洞爺湖町議会 令和元年12月会議 2019年12月11日
防災・減災について
2019年12月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「防災・減災について」質問し、経済部長 八反田稔、町長 真屋敏春、経済部参与 鈴木清隆が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 経済部長 八反田稔、町長 真屋敏春、経済部参与 鈴木清隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 板垣正人
次に行きます。3番目です。防災・減災についてということで、本町地区の板谷川、温泉地区の西山川、小有珠川が草とか木等で年々ひどい状況になり、緊急な対策が必要と思われるが、町の考えは。これも通告で、年々ひどい状況になりと、これも本当に行政用語ではないのだけれども、あえてこういう言葉を使わせていただきました。これも私も何回か質問させていただいていますけれども、いまだに結果が出ていないというような状況でございます。まず、三つの川、例えば板谷川にしても小有珠川にしても西山川、これはもともと人工でつくった、板谷川は改良なのかもしれませんけれども、この川自体、何のためにつくったのですかということをまず聞きたいと思います。また、つくってから何年経過しましたかという、この二つ聞きたいと思います。
町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
まず西山川、それから小有珠川の目的だと思います。議員ご承知だと思いますが、これは有珠山噴火に伴いまして泥流対策として構築されたものでございまして、築後19年が経過しているところでございます。
議員の質問 11番 板垣正人
今、部長が答弁したとおりだと思います。有珠山が噴火して、泥流が出て大変な思いをしたので、それでそのために完成したということですよね。昭和52年の噴火の、19年というのはちょっと違うと思うのだけれども、昭和52年の噴火のときの流れだと思います。できたのはわからないですけれども。そういった中で、うちの町でもそうだけれども、全国的に想定外が当たり前みたいな言葉になっています。100年に一度とか50年に一度とか、何十年に一度が毎年のように来る台風とか、また、有珠山噴火もいつあるかわかりませんと、この間もある先生が言っていましたけれども、噴火しないかもしれないけれどもするかもしれないと。例えば今のまま、あのまま放置をしていたとすれば、二次災害的には必ずあるのだよね。例えば想定害に灰が降ったりなんかして、そこに雨が降ったとか。今のあの状態だったら、どこかで詰まって、別な災害になるのではないかなと思います。この間もある町民の方が言っていましたけれども、うちの町で、町長も出席された防災会議ですか、文化センターで行いまして、すばらしいメンバーが集まって会議をやっていましたけれども、その方が言っていました。「防災、防災って、そんなことうちの町でやっても、自分たち住んでいるところどうなっていると思っているんだ」みたいな話で、たまたまそれは板谷川のそばに住んでいる方だと思うのですけれども、そういうような話で、要するに、本当に防災・減災といつも口酸っぱく言っているうちの町ですので、今の段階で、あれで大丈夫なのと聞かれたら、大丈夫ですと言えるか言えないかですね。その辺のことを確認したいと思います。
町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
まずはじめに、先ほどの答弁に間違いがございまして、先ほどのお話は、昭和52年の有珠山噴火災害によりできたものでございます。訂正させていただきます。それからもう1点、今お話がありました、今の状況についてどうなのだというお話かと思いますが、私どももこのお話につきましては、板谷川も含めまして、当初から北海道にお願いしたときには、北海道のほうでもその場で回答はいただけなかったのですが、そのときに北海道は現地測量を、板谷川なんかは特にそうなのですけれども、測量をしていただきまして、現地の土砂の堆積については調べていただいたようでございます。阻害率というのがあるのですが、それに影響を及ぼしていないという回答が当初からあったことから、なかなか動いていただけない状況にはあったのですが、特に西山川と小有珠川につきましては、それだけではなくて、地域の景観も害していることもあるからということで、環境改善としてやっていただけないかという取組を今はさせていただいているところでございます。しかしながら、先ほど言ったように、最近の天気というのは突然ゲリラ豪雨等々で、議員が言われたとおり、予想もしない大雨が突然降ることも考えられますので、そのことも含めて重ね重ね私どもも申し入れをさせていただいているところでございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
では、町としては今のまんまの感覚ですね。阻害率でいったら大丈夫だということで、大丈夫だということですか。今、大雨降って大変な状況になっても大丈夫だということで認識してよろしいですか、こちらのほうで。
町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
いいえ、町としては、かなりそういう見た目もありますし、地域住民の方々に不安を与えていることからお願いしている状況なのですが、そのときに北海道が測量した土砂の状況が10%程度しかないことから、なかなか予算がつかないのだという回答をいただいているわけですが、もう一度申し上げますけれども、今、想定外の大雨が降ることも考えられることなのだから、北海道にお願いしたいということで私どもは申し上げているところでございます。
議員の質問 11番 板垣正人
わかりました。皆さんご承知のとおり、今年、2019年は大変な、北海道はそうでもなかったですけれども、内地の千葉とか、あちらのほうはずっとありましたよね。雨で川が氾濫して、今でも大変な状況になっておりますし、1年前は、関西のほうというか岡山でしたか、あちらのほうが大変なことに、これ毎年です。年明けて、また来年の秋頃になったら、また同じようになっていたら大変なことになるというふうに私は思っております。だから、いつ、うちの町もそうなるかわからないので、何とかこれは強く道のほうに要望していただいて、まずどうやれば、例えば阻害率でいったら大丈夫なのかもしれないけれども、景観条例をつくっているうちの町ですから、やはり景観もこうだよ、特に西山川とかあちらのほうは国立公園内だし、この辺はどうなのとか、とにかくそういう形の中でも良いから、何とか要望し続けていただいて、被害が出る前に何とかしてもらいたいなと思いますけれども、その辺の考え方はいかがなものですか。
町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
昨年の12月の会議でも、このことについて議員から提案をいただいているところから、私どもも年明けの今年1月に早速洞爺出張所のほうに出向きまして、こういうお話をいただいていること、先ほど申し上げたような状況等も確認して説明させていただいたところでもございます。また、2月には振興局の課長クラスが来て、私どもと面談する社会資本整備推進会議というのがあるのですけれども、そこの中でも私ども強く要望したところでございまして、その中では、振興局もしくは洞爺出張所のほうでは、本庁のほうはその状況が理解したのでしっかりと予算を要求しますということで回答はいただいているところでございます。しかしながら、予算については令和2年度の予算として要望するということなものですから、それについては来年3月にその予算がつくかどうか、今は連絡待ちというような状況になっているところでございます。以上でございます。
議員の質問 11番 板垣正人
今、部長の決意、よくわかりました。プライベートなことになりますが、来年で部長も定年退職なので、最後にこの仕事をがっちりやっていただきたいなと。ほかにもいっぱいあるのですけれども、やっていただきたいなと思いますし、景観もそうだし、例えば万が一大雨が降ってゲリラ豪雨みたいなことになれば、何らかの被害が出るのではないかなと、素人目にも見てそう思いますし、一番最初に言った泥流工というか川は、何のためにつくったのか、人工でつくったものですから、板谷川もそうですし、温泉側の二つの川もそうですけれども、そこに土地建物あったのを移動させて、お金かけて、住民も移動してもらって、家を壊して、そしてつくった川でございます。その中で、本当にちゃんと当初の目的どおりに使用していただければ良いのだけれども、不安だらけでいることは間違いないと思います。そういった思いで、強い決意で何とか予算をつけていただいて、きれいにしていただければと思います。それで、今の件もそうですし、先ほどの中央通りの件もそうですけれども、町長のご意見というか感想でも良いですし、聞ければと思いますのでよろしくお願いします。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
まず先に、泥流工、あるいは板谷川の関係でございますけれども、先ほど来、部長が申しておりますとおり、昭和52年の有珠山噴火、そして翌1年遅れの昭和53年10月に洞爺湖温泉に大きな泥流災害が発生しました。その折りに、北海道、あるいは当時の有珠山噴火災害時の危機管理室等々の関係者が連絡調整をしまして、洞爺湖温泉には泥流水路を壮瞥も含めて4本つくらなければならないだろう。それが出発でございまして、確か昭和57年ぐらいだったかなと思いますけれども、泥流工が完成したのではないかと。その後も、実は自分も観光振興課にいた頃に、相当泥流水路の中に土砂が溜まって木が生えていると、これは何とかしてもらわなければならないというお話で、何回か土現と折衝したことがありました。その折りに、「この泥流水路は、渓流再生事業でやって、両端に矢板が打たさっていると。それらを自然の土砂が堆積し、あるいはその土砂の上に木が生えて自然に見えるような水路なのです」なんていう説明を確か受けたかなと思うのですが、「そんなものではないでしょう。これは災害があって危険があったときのための泥流水路工をつくってくれたのではないですか」で、当時、土現の担当部署と随分論議をしたことがありました。そんな中、平成12年有珠山噴火があって、奇しくも国道230の橋が決壊し、泥流水路で詰まってしまった。それがために洞爺湖温泉小学校、当時洞爺湖温泉小学校のほうに土砂が流れ出てしまって、あそこが移転せざるを得ないような状況になってしまった。それからまた十数年が経過し、今現在は、一番こちら側の水路で湖水に面する近くのところに木が相当高くなってきている等々の関係がありまして、実は、温泉の観光協会のほうからもそういう床上げの要請が出ておりました。環境課長のほうからは、土現のほうに何とかしてほしいという話がありまして、そのときに私のほうにも話があったものですから、「おいおい、泥流水路は2本だけではないぞ」と。確かあのときは2本と言ったかな。「板谷川も本来そうなのだ。併せてきちっと要望しておいてくれ」という話はさせていただいて、その後、今、部長が言ったような形で土現のほうは動いていてくれているという現状なのですが、まずは何としてもやっぱり何のためにつくった水路なのだ、あるいは何のために板谷川がその他河川から2級河川に昇格になったのだ。それは、次の災害等を踏まえた中でより安全に土砂が水路を利用するというか、水路を通って住宅地に影響がないようにということでできた水路でございます。そのことをいま一度、道の職員に、職員というよりも幹部職員にご理解をしていただく、そういう努力は町としてもしていかなければならないというふうに認識しております。たまたま出張で九州のほうにお邪魔させていただいたときも、小さな河川なのですが、きれいに中に小型のユンボというのですか、かっちゃく機械が入っていって床上げをやっている。「何でこんな小さな川が、そんなに溜まっていないのにやるのですか」と言ったら、「毎年、台風来るからね」という話で、やっぱりそれなりにきちっとした施策をしている。北海道が金ない、金ないだけでなく、金ないからこそできないでなくて、やはり次の災害に備えた対策もしっかりとってもらわなければならないだろう。そういう私どもの強い思いをやはり土現のほうにしっかりお願いしていきたいなというふうに思っております。部長は任期上3月で一応ということになりますと、この問題については洞爺湖町としての問題でもございますので、しっかりその旨対応してまいりたいというふうに考えております。それから、中央通りの関係でございますが、もう大変本当に長くかかって申し訳ないのですが、来春早々、1月にでも、今日程調整していただいておりますけれども、公安委員会の日程ができれば、私含め議長、さらには関係団体機関の方々と改めてまた道の公安委員会のほうに出向いてまいりたいなというふうに思っておりますので、議員もちょうど飲食店組合の組合長をやっておられますので、またぜひご一緒させていただければなと。以前から道議会議員の先生にもお願いしておりますけれども、改めてまたお願いをしておきますので、どうぞよろしくご協力のほどお願いいたします。とにもかくにも、早期に建設できるよう、私どもも努力してまいりたいと思いますので、議員方のご協力もひとつよろしくお願いいたします。
議員の質問 11番 板垣正人
町長の決意、十分わかりましたので、本当に私たちも協力できることは協力しながら推し進めていきたいと思います。それと、通告にはないのですが、先ほどドローンのお話をしました。ドローン、通告のところに規制というのが入っているのですけれども、これは1週間ぐらい前に、私、洞爺湖温泉地区でドローンを飛ばした外人の方だと思うのだけれども、見ました。これはドローンの規制が必要なのかなと。例えば夜やる方もいる。昼間やる方も住宅街でやっているような人もいますので、これは何か規制つくらないと、おかしなことになるのかなと。過去2年ぐらい前に夜飛ばして警察沙汰になったこともあるのですね、温泉地区の中でね。それで、何かある程度ドローンの規制は町として必要でないかなと思っているのですけれども、その辺の考え方だけお伺いしたいと思います。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
今のお話は、洞爺湖温泉においてのドローンの規制等に関するものかなと思っております。洞爺湖町としてのドローンの飛行に関する規制はありませんが、さまざまな法律によって規制がなされているところでございます。一つには、航空法においては夜間の飛行禁止、150メートル以上の区域での飛行禁止等があり、違反した場合は罰金刑や懲役となることとなっております。洞爺湖温泉においては、観光振興課へドローンの飛行に関して問い合わせがございます。そうした場合には、まず洞爺湖温泉ホテル前でのドローンの飛行はご遠慮願っているところでございます。ホテル、旅館においては露天風呂もあり、ドローンによって撮影されるおそれもありますので、飛行に関しては遠慮願っているところであります。ただ、観光振興やテレビ局などで撮影等のためドローンを活用して映像を作製したいとの問い合わせなどにつきましては、時間、場所などを確認し、許可を出す立場ではありませんが、確認はさせていただいております。ただ、議員がおっしゃるとおり、法律等では規制はしておりますが、罰則もあるところでもあります。ただ、日本の法律を知らない外国の方もドローンを飛ばしているとのお話も聞いておりますので、今後、ホテル、旅館や遊歩道などで規制を周知する看板や資料を掲示してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
完璧な答弁ありがとうございます。これで終わります。