みんなの議会

洞爺湖町議会 平成30年12月会議 2018年12月11日

観光危機管理の充実について

2018年12月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「観光危機管理の充実について」質問し、企画防災課長 佐野大次、経済部長 八反田稔、洞爺総合支所長 伊藤里志が答えました。

聞いた人
板垣正人 議員
答えた人
企画防災課長 佐野大次、経済部長 八反田稔、洞爺総合支所長 伊藤里志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 板垣正人

次、2番目、観光危機管理の充実についてということで、先ほども質問ありましたけれども、今回、ブラックアウトとか随分、話に出ております。その中でまず1番目として、地域防災計画に観光旅行者に対する避難場所、また避難経路などの計画が定めているか伺いますということで質問出しております。これはどういうことかというと、私が見た限り地域防災計画みたいの、観光客に対してのことは1行とか1行半とかあるのですけれども、もっと具体的に、要するに今回質問したのは、これからオリンピック・パラリンピックがあると、2020年。そのときに相当な、国としても4,000万人ぐらいの観光客、外国人観光客をこの国に入れたいというような努力をするやに聞いております。そんな中で町長がいつも言う、昨年度、うちの町としても宿泊客70万人を超えましたということで、観光少しでも頑張ってやっていて、それが70万人、目標まで達成しましたみたいなお話はよくお聞きします。私も観光協会の一員として、そういう話はさせていただいていますけれども、その中で4割ぐらいは外国人なのです。そうすると、この間の災害、どんな災害がわからない、始まりのここの当町、虻田町時代は有珠山噴火のことで一辺倒だったのだけれども、その後に津波だとか、停電だとか、地震停電ですね。そういうことがどんどんどんどん、いろいろな角度からいろいろなものが増えてきて、もしくはもっと別な災害が、例えば台風だとか来る可能性だってある。そんな中で外国人の方が、常に例えば1,000人泊まっていれば、1,000人というか、例えば1万人この近辺に泊まったとすれば、4,000人ぐらい外国人の方がいるのかなと、今の数字でいけばね。だからその中で本当に防災計画、そのとき努力しますとか、そのときに対応しますとか、例えば旅館組合とお話ししてとかでなくて、きちっとした中で文書化して残すべきだと思うのですけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

外国人観光客に関しましての洞爺湖町地域防災計画の記載ですけれども、第8章の火山災害対策計画第9節避難救出計画の中で、観光客の避難として定めております。その中では、観光客の避難は原則として自力避難とし、移動手段の持たない自力避難が困難な者については、住民避難と同様に、一時集合場所からバス等による避難とすることを定めております。なお、その際の一時集合場所については、洞爺湖町文化センターとなっております。また、地域防災計画では、外国人に対する対策として、言語・生活習慣・防災意識の異なる外国人を要配慮者と位置づけし、災害時において迅速かつ的確な行動がとれるような環境づくりに努めることとしております。また、そういった意味では、現在、防災計画においては、火山災害対策における記載のみとなっておりますので、今後、地震、津波、その他の災害においても観光客に対する避難対策について、どのようにしていくのか、しっかり検討を進めてまいりたいと考えております。

議員の質問 9番 板垣正人

確かに検討していただきたいと思います。要するに一番心配なのは、例えば、いざそういうこと起きました。どういう形かわからない、災害起きました。そのときにすぐ避難しなければいけないものなのか、そこにじっとしていただいたほうが良い場面もあるかと思います。それが例えば、何となく避難所に行って、要するに自力、歩いていってもらうということ等含めれば、それがホテルとの関係だと思うのですけれども、そういうことを含めてきちっと明文化して防災計画というか、その中にきちっと入れたほうが良いと思います。それで、その中で答弁の中に少しありましたけれども、次の外国人観光客への情報伝達とか避難場所、また災害情報の多言語化など等必要と思われるが、町の考えはということなのですけれども、これから外国人の方がたくさん増えてきて、今で3カ国語ぐらいか、大体メインにしているところは、4カ国語ぐらいかな。そのぐらいでメインにしてやっているのたけれども、 そうで ない 方も来て、 だんだ ん日 本の 言 葉 、 本当に わか らないよう な方がだんだん増えてきているのかと。全然、言葉は何お話ししているかわからない、英語も通じないし、自分の言葉のことしか知らないかもしれないけれども、そういった中でもやっぱり来てくださることにはありがたいことなのです。そういうことに対して、やっぱり多言語化の、例えば部屋に呼べば、何かあった場合はとか、またフロントにとかそういうことも必要と思うのですけれども、その辺のことというのはどういうふうに、いかがなものでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

外国人観光客への災害時の情報伝達に関しましては、大きな課題として言語対策が上げられているところでございます。外国人観光客の避難対策につきましては、やはり一つの町だけで解決できるものではなく、当町を脱出してもその後のJRの運行状況、航空機の運航情報など、北海道全体で対応しなければいけないところもございます。現在では、気象庁の緊急地震速報の多言語辞書、日本政府観光局の災害発生時の避難行動や多言語情報へのリンク、北海道の外国人向け多言語相談窓口など、外国人観光客が災害時に必要な情報を入手できる手段も確保されているところでございます。当町といたしましては、これまでの防災訓練において翻訳メガホン、またはスマートフォンの翻訳アプリ等を活用した訓練を実施しており、昨年10月には有珠山噴火避難訓練と合わせて北海道運輸局と連携し、防災協定を締結しているホテルにおいて、外国人観光客の避難訓練も実施しているところでございます。そういったところから、今後も自然災害から外国人旅行者の安全確保をするための避難誘導マニュアル、こういったところが北海道運輸局において、現在、作成をいただいているところであり、また、自然災害時の緊急避難の多言語としてのポケットマニュアル、小さなマニュアルとして避難経路も含めた、そういったポケットマニュアルも現在作成しているところでございます。そういったものを通じまして、多言語による一時集合場所までのルート案内、そういったものを活用できるものを作成しているところでございます。また、昨年の訓練では、ホテルから一時避難所までの移動、そういった移動すること自体も、なかなか困難であるというご指摘をいただいているところでございます。現在、ホテルの耐震化も進められているところでございますけれども、耐震化が完了したホテルでは、今後、一時集合場所として位置づける、そういった一時集合場所のあり方についても今後、しっかり検討してまいりたいと考えております。

議員の質問 9番 板垣正人

大体わかりました。要するに、せっかく来た方が不安にならない、また来てもらう、安心だと。災害というのは、そうそういつもいつもあるものでないですけれども、洞爺湖町、洞爺湖温泉というのは本当に安心なところ、観光地だというふうに思っていただくことも大事だと思います。それで、それが使わないのが一番良いのだけれども、本当に万が一にはそういうこともあります。ちゃんとそういうのを準備していますということが、一番大事だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。また、最後のほうにホテル、耐震化が済んだホテルとかとお話ありましたけれども、それは協定とか何かは結ぶのですか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

現在、2軒、大規模ホテルの耐震化を予定しておりますホテル2軒と、既に防災協定を結んでいるところでございます。なお、避難所の指定につきましては、災害における安全性の確保の観点から、耐震化が終了した段階で、町防災計画への避難所としての位置づけをしていく方向で調整を進めているところでございます。

議員の質問 9番 板垣正人

わかりました。そのとおりきちっとやっていただければと思います。話くどいですけれども、いざというときのためにということで、今回の議会も9月の議会もそうでしたけれども、そういうお話がたくさん出ております。そういったお話、ここで私が質問して、行政側からのいろいろな答弁があって、それで結果的にまた何かあったときに、結局、前と同じだとなったら本当に大変なことなので、その辺をきっちりやっていただきたいと思います。次、3番目に移りますけれども、(3)ですね。これ、話、がらっと変わるのですけれども、危機管理というか、万が一、例えばこれは泥流が流れた場合ということなのですけれども、温泉地区の流路工、正式名称が札幌西山川砂防流路工で、壮瞥側が小有珠川砂防流路工と言うそうなのですけれども、ここのところ皆さん承知のとおり何十年も、あそこに中に木生えたり、草生えたり、これはきっと北海道の仕事なのだと思いますけれども、見た目も悪いし、万が一、何か流れてきたときに詰まって、あれがまた別な場面に災害になっても困るわけで、それだったらきれいにすれば良いでしょということになるのです。何回かいろいろな話の中でそういう話もあったのだけれども、一向に進んでいないと。もう1回取り上げましたけれども、何とかああいうものを、こういう危機管理だとかいろいろな部分でお話出ているときに、ぜひあれを1回きれいにすべきだと。そして何十年かかったら、また同じことになるかもしれませんが、それはそれでまたそのとき考えれば良いということで、とりあえず1度きれいにするべきと思いますけれども、その辺の考え方、いかがですか。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

洞爺湖温泉地区の流路工についてでございます。今、議員からお話がありました流路工でございますが、洞爺湖温泉地区に実に3カ所ほどございます。今、お話がありました西山川砂防流路工と小有珠川流路工、そのほかに壮瞥よりのところに小有珠川右の川流路工と言いまして、端っこのほうにももう1個ありまして、合わせて3カ所となってございます。この流路工は、今、お話がありましたように、昭和52年の有珠山噴火災害において泥流災害対策として工事が実施されまして、平成12年の有珠山噴火災害におきましては、熱泥流がこの流路工を流れて、湖畔に達したという経緯もございました。現在の流路工でございますが、議員から今お話がありましたとおり、下流の部分については草木が多くあることから、今後の災害においても流下能力の低下も懸念されるところもあります。また、あの地域は、議員も今話ありました風光明媚な洞爺湖温泉地区の景観を楽しみに来るお客さんが訪れるところでございます。この流路工については、その流路工の草が生えているということ自体は、やはり気を使っていただきたいと思っておりますので、北海道に適切な管理と、それから流路工がある景観に対しては、特段の配慮をいただきたいということで、強くお願いしてまいりたいと考えているところでございます。また、ほかにも北海道が管理している泉地区の板谷川とか、月浦地区の月浦川の砂防施設も、浚渫も合わせてお願いしてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

町でやっても良いような気もするのですけれども、何か持ち主がどうだということになると。要するにみんなあの景色に慣れてしまってから、あまり気にならなくなってきて、自分たちもちょっと怖いなと思うのですけれども、初めて見た人は、あそこ何で木生えているのですかとか、私も地元にいますのでよく聞かれますから、やっぱりいざというときのためのこともありますし、また景観というのもあります。あれを一般の方が、例えば景観の良いところに草ボウボウ生えて、木伸ばしていたら、誰か彼か必ず注意するような気するのですよね。ところが北海道だから仕方ないか、みたいな話ではないと思うので、観光地としてもあるし、危機管理という部分もありますし、その部分で北海道にぜひ早急にやっていただきたいと思いますけれども、その辺は、大丈夫ですか。

町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)

先日、お願いしに行ったところでございまして、実は北海道には基準があるそうでして、正確に言いますと、土砂が30%、阻害率が30%以上になると、実施するというようなかなりハードルが高い状況でございますので、現状ではそんなにいっていないのは見てのとおりなのですが、この時期に見ると、草木があって、底盤が底が見えている状況でございますので、土砂の堆積に対しては難しいという話はあるかもしれませんけれども、実際に草木が下流の部分に柳の木のようなものが生えてきておりますので、そういうものについては撤去可能だということを言っていただいていますので、何とかまずは美観上のことも含めて、早急に対応していただくようにお願いしてまいりたいと思います。

議員の質問 9番 板垣正人

そういう話でしたら、そのとおりやっていただきたいと思います。ただ、素人考えですけれども、30%もたまって掃除するのだったら、10%ぐらいでぱっとやったほうが、1時間で終わる仕事が3時間とか、2日も3日もかかるかもしれないということだから、本当はさっさとやったほうが良いと思うのだけれどもというような、普通の人はそう思うわけです。だからその辺も含めて、部長のほうからそういう話が聞きましたので、ぜひ早急にやっていただければなと思いますので、よろしくお願いします。それと危機管理。ここに通告ないのですけれども、先日、私、1週間前ですけれども、洞爺地区の財田のほうにちょっとお邪魔したときに、先ほどちょっと確認したのですけれども、役所側に確認したのだけれども、熊の足跡があったという話、聞いたのです。それは見た人から聞いたのだけれども、僕はそうなのだと思って、役所のほうは知っていると思って先ほどちょっと確認したので、聞いていないと。そのときに言われたことは、財田地区のあの辺、財田の集会所のほうから川のほうに上がっていく一本道ありますよね、あそこ真っ暗で、水銀灯というか、防犯灯1個もないというような場面が続いているのです。あそこ入り口のところに集会所ありますけれども、たまに葬儀というかお通夜とか告別式やるときあるのですけれども、私、2、3回行ったことあるのだけれども、確かに夜、例えば駐車場すぐいっぱいになるので、道路に車停めると、200メーターぐらい奥まで車1列に並んでいて、停めると真っ暗、どこ歩いているかわからないぐらいですよね。そういったところで、まして熊の話まで、住民の危機ということも含めて、2、3本でも良いから明かりぐらい、少しぐらいあったほうが良いのではないかなと私も思いましたので、今回この中につけさせていただきますけれども、その辺の考え方、いかがでしょう。

町の答え 洞爺総合支所長 伊藤里志(洞爺総合支所長は2019年3月まで)

今、議員のあったところについては、たしか財田早月線かなと思うのですけれども、洞爺地区におきましては、私、支所長やりましてから各自治会から街路灯の増設とか、そういう要望はちょっとない状況で、今回初めて聞きました。洞爺地区におきましては、この地区についても農村地帯ということで、家が点在しているという部分の中においては、なかなか街路灯が少ない状況でございます。この路線につきましては、今、記憶で申しわけないのですけれども、集会所のところに1カ所と、あと確か親水公園の駐車場の下のほうに1カ所、2カ所の街路灯があるのかなということでございます。現状としましては、その辺、自治会長からもちょっと状況を聞きながら、今後、どういうふうに取り組んでいけばいいか、検討をさせていただきたいなということでございます。また、熊の状況なのですけれども、支所のほうには、そういうご連絡をいただいたことは、今年は1回もございません。また、警察のほうからもそういう通報というか、ご連絡をいただいたこともないということでございます。以上でございます。

議員の質問 9番 板垣正人

連絡ないということなのですけれども、私、たまたま聞いて、その人から聞いたときはそう思います。連絡行っていると思っておったのですけれども、それと熊の話はさせてもらうと、今回、出てないとしても、いつ出るかわからないということは、熊も最近あちこち出ていますので、人が住んでいるところ、あまり真っ暗い状況が続く場面は、あの辺、家、順番にありますので、少しでも明かりがあったほうが、防犯対策にもなるのかなと思って質問させていただきました。自治会長さんとも話、検討していくということなので、そのとおりやっていただきたいと思いますけれども、とにかく命が一番大事だということを含めて検討していただきたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 平成30年12月会議 2018年12月11日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる