに来てくれるといった外部からの人もおられます。そういった方々も全て含めて雇用の保障、そして今言われましたけれども、本当に希望を聞いて実現できるような方法を取っていただきたいと思います。洞爺の方々に対しては、今まで一生懸命やってきたつながりといったものも大事にしていきたいということを考えて、本当にくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。今言われましたソフト面について、学校給食センター検討委員会とは別に、今後、議論を深める方向で、教育委員会が中心になる形で進められるというふうにたしかなっていたと思うのですが、そういったメンバーもまだ決まっていないという状況ですか。新たな検討委員会がまだ全然発足されていないということでしょうか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
ソフト面を検討する検討委員会につきましては、まだ立上げをしていないと。これからの予定でメンバーの人選などは考えていきたいとなっているのが現状でございます。
議員の質問 8番 今野幸子
学校給食センターの検討委員会の方針で、食材の直営に賛同でき関心のある人といった、給食数が増えても目指すのは100%の直営、これは100%行くかどうか分かりませんが、まず目指すのはそこ。そして、前向きにそういった考えで行動できる方々に一人でも多く集まってほしいと思います。そのメンバーに入っていただきたいというのが本当に強い思いでいます。そのメンバーはどのような方法で集められますか、メンバーになる条件はありますか。また、新たな検討委員会は何名ほどで行われますか。もう一つ、それはいつ頃までに立上げができますか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
メンバーの人選は、これからという形で先ほどお答えいたしました。正式な決定はまだしてございませんけれども、基本的には学校、PTA、地域の方、あと提言書をいただいている方の中からも人選していきたいと考えています。あと、公募ということも基本的にはなってくるのかなと考えているところでございます。人数については、これまでの協議の中では15名程度というお話がされているようですので、そこが基本になってくるかなと思っております。あと、立上げにつきましては、これから新たな教育長の体制の中での検討という形になりますので、そう遅くならない時期には立ち上げる予定でいると考えているところでございます。以上です。
議員の質問 8番 今野幸子
今言われたメンバーからいくと、新たなメンバーというより給食センターの統合などについての検討委員会のメンバーとほとんど変わらないのではないかなと思われます。また、それとは別に公募も考えていると言いましたが、そういったものも十分に考えて、あまり大き過ぎても困りますけれども、15名の中の何名が以前の検討委員会の人とダブるのか、新たなメンバーはどのくらい入るのかといったことは、今は分かりませんか。
町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)
新しく立ち上げるソフトの検討委員会についてでございますけれども、今、管理課長がお話ししましたとおり、総数では15名程度を見込んでおります。このたび意見書をいただいた会からももちろん構成員としてお呼び立てをしたいなと思っております。また、PTAも洞爺、虻田それぞれございますので、しかも、それぞれのいい特色を持った給食を提供しておりますので、双方がどういった給食内容で受けているのか、給食を食べているのかというのが分からない中での議論というのもなかなかできないと思いますので、二つある現給食センターのPTAの方々も交えた形で構成をしていきたいという、とにかく細部まで配慮した形でのご意見を十分いただけるような構成メンバーとして考えていきたい。ただ、具体的にどこから何人というような現時点でのまとまったものはもちろんございません。これは新教育長に私がしっかりと引き継いでいく予定としてございますので、その中で新しい教育長の下に体制を構築の上、そういったところを検討していっていただくというような考えでいるところでございます。
議員の質問 8番 今野幸子
本当に今、何を食べているか分からない人が集まってもという話があったのです。今一番分かっているのは給食センターで、実際に作られている方々が一番分かっているのではないかと思われるのです。そういった形で、本当に分かっている方たちに話し合っていただきたなというのが私の思いです。洞爺の給食を考える会から提出されていた要望書やなんかの資料というのも見させていただきましたが、本当に長年培ってきた食材、そして直営、給食への思い、長い間の歴史、地域と密着した給食づくりが本当に食育として子どもたちの成長に取り込まれているというのが、去年でしたか、作文やなんかで受賞されたことからも伝わってくるという思いをしています。多分、要望書が出されたということは、統合することによって今まで培ってきたことができなくなるのではないかといった思いがあるのではないかと思います。統合することによって、直営で行われていた給食数が今までと何倍も変わってくるといったことで、協力する農家も今は七、八件と聞いていましたが、協力に参加いただける呼びかけといったものも必要になってくるのではないかと思います。町内で足りなければ近隣の町村まで声をかけたとしても、批判されるものではなくて、そういったものを子どもたちに提供できるということが大事になってくるのではないかと思います。いろいろな形で取り組んでいる学校がとても多くなってきています。ところが、なかなかそれが発展していかないといった面もあります。地元で取れた野菜や米、畜産物、地元で消費しようとする運動から給食の取組が広がっていますが、地元だけで畜産物の安定供給が難しい。多分、要望書が出されたのも安定供給が難しくなるのではないかという危惧から出されたのではないかと思われます。そういった難しくなったことで市場からの買入れに頼ってしまう。地元生産者の配送負担が多くなってくる、また学校と地元生産者とのつながりのシステムの確立がされていないなどの理由からまだまだ取組は日本でも遅れている状態であります。こういった難しい点が危惧されているのではないかと。今せっかくできてきている洞爺の長年やってきた給食センターの在り方は、安心で安全な食材を子どもに提供できる、そして市場から買うより安価で仕入れることができる、新鮮であるということから栄養価の高い状態で手に入り子どもたちに提供できる、これが一番大切なことではないかと思われます。温かでおいしい食事、こうした地域と密着した食材でおなかを満たすということは、本当に心も満たされるのではないかと思われます。そこには、やはり自分の居場所もできます。ほっとして食べられるといった居場所もできてきます。生産者にとっても、大体が市場に出して収入を得ていますよね。こういった市場価格が変動したときに、価格が安定しないといった面もあります。しかし、学校給食に提供することによって大きな変動はなくなります。だから割と安定した収入源にもなります。子どもたちにとっても利便性は高い。また供給してくれる農家もきちっとできるようになれば利便性も上がってきます。それによって経済的な活性化もできてきます。日本の低い自給率を上げることにもつながってきます。地産地消で取り組む給食を学校給食数が増えても継続していけるようにするためにも、町の支援も必要になると思います。結局、仕入先や協力していただく方々が増えることによって運送費といったものもかかってきます。それも全部持ってくださいねと言わないで、そういったことの支援やなんかも大切になってくると思います。町として、給食を守るためのお考えはありますか。
町の答え 管理課長 高橋謙介
今までの両給食センターのよいところについては、全て取り入れていこうというような基本的な考え方は持ってございます。取引先の商店につきましても、それぞれ多数あるところでございます。統合後も基本的には引き継いでいこうというような基本的な部分はありますが、具体的にそれを商店の方々と調整している段階にはまだなっていないのが現状でございます。ただ、配送距離が延びて本当に配達ができる業者がいるのかどうかといった部分についてもございますし、地元の野菜がこれだけの量を本当に確保できるのかどうなのかといったような部分、様々な課題はあるかと思います。それにつきましては、統合までに整理しなければならないという課題としては認識しているところでございますが、今具体的にどうこうというような方針を持っているものではございません。ただ、よいところは取り入れて行きましょうということの考え方は持っているというところでございます。以上です。
議員の質問 8番 今野幸子
お互いによいところを取り入れていきましょうだけではなくて、今行われている体制を崩さないといった方向で考えていっていただきたい。そして、運送費やなんかを町で負担するから、どこどこに集めて、そこから運搬してもらおうとか、いろいろなアイデアは結構行っているところがあるので、調べればどんどん出てきます。今回詳しいデータは持ってきていませんけれども、調べた結果本当にあるので、そういったことを考えてみると、こういうことができるのだということがたくさん出てきます。それで、諦めることなく、ただ両方のいいところを取り上げますよというよりも、今あるいいところを守ってほしい。それを心からお願いしたいと思います。
町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)
議員ご承知かと思いますけれども、現在、洞爺の学校給食センターでは、農家から、例えばこの時期であればアスパラを提供していただいていると。今後仮にですけれども、大きくなった場合、児童生徒数が増えた場合、1件では足りなくなるというような場合については、2件または3件というような体制を取らなければならない場合も想定されるところでございます。また、給食センターからお聞きした話では、例えば農家様のはね物を給食センターのほうに使っていただくだとか、様々な取組を農家様と話合いの結果、提供していただいているというケースもございます。ですから、仮にですけれども、食材の量が増えた場合、これまでより手間がかかるので、移送費なり経費等もその分上乗せしてくれというような、もしご相談があれば、これはやはり十分教育委員会も中に入って協議をしていかなければならないかと思っておりますけれども、現段階ではまだそこまで話が進んでいないというようなところでございます。私どもとしては、そこら辺、課題であるという思いもございますので、実際に実施するということになれば、十分商店とか農家様と議論していかなければならないのかなと。その上で双方が理解し了解した下で、子どもたちに安心安全な食材を提供していただくというような取組、スタイルを構築していくべきであろうと、私は思っているところでございます。またそういうように努めていかなければならないと思っているところでございます。
議員の質問 8番 今野幸子
今言われましたように、市場には出せないようなものでも、調理すれば使えるものがたくさんあるのですよね。そういったものをどんどん取り入れることもできます。それによって、残飯、残す物、そういった食材の無駄を減らすことができます。持続可能な取組にも貢献できるのではないかと思います。農協みたいなところで知っている農家の方々に協力してもらって、あそこの農家はこういうものがあるよ、こっちはこういうものが取れるよといった連絡も可能になってくると思いますので、今までにないような協力体制も考えて広げていっていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。