みんなの議会

洞爺湖町議会 平成30年6月会議 2018年6月19日

「商工業振興を進めるための1条として、国、道、また町などが、また商工会等が実施している助成金、また税制、融資制度などが町が一元化して事業者をワンストップで支援するべき」

2018年6月19日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が質問し、産業振興課長 佐藤孝之、総務部次長 皆見亨、福町長 森寿浩、企画防災課長 佐野大次、経済部参与 武川正人、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
板垣正人 議員
答えた人
産業振興課長 佐藤孝之、総務部次長 皆見亨、福町長 森寿浩、企画防災課長 佐野大次、経済部参与 武川正人、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 板垣正人

おはようございます。9番、板垣でございます。通告に従って、一般質問をさせていただきますけれども、町長においては、今回、議会で各議員から言われておりましたけれども、本当に再選、おめでとうございます。大変な選挙だったとは思いますけれども、当選したのもつかの間、大変嬉しかったと思いますけれども、これから4年間が、また大変なことがたくさんあると思います。また、今回も議会の中で各議員のほうからも、上げられたり下げられたり、いろんな忙しい思いもしたと思いますけれども、これから4年間、本当に町民のために真屋町長が先頭を切って、本当にすばらしい洞爺湖町になるための礎を築いていただきたいと思います。それでは、質問に入らさせていただきます。初めに、今回は町長がこの間出した平成30年度町政執行方針ということで、多岐にわたっていろいろ書かれておりました。これを読んで、私、これを中心に質問したいと思います。まず初めに、商工業振興を進めるための1条として、国、道、また町などが、また商工会等が実施している助成金、また税制、融資制度などが町が一元化して事業者をワンストップで支援するべきと思うが町の考えは、ということで、通告はこうなっております。この質問、今回、町政執行方針の中でも出ていましたけれども、商工業者に対しての支援とか、たくさんいろんな部分で角度が出ておりました。それで、私、今回、この質問に際して、ある町民というか、ある事業者の方からちょっと相談を受けまして、商工会に行ったら商工会に行ったなりで、商工会のわかっている範囲のことは教えていただけるけれども、町は町でまた、向こうのことは商工会じゃないかとかと、そう言われたことがあると。町のほうに聞くとそんなことはないと言うのですけれども、そういって言われたことがありまして、これ、町としていろんな国の制度、ありますよね。融資の制度だとか、税制がこれだけやれば税制が優遇されますとか。たまたま私など、私の所属している公明党のところで、中小企業応援ブックというのを今回つくったのです。これ見ると、国のことやら、町がやることやら、今、融資、小規模事業者向けの融資制度だとか、また、税制優遇だとか、いろんなことが書かれてあります。恐らく、これ以外にもまだ町としてもいっぱいあると思うのです。そういうことを町の担当のほうでそういう事業者が相談が来たときには、全て、そこで大体説明できるというか、理解してもらえるとか、また、そこでわからないことは別な、例えば国なら国の組織のほうに相談してあげるとかというようなことをしてはどうなのかということに対して質問でございます。そういうことをやっていただければ、洞爺湖町の事業者の方々も、商工会といっても商工会入っていない方もますし、いろいろいます。その中で、商工会が今6割くらいですか、事業者が入っているのが。うちの町として。4割以上の方は入っていないということもありますし、そういうことも含めて、こういう町の担当として、こういうものを教えていただけるような場面をワンストップしたらどうなのかと思いますが、その辺は町の考えとしてはいかがでしょうか。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問でありますが、国や道の補助制度、融資制度、これはいろいろ制度がございます。それで、わかりづらい面もたくさんあるのですが、利用について、各事業所でそれは判断するというのも大変だなということは感じております。どこの機関のどの制度に該当するのかなど、なかなか自分で判断するのが難しい部分があるのかという感じは受けております。議員よりご提案がありました、産業振興課がワンストップの窓口となって対応するということでございます。これについてですけれども、今までも窓口のほうに来られた方につきましては、その内容に応じまして、例えば中小企業総合センターですとか、あるいは中小企業庁の北海道よろず相談所などの紹介なども行ってきたところでございます。中身によっては商工会のほうも詳しい部分もありますので、商工会のほうに紹介したこともございますけれども、相談者にとっては、やはり不安な部分があるのかなというふうに思っております。どこにどのような相談をしていいのかわからなくて、例えば補助金自体を諦めてしまうことがあってはならないというふうに思っておりますので、商工会とも連携をとって、各種補助制度の整理等を行って、商工会とも今後、今まで以上の対応について、前向きに検討はしていきたいというふうには考えております。ということで、今後相談の窓口ということで、その一本化については、商工会とも相談しながら検討していきたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

今、課長の答弁、そのとおりやっていただければと思います。結構、もったいないという、わからないばっかりに利用できなかったという方もいるとその方は言っておりましたけれども、もったいないというか、そういうこともありますので、やっぱり町としてそういうワンストップ化して相談を受けますよということにしていただきたいと思います。また、もう一つ、そういう制度があること自体も知らないという方もたくさんいますので、例えば新しい制度ができた場合、国の制度、例えば今年と来年しか使えませんという制度なんか、たまにありますよね。その、単年度とか。そういうときも、その情報を得たとき、町広報誌だとかホームページだとかでも結構ですので、逆に周知をしてあげる。こういうものが今ありますよだとか、こういうものができましたよとかということが、周知をするも大事なのではないかと思うのです。そんなような考え方でいかがでしょうか。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

制度に関しての周知ということでございます。今、議員もおっしゃいましたように、制度の内容がすぐ変更になったりとか、あるいは単年度で終了するという、そういう制度もたくさんあると思います。これについて、これはやはりいろいろ情報の収集しなければならないという部分もありますけれども、これについてはできる限り漏れないような形で収集をしていって、なるべく、商工会ともいろいろと相談しながら、これ、町のホームページ、あるいは商工会のホームページにもこれらを載せられるような形で今後検討していきたいというふうに思います。

議員の質問 9番 板垣正人

今、答弁のとおりやっていただきたいと思います。先ほども話しましたけれども、せっかくある制度が利用されないで、たまたま自力でやる方もいると思いますけれども、せっかくある制度であれば利用した方が得だと思います。町民もそれで事業者としても一歩進めるわけですし、だからそういったことを町として真剣に考えて、商工会とともにやっていただければと思います。この1番については、以上で終わります。次、(2)で人口減少の中、今まで以上の子育て支援が必要と思うと、出産祝い金の拡充などをすべきと思うが町の考えはということで、今回、町政執行方針の中でも、これも子育てのことについていろいろ書かれておりました。心豊かに子どもを育むまちづくりと、言葉は大変立派だと思います。子育て支援についてということでいろいろ町政執行方針に書いております。例えば保護者や地域住民が一体となって支えていく取り組みを推進しておりますとか、そのほかにもたくさん書かれております。あと、これから子育て世帯の経済的負担の軽減を図りながら未来を担う子供たちのすこやかな成長を支援する、推進していきますとか、そういう言葉が書いておりました。これを読んで、本当に子育て、昨日、一昨日の話からも、過去の議会からもありましたけれども、要するに、当町の人口減少ということも、本当に大事な問題でございます。これも各議員が質問しておりますけれども、その中で今回絞って質問したいと思います。まず、出産祝い金のときに、町として地域振興券的に子育て応援商品券みたいな感じでお渡ししております。1子目が5万円、2子目が7万円で3子目が10万円という、その中でやっています。それの充実も含めて、もう一つは、子育て応援というか、その中でいろいろ、北海道でもいろいろされております。その辺のことも、町としてどのような対応をされているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 総務部次長 皆見亨

今、北海道で実施をしております子育て支援策等についてご質問がいただきました。まず、北海道では、どさんこ子育て特典カードというものを妊娠中の方、もしくは小学生以下の子供がいる世帯に特典カードを配付をいたしまして、子供と同伴で買い物や施設などを利用する際に特典カードを提示することによりまして、協賛店舗のご好意によるさまざまなサービスを受けられる子育て家庭を支援、応援する取り組みを実施しているところでございます。この事業は、平成28年4月に北海道を含む全国の47道府県で実施しており、全国規模で事業を展開しております。協賛店舗であれば、47道府県のどこの店舗でも利用することが可能でございます。現在、当町では2店舗、具体的に申しますと、サッポロドラッグストア様、それからグリーンステイ洞爺湖様が協賛店舗として登録をしており、商品の5%割引や使用料の10%割引などを実施しておりますが、町内外での店舗で利用できる店舗名並びにサービス内容等につきましては、北海道のホームページでお知らせをしているところでございます。なお、町では、特典カード利用の対象となる世帯は、平成28年5月に404世帯全てに個別通知により周知を図り、その後は、第1子の妊娠届けを行った方に、母子手帳の交付とあわせて健康福祉センターにおいて配付をいたしておりますが、再度、利用者対象者への周知とあわせまして、協賛店舗の新たな開拓といたしまして、例えばホテルや旅館などの協賛店舗登録など、事業者の理解を図るべく、町のホームページや、町広報誌などを活用してお知らせをしていく準備をただいましているところでございます。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

今、子育て、道でやっているどさんこ子育て支援というのがあります。それ、昨年からかな、どこかの市がやったのは。結局、子育て支援の方がカードをいただいても、今、課長の答弁だとこれから当町としてもいろんなホームページ等で事業者を募りたいというのがありますけれども、それを私が言いたかったのです。その、結局、カードもらって、子育て支援カードありますよ、でも使うところがないという場面がこう、一、二年続いているわけです。それは、せっかくいい制度なので、やっぱり、ちょっと例えば食事する、ちょっとどこかへ遊びに行く、ちょっとものを買うにしても、5%でも、その町によってはポイント倍つけますとか、この辺で一番盛んなのが、室蘭市あたりみたいなのですけれど、室蘭市といってもとにかく輪西町って、ワニポイントだとか、そういうのがたくさんつけますとかというやつを見たことがありますけれども、残念ながら西胆振の方ではあまり、なかなか事業者が参加していないということ、というか知らないと思うのです。基本的にこの制度を。だから、その辺を今、洞爺湖町として、今課長言ったとおり、どんどん宣伝して事業者をたくさん募っていっていただきたいと。そうすると、その本当の子育ての関係で少しでも、本当にわずかかもしれないけれども、少しの支援にはなっていくのではないかと思います。その辺で、具体的にこれを、何ていうのですか、支援の呼びかけというか事業者に対しての声かけというか周知というか、それ、いつ頃までにどうしようとしているのか、また、商工会とか通してやるのか、その辺もちょっとお聞きしたいと思います。

町の答え 総務部次長 皆見亨

私が今、答弁いたしました内容につきましては、これは47道府県全て共通のお店で使えるお話でございまして、北海道ではこのほかに市町村の当該地域内での使用に限定をいたしました地域協賛店の登録、これも収集してございます。近隣市町村では、今、議員がおっしゃいました室蘭市、ここにおきまして、84店舗が地域協力店に登録をしているというような状況でございます。地域振興策にも一環にもなるというふうに私も思っております。反面、個々の商店の負担も生じますことから、先進地である室蘭市からのご意見等をお聞きをし、商工担当課や商工会並びに関係機関と十分協議を行いまして、時期等につきましては、これからの協議の内容等になりますけれども、まずは方向性につきましてさまざまな方々からご意見をお伺いしたいというふうに考えております。

議員の質問 9番 板垣正人

そういうことで進めていっていただきたいと思いますけれども、基本的に参加する側は了解して参加するだけですから、会社とか商店とか個々のお店の負担とかそういうことをあまり考えなくていいと私は思います。もしそれが嫌だったら、参加しないのですから。そういう子育て支援とか、5%とか2%とか、何かサービスするというのが特典をつけるのが嫌な業者であれば、恐らく参加しませんので、どんどん周知していって、私はそれで参加店をどんどん募っていったほうがいいのではないかと私は思っております。その中で、それはみんな恐らく全国的にこの展開は広がっていくと思います。北海道ももちろんそうですけど。そういった中で今回、先ほど当町独自でやっている出産祝い金のことですけれども、これをもっと充実するのと、もう一つは、子育て世代というか子育て世代限定の地域振興券的な、例えば年に1回でも2回でも、例えば、いつもだったら上限3万円くらいでやっていたプレミア10%とか20%とかをやるのですけれども、そういった感じの商品券的、地域振興券的なものを子育て支援限定に販売というか、そういう方に例えば3万円分買ったら3,000円がプレミア分つくとか6,000円つくとか、そのくらいでも本当にありがたいと私は思います。そういった中で子育て支援という部分でそういう、町の考え方としてはそういう考え方って、私は提案したいと思いますけれども、町の考え方はいかがなものでしょうか。

町の答え 総務部次長 皆見亨

当町では、先ほど議員がおっしゃいましたとおり、平成27年4月より出産された家庭の生活の一助といたしまして、心ばかりのお祝い品といたしまして、第1子には5万円、第2子には7万円、第3子以降10万円分の子育て応援商品券を支給しております。財源といたしましては、平成27年度は、地域創生交付金を活用して実施をし、以降はふるさと納税を財源に事業を継続しておりますが、出産されたご家庭からは大変好評をいただいておりますとともに、地域経済振興の一環に大きく貢献をしているものと感じているところでございます。議員からご提案の子育て世帯に限定したプレミアム商品券の発行につきましては、子育て世帯への経済的支援、地域経済対策のほかに、移住定住対策にもなり得るものと考えておりますが、実施に当たりましては商工業者のご協力が不可欠であり、商工担当課とも連携を図りながら、現在、まちづくりを行う上で重要な位置づけとなりますふるさと納税の拡大を目指すことを目的といたしました、ふるさと納税の推進に向けた町民会議を設置する予定としており、そのような場におきましても十分協議を行い、今後検討してまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

検討していきたいというのことで、ぜひこれ、やっていただきたいと思います。ということは、町長が言う、よく財源が、財源がって、お金の話になると渋い顔になるのですけれども、例えばこういうことをやって、例えばですよ、200世帯の人にこれを売るという。3万円で600万だと。600万で1割なら60万です。2割とすれば120万。120万円のプレミアの部分を、例えば町単独ではなかなかできないとなったら事業者にもまた2%でも3%でもお願いするかとかというような格好もできると思いますので、なんとか子育て支援、当町としては子育ていろんなことをやっていますけれども、特出したものはあまりない。ほかの町もやっていることが多々あるので、何かそういうことも含めて、当町はこういうことをやっていますよということでやることがやっぱりある程度、先ほど課長も言いましたけれども、定住だとか移住だとか、またこの町の元気になる。またこれは、地域の事業者にとっても大変いいことなので、今まで伊達に買い物に行っていたのが地元で買い物ができるとか、そういうこともありますので、ぜひやっていただきたいと思います。もう一度、答弁をお願いします。

町の答え 福町長 森寿浩

今、議員からもお話をしていていただきましたけれども、洞爺湖町は洞爺湖町なりに、最近、中学生の医療費無料化、あるいはインフルエンザワクチンの助成、あるいは昨年から始めました保育所の保育料の半額助成ということでいろいろやっているところでございます。やはり、今の減少、人口減少そして少子高齢化、こんな中では子育て支援を充実していくというのは大変重要な課題だと思っております。それぞれの町がそれぞれで努力して、例えば隣の町では高校生まで医療費無料化だとか、いろんな策があるというふうには思ってます。それで、それを充実させていくのか、あるいはうちの場合は高校生まではあまりないですけれども、洞爺高校の後、なくなった後、少し交通費の助成とかそういうこともやってますけれども、そういった子育てというのはやはり高校生までもいきますし、現状ではただ、皆見次長がお話しましたように、やはり一回手をつけると継続しなければならないという意味では財源を探さなければならないということもあるかと思います。途中でやめるわけにもいきませんから、継続してやるためには財源を探すということの中では、やはりふるさと納税自体がそれほど私たちの町も多くはないのですので、ぜひ、これを増やすような形で努力をさせていただいて、そういった中で全体的な子育て支援というのが、当然まちづくり総合計画2期目にも載っておりますし、トータル的に考えて、少しずつでも進めていきたいというふうには考えております。

議員の質問 9番 板垣正人

今、副町長言われたとおり、財源だとか大変だと思います。しかし、その中でも知恵を絞っていろんな部分でやっていただきたいと思います。この件についてはこれで終わりますけれども、人口減少と、本当に子育てというのは対でだと思っております。私も過去にここで質問をしたときに、まだ洞爺湖町には住んでいたいけれども高校がどっちみち伊達になるしとか、部分で移住される方が、洞爺湖町から移住される方が多い。また、中学校に入っても部活がなかなかできないから、大きい学校に行きたいから都会のほうに行きたいとかという方が結構いますので、そういった中で少しでも定住対策の一助として、我々ができることというのはこういうことぐらいしかないのかもしれないけれども、ぜひ、前向きに検討していただいて実現していただきたいと思います。次ですね、3番目です。町の基幹産業である水産業振興について伺いますということで、今、ふるさと納税云々という話ありました。当町では、ふるさと納税の一番人気ある商品はホタテという話を聞いております。ところが、近年、去年、一昨年、今年ですか、なかなかホタテの状況があまりよくないような話を聞いておりますし、原因がどうなのか、いろんなことが国とか道とかいろいろやっているみたいですけれども、まだわからないというような状態だと思います。その中で、今回、このままにしておいてずっとその、何ですか、今のままでずっといいのかというふうになったら、私、またちょっと違うのではないかと思う意見もありまして、あえて今回こういう質問をしましたけれども、町としては今のこの基幹産業である水産業というのは、どのように考えていらっしゃるのか、まずお聞きしたいと思います。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

当町の漁業について、どのように考えているかということで、基幹産業ということでございます。これはやはり一番懸念されるのは、漁業が衰退するということでございます。これは現在、漁家戸数が34戸で、そしてホタテ養殖漁家ということになりますと28戸ということで、年々減少しているというような状況でございます。それで、今までもいろんな歴史の中で振り返ってみますと、昭和52年のホタテ貝の大量へい死ですとか、それから海賊による出荷規制、また景気変動に伴う価格の暴落ですとか、あとはザラボヤ等の付着物の大量発生など、漁業者は大変厳しい状況を何度も繰り返しているというような状況でございます。それで、生産者としては、いろんなそういった不安な部分もあるということから、やはり後継者もいないということで、親としては子供に継がせたくないと、こういう状況であれば継がせたくないというような気持ちもあるのは事実ではないのかなというふうにも考えております。それで、やはり、今大事なことは、今議員もちらっと触れましたけれども、やはりホタテの、なぜこのような状況になっているのかという、やはり原因究明が一番、まず、しなければならないということで感じております。それで、このままの後継者もなくて漁業を衰退させることのないように、そういった不安の部分を取り払わなければならないという状況なのかなというふうには思っております。それで、そういったことをまず、きちんとした方向性といいますか、そのホタテの原因究明をまず足がかりに、今後衰退しないような形をきちんと求めていかなければならないというふうに考えてございます。

議員の質問 9番 板垣正人

そのとおりにやっていただきたいと思います。先ほど、2番のほうに触れますけれども、ふるさと納税ということを考えても、当町では一番人気がホタテだと。そんな中で、それが例えばなかなか厳しくなってくると、そっちの方も厳しくなるのかなというような感じもしますし、町全体にかかわってくる問題ではないのかと思います。それが今、課長のほうからもお話ありましたけれども、海の中がどうなっているのかということも含めて、これ、町だけでは、単独でできるわけでもないですし、過去にも国、環境省とか何とか、いろいろ調べたデータなんかもちらっと見たことがあります。昔のデータですけれども。ありますけれども、なかなかわからないと。ただ、できることって何だろうと自分で考えた場合、例えば海を汚さないというのがまず一つだと思います。今回も漁業対策で町政執行方針の中で町長も触れていますけれども、例えば付着物のそういう処理だとか、ごみ処理としてそういう部分で負担を町でして負担していきますというようなお話もありますけれども、それももちろん漁業者にとっては大事なことかもしれませんけれども、まず海を汚さないというのが前提なのかと。それには何か今、いろいろとお話を聞くと、噴火湾のこちら側の漁組と向こう側の漁組のやり方が違うとか、面積が違うとか、いろいろあるみたいですけれども、その中で噴火湾一つを統一というか、ルール的に何か一つにできないのかと。素人考えなのです。ただ、人間ができることですから、要するに環境だとか自然というのは、もう人間がどうしても立ち行くことができませんけれども、海を汚さないようにしようというのは、やっぱり人間ができることなのかと思います。その辺で、この噴火湾一つぐるっとお話し合いというか各漁協の探査の漁協同士で話し合ったり、また漁業者と各個人個人で話し合ったりして、やっぱり海を汚さないということを徹底していただきたいと私は思っております。その中で一つ何かの結果が出てくるのかなと思いますけれども、そういった考え方というのはいかがに思うのでしょうか。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

噴火湾の中には、渡島、胆振を含めて漁業、ホタテ貝漁業が盛んであるということでございますが、この中で、まだ胆振と渡島をつなぐ協議会組織というのもございます。これは、噴火湾ホタテ生産振興協議会という協議会なのですけれども、この中には胆振、渡島の振興局、それから漁港、市、町からなっておりますけれども、この中でいろんな対策なども検討しております。例えば昨年、一昨年ですか、台風の被害のときもこの協議会が一体となって国、道に要望しているというような、そういう協議会組織でございます。その中で、いろいろ、例えば胆振のほうからも、胆振のほうは、例えばいろんなごみの、例えば沖洗いをやったときにはきちんとごみの回収は行うと。そういうことで胆振は徹底しております。そういうことで、それぞれの、胆振、渡島でいろんな話し合いの中で、今後海を汚さないようにというような取り組みを今後進めていかなければならないということで考えております。その会議の中にも、胆振側からもいろんな提案もされておりますし、今後、そういう形で胆振、渡島両方同じ考え方で進めていかなければならないのかなというふうには思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

今、課長の答弁だと協議会があるということで、その協議会というのは年にどれくらいやっているのか。それとも緊急的なときにしかやらないのか、定期的なものなのか。その辺、ちょっと確認したいと思います。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

この協議会は、協議会自体総会は当然やりますけれども、その部会というのもありますので、その部会の中で、例えばいろいろと取り組みを行っております。例えば、去年、一昨年の場合でしたら、いろいろホタテのPRのための看板の設置だとか、そういう噴火湾一体となったそういう設置だとか、そういったことの協議だとかいろいろそのホタテの振興、それからホタテに対するいろいろな問題点の協議だとか、大体年2回、協議会としては、その部会としては年2回ほど行っております。

議員の質問 9番 板垣正人

年2回やっているということなのですけれども、年2回やればいろんな話もできると思います。やっぱり、その悩みどころというのは結構同じだったりすると、とにかく災害なんかが起きると同じだと思いますけれども、このへい死が多いとか、ホタテに関して言えばへい死が多いとか、また、海の底がなかなか汚れているのではないかとかというお話も聞きますけれども、そういった問題も含めて、要するにこれ以上汚さないという、海を。まず、人間ができることはまず一つ、それからかなと思います。沖洗いのときも、こっちのほうはごみはこっちで持ってきて全部捨てて、海に捨てないで持ってきて処理をしているというお話ですけれども、こっち側はということは向こう側はどうなっているのかと思うのです。その辺は言っていいのか悪いのかわかりませんけれども、その辺も含めて、確認しながら、やっぱりこの噴火湾は、人間の目から見たら結構広く見えますけれども、これ、太平洋から見たらまた本当に池みたいな小さな湾なので、やっぱりこれはみんながこう、そこに住んでいる人が、使っている人が、また漁業者が中心となって、やっぱり汚さないということが一番大事かなと私は思っております。その辺で、協議会の中でやっぱりそういう話も、ぜひしていただきたいし、また、そういう協議を過去にしたことがあるのかないのかということも聞きたいと思います。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

私が聞いたところによると、私来る前にも一度、産業課に来る前に、噴火湾の底をさらえないかというようなお話もあったということで聞いております。それは、国も混ざって、いろいろある程度これだけ必要なことだなというような話もあったということで、その協議会の中でもいろいろ詰めていったというお話は聞いておりますけれども、結局、最終的にはそれができなかったというお話を聞いております。今後、今議員のほうもおっしゃいましたように、その辺も含めて、何かやはり可能なそういった対策といいますか、そういったものをやはりみんなで知恵を出し合って今後検討していかなければならないのかというふうに思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

本当に、今から手をつけるというか、遅いくらいなのかもしれませんけれども、本当に、せっかく自然の恵みがそこにあって、その恵みを生かされなかったら我々人間が何をやっているんだということになると思いますので、その辺やっぱり、自然にはかなわないです。自然にはかなわないけれども、でも何とかできる、何かできることはやっていただきたいと思っております。これは、町単独でできるような事業ではないので、これはまた議会側としてもやっぱり国や道とか、いろんな部分でお願いしなければだめな場面はお願いしてということで考えていかなければいけないということは私も個人的に思っていますので、これからも、せめてこの協議会くらいのときには、年2回の協議会のときには必ずこの話題というか、こういうものを出していただきたいと思います。次、4番目に移ります。公共施設、庁舎避難所などに無料Wi-Fiを設置すべきと思うが町の考えはということで、昨日も大阪で急に、今まで地震がないようなところで震度6の地震があったり、それで4名の方が亡くなって、本当に大変な思いをされたと思いますけれども、また、その前に群馬県でしたか、震度5弱だとかと、もう本当に立て続けに、何か今まで地震がないところが急に地震がなってみたり、ということは今、この日本の国の中というのは、いつ何どき、何が起きるかわからないという状態だと思います。それで、今回のこの質問ですけれども、この質問を出したときには昨日、一昨日の地震はなかったのであれですけれど、当町はやっぱり、津波被害と噴火被害と。これが一応メインと、メインというか一番可能性が高いのかと。その中で、有珠山噴火というのが30年に1回とかとよく言われていますけれども、そこそこ年数も経ってきております。その中で、いざというときに避難所にWi-Fiというのですか、今、洞爺湖温泉街ではWi-Fiあります。やっぱり、外国人の観光客の方、日本人も含めて、やっぱり結構、かなりの人がスマホを持って携帯持って、やっぱりいろんなことをされていますけれども、そういった中で、やっぱり、これからはここにいる世代の中で職員のほうが年若いですけれども、この人方よりも若い世代は必ずスマホの世代ですから、私はあまりそれは知らないんだというのはここにいる何人かだけで、これからの人はスマホがあって当たり前で、持っていて当たり前で、Wi-Fiなんかやって当たり前でという世界で、今も生活し、これからも生活していくと思いますけれども、そういった世代も含めて、やって、またもう一つは、今外国人観光客も結構来ており、たくさんいます。もし、何か災害があった場合には避難所誘導とか、例えばなった場合、やっぱりそういう施設というのが必要だと思うのです。その辺は町としてどういうふうに考えているのかお聞きしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

避難所に対しますWi-Fi整備の状況でございますけれども、地域防災計画における避難所は、現在42カ所となっております。平成28年度に洞爺中学校において、総務省の公衆無線LAN環境整備支援事業を活用して、Wi-Fi整備を実施しております。現在の整備状況は、この1カ所となっております。大規模災害発生時の避難所におけるWi-Fiの通信体制の整備といたしましては、国の防災計画において、各通信事業者が指定公共機関に位置づけられているため、通信事業者の役割として整備いただくこととなっております。未整備の41施設のWi-Fi整備につきましては、この通信体制の整備により大規模災害時のWi-Fi通信環境を整えることとしているところでございます。

議員の質問 9番 板垣正人

今、課長の答弁だと、業者がいざとなったときにWi-Fiを整備するということなのですか。そこだけもう1回確認します。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

こちらの避難所に対するWi-Fi整備につきましては、指定公共機関ということで、docomoですとかauですとか、そういった通信事業者がこの機関に当たるのですけれども、大規模災害発生時の避難所の通信体制の確保につきましては、こういった指定公共機関において整備いただくこととなっております。

議員の質問 9番 板垣正人

ということは、大規模災害時といったら、例えば大地震だとか、例えばそういうの起きたら、洞爺湖町中心でないですよね。例えば、有珠山噴火とすれば、洞爺湖町中心になるのか、洞爺湖、伊達ぐらい、壮瞥ぐらいになるのかと思いますけれども、そういったときに、緊急的にその業者は、指定業者というか、その方々はすぐ避難所に対して早急にというか、早急にそういう設備を整備をしていただけるのか。それともしばらく待ってもなかなかできないとなるのか。その辺の確認というか、その辺はどうなっているでしょうか。

町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)

当町災害発生時におけます通信体制の整備でございますけれども、こちらの指定公共機関におきます整備につきましては、72時間というところを目安に設置をしているところでございます。例といたしまして、2016年、2年前の鳥取の地震の際には、この通信事業者が実際この通信体制の整備をしており、地震発生のその日に既に避難所に整備がされているところでございます。当町における大規模災害の関係でございますけれども、こちらの災害救助法ですとか、そういった国の基準におけるそういった災害救助法の適応が合った場合については、当然大規模災害ということになろうかと思いますので、その際には国のそういった指定公共機関における通信体制が整備されるものとして考えております。なお、今回通信事業者におきましては、NTTdocomoに確認しており、そういった災害発生時の対応については、この指定公共機関の役割として設置いただけるという部分も確認しているところでございます。

議員の質問 9番 板垣正人

そういうことがあるのであれば、そのようにしていただきたいと思いますし、本当に今後、これからの人に、本当に、我々世代より若い人であれば本当にWi-Fiがあって当たり前というか、もう、スマホが依存症の方もいるみたいですけれども、基本的にはスマホ世代というか、それ以上またいいものが出てくるかもしれないけれども、基本的には、その電波の関係だとか、そういうのはWi-Fiが今一番なのかなと思って今回質問させていただきましたけれども、そういう業者がいて、72時間以内にですか、に、設置していただけると。災害の規模にもよると思いますけれども、例えば有珠山噴火災害だとか、であれば、そういうことができるということで確認しておいていいのですね。わかりました。その通りやっていただきたいと思いますし、また、こういうことがほかの町にもいろんな部分で出てくると思いますけれども、当町としては一番災害が大きいと予定されているのは、ハザードマップもそうですけれども、有珠山噴火災害かなと。あと、津波かなと。ただ、大阪、昨日の大阪のように急に地震もくる可能性もありますし、避難所対策ということでたくさんあると思いますけれども、そういうことも含めて、避難所の対応はきちんとしていただきたいと思います。次です。最後の質問になります。ジオパークの地域活性化を目的としたジオパーク関連事業を伺いますということで、このたびの町政執行方針の中でジオパークのことも出ておりました。ジオパークというと、今回、予算でもありましたけれども、いや、予算ではない、いろいろと話もありましたけれども、専門の人材を雇うというか配置しなければいけないという状態になっていて、聞くところによるとこの間の首長会でも、首長会というか、首長、各1市3町の首長さんも了承したということを聞きました。それで、専門員の方が配属されるのかとは思いますけれども、そのときに、町の話です。町民の話ですけれども、そういう人を呼ぶことによってやっぱり数百万というか、結構なお金がかかるでしょうと。それで、ジオパークってそんなにお金かけていいの、みたいな話もありますし、だからそこの専門員とかいろんな部分でいろんな費用とかかかるのであれば、やっぱりこのジオパーク自体をもっともっと、アピールというか、名前を利用して、この当町が少しでも利益をこうむるような、利益というか、少しでもいい状態になっていかなければよくないのかと思っております。今まではただ、4年に1回審査があったり、また、町中にのぼりを立てたり、ジオパークの、きょうも着ていますけれども、ポロシャツ着たり、だからそういうようなことでアピールはしていますけれども、なかなか町民自体にジオパークで潤っていますよとか、ジオパークがなってよかったですという話はあまり聞かないので、その辺のことをこれからやっぱりどんどん、要するに業者なり農業、漁業の方も含めてジオパークということで、担ったからこういう場面で例えば付加価値がついて商品が売れるようになったとか、そういうものがないのかなと私は思ってますけれども、その辺のことは町としてはどういった考え方でいるのでしょうか。お聞きします。

町の答え 経済部参与 武川正人

洞爺湖有珠山ジオパークは貴重な地質、資源と火山を中心とした減災教育やさまざまな取り組みが高く評価されまして、日本ジオパークとユネスコ世界ジオパークの認定を受けてございます。しかし、2015年のユネスコの正式事業化に伴って、基準が厳格化されて、結果としてユネスコジオパークは2年の条件付きの認定となってございます。このような状況の中、今後、世界審査でのユネスコからの指摘事項の解決に取り組みつつも、ユネスコ世界ジオパークの豊かな資源によって、国が新たな政策の切り口として打ち出します都市住民等との新たな関係性によって継続的につながりをもつという、関係人口の増加、これを目指していきたいというふうに考えてございます。このため、ジオパークの関連事業を進めていく四つの視点として、一つ目が時代の要請に対応するということでございます。これは一つは減災教育、生きる力の育成ということでございます。平成30年3月に告知されました戦後最大の教育改革といわれる新学習指導要領、これが今後3年から4年の移行期間を経て全面的に実施されること、及び平成32年度からの大学入試センター試験にかわる大学入試共通テスト、これが実施されることに伴いまして、ジオパークを活用した学習が圏域の高校で採用され始めております。ジオパークを活用した学習や教育旅行の活発化の傾向は、今後全国的に広がることが予想れております。ユネスコ世界ジオパークの認定地の役割が増すものと考えております。具体的には、地理総合といわれるものが必修になって、大学の入試の科目になる。あるいは、高校から大学の接続改革と言われているように、高校在学中の活動履歴が大学入試のときに評価されるということで、学習素材としてのジオパークが今、注目を集めているということで、全国の旅行会社等からどういう体験メニューを提供してくれるかというような、学校へのプレゼンテーションを行うネタとして紹介が来てございます。また、具体的にこの圏域では、今の1年生がちょうど大学入試にかかるということで、緑丘含めて、今年度も座学、それから野外ということで150名ほどの子供たちの教育のために座学はうちの職員出ていますし、野外は火山マイスターが六人、七人と出ているという状況が続いてございます。それから、二つ目は、国立公園との連携強化で資源を磨くという点でございます。これは、観光立国を目指す国の政策による国立公園の保護と活用の両立を目指すという国の大きな方向転換から、全国43のジオパークのうち26カ所、うちも含められておりますけれども60.5%が国立公園と重複するジオパークとなってございます。環境省としては、こういう重複しているジオパークとの連携を非常に強めようということで協力体制構築をしてございます。具体的には、当地域でも懸案となっていた西山周辺における特別保護区域の除草、樹木伐採、これが新たに、環境省の方針に基づく区域、これは平成28年、29年、環境省の直轄としてジオパークと連携した地形地質の保全、活用事業ということで、国のほうでお金をつけていただいた方針を立てていただいたというものでございます。私もそれから観光の振興課の参与もこの中に入って、専門家と一緒にいろいろと特別保護区域の活用について、環境省としても配慮していただきたいということで、この方針が出たものでございます。これは、特別保護区域の活用としては画期的なものだというふうに考えてございます。これで、区域を決めて、その箇所についての除草等ができるようになるということで、今、環境省に申請をしてございまして、7月の頭には除草、樹木の伐採等が認められる範囲の中で、特別保護区域でできるということになりますので、この、先ほど申しました、子供たちが来たときに、ジオパークの見所を今まで以上に見せることができる、何度もここに訪れていただける動機づけになるだろうというふうに考えておるものでございます。それから、三つ目がジオパークの恵みを生かす地域外市場とつながるという点でございます。ご承知のように、この圏域自体は多種多様な産物が収穫されてございます。2009年には、JAとうや湖がJA系統で初めてグローバルギャップの認証を取ったということで、クリーン農業の先進的な産地としても注目を集めているものでございます。このことは、ほかにないユネスコジオパーク認定地が育んだここだけの価値の一つだというふうに考えてございます。このような視点から、経済産業省による地域を牽引することが期待される地域未来牽引企業というのが選定されているわけですけれども、道内の企業として、そのジオパークの恵み食材を通じた活動が評価されて、選定されている事業者がございます。ここと今、連携を図ろうとしているところでございます。具体的には、この地域の安全で厳選した洞爺湖町のゴボウ、それからトウキビをはかり売りパンで使用すると。特にトウキビは商品化されていなかった2番かん、及び規格外も使用されるということでございます。お聞きしますと、年間売り上げがこの商品だけで7億ほどあるということで、非常に大きなマーケットでございます。これはもう既に生産加工流通販売の流れを農業生産者、JA、研究機関としてホクレン、それから道立総合研究所、製造販売事業者として確立展開されているものでございますけれども、ここにジオパーク活動を通じて、事業者とユネスコジオパークの町のPRを目的に今つながろうとしているというものでございます。これは非常についていたというか、縁があったというもので、26年、それから28年の過疎の交付金、あるいは地方創生の交付金によって、グローバルギャップの食材、海産物、農産物をターゲットにした18品目の私のところで食材のカードをつくってございました。あるいは、豊岡の鞄の縫製工場と手を結んで、世界に一つだけの仕様ということで、大地のポケットというものをつくっておりました。この制作物がこの事業者の目に止まり、北海道におけるここだけの価値を生み出そうとする考え方も相まって方向性が合致したということでございます。この事業者については、千歳空港を含む28の店舗を道内に持っているということで、ここでの販売等における場合に、このソフト、いろいろなものをつくったもの合わせて連携してPRしていただけるというような方向で、今、進んでございます。今後はセロリ、ギャップで認証を受けているものが、カレーのパンにまた使用されるということで、今、生産現場と非常に信頼関係を深く事業者がつながっておるということでございますので、何とか私のところでも、この町としても、そういう系統の中に組み込んでいただきたい。お互いに付加価値がついて、いい活動ができるだろうということで話をしているところでございます。なお、これについては、従来の地域内の市場との連携というのはもちろんですけれども、域外の市場、地域外の市場とつながる目的としては、地域外の人たちに世界が認めた地域資源をPRすることで、来訪を促す効果的な、最も効果的な方法であるということ。それから、1次産業を初めに、さまざまな分野で外貨を稼ぎ出す大きなきっかけになるだろうというようなことで、今、非常に強く私のところでしがみついて交渉して連携をしたいというお話をしているというものでございます。それから、最後の4点目です。それは、大学との連携で地域力を高めるという視点でございます。これは北海道大学が一つの組織体として、産業界や地方自治体と従来型の連携を越えてともに協働するために、平成27年の4月に産学地域協働推進機構というものを発足させてございます。これは、大学が持つ多様な資源を活用して、自治体への政策提案、あるいは人的かかわりに全学的、あるいは分離融合で取り組むという方針でございます。これは、それぞれの地域が資源が枯渇していっている中で、外部のシンクタンク機能、あるいは大学がもっているノウハウ、それから、いろんなところとのつながり、こういうところを生かしたいという思いでございます。これについては5月23日に、町長がこの機構のほうへ訪問をしてございまして、副機構長ともいろんな打ち合わせをして、何かつながる方法はないか、ユネスコから宿題を出されている点も解決につながる方法はないだろうかということで、今進めているというものでございます。以上でございます。

議員の質問 9番 板垣正人

大変詳しい答弁、ありがとうございます。今、内容聞いたら、いろんなことをやっていて、特に一番興味を持ったのが、大学の教材にもなっていくということも含めて、もう一つは事業者連携である7億ぐらいの会社のパン屋さんですか、何かそういうところに、当町の農産物が出て行くみたいな話もありました。そういうことが大事だと思うのです。今月号の広報なんか読むと、ジオパークで、こう、学問的で非常に、私も全部読んでいないのですけれども、見た瞬間、ん、と、ずっと読むかなとか、ん、というか、興味ある方はそういうのかもしれないけれども、なかなか、一般の方はなかなかああいうのが、なかなか、何て言うのですか、苦手というか、私個人の考え方ですけれども、だけれども、例えば、洞爺のジオパークでの、というかグローバルギャップのところで出てきたトウキビ、それでパンができた、そのパンあそこで売っているから今度あっち寄った帰りに行こうとかって、そっちの方がすごい興味あるような気がするのです。そういうことなのです。要するに、当町としていろんな負担も、新しいその、専門家の常勤とか、雇用をしなければいけないとかあるのであれば、そのほかにやっぱり見返りといったら変なこと、表現悪いですけれども、ジオパークだから、で、出てきたものだからこれだけおいしいものがあるんだよとか売れるものがあるんだよとか、町がいろんなところにアピールしていって、この町が少しでも潤っていうというような、そういうような格好にしていかなければ、ジオパークにもなかなかないなと思っております。要するに、今、課長、いろんな部分で難しい言葉たくさん使われていて、私も半分以上理解していないのだけれども、ジオパーク、例えばジオパークでできたイモとか、ジオパークでできたニンジンとか、ジオパークでできたトウキビとか、だからこれですよ、ジオパーク洞爺湖町とかって。そういう、そのものがどんどんどんどん繰り返しやっていかないと、何か学問的な話をされても、恐らく1時間の講義を聞いても、最初10分くらい聞いているけれども、後は聞いていないとか、みたいなことになると思うので、ぜひ、考え方をこう二つ分けて、学問的なものと、本当にこう事業者の対応、例えば、先ほど、水産の経緯を言いましたけれども、ホタテだってジオパークの中でできているホタテですから、やっぱりそういうことを含めて、安心、安全でおいしいものなのだということを、やっぱりジオパークの名前で、何ていったって日本で一番最初に認定された、世界で認定になったところですから、やっぱりそれはせっかくこれからも認定を続けていくという努力もするのであれば、そういうことをしていかなければなかなか専門的な人だけの一人歩きしているような感覚もありますので、その辺を食べるものだとかそういうもので、少しでも町民の方が納得できるような、わかってもらえるような、ジオパークというようなことをしていただきたいと思いますけれども、その辺の考え方はいかがですか。

町の答え 経済部参与 武川正人

本当に今、議員お話をされたように、何とか学術的な殻を破ろうということで、ここ4年か5年、町長が会長を引き受けてから、洞爺湖町に移ってから、食、あるいはこの地域での恵まれた、本当に唯一無二、あるいはここだけの価値というのを町民の人の理解を得ながら、その生産の現場ともつながってやっていこうということでやっておりますので、これからもっとそういう意味で力をいれて、農業であり、観光でありという各分野、庁内の中でも横断的に検討しながら進めていきたいというふうに思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

イモでもニンジンでも、北海道、どこでもあちこちつくっています。どこの食べてもおいしいです。この辺の羊蹄山麓を含めてずっといろんなところ、ありますよね。どこで特色つけるかといったら、うちの町はジオパーク。ジオパークでできた、土地でできたニンジンだとか、イモだとか、いったほうが長イモだとかね、言ったほうが絶対付加価値がつくのではないかと。味、おいしい、おいしくないというのは好みもありますけれども、でも、北海道でできるものは、もっと安心で安全な本当はどこでも食べてもおいしい食材がたくさんありますので、やっぱりその分差別化するというか、少しでも当町として宣伝していくというときには、やっぱりジオパークという名前をこれから普通に使えるようにしていっていただきたいと思います。最後に、今、私、5点ほど町政執行方針について質問しましたけれども、町長、一番気になることがあれば答弁いただきたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

一番と言いましょうか、一番最後に出てまいりましたジオパークの関係でございますけれども、ちょっとおさらいをしてみたいというふうに思いますが、私どものこの地域、特に西胆振の1市3町、洞爺湖、有珠山を抱えていて、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町、ここのところは非常に恵まれた資源が地域に点在しているということから、古くから、エコミュージアム構想、いわゆる地域を散策して、新しい発見を求めていこう、そういう組織がございました。そんな中、2009年に世界ジオパークという制度があると。これはまた、ユネスコの傘下ではございませんでしたけれども、世界ジオパークなるものがあると。私ども地域は、それに合致しているのではないだろうかということから、日本ジオパークネットワークに加入しながら、世界ジオパークにも目指そうということで、2009年に私どもの地域は世界ジオパーク洞爺湖有珠山ジオパークの認定地域にしていただいたわけでございます。この世界ジオパークは、4年に1回、厳しい審査がございます。加えて、日本のジオパークネットワーク、ジオパークについても4年に1回、厳しい審査があるわけでございますが、私どもが立ち上がったときに、学識顧問として、地質、地層、いろんな分野に精通をされておられます大学の先生方にいろんな形で学識顧問という形で入っていただきました。そして、事務局体制と一体となって、このジオパークを盛り上げていこうということから、大学の先生のほかに北海道地質研究所の資格を持った研究員、さらにはほかの大学の先生方のご協力もいただいて、なんと今日までこらさせていただきました。2009年に初認定を受けて、4年後の2013年には再度認定をいただいたところでございます。もちろん、世界の認定でございますから、世界が認めたジオパークということになっていたわけでございますが、2015年に、この世界ジオパークがユネスコの正式プログラムになりました。その正式プログラムになったときに、かなり厳格されたものになってしまいました。要は、事務局体制の中に、その資格を持った専門員を常駐させなければならない。外部からの手伝いではなくて、そこに常駐させなければならない。これが厳格化されてきた。そして、2017年に世界の審査員が再度審査に入りまして、今度は2年間の条件付き認定ということになって、今、今日に至っているわけでございますが、ただ、私どもの、私どものというよりも、前に、その前に、日本ジオパークが立ち上がったときの経緯でございますが、それぞれの地域が地域おこし、町おこし、地域の活性化、それを目指して我が町にもすばらしい資源があるのだということで、日本ジオパークネットワークが、最初は少ない組織で立ち上がったわけでございますけれども、今現在は、43の地域ということに広がりを見せております。加盟する市町村の数でいったら、相当の数の市町村がそこに加盟をしている。そして、43の地域の中で、日本国内の関係でございますけれども、日本国内である大学で調査をして、どの地域のジオパークが一番活動しているか、あるいは見てみたいと思われているジオパークかと。そこで、私どものジオパークは、1位が当時確か糸魚川でございました。2位が私どもの町、洞爺湖有珠山ジオパーク、これと私どもの地域、それと箱根ジオパーク。これが非常に国内的にも高い評価をいただいておったわけでございますけれども、今回、2015年にユネスコの正式プログラムになって、それ以降、非常に世界ジオパークの考え方が厳格化されてきているということから、日本のジオパークネットワークとしても、非常にいま、それぞれのジオパークが苦慮しているという状況でございます。が、しかし、私どもの地域は、1市3町で協力しあいながら、今までせっかく育ててきたジオパーク、そして、なおかつ防災、減災にも寄与している。さらには今課長が答弁したとおりでございますが、地域の食材等々についても、広くアピールできるジオパークであると。議員もご承知のとおり、今まで、ジオピザ、あるいはジオホットサンド、こういうものも自前でやっておりました。そして、ある民間業者では、ジオ弁当なるものも整備していただいていたわけでございますが、どうもやっぱり、ネームバリュー、そして普及がなかなか外のほうに広がっていかないという部分がございまして、今回課長の、部長のほうでいろいろ調整をしていただきまして、広い購買力を持っている企業等々と何とか連携できないだろうか、そしてこの地域のすばらしい素材をそこに提供できないだろうか、連携できないだろうか、ということで進めさせていただいているところでございまして、これが万が一実現いたしますと、やはり、非常にすばらしい産業に成長するのではないかなというふうにも思っております。そして、加えて、専門員の関係でございますけれども、これまで1市3町の首長会議、あるいは今までさんざんお世話になっておりました先生方等々ともいろいろご協議をさせていただきました。そんな中、北海道大学と何だかの形で連携ができると。非常に北海道の一つの組織としても、格が、格がといいますよりも、すばらしいものに形成されるのではないだろうかということから、今、北海道大学とちょっと調整をさせていただいているところでございまして、これが実を結ぶことによって、本当に、さらに大きな、スケールの大きな洞爺湖有珠山ジオパークになるのではないかというふうに思っていますし、ぜひ、その辺についてはご理解、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げたいと思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

今、ジオパークの話ありました。町長も今、すばらしい答弁ありましたけれども、本当に、この町、今いろんな話題がたくさんあります。議会の中でも、いろんなお話がありましたけれども、やっぱり、人が住んでいて、人が、人口減少が少なく、そして、この洞爺湖町が永遠に洞爺湖町として運営していけれるようなまちづくりを、我々が今、汗をかいていかなければだめだと思っております。そのためにも、これからも頑張っていきたいと私も思っておりますし、また、行政側もよろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 平成30年6月会議 2018年6月19日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる