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洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月10日

洞爺湖町合葬墓(合同墓)の設置について

2019年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、石川邦子議員が「洞爺湖町合葬墓(合同墓)の設置について」質問し、住民課長 佐藤融、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
石川邦子 議員
答えた人
住民課長 佐藤融、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 石川邦子

続きまして、2件目でございます。洞爺湖町合葬墓(合同墓)の設置についてでございます。お盆も過ぎまして、お墓についての質問をさせていただきます。お墓とは、子々孫々が一つの墓石のもとに入り、代々引き継がれていくもの。お盆やお彼岸には亡くなった人たちを弔い、供養をするためにお墓や納骨堂をお参りする。そのように私も思っておりましたが、時代の流れとともに葬送の方法も多様化し、現代では散骨などの樹木葬や海洋葬などを希望される方もいるようでございます。いろいろな考え方があるのだなと思うところでございます。また、近年は少子高齢化の社会的背景により、周囲に迷惑をかけずに人生を終わるための準備をする必要が増したと言われ、社会減少として終活が拡がっているようでございます。主な事柄としては、生前のうちにお墓などの準備を残された者に迷惑がかからぬよう生前整理を行っていくというようなことでございます。朝からちょっと暗い感じで申し訳ないのですが、大切なお話でございます。私は今回、各地で増えてきております合同墓についての質問をさせていただきます。まず、洞爺湖町の墓地の管理状況についてお伺いしたいと思います。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

当町で管理している霊園の現状についてご説明申し上げます。洞爺湖町では、三豊、洞爺湖温泉、洞爺湖観湖台霊園の3霊園と洞爺、成香、香川、岩屋共同墓地の4共同墓地の管理を行ってございます。三豊霊園につきましては962区画を管理しており、そのうち929区画が使用されてございます。洞爺湖温泉霊園につきましては44区画を管理しており、そのうち29区画の使用。洞爺湖観湖台霊園につきましては270区画を管理しており、そのうち257区画が使用されている現状でございます。過去3年間のお墓の新規申請及び返還状況でございますが、平成28年度は、新規申請件数が3件。内訳につきましては、三豊霊園2件と洞爺湖温泉霊園1件でございます。返還件数は5件で、これは全て三豊霊園になってございます。平成29年度は、新規申請件数2件、これは三豊霊園でございます。返還件数8件、三豊霊園7件と観湖台霊園1件となってございます。平成30年は、新規申請件数1件、これは三豊霊園でございます。返還件数12件、これは全て三豊霊園となっており、年々返還件数が新規取得件数を上回っている状況となっております。以上でございます。

議員の質問 10番 石川邦子

ありがとうございます。ただいま、担当課長のほうから墓地の管理状況についての説明がありましたが、返還の件数が年々増えているということでございます。墓じまいというふうに言われておりますが、少子化や核家族化などにより、承継も含めて、お墓の維持管理が困難な状況が増えてきました。墓じまいをされる方や、また経済的な理由により、お墓の建立やお寺への納骨ができない方など、自分が亡くなった後の行方、将来に対する不安を抱いている方の多くは、自治体による合同墓の設置を望んでおります。合葬墓(合同墓)は永代供養墓などと同類のもので、ここ数年、全国各地の自治体で拡がってきているようです。お寺や民間企業が経営するものを主に永代供養墓と呼び、公営のものは宗教的意味合いを出さないよう合葬墓(合同墓)と呼んでいるようでございます。合同墓を要望する主な理由としては、一般的にはお墓を引き継ぐ後継がいない場合や子どもに迷惑をかけたくないという親の立場の考え、また、お墓を設置管理する費用面の問題などの理由が多いとされています。子どもが遠方におり、将来帰ってくる見込みがないため、現在持っているお墓を守ることができない、お墓を建てても管理する人がいないなど、また、墓じまいをした後も地元に合同のお墓があれば、縁のある地元のお墓に入りたいなどの要望もあるようでございます。町にはこういった合同墓の問い合わせ、また、胆振管内の合同墓の設置や検討状況がわかりましたら、お願いいたします。

町の答え 住民課長 佐藤融(住民課長は2020年4月まで)

まず、問い合わせ状況でございますけれども、合同墓に関する問い合わせは、今から5、6年前から、年数件程度ではございますが問い合わせがあるところでございます。問い合わせの内容につきましては、合同墓に関するもの、永代供養はしてもらえないのかとか、複数年分の霊園管理手数料を前納したいなど、複数のものが主な問い合わせの状況となっているところでございます。あと、合同墓の胆振管内の状況でございますが、今現在実施しているのは、苫小牧市、登別市、室蘭市、白老町、厚真町で既に実施している状況でございます。むかわ町では、今月完成予定となっているようでございます。安平町につきましては、来年度以降に実施する予定となっている状況でございます。以上でございます。

議員の質問 10番 石川邦子

今の管内の状況をお伺いいたしましても、洞爺湖町においても合同墓を検討する時期が来ているのではないかと思うところでございます。町長の考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

先ほど担当課長のほうからも報告ありました、管内で合同墓を設置されている地区として苫小牧市、あるいは登別市、あるいは室蘭市、そして胆振東部のほうは、議員もご承知のとおり、昨年9月7日に胆振東部地震、北海道で最大級の地震が発生し、多くの尊い命を失ってしまった。それで、胆振東部、特に厚真、むかわ、安平においては、それぞれが共同で今復旧復興作業をやっているところでありまして、中には墓地の関係も一つの問題だというふうに聞いておりました。そんな関係から、急いで復旧復興と合わせて対処しているというふうに聞いております。また、私どもの町につきましても、自然災害が時として襲ってくるところでございますが、幸いなことにと言ってはなんですが、2000年噴火災害では噴火災害によって一人の犠牲者も出すことはなかった。これにつきましては火山の早期予知と、あるいは学者の先生、そして国、気象庁、あるいは北海道、そして各市町村が連携して、これら対応に当たってきた賜物と言われておりますが、この次、起こるであろう噴火災害、あるいは大きな自然災害等に対しましては、その都度やはり日頃から備えをとっていかなければならないなと、そういう意味合いもありますけれども、私どもの町は、これも先ほども担当課長のほうから報告させていただきましたが、三豊霊園、あるいは洞爺湖温泉霊園、洞爺の観湖台霊園等々も今現在は空きと言いますか、返還が目立ってきているという状況もございます。そんな中で、今後共同墓等々の考えについて、どういうふうに整理をしていったら良いのか、これはやはり他の町村でもそういうふうなものを設置しているところもありますので、検討していかなければならないなというふうには思っておりますが、今すぐにこれができるかというと、なかなかやっぱり難しい問題もある。そこには地域の問題、あるいは私どもの町は、特に虻田地区、そして洞爺湖温泉地区、あるいは洞爺地区と大きく三つに分散されているという問題もございますし、あるいはさらにそこに住む住民の皆様の感情問題等々もあります。きちっとやっぱり整理をして、そして将来に向かってこういうことも考えていかなければならないなというふうには考えております。大変貴重なご意見でございましたので、それはそれなりにしっかり行政としても受け止めて、今後考えてまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 10番 石川邦子

私も合同墓の設置に関しましては、例えば町民の意見を募集、集約して、寄せられた意見の件数だとか内容によって検討して、計画を立てていただきたいと思っています。お墓のことでございますから、単純に納骨するだけに留まらず、供養をするという大切なことを考えなければならないと思っております。計画につきましては、お寺など納骨する施設をお持ちの関係者との協議も十分に行われ、無縁墓との区別の問題、旧墓地における管理者と連絡のとれないお墓の整理、合同墓の設置場所、住民に対する十分な説明など、計画的に合同墓の設置に向けて進めていただきたいと思うところでございます。今後、調査、検討し、計画の時期等明確にしていただければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。以上で、私の初めての一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 令和元年9月会議 2019年9月10日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる