洞爺湖町議会 平成29年3月会議 2017年3月7日
公共施設のあり方について
2017年3月7日、洞爺湖町議会の一般質問で、大西智議員が「公共施設のあり方について」質問し、観光振興課長 佐々木清志、町長 真屋敏春、庶務課長 山崎貞博が答えました。
- 聞いた人
- 大西智 議員
- 答えた人
- 観光振興課長 佐々木清志、町長 真屋敏春、庶務課長 山崎貞博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 12番 大西智
それでは、2番目の件名に入りたいと思います。公共施設のあり方についてということでお伺いしたいなと思います。まず初めに、(1)番目の老朽化した洞爺湖森林博物館を今後どのように考えていくかということなのですが、まちには数多くの公共施設があるのかなと思っております。ただ、今後、多くの施設のあり方などは既に検討に入っているかなと思います。年次的に修繕なり改築または取り壊し等々、お金のかかることも予想されるわけなのですが、そういったことで、計画的に進める中で、(1)番目の洞爺湖森林博物館を今後どのように考えていくのかということで、お聞きしたいなと思います。
町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)
ただいまの森林博物館の件でございますが、議員がおっしゃるとおりでございまして、森林博物館につきましては、平成27年の9月議会、28年の3月議会でも一般質問がございました。建設されてから90年たっておりまして、町に移管されてから48年ということでございます。その間、町としましても、観光施設の検討委員会等によります検討、また、昨年にも森林博物館のあり方検討委員会というもので、環境省、酪農学園の専門家の先生方、北海道の環境部門・観光振興部門、これは胆振総合振興局でございますが、加えて観光協会、湖水で事業をしております洞爺湖汽船株式会社、洞爺湖で環境問題を進めておりますUWクリーンレイク洞爺湖協議会などから成る組織を立ち上げ、検討しているところでございます。この森林博物館については、昭和30年に当初建設されているものでございまして、当時は北海道の林業の振興という言葉で引き継いでございますけれども、皆さん方もご存じのように、基本的には、もう林業の展示施設ではなく、中島全体を利活用した動線としての役割が必要ではないかということがございます。また、生物の多様性の現在はエゾシカ問題もございます。また、洞爺湖温泉は、外国人観光客に大変たくさん来ていただいていますけれども、外国人に向けて開放するような施設としても、維持していかなければならないのではないかという意見もございます。町としても、財源問題やあそこに建設するという技術的な問題、また施設の水・電気の維持問題、こういうものが課題となるのではないかという形で皆さんと意見交換しております。ただ、建設すると言いましても、財源の問題がありますので、環境省のほうに自然公園の整備事業の補助金というものが、国立公園の中で対象となるものがございまして、それらをお願いする形で、今、協議を進めているところでございます。財源等が厳しい状況でありますけれども、環境省とも協議を進めて、何とか早い段階で対応していきたいというふうに考えてございます。まずは、これらの先ほど言いました問題点を進める上で、基本計画を早急に策定しなければならないのではないかと考えております。以上でございます。
議員の質問 12番 大西智
今、答弁があったのですけれども、本当にこの施設というのは、昭和30年に、洞爺湖中島に洞爺湖を取り巻く豊かな自然、そして、そこに生きる生物をテーマとした資料を展示しているわけでありまして、私も何回か入館させていただいたのですが、洞爺湖中島を含めて、洞爺湖温泉の観光には必要な施設かなというふうに思っております。平成29年度の町政執行方針の中にも書かれているわけなのですが、具体的な財源は、ある程度、お話しされたのですけれども、具体的な年次的な計画というのですか。早急にということでお話はあったのですが、もしそれが具体的にあれば、お聞きしたいのですけれども。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
森林博物館の関係、ただいま担当課長から答弁したわけでございますが、いずれにしても、相当の費用がかかってくるであろうと考えられます。そんなことから、今、環境省、実は私どものまちにはビジターセンター、そして財田のほうの施設の2カ所、環境省の補助が入った施設がございます。環境省のメニューの中にはあるのですが、それも2分の1で、どういうふうになるかわからないことと、さらには、中島は管理、所有されている方が今は国のほう、特に営林署のほうということもあり、そちらのほうでも何か新しい補助がということを、今、国のほうで考えているようでございます。私どものほうも、それも2分の1ということになるわけですが、そういう補助金の手当てをしっかりしなければ、なかなか一般財源だけでは厳しい町の情勢がございますので、そちらのほうをしっかり検証して、それから、日程、また規模等々を策定していかなければならないかなというふうに思っています。その後の日程、スケジュール等々については、担当課長のほうから申し上げさせていただきたいと思います。
町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)
先ほどの私の答弁で、建設から90年ということを言いまして大変申しわけありません。60年の間違いでございまして、その辺は、ご訂正いただきます。申しわけございません。それで、今、町長が言ったとおりなのですけれども、担当課としましては、今、企画、財政課のほうとも第2期まちづくり総合計画というものを策定中で、基本計画、基本設計、実施、そうした場合に、あそこに資材はあって、今と同じ規模を建設するのにどのぐらいかかるかというところを検討しております。担当課としましては、早い段階のまちづくり10カ年計画の前期のうちで、何とか処理していただきたいというふうに町のほうにお願いして、皆さんにご説明したいと思います。以上でございます。
議員の質問 12番 大西智
いろいろな、財政的なものも含めて、やはり検討しなければいけない部分があるというのがわかりました。今後も、十分検討していただいて、魅力ある施設にしていただければなと思います。次に、(2)番目の旧洞爺高校の寮の活用に入りたいと思います。昨年の9月会議でも、私、一般質問でさせていただいております。そのときの答弁の中では、農業振興課のほうから、農業関連の施設として考えて、進めてきたが、農業者の声を聞く中では、現状、厳しい状況であるといったような答弁かなと思っております。町長のほうからも、早急にこの件に関しては進めていきたいのだというような答弁もあったわけなのですが、現在どのような状況になっているのか、お聞きしたいなと思います。
町の答え 庶務課長 山崎貞博(庶務課長は2017年3月まで)
旧洞爺高校の生徒寮でありました洞青寮の活用につきましては、議員がご指摘のとおりで、9月の議会の中で農業者への要望等の調査を実施しておりましたが、調査の結果、農業関係での活用が非常に厳しいとのお話をさせていただいてございます。現在の洞青寮の状況でございますが、利用等の要望のお話が何件か来ておりまして、町といたしましては、関係機関と協議等を行っているところでございます。
議員の質問 12番 大西智
9月に一般質問をさせていただいて、そのときには、閉校して何カ月かたつかなということでお話しさせてもらったと思います。それで、今は3月でございます。閉校して約1年がたとうとしているわけなのですが、なかなか先がちょっと見えてこない部分があるのかなと思って、今、聞いておりました。地域住民の方からは、やはり閉校して1年がたっているといった中で、何か利用できないのかというような声が多く聞かれるわけでございます。建物は、やはり利用しないと朽ちてきますし、数年たつと、本当に利用できなくなってくるのではないかなという心配もしているところでございます。9月の会議の中で、真屋町長の答弁で早急に対応したいという思いがあったかなと思っております。また、平成29年度の町政執行方針の中にも、今回施策としてちょっと載っていないのですよ。やはり、その辺、町の施策として、これからどういうふうに考えていくのか、施策としてどう考えるべきなのかを含めて、お聞きしたいなと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
洞爺高校の跡地、洞青寮の関係でございますが、以前から何とか地域の農業振興、特に高台地区におきましては、非常にすぐれた農家が点在しておりますので、そういうものに寄与できないかということで、いろいろ検討させていただいてきたわけでございますが、残念ながら、希望戸数、あるいは、賛同してくれる方々が残念な結果になってしまったという中で、ただいま、本当に何件か声が来ているところでございます。私どもも、あれをそのまま放置しておくわけにはいかない。まだまだ使える建物ですので、何とか有効利活用できないだろうか。そういうことを検討しておりまして、今、お話が来ているところは、なかなか有望というふうなことも考えられます。そんなことから、残念ながら、まだちょっと話が詰まっていないという部分もございまして、それらを整理しながら、年度途中でも、また議会のほうと協議をさせていただきたいなというふうに考えております。
議員の質問 12番 大西智
真屋町長の施策の中では、ある程度考えられている部分、またいろいろなところから来ている部分というのはわかりました。ちょっとこれは私が考える部分等々もありまして、ことしの春にポロモイスタジアムというサッカー場がオープンするわけなのですけれども、なかなか、あのスタジアムを利用する方々の宿泊施設なり合宿施設等々がないのではないかというような声も上がっております。その中で、地方から来るチーム、選手の合宿所としても考えられる部分なのかなとは思っておりますけれども、その辺に関してはいかがでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
合宿所等々の関係につきましては、今、NPO洞爺にぎわいネットワーク、ワンストップサポート事業の中で4月から展開していただく、今現在も申し込み中でございますけれども、今、聞いている状況の中では、残念ながら、まだ日帰りという部分が多いように聞いております。何件か宿泊という部分もあるようで、その部分については、今、宿泊施設がございますので、そちらのほうを予定しているとお聞きしておりますが、町が持つということになりますと、やはり、それなりに経費も安く済むという部分もございますので、それらも含めながら検討しているところでございます。
議員の質問 12番 大西智
ぜひスピード感を持って、この旧洞爺高校の寮に関しましては取り組んでいただきたいなと思います。