みんなの議会

洞爺湖町議会 令和3年6月会議 2021年6月16日

とうや湖ぐるっと彫刻公園について

2021年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「とうや湖ぐるっと彫刻公園について」質問し、観光振興課長 田仁孝志、副町長 武川正人、庶務課長 兼村憲三が答えました。

聞いた人
千葉薫 議員
答えた人
観光振興課長 田仁孝志、副町長 武川正人、庶務課長 兼村憲三

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 千葉薫

7番、千葉でございます。皆様おはようございます。今回、一般質問ということで9人の方が質問されておりますが、6人の方々がコロナに関係した質問をされております。冒頭、私もちょっとだけ感想を言わせてもらいますと、7月中に65歳以上の高齢者の希望者の方が打てるということで、大変よかったなというふうに思っております。ただ、実際、町の計画としては8月末だったということでございます。ほかの自治体から見ると、やっぱり遅いなというのが町民の正直な感想だと思います。それなら最初からすればいいのではないのという話もありましたけれども、かかりつけの医者のところに行ったほうがいいのではないのかと。1回打っても3週間後に打つのだとかといった配慮をしたということなのだろうと思いますけれども、さすがに災害でありますから、人の命に関わることでありますから、やはり早く早くということになったほうがいいというふうには当然思うわけでございます。これから64歳以下ですか、疾患のある方ですとか、だんだん行くわけですけれども、一日も早くできますことをお願いしておきたいと思います。総力を挙げれば、ほかの町にも引けを取らないスピードで進むのだろうというふうに私は感じておりますので、その辺のところを冒頭お願いしておきたいと思います。私は、今回3点、とうや湖ぐるっと彫刻公園について、それと洞爺村国際彫刻ビエンナーレについて、そして洞爺湖芸術館についてということでございます。この文化、芸術に対して、いま一度見直しが必要ではないかと。こういったことが観光に資するものである、また町民に対しても誇りや癒やしとなるものであるというふうに私は考えております。まず1番目でありますけれども、とうや湖ぐるっと彫刻公園であります。結構な数が洞爺湖畔にあるわけですけれども、何か最近はないがしろになってはいないかというふうに思ったところでございます。議会の隣に書庫というのがありまして、そこに実は洞爺ジオパークの本がございます。その中でいろいろ紹介されているのですけれども、そこの半ページに、とうや湖ぐるっと彫刻公園とあるのですけれども、ちょっと載っています。きっと見たことあると思うのですけれども。これで終わっているということなのですね。ちょっと読んでいきますと、あとはホームページを見てくれというような格好になっていると。もったいないなと思います。何とかならないのかなという質問でございますけれども、まず、今の現況をどのように捉えているか、その辺からお聞きしたいと思います、

町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)

まず、とうや湖ぐるっと彫刻公園の整備に至るまでの経緯について、簡単にご説明させていただきたいと思います。自然景観に恵まれた洞爺湖を背景に、全国国際レベルの彫刻作品を自然との調和を基本としまして、年次計画をもって設置し、人と自然と芸術文化があふれる野外彫刻公園を創造することを目的としまして、昭和63年12月、旧虻田町、壮瞥町、そして旧洞爺村で構成します洞爺湖彫刻公園設置準備委員会を設立いたしました。その後、平成元年4月に開催されました設置準備委員会におきまして、設置計画の基本や、作家選定評価委員の委嘱を決定しまして、委員会の名称をとうや湖ぐるっと彫刻公園設置委員会に変更しました。平成5年度までの第1期整備計画としまして39基が設置されまして、平成6年度から平成8年度までの第2期整備計画で12基を設置、現在は、56人の作家で58基の彫刻が洞爺湖の周囲に設置されてございます。整備当初ですが、ポスター、リーフレット、ポストカードなどを作成しまして、全国の美術館、美術関係の学校、また旅行業者等へのPR活動を行ってまいりましたが、現在は先ほど議員おっしゃいましたパンフレットのほかに、彫刻専用のリーフレットを整備しまして、道内外へのプロモーション活動でPRを実施してございます。また、現在、町内の建設会社のボランティア活動によります彫刻清掃、また町内の小学校の授業の一環として彫刻清掃や彫刻公園を紹介する壁新聞を制作していただきまして、観光情報センターに掲示をさせていただいた経緯もございます。管理体制につきましては、破損等があった場合は、所管課であります観光振興課から作家、あるいは作家が所属する組織等への連絡を取りまして、修理方法を確認しながら管理を行っているところでございますが、整備からも年数が経過し、経年劣化も進んでくる時期となっておりますことから、個々の彫刻の状況をしっかりと把握しながら、また町内の主要施設等にも彫刻公園のポスターの掲示をするなどして、地域一帯となって彫刻公園が観光資源としてよりよく生かされるよう活動してまいりたいと考えているところでございます。

議員の質問 7番 千葉薫

そのようなことになるのでしょうけれども、なかなかそれが話の上だけで終わっていると。観光客の方が見て歩いているのかなということになると、なかなかそういってはいないのではないかと。せっかく43キロに58基あるのですね。当時は3町村で作って、それぞれが管理をして、できたらぐるっと回ってもらおうと。箱根の杜彫刻公園ですか、大変有名なところがありますけれども、あれに擬して洞爺湖町に持ってきたというふうに私は聞いたのですけれども、なかなかそれが、つくったはいいが、それで終わっているような感じが否めないということです。何か歯がゆさがあるということで、何か技を使って回ってもらう。きっと好きな人が多いと思うのです、こういったものを、見て回るというのは。本当に豊浦のある寂れた駅でも、ああいったところでも、何人かやっぱり観光客が見に来る。そういったマニアというのですか、好きな人がいる。それがテレビ放映される。そうしたら、豊浦町もそこにお金を出して存続をさせるとかなると。何が脚光を浴びるか分かりませんけれども、せっかく私たちの町にこういう宝物がある。結構名前の売れている作家が作った彫刻もあるのにもかかわらず、何か埋もれているなというふうに感じています。洞爺村と虻田町で洞爺湖町は一つになりましたから、壮瞥町もありますから、何かその辺の一体性をもって一回りしたら、何かあげるとか、何かスタンプを作るとか、何かそういったことをすることによって、滞在時間も当然長くなりますし、今回中島の博物館ができて、エレベーターも造るよと。そして、いろいろなことをして観光客に来てもらおうと思っているのですから、せっかくある資源をいま一度見直してもらいたい。課長が言われているのは、今までどおりの話ですし、聞いた話なものですから、それから一歩何とかできないかというのが、今回の質問でございます。ぜひともその辺のところをもう一度考えてもらえればありがたいと思います。このまま放っておけば、今の話で終わってしまえば、彫刻は寂れてしまう。そのまま忘れ去られてしまうということにならないかなという危機感もあります。せっかくの財産でありますから、その辺のところをきちんと整理してもらいたいというふうに思っています。ちょっと答弁いただけますか。

町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)

今、議員おっしゃられたとおりでございます。美しい洞爺湖の景観をバックに58基という多くの彫刻が洞爺湖の周りを囲んでございます。とうや湖ぐるっと彫刻公園には、湖畔に今案内板を4基、それから誘導板を9基設置してございます。また、折り畳んで英語版になりますパンフレットを58基全ての彫刻を紹介したリーフレットを整備しまして、観光客の方が手に取って回っていただけるようにしてございます。今後は、さらに清掃活動も推進していくとともに、美しい景観、背景と彫刻を組合せた写真など、作家の思いや作品の紹介を合わせながら、SNS等で発信しながら、国内外のファンに紹介していき、洞爺湖観光を選択する一つとなるような仕組みづくりをつくり上げていきたいなというふうに考えてございます。

議員の質問 7番 千葉薫

そのようにしてもらいたいのですが、今、交通機関もないものですから、観光客が来る。そうしたら、ぐるっと58基を見て回るというのはなかなか難しいところがありますよね。そういったところも踏まえて、町内にある交通機関、タクシーですとかバスですとか、何かそういったところに力を入れて、こちらから積極的に見てもらうという提案ですか、そういったことを考えていかなければならないのではないかなというふうに思うのですが、そういったところの考え方はないですか。

町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)

交通機関は、確かに現在なかなかバス等も便数が少なく、回りづらい部分があるかと思います。非常に洞爺湖畔は、週末になると多くの自転車で回るお客様もございます。また、湖畔をぐるっと彫刻が点在していることですので、フォトコンテストのような催しというのも企画をしていければなというふうにも考えていきながら、この彫刻を活用して観光づくりに邁進してまいりたいと思います。

議員の質問 7番 千葉薫

そうしてやってもらうしかないのかなと思いますけれども、歩いて回る、タクシーとかといったものを使うというのは、壮瞥町とうちの町と合体しながら一通り全部で58基あるわけですから、ジオパークもありますけれども、そういった一環として修学旅行の誘致ですとか、縄文もありますけれども、そういった芸術にちょっとおもむきを置いたものも一つ軸足として、 もありますけれども、質もありますけれども、芸術文化に香り高い洞爺湖町というイメージで売っていくということも必要なのだろうと思います。そういった団体客はないかもしれませんけれども、あるのであれば、修学旅行などにも声をかけていただいて、ぜひこの辺の文化の質の高い彫刻を見てもらうということがいいかと思います。1基でも2,000万円もするものもあるはずですよね。結構、財政が厳しい中で作った彫刻ですから、もう一度その辺のところに手をかけてもらいたいというふうに思いますが、もう一回お願いできますか。

町の答え 副町長 武川正人(副町長は2023年3月まで)

ぐるっと彫刻公園は、私は当時携わっておりました。当時、2町1村、岡村町長、三橋村長、菅原町長、本当に広域の連携の中で進めたものです。これは、環境省、土木現業所、それから行政が連携、あるいはそういう芸術文化に深く理解をいただけなければ、国立公園の中で58基の半永久的な工作物を置くというのは、全国でも当時ほかに類を見ないという形で言われた本当に財産であろうと思います。これは、当然、優れた自然を持っている場所でしたけれども、さらに芸術文化を加えることによって、広くお客さんを呼んで滞在してもらう。それから、滞留時間を延ばす。みんなが回ってくれることで経済活動にも大きく寄与するのではないだろうかというようなことで、首長方がリーダーシップを発揮して設置したものであろうと思います。コロナウイルスの蔓延の折に、やはり体験的なこと、それから新しい観光のスタイルを問われております。先ほど議員のお話にもあったように、小回りの利く交通体系であるとか、それを利用するである。それから、よりほかの町との連携で一つの政策に向かって進んでいくということが問われております。それから、彫刻は物を言わない設置物ですので、いかに解説の工夫をして理解していただくかということもとても大事なことだろうと思います。そういうことから、私も、当時設置した一人として、知恵を出しながら、また観光課と連携しながら、広域的にも調整をしていきたいというふうに思っております。

議員の質問 7番 千葉薫

ありがとうございます。58基あるうちの温泉地区、壮瞥地区、洞爺地区ということで、当時そういった3町村でそれぞれがつくったわけです。田仁観光振興課長は、当然、温泉地区のほうがメインで考えておられると思います。当然、壮瞥町は壮瞥町のそういった彫刻、洞爺は洞爺地区でまたそういったものを利用して、当時、観光振興につなげようということだったと思います。それが一つのぐるっと彫刻公園だし、洞爺湖町は洞爺村と虻田町ということで合併したわけですから、その辺のところの使い方というのは、それぞれあるのだろうと思います。洞爺のほうでは、公園の中に結構ありますよね彫刻ね。その辺の立ち位置というのですかね、考え方。今キャンプ場なんかもなくなるということでありますから、その辺のところもやっぱり考えていかなければいけないのだろうと思うのですが、その辺のところはどうお考えなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 庶務課長 兼村憲三

洞爺地区におきましては、とうや湖ぐるっと彫刻公園の作品として16基の彫刻が設置されており、その多くが湖畔公園に設置されているところでございます。今後の活用方針といたしましては、これまでとうや湖ぐるっと彫刻公園事業として取り組んで来た過去のこれを再認識し、改めて野外彫刻公園として地域の方々と協議し、決定してきたところでもございます。今後、公園を利用する方々に、点ではなく面として、エリアとして、とうや湖ぐるっと彫刻公園としての認知してもらえるような取組をしっかり進めてまいりたいというふうに思っております。以上です。

議員の質問 7番 千葉薫

洞爺地区をそのような格好でやっていくと。ぐるっとですから、当然壮瞥町ともコンタクトを持って、いま一度考えていくということが必要だろうと思います。その辺のところを最後お聞きして終わりたいと思いますが、どうですか。

町の答え 観光振興課長 田仁孝志(観光振興課長は2025年9月まで)

当初は3町村で始めたぐるっと彫刻公園でございます。現在は2町でございますけれども、その辺は壮瞥町ともしっかりと連携を図りながらPRに努めてまいりたいと思います。また、作家の中でも非常に著明な方もおられますので、そういったところもうまく紹介しながら、お客様に足を運んでいただけるような、彫刻を見学していただけるような仕組みづくりをしていきたいと思っております。

議員の質問 7番 千葉薫

ぜひお願いしたいと思います。本当にすばらしい彫刻群だと思います。恥ずかしくないそういうものを作ってあるわけですから、ぜひ生かすような格好でお願いしたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 令和3年6月会議 2021年6月16日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる