洞爺湖町議会 令和3年6月会議 2021年6月16日
コロナ禍の避難所対応について
2021年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「コロナ禍の避難所対応について」質問し、危機管理室長 仙波貴樹が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 危機管理室長 仙波貴樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 板垣正人
11番、板垣でございます。皆さんお疲れのところもう少し耳を傾けていただければと思いますので、よろしくお願いします。私も、先ほどの9番議員と同じように、なるべく時短でやりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。まず、一番最初に今回取り上げているのは、コロナ禍の避難所対応についてということで、私、昨年もこの質問をしましたけれども、現在の状況を聞きたいということで、昨年出された北海道版避難所マニュアルの当町としての取組状況ということで、確認の意味でも聞きたいと思います。なぜこういう質問をしたかというと、今年の3月議会のときに、町長がいきなり議会中におびただしいようにうろうろされて、危機管理室長と何かお話をして、何があったのかなといったときに、火山性地震ですか数回あったということで、気象庁のほうから連絡があったということだったと記憶しております。それを見たとき、本当に噴火災害はいつ来るか分からないなと。二十数年たっていますけれども、実際は今日起きても、1週間後に起きても、もっと言うと10年後、15年後に起きても分からない状態なのですけれども、いつ起きてもいい対応でということで、昨年の避難所マニュアルを当町としてどこまで進んでやっているのか。もしかしたら、今週に避難しなければいけない場面があったら困るなということで、確認の意味で質問したいと思います。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの質問でございます。町では、昨年北海道から示されました北海道版避難所マニュアルに基づきまして、避難所における感染症対策を徹底するため、昨年8月に洞爺湖町避難所運営マニュアルを修正し、避難者等の健康管理、避難所内の衛生管理、発症時の対応、熱中症対策などを取り組むとともに、これらの対策に必要な段ボールベッドやパーティション、マスク、消毒液、フェースガード、非接触型体温計などの資器材の備蓄もこれまで進めてきました。また、避難所の確保につきましては、当該マニュアルにおける感染症対策を考慮した場合、従来の3倍の避難所が必要であると考えており、町内の公共施設だけでは不足しますことから、洞爺湖町が防災協定を締結している西胆振3市2町をはじめ、北海道及び羊蹄周辺町村の公共施設のほか、さらに不足する場合につきましては、災害の影響を受けていない利用可能なホテル、旅館等の利用を含めて避難所を確保することとしてございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
昨年答弁いただいたとおりやっていただいているのかなと思って少し安心しましたけれども、とにかく、今はコロナということで密を避けなければ駄目だということで、いろいろな備品関係は用意しています。それでそれはすぐ使えると思いますけれども、要は避難所、避難する先だと思います。今まで実際訓練していたときというのは、例えば、私は温泉に住んでいますけれども、温泉地区の人は皆、月浦小学校に避難することを訓練ではやっておりましたけれども、実際は、そうはならないと思うのです。自治会ごとに分かれるのか、いろいろな分かれ方があると思いますけれども、1か所で済んでいたところが、最低でもプラス2か所か3か所になるというような格好だと思うのですよね。ということは、相当数、相当な人が動くということになりますので、これもなるべく早めに、今人が集まって訓練というのはなかなかできないのでしょうけれども、シミュレーション的な、例えば温泉地区の人はこちらこちらとか、何区何区の人はこちらこちらみたいな、プリントでいいですから、何となく頭に入れておかないと、焦ったら、みんな、あそこに行ってしまうみたいな。2000年噴火のときみたいに、まず取りあえず、みんな豊浦のほうに向かっていったという、豊浦の入り口のところで渋滞が起きて、そこでごちゃごちゃの中でひとまず分かれていったような状態があるので、今回に関してはこういうことがあってはまずいので、そういうことで、プリントみたいなものはやっぱり、どこどこの区の人は、どこどこの場所ですよと。訓練したときとまた違う状況になると思いますので、その辺でそういうプリントを作るべきではないかなと思うのですけれども、その辺の考え方はいかがですか。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
以前の避難体制につきましては、これまで自治会ごとに防災マップを作成しまして、各戸配布に努めているところでございます。特に温泉にある自治会につきましては、温泉1区から5区までについては洞爺湖温泉小学校、また温泉8区につきましては虻田小学校というふうな形で周知しているところでございますが、議員からご指摘のとおり、コロナ禍におきましては、避難所を相当数、従来よりも多くの避難所を確保しなければならないというところでございまして、これにつきましては、北海道をはじめ、近隣市町に避難所をお借りしたいということでお願いしているところではございますが、災害が発生する時期によって利用できる施設、利用できない施設もございまして、現時点では町外の施設の避難所を自治会ごとに振り分けることができず、町民の皆様にはまだ公表できない状況となってございます。これにつきましても、引き続き関係先と協議を進め、避難所の確保と自治会ごとの避難所の公表に努めてまいりたいというふうに考えてございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
ということは、実際に噴火災害でも、私は噴火災害のことを言っていますが、その時期になってみないと、結局、避難先は分からないというふうに理解してよろしいですか。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
議員をはじめ、町民の皆様におかれましても、ご心配をかけているところではございますが、先ほどの答弁のとおり、周辺市町村には、それぞれが所有してございます公共施設を借りたいという旨は既にお伝えしているところでございます。それにつきましても承諾はいただいているところではございますが、各市町村においても時期によっては利用できない施設もあったり、また、2000年噴火時と大きく違うのは、指定管理者により施設を運営している施設もございまして、なかなか現時点で具体的にどの施設と明言できない施設があるというふうにも伺っているところでございます。繰り返しになりますが、私どもといたしましても、町民の皆さんに安心して避難していただくためにも、引き続き関係先と協議を深め、避難所の確保及び自治会ごとの避難所の公表ができるよう努めてまいりたいというふうに考えてございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
大変な状態になった場合に、有珠山噴火災害というのは噴火する場所によって避難する人が変わるという。例えば1977年の噴火のときみたいに、山頂噴火で、そうなったときは温泉の人が虻田本町に避難してきたという、虻田町の時代ですね。それで済んだということもありますし、もっと言うと、伊達よりのほうで噴火すると、避難者がどういうふうになるのかということも分からないわけですね。そういうふうに考えていくと、2000年の噴火と同じレベルで同じようなところが噴火したということで全員避難しなさいということを想定してやっていると思いますけれども、パターンもいろいろあると思うので、公表できる場合とできない場合があると思いますから、例えば温泉地区とかの一部の人だけが本町まで避難する場合だったら、結構分かりやすかったり、月浦とか洞爺のほうで間に合うわけですから、そういう場面も想定しながら作っていただけると思いますので、そういうことも考えながらやっていただきたいと思います。また、津波被害の場合は、基本的には本町地区の一部の方ですよね。だから、高台のほうに上がれば助かるということで、そのとき温泉地区とか洞爺地区は全く被害が関係ないわけですので、温泉のホテルでも、別に集会場でなくても、そういうところで借りられるような形の中で、これも何年も前に話したことがありますけれども、いろいろ食事の手配だとかいろいろありますので、そういうときは同じ町の中でやっていただければと思いますけれども、その辺の考え方でよろしいですか。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの質問でございます。まず2000年のときにも、山頂噴火ということで、徐々に避難地域が拡大していったという経緯がございます。現在の避難計画では、山頂噴火を想定した避難計画となってございます。なぜ山頂噴火を想定しているかといいますと、山頂噴火が最も有珠山の全方位に被害が及ぶ噴火というふうに認識してございまして、山頂噴火の場合ですと、有珠山の方位を全方位に火砕流、火砕サージが走る可能性があるということで、現在の避難計画では最大限被害の大きくなる山頂噴火を想定したものとなってございまして、避難地域につきましても、すみませんちょっと正確な数字ではないのですが、17自治会を最大限の避難対象の自治会と想定しております。また、津波災害についても、ご指摘にとおり、津波の浸水区域といいますのは、本町地区の標高の低いところが想定されてございまして、ここに住まわれている方の人口が直近でおおむね1,900名となってございます。津波の場合については、町内のほとんどの公共施設が利用できること、また、先ほどお話しありました洞爺湖温泉街のホテル、旅館等も使用可能なことであることから、議員のお考えのとおり、それぞれの災害に対して避難所の確保はできているところではございますが、コロナ禍の感染症の対策を施した場合は、依然として足りない状況であるということでご認識いただければと思います。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
理解しました。本当に大変な、危機管理室ですから本当に管理していただいて、町民の命と財産を守るということで、この場合は町民の命を守るということになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。次に移ります。次に、当町としてのペットに関するアンケートを行いましたが、その結果とペット避難所の考え方を伺いますということで通告しております。2000年の噴火のときも、ありました。今は町長になっていますけれども、町長がペットの係の課の責任者として伊達で仕事をされているのを覚えておりますけれども。避難所は、今、人が避難することは分かりました。そのときに、ペットがいる場合はペットも一緒に避難したいということで、2000年の噴火が大変だったのは、置いてきたという、すぐ帰れると思ったから家に置いてきたのです、何とかなりませんかみたいな方が結構いたのですよね。それをなくそうということで、ペットの数を調べていると思います。これも東日本大震災があったときぐらいから、ペットも同伴避難というか、そういうのをしたほうがいいみたいな環境省なんかも言われているみたいですけれども。その後、うちらの場合は、水害と違って避難している間の期間が長い。だから、そういうときにどういう対応をしていくのかなということが一つと、ペットのアンケート結果をお知らせいただければなと思います。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの質問でございます。本年2月にペットの飼育状況を把握するため、ペットに関するアンケート調査を実施したところでございますが、本年6月1日現在で、犬287匹、猫319匹、その他の動物が14匹、合計で620匹となってございます。このうち、有珠山噴火に係る避難対象地域には425匹、また津波浸水想定区域には236匹が飼育されている状況でございます。2000年噴火災害以降、全国で大規模災害時におけるペットの問題がこれまで幾度となく取り上げてこられたところでございます。現在は、これらを教訓に動物愛護法においては、ペットの安全確保は飼い主の責務とされ、災害対策基本法では、ペットとの同行避難や避難所におけるペットのスペースの確保に努めるなど、国においても対策が図られているところでございます。洞爺湖町におきましても、災害時のペット対策のための基礎資料としまして、先ほど述べました飼育状況のアンケート調査を活用しました。以上でございます。
議員の質問 11番 板垣正人
私、住民の方々から聞かれたことばかりを今回質問しております。その中で、心配されているのですよね。もし、3月みたいなことがあったり、ネットでは噴火するとかしないとかということがたまたまありますので。安心して避難してくださいペットと一緒にということで、決められた避難所へいきますよね。行ったら、そこでどういう対応するのかなと。一緒にそこで寝られるのか、それともペットだけあっち置いてこっち置いてとやるのか。そのときの対応というか、それがすごく分かりづらいので、安心して同行避難していただくためにも、もちろん飼い主の責任ですけれども、ゲージに入っていれば避難所なんかはいいですよとか、一緒にいてもいいですよとか、例えば大きい犬だったら外のちょっと離れたところにいてくださいとかというパターンなのか。その後、2000年噴火のときみたく、例えば獣医師会とか何とかの協力を願いながら、大型犬はこっちみたいな形になるのか。その辺のシミュレーションというか、あるのかないのかお聞きしたいと思います。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの質問でございますが、洞爺湖町におきましても災害時のペット対策のための基礎資料として、先ほど述べました飼育状況アンケートを実施しているところでございまして、それを活用したペット台帳の整備をはじめ、災害発生時にはペットと一緒に避難していただくとともに、飼い主自身にゲージや食べ慣れたペットフードを用意していただくよう、広報を通じてこれまでお願いしているところでございます。また、避難所内の居住スペースにおいて、動物と一緒に生活することについては、動物アレルギーや動物の排せつ物による衛生面での対応などが難しいことから、居住スペースとは別にペット専用のスペースを確保するよう避難所運営マニュアルにも定めているところではございますが、避難所によっては専用スペースを確保できない避難所もございますので、そういった場合につきましては、防災協定を締結しております事業者からプレハブを調達したりするなどして、ペット専用スペースを確保することとしてございます。飼い主にとりましても、ペットは大切な家族の一員であるとともに、つらい避難生活の心のやすらぎや心の支えにもなりますので、引き続き災害時にはペットとともに安心して避難していただくよう周知に努めてまいります。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
分かりました。避難するときに安心して避難できるような、連れていってもいいとか悪いとかという個人判断でなくて、取りあえず連れていってくださいということが大事だと思いますので、その辺の周知徹底はよろしくお願いしたいと思います。