洞爺湖町議会 平成30年6月会議 2018年6月18日
「「残された課題も多く」と載っていますけれども、町長の今の思いの中で、この多くの課題とはどのようなものか、まずもってお聞きしておきたいなと思います」
2018年6月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が質問し、町長 真屋敏春、経済部参与 鈴木清隆、企画防災課長 佐野大次、洞爺総合支所長 伊藤里志が答えました。
- 聞いた人
- 千葉薫 議員
- 答えた人
- 町長 真屋敏春、経済部参与 鈴木清隆、企画防災課長 佐野大次、洞爺総合支所長 伊藤里志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 千葉薫
おはようございます。選挙が終わりまして、間もなく2カ月が経とうとしております。真屋町長におかれましては、3期目ということでございまして、お祝いを申し上げたいと思います。より以上のご活躍、そのご尽力をお願い申し上げたいと思うところでございます。さて、今回の選挙におきましては、町長も公約など、執行方針も書かれておりますけれども、今後の町のありようを提言されております。その中で、今回いただいたはがきですとか公約の中に、ちょっと読ませていただくと「私は平成22年に町長に就任して以来、財政健全化を最優先課題として、観光と農業、漁業を柱にさまざまな行政課題に取り組んでまいりました。しかしながら、残された課題も多く、町政運営の総決算として、これらの解決に向けて全力で尽くしてまいります」という文言がございました。これにつきまして、「残された課題も多く」と載っていますけれども、町長の今の思いの中で、この多くの課題とはどのようなものか、まずもってお聞きしておきたいなと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
1期目でございますけれども、財政の早期健全化団体の指定を受け、これを一刻も早く脱却しなければならない。そのためには、町職員が一体となって、さらには町民の皆様のご協力とご理解がなければなかなか先に進まない。そういう中で、これは本当に町民の皆様の深いご理解とご協力のたまもの、そして、町職員の努力もございまして、1年前倒しの平成23年度決算で、この早期健全化団体から脱却することができた。がしかし、事業を起こすにしても、実質公債費比率が非常に高い状態ということから、18%を切らなければ、なかなか国のほうから有利な起債措置を受けて事業を展開するにも事業ができない。そういう状況から、1期目の平成22年から平成25年までは、町民の皆様にも非常につらい思いをさせてしまっていたなという感がございます。ただ、その間、やはり町が少しでも、一歩でも二歩でも前進しなければならない。そういう観点の中で、限られた財源の中ではございましたけれども、町に元気を出していかなければならないということから、町の基幹産業でございます観光、そして農業、漁業、特に観光におきましては、2011年3月に発生いたしました東日本大震災がありまして、観光業者も相当打撃を受けたと。特に、お客様が来ていただかなければ、観光地洞爺湖は成り立たないということもございまして、ある意味、政策的にはいろいろな政策を打たせていただきました。当時、観光客が来てくれない。このままでは本当に大変だということから、国の低利の融資を受け、そのときには町のほうでも利子補給をさせていただいたかなというふうに思っております。そして、平成26年度以降は、何としても町に潤い、さらには各産業の発展ということで、特に今度は、観光はもちろんでございますけれども、農業においては、長芋の選別機、あるいは小麦乾燥機、あるいは、今回やらせていただきましたジャガイモの貯蔵施設、あるいは選別機、これによって生産量が拡大していく、収益にもつながってくるという思いで、農業政策にも力を注がせていただいたところでございます。あわせて、漁業のほうにおきましては、大磯分区の早期完成並びにそれを結ぶアクセス、臨港道路、そして、それに伴う町道の海岸通りとの一体化、これも何とか昨年11月には通行することができるようになった。1期目の終わりから2期目にかけては、洞爺地区の再整備ということで、通学路、特に歩道の整備等々、こちらのほうにも力を注がせていただきました。その間、町内では、いろいろな各種団体の皆様のご努力によって、町の中がそれぞれ力を出す芽が出てきていたなという感がいたします。前段の議員さんの質問の中にもありましたけれども、洞爺湖芸術館の問題。こちらのほうも指定管理者ということで今までお願いしていたわけでございますが、年々、その集客能力も上がってきた。がしかし、残念ながら、もうこれが限界だということで、町のほうに移管をしたい。町のほうに来たから、すぐにその数値を上げられるかというと、なかなか厳しい問題もございます。今すぐには達成できないにしても、何としてもそれに近づける数値、あるいは、それ以上の数値を目指していかなければならないなというふうに思っております。そんな中、やはり限られた財源の中で、いかに町を豊かに、そして、長く住み続けられる町にしていくか。これは最も重要な課題だというふうに思っております。今、基金も何とか30億円程度の状況になってまいりましたが、借りておる起債も相当の残額を抱えております。一般会計でも繰上償還などにより相当数の償還をしてきたところでございますが、まだまだ多額の償還残高が残っている。あわせて、企業会計、特別会計においても、一般会計から繰り出しをしなければならない。下水道会計においては、年に約4億円近くの金を繰り出さなければならない。本来であったら、この借金がなければ投資的事業がたくさんできるわけでございますけれども、それもなかなかできない。なかなか厳しい状況の中で、やはり財政を基軸としてこれからも行政運営をしていかなければならない。その中で、1期、2期は、それぞれの部署で努力をしてきたところでございますが、3期目につきましては、何としても本町地区、こちらのほうの開発が一番遅れていたかなというふうにも思っております。よく町民の皆様がこれまで我慢し、真屋町政を支えてくださっていたのかなと。本当に頭の下がる思いでございまして、いよいよ平成30年度から本町地区の生活道路の整備ということに着手、ようやっとできるような状況になってきているかなというふうに思っております。そんな中、平成30年度予算の中でも、本町地区の道路整備に多額の費用を投入させていただいておりますが、これだけでは全然足りるものではないと思っております。その都度、やはり見直しをかけ、住民の皆様、そして、議会議員との意見交換をしながら、やはり本町地区の充実に努めていかなければならないかなというふうに思っております。また、我が町の高齢化比率も非常に高くなってきているのが現状でございます。何年か前までは40%にまだ届かないかなというところでございましたが、高齢化率も今現在40.9%になっているようでございます。そんな中、町内の方もやはり足腰が大分弱っている。また、当町には、おかげさまでインバウンドのお客様が平成25年度以降、非常に、微増ではございますけれども、よく来ていただいておるということから、洞爺駅のバリアフリー化、これは前の議会からも再三にわたり、これを早く整備したほうがいいのではないだろうかというお言葉もいただいておりました。それに向けて、今、各関係機関のほうと調整をさせていただいております。財源の少ない町ですから、やはり有効な財源を利用して、そしてこれが実現できないだろうか、それに今奮闘しているところでございます。さらには、どこの地区もそうでございますが、やっぱり空き店舗が非常に多くなっているということから、地域の商店街活性化、これらにつけても、やはりしっかり取り組んでいかなければならないなというふうに思っているところでございます。また、当町だけでなく全国的に、特に小さい町になればなるほど、人口減少あるいは少子高齢化、高齢化率が非常に高くなっている。これは私どもの町だけでは済まされる問題ではないわけでございますが、それに対する子育て対策、あるいは福祉対策、こちらのほうにも本当に何とかできる限りの予算措置をしながら、何とかこの町に住んでよかったと思われるような施策を講じていかなければならないだろうというふうに考えているところでございまして、3期目につきましては、まずは、本町地区の遅れていた整備、そして、住民の皆様がこの地域に住んでよかったと思われるような施策に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 5番 千葉薫
大変詳しく、長い時間を使っていただきました。ありがとうございました。私も、今の言われるとおりの対策、また施策をこの4年間実施していただければと。私ども議会としましても、任期はあと1年でありますけれども、しっかりと見ながら、応援もしながら、また指摘もさせてもらいながら、進めてまいりたいというふうに思っております。今回、質問要旨ということで4点出させてもらいましたけれども、私が以前から懸案に思っていた事項でございます。また、方向性は示されているけれども、不透明な部分が多い、そういうようなところの諸問題について一般質問にとり上げさせていただきました。1番目でございますけれども、洞爺駅前のにぎわいとJR洞爺駅のバリアフリー化についてということで、バリアフリー化については若干さわっていただきました。その前にまず、洞爺駅のにぎわいということについてお聞きしたいと思います。洞爺駅をおりますと、最近、外国の方も多いということでございます。うちも国道沿いにちょっと、伊達寄りに住んでおりますけれども、あそこまで歩いてこられる方もいっぱいいらっしゃる。最近聞きますと、神社、参道ですか、虻田神社、町のほうも記憶されておりますけれども、あそこを上ったり、神社のほうへも行く方もいらっしゃるというふうに聞いております。ただ、本町地区は、やはりそういった資源は少ないのが現実だろうというふうに思っております。以前、洞爺駅を下りますと、「前に見えるのが洞爺湖かい」というふうに言われたこともあったというふうに私は聞いておりますけれども、駅をおりて駅前大通り線、あの辺のところのにぎわいがやっぱり少ないのかなというふうに思っています。今回、その辺のところで執行方針にJR駅前のにぎわいと出していただいたのかなと思いますけれども、その辺のところのご説明をお願いしたいと思います。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
洞爺駅前のにぎわいということでのご質問でございます。議員おっしゃるとおり、当駅を利用した外国人は多くいらっしゃいまして、洞爺駅周辺を散策しているのも見受けられます。観光振興課としましては、洞爺湖のにぎわいをつくり出すという部分で、現在、洞爺駅周辺の美化事業として、花と緑のまちづくり推進委員会というのがございまして、その中のすみれの会という皆さんが、こちらのほうの花壇に花を植樹したり、また、雑草取りや水やりなどをしております。また、駅周辺の街路灯8基には、ハンギングバスケットで花を飾らせていただいております。今年度、予算もついているところでありますけれども、今、議員がおっしゃいました洞爺駅から浜通りに面する街路灯4基にもハンギングバスケットで飾ることとしております。多くの観光客を迎える洞爺駅周辺では、やはり列車を待つ方が多くいらっしゃいまして、先ほど言ったように駅周辺を散策しているところであります。また、食事などもとられている状況であります。海のほうを歩かれる方も多くいらっしゃいますので、よりよい環境を進めてまいりたいと考えております。
議員の質問 5番 千葉薫
にぎわい、以前、大分昔になりますけれども、拡幅の折、当時の商工会ですとかいろいろな関係者が集まりまして、あそこにいろいろなものをつくったらどうだというふうなのがありましたけれども、今となっては、個人の家が並ぶだけでありますから、なかなかあそこをにぎわいといいますか、実際、商業施設ですとか、何かイベントをつくるようなことはできるかというと、なかなか難しいのだろうなというふうに思っています。ただ、駅前を下りて歩いて、バスケットに花が置いてある、にぎわいがある、それは寂しいなと実は思います。そこから1本越えて海岸通りにぶつかりますけれども、その先ですね、この間、見させてもらいましたら、大きな看板が立っていまして、密漁禁止と、ホタテ、アワビ。何だろうと。そんなイメージ悪いのかなと。外国の方は読めないかもしれませんけれども。草ぼうぼうで、前浜に下りることができないと。やはり洞爺駅に下りて、観光地で、時間もある。待つとなるとどこか歩こうかと。そうしたら、駅前がきれいだなとなると歩くと思うのですよね。花がいっぱい飾られているのだけれども、その先が何もないと、行きどまり。その先ですね、そこに海水浴場をつくるとか、そんなことを要望するわけではないのですけれども、やはり草を取ってもらって、椅子の一つも置いてもらえれば、きれいな夕日が見えたり、安らぐことができるのではなかろうかなと思ったりもします。その辺の検討はされたかどうか、ちょっと、昔はよくあった話なのです。大通り線。駅前大通りを通って、何かあの辺、本当によくしたいと。でも、今はほとんど聞かなくなったのですけれども、実態を見ると草ぼうぼうで、ちょっと情けない感じがするので、その辺のところをお聞きしたいと思います。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
議員おっしゃるとおり、あの周辺に関しては、いろいろと整備の計画があったようであります。一つありますのは、海岸通りに向けての部分に関しては、雑草の部分とか、ちょうど花壇があるのですけれども、そうした部分は商工会のほうで協力していただいて、時期を見ながら、草取りをしていただいているところであります。また、昨年11月には、海岸通りとして、大磯分区まで道路が整備できたところであります。今年度中、そちらを歩いた方々が海の景色を見ながらゆっくりできるベンチなどを今後整備していく予定としております。以上です。
議員の質問 5番 千葉薫
ベンチを置いてもらうのは結構だろうなと思います。ただ、もう一歩先に進んで検討してもらいたいなというのは、海岸通りを越した先ですね。ちょっと砂浜に下りられる感じ。洞爺湖とはちょっと違う、洞爺湖はもう目立っていますから洞爺湖というイメージなのでしょうけれども、こちら海岸、海に面していますので、噴火湾という。何かそれにも親しんでもらえないかなという、ちょっとしたことなのですけれども、大きなものをつくるのではなく、そんなものをちょっと検討してもらいたいというふうに提案したいのですが、ちょっとお答えもらえませんか。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
歩道から海岸の砂浜に下りていくところ、いろいろな雑草があるのを確認しております。その部分も今後、草取りして、やはり浜辺に歩いて行けるような部分の整備をしていきたいと考えております。
議員の質問 5番 千葉薫
それでは次に、JR洞爺駅のバリアフリー化についてお伺いしたいと思います。私、これ、去年の3月に一般質問しております。その折には、執行方針にバリアフリーのことが前年載っていたのに、去年は載っていませんよという話で、しかも入っていませんという話をさせてもらいました。その折にも、長万部から上がっていく新幹線、あとの特急がそちらから室蘭、苫小牧を回っていくわけですけれども、ほかの主要都市はといいますか、ほとんどエレベーターがつくというような見込みがありました。実際そういうふうに進んでいると思います。ただ、3月の一般質問の中では、難しいのだと、お金がかかるのだというお話をされたというふうに思います。予算がないと。そのためにJRと関係機関と検討を重ね、協議を進めていくというお答えだったというふうに思っています。それが今回、大変町長は前向きなお話で、進めるというお話がございました。公約でありますから、進めるのだなというふうに思っています。その辺のところを、こういうふうに進んだ環境をお教え願いたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
洞爺駅のバリアフリー化でございますが、議員もご承知のとおり、今、JR北海道は非常に財政的に厳しいような状況下に置かれております。この間の新聞紙上でもございましたけれども、どうも運賃の値上げを検討しているだとかという記事もあったようでございます。昨日も、この間、国の国交省の鉄道局長さん、あるいは知事、そしてJR、さらには北海道市長会、さらには北海道町村会、いろいろな方々との懇談があったようにも聞いております。JRのほうとしては、もう本当に厳しい状況の中で、なかなか自分たちの手に負えないものなのだというお話が依然としてあります。そんな中、私どもの町も、財源対策がきちっとできなければ、なかなか先に進められない。そういう検討時期を踏まえておりまして、そのためには、合併特例債が何とかあと5年、せめて5年延長していただけないだろうか、そういう取り組みも並行してやっていたわけでございますけれども、今年の4月に国会が通りまして、合併特例債、私どもの町も平成32年度までの期限でございましたけれども、それが37年まで延長になるということが確定したところでございまして、この合併特例債を何とか利用させていただければ、この洞爺駅のバリアフリー化、これも夢ではないなというふうなことから、今、国、あるいは北海道、そして北海道運輸局、一番大もとのJR北海道さんのほうと協議をさせていただいている、今その段階でございます。
議員の質問 5番 千葉薫
町長が公約に出されたというふうに皆さんもご存じだと思いますけれども、任期4年ということでございます。スケジュールというのですかね、町長はこの4年を集大成とするというようなお話もございましたけれども、4年をかけるのか、それとも、その後に引き継ぐのか。こういったことはやっぱり今、後ほど話しますけれども、中島の博物館でも、まず計画を立てて、実施計画をして整備する、3年かかるわけですね。こういったものは大きなものになると、やっぱり年数をかけて事前にやらなければいけないと思うのですけれども、そのバリアフリー化、具体的に言うとエレベーター化ですね。これは実際どのようなスケジュールで進めるつもりなのか。そして、この金額はどのように捉えて今のお話ができるのか、お話をお伺いしたいと思います。
町の答え 企画防災課長 佐野大次(企画防災課長は2019年3月まで)
JR洞爺駅構内のエレベーター整備につきましては、室蘭地方総合開発期成会として、これまで要望を実施しており、あわせてJR北海道との個別協議も進めております。JR北海道からは、エレベーター整備にかかわるJRとしての費用負担は難しいとの回答を受けており、JR負担部分を道庁が負担することでエレベーター整備に対して前向きな回答を受けております。現在、JR北海道において既存の跨線橋活用も含めた整備案の検討並びに概算費用額の算定を行っており、今月にはその回答がいただけることとなっております。その回答を受け、具体的な整備時期、維持管理等にかかわる詳細についてJR北海道と協議を進めてまいります。なお、財源に関しましては、3分の1の国の補助金、交付金、並びに、残りは起債の活用を予定しており、関係機関との協議も並行して行っているところでございます。整備時期の現状といたしましては、2020年までに1日利用3,000人以上の駅に対して、駅のバリアフリー化を早急に進めるといった国の方針もございますが、JR洞爺駅は、FIT、いわゆる海外からの個人旅行客の増加や、洞爺湖町の高齢化の状況からも、他の駅と比較してもその必要性が高いと認識しておりますので、交通の拠点として、観光客や住民の利便性の向上に向け、積極的に早期整備に向けた調整をしてまいります。なお、事業費の関係でございますけれども、現在、JR北海道において算定いただいているところでございますけれども、洞爺湖町としては、JR北海道が実施したエレベーターの他の駅の事例といたしまして、跨線橋を活用した場合については総事業費が2億円から3億円、また、跨線橋まで新設した工事に関しましては4億円から5億円の総工事費がかかるものと考えております。
議員の質問 5番 千葉薫
跨線橋を使った場合は2億円から3億円、新設すれば4億円から5億円ということで、3分の1は交付金が出ると。ですから、3分の2は自分のところで賄わなければいけないということですから、3億円かかれば2億円はうちから出ると。4億円かかれば、ちょっと計算できませんけれども、1億何千万か出るというような計算で今考えていられるというふうに捉えてよろしいですね。スケジュールのほうも、6月にJRと打ち合わせて、その辺のところ、具体的に出てきたら進めるということで、その辺のところはまた議会のほうにもお知らせいただくようにお願いをしておきたいと思います。町長の今の公約でございますので、大変強い意思で積極的に取り組んでいただけるのだろうというふうに思っています。町民の方も喜びますし、観光客も喜びますし、今は亡き七戸議員も早々に取り上げた課題でございます。ぜひ実現に向かってよろしくお願いしたいというふうに思います。では、2番目の洞爺いこいの家周辺の町有地を活用した振興策ということでお聞きしたいと思います。こちらの文言も執行方針に出ていたものをそのまま書かせていただきました。これは何かなということなのですけれども、中国の大企業が静岡、伊豆ですか、にもホテルを所有している、富裕層を相手にしたホテルだと。それがここの一画を、たしか4億円ということだったと思います。これも一昨年の12月だったと思います。全員協議会に町長がお話しなされて、進むのだなと思いましたし、その後のところもまた協議会等にお話しされ、また、町民の方にも説明をされたという経緯があります。そして、去年の12月にも、同僚の大西議員からも一般質問が出されておりまして、順調に進んでいるというお話でございました。ただ、私思いますのに、もう6月ですから、それと同じように、聞くうわさでは、壮瞥町にもやはり同じ企業が入っていて、そこを買っていると。順番的にはそちらが先で、その次がこちらだという話も聞いております。その辺の経緯もちょっとはっきりわからないので、その辺のところからちょっと詳しく教えていただけませんか。
町の答え 洞爺総合支所長 伊藤里志(洞爺総合支所長は2019年3月まで)
台湾の方がオーナーでございますが、小葉投資開発株式会社でございます。現在、議員おっしゃるとおり、壮瞥町でのホテル建設計画を優先しているというお話を伺っております。洞爺地区の計画につきましては、現時点におきましては、やはりその計画を優先しているということにおきましては、洞爺地区におきましてはもう少し時間を要するものかなというふうに考えております。
議員の質問 5番 千葉薫
壮瞥町に買われている土地を優先的にやるだろうという話も今されていましたけれども、その土地すら、更地になっているけれども進んでいないというお話もございます。その次となるといつになるのだろうと。前回、全員協議会の折、町長にお聞きしたら、できるだけ早く結べるものなら結びたいという話もあったように覚えております。ですが、ここに至っては、町民の方に説明して、代わりのお風呂はどこがいい、ここがいいというお話しされている洞爺の方もいらっしゃいます。町営の浴場になりますものですから、その節には立派なものを造ったほうがいいよねと言われたりするのですけれども、その後、私どもの町に入ってこないものですから、どうするのだろうと。どんな日程で、どんなスケジュールで、どこまで待つのかなということも不安になってきます。いこい荘ですか、いこいの家ですか、これはまず、老朽化、この辺はどうなのでしょうか。まず、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
東京にございます小葉投資開発株式会社、これは投資会社でございまして、主に仕事は設計、あるいは、日本国が、中国に当時、科学兵器工場、軍事工場、これを持っていたのが相当数あるようでございます。日本政府と中国政府との間で、それを日本政府が全て整理するというふうなことが決まっているようでございまして、その設計を日本政府のほうから今小葉投資開発株式会社が受けて、設計をし、その中身の軍事工場の解体物等々の整理を日本の大手企業がその建物の中でしていくと。主にそういうふうな仕事をやっている小葉投資開発株式会社だというふうに聞いております。今回、洞爺あるいは壮瞥のほうにお話があったのは、実は台湾にシビルグループという会社がございまして、そのシビルグループも言うなれば投資会社でございます。投資した方々から投資額を受けて、それでホテルなりなんなりを建設しながら、それを配当でお返ししていくというふうな会社だというふうに聞いておりますが、私どもの町にいこいの家あるいはサンシャイン跡地に何とかホテルを建設したいというお話がありまして、私どものほうといたしましても、議会にもお話をさせていただいたところでございますし、議員の皆様から地域住民の方とのコンセンサスをしっかりとってほしいというご要望もありまして、地域住民説明会等々をやらせていただいたところでございます。当時、地域住民の方々には、やはり外国資本ということで、非常に不安視される方々もおりました。会合の中では非常に難しい問題も飛び出され、その都度、小葉投資開発株式会社のほうにも、私どもが今置かれている立場、そして、こういうふうに説明しているということをお話しさせていただいておりました。そんな中で、小葉投資開発株式会社のほうでは、時間をかけてでも何とかいいものを、そして、地域の振興策となるようなものを整備し、地域と一体となった施設運営をしていきたいというお話をいただいておりました。そのときに、小葉投資開発株式会社のほうでは、もう既に、私どもの話が来る前に、壮瞥町さんのほうの、いわゆる行政区の中の用地を取得していた部分がございました。そこの用地の取得に関しては、私どもは全く関与していないし、話がわからなかったわけでございますけれども、いろいろそこの開発に当たって、クリアしなければならない問題等々も多々あったように聞いております。そのクリアしなければならない問題が一つ一つ解決できたということで、今回、さきにそちらのほうを建設して、何か聞いておりますところによると、2020年ころまでに完成をさせたいということで聞いておりましたが、何かまだ工事が始まっていないようですから、もうちょっとかかるのかなという思いもありますけれども、まずはそれを完成させて、しっかりした会社なのですよということを洞爺地区の皆様方にもご理解をしていただいて、その上で何とか洞爺地区に整備をしていきたいということで話を伺っているところでございます。また、私どもも、今お話の出ましたいこいの家、こちらのほうにつきましては、相当の年月も経っております。特に上物については、その都度、補修あるいは大規模改修等々も実施してきたところでございますが、建物の下の配管等については相当老朽化が激しくなってきているというふうなお話も聞いております。そんな中で、できれば早い時期に、いこいの家の問題だけでも解決できないかなというふうに思っております。そのときに、また住民説明会等々もこれから開かなければならないなというふうに思います。何はともあれ、やるにしても、やはり財源が必要になってまいります。その財源対策をしっかり構築しなくてはいけないかなと。今、小葉さんのほうとお話をさせていただいているのは、残念ながらまた壮瞥の工事が始まっていない状況でございますけれども、何とか本契約でなくても、覚書程度のものができないかということで協議をさせていただいておりまして、その覚書ができそうになった段階では、また議会のほうとも協議をしなければならないなというふうに思っておりますが、今現状は、今そういうふうな状況であるということでご認識をお願いしたいというふうに思っております。
議員の質問 5番 千葉薫
いこいの家は相当古いということで町も捉えているということでございます。そして、いつの日か、やはり代替、代わるものを洞爺地区に建てると。それは今回の買収とはリンクしないのだというようなお話で捉えてよろしいですか。早期に浴場を造りたいと、そういうふうに今町長はおっしゃったのかどうか、ちょっと確認させてください。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
洞爺の住民説明会をしていたときに、特にお話があったのは、まず、浴場を先に建設してほしい。そして、浴場は、今現在も使っている。それが契約と同時に解体されて浴場が使えなくなると、下手したら1年、2年使えない状態になってしまう。その代替の浴場をどこかに求めていかなければならないわけでございますけれども、まずは、先に浴場を建設していただかなければ、洞爺の振興策にはつながってこないかなと。それが多くの方のご意見でございましたので、町のほうはそういうふうに捉えております。
議員の質問 5番 千葉薫
ですと、小葉との契約、そういった町長がお話しされた4億円だと思うのですけれども、そういった話は間違いなく、去年12月も大西議員が一般質問して、順調にいっているとお話しされましたけれども、それはそう捉えてよろしいのだろうというふうに認識してよろしいですね。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
私どもの町としては、今、鋭意そういうふうな方向で進んでいるところでございます。
議員の質問 5番 千葉薫
町長の発言からそういう話が出ると、また地域の皆さんも安心されるだろうと思います。いつ買収されるかわかりませんけれども、いこいの家はもう満度にきているのだろうというふうに思いますので、その辺の計画も立ち上がっていくのかなというふうに思います。町長の任期のうちにぜひ立派な、ほかの洞爺温泉の方々も、あそこに立派な温泉があるのだなと、私、このホテルに泊まっているけれども、向こうから、風呂に入って、こういった中島を見てみたいなどという方もいらっしゃるかもしれない。造るのであれば、そんな立派な浴場をつくってもらいたいなというふうに要望しておきたいと思います。