洞爺湖町議会 平成30年12月会議 2018年12月11日
世界遺産登録ということについて
2018年12月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「世界遺産登録ということについて」質問し、社会教育課長 永井宗雄が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 社会教育課長 永井宗雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 板垣正人
9番、板垣でございます。通告順に従って、一般質問させていただきます。今回は、3件についての質問でございます。最初に、世界遺産登録ということについてということで、当町は本当にすばらしい町ですね。もちろん国立公園内にある洞爺湖温泉の地域だとか、また、ジオパークになっているとか、本当にすばらしい景観もあるし、自然もいっぱいの町で、そういった中で今度は北海道・北東北の縄文遺跡群を中心とした世界遺産登録を、ということで、10年ぐらいやっているのかな、いろいろな活動をね。その中で、今年の場合、かなり良いところまでいったのだけれども、最終的には、また登録目指して頑張りましょうということでやっていると思います。そういった中で、このことについては結構、私も含めてですけれども、町民の方もまたここにおられる方もそんなにそんなに詳しくはないのではないか、でも世界遺産登録になったとすれば、大変な町になるわけです。その辺のことを今までいろいろな苦労されてきたと思いますけれども、町として今まで行ってきたとか、また取り組み、これからの取り組みについてというか、それを初めに伺いたいと思います。
町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)
北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けたこれまでの取り組みにつきましては、平成21年に縄文遺跡群世界遺産登録推進本部の設置、それと世界遺産暫定一覧表への掲載が行われ、以降、登録推進に向けて北海道・青森県・岩手県・秋田県の4道県と13構成市町が連携し、平成25年には文化庁へ推薦書案を提出し、推薦決定に向けた要望を取り進めてきております。これまで4道県知事による文科省への要望活動を初め、平成29年には国会議員で構成する縄文遺跡群世界遺産登録推進議員連盟等による総決起大会、本年には縄文遺跡群の世界遺産登録を目指す北海道議会議員連盟も加わっての総決起大会など、推進決定に向けてさまざまな取り組みがなされてきたところであります。なお、平成30年7月19日には、文化審議会におきまして、ユネスコに推進する候補として縄文遺跡群が選定されたところでございますけれども、世界遺産登録数の増加などにより、今年度からユネスコへの推薦案件、すなわち2020年の世界遺産委員会審査対象から、文化自然遺産合わせて1国1件に制限されたことから、環境省から提出されました自然遺産、奄美大島・徳之島・沖縄島北部及び西表島との国内選考が進められ、残念ながら今年度の国内推薦候補は見送るという結果になりました。これを受けまして、縄文遺跡群の推進本部ではいち早く今後の取り組み方針として、平成30年度の文化審議会の決定を踏まえ、これまでの取り組み方針を基本的に継続し、直近の機会であります平成31年度のユネスコへの推薦と、平成33年度の世界遺産登録に向けて取り組むこととしております。今後、洞爺湖町としても縄文遺跡について、広く情報発信に努め、アプタフレナイの会などと連携を図りながら、縄文まつりの開催を通しまして地域住民を初め、多くの方々が縄文に触れ、親しむ機会を創出していく取り組みにより、世界遺産に向けた機運の醸成を図ってまいりたいと思っております。
議員の質問 9番 板垣正人
今、課長のほうからいろいろ、るるの説明ありました。大体わかりましたけれども、本当に苦労されて、いろいろなこれまた難しい話いっぱいありまして、学者先生がいたり、そのときそのときの審査の方法も違うという話も聞きますし、近隣では大島教授、伊達市の、先生の話を聞くと結構大変、いろいろな部分で指摘もあったり何かということで、いろいろあるみたいなので、その辺、私は素人なので詳しいことわかりませんけれども、ただ、こういう縄文の関係で当町としてもいろいろな予算をつけたり、また、助成金、補助金もらいながらいろいろな整備してきたわけです。これは本当に本当に良いものにしていくには、やっぱり世界遺産・文化遺産ですか、登録がなって、その前に整備もしていくのでしょうけれども、一つ冠がつくことによってかなり違うなと、同じ遺跡として残す場面でもね。そういうことも私思っていて、これからもっと、一番感じるのはあまりにも、ジオパークもそうだったのですけれども、町民にはなかなか浸透しきれていないなと。世界遺産になったとすればすごいと思うのですけれども、逆にジオパークという名前よりも。だけれども、その辺のところがもう少し地元というか、住民も近隣の伊達市もそうなのだろうけれども、何かもう少しいろいろな部分で発信、行政方できることを発信して、それに対していろいろな反応見たり聞いたり、またイベントやったりということだと思いますけれども、その辺のことをもう1回、フレナイの会を中心、それはそれ結構ですけれども、行政も我々もそうなのですけれども、もう少しそのことについていろいろ勉強する場面があったり、また、知る場面があったりということがあっても良いのかなと思いますけれども、その辺の考え方、いかがですか。
町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)
縄文文化につきましては、日本の歴史と文化の成り立ちを知る上で、欠くことのできないものであるだけではなく、自然と人間が共生し約1万年もの長きにわたって営まれました高度に発展、成熟した文化、こういった世界史上希有な石器時代の文化、こういったものを先ほど言いましたように、広く情報発信に努めながら、広く周知を図ってまいりたいと考えてございます。
議員の質問 9番 板垣正人
そのとおりやっていただきたいと思います。昨日もいろいろな部分で質問ありましたけれども、例えば人口減少も含め、また財源が足りないとかということ含めて、良い話があって、それが本当になったとすれば、やっぱり人口減少なかなかうちらの遠い洞爺湖町という田舎の町、ちょっと生活するのに大きな町と違って、例えば買うところがあまりないとか何とかと若い人なんかよく言いますけれども、そういった環境、人口増加というのはなかなか望めないのかもしれないけれども、交流人口を増やすというのは、これはすごい、ほかの町より絶対できる要素というのはあると思うのです。交流人口だって、それが人が行き来して、そこでいろいろな人が交流していくことによって、やっぱり一つの財産にもなっていくでしょうし、財源的にも少しはこの町のためにも税収としても入っていくだろうしということで、交流人口を増やすということは、世界遺産も本当は本気になって、うちの町だけではないから大変なのですけれども、そういう努力をされていくべきだと思いますけれども、そういう形の中でやっていただきたいと思います。関連して2番目に移りますけれども、町として景観条例が必要と思うが、町の考えはと、突然出てくるのですけれども、これはある人に聞くと、そのものの詳しい方に聞くと、こういう世界文化遺産とかこういうものを指定してもらうには、町としての景観とか条例も必要ではないかという話が聞いたことがあります。それでたまたまここに、私たち13人いる全議員が、先日、姉妹都市の箱根町にお邪魔させていただいたときに、向こうの景観条例があって、箱根町の景観条例、勉強させていただきました。そのときに世界遺産のことも含めてですけれども、当町としてこういうものがあったほうが絶対良いのだろうなと。もちろん国立公園内だし、国立公園も有していますし、また、海があり山があり自然が、ましてやジオパークという指定されている地域でもありますし、そんな中で私ども箱根の町へ行ったときに一番感じたのは、なるほどなと思ったのは、住民とのかかわり方だとか、それに対しての行政のあり方、また補助金だとかそういうことも勉強させていただきました。もう一つは、箱根なら5地域に分けて、湯元地域なら湯元地域の景観はこうしますとか、仙石原なら仙石原地域の景観をこうしますとか、あと箱根地域、宮城野地域、温泉地域、5つあるそうなのですけれども、当町で言うと、本町地域と温泉地域と洞爺地区地域みたいなその中でそれぞれ、全く同じことではなくても今あった歴史とか情景だとか文化とか、同じ洞爺湖町といえどもそこそこ違うわけです。それを大事にしながら、景観も含めて検討していったら良いのではないかなと思ったのです。私は、箱根町に行ったときに。それが、今度世界遺産登録のときにも、条件の景観条例も持っている町ですよとなれば、良い条件に少しはなるのではないかと思うのですが、その辺の考え方、いかがですか。
町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)
平成30年7月に、北海道・北東北縄文遺跡群が世界遺産登録の前提となります国内推薦の決定をした際に、文化庁・文化審議会からユネスコの諮問機関による審査などに備えまして、いくつかの課題が示され、その一つとして構成資産を持つ各市町における資産の保全に伴います景観計画等の策定を整えるように示されたところで、策定に向けた取り組みが必要と認識しております。今後、貴重な資産を保全するための各種方策を進めていくことになります。しかし、洞爺湖町は、ほかの地域と違って、入江貝塚並びに高砂貝塚は住宅地域内に位置しておりますところから、他の地域と統一的な対応とは、別の課題もあろうかと思います。資産の保全はもとより、住民の生活への影響等も考慮していかなければなりません。住民説明などを通して、住民及び事業者に理解をいただきながら、地域の合意形成も必要となるものと思っております。そのためには、一定程度の期間が必要ではないかと考えているところでございます。景観計画等の策定においては、専門的な手法なども求められますところから、町長部局との連携はもちろんのこと、議会議員の皆さんとの協議、道、あるいは関係機関の助言などをいただきながら進めてまいります。なお、既に道の主導によりまして、11月、12月に関係する担当者会議が開催されることとなっておりまして、社会教育課とともに景観計画にかかわるところから、町長部局の建設課から職員が出席しているところでございます。
議員の質問 9番 板垣正人
初めて聞きましたけれども、進めていると、これからも景観条例に関しては進めていきたいと。多少、ほかの地域と若干違うので、時間はかかるかもしれませんけれどもという前置きありましたけれども、せっかくなので私、箱根も参考に行ってもらいたいなと思っています。要するに地域地域に分けた感じと、ただ一律全部はなくて、そういうことは大事だと思います。また、本町地域は本町地域で高砂貝塚のあるところというのは、住宅街だということも確かにわかっておりますし、その辺も住民の方にも説明とか納得とかいろいろなことあると思いますけれども、含めてどういった形が一番良いのかということは、条例の中につくっていただきたいと思います。前向きには実際もうやりますということなので、これは様子を見ながら私は見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次へ行きます。