みんなの議会

洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月11日

町民の健康づくりについて

2019年9月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「町民の健康づくりについて」質問し、健康福祉センター長 原信也、住民課長 佐藤融が答えました。

聞いた人
大久保富士子 議員
答えた人
健康福祉センター長 原信也、住民課長 佐藤融

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 大久保富士子

次に、町民の健康づくりについてお聞きいたします。一つ目の質問でございます。健康でいられるためには、病気の早期発見が生命線と思います。そのためには、まず、健康診断の受診や日頃からの予防が大事です。健康診断を受けることによって、今の自分の健康状態を知ることができ、病気の早期発見や予防が可能となると思います。そこで、洞爺湖町が行っている健康診断について、現状をお聞きいたします。

町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)

健康診断の現状についてですけれども、現在、洞爺湖町で行っています特定健診ですが、社会保険以外の40歳以上の方を対象として、集団検診と病院で直接受診していただく個別健診の2種類で実施しております。集団検診につきましては、6月に3日間、11月に4日間、2月に2日間の年間9日間を設定いたしまして、対がん協会、札幌にあるのですけれども、こちらのほうに委託いたしまして、特定健診とがん検診をセットで受診できるように実施しているところでございます。また、病院で受診できます個別健診につきましては、年間を通じて、個人で病院を選択していただきまして、病院のほうへ事前に予約していただき、受診していただいているところでございます。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

現状では、期間ごとに、集団で9日間、病院でも受診できる個別健診は、通年行っていることがわかりました。そこで、より多くの町民の皆様に健診を受けていただくために、どのような方法で町民へPRや周知、申し込み方法を行っているかをお聞きいたします。

町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)

町民への周知方法及び申し込み方法についてですけれども、当町といたしましても、多くの町民の方々に受診していただきたいため、周知方法につきましては、集団検診の実施二月前から自治会の回覧で健診のご案内を、健診案内の申し込みチラシや今後のスケジュールを記載いたしました健康カレンダーを各戸配布し、ホームページへの掲載、健康づくり推進員を通して、健診参加への呼びかけ、集会所や公共施設へポスターの掲示、健康教育の場や地域サロンでの健診参加の呼びかけ、また、平日休めない方に対する日曜日の健診日の設定、未受診者に対する勧奨はがきの送付、公用車へのPRバナーの貼付などを行っているところでございます。また、申し込み方法につきましては、電話とFAXによる2種類の申し込みを受け付けているところでございます。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

町としてもいろいろな方法で周知やPRをしていることがわかりました。そこで、課長のお話の中では、周知には、ホームページの掲載がありますが、申し込みは電話とFAXのみの受け付けとなっているようですが、最近の若い世代はスマートフォンを使って情報を得たり、いろいろな申し込みにも活用しています。洞爺湖町でもスマートフォンが活用できるインターネットなどを活用した申し込みを行う考えがあるかをお伺いいたします。

町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)

ただいまのインターネットなどを活用した申し込みを行う考えがあるかというご質問でございますけれども、現代におきましては、通信機器の発達によりまして、若い世代に限らず、いろいろな世代の方はメールやインターネットでの申し込みが主流となってきているのは私どもも承知しているところでございます。現在、町で行っている申し込み方法につきましては、電話とFAXの二通りしかございませんけれども、胆振管内の市町の状況を確認させていただいたところなのですけれども、管内の市町の中では、インターネット等を活用して申し込みを受けている市町村は残念ながらございませんでした。当町といたしましては、今現在稼働しているシステムを活用できるホームページからメールでの申し込みは可能なものですから、今後の健診に実施してまいりたいと思いますが、インターネットによる申し込みにつきましては、費用やシステム上の問題もありますので、今のところ残念ながら導入する予定はございません。健康福祉センターといたしましては、できるだけ来所や電話にてお申し込みをいただければ、健診内容などを保健師がしっかりとご説明し、対応させていただいておりますので、その辺、ご理解をお願いいたします。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

まずできるところのメールへの申し込みから実施していただき、インターネットの申し込みは、すぐとは言いませんが、システムの入れ替えや改修などのときに考えていただきたいと思います。それでは、次の質問に移らせていただきます。がんは国民の死因第1位であり、2人に1人がかかると言われている国民の病気です。亡き七戸元議員も肺がんで亡くなりました。私も乳がんでつらい経験をいたしました。がん予防とケア対策についてお伺いいたします。以前新聞で見て、大変良い試みを行っている町村がございました。それは、乳がんを自己検診するための特殊な手袋を節目のときに配布し、自己検診を行ってもらうという記事でした。乳がんは、病院での検診を受けることに越したことがありませんが、若い世代の方はなかなか病院へ足が向かないのが現状です。そこで、洞爺湖町においても、がん予防のための自己検診用手袋を配布する考えがあるか、お聞きいたします。

町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)

がん予防のための自己検診用手袋なるものを配布する考えがあるかということでございます。現在、洞爺湖町で行っています乳がん検診につきましては、集団で2日間、個別に病院で受けていただく方法で行っているところでございます。婦人科系のがん検診につきましては、乳がん検診に限らず、個人の抵抗感があり、受けづらいのも事実でございます。ご質問のありました乳がんを自己検診するための手袋についてですが、道内の市町村で実施しているところはございませんでしたが、手袋につきましていろいろ調べさせていただいたところ、手袋を履いて自分で触診する乳房自己検診補助用具がございました。この補助用具を使用いたしまして自己チェックをすると、よりわかりやすいもので、自己触診でおかしいなと気づいたら、病院へ行くための足がかりとなるようなものでございました。当町でも、現在、40歳の節目に受診していただくためにクーポン券を送付し、受診勧奨を行っているところでございますけれども、それに併せて乳房自己検診補助用具を配布できるかどうか、ちょっと予算の関係もございますので、検討させていただきたいと思います。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

わかりました。新聞でも節目の年に配布とありましたので、洞爺湖町でも1人でも多くの方に受診につなげてもらうよう前向きに検討いただきたいと思います。次に、がん患者の外見のケアに対する支援についてお聞きいたします。がん患者の多くは、抗がん剤治療や放射線治療により脱毛の症状があらわれ、また、乳がん治療で乳房切除などにより、女性は大変気を使っています。脱毛の場合、多くの方はかつらを購入し、また、乳房切除などは、オーダーで人工乳房や下着を買うと高額で、治療にかかる医療費も高額なため家計を圧迫しています。そこで、洞爺湖町では、がん患者の支援として、外見のケアに必要な装具購入に対し、購入費の補助を行う考えがあるかをお聞きいたします。

町の答え 健康福祉センター長 原信也(健康福祉センター長は2020年3月まで)

がんケアに必要な装具の購入に対する補助の考えのご質問でございますけれども、がん患者の多くにつきましては、抗がん剤治療の放射線治療により、副作用として脱毛の症状があらわれる方がおりまして、また、乳がんにより乳房切除など、女性のシンボルを失っている方が、当町では数は把握できませんけれども、お困りの方がいるというのは承知してございます。当町では、現在、がん患者が外見をカバーする用品への補助制度はございませんが、いろいろ調べましたところ、がん患者の脱毛に関しましては、抗がん剤等の治療終了後半年から1年で髪の毛が生えてくることから、新規の購入をしなくとも、ちょっと遠いのですけれども、福岡県に所在するNPO法人において、全国からの善意により寄附されたかつらを、全国にレンタルを行っておりまして、年間のレンタル料は5,500円程度で済むことから、購入する場合より、こちらのNPO法人のレンタルをご利用したほうが安価で済むと思われますので、希望される方は、私どもセンターのほうでご紹介させていただきたいと思っております。また、乳房切除による人工乳房や補整下着につきましては、オーダーでつくる場合は非常に高額でありますけれども、一般市販品であれば1万円程度、それ以下で比較的安価に購入できることが、いろいろと調べてわかりましたので、現状では、助成につきましては、特に町としては考えてございません。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

かつらにつきましては、私も知らなかったので、後で紹介していただきたいと思います。ただ、がん患者の抱える思いや負担は想像を越えるものです。私も経験したことがありますので、洞爺湖町でも患者の苦悩を理解していただき、今後の行政に役立てていただきたいと思います。次に、昨年12月に道路交通法の規則が改正され、がん患者で脱毛の方の運転免許更新時の写真において、帽子の着用が認められました。しかし、まだ多くの方がご存じなく、町として、多くの方に知っていただくために、広報やホームページでの改正をお知らせする考えがあるか、お聞きいたします。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

周知を行う考えがあるかというご質問でございますが、警察庁は、運転免許証の写真につきまして、がん患者の方に対し、がん治療に伴う脱毛等がある場合の医療用帽子の着用を認める道路交通法施行規則を昨年、平成30年12月28日に改正、同日付で施行されております。各市町村には、改正に伴う通知が来ていなかったため、承知しておりませんでした。町もこの制度を承知しておりませんでしたので、当然この制度を知らない地域住民、町民の方が多くいると思われますことから、伊達警察署に確認をし、周知用の文書またはパンフレットがあるかという問い合わせをしたところ、そのような文書等はないとのことでございました。今後につきましては、伊達警察署から通知文等資料を入手して、町で周知用の文書を作成し、広報等で周知等を図ってまいりたいと考えているところでございますが、大変デリケートな問題でもございますので、表現等には十分留意して周知してまいりたいと思います。以上でございます。

議員の質問 2番 大久保富士子

がんにより外見的に嫌な思いをされている方が多くいますので、ぜひ周知を図っていただきたいと思います。これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月11日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる