みんなの議会

洞爺湖町議会 令和3年12月会議 2021年12月10日

洞爺湖町地球温暖化対策実行計画について

2021年12月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「洞爺湖町地球温暖化対策実行計画について」質問し、環境課長 佐々木勉、経済部長 若木渉、町長 真屋敏春、健康福祉課長 高橋憲史、社会教育課参事 角田隆志、教育長 皆見亨が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
環境課長 佐々木勉、経済部長 若木渉、町長 真屋敏春、健康福祉課長 高橋憲史、社会教育課参事 角田隆志、教育長 皆見亨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

日本共産党の今野幸子です。通告書の順に一般質問させていただきます。よろしくお願いします。初めに、洞爺湖町地球温暖化対策実行計画についてお伺いしていきます。この温暖化、20年以上前から温暖化対策が叫ばれてはいたようですが、私の耳には届いていませんでした。しかし、2019年の国連の各国首脳の前で、スウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさん、堂々としたスピーチ、これが多くのマスコミに取り上げられたことで、ようやく私の耳にも頻繁に地球温暖化、気候変動の言葉が入ってくるようになりました。同時に、世界各地で50度の熱波、豪雨による大洪水、そして大規模な森林火災、そして氷河などの溶解、日本でも40度を超える酷暑、こういった観測記録を次々と塗り替える大雨などが急激に増えてきました。この危機的状態を克服するために、できること、またしなければならないことを真剣に考え、取り組む必要があると考えます。洞爺湖町においては、計画の中に公共施設照明のLED化の導入をはじめとして取り組むとありますが、LED化は何パーセントくらい進んでいますか。また、そのほかに行われている取組はどのようなものがありますか。お聞きします。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

地球温暖化対策実行計画、取組等についてのご質問と承ります。まず、洞爺湖町地球温暖化対策実行計画、これの事務事業編につきましては、本年3月に策定いたしまして、令和3年度から令和12年度までの計画として市町村の事務事業、公共施設などにおける温室効果ガス排出量の削減に関する取組として策定したものでございます。そこで、公共施設照明のLED化の進み具合ということでございますけれども、ちょっとパーセンテージとは何パーセントということはちょっと押さえてございませんが、施設が新設される場合、施設整備時に環境負荷の低減に配慮したLED化にしておると。そして、既存施設については、改築や電気関係等の修繕が伴うときに併せてLED化に随時直しているというところでございます。既に庁舎の一部、総合支所の事務室や会議室、観光情報センターなどの一部などについては、LED照明の導入を行ってございます。そして、また、街路灯や防犯灯などのLED化につきましては、町内にあります道路照明については、全部で1,800基ほどありますけれども、そのうち300基ほどが既にLED化になっているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

新設時期とか、あと改善、改修とか改善のときにLED化に進めるということらしいのですけれども、ということは、まだあと何年かかるか分からないという状態にあるわけですか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

今ちょっとご答弁させていただきましたけれども、何年かかるか分からないのかという話ですけれども、当然、今の既存の建物につきましては、随時、壊れたときに直していくという考え方で進めてございまして、その辺、ちょっと何年かかるという話をされますけれども、その辺は、壊れた段階で直していくというふうに考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

あと、今行われているものは。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

大変失礼いたしました。今LED化のほかに行っているものということでございます。大変失礼いたしました。その他の取組につきましては、自治会への防犯灯のLED化に直すときに助成をしたり、電気の関係だけで言いますと、庁舎等の支障のない廊下や階段等の照明の消灯、そして始業前の昼休みの消灯の徹底、各職員が節電意識を持って実施しているというところでございます。以上です。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

今、ご質問あった中で、あと何年かかるのだということでちょっとご指摘いただいたところでございますけれども、先ほど担当課長も申し上げましたとおり、道路照明の進捗状況を考えたときに、まだあと1,500基ほどLED化しなければいけない部分が残っているということで考えますと、私どもの試算でいきますと、まだ概算事業費でも4億円以上の費用が発生するというところもございますので、その辺は財政的な負担もかなりあるという中で、本来計画的にやってはいきたいところではあるのですが、やはりその財政のそのときの状況等見定めながら順次更新を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

何年とは分からないけれども、お金もかかるし、何年に改築するかどうかも分からないし、ちょっとそれは分からないということですね。今、世界で実際になっている現象、北極圏のグリーンランドでは、年間通して8割が覆われている、そういったところの氷床が溶けて、あちこちに池が造られている。そして海では、氷河が崩落して、それが崩落が続いていて、その水の量、氷が解けたその水の量です。これが、2019年1年間で5,320億トンと言われる。これは、観測史上最高になったと言われているのです。その解けた水を東京の23区に注ぎ込んだとしたら、高層ビルも東京タワーもスカイツリーも、高さを越えて、800メートル以上の水位になるそうです。それだけの膨大な氷が毎年のように失われているのです。洞爺湖町はまだまだ大丈夫なんて悠長なことは言ってられません。そこで、洞爺湖町は、2030年までに基準年2013年度比で何パーセント削減を目標としていますか。また、2021年度のCO₂排出量、これはいつまでに調べられますか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

2013年度、何パーセント削減目標ということでございますが、実行計画における各公共施設などの事務事業編に続きまして、計画にちょっと記載があるとおりでございますが、基準年2013年度、平成25年比で26%の削減目標としてございます。そして、次のご質問の2021年のCO₂排出量はいつ調べるのかという質問でございますけれども、温室効果ガスの中で二酸化炭素の排出量の大きいエネルギー、基本的には電気が一番大きいもので、その二酸化炭素の排出量を計算する上で、排出係数というものがございます。その排出係数につきましては、電力事業者ごとに違いますけれども、その事業者が4月から3月の間の年度内において、電力を発電するのに、その発電にかかった燃料、当然電気つくるのに、ガソリンなり使っていると思います。その燃料に対する様々な指標から排出係数というものが計算されまして、私たちにその係数が示されるのが翌年度の9月頃という形になります。その9月に排出係数が示された後、その係数を用いて、当町で前年というか、例えば今年だったら令和3年ですけれども、1年前の令和2年度の使用した電力量を算定式に当てはめまして、洞爺湖町公共施設等のCO₂排出量が算出されるという流れになってきます。そのことから、今年9月に示された排出係数は2020年度分ということなのですけれども、ご質問の2021年度のCO₂排出量はいつ調べるのかということでございますけれども、2021年度分、今年の令和3年度のCO₂排出量につきましては、翌年の9月以降に排出係数が示されるものでございまして、洞爺湖町公共施設の使用電力量をまとめるためのちょっと事務作業等もありますことから、早くても年内中ということになると考えてございます。その排出係数が、大変失礼しました。来年の12月頃という形で考えてございます。その排出係数が公表された後、洞爺湖町の2020年の公共施設の電気料を精査しまして、それらをまとめて算定式に当てはめまして、二酸化炭素の排出量を計算して、3月に開催される予定の環境審議会のほうにいつも報告するという流れで考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

大体調べるだけで2年がかり、分かってくるまで。そういった時間がかかる。9月に今、係数が分かってきたと。そうしたら、次の年の3月までに待たなくして、それまでに当町の電気料や何かのものを調べておけば、係数が分かった時点で計算もすぐできますよね。これは、やはり早いほうがいいと思うのです。3月までに報告すればいいとかではなくて、早ければ早いなりに、やはり、このままでは、これしか減ってないのだとか、これはこういうものにしなければならないのだとか、いろいろな改善点も反省点も出てくると思うのです。それが、やはり早ければ早いほど、温室を抑えていく、今26%と言いました。それに近づける、近づけるというより、それはもう最低。今、国では確か46%に変わったのではないかと思うのですけれども、当町はやはり26%のままでやるおつもりですか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

26%の目標設定、今、現在の46%というお話ございました。この46%につきましては、今年の4月、2030年度に向けた温室効果ガスの削減目標について、政府の地球温暖化対策推進本部の会合で、2030年度と比較して46%削減することを目指すということで、当時の菅首相の表明があったということでございます。当町のこの実行計画の事務事業編につきましては、3月に当町の環境審議会でこの計画を報告しながら、今年度の2021年度からの計画として策定させていただいたところなのですけれども、その後、つまり先ほど言いました4月に菅総理の表明がありましたので、まずは設定した当町の公共施設等の地球温暖化対策実行計画の目標値、それが26%でございますけれども、そのマイナス26%の達成を目指し、その目標を達成できるめどがつき次第、またさらなる洞爺湖町の公共施設等も考えないといけませんので、その可能な取組等も踏まえながら、あと財政負担等も当然出てきますので、それらも加味しながら、改めて計画の目標値を含め修正していきたいと、そのように考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

先ほどの答弁を聞いてますと、LED化もお金もかかると、いつできるか分からない。そして、その計画もつくってしまって、その後にその46%が出てきたから、取りあえずその26%をつくったときの計画で、これでは本当に削減する気があるのか。やはり、日本でも、すごいもう気象が変わってきている。これはもう、皆さんも身にしみて分かっていると思うのです。気象状況を見ても、今までにない何々が来るとか、大雨が降るとか、もうどんどんどんどん違ってきているのです。それが、年に1回そういうことがあるのではなく、年に何回も、今までにないような台風だとか、今までにない大雨だとかというのが来ているわけです。こんな状況で、いや、もう、うん、ちょっと様子を見てからと言っているようでは、本当にこの対策が進むのかな。そして、いつまでかかるか分からないと言いながら、それでは何をそのほかにやっていますか。消灯だけだと。微々たるものですよね。何かそれに代わるその取組というものをきちっと考えてあるのかどうか。そういったものも、ちょっとお聞きしたいのですが。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

先ほどちょっと答弁1点漏れていたものを先にお答えさせていただきます。先ほど早く電気料を調べ上げて早くできないのかというご質問がございました。それちょっと答弁が漏れてございましたので、基本的にさっきの年内中というお話でさせてもらいましたけれども、可能な限り全部のデータを集めて、全ての月を合計して、そして施設全部の電力量をちょっと計算するという作業の事務があります。それで、それを全部ペーパーで全部拾い集めてやっているものですから、そのぐらいとちょっと想定させてもらいましたけれども、可能な限り早めにその辺をちょっと押さえて、今後対応していきたいと、そのように考えてございます。それと、先ほど新たな具体的なものというか、そういうご質問になりますけれども、まず目標値について、先ほど基準年度2013年度でございまして、基準年度から2019年度の状況までのものですけれども、まず2013年度の二酸化炭素の実績の排出量、これは約487万キログラムCO₂というぐらいになってました。そして、直近で算出しました2019年度の二酸化炭素の実績の排出量、こちらは約396万キログラムCO₂で、既に2013年度と比較しまして、約19%の削減がなされているということでなってございます。残りこの差、26%を目標値としてその差であります7%、約34万キログラムCO₂削減を、今、やはり既存の中の取組の中でちょっと考えていきたいと思ってございまして、やはり先ほどちょっと答弁重複するかもしれませんけれども、今の防犯灯のLED化の助成をしていく。そして、庁舎等の支障のない廊下の照明等、そして、あと消灯と始業前の昼休みの消灯、あと先ほど車両の部分は触れてませんけれども、車両のハイブリットや公用車の効率的なエコ運転など、それらを徹底しまして、その7%をまず縮めていきたいと、そのように考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

これでは、本当に庁内だけ、庁舎だけでこう、公共施設内だけで頑張ってもなかなかもう、これはもうみんなに、国民みんなに、それこそ町民みんなに協力してもらわなければ本当に難しいことだろうと思います。今、先ほど言いましたように、シベリアで、氷が解けているのや、そういったことが今北海道の大雪山、このほとんどの永久凍土が消失する危機があるということが分かってきています。数万年前に解けずにいたシベリアの凍土からモリウスという名づけられた新種のウイルスが発見されています。この永久凍土に眠る未知のウイルス、今後コロナのようにどんどんどんどん世界中にパンデミックを引き起こす可能性は、否定できません。また、その永久凍土の土壌の中にある有機物の腐敗、それによるCO₂の排出と同じように、CO₂の20倍以上にも温室効果のあると言われているメタンが放出され続けており、地球の温室効果を加速させているそうです。アフリカなど、土地の枯渇なんかも、土地が枯れてきているのです。水がもうなくなってきている。そういった大規模な、そういうことによる今度、大規模な森林火災、これによっても、やはり火災によるCO₂、排出されています。それだけではなくて、同時にそのCO₂を吸収する吸収源、それさえも減らしてしまう。こういう温暖化に拍車をかけていることは、世界中でもう起こっているのです。今から起きるのではなくて、既にもう起きているということなのです。この地球の温暖化は待ったなしなのです。この状況の中で、2030年までに26%の削減、これはとても低い目標ではないかと思われます。LEDだけで、目標のその26%、または46%に変えていけれるのか。それを達成できるのか。目標達成、これを裏づける具体的な具体策というのは、まだ何もないのでしょうか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

先ほど来、ちょっとご説明させていただいているのは、あくまでもこの実行計画につきましては、公共施設等の実行計画のお話の中で、今、先ほど19%まで達し、残り7%ですと。それで、まだ徹底されてないさっきの消灯の部分だとか、公用車の運転の仕方だとか、そういうのももろもろございますので、徹底していって、まず7%削減していこうというまず考え方ございます。それと、今度また実行計画については、公共施設等の実行計画と、もう一つ、住民や事業者向けの区域施策編という実行計画、その2パターンがございます。今議員おっしゃった、そちらの部分については、今後策定しなければいけないと思われるのですけれども、その辺についてはそちらのほうで触れていくのかなというふうに考えてございます。以上です。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

今、議員ご指摘の町が計画しているその実行計画、26%では物足りないのではないかというご指摘でございます。担当課長申し上げましたとおり、ちょっと策定したうちの年度の絡みで、たまたま策定して、今年度の4月1日から運用開始した途端に首相の表明があって、いきなり46%と20%ハードルが上がったところでございます。これにつきまして、事務事業編というのは、先ほど課長言いましたとおり、あくまで庁舎の中でできる計画ということで、策定の義務づけを受けてこの町村がつくっている計画なのですけれども、今申し上げました区域施策編というのがございまして、これというのが、私ども町村では努力義務の計画になってまして、政令指定都市ですとか中核市に策定が義務づけられている計画となっているところでございます。この作成に当たっては、町内全域ということもございまして、もうちょっとかなり技術的な知見の分析ですとか、その地域の現状分析、あと区域内の排出量、CO₂の排出量ですとか、地域の再エネに資するポテンシャルがどのくらいあるのかとか、かなり専門的な分析調査が必要な中身になってきますので、こうなるとと非常に高額な委託費をかけた中で専門業者にちょっと調査していただかないと、まずその土台の調査をしないと、ちょっと先に進めないような、ちょっと非常にハードルの高い計画になってございます。ただ、国のほうからもその辺に対する補助等の制度もございますので、その辺を活用した中で、そういう取組が進んでいくことは可能なのかどうかというところについて、財政的な状況も鑑みながら、できることについてはちょっと実施に向けて準備のほうはしてまいりたいなというふうに考えております。

議員の質問 8番 今野幸子

非常に、お金の面にしても、何にしても、大変なのは分かります。可能な限りではなくて、ここまでするにはどうしたらいいのか、それを可能にするにはどうしたらいいのか。それが必要。これは、今無理だからしない、これはできるからするではなくて、これはしなければならない、それをするためには、どうしたらいいのか。その可能性をつくり出していってほしいのです。可能性を待つのではなくて、つくり出していってほしい。そうしなければ、本当に地球が駄目になってしまいます。今、若い人が、本当にもう自分たちのことのように。自分たちが住む地球がなくなってしまうのではないかという、そういったおそれで、多くの若い人たちが立ち上がっています。各国で。そして、日本でも、随分若い人が立ち上がっています。人間が住む以上、この地球上に住む以上、この二酸化炭素というのは、必ずその温暖化に作用してくるものです。先ほど言いましたように、永久凍土、この中で森林火災、温暖化の加速、こういったものが叫ばれてきています。その中で、森林がなくなって吸収されるのが減る、それだけではなくて、温暖化によって、今度海洋、海が酸性化していく。海水温が上昇していく。これがもう日本でも、サンゴやウニ、貝、そういった成長に影響を与えている。こういうことが調べられています。氷河を解かして、海面を上昇させ、台風を起こしやすくする、この悪循環がもう少しずつ始まっているのです。これから起きる問題ではないのです。南太平洋にある九つからなる人口は約1万人ほどの小さなツバルという国、この国がその温暖化の中で最初に沈む国にあると、危険性があると言われているのです。ツバルの首都、これはもう既に4割が海面の下にあり、今、一生懸命埋め立て地を造っている。年々加速するその温暖化と競争している。そういったニュースが流れていました。二酸化炭素を出し続けている国々では無関係のように、そして生活していて、CO₂排出の一番少ないのではないかと言われるそういった小さな国々、そういうところが海の中に沈み、家の土地、文化も失われる。これは本当に見過ごされることではないのです。もう遠いよその国、そういう問題ではないのです。こういった、私たちにも、この洞爺湖町はまだまだ心配ないから大丈夫と思っている人は少なからずもいると思います。そういう人のほうがまだ多いかもしれません。しかし、一人一人の協力がなくては、この温暖化ストップさせることはとても難しい。それをやはり先頭を取ってやっていくのが町の仕事であると思うのです。こういったところで、住民に向けたその温暖化対策、住民への温暖化対策、さっきは努力義務。努力ではなく、本当に、何かそう言われると、まあ頑張ってみたけれどもとできなかった、それで済むのではないか。そうではなくて、実際に取り組む。そういった計画をいついつまでに作成し、実行に取りかかっていくのか。そういう計画は、全くないのでしょうか。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

今ちょっと、その努力義務のお話ございましたけれども、先ほど努力義務と申し上げたのは、その計画策定に対しての努力義務ということで。その目標達成ということではないということをご理解いただきたいと思います。今、先ほど申し上げましたとおり、当町として作成の義務化がされていたのが、その地球温暖化対策実行計画の事務事業編というのが町のほうでは作成義務があって、それについては、作成済みで、それに向かって今、取り組んでいるという状況でございます。先ほど申し上げましたその区域施策編ということになると、まだまだちょっとハードルが高くて、道内でもつくっているところはそんなに数、たしかなかったはずでございます。それで、町としてそういう計画はないのかというところについては、先ほど申し上げましたとおり、その区域施策編というのは、まだそちらのほうに移行していかないと、新たな全町的な話ということで取り組んでいかないといけないというご指摘であれば、そちらの区域施策編のほうの作成に手をつけていかないと、なかなか実現するのは難しいだろうという認識でございます。それには、先ほど申しましたとおり、その調査にかなり高いハードルがあるというところがございますので、その辺はちょっと、当然取り組んでいきたいというふうに考えてございますけれども、何分財政的な事情もありますので、そちらのほう勘案しながら、事業に向けては準備していきたいと、そういうふうに考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

計画書をつくる、そういう義務、それが何か余計に、計画をつくる義務、計画をつくりなさい、つくらないと駄目だ、そこまではいかないのでしょうか。頑張りますという程度、それから、そういった取組もほかの町村、周りもまだあまりしてないと。だから、大丈夫ではないのです。もう周りがしてなければ洞爺湖町から始めて、おいおい、お隣さん、こっちのお隣さん、一緒にやろうというくらいでなければ、温暖化、これ鎮めるわけに、鎮める方向にはいかないと思うのです。46%どころか26%もこれ実現しないのではないか。もう21年、もうすぐ終わります。30年まで10年ないのです、もう。これは本当に、皆さん意識して取り組んでいただけるように、まずは住民の皆さん、事業者の方々にも、洞爺湖町のよさ、そういったものを再確認してもらう。そして、この洞爺湖町を守るのだ、この景色を守るのだ、それだけでも温暖化の削減にはなるのです。緑を守る、そういった方向で、そうしたらもっともっと、先ほど何回も出てきてますけれども、環境課、環境や何かを保持するためにも、そうしたら何が今度やれるのだろう。そんなお金がどうのこうのと言わなくても、できることはあると思うのです。先ほど、町内の掃除、そういったものもありましたよね。そういったことも含めて、やはり町内のよさ、そしておいしい海の幸、安全でおいしい農作物、そういうものを守っていく。海を守るためにはどうしたらいいのだろう、そういったことも一つの温暖化防止につながると思うのです。また、今、その中で強く出ているのがプラスチック問題です。こういったプラスチックなどが及ぼす地球への影響力、地球に及ぼすどういうものがあるのか。これは本当に学校も含めて、子供たちにもぜひ参加しやすい、大人も学習会などを開いて、みんなでまずは意識を高める。何億円もかかる問題ではないのです。まずはできるところからやっていかなければ。ハードルが高いとか、そういう高いところばかり見ないで、やれるところからやっていきませんか。そういう考えはありませんか。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

やれるところからというお話でございます。先ほど、ちょっと学習会というお話がありましたので、先ほど学習会につきましては、現在虻田小学校5年生を対象として、環境省に協力いただきながら環境学習と、いろいろな、してございます。その中でプラスチックが自然環境に与える影響等についても、その中で学習会を開催させていただいております。そして、あと住民の、いろいろな住民に取り組む対策ということでございましたけれども、取りあえず、やはり今の段階では、意識を向上させるというのが大変必要だというふうに考えてございますので、現段階におきましては、そういうちっちゃいことでも、何かその回覧等によっていろいろ、1回だけではなく、何か数回、そういう特集みたいなものをちょっと考えながらできればいいかなと、そのように考えてございます。

町の答え 経済部長 若木渉(経済部長は2025年3月まで)

あと、先ほどちょっとご質問ありました中のプラスチックごみの件については、洞爺湖町で平成31年の4月からということで作成しました洞爺湖町の環境基本計画というのがございまして、その中におきましても、ちょっとコラムとして海洋プラスチックごみ問題について触れたページを作らさせていただいて、要は、なかなかプラスチックごみというのが分解されないということで、例えば釣り糸だと600年かかるですとか、ペットボトルで450年かからないと分解されないといった、そういった問題があるというようなことの意識づけとして、そういったものもその計画の中に盛り込んで周知かけているところでございますので、そういった取組を含めて、さらに住民周知を図る中で取組を進めてまいりたいというふうに考えております。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

地球温暖化、二酸化炭素削減計画でございますけれども、私どもの町は、2008年にちょうどサミットのあった町でございまして、その折に環境問題が大きな問題のテーマでもございました。そして、そのときに、これは民間団体が中心なのですけれども、行政が中心となりまして、例えば農協のほうで雪蔵、いわゆる冬降った雪をためて、それを倉庫に入れて、そこに野菜を入れて、少し眠らす。いわゆる電気代を削減しましょう、そういう取組。それからかねてから温泉排熱を利用したヒートポンプ、冷暖房に当てるためにそういうものを利用しましょう、これも二酸化炭素削減に結びついてまいります。あるいは、山の間伐を整理して、ペレットを作って、ペレットストーブを復旧しよう、それから地熱発電を起こして、いわゆる自然エネルギーを利用した二酸化炭素を極力減らそう。こういう運動をずっと取り組んで、何年間だか取り組んでまいりました。その後に、国のほうは、今度は地球温暖化対策ということで、新たに二酸化炭素削減計画というのを立てて、2030年までにたしか50%だったかなと思いましたけれども、それを46%ということで。その折に平成3年、私どもの町も二酸化炭素を削減します、2030年には26%削減しますというものを、計画を立てました。それに伴って、たしか2013年からだったかな、それを対象、数値を明確化していると。今現在、庁舎内だけで19%くらい達成してきているというところなのですが、この地球温暖化対策に関しましては、一つの単一の公共施設だけではなくて、町全体として二酸化炭素を削減していかなければならない。私どもの町には、今現在もヒートポンプをやってます。さらには、地熱発電もやっております。雪蔵も継続してやっております。それと、新たに太陽光発電が、今3か所とほど入ってやっていただいております。こういうものも、比較、どれだけ削減効果があるのかというのは、私どものほうから、町のほうからそれぞれの業者のほうにお問いかけをして、どれだけ削減効果になっているというものを出していただいて、それを私どもが積み上げをして、最終的には、何ぼ、何パーセント削減しているのですという答えを出すのですが、今いろいろ答弁しておりましたけれども、今それをやってる最中で、私どものことしか今ちょっと答弁してなかったものですから、そういう全体のものをトータルして、洞爺湖町としては何パーセント削減できる。その今、準備段階だということで、一応お願いしたいなと。もう業者のほうではやっているものがありますので、あとはそれを行政が拾い上げて、数値をまとめていく。できれば、それが2030年に46%に達せば、私どもは国のほうから指導いただいているものに合致していくようになるかなと。もうちょっとお時間をいただければ、細かい数字が出てくると思いますので、よろしくお願いします。

議員の質問 8番 今野幸子

そういった返答が聞きたかったです。本当に、雪蔵だとか、ヒートポンプやっているだろうなと私、思っていたのです。調べていたのですけれども。だけれども、どこからもそれは返ってこないのですよね。そういったものも、もう絶対的なやはり温暖化の防止につながるものなので、そういうものを具体的にどんどんどんどん進めていってほしいし、先ほど言ったように、町民に対してもそういったものを、先ほど小学校5年生でしたか。プラスチック問題で学習している。こういった問題を小学校5年生だけにとどまらないで、町民みんなで勉強する機会、そういうものもつくっていただきたい。学習会をやはり繰り返す中で、一人一人が、ああ、私にも地球の温暖化に対してこういうことができるのだ、何かもしかしたらこういう企業が考えられるのだ、学習することでそういうアイデアなんかも浮かんでくると思うのです。どんどんどんどん、今分かっていることでないことでも、こういうこともできるのではない、それではこういうこともできるのではない、そういうことが、私、今、すごくこの日本には、日本中、日本も含め、この洞爺湖町に必要なことでないかと思うのです。まず意識を高めるという、ここのところにおいて、ぜひ学習会を繰り返していただきたい。5年生やっている、もう5年生だけにしないで、もう中学校でも他の学年でも、それを学んでほしい。プラスチック問題にしたっていろいろありますよね。そうしたら、小学1年生なら1年生の分かる範囲のプラスチック問題でもいいですから、その年代に合ったそういう学習の仕方はあると思うのです。そういうものをやはり取り入れていっていただきたい。地域のそういった呼びかけの中で、これは一つの例なのですけれども、例えば今、すごく食品ロス、これがすごく大きい。まずごみを減らす。今日昼食を食べて、その後、やはり生ごみが結構出ているのです。私は、今度からお弁当箱を持ってきて残ったら持って帰ろう、今日、それを考えていたのですけれども、本当に生ごみも多いし、そして別なごみも、ここではいろいろなリサイクルも進んでいると思うので、もっともっと進んでいってほしいと思いますけれども、この食品ロスに関しては、やはり職員の皆さんの中にもたくさんそういうロスを出している人が多いのではないか。それからもう一つには、お土産屋なんか多いことなのですが、箱入りのお土産がありますよね。それを日本ではもう本当に当たり前のことのようにされているのですけれども、その箱入りのお土産を、今度は包装紙に包んで、それを包装紙で包んだやつを今度は紙袋に入れて、はい、どうぞ、渡してくれるのです。本当に、我々にしたら、いや、それやり過ぎではないと最初は思う、もうそれが当たり前、そうすることがサービスというふうに思っている人がたくさんいると思うのです。そういったところで、まずそういった紙、できるもの、できるだけ減らす。そういった協力を願う。だけれども、日本人にとってみれば、それは当たり前のサービスなのに洞爺湖来たら何かサービス悪いよと言われたら、やはり困ります。土産店でも、やはりサービスいいねと言われたいのです。だけれども、そのサービスという観念を、温暖化を減らすためのサービスなのですというふうに切り替えて、これはやはりお土産屋だけが気をつければいいというものではなくて、町中がそういう意識に立たないと、業者の方、企業の方もやりづらいのです。だから、企業もやりやすいようにさせてあげること、これはやはり町としてバックアップがなければできないことなのです。こういったサービスの在り方、今、包装紙のことを取り上げましたけれども、まだまだいっぱいあると思うのです。例えばお手拭きです。こんな袋に入った捨てるやつ。ああいうものだって、タオルであったり、自分のハンカチであれば済むことなのです。それを出すことがサービスになっているものですから、それをなくすというのはなかなか難しいことなのです。だから、そういう、何て言うかな、町のバックアップがなければなかなか難しい。そういうサービスの在り方も考えていく必要があるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

議員の質問 8番 今野幸子

はい、そうです。

町の答え 環境課長 佐々木勉(環境課長は2022年6月まで)

先ほどちょっと先に、過剰包装のお話が今野議員からありましたので。地球温暖化対策に限らず、平成24年度に策定いたしました一般廃棄物処理基本計画というものがございます。それは、平成29年度で見直しを行っているところでございますけれども、その中で排出抑制の方法として、事業者の取組の中で過剰包装の抑制によるごみの減量化に努めると計画に記載させていただいているところでございます。その計画については、ホームページ上でもう載せてございまして、誰でも見れるような形になってございます。そして今年度、一般廃棄物処理基本計画の改定年でございますので、改正した際にその過剰包装含め、お手拭きの部分、どこまで載せれるかというのはありますけれども、その点も含めて計画に盛り込みながら、ちょっと周知のほうも併せてしていきたいと、そのように考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

先ほど言ったように企業にだけそうしなさいと言ってもなかなか、やはりそれが当たり前で通っているものというのはなかなか変えづらいというものはあると思うのです。そこで、さっき言ったような学習会をすること、あと町のバックアップが必要だということ、これを忘れないでやっていただきたいと思うのです。2050年、ニュートラルゼロ、これを表明している自治体、増えてきています。2021年3月18日付で329の自治体、北海道では10の市町が表明しています。今はもっと増えているかもしれません。洞爺湖町も、この2050年、カーボンニュートラルゼロ、この表明をして頑張っていくぞ。町と町民の皆さん、事業者の皆さんが一体となって取り組みやすいように、そういうふうに表明してやっていただきたい、していただきたい。町長、お考え、お聞かせください。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

カーボンニュートラル2050年ゼロ、北海道近隣では室蘭市、あるいは苫小牧市、こちらのほうが対象、登録をされたようですけれども、室蘭市は工場群がありまして、特に水素エネルギーといいましょうか、これに力を入れている。いわゆる石油、または何と言うのでしょうか、何でしたか、ガソリンのレベルの高いやつ。何ですか、ガソリンですとか、ガソリン車だとかというのを減らして、そして水素自動車を普及していきましょう、それによって二酸化炭素を削減しましょう。苫小牧においては、二酸化炭素できたものを圧縮して、そして海底に沈めましょうという運動して、二酸化炭素を削減していきましょう。目標を立てて。ただ、私どもの小さい町になりますと、なかなかやはり寄せ集めてということになってくると、非常に何かこういうたまがというものがあればそれはいいのですが、町民の皆さんの努力をいただいてもなかなかやはり難しいところがあるかな。それと先ほど申しました、いろんなこれから業者のその削減数値のものを、私どもはこれからお願いしていただいて精査していくようになるのですが、それでも50%仮にいって、50%過ぎてもゼロにはやはりなかなか難しいところはあるのかなというふうな思いがあります。なかなかやはり、ちょっともうそこのところまでは、うちはまだできる状態でないなということで、今検討中ではありますけれども、非常に厳しいハードルがあるかなというふうに思っております。ただ、二酸化炭素削減だけでなくて、今、世で言われておりますそのSDGsと言いましょうか、できるところから少しずつ整理をしていこうという運動につきましては、私どもも、これは町民の皆様に呼びかけながら、今現在やっているものもあります。例えば、廃油をただ廃棄物として出すのではなくて、それを回収ボックスを作って、それを回収業者に持っていって再利用してもらう、あるいは乾電池の空いたやつは、ごみとして出す部分もありますけれども、回収ボックスを設けて、それも将来的には何か別のものに役立ててもらおうだとか、そういうできることからの取組は、今現在もやらさせていただいておりますので、その項目をたくさん増やせれるようにこれからも努力はしていかなければならない。そして、そこに町民の皆様をやはり巻き込んでいかなければならないだろうというふうに思っております。ただ、なかなか難しい問題もそこにはありますので、やはりしっかりした汗をかいていかなければならないだろうなというふうに思っております。今、担当のほうも、二酸化炭素削減に関しては、知識を深めようということで、胆振総合振興局に単独のセクションがございます。まち、ひと、しごとのたしか担当部長でくぼさんという方だったと思いますけれども、そこにちょこちょこ出向いて勉強させていただいておりますので、そのうちに成果が出てくるだろうというふうに思っております。

議員の質問 8番 今野幸子

世界のこともいっぱい取り上げてきましたけれども、町民全体の意思、これを盛り上げていく。そして実質ゼロ、小さい町にしてみれば、本当に難しいことがたくさんあると思うのです。企業や何かの問題にしても。これ、ですから洞爺湖町だけでなくて、近隣の、さっき言いましたように、市町と一緒になって、そして手を取り合って進めて、お互い頑張っていきたいと思います。次に移ります。福祉灯油について伺います。洞爺湖町で、福祉灯油、毎年実行されて、多くの人に喜ばれていると思います。申請は、令和4年2月28日までとなっています。忘れて申請していない人がいるかもしれません。何らかの方法でもう一度知らせられるといいのですけれども。北海道での暖房は、もうなくてはならないものです。コロナ禍で外出を控えている人も少なくありません。この福祉灯油購入券、これは申請後、何日ほどで交付されますか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

福祉灯油購入の助成にかかります申請と助成券の交付についてでございますが、申請の受付につきましては、役場本庁及び各支所の窓口にて、去る11月10日より開始をしているところでございまして、先ほど議員のほうからもお話がございました来年の2月28日までお受けしてまいりますところでございます。助成券の交付に当たりましては、申請の受付完了と同時に、その場で手渡しによりまして即日交付をしているところでございます。なお、本年度の交付実績についてでございますが、一昨日となります12月8日現在におきまして、69世帯の対象者の方へ交付済みとなっているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今年の冬、これは冬だから寒いのは当たり前なのですけれども、この気温だけでなくて、本当に心も懐も寒い、こういった状態の冬ではないかと思います。コロナ禍で仕事がなくなり、収入が減り、その上、ガソリン、灯油の高騰、それに加えての物価の値上げ、これでもか、これでもかという追い打ちをかけられている日々。そういった、日々を過ごしている方が大勢いられます。暖房は常に最低の設定、日中、陽が当たるときは火を消して防寒着、それを着ている、そして、入浴するときもお湯を膝程度に入れて、何日かに1回の入浴、また車のある人には、移動できる人は近くのスーパー、買い物目的ではないのです。家のストーブを消して灯油代や電気代の節約、そのために出かけている人、これは決してテレビや新聞での出来事ではありません。この洞爺湖町に住んでいるある方々の日常なのです。このような生活、例えば独立して、町外にいる子供がそういった親を見て、自分の暮らしもままならないところに、親に少しでもという気持ちから、その小遣い、ぎりぎりの生活を切り詰めて、そして仕送りをしている。しかし、この灯油をもらうときに、その仕送りも収入として計算される。福祉灯油購入券の支給対象から、せっかくくれた仕送り、そのために対象から外れる。こういうことがあったら、本当に心は寂しいものです。何か、私としては、ここら辺がむずむずしてきます。町のせっかくの実施しているこの福祉灯油、1人でも多くの人に、そしていつでも、いつもの家計でやりくりができるような、そんな支援であってほしいと思います。北海道の灯油、この価格は、11月8日時点ですが、配達込みで1リットル当たりの全道平均109.5円と言われています。北海道の冬の暖房、これは命に関わるものです。先ほども言いましたように、節約をしたとしてもです。暖房、これは節約をしたとしても限界があります。それで体を壊しては、何のためか分かりません。消費者協会のアンケートでは、暖房に灯油を使っている世帯84%、それに加えてお風呂や給湯、これは70%を超えているとあります。年間1世帯当たりの灯油の消費量約1,417リットルと計算し、昨年より30円高い水準で推移したならば、年約4万2,000円ほどの負担が増加します。コロナ禍でのこの負担の大きさは、非常に厳しいものです。町から100リットルの支援を受けられたとしても、約3万9,000円くらいの負担が増えます。何とかして、少しでもこの負担、和らげていただきたい。低所得者にとっては死活問題、今年のこの高値に対しての上乗せが必要ではないでしょうか。まず、そこで聞きます。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

ただいまの、このたびの灯油の高騰に伴います現行の助成制度への上乗せについてでございますけれども、当町の制度におきましては、灯油単価の変動に関わることなく1世帯当たりという、先ほど議員ございました灯油100リットルの定量による助成としているところでございまして、単価変動の影響は受けない仕組みの下に助成をさせていただいておりますことから、高騰の影響に対しましても、対応が図られているものとの認識の下に、低所得者世帯の支援に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

確かにお金ではないので、その分がいくと思いますが、先ほど言ったように、100リットルの支援を受けたとしても、その分の量を減らしたとしても、残りの月、そこに当たるその負担増がやはり大きいものがある。それに対しての上乗せができればやっていただきたい。そういう思いなのです。それはありますか。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

改めてその給付の上乗せについて、今の現状を踏まえた中で必要ではないかとのことでございましたけれども、町といたしましては、先ほど冒頭のほうで、例えば要件に該当されても申請をなされない、あるいは忘れておられるような方もいらっしゃるといったようなこともございました。そういった中で、町といたしましては、まずは助成制度の周知徹底に努めながら、これまでの100リットルの定量とする助成基準に即しまして、この制度をしっかりと継続をしていくことによりまして、低所得者世帯の支援に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

ちょっと時間がないので、急ぎますけれども、ほかの自治体では、昨年度の収入、そういったものから予想して、多分今年もこの交付の家庭では受けられるだろう、そういう予想から対象となる人を想定して封書で案内している。もちろん、その封書が来たから全員がもらえるわけでもありません。また、それで対象外になる人も出るかもしれません。そういったことは、やはり広報でもう1回お知らせするとか、そういった方法を取っているようなのです。そうすることで、ちょっと回覧板などで見るよりも、封書で来たほうが、多分、うち、もしかしたらもらえるかもしれないという意識でちょっと調整するかもしれませんので、そういったことも考えていただけたらと思います。次に進みます。生活保護世帯も支給対象に加えるべきではないか。これについて、洞爺湖町においては福祉灯油、これが生活保護対象外となっているわけなのですが、多くの対象外になっている理由の中に、冬季加算が含まれている、そういうことが言われるのですが、その冬季加算は、単に灯油代だけではなくて、いろいろな防寒着、さっき言った防寒着や防寒用の衣服、靴、または雪かき、そういったものも入ってくるかもしれません。そういった冬の日常生活に必要な物全てを含んでいるものであって、全てが灯油に回るものではありません。また、今年のように、コロナ禍の影響、それに加えての原油の高騰、これによって灯油代が、先ほども言いましたように、生活に大きな打撃を与えています。これは、皆さんも分かることだと思います。昨年と比べての今年の負担増、これに当たるものは、生活保護費には含まれていません。冬季加算にも含まれていません。また、それを補塡するものもありません。生活が苦しくなるのは、目に見えています。洞爺湖町も生活保護世帯、福祉灯油の支給対象に加えるべきではないでしょうか。こういって加えている自治体も結構あります。それと一緒に考えてみていただけないでしょうか。短い答弁でお願いします。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

生活保護世帯の方につきまして支給対象世帯に加えるべきではとのご質問かということでございますが、議員のほうからもお話ございましたとおり、まず保護世帯の方の基準でございますけれども、北海道が国の基準に基づきまして算定をしておりまして、毎年10月以降の冬季の対策について上乗せ分とする冬季加算によって、10月から翌年3月までの6か月分ということで、措置が取られております。こうしたことを踏まえ、いるところでございます。それで、冬季加算の例といたしまして、まず1月当たり単身世帯では1万2,780円、2人世帯では、1万8,140円、4人世帯では2万2,270円が保護費として加算されております。冬期間の6か月分で見ますと、7万6,680円から13万3,620円が加算されているといったところになるかと思います。こうしたことから、確かにこれ全額が灯油ということではないにしても、あくまでも生活保護世帯の基準、国ないし道が定める基準におきまして、生活保護世帯に関しましては、北海道の基準の制度の中で配慮がなされているものと、町といたしましては認識しているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

これは、先ほど言われたように今回のような高騰に対しての補塡では1円もありません。また、この生活保護世帯を対象にしたからといって、福祉灯油分が生活保障のその収入に入るかと言ったら、それも入りません。今年、札幌市東区は、生活保護を受けている人、受けている人の中のいろいろな事情のある人、病気、けが、障害を持った人、そういった特別な事情のある、そういったものを考慮して、例えば冬季加算額の1.3倍、特別加算です。そういった基準で申請して受け取っているというところも出ているようなのですが、この洞爺湖町ではどうなのですか。それを。

町の答え 健康福祉課長 高橋憲史

議員のほうからただいまそういったところがあると言ったようなお話、内容について、町としてはそういった対応はしていないといったところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

福祉灯油とはちょっと意味合いが違ってくるのですが、こういった原油の高騰、これによってガソリンや灯油、上がってきました。そして、この日本の、私は特に食に関して心配するのですが、本当に自給率が低い。せめて洞爺湖町の基幹産業である農業や、そして漁業、これを守っていただきたい。そのために何とか、何らかの支援をしていただきたいなということを思っています。ちょっと、時間がないので、次進みます。入江貝塚館の冬期間の開館についてお聞きします。世界遺産となった誇れる貝塚です。この世界遺産は、今までと何も変わらず、冬期間は休館。これでは、実にもったいないことだと私は考えています。世界遺産に決まったときは、テレビや何かで何度かニュースになり、取り上げられましたが、黙っていては宣伝にもなりません。冬場も来てもらえるよう、以前、私がホテルで働いていたことがあるのですが、そのときに修学旅行のスキーで来る修学旅行生がいたのです。そういった人たちの中に、やはり洞爺湖町へ泊まったら、洞爺湖町では二つのユネスコ世界文化が見れるのだと。これ一つとは全然違ってきます。ほかの観光地に行っては、なかなかこういうことはあるものではありません。この二つがあるということ、これを大いに宣伝する価値は非常に大きいと思います。このことで洞爺湖町に行ってみたいと思ってくれる人が増える、それから、どこか旅行して、旅行に行ってみたいなと思う人には、その選択肢の一つとして大きな力を発揮すると思います。これをもっともっと宣伝して、このことを生かしてもらいたい。そのためにも、冬期間は全部休みます、休館しますではなくて、冬期間も見れるように、ぜひ開館して、その二つ合わせて世界遺産が見れるのだぞという、そういうものを計画していただきたいのですが、いかがでしょうか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

入江・高砂貝塚館の冬期間の閉館についてでございます。平成10年に開館した当時におきまして、積雪により除雪を行わなければ、遺跡自体の見学が難しいこと、またその後の入館者数の統計におきましても、11月の来館者数、多い年でその年の入館者数の9%程度でございました。そうしますと、遺跡が見学できない積雪期間では、来館者数の増は見込めないと考えられたことから、燃料費や除雪費等がかかる冬期間において、費用対効果が得られないという判断の基、冬期間を閉館としているものでございます。このたび、世界遺産に登録されましたことで、直近では、郵便局やJR北海道のご協力により、記念切手の発行や列車でのPRもされておりまして、今後もPR活動を続けて、多くの方に来訪をしていただけるようにしていきたいと考えているところでございます。しかしながら、冬期間、開館をいたしますと、人件費や燃料費などの維持管理費が増える見込みでございます。そのほか、洞爺湖町文化財施設条例施行規則の改正の必要もございますので、この件につきましては、教育委員会議や文化財運営審議会などにもお諮りして、ご意見を伺った上で決めていきたいと考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

確かに積雪によって、除雪は大変だろうと思います。それでも、それを説明した上で、開館なら見れるよ。まずジオパークだけではなくて、その文化遺産が二つあるのだという、そこをもっともっとPRしてほしい。もうこれは、すごい大きなPRになると思うのです。これを何とか生かしてほしい。せめて会館だけは開けるよ。最初から採算が取れるだけの集客がなくても、そうすることで集客が高まるのではないのですか。最初から、開けました、はい、お客さんがいっぱい来ましたではなくて、そういうことも考えてあげる、開いていく必要はあるのではないか。せっかくの宝ですよ。これを冬場、そういうふうに、もう完全に閉めてしまうということで、これでは世界遺産、十分に生かすことできません。何とか考えていただくことはできないでしょうか。

町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)

今、議員がおっしゃいましたとおり、この入江・高砂貝塚は世界文化遺産に認定をされ、本当に私どもにとって大きな宝だというふうに思っております。学校におきましても、ふるさと教育の一環といたしまして、ジオパーク、そして貝塚については、子供たちにもこちらから出前授業をしたり、もしくは会館、それから公園のほうにも来ていただいて、実際に子供たちが目で見て、感じていただいて、そういった豊かな心を育むためのふるさと教育ということについても、今現在実施しているところでございます。この貝塚、それからジオパーク、何とかこれから観光資源のほうにも有効に活用していきたいというふうに、私どもも同じ気持ちでおります。本当に大きな、これは今回、世界文化遺産に登録をなったということは、大きな効果だというふうに思っております。冬期間の開設について、これやはり十分に検討していかなければならないというふうに私も思ってございますので、ただ今年度につきましては、なかなか会計年度任用職員も、一度退職してございます。再度募集をかけなければならないだとか、それから冬期間の除雪の問題どうしようかだとか、そういったやはり課題解決に向けた取組をした上で、安全に観光客を迎え入れるような体制を構築するためには、今年度、様々なことを私どもは考えさせていただいて、次年度以降の取組に向けて検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

それでは、その次年度に向けて、いい方向で進んでくれることを、本当に心から期待していたいと思います。そして、十分にこの宝を生かしてほしい。観光にも、文化に本当に生かしていただきたい。これをもう心から切にお願いして、私の一般質問を終わらさせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 令和3年12月会議 2021年12月10日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる