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洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月12日

洞爺湖町の見解

2019年9月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「洞爺湖町の見解」について質問し、経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
越前谷邦夫 議員
答えた人
経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 越前谷邦夫

それでは、昨日も一般質問であったわけでありますけれども、北海道が観光税導入を検討中と。洞爺湖町の見解はということで、答弁もそこそこ聞いておりますから、十分理解をしているわけでありますけれども、ここに載せてありますように、観光税収として11月から宿泊税を徴収する倶知安町を入れて10以上の自治体が宿泊税を導入するとか、場合によっては入湯税を導入するとかということで、今協議中であると。私が心配するのは、例えばうちの町では入湯税もらっていると。今、お一人様というよりも、日帰りと宿泊は違いますけれども、大体総額で収入は1億300万円であったでしょうか。それだけの収入を持っている町ですけれども、まだまだインバウンド対策であるとか、あるいはまた場合によっては観光振興をもっとするための手法として、やはり改革していかなければならない、あるいはまた観光業者をもっともっと飛躍できるような育成事業というものも考えていかなければならないだろうなと思えば、今の税収額相当で良いのかどうなのかということもあろうかと思いますけれども、何といっても心配するのは、観光税ということで道が制定した場合に、我が町に与える影響度というのはどうなのだろうなということが一番心配なのですよ。もっと観光事業者が羽ばたけるような、そういう状況下になる税収であるという認識を私はしておりませんので、だとするならば、入湯税をいただいている洞爺湖町として、観光税が導入された場合は、どのような変化があるのか。昨日、参与のほうからは反対の立場を貫くということを聞かされておりますから、よしよし、それは我々議会も応援したほうが良いなと、私は個人的にそう思っているわけでありますけれども、道が観光税を導入した場合に、洞爺湖町に与える影響度というのはないのだろうかなという、その辺をもう少し答弁いただければなと思っております。二重課税になる。定山渓あたりは、定山渓は入湯税をとっている。札幌市は宿泊税をとるという、道は観光税をとるという、そうしたら、3課税ということになりますので、洞爺湖町の場合は二重課税という課題も出てくるだけに、どういう見解を持ってこれから道との協議あたりもなるのではないかなと思いますけれども、どういう姿勢で臨んでいこうとしているのか、その辺を伺っておきたいなと思います。

町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)

北海道の観光の状況からお話ししていきたいと思います。平成29年度、観光客入り込み客数は5,610万人となっておりまして、年々増加している外国人に関しましては279万人、5年ほど前の3倍以上に増えている状況であります。そうした中で、北海道においては、179市町村いろいろな観光振興事業を執り行う中で、観光税という中で、宿泊者から徴収をして観光振興につなげていきたいという道の考え方がございます。その部分におきましては、昨日もお話ししたとおり、洞爺湖町においては、まず一つは洞爺湖町は今、1泊のお客様に関しましては150円の入湯税をいただいております。これにさらに北海道の宿泊税が加算されますと、それ以上、もしかすると倍以上の宿泊税をとられる形になります。そうした部分では、今影響してくる分においては、ホテル・旅館においては、町税であります入湯税、また道税となります宿泊税の両方を宿泊者からとることによっては、やはり泊まられる方々に、いただいている税に関しての理解をしっかりとしていかないといけないという部分。また、近年ですけれども、今までは宿泊客がどんどんうなぎ登りに上がってきている状況ですけれども、昨年の胆振東部地震の後に、やはり観光客が少なからず減少している中、その金額を二重課税という形の中でとるべきなのかという考えを持っているところでありまして、昨日もお話ししたとおり、洞爺湖町においては反対と。ただ、全て反対を貫いていっても、やはり北海道がとる部分がまた出てくるかもしれませんので、先ほどお話ししたとおり、札幌の都市部のシティホテルでは宿泊税、また定山渓とかあるところでは入湯税にまた宿泊税を乗せて道税がとられる、そういうことのないような減免等も北海道には働きかけていかないといけないと思っています。それにはまず、洞爺湖町へ泊まられる観光客の方々に満足していただけるような部分でのサービスを提供する中での税でありますので、その趣旨に沿った中で、これから道の部分に反対、それとともに町に関しては入湯税を有効に使って、振興事業を執り行っていきたいと考えております。

議員の質問 1番 越前谷邦夫

入湯税については、関係機関等も旅館組合あたりになるのかな、そういう機関ともやっぱり十分協議を踏まえて、何といっても、旅館業者も観光業者もそういう企業にマイナスになるような、デメリット志向になるようなことだけは避けるべきだなと。したがって、例えば入湯税、今日の新聞にも載っているようでありますけれども、入湯税も今後考えてみたいというような内容も載っているようでありますけれども、やはり十分関係機関等の合意を得られるような、そういうコミュニケーションを深めて考えるべきだなと。このことについては、町長ね、大事なことですから、町長自らも関係者と膝を交えて話して、やっぱりやったほうが僕は良いのではないかなという思いを持ちますので、ぜひ最後に一言あれば、お願いできればなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

昨日も答弁させていただきましたが、道の観光税、あるいは宿泊税等々について、3年ぐらい前からお話がありました。どうも考え方の中に、どういうふうに徴収をするのか、あるいはどういうふうに賦課するのか、そしてその使途はどういうふうなものに使うのかということが明確に示されていなかったと。全道各地のほうから、これはもうちょっと待ってくれないかという申し出があり、それを取り下げたという経緯がありました。今回新しい知事になられて、また財源捻出だけを考えているのではないかなというふうに思わざるを得ない、今対応がなされております。具体的に言うと、道の指示を各振興局、そちらのほうに下ろして、振興局のほうから各市町村のほうに具体的な説明があったのかということになりますと、これはまだございません。そんな中、道の本部だけで何か動いている節があるのかな。昨日も申しましたけれども、総務省のほうとも事前協議をしているというふうなお話も入ってきましたが、どの程度の話をしているのかも私どもの耳にはまだ入ってきていない状況がございます。今、私どもの町の状況を考えたときには、宿泊費をお支払いになります。宿泊費を払って、それに入湯税をいただいております。さらには、ホテルに入ったときにはサービス料ですとか、いろいろな細かい税金が賦課されてくると。道内の各ホテル・旅館の中でも、今単価が1泊2万円、3万円というホテルが相当増えてきているというふうな状況がありますが、私どもの地域のホテルにつきましては、そんな単価を設定しているところはほとんどないかなと。ただ、新しくこれから来られるところについては別かもしれませんけれども、そんな中、噴火災害があって、補修費にも相当お金をかけ、来ていただいたお客様に喜んでいただけるようなサービス、お料理を提供して、今日まで何とか生き延びてきてきたと。そこで宿泊税になるのか、あるいは観光税になるのか、その使途目的がはっきりしていない中で、これらについては、町としては反対の立場。それは、私どもの町だけでなくて、胆振管内、特に西部を中心として、登別市、伊達市、室蘭市、そして3町、こちらのほうはたまたま顔を合わすことがありますので、何とかこの問題については、宿泊税、観光税の導入については反対の立場でいこう。ただし、目的税でございました入湯税については、それぞれの事情もあるので、地域の皆さんとよく協議し、理解を得た中でその内容等々について、仮に料金の増ですとか、そういうものも含めながら、検討していこうと。これは各町、胆振のほうについてはそういうふうな考え方で今走っているところでございまして、私どもの町としては道に対して宿泊税、あるいは観光税になるようなものについては、反対の立場をとっていきたいというふうに考えております。

出典:洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月12日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる