みんなの議会

洞爺湖町議会 令和2年6月会議 2020年6月15日

新型コロナウイルス感染予防対策として、学校への人材や物資等の支援

2020年6月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「新型コロナウイルス感染予防対策として、学校への人材や物資等の支援」について質問し、管理課長 末永弘幸、健康福祉センター長 金子信之、新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
管理課長 末永弘幸、健康福祉センター長 金子信之、新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

8番、今野幸子です。よろしくお願いします。質問の前にちょっと挨拶させていただきます。現在、危険と隣り合わせで頑張っておられる医療スタッフの皆さんに、敬意と感謝を申し上げると同時に、皆さんのご健康をお祈り申し上げます。子供たちの命と健康、そして教育を守るために、新型コロナウイルス感染症がありとあらゆる業種、そして人々に大きな影響を与えています。その影響は、子供たちの生活環境をも大きく変えることになりました。子供たちがコロナウイルスの感染、不安、そしていろいろな学習の遅れなど、自分では気づかないようなストレスをも抱えているのではないしょうか。同時に、先生たちにも多くの負担やストレスがのしかかっていることが考えられます。新型コロナウイルス感染予防対策として、学校への人材や物資等の支援はどのように行われていますか、お聞きします。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

ただいま議員のほうからご質問のございましたことについて答弁させていただきます。まず、感染症対策へのアドバイスについてなのですけれども、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、これが文部科学省のほうから作成されてございます。このマニュアルに基づき、手の触れる箇所、ドアノブ、手すり、スイッチなどを消毒液を使って拭くことや、登校時の児童生徒の健康状態を把握することなどについて、このマニュアルに沿って感染症対策を実施するよう指導しているところでございます。また、支援につきましては、本年の3月下旬に校長会と協議の上、4月の学校再開に向け、必要な物品等について各校から聞き取りを行いまして、ペーパータオルですとか消毒液、手袋、それから非接触型体温計などの消毒や清掃、健康状態を把握するために必要な物品を購入いたしまして、学校から連絡があった都度、教育委員会から補充する形で対応しているというところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

クルーズ船でコロナウイルスの感染拡大が報じられたのは皆さんもご存じと思います。その後の感染拡大の検証が行われ、その結果の報告、無症状の人の客室からも、枕カバーやトイレなどからコロナウイルスが検出されていることが発表されています。この新型コロナウイルスをゼロにすることは困難でしょうが、感染のリスクを下げることはできるはずです。学校で行われている消毒や清掃は誰がどのように行っていますか。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

ただいまのご質問について答弁させていただきます。消毒や清掃は誰が行っているのかとのことでございますけれども、初めに、清掃につきましては、授業が終了した後に、児童生徒に担当教員がつきまして、校内を一斉に清掃してございます。また、消毒についてなのですけれども、児童生徒が下校後に教職員が全員で、30分から1時間程度行っているというところでございます。また、注意点といたしましては、先ほど申し上げた文部科学省より発出されましたマニュアルに沿いまして、マスクや手袋を着用しまして、換気の上で、特に多くの児童や生徒が手の触れる箇所、ドアノブですとか手すり、それからスイッチなど、1日1回以上、消毒液を使いまして、拭くことに注意していただけるようにしてございます。なお、終わった後につきましては、もちろんのことなのですけれども、石けんを使用しまして、手洗いを必ず行うよう注意喚起をしてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

教職員の皆さんがそういった感じで一生懸命頑張っている。子供を守るために、健康シートによる健康チェックや教室の換気、そして下校後のそういった消毒、そのほかに、遅れている授業の対策、いろいろな工夫を行っておられます。子供たちの心のケアをしながらこれらをこなすとなると、本当に心身共に無理がかかってくると思われます。このほかにも学校行事、校務、やらなければならないのは山積みです。教職員の働き方改革がまだ完全に至っていません。その上にさらに大きな負担です。その負担の一部を取り除き、同時に子供たちの命や健康、そして教育を守るために校内の消毒、清掃を、せめて外部から人材を配置して行うべきと考えます。手遅れにならないうちに、感染者がいない今のうちから行うべきと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

学校教職員の支援の一つとしまして、消毒や清掃をする人を配置すべきではないかというご質問かと思いますけれども、新型コロナウイルス感染症につきましては、議員もご承知のとおりかと思いますけれども、病原体そのものが解明されていない段階で、病原体そのものがなくなったわけではなく、学校における感染リスクがなくなったわけでもないことから、引き続き万全の感染症対策を講じる必要があると考えてございます。また、同時に、社会全体が長期にわたり、この新型コロナウイルス感染症とともに生きていかなければならないという認識に立った上で、教育委員会はもとより学校現場の先生や学習支援員、それから介護員などの学校の運営に携わっている皆さんにも同じ認識を持っていただき、みんなが協力をいたしまして、子供たちの生命を守っていくということを肝に銘じまして、現場の教職員や学校の運営に携わっている皆様に、衛生管理に万全に対応するよう徹底しまして、児童生徒の健康面の安全確保を図っていただきたいというふうに考えているところでございます。このたびの国の第2次補正予算に、学習保障に必要な人的支援策が盛り込まれております。その中の一つに、スクールサポートスタッフの追加配置が盛り込まれております。詳細な実施要綱につきましてはまだ示されておりませんけれども、教育委員会としましては、教室内の換気や消毒などの感染症対策などをさらに徹底する観点から、人材の確保に向けまして、要望してまいりたいと考えているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

確かに国でもそういった政策を打ち出してはいますが、人数的には、全校に1人当たりが配置されるような人数では全くありません。その政策の中で、この洞爺湖町に配置されるかどうかは分かりません。多分10校当たりに1人くらいの割合ではなかったかと思います。ほかにもスクールバスの消毒、乗車前の健康、いろいろなことがあります。また、更衣室や教室の広さ、中学生くらいになると、非常に、隣をちょっと空けてというにはちょっと狭過ぎる。それを、ただ換気だけで今行っている状態。課題がたくさんあると思います。同時に、今まで以上に子供の心のケアが重要です。本当に子供たちの健康、教育を守るためにも、決してサポートの方々に一生懸命言ったからといって人材が増えているわけではありません。その人たちの仕事がただ増えるだけのことであります。どうか各学校に、そういった消毒、清掃をしていただける人材を配置していただくことを重ねて要望いたします。次に行きます。現在、新型コロナウイルスの拡大が落ち着いたところで、緊急事態宣言が解除されました。先ほど町長も言いましたが、決してコロナウイルスが消えたわけではありません。今もなおコロナウイルスと戦っている医療従事者がいらっしゃるのも事実です。妊産婦の事例で、こういった事例が出されていました。20代の妊婦、7か月、せきが出てきて、その後、発熱。産科に相談したところ、疑いがありと診断。医師が検査を打診するも、濃厚接触がなく、検査は不可能と拒否されたことが報道されていました。妊産婦であることから、容易にCTを受けたり薬を飲むことができません。このような多くの苦情が寄せられ、政府の基準も改善されていると言われていますが、洞爺湖町の妊婦がこのような状態になることはないのでしょうか。妊婦の不安は計り知れないものと思います。PCR検査も受けことができ、なおかつ陽性でも受け入れてくれる病院が間違いなくあるのか。町として、妊産婦が無事出産するまでに、何があっても見守ってほしい。対応の実態、例えば室蘭地区内での妊婦への対応の実態を知っておく必要があります。実態をどれほど把握されていますか。また、どのような支援を行っておられますか、お聞きします。

町の答え 健康福祉センター長 金子信之(健康福祉センター長は2021年9月まで)

ただいまご質問の妊産婦への、仮にという場合になりますけれども、感染あるいは支援という部分についてお答えしたいと思います。町では、現在、妊娠中医療的な管理が必要となった場合、分娩予定の医療機関と事前に連絡を取り、妊娠期から出産までを連携して支援を行っております。新型コロナウイルス感染症に対しましては、かかりつけ産科で陽性者が出て、出産の受入れが不可能となった場合、または妊娠中に陽性が確認された場合には、かかりつけの病院が代わりの医療機関を紹介することになっております。妊娠中に感染症の陽性となった際には、医療機関が連携して受け入れる態勢が全道的に整っているところでございます。なお、当町における相談窓口は健康福祉センターとなり、保健所等関係機関との連絡調整など、妊産婦の不安解消に向け支援を行っているところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

もしそういうことがありましたら、本当にかかりつけの病院から無事次の病院に引継ぎができているかを確認していただきたいと思います。産科の先生から「おめでとうございます」この言葉の一言から妊産婦の子育てが始まります。どんな栄養が必要か、どんなものが悪いのか、胎教は何がいいのか、様々なことを考えながら守り育てています。たとえおなかの中にいるようでも、その命は育っているのです。これほど新型コロナウイルスの感染拡大は多くの人に多大な影響を与えています。そこで、国の支援策の一つとして打ち出された子育て世帯への臨時特別給付金ですが、支給対象の規定の中に、3月31日以前に生まれている新生児とあります。しかし、今はまだ新型コロナウイルスの影響を受けている真っただ中です。国の支援対策から外れ、国の支援は受けることができません。どうかこれを洞爺湖町独自の子育て支援としての対策で、臨時特別給付金と同額の給付を求めたいと思います。同時に、国で行っている特別定額給付についても、今年度中に生まれる子を対象に、国の特別定額給付金と同額の給付支援を、洞爺湖町の立派な住民の1人となる新生児に、しかもこのコロナウイルス感染拡大で世界中が苦しめられている、この年に生まれくる子です。いろいろな形でコロナの影響は既に受けていることは明らかなのです。洞爺湖町独自の支援策として、給付することが望ましいと考えますが、町の考えはいかがでしょうか。

町の答え 新型コロナウイルス特別対策室長 佐藤融

ただいまの新生児に対する町独自の支援策の考えというところでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が減少している世帯の支援策として、洞爺湖町において、現在、上下水道料の免除、学生支援特別給付金事業、学校給食費の無償化など町独自の支援を行っているところでございます。また、新型コロナウイルス感染前からの子育て世帯への支援として、出産祝い金の支給、乳幼児医療費助成の無償化などを行っているところでございます。現在、洞爺湖町では、子育て世帯の支援以外でも様々な支援を行っているところであり、今後につきましては、支援策の全体的な部分を見ながら、検討させていただきたいと考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

確かに支援はいろいろな形で行われていると思いますが、本当に国でも必要と考えた上でのこういった対策を取っている。そういったものの支援策です。受けられない人に、どうか今後の洞爺湖町を担う子供たち、これまでにないと言われている大変厳しい社会状況で育てていく保護者の方々に支援の手を差し伸べていただけるよう重ね重ね要求いたします。

出典:洞爺湖町議会 令和2年6月会議 2020年6月15日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる