洞爺湖町議会 令和2年6月会議 2020年6月16日
コロナ禍の中での避難所の感染症対策について
2020年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「コロナ禍の中での避難所の感染症対策について」質問し、危機管理室長 仙波貴樹、総務部長 佐野大次が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 危機管理室長 仙波貴樹、総務部長 佐野大次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 板垣正人
11番、板垣でございます。通告に従って一般質問させていただきますが、その前に、医療従事者また介護関係者に、仕事がたくさんある中で、本当に大変な思いをされてやっていることにまず感謝します。また、もう一つ、昨日、今の2番議員からも話がありましたけれども、定額給付金の関係の町の職員の皆様の力で大体95%ぐらいの人方に配られているということで、町民の方々も非常に喜んでおりますし、短い間で職員の方が一生懸命にやったということに本当に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございます。それでは、質問に入ります。まず、今回は2件について質問をさせていただいております。一つ目は、コロナ禍の中での避難所の感染症対策についてということで、二つに分けて質問させていただきます。まず、北海道にて市町村向けに北海道版避難所マニ ュアルが示されたが、町の対応はということで、まず1件質問させていただきます。昨日も5番議員から質問がありましたけれども、中身は大体分かっております。そういった中で、これから想定される避難所というのは、非常にいろいろな部分で出てくると思うのです。コロナ対策もそうだし、例えばノロウイルスだとか、今いろいろなものがありますので、これからの避難所というのは本当に大変なことだと思います。それで、暫定版ですけれども、北海道のほうからこういうマニュアルが出ましたけれども、項目のものは昨日お聞きしましたからいいですけれども、避難所マニュアルが出てから、町としてどういうようなことで、例えばどういうような打合わせをしたとか、ほかの市町にお話をしたとか、そういう経緯があるのであれば、教えていただきたいと思います。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
これまでの北海道版避難所マニュアルが示されてからの洞爺湖町の対応についてですが、危機管理室のほうで北海道版避難所マニュアルと、それまで洞爺湖町が定めておりました洞爺湖町避難所運営マニュアルを比べまして、そこからできている部分、できていない部分の課題を整理しまして、できていない部分については、特に避難所を増やすというところで、北海道の胆振総合振興局の防災担当にいろいろご相談をお願いして、避難所を増やす方策等々を相談しているところでございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
大体そういうお話だと思いますけれども、まず、北海道からこういう町に対してのマニュアル、これからいろいろ打合わせ等、また用意するものいろいろあると思います。その中で、避難所の感染対策というのは本当にこれから大事になってくる。特に今の時期、コロナ禍の中では大事なときだと思いますので、北海道のマニュアルを見ると、まだ足りないなと逆に思ったりもしたのです。例えば山形市で行われている、避難所に入るときに熱をはかるとか、ちょっと体調の悪い方は別なほうに行ってくださいとか分ける。要するに、1人でももし感染者がいたとすれば、何ぼ手洗いしようが、うがいしようが、マスクしようが、やっぱり感染してしまうと。だから、入り口でまずそういう対応をするべきではないかと私は思うのですけれども、そういう対応というのは、町ではどういうふうに考えていますか。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
避難者の健康管理につきましては、避難所到着時の健康状態を確認するために、非接触型の体温計を用いて、まず入り口段階で症状があるかどうか、そういったことを確認するために非接触型の体温計の整備を考えております。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
そうしてやっていただければと思います。もう皆さん分かっていますが、今回のコロナということで、例えば今まで使ったことない言葉では、3密とか、今当たり前に言っていますけれども、またソーシャルディスタンスとか、また濃厚接触者とか、そういうこともコロナの話が出る前はこういう言葉というのは、まず私は使ったことはなかったですけれども、今は当たり前のようにそれがなっております。恐らくこれからも数年しばらくこういう形になると思いますので、そういう部分で、例えば密になってはいけないとかということになりますと、避難所 の有珠山噴火のことを思い出すと、本当に一つの体育館に何百人もいて、歩くところないぐらい、極端な話ですが人の頭を踏んづけるくらい、そういうような避難所経験もしたことがありますけれども、これからは、そういうことはまずできないだろうということになりますよね。そういうことで、町としての対応というか、そういうこともきちっとやっていただきたいと思いますし、例えば津波、地震の避難の場合と、あと、例えば有珠山噴火の避難の場合、噴火はないほうがいいですけれども、例えば有珠山噴火なんかになってしまうと、避難するところが前回と同じ全町民が対象の避難だとすれば、20年前は、南は八雲とか長万部から、ずっと豊浦来て、旧洞爺村と、壮瞥、伊達、室蘭、登別と、確か33だか、35か所ぐらいあったのかな。そしてペットの避難所も作ったり、そういうようなことがありました。それで過密状態です。これだけでも。そうなってくると、次、例えば有珠山噴火を想定した場合、それだけ広げても結局過密状態ですから、今度町民の方にお願いするのは、例えば少しの間だけでも車でいられる方は車でいてくださいとか、親戚、知人、友人がいれば、そこに少しの間いてくださいとか、そういうものも含めて、うちの町はマニュアルがあったほうがいいと。例えばそれにはホテルだとか旅館だとか、空いているホテルだとかがあれば、そういうところをもちろん使わせてもらうのですけれども、そういったことも町としては細かく今から 折衝しておかなければ駄目だと思いますし、また、他市町に行く場合、次の2番のほうに入りますけれども、例えば備蓄の関係だとか、そういうものも含めて考えなければいけないことというか、やらなければいけないことというのは、結構あると思うのです。避難所を例えば開設するときも、20年前の有珠山噴火のときを私は思い出すと、豊浦の中学校でしたけれども、ある避難所に行くと職員の方が誰もいないのです。一人もいなかったです。要するに足りないのです、いざとなったら。地元の人が受付だけをしています、名前だけ書いていってくれということで。そんなことをしていまして、私もそこでお手伝いをしましたけれども、だから、いざとなったときには、職員も避難しないといけないわけだから、密とか、例えば事前に体温をチェックしますとかといっても、誰がどういう形でチェックするとかということが出てくると思うのです。職員の人というのは絶対できないと思うのです。だから、そういうときのために、例えば町民の方にお願いするしかないという格好になると思うのです、そういう入り口の部分は。ある程度落ち着けば、また職員の方が戻ってくれるかもしれないけれども、だから、そういうときにマニュアルというか、そういう対応も今から用意するべきだと思うのですけれども、ちょっと話が長くなってごめんなさい、いかがですか。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの質問の件ですが、まず津波災害での当町の被災地区は虻田地区で、避難者数は約2,000人を想定しております。また、津波災害では町内の公共施設の大部分が利用であるほか、場合によっては洞爺湖温泉のホテル、旅館を利用することも可能であります。また、有珠山噴火での被災地域は洞爺湖温泉地区及び虻田地区で、避難対象者は約5,200人と想定しております。有珠山噴火の場合は、町内の公共施設では不足しますことから、洞爺湖町及び北海道が防災協定を締結しております市町村の公共施設のほか、北海道が防災協定を締結し、かつ災害の影響を受けない利用可能なホテルや旅館などの利用も含めて避難所を確保していきたいというふうに考えております。また、マニュアルの見直しの件につきましては、北海道版避難所マニュアルを基に現在の洞爺湖町避難所運営マニュアル、また洞爺湖町防災備蓄計画の見直しを行って、コロナ禍における安心・安全を高めた避難所の運営を検討してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
そのとおりやれればいいですけれども、いざというときは、きっともって間に合わないと思います。なってほしいですが間に合わないと思います。やっぱり職員、もちろんOBの方なんかもいて、OBといっても、やっぱりすごい上の方だったらちょっと間に合わないと思うので、最近退職されたOBの方が中心になると思うのですけれども、そういうことも含めて、初めからこういう方にお願いするみたいな、例えば自治会長ももちろんなのだろうけれども、一般の方にお願いして、各種いろいろな団体もありますから、そういうところにお願いしていったほうが私はいいと思います。そして、もう一つ、いつ避けるとなると、先ほど私言いましたけれども、車で避難すると何日間くらい車の中で寝泊まり、東日本大震災のときにもありましたけれども、そこにずっといたら別な病気になるよと話もありますけれども、例えばコロナとなると、持病を持っている方なんていうのは本当に怖がっています。そうなると、もしそこで感染したら大変だと。だから別なところに行くとかとなります。もう一つお聞きしたいのは、避難所対応ということで、有珠山噴火のときには、避難所に入っている人だけが物資だとか、後のほうになれば特にそうだったのだけれども、物資だとか洗濯機が使えるとか、避難所のすぐそばの知人の家に避難している人は使っては駄目よみたいな、そういうものもどこかであったのです。だから、そういうのというのは、やっぱり同じ避難者として、例えば親戚に行こうが車で避難しようが、全部そこの地域のそばの避難所、自分が登録している避難所に対しては物資だとか、そういうものが全てそういう方にも滞りなくお渡しするべきだと私は思うのですけれども、その辺の考え方はいかがですか。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの件ですが、現在の防災備蓄計画では、避難者が最も多いと想定されております有珠山噴火災害を基に備蓄を進めているところでありますが、関係先の市町村の防災備蓄品に頼ることのないよう備蓄しているところです。ただし、状況によりましては、避難先自治体にご協力いただくことも想定されます。また、避難所以外の場所に避難した方への対応については、国では東日本大震災での課題を踏まえて、平成25年6月に災害対策基本法が改正されまして、避難所以外の場所に滞在する被災者についての配慮といたしまして、必要な生活関連物資の配布や情報提供など、生活環境の整備に必要な措置を法律で講ずることとされておりますので、これらの方についても、避難所に避難された方と同様の支援を行うこととしております。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
それがそういうふうになったということを私は認識不足で、教えていただきまして本当にありがとうございます。そういうことも含めて、町民の方にも周知、例えばそういうときに、いざというときには、そういうものを周知するべきだし、訓練等ももちろんやると思いますから、そのときにもそういう周知もしていただきたいと私は思っております。それでは、次に、2番のほうの避難所の増設・物資の備蓄状況、物資の確保等、今後町としての取組が今まで以上に必要と思われるが、町の考えはということで質問させていただいていますけれども、今、課長のほうから一部そういう答弁がありましたけれども、まず備蓄関係で、備蓄の状況の確認をどのくらいの単位で確認するのか、していないのかということ。また、マスクや消毒液、その他、今はやっているというか段ボールベッドだとか、あとはパーテーションですか区切るやつ。有珠山噴火のときは、そういうのは最初の 頃はなかったです。とにかく板の間でごろ寝、ざあっと。そういう状態でした。畳もなくて、薄いカーペットみたいなのが1枚あったぐらいで。その後、だんだんだんだん物資補給されたけれども、結局、避難するということは、初めからそういうのは必要なのです。畳なら畳が必要だし、発泡スチロールみたいなものは初めから必要なものなのです。あの当時を思い出すと、避難者から、こうして、こうしてと、そういう意見が出てきてから、初めて動くみたいな。だから、初めから分かってっぺという話なのですね、本当はね。そういうことで、例えば今回のマニュアルにもいろいろ書いていますけれども、うちの町として、物資やそういうものを調達しておくべきだと思いますけれども、置く場所もいろいろあると思いますけれども、そういうことの対応というか、町はどう考えているか、まず一つ聞きます。
町の答え 危機管理室長 仙波貴樹
ただいまの質問の件ですが、町では、防災備蓄計画に基づいて年次的に備蓄品を購入しているところです。また、町が現在備蓄する物資では、不足することが考えられるため、様々な機関や企業と防災協定を締結して、特に避難所生活で必要となる飲料水ですとか食糧については、優先的に調達ができるよう様々な企業団体と締結し、流通備蓄により対応することと考えております。以上です。
町の答え 総務部長 佐野大次(総務部長は2022年6月まで)
防災備蓄の補足でございますけれども、2000年噴火の避難体制を教訓に、現在、体育館のほうに敷くマットが既に小学校、特に大きな避難所となる小学校、中学校の学校単位と、さわやかですとか体育館のある施設につきましては、既に常備しておりまして、災害時に運搬といいますか、搬送することなく、そちらから設置の物を活用できるようにそういった備蓄体制も整備しているところでございます。
議員の質問 11番 板垣正人
分かりました。でも、備蓄の関係でいろいろ足りないものは常に出てきますよね。例えば床に敷くものだったら、有珠山噴火のときだったら、全部に敷いたのだけれども、今回はそれこそ、少しずつ離して避難しなければいけないということなので、例えばそうなるとそこだけでいいわけですよね。だから、そういう部分で減るものもあるだろうし、逆にたくさん避難所の数はもちろん物すごく数が増えると思うのです。聞くところによると、200人くらい入るところだったら、40人くらいしか避難所を使えないとか、そういうふうになってくるとかなりな人が、もし有珠山噴火、2000年噴火と同じような状況になったら、そういう状況があると思いますので、特に近隣の市町、また北海道との協議だとか、もちろんやっていると思いますけれども、そういうことをより丁寧に、お世話になる側なので、こちらは。だから、そういう意味でより丁寧に現場サイドでこれからやっていただきたいなと思います。それはやっていただけると思いますので、答弁は要りません。次の質問に移ります。