洞爺湖町議会 平成29年6月会議 2017年6月16日
洞爺湖観光のさらなる躍動を目指して
2017年6月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「洞爺湖観光のさらなる躍動を目指して」について質問し、経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 越前谷邦夫 議員
- 答えた人
- 経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
2番、越前谷でございます。これから、一般質問をさせていただきます。毎回申し上げておりますけれども、一般質問というのは政策論争の場でもあるわけでありますから、できるだけ大局的に質問させていただきますので、理事者の見解を求めたいと思うわけであります。今回の質問内容については、若干、詳細についても質問をする点があろうかと思いますので、その点についてはあらかじめお許しをいただきたいと思うわけであります。それでは、早速、通告順に質問させていただきたいと思うわけであります。第1点は、洞爺湖観光のさらなる躍動を目指してということで、件名で通告させていただきました。今、観光客もどんどん洞爺湖観光に訪れているということも、そういう私は認識を深めているわけでありますが、実際のところ平成28年度の外国人観光客等々については、どういう入り込み状態にあるのか、まずその点を伺っておきたいなと思います。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
平成28年度洞爺湖町における観光客の入り込み、また、外国人の宿泊状況のことでございます。全体的に宿泊に関しましては、69万8,553人の観光客の方々が、洞爺湖町に宿泊をしております。また、この中で外国人におきましては28万1,822人、国別でいきますと台湾が9万2,869人、また2番目に中国8万3,410人、3番目に韓国で3万5,199人、またその後香港、マレーシアと続いている状況であります。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、観光振興課の課長、経済部の参与のほうから説明を受けたわけであります。いわゆる平成28年度の日本全体で、外国人は2,404万人ということですか、それから訪日の外国人の来道数というのは208万人と、それから洞爺湖町、洞爺湖温泉に来ていただいておる訪日外国人該当者数は28万1,822名ということであります。そこで、今、政府そのものも外国人観光客をふやす政策・施策というのが、大きく表面化されてきておるわけでありますけれども、新たな外国人観光客を来ていただける目標というのは、目標数はどうなのか、伺っておきたいなと思います。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
政府は観光立国の実現に向けて観光客、外国人観光客の増加を見込んでいるところであります。現在、平成28年度、日本国においては2,404万人の外国人観光客が訪れております。この外国人観光客を2020年、東京オリンピック・パラリンピックまでに4,000万人、また、2030年には6,000万人という目標数値を立てているところでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、課長のほうから目標数、新たな目標数が述べられたわけであります。平成28年度、2,404万人ということでございまして、新たな目標として4,000万人と、それから2030年には大体6,000万人ということを目標を掲げているようであります。この目標を見ると、いわゆる2020年までに500万人ということは、いわゆる29兆円産業ということを政府あたりは掲げて取り組んでいこうとしているおるわけであります。それから、2030年には6,000万人ということで、37兆円の産業をということで、いろいろなこれから施策・方策が求められているわけであります。北海道にも先ほど申し上げましたように、約208万人訪れておると、これを500万人ということにしたいということでありますけれども、いわゆる国土交通省の諮問機関である国土審議会の北海道開発分科会というものがございます。先日、北海道開発分科会の中でも、どうやったならば北海道の観光客が500万人に結びつけられるようなことになるのかという、そういう議論も重ねたようであります。そこで17名の委員によって統制をされておるわけでありますけれども、この場で大きく議論されたのは現状の改革が必要だと。現状のままだと、幾ら500万人の目標を立てても、なかなかその目標達成ということは不可能だろうと。したがって、地域にある資源をいろいろ活用しながら、ある意味で実際に行われておるイベント等々含めて、その資源というものを活用する改革が必要でないのかと、改革が必要でないのかと、こういう議論がなされておるわけであります。今まで、今日まで洞爺湖観光を見てもわかりますように、歴代の職員の方々であるとか、歴代の関係者の方々というのは非常に汗水を流して、今日の洞爺湖観光までにしておると、されたと。このことについては、私は、高く評価をしておるところでございますが、相当これから観光客を伸ばすためには、新しい感覚を持たなければならないということになっているわけだと思うわけであります。そこで私は、何点か一例を申し上げたいと思うわけでありますが、いわゆる情報発信というものを重視をして、活性化というものを考えていかなければならないのではないか、情報発信を重視して活性化を考えていかなければならないのではないか。今、ご存じかと思うわけでありますが、文化庁が2015年度に創設をした日本遺産というものがあります。これは東京オリンピック・パラリンピックまでに、約100件ほどの認定を目指したいということでございます。ご承知のとおり、日本の遺産、どなたか、現在何件になっているかご存じでしょうか。なければ、わかりました。現在の総数は100件を目指しておりますが、現在は54件であります。それから、ご承知のとおり、北海道遺産というのは52件であるわけであります。今回、檜山管内の江差町、これは民謡を歌う方々等、あるいはまた文化・歴史の方々の理解しておる方もあろうかと思いますけれども、「江差の5月は江戸にはない」と。このぐらい昔は5月の時期は、非常に江差というものが活性化された、いわゆるニシンでもって栄えた町でもあるわけであります。年々、時がたつにつれていろいろと風化状態、衰退状態なっているということでございますけれども、いまだに一生懸命文化・歴史を保存したり、存続をさせるために汗を流していると。1町、いわゆる一つの町で今回、日本遺産に指定をされたのは北海道では江差町だけであります。江差町。それから、複数の都道府県等々で何といいましょうか、指定をされたのは自分もよくわからないのですが、ストーリーということを申請をなさっておるわけで、ストーリーはわかりますけれども、申請をされておるわけでありますけれども、そういっていろいろな町が、何とか地方遺産に認定をしていただきたいと。そうすることによって、それを核にして、これからの観光産業であるとか、あるいはまた、まちづくりの大きな核にしたい、基礎にしていきたいということで競争が激しいのであります。今回も日本遺産に指定をされたのは、先ほど申し上げましたように17件でありますけれども、79件申請して17件の認定を受けたという、こういうことであります。ご存じかと思いますけれども、今、檜山管内の江差町で何十年ぶりに群来が発見をされたと。いわゆるニシンが来て産卵をする、いわゆる前浜が濁るのですね、そういう群来が発見をされたということで喜んでいます。ただ、単に群来を求めておったわけではないのであります。漁民の方々であるとか、関係者の方々がいろいろ努力をなさってニシンが近寄ってくるようになったと、この辺も町を思う、それからその町の活性化を考えたならば、いろいろな日ごろの努力というものが実ってきておるということを私どもは真剣に取り組んでいかなければならない、真剣にとらえなければならないと思っております。日本遺産に指定をされて、理事者、鳥取県の三旗町という町があるわけでありますけれども、この三旗町でどういう取り組みをしているかというと、外国人観光客を来ていただける、訪れていただけるために、外国人のスタッフをその町で雇用したり、その方々にお願いしていろいろ外国にその町のよさ、資源、こういうところだからぜひ来ていただきたいというそういうメッセージの発信に評価を上げたことによって、2015年に4,000人、来てくださる方が4,000人であったものが8,000人になったと。したがって、何を言おうとしているかというと、私は、外国人観光客に来ていただけるならば、鳥取県の三旗町でやっているような外国人のスタッフによって呼びかけするというのも、大きな一つのうねりになるのではないかなという気がしてなりません。そういうことを考えると、いろいろと今、洞爺湖観光というのも現在の洞爺湖観光の環境で十分満足しているとするならば、私は非常に危惧する、憂慮する、そういう環境にあるのではないか。それというのもご承知のとおり、リーマンショックであるとか、あるいはまた東日本の大震災が発生したときには、どんと観光客が落ち込んだ。したがって、世界の経済の動向によっては、変動によっては外国人観光客はしかり、日本の国内の方々も減少するという、そういう流動的な要素があるわけでありますから、私は、これからの洞爺湖観光をさらなる躍動していくためには、しっかりとした洞爺湖観光の基礎というものを、もう一度原点から振り返って検証、検分を図って見直しをかけることが、重要ではないのかなと思うわけでありますけれども、理事者は、その点どのようなお考え持っているでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、2030年に国が6,000万人の観光客、あるいは北海道は2020年に500万人の外国人観光客を呼ぼうということで、一生懸命頑張っていただいております。郡部である私どもの町も、それに沿った対応をしていかなければならないなというふうに思っておりますが、今、日本を訪れる観光客の多くの方は、やはり1番目に観光地である大東京、東京、大阪、京都、そして北海道においては札幌市が、一番の観光地になっているという都市部に観光客が訪れる、これが今現在の観光の日本における外国人が来られる体系なのかなというふうにも思っておりますが、私どもの町にもまだ少ないですけれども、28万人もの方が訪れていただいているというふうなことがございます。私どもの観光地、以前から有珠山を抱えておりまして、苦戦しておりましたが、宿泊のキャパといいましょうか、宿泊の施設そのものが以前は、昭和51年ころは40数軒あったとお伺いしておりますが、今現在、13軒しか宿泊施設がないと。これはやはりお客様が来たくても、なかなかお部屋が取れないという現状が、今現在あろうかとないうふうに思っております。そんなことから、民間事業者さんのお力もいただかなければなりませんけれども、しっかりした宿泊施設、これを最大限重要視していかなければならないのかな。ただ、宿泊施設だけでなく、今度は来ていただいたお客様をおもてなしをする、その対策も必要であろうと。それには町並みの整備、あるいはお客様が歩きやすい態勢、見て回りたい態勢、そういうものも必要なのかなと。これまで洞爺湖町におきましては、特に洞爺湖温泉のほうに特化いたしますと、遊歩道の整備、あるいはぐるっと彫刻公園の整備、さらにはサミット記念館、今現在はジオパークのコーナーも設置させていただいておりますが、そのほかにビジターセンター、いろいろなものを整備させてきていただいております。今までは、ただ単にそれをつくっただけではなく、それを面として誰もが今度はこのルート、次はこのルートというふうなものをしっかり地元で共有していかなければならないなというふうにも思っております。また、足湯、手湯についても全道に先駆けて、いろいろ整備をさせていただいた経緯があります。そんな中、やはりこの地に来て本当によかったね、この自然な大風景をパノラマを目にすることによって、また、火山と共生をするこの地域、この地域を肌で感じることができた、また、学ぶことができたと、そういうふうなトータル的なまちづくりを今もやっているわけでございますが、先ほど申しました宿泊キャパがなかなか少ないという部分の中で、今、頑張っていただいているホテル・旅館等さんについては、それぞれ特色を出しながら私どものホテル、私どもの旅館では、これを売り物にしております等々で、古くからのなじみのといいましょうか、お客様を抱えている部分があります。そんな中で新たな客層を呼ぶ、新たな客の動向体系に対応していく、以前は団体旅行が主流であったものが、今は個人旅行に変化している、そういうものもいち早くキャッチしながら、それぞれに対応できるような観光宿泊施設、あるいは観光地にしていかなければならないなというふうに考えております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、理事者が述べられたことに対しましては、私も同感であるわけであります。今、理事者も言葉に出ておりませんが、あらわれているのは循環型観光というものを考えているのだなと、あるいはまた、考えていかなければならないなと思っております。今、私自身、誤った見方をしておるかもわかりませんけれども、外国人観光客等々、いわゆる観光客がふえているところ、偏りがあるのではないかなと思っています。町全体が、洞爺湖温泉全体が本当に経済の活性化になっているかというと、いまいちではないのかなと思っています。したがって、いかに洞爺湖温泉に来てくださった方々が散策をしながら、いわゆる今、理事者が言われたような各施設を回って歩く、いわゆる循環型というものをこれからは真剣に考えていかなければならない課題ではないのかなと思っております。いわゆるいろいろな資源がありますよ。ただ、自然資源ばかりが観光資源ではありません。今、述べられておりますように、働いている方々の訪れてくださっておる観光客に対して、どういうおもてなしの心を提供するのか、これも一つの資源であります。こういったことやら、あるいはまた食の関係も含めて、一生懸命やっている方もいるわけでありますけれども、いまいち洞爺湖温泉の来たならば、これが洞爺湖温泉の食だよというような、そういうことも大きくクローズアップされるように努力を重ねていかなければならないのではないか、いわゆるいろいろな循環型の観光というものをもう一度、原点に振り返って考えるべきではないのかなと思っております。私は、そういうことを考えて、いかに観光産業の行方というものを考えたならば、資源を活用して付加価値をいかに高めるかということに、重点を置いた施策・方策が求められているのではないかなと思っております。若干、洞爺湖観光の中で大きな資源であるなということを何点か触れさせていただきます。これだけではございませんけれども、その一つには、北海道三景というものがあって、私は以前にも申し上げておりますけれども、利尻富士と定山渓と旧洞爺地区から見る、いわゆる洞爺寺から見る風景ですね、これが北海道の三景と言われております。それから、当然、皆さんご承知のとおり、洞爺湖の八景というものがございます。その中には、一つには、私もたまたま体を清める、あるいはまた健康を考えて歩いておりますけれども、月浦展望台も一つの洞爺湖の八景にもなっているわけであります。それから、我々は相当のお金を投資したのだけれども、その投資したのにもかかわらず、それを生かそうとするエネルギーがいまいちかなと思っているのは、58基の野外の彫刻であります。これも大きな資源として、もっともっとクローズアップできるようなそういう施策・方策が求められているのではないかなと思っておるのですよ。そういうことを考えながら、これからの洞爺湖観光というものをもう一度見直して、いわゆる多くの住民の方々が、この観光産業のあり方というものを意見を出せれるようなそういう組組織化を図って、今まで以上に洞爺湖観光が飛躍する、躍動する、そういう組織体をつくってはどうかなと思うのですね。その点について、理事者はどのようなお考えお持ちでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、議員のほうからお話ありました。洞爺湖周辺には北海道三景、特に洞爺寺のほうから見る洞爺湖、これはまた温泉街から羊蹄・蝦夷富士を眺めて見る風景とはまた違う景観でございまして、本当にすばらしいなというところでございます。また、洞爺湖八景、さらにはジオコースと言われております洞爺湖畔を通って洞爺の親水公園まで、今、ちょっと整備をやっておりますけれども、そちらのほう、こちらのほうもすばらしい景観かなと。それと、きのうもお話に出ておりました。これから十分検討しなければならない、いわゆるジオパークのコース、こちらのほうも本当に見どころがたくさんございます。地質、地層、さらにはいろいろなものを確かめ合いながら、体験しながらそれを歩いて行く、こういうコースはしっかりこれからいろいろな意味で、アピールを考えていかなければならないなというふうにも思っております。そんな中、私どもの町には、先ほども申しましたいろいろな資源がありますが、その資源をうまく利用するのもまたお客様へのおもてなしの心を持ってお迎えし、来ていただいたお客様に感動していただくのも、やはりそこに住む人々、これが一番対応がおもてなしにつながってくるのかなというふうにも思っております。私どもの町は小さい町ではありますけれども、1年を通じていろいろなイベントを今、地域の方々が、商店街、頑張っていただいております。マンガ・アニメフェスタも、最初の出だしは1日間でたしか3,000人くらいの方が、この町に来ていただいたかなというふうにも思いますが、昨年は2日間とうとう雨が、大変な雨の中開催したというふうに聞いておりますが、それでも5万1,000人の方が訪れてくれたと。今、定住人口が洞爺湖温泉は1,000ぐらいですから、そこに5万1,000人の方が集まっていたいた、このエネルギー、集める、そしてみんなで楽しむ、それを開いたいただいた実行委員会の皆さんのエネルギーといいましょうか、そういうものがやっぱり相当熱いものがあるなというふうに感じております。そういうお祭りを今現在、洞爺湖周辺ではかなりの数、実施をさせていただいております。私は、今までの実績にとらわれることなく、また、そういう新しい芽がどんどん出てきて、洞爺湖に行ったら楽しいぞと、おもしろいぞと、また行ってみようと、そういうふうな町になれるよう、みんなと力を合わせて頑張っていきたいなというふうに考えております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。先ほどから申し上げているように、今の洞爺湖観光で満足をしているとするならば、私は非常に懸念、危惧、憂慮せざるを得ないのであります。先ほど申し上げましたから割愛をさせていただきますけれども、いろいろとトップセールスなどもやりながら、それから観光客の誘致に向けて観光協会も努力されているでしょう。いろいろな方々が努力をされているのは、それは私は歓迎をしておるわけであります。歓迎、感動しておるわけであります。しかし、幾ら観光客に来ていただきたい来ていただきたいと言っても、受け入れ態勢が未熟ならば、私はそれは大いに反省をしなければならない。来てくれと言うならば、受け入れ態勢もしっかりとした盤石な受け入れ態勢の基礎というものをつくり上げておかなければならない、こう思うのであります。今、受け入れ態勢の強化を図るということで、よその町の一例を挙げてみますけれども、オーストラリア政府と加森観光と札幌の国際大学が連携をして学校をつくると、これは候補地は留寿都になるのではないかと言われております。この学校をつくるというのは、観光産業に従事をする人たちの確保も含めて、外国人が来ても気楽に会話ができるようなそういう環境を整えなければならないと。ニセコ周辺の観光産業を営んでいる方々の、これは共通課題なのですね、通訳が必要だということは、共通課題なのですよ。この共通課題というものが洞爺温泉地区では、どのような状況下にあるのかということ、おわかりできるかと思うのですが、いかがですか。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
外国人観光客が洞爺湖町・洞爺湖温泉を訪れて、言葉の壁がなく観光ができるかどうかというお話かと思います。一つには、ニセコに関しましては従業員が外国人、欧米関係が多い中、欧米人を採用して対応しているという状況にあります。また、洞爺湖温泉につきましては、アジアの方々が多く来られている中で、各ホテル・旅館においては中国系の従業員の方を受け入れて、その方々が外国人というか、中国人の方々と対応する。また、洞爺湖温泉の観光協会においてもバスターミナルの窓口のところにおいては、英語等において対応するようにはしております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
そういう、今、課長が答弁されたように、窓口等々については確保されているのかもわかりませんけれども、ホテルあたりにそういう専門に会話できるような、通訳できるような状況下は、どうなのですかということを含めて聞いたのですけれども、それはそれとしていいとしても、いわゆる外国人観光客が来ても気さくに会話できるような、あるいはまたホテル内においてもいろいろと会話できるような、そういうたい態勢も必要でないのかなという気がしてならないのですよ。そういうことも必要ではないのかなと、そういったことをニセコ周辺の自治体やら、観光産業を営んでいる方々というのは、先ほど申し上げましたけれども、オーストラリア政府であるとか、あるいはまた加森観光であるとか、あるいはまた札幌国際大学が一体となって学校を立ち上げて、そういう受け入れ態勢を強化を図ることによって、冒頭申し上げたように500万人の来る態勢も維持できるだろうと、そういう狙いを込めて取り組んでいこうとしておるわけであります。それから、理事者ご承知のとおり、8月から阿寒国立公園が、阿寒・摩周国立公園ということで名前が変わるはずです。このことも阿寒地区においては、大きな核にしなければならないと、今までは阿寒国立公園だったものが阿寒・摩周国立公園に変わると、ここだと、そういうことを考えて、今、いろいろと一堂に集まって策を講じているようであります。これは8月から変わるのであります。ちなみにこういう国の指定を受けた方々が、あの地域で国立公園等々が変わるということは日本でも初めてなのですね。だけれども、阿寒国立公園が阿寒・摩周国立公園に変わるというそのことを核にしていきたいという、そういういろいろな地域で試行錯誤やら、切磋琢磨の中で燃えているわけであります。ぜひ洞爺湖温泉でも、これから洞爺湖観光をさらなる躍動させるために、するために燃えなければならない、住民全体で燃えなければならない。観光産業に従事している人だけでなくて、全町挙げて西胆振経済圏の核になっている洞爺湖温泉、あるいは洞爺湖町の経済の土台となっておる観光産業、これをしっかり全町挙げて取り組んでいかなければならないと思いますけれども、その辺の見解を伺っておきたいなと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、議員おっしゃられました阿寒・摩周、釧路を中心として、こちらのほうについてはちょっと一歩、先にやられたかなという感がしてならないところでございます。それというのも私どもは、当初から観光庁のいわゆる登別・洞爺広域観光圏の枠組みを、これは私どもの地域が先にいただいたわけでございますが、その後、国土交通省・観光庁の中の協議の中で新たな観光体系というものを模索し始めた。私ども、登別・洞爺広域観光圏も、実は国交省のほうと協議をしておりました。その中で、このエリアだけでなくて千歳、あるいは札幌も含めた道央観光圏として、何とかその動きをさらに拡大できないかというお話でございましたが、前段でも申しております札幌は一大観光地でございます。そちらのほうがなかなか動きが鈍いということもございまして、今現在もそちらのほうと何とかタイアップができないかということで、協議をさせていただいているところでございます。できれば大きな枠組みの中で協議を一緒に、足並み歩調をとらえていきたいなというふうにも考えております。また、以前から道央3温泉というふうに言われておりまして、私どもの地域は定山渓、そして登別温泉、そして洞爺湖温泉と、これが道央3温泉として古い時代から栄えてきたところでございますが、これらの道央3温泉をさらに拡大できるようなものを模索していかなければならないのかな。確かに、北海道観光208万人の方が昨年は泊まっていただいておりますが、その多くはこの道央圏に集中しております。そんなことから、それをさらに拡大するための模索を今後も続けていかなければならないというふうに考えておりますが、ちょっと前段で外国人の語学に対する対応のこともちょっと出ておりましたので、私どもの町ということではないのですが、私どもの町で営業しておられる会社のほうが、今、観光学校みたいなものを建設、苫小牧市のほうですけれども、建設していただいて、それを各それぞれの地域のホテルのほうに、そこで学んだ方々をできれば送り込みたいというお話も承っております。また、洞爺湖温泉の観光、あるいは旅館組合のほうでは、年2回、春と秋にアジア系の語学、あるいは英語の語学、これらを講師をお招きして今、講習会を開いていただいております。そういうことで、従業員の方にも英語の対応ができやすい、またはアジア系の対応ができやすいような勉強会を重ねているところでございますが、これらについては今後もしっかり考えていかなければならない。それと、先ほどもう一ついいことを言っていただいた、ご提言をいただいたのは、外国人のスタッフを何とか行政の中で、私どもの職員の中には英語をしゃべれる人間が何人かおります。ただ、そうではなくて外国人の方が、外国人の方に対してご案内を、この地域をご案内できるスタッフ、これは何とか検討してまいりたいなというふうにも思っております。特に、アジア系の方、あるいは最近は欧州だけでなくて欧米の方も、特に北海道は今回、山谷副知事がアメリカへ北海道をアピールと、PRするということで使節団を組みまして、欧米からたくさんの方に来ていただきたいということを、今、率先してやっていただいているわけでございますけれども、それらの方が本当に来たときに、その国の方がご案内をすることによって付加価値がつくであろうそういうことも考えながら、ただいまのご提言に対しましては、本当にしっかり検討していきたいというふうに考えております。