みんなの議会

洞爺湖町議会 令和2年3月会議 2020年3月6日

地域担当職員制度について

2020年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「地域担当職員制度について」質問し、住民課長 佐藤融、町長 真屋敏春、企画防災課長 高橋秀明が答えました。

聞いた人
千葉薫 議員
答えた人
住民課長 佐藤融、町長 真屋敏春、企画防災課長 高橋秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 千葉薫

7番、千葉でございます。今回は議会に当たりまして、議運の委員長としまして、皆様にいろいろなご不便をかけることをこの場をおかりしてお願いとご協力を重ねてお願い申し上げたいと思います。私は、2点について一般質問をさせていただくことといたしました。1件目でありますが、地域担当職員制度についてということでございまして、この制度は、私以前に質問させてもらった経緯から、いま一度ちょっと見直しやら、どんなふうな動き方をしているのかということで質問させていただいたということでございます。今回の町長の施政方針の中にも、地域コミュニティーにおいては、多くの住民に地域活動へ参加していただくため、洞爺湖町自治会連合会や地域の皆様と連携し、地域担当職員の活用を図りながら、ということでございます。引き続き支援してまいるというような文面をつくっていただいております。その中で、何かやっぱり、制度的に、せっかく制度があるのですけれども、何か物足りなさがあるなということでございます。そんなことをちょっと検証させてもらえればありがたいということでございます。まず1番目でありますけれども、現在の制度の中で自治会とのコミュニケーションが十分とれているかということであります。簡潔で結構ですので、その辺のところを、今の感触をお教えいただきたいと思います。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

現在の制度の中で自治会とのコミュニケーションが十分とれているのかということでございますが、地域担当職員制度につきましては、平成21年11月からの施行実施を経て、平成26年4月から本格実施しているところでございます。現在42ある自治会を33担当地域として編成し、一担当地域に3名から4名の職員を配置して活動を行ってきております。平成26年4月の本格実施以降、毎月各自治会長に月1度訪問し、自治会と行政との連絡調整を行ってきております。これまでの自治会からの要望等の件数の推移でございますが、本格実施年の平成26年度は108件、平成27年度は115件、平成28年度は119件、平成29年度は50件、平成30年度は65件、今年度は1月末現在でございますが39件の要望があったところでございます。要望に対しましては、すぐに対応できるものとできないものとが当然ございますが、その都度、要望等に対して対応してきたところでございます。内容は、草刈り、除雪、道路等の修繕、集会所の備品更新などが主なものでございます。中には、側溝のふたが外れやすいので何とかならないのかとか、また集会所の備品等が故障しているので何とかしてほしいということで修繕また更新したところ、自治会長からは迅速な対応に感謝するという声もいただいております。また、訪問時に合わせて町の行事、あるいはイベントがある場合は情報提供を行い、また自治会長から総会、あるいは行事・イベントの出席依頼があった場合におきましては、可能な限り出席しているところでございます。このことで、一定程度洞爺湖町としては成果としてあらわれてきていると考えておりますが、一方で、総会、あるいは行事・イベントに地域担当職員が出席していない自治会があることも事実であり、自治会とのコミュニケーションが十分図られているかという部分におきましては、自治会によって温度差があるものと認識しているところでございます。以上でございます。

議員の質問 7番 千葉薫

地域担当職員のきっかけでありますけれども、自治会がありますが、やっている方々が限られていると。そういう中で夜集まると。その中でいるのですけれども、同じ自治会の中に職員の方がおられるのに、なかなか役になっていただけない。その物足りなさがあると。自治会は、行政側から言わせれば現場ですから、何かにつけ、福祉も住民課もそうでしょうけれども、何かあれば地域にいろいろなお願いやら、要望やらが来るということで、やっぱりまちづくりは地域を大事にするというのですかね、そういったことも大事だろうというふうに思っていますが、十何年前に提案したことですけれども、やはり今もってというか、余計に、地域の自治会が大変な思いになっているなということをつくづく感じるところでございます。そんな中で、パイプ役というのが大きな一つの役目かもしれませんけれども、やはり今言われたことの中に、行政側からそういう情報発信するというようなことも大事なのだろうというふうに思います。ついこの間、12月ですか、自治会長会議があった折りに、自治会長からいろいろな、いこいの家に対してのご不満の声があったやに聞いております。そういった声も、自治会長とパイプがどうなっているのか。担当職員がきちんとその辺のところをお話ししておけば、そういったところでのそういうお話にならなかったのかななんていうふうに聞いたりもしております。その辺の情報の発信の仕方が、そのことだけではないのですけれども、何か多岐にわたってあるような気がしてなりません。たくさん山積していますから、行政の事業というか課題というのは。その折り、自分の地域だけのことも聞きたいのですけれども、町全般のことも聞いておけば、そういったことにも理解を示していくのだろうというようなことで、行政も、理事者側、職員のほうもやりやすいのではないかというふうに思っています。そんなことで、情報のあり方、一月に1回お話ししているというようなことはありますけれども、毎月町も動いていますし、行政報告もあるわけです、議員に対しても。そういった細かなところも、職員の口から大事なこと、日常のこと、そんなことを気軽に話せるような、触れ合うというのですかね、職員と地域が。そんなものをつくっていただけないかなというふうに思っています。地域担当職員を見ますと、課長である責任者がおられて、その後ろのほうに三、四人の方がついておられる。でも、そういった後についている方がなかなか地域を訪れていただけないというような環境があるのではないかなと。今回、多くの方々、課長方が退職されますけれども、実は、中堅の方々よりもっと頑張るぞと若い方々が地域に出て、地域の方に怒られることもあるかもしれませんが、そういった地域の方々と触れ合って、勉強していただくと。きのうも下道議員が言っていましたけれども、そういった人づくり、そういった若手の職員を地域にもっと触れ合ってもらうと。それがまちづくりの理解も得られるし、行政も得られるのではないかなと思うのです。そんな中での地域担当職員の役割をいま一度再確認してもらえないかというのが今回の趣旨でございます。いかがなものかなというふうに思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

地域担当職員、今職員全体として大体一回りしてきたかなという感がします。今、ご指摘のとおり、担当課長からもお話ししたとおり、地域によってやはり温度差があるのかなという部分も否めないところかなというふうにも思っておりますので、何とかこれをうまく利活用できるよう、いま一度検証。何ができるか、どういうお手伝いができるかを含めて、検証してまいりたいというふうに思っております。特に、庁舎内においては、これは毎回言うことなのですけれども、ジオパーク、さらには防災の関係を毎年、研修会を庁舎内でやりまして、それを自治会にまた掘り下げていくというふうなこともありますが、また、新しい資源もできそうでございます。例えば、北海道北東北縄文遺跡群、これが世界遺産登録に本当に認定になりますと、私どもの地域には世界遺産が二つもある地域と、いわゆる自慢の資産があるのですという話の種にもなってこようかなと。あるいは、例えば避難訓練にしても、こういうふうなことがあるのだねとか、こういうふうにすればさらにいいのだね、いろいろなことがあろうかと思いますので、その内容等々についていま一度検証してまいりたいというふうに思っております。また、自治会からお呼ばれされますと、事ある担当職員、私は実は入江区の自治会に所属しているわけでございますが、新年会にお呼ばれをされました。私は町長として参加をさせていただきましたが、地域担当職員、課長職、そして係員の二人も参加しておりました。新年会では地域の方々と楽しく懇談をさせていただいていたという事例もございますので、何とかもっと地域の中に入り込めるような地域担当職員制度になるよう検討してまいります。

議員の質問 7番 千葉薫

検討していただく。大変結構なことだと思います。事に、本当に若手の方に外に出てもらいたいなというように思います。それから、情報発信の面ですけれども、やはりそういった方々がおられるので、町長とかも、担当課がおりますから、担当課が出向いて話せば終わりだろうという話で、担当職員がおられるので、担当職員は担当職員の立場で地域に入っていって触れ合ってもらう、そんな話をしてもらう、それがやっぱり大事なのだろうと思います。担当課が一々全部自治会を回れるわけでありませんし、まとめて話すといっても、やっぱり膝をつき合わせるという話でもないわけです。やはり、身近なところで話しているほうが伝わる、心に触れ合ってくるといった感じで、小さな町ですから、そんなことをぜひやってもらいたいなと思います。事に、若手を4人も5人もいっぱいおりますので、いつもトップの方々が来ていると。やはり2番目、3番目の方もいっぱいいらっしゃるので、地域の実情を、こんな人がいるのかと、そんなことを目の当たりに見てもらって、触ってもらっても結構ですよ。触ったら危ないですね。そういったことを踏まえて、ぜひ検討をお願いしたいと思います。これは、もう4月からでもできるような気がするのですけれども、人づくりですから、職員もね、お願いしたいと思うのですが、どうでしょう。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

地域担当職員につきましては、月1回自治会長のほうには出向いているのですけれども、総会とか役員会とかには出ていない自治会にとっては、地域の住民の方となかなか触れ合う場がないということも実際にございます。4月以降、ちょっと内部で協議させていただきまして、どういうことができるのか。まずは、今まで以上に各自治会長、職員のお互いが、気軽に声がけしやすい関係性を築いていくための環境づくりが大事であると考えているところでございますが、そのためには、担当職員の各リーダーを中心に各担当職員と連携のもと進めていきたいなと考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 7番 千葉薫

前向きな発言をたくさんありがとうございます。情報発信ですけれども、町長が言われている世界遺産、ジオパークですね、やはりそういったことは若手の職員から直にそういった地域の方に話してもらう。ジオパークだけではなく、世界遺産もですね。今回また新たに認められようとしている世界遺産、そんなこともありますし、一番大事なのは、災害だろうと思います。自治会によってみんな災害の場所が違いますから。私たちが住んでいる本町4区は津波も来るけれども、有珠山が来たら、伊達コミュニティセンターに逃げるのです。津波が来たら、別館さわやかに行くのです。上に上がるのです。だから、そういったことでみんなそれぞれの立場が違うので、担当職員もそれなりに勉強するだろうと思います。そういった職員とつながっていると、災害がいざ起きたときには、やはり心強くなります、地域の方も。ぜひその辺のところを、時間がかかるかもしれませんけれども、やっぱり積み上げだと思うのでお願いしたいと思います。今回、4月から早速そんな話をしていただけるのであれば、新型コロナウイルスの話もありますので、そんなこともプラスアルファで、ぜひ身近な話題として取り組んでいただきたいというふうに要望しておきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今まで地域担当職員がそれぞれの自治会に出向いてお話を聞くときには、ややもすると、今考えると、地域で困っていること等々についてのお話を聞いてきて、先ほど申していましたとおり、道路に穴ぽこがあいている、あるいは側溝のふたが外れている、外灯が切れている、こういうことを町のほうに要望として上げていただいて、それに町が応えていくというふうな対応だったのかなというふうにも反省しております。今、議員ご提案していただきましたとおり、身近な話を自治会とお茶を飲みながら1時間、2時間話せるような体制も考えていきたいなというふうに思っております。

議員の質問 7番 千葉薫

それでは、3番目なのですが、町政懇談会が年末12月に開かれています。私どもの自治会の近くの話を聞くと、またあるのだなということで、人集めで、出かけると。本当に何かあるときでしたら人が集まるのかもしれませんけれども、最近は形だけでやっているような雰囲気もありそうな気が、私はしています。町のほうから出かけていって、地域と話すのだということで、いろいろな問題も出てくるだろうから、ずらっと管理職の方がおられて、町長が全般にわたってお話をするというようなことで、ずっと回っているのだろうというふうに思います。そんな中で、私の身近なところとか、また違った方のですけれども、本当に困っていることがあるのであれば、こちらからお願いして出てきていただいて、そういった小さな懇談会でもできるのではないかなという感じがしています。今、本町地区では、ふれ合いセンターでそれこそ1区から4区までずっとみんな集まって何とか人集めをしてやっていると。何か階段を上って、やったよという足跡を残しているのではないとは思いますが、その辺の情報を、地域から声を聞きたい、皆様のこうしてあげたいという中で、また情報を発信したいという気持ちはわかるのですけれども、何かその辺のところの地域の方々とのボタンのかけ違いみたいなものがあるのではないかなと。実際、「きょう6時から7時からこうだけれども、おまえ行けるか」という話で、「では、頼むわ」と、そんな中で行くわけです。それであるのであれば、担当職員がおられますから、そういった方を中に置いて、実はこういったことがあるので住民から話を聞きたいと。話が聞きたいとなれば、そういった方が何人かでも来てもらって、町長も来てもらって話せばいいのであって、規則的にいつもその時間にそういったことをつなげるということは、私はちょっと疑問に思っています。疑問に思っているからということで一般質問に上げたということなのですが、その辺の捉え方はどういうふうに捉えられているのか聞きたいなと思います。

町の答え 企画防災課長 高橋秀明(企画防災課長は2020年3月まで)

町政懇談会の目的なのですけれども、現在、町が行っている取り組みの報告ですとか、これまでのまちづくりについて町民の皆様の率直なご意見、そしてご要望をお伺いして、今後の町政に反映させるというようなことを目的に毎年実施しているというようなところでございます。現状、状況なのですけれども、全42の自治会を対象に、今年度は町内8カ所に会場を設けまして、昨年10月から11月にわたりまして実施しているというような状況でございます。参加者については、今年度71名の参加がございまして、参加の多い地区では14名ぐらいの参加があったと。令和元年度、昨年の開催の人数は若干減っていまして、ある箇所のところで不幸があって参加できなかったというようなこともございまして、例年90から100人ぐらいの間で推移して開催されているというような状況でございます。

議員の質問 7番 千葉薫

町政懇談会、実は議会もやっていた経緯がございます。それと、いつも限られた方々が来られて、そのほかに自治会長が来られて、「これだから、来たわ」という話です。その方々は、懇談会といいましても、余計内容とか実情がわかっているものですから、なあなあではないですけれども、そういったことを議会はやっているのだという、何か自己満足みたいなものがあったのかもしれませんが、結局、議会側もやめました。大体、町政懇談会のある前あたりだったかと思うのですが、虻田本町地区とに温泉地区と洞爺地区ということで3カ所回って、担当を決めたり、どんな話をするのだと、どんな町でこんな人がやっているのだという話をしながらやっていたのですけれども、なかなかそれが本当の議会の活動にプラスになっているのか、なかなかいろいろな意見が出まして、結局やめてしまったという経緯があります。ざっくばらんに、正直なところかなという感じがします。ですから町政懇談会も、何か住民の方々が「やあ、やるから、行かねばならないから、人集めだな」なんていうのであれば、逆にいかがなものかなと思ったものですから、ここに取り上げさせてもらったということで、ぜひ、これは検討していただいたほうがいいかと思いますが、どうでしょう。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

町政懇談会が、各地域においてある意味ちょっと重荷になってきたというふうなことであれば、検討してもいいかなというふうに思っております。ただ、毎年のことなのですが、いつやるのだというお声も実は一方であると。特に高台地区のほうは、今、農業の関係で、例えば鹿問題ですとか、あるいは畑かんの問題、さらには多目的面の整備等々の関係で、いろいろ町とお話をしたいということもございますので、それはそれとして、いろいろな角度から皆さんのご意見を拝聴しながら、今後どうするべきか、あるべきかを検討してまいる時期に来ているのかなというふうに思いまして、何とかいい人の集まりができるようなものに検討させていただきたいなというふうに思っております。今現在やっている町政懇談会も、そこそこの自治会からぜひ来てくれないかという要請もあるところも聞いておりますので、そういうところはそういうところで大事にしながら、どうあるべきか検討してまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 7番 千葉薫

そのほうが一番お互い、町長も言っていますけれども、しなやかなというのが今回の執行方針の中で出ている言葉がありますけれども、しなやかなまちづくりができるのではないのかなと。お互い肩を張らずにですね。ですから、来てほしい自治会は、担当職員に言って「頼むから、町長を呼んできてくれよ。こんな話したいのだ」と、そういった小さな輪の中でもできるかもしれません。ふれ合いセンターのように、ずっとでかいあそこで、みんな集まって「さあ、本音を話してくれ」と言われてもなかなかできるものではないのではないかなという実態を、ちょっとしたらご存じだと思いますけれども、それであるのであれば、言われるとおり、来てくれというところに出かけるということで私は済むのではないかというふうに思います。

出典:洞爺湖町議会 令和2年3月会議 2020年3月6日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる