洞爺湖町議会 平成30年6月会議 2018年6月18日
地域交通について
2018年6月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、沼田松夫議員が「地域交通について」質問し、企画防災課長 佐野大次、環境課長 若木渉、上下水道課長 篠原哲也、経済部長 八反田稔、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 沼田松夫 議員
- 答えた人
- 企画防災課長 佐野大次、環境課長 若木渉、上下水道課長 篠原哲也、経済部長 八反田稔、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 沼田松夫
沼田でございます。一般質問をさせていただくのも、考えてみたら2年ぶりかなと。その間に頭の手術を2回やっておりますので、どこか飛んでしまうところがあるかもしれませんが、大体、質問自体がもう二番煎じ、三番煎じの質問になってきているなという思いをしながらおりますが、通告どおりやっていきたいと思います。大きなくくりとしては、平成30年町政執行方針についてということで考えておりますが、そういう中で、既に5月補正を、6億6,700万円ほど補正しておりますが、この6億6,700万円というのは、大体、大規模民間建築物に対する耐震補強工事が4億円ぐらいですから、あとはそんなに大きな補正をまだ組んで事業をやるというような状況にはないのだなというふうに思っております。1番目に、地域交通についてということを町長がまちづくりの一つの柱として、まず一番先に掲げられております。そういう中で私が一番、ずっと取り組んできているというのもありますし、言われ続けてきているというのもありまして、ここに書いてありますように巡回バスのことですが、泉神社通りの対策についてはどうなっているのかなと。神社通りも半分手前からは今はもう通っているのですよ。だけれども、一番奥、皆さんわからないだろうけれども、いわゆる入江川、入江川なんていったってどこだろうという方のほうが多いかもしれませんが、いわゆる土石流対策の川なのですね。入江川って。あっちのほうがむしろ人がいるのです。そういう中で、歯医者さんまで私は歩くのだと。帰り、途中に農協さんで買い物して、一番最後にタクシーを呼んで帰るのよねと、こういうことを聞いている中で、実は私も今も言ったような状況の中で、入江の病院で薬をもらって、先輩がいたので「乗っけて帰るよ」と言ったら、「いいんだ、沼田君」と。「今な、バスが便利になってよ」、発電所のほうの方でしたが、「向こうへ行くバスに乗ったら、うちの前で停めてくれる」と言うわけさ。「えっ」「乗るのは停留所だけれども、おりるのは自分のうちの前でも停めてくれる」と、こう言う。「えっ、そうなんだ」。ちょっとしゃべってみたら、そういうような使い方ができるということで、それは大変便利になっているのだなという思いをしています。本当に、私のさらに上というと高速道路の下まで行きますので、あの辺の方々、俺より上の人がいますから、間もなく時間の問題で車の運転もだめになるだろうと。そうするとバスを利用する方々は当然出てくると。そういうことから、あちらのほうの交通はどう考えているのかなということをまず一番先にお聞きしたいと思って取り上げました。よろしくお願いします。
町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)
現在の虻田地区コミュニティバスのルートにつきましては、平成26年度に実施した地域公共交通の再編時にバスルートの変更を実施しております。ルート変更にあわせて、線路の山側の地域では、バスルート上であれば、どこでも乗降ができる自由乗降、そういったシステムを導入するなど、利便性の向上に努めているところでございます。一方、要望のありました区間につきましては、今回改めて確認いたしましたが、現在の中型バスの運行では、道路幅員も狭隘で、新規ルートとして活用できない状況となっております。町道の全てをバス運行の路線として活用できない状況もあり、住民の要望を全て運行ルートに反映できない状況となっております。1便当たりの運行時間につきましても、ルート設定等に関しまして住民ニーズ、そういったアンケート調査、そういったニーズ調査を行いまして、運行ルートの設定をしているところでございます。また、運行の費用も増大しないよう、そういった費用を現状維持しながら、持続可能な公共交通確保に努めているところでございます。
議員の質問 8番 沼田松夫
今聞くと、運行ができない。いわゆる幅が狭くてできないということなのかなということですけれども、要するに、そうすると、私から言わせると、バス自体は通れるのだけれども、相互交通ができないということで捉えているのでしょうか。
町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)
ご指摘の町道泉・入江線でございますけれども、現状の道路幅員、舗装幅員ですけれども、4メートルから5メートルと非常に狭い部分がございます。安全運行の観点から、車両の相互交通ができないという点がございまして、バスルートの設定が難しいと考えているところでございます。
議員の質問 8番 沼田松夫
あれを新しく大きな道路にしろとなると結構な金額がかかりますから、今それをごちゃごちゃ言ってもしようがないかなと思っているところですが、結構な待避所をつくってございますから、全くできないという可能性はないなというふうな思いはしていますが、これはまた別なときに。それで次に2番目ですが、ごみの適正処理について、そして、今後、プラスチックのごみはと、こういうふうになっておりますが、実は私も、石川町の議員を1期やらせていただきまして、私がやっていたころの、あの石川町の処理場は、要するに、プラスチックごみの高温焼却によってダイオキシンを出さないというための施設だったというふうに私は思っているのです。ところが、今度、それをやめて別な施設にするということを今発表しているはずです。何を言いたいかというと、もうプラスチックごみは世界中に余っていると。日本のビル街なんかでももう、東京あたりの一部地域では、プラスチックごみは集めないと。それから、イギリス政府に至っては、1回切りの使い切りのプラスチック容器の使い方はやめようと。そういうようなことをやっているということはテレビで見たのですね。そのときのテレビは、中国が今までずっと買い続けてきてくれたと。ところが、もう中国も要らないのだと。それで、買わないから、海を漂って日本まで流れ着いてきていると。実際にとんでもない量が流れてきていると。そういうようなテレビの報道がありました。えっと。そうしたら今度どうするんだよと。それで、東京あたりでもビル街で出てくるプラスチック容器を受け取らなくなってきていると。そういうことからいくと、うちの町だって観光地ですから、プラスチック、いわゆるそういう容器というのはたくさん出てくるはずです。ですから、今はどんな状況になっていて、今後どんな状況になるのかなということでございまして、それ以上のだからどうするかと、こうしたら分解できるよなんて、そんな話ではなくて、まだまだ集められる状況にあるのか、そこそこの自治体では集めなくなってきているというのも聞いているのですが、その辺はどうでしょうかということです。
町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)
ご質問いただきましたプラスチックごみの件でございます。まず、今の現状でございますけれども、既存の広域処理施設におきまして、プラスチックごみにつきましては可燃ごみとして焼却処分している状況となってございます。状況としまして、29年度の実績でございますけれども、洞爺湖町から排出されますごみ量が年間で5,058トン出てございまして、そのうち広域の搬出量につきましては、3,719トンとなってございます。ごみ処理施設の更新でございますけれども、平成28年度に実施しました西胆振地域廃棄物広域処理施設整備比較検討におきましては、既存施設を延命化するよりも新しい施設に更新するほうが有利であると判断されまして、現在は、新施設への更新に向けた基本計画の策定及び生活環境影響調査が進められている状況となってございます。議員ご質問の今後の更新施設におけるごみ処理において、プラスチックごみの受け入れ処理がこれまでどおり可能かどうかという点だと思うのですけれども、平成28年度の比較検討段階での更新施設の中で示されておりました、3施設示されてございましたけれども、いずれもプラスチックごみの焼却が可能な施設が選択された中で検討が進められていた状況となってございます。ただ、先ほども申し上げましたとおり、今現在、基本計画の策定が進められている段階でございますので、実際にどのような施設が計画されるかにつきましては、今後の計画次第でございますので、今後の計画が進む過程におきましては、議員がご指摘の点につきまして注視しながら、必要であれば、可燃焼却について意見してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 8番 沼田松夫
わかりました。そういう問題は時代時代でどんどんどんどん変わっていって、今は、プラスチックは要らないという時代に入ってしまったのだなというふうに思います。町長が執行方針の4ページで、ごみの適正処理についてということで述べていましたので、ちょっとその辺が気にかかったのでしました。それから、町長は選挙のためにたくさん歩いていて、いろいろな話を聞いたと思いますが、言葉としてはいっぱい執行方針に出ているのですが、実は具体的なものが見えないというふうに町民に聞かれるものですから、私もしているところですが、要するにもう少し具体策を、はっきりこういうものをこうしたいということを今後発表する気があるのでしょうかというよりも、あったほうが町民にわかりやすいのではないだろうかと私は思うのですが、町長がつくられた町政執行方針、別に悪いわけではないですけれども、どうも言葉でだけ、言葉を並べられているだけですから、実際にこれどうなんだよと。具体的に一つ質問しますが、水なんかについては、町長は褒められているでしょう。ちょっとお聞きしたいと思いますが。
町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)
今、水の話がありましたけれども、28年度につくりましたペットボトル事業、大変評判よくて、皆さんにお配りしている事業と、その前、26年度でしたか、洪水対策を実施しまして、これは虻田の本町地区の水が、年々硬度が上がっていて、それの対策として洞爺湖の水をこちらのほうに持ってきて、大変飲みやすい軟水の水を本町地区のほうにも供給しているということでございます。
議員の質問 8番 沼田松夫
実は、土曜日の日も町長車で、札幌とうや湖会に一緒させてもらったのですが、何年か前に、町長と札幌とうや湖会から帰ってくるときに、一生懸命水を探しているのだけれども、水がないのだよねと。実は、私の親父の実家のところの水もうちの町の水道水でした。それから、私の近くにもわざわざ井戸を掘ったのですが、やっぱり硬水濃度が高くてうまくないと。転勤してきた人なんかは、たった2年で湯沸かし器が壊れてしまったといって苦情を言っていた人がいます。それが非常になくなって、水ならいっぱいあるでしょうと。今は70万の交流人口がインバウンドや何かの関係で戻ってきているといいますが、当時、多分、町長と議論したときは、40万を切るのではないかというころだったなというふうに思いますが、水ならいっぱいあるでしょうと。だって、月浦の浄水場は、洞爺湖に100万人が来ても大丈夫なだけの浄水場をつくったはずだと。だから、来ていないのだから、あるはずだということで、結果として、運んでくるのにどれだけ金がかかるかという議論もしたけれども、後で聞いたら、トンネルの中にちゃんと配管があったということで、あっという間に洞爺湖の水を持ってきて、皆さんに供給できる状態になったという記憶が私にはあるのです。そういうことで、水は大変喜んでもらっていますが、その中で、この水、売れないのかといったら、売れるのだそうですね。そういうことを聞いたことがあるのですが、その辺はなぜ売れないのでしょうか。
町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)
今、お水の販売のお話があったと思うのですが、議員おっしゃっているのは、多分、ペットボトル水を販売するというお話であったかと思いますが、今回28年度でつくったのは、国からの交付金、100%の交付金を受けておりましてつくった水でございますので、これは販売はできませんということで前にも説明しております。これ以降、水道事業でまた同じようにペットボトル水をつくって販売する計画はないのかということのご質問だと思いますけれども、ペットボトル水、水道水を原料としてペットボトル水をつくっている市町村もございまして、実際に販売しているところもあります。苫小牧市なんかは、たしか水道水からペットボトル水にして販売しているということもございます。洞爺湖町のほうで今現在のところ、水道水からペットボトル水をつくって販売するというところまではちょっと、今のところまだ考えておりません。前回の試算で、7万2,000本ぐらいつくるのに600万円ぐらいの経費もかかるということで、それを賞味期限が2年間ということでつくりましたけれども、これを販売ルートにのせて販売するというのは、ちょっとなかなか、今現在の検討段階ではちょっと難しいのかなということで、そこまでの検討は今現在はしておりません。
議員の質問 8番 沼田松夫
わかりました。そういう中で、先日、経済常任委員会がございまして、噴水公園へ行きました。そうすると、あそこでキャンプする人がいて、水道水を大量に使われるということで、蛇口を外したというようなことが、そんなふうなことを言ったなとは後で思ったのですが、私はそうではなくて、100円コインを入れたら使えるだけの蛇口でもいいから、そういう形でおいしい水をどんどん飲んでもらったらいいのではないのかなと。水道業者に聞きますと、うちと同じ問題が登別さんで起きていると。それから苫小牧のほうにも、いわゆる樽前の地層から出てくる水がやっぱり硬水なのですね。いわゆる温泉のガスが上がってきて水を悪くしていると。私も74年、この水を飲んできて生きているのですから、死ぬということはないのだけれども、やっぱりやかんにべたっとつくのですね。ですから、私自身も、そうやって水を売ってくれたら、何も真狩まで水を汲みに行かなくてもいいのになと。私は正直言いますと、そういう水なものですから、真狩まで水を汲みに月に1回行っていたのです。今度、車をちっちゃくしましたから、行くのが面倒くさいから、やめるかという中で、水を売ってくれてもいいだろうなと。100円コインを入れれば、その分だけ流量計をつけてくれれば、羊蹄山の水を汲みに行かなくても十分おいしい水だということは承知しているのですよ。私、今飲んでいますし、何回かあれしていますから。そういうことは可能ではないのでしょうか。
町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)
今ご質問のありました、100円コインを入れて水道水を買うという、例えば町の中で、そういったことが可能ではないかというご質問だったのですけれども、基本的に水道水というのは、塩素を入れて、各蛇口から供給しているわけなのですけれども、議員おっしゃっている公園でどういう状況になっているのか、私、ちょっとはっきり確認できていなかったのですが、飲み水ぐらいでしたら、例えば水飲み蛇口みたいなのがあって飲めるところも結構、これはお金を入れてではなくて、無料で飲めるところもあるところでございますので、そういった形で対応できたらなとは思います。
町の答え 経済部長 八反田稔(経済部長は2020年3月まで)
水の関係でございますが、改めて、ちょっと総括してお話しさせていただきますと、平成26年12月24日に硬水が、この本町地区変わって、大変町民に喜ばれている状況でございますが、先ほど課長から説明があったのは、つくったのは創生事業ということで、100%の補助なので売ることができないで皆さんに提供させていただいていると。今のご提案は、今度は自分たちでつくって売ることはできないかということかとは思います。私ども、実は一度、その勉強をさせていただいていて、室蘭市なんかもペットボトルをつくってはいるのですが、1つのペットボトルをつくるのに、100円のものをつくるのに65円以上かかるというような、一度試算をしたことはございます。それで、先ほど説明があったように2年間の中で売らなければいけないということで、それに対する生産性を考えますと、他の市町村でつくっているのもその生産性を求めているのではなくて、水のPRのためにペットボトルをつくっている市町村が多いのですが、さすがにうちの町のようなところで、その生産性を求めてつくるというのは大変厳しいというふうに私ども考えておりますので、なかなか、町民の皆さんは今の水道を使っていただいて、大変おいしい水を飲んでいただいていると思っておるのですが、議員が言われているのは、観光客に対しても提供できるようにということかもしれませんけれども、そういう意味でちょっと今言ったような大変厳しい、損得勘定だけではないかもしれませんけれども、そういう意味では、一度厳しいというような結論を出した経過もございます。以上でございます。
議員の質問 8番 沼田松夫
要するに、ペットボトル化して売るというのは、最終的に利益が出なとだめですから、さらに補助金の関係や何かがあってということでしょうから、それはそれでいいのですが、私が言いたかったのは、実際にまだ私は、仕事で使う水は既に町の水道を引いてあるのです。ただ、自分が飲む水は、まだ、正直言って、親父がつくった井戸で生活していると。私どもの地区や何かもそうでしょうけれども、かなりの地区でまだ町の水道を引いていないという方が意外といるのだなと思うぐらい、先ほど私は真狩の水を汲みに行くと言いましたが、黒松内にくみに行かれている人もいるようですし、そういう中で、地元でそういう、さっき言ったように100円を入れればこれだけ出るよというようなことでやれる方法はないのかなということでございまして、今すぐ結論を出せとか、そういうことではございませんで、議長から今通告どおりと言われましたから、いわゆる誇れるまちづくりという中でいろいろなことを町長がおっしゃっているのですが、この水なんかだって非常においしいという評判なのですね。ですから、まだ飲めない町民がかなりの数いるはずで、水道水をまだ引っ張っていない人がどのぐらいいるのでしょうか。わかりますでしょうか。
町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)
水道の使っている状況なのですけれども、大部分の方は水道水を使っていただいているのですが、洞爺の高台のほうなんかでは、昔からまだ井戸を使って、井戸水で生活している方もいらっしゃいます。きっと洞爺の地区はいい大地に恵まれていますので、いい井戸水がくみ上げられるのかなというふうに思っていますけれども、ちょっと井戸水については、水道課のほうでは把握しておりませんで、各個人で北海道のほうに届け出をして使っている状況でございますので、ちょっと詳細なデータはないことから、後でちょっと調べて議員のほうにお伝えしたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
洞爺湖町の硬水対策事業、ちょっと私のほうも補足させていただきたいというふうに思うのですが、2000年噴火災害で、昭和52年に有珠山が大噴火を起こしたと。そのときに温泉にありました浄水場が壊滅状態になってしまった。そんなことから、せっかく水がめの洞爺湖がありますので、新しい浄水場を今後のためにしっかりつくる必要があるだろう。昭和52年から噴火災害を受けた後、実は、泉の浄水場ができ上がりました。そのときに当町の水道料金は全道から見ても非常に安い状況がございました。当時、建てた建物は結構大きな建物でして、ろ過していくのにも相当数の砂も入れた等々の関係で非常に高い施設になってしまいました。それがために1年、2年、3年、建設されてから毎年のように水道料金を上げなければならないという時代もございました。がしかし、そこそこの水をいただいていた。ところが、それから23年たった平成12年、そこでまた有珠山が噴火いたしました。西山付近から火口が上がり、金比羅山付近からも噴火口が形成された。以前つくった泉の浄水場が全く使えない状態になってしまったが、本町地区の水を、当時は仮設の浄水場を温泉のほうにつくらせていただいて、本格的な浄水場をつくらなければならない。より安全な月浦地区のほうに浄水場をつくりました。それでも当時、観光客の皆様もこれからも来るであろう計算のもとに建てたわけでございますが、本町地区においては、新たにどこか井戸を掘って、水道をくみ上げなければならないだろうということもございました。そんなわけで、本町地区の水道水については、ちょうど入江地区の、ややもすると泉に近いところに井戸を掘りまして、そこから汲み上げ浄水をつくりました。ところが、最初のうちはよかったのですが、年々カルシウム分が高くなってきてしまった。議員ご指摘のように、水では無色透明なのですが、それをお湯に沸かすとカルシウム分が白く見えてくる。例えばやかん、それから温水器、あるいはアイロン、いろいろなところに弊害を起こしてきた。それで、何としてもやはり硬水対策事業をしなければならない。がしかし、残念ながら、私どもの町は財政の早期健全化団体の指定を受けていた。受けていたけれども、それは平成23年で脱却できたのですが、私どもの町単独ではなかなかできない。多額の費用がかかるので。それで、何とか有利な起債措置を受けられる、その起債が受けられるようになったのがようやっと平成26年でございました。平成26年に、たしか議会の議決もいただいたわけでございますが、今までやりたくてもやれなかった事業、その第1番目で本町地区の硬水対策事業に取りかかりたい。折しも平成25年に水道に対する国の補助が新しくできました。それにうまくのっからせていただいて、平成26年度に事業を実施させていただいた。そこまでが今までの経緯でございました。そして、その後、地方創生の関係で、私どもの町も、町でやっぱり宣伝できる水をつくろうよということで、7万本の水を約600万かけて整備させていただきました。これは町のPRを兼ねて、洞爺の水を利用させていただきました。洞爺の水は確かに本当においしい水で、今でもおいしい水でございます。本町地区で今なお井戸を使っていらっしゃる方というのは、本当に数少なくなってきているかなというふうに思っておりますが、その洞爺地区でも、水を仮に販売してということになりますと、なかなか費用対効果の関係がありまして、今現在、洞爺のほうで温泉を売っております。こちらのほうにつきましても、宣伝を兼ねて売らせていただいているわけでございますが、なかなかやっぱり収支のバランスはとれていないというのが現状でございます。そんなことで、検討はこれからしてみたいと思いますけれども、やはり費用対効果の部分を考えていかなければならないのかなというふうにも思っております。それと、自分のところで井戸を掘って、そして飲まれている方もそうでございますが、議員もご承知のことだと思いますけれども、たしか保健所さんの検査があったかなというふうにも思っております。そこら辺がクリアできなければ、決して、硬水だから飲んで体に害があるというわけではなくて、日本の法律では、1リットル当たりに300ミリグラムのカルシウム成分が、それ以上のものがあると硬水として、飲料水には適さないというふうに言われておりますが、ヨーロッパあるいは中国のほうでは、現実にそれより高い硬水を飲んでおられる方もいらっしゃるようでございます。そんな中、それを飲んではだめだというのもちょっとあれなのですが、なかなか、やはり皆様には、飲んでおいしいと思われる軟水と言われている水、これを行政のほうとしては提供していくのが責務なのかなと。加えて、売る水については、やはりいろいろなものを比較検討していかなければ、なかなか売れる水については、今の段階では難しいのかなというふうに考えております。
議員の質問 8番 沼田松夫
もう水のことについてはやめますが、誇れる地域特性のまちづくりという中で、やっぱり水なんかもそうだろうというふうに思いますが、そんなのでちょっと話をしましたが。