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洞爺湖町議会 平成28年12月会議 2016年12月12日

職員数減を見越した準備について

2016年12月12日、洞爺湖町議会の一般質問で、髙臣陽太議員が「職員数減を見越した準備について」質問し、総務部長 伊藤里志、経済部長 澤登勝義、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
髙臣陽太 議員
答えた人
総務部長 伊藤里志、経済部長 澤登勝義、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 髙臣陽太

時間も遅くなってまいりましたので、なるべく早くやりたいなと思っています。それでは、通告書に載せさせていただいた職員数減を見越した準備についてということなのですが、平成27年に洞爺湖町定員適正化計画を見直して、当時実施された業務量に関する調査によると、6割の職員の方が業務量に対して職員数が不足していると回答し、また同じように今後も業務がふえるのではないかというのを、6割の方が回答していたようです。それで、僕は決算のときに、平成27年度で職員数が少し減って、その分、給料の全額が減るのはわかりますが、時間外手当の分が余り減っていないのですが、負担はかかっていませんかというようなことを聞いたと思います。そのときは、問題なく行われていますということだったのですが、実際にちょっと調べてみたら、実際、26年度に比べて人数は減ったけれども、一般会計の時間外勤務だけを見れば、26年度よりも27年度のほうがふえていたというのを確認しました。今回、これから平成32年に向けて、どんどん職員の数が、今は横並びですが、少し下がってくるというのを踏まえて、今、事務事業の効率化というのは、どういうふうに行われているかというのを聞かせていただければと思います。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

当町の定員適正化管理計画ですが、これにつきましては、一番初めには、平成21年9月に行財政改革集中プランの一環としまして、この計画を10年後の平成32年の当初を目標に策定していきました。その中で、職員数が減少する中でも効率的な事務事業の執行を図るということに取り組んでおります。まず一つ目につきましては、課長のリーダーシップにより柔軟に課内の業務の割り振りが可能となるような仕組みづくりということで、これにつきましてはグループ制を導入しております。二つ目につきましては、事務事業の評価制度を導入し、業務の洗い出しを行っているところでございます。三つ目につきましては、民間との協働による事務事業範囲の見直しということで、これについては指定管理者制度の導入を行っております。四つ目なのですが、これは限られた職員の中で、最大の効果を得られるということで、これは人材基本方針でございますが、研修や人事評価制度を導入した中で、職員の能率開発に努めているという状況でございます。

議員の質問 4番 髙臣陽太

グループ制とか指定管理を行っているということで、また、資質を高めるために研修にも多く出されているということなのですが、実際にこの平成32年、この計画内に向けて、どの程度の今、進行状況かという手応えみたいのはあるのでしょうか。もとに比べて、グループ化をしたことによって、こういうふうに課ごとの業務が分散されているよとか、実際に時間外のものが平均化されてきましたよなどという効果というのは出ているのでしょうか。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

やはり、グループ化につきましては、課内での情報の共有化という部分でございます。その辺につきましては、やはり仕事を課の中でともに係ではなくて課の中で共有しながらやっていくという形の中で、時間外の削減というか、ただ、職員が減る中で大幅に時間外の削減を図っていくというのは、なかなか難しい部分がございます。その中でも、前年度よりは少なくしようという形の中で、今行っている状況でございます。

議員の質問 4番 髙臣陽太

実際、僕もこの2年間、いろいろ会議に出させていただいて、どんどん、どんどん事務量がふえているのではないかなという感覚と、答弁の中にも、なかなか人がいなくて協力を申請できない、みんな忙しいからできないみたいな話も聞こえてきたりします。この計画の中で平成32年以降、今144人となっているものが139人になる。さらに5人減って、今ここに並んでいらっしゃる課長さんのうちの約半分ぐらいが退職されてしまって、新しい方になってという状況になると思うのですが、明らかに新しい方が入っても、業務に対する量だったり、質だったり、マンパワーというのが不足されてくると思います。それに対して事業変更なども見通しとか対応策というのは、今考えられているのでしょうか。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

この計画でございます。当初の計画では、131人にするということで、これはベースになっているのが新町建設計画の職員数でございます。これをベースにしまして、131人ということで計画を作成したところでございますが、その一方で、やはり子育て支援、健康づくり、観光産業の推進、経済対策の実施、危機管理体制の整備など、新たな財政需要、また、財政課題が出てきたということで、平成27年3月に現行の131人から8人ふやしまして、139人ということで、計画を見直したところでございます。また、職員の採用につきましても、事務職員につきましては、一部不補充にしておりますが、技術系、保育士、保健師などの専門職につきましては、欠員を補充しているという状況でございます。限られた職員数の中で複雑、多様化する行政ニーズに対応していかなければならないという部分の中では、町民へのサービスの低下は絶対に引き起こしてはいけないということで、全職員がそういう意気込みで働いております。引き続き、職員の個々の能力の向上や組織力の確保を図り、職員の適正化に努めてまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 4番 髙臣陽太

サービスの低下は引き起こせないということで、とても町民にとってありがたいなということだと思いますし、実際に職員の方は、すごく一生懸命やられているというのはわかっているのですが、どうしても、僕もイベントなんかは手伝ったりするのですが、そのときにやっぱり同じような顔ぶれの方を見てしまったりだとか、夜遅くまで庁舎に電気がついているのを見ます。それが悪いということではなくて、負担がかかっているのであれば、何か考えていくという方法にも取り組んでいかなければいけないのではないかなということで、次の質問に移るのですが、民間活動の自立推進についてということに係ってきます。町が事務局となっているなど、関与している事業及び団体数を教えてください。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

現在、町が補助金の交付や、また、事務局として関与している各種団体でございます。防犯、交通安全、福祉、観光、産業、社会教育事業など、各種団体や実行委員会など、全体で47事業、40団体というふうになってございます。

議員の質問 4番 髙臣陽太

47事業、40団体。僕もこの中の幾つかの事業にはかかわらせていただいている部分もありますが、この事業の中には、町が事業になっている中、時間外、例えば皆さん、業務を終わられてから6時以降、6時半とかいう時間で、業務以外の形で手伝ってくださっているという部分も、もちろんあったりするのですが、例えば、これからどんどん、どんどん人数が、人口も少なくなって、職員の方も少なくなって、先ほどから話があるように、町の財政も少し縮小されていく中で、町がここに取りかかれる人を割けなくなるよと言うと、どんどん、どんどん民間活動がしぼんでいってしまうのではないかなと思っています。ただ、このまちは観光もあることから、民間活動が物すごく活発だというのが、外に向けて発信される大きな力にもなっていると思うのですよね。僕はそういうふうに考えているのですが、町のほうではそういった捉え方をしているのでしょうか。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

やはり、現在、民間団体に町が関与している状況につきましては、先ほど述べたとおり、47事業、40団体ということになっております。限られた職員数の中で、今後もこれまで同様に、そういう事業に町が関与していくことについては、職員数の削減という中では大変難しい状況が来るのかなというふうに考えております。また、議員がおっしゃるとおり、民間が活発な活力を持っているという中では、町としましても、法令等で定められた部分については町が行うということでございますが、町が実施しなければならないという事業は除いて、サービスの水準の低下を招かない範囲で、民間にできることを民間に委ねていきたいということが重要であると考えているところでございます。

議員の質問 4番 髙臣陽太

民間に委ねるというのは、すごくいいことだなと思っているのですが、どうしても、もう今現在、汗をかいてくれる年代の方が高齢化して、若い方がどんどん、どんどん少なくなっているという状況で、僕らがイベントなんかをやっていても、30代から上の方がほとんどで下の方が来ない。出てこないというのが現状なのです。ただ、僕はどうしても民間活動が活発だというのは経済活動、つまり利益を出していかないとなかなか続けられないと思います。町にお金も人もずっと任せっ放しだと、どうしても町の状態が悪くなったときに全部なくなっていってしまう。これから10年後、15年後を見ると、どうしても人口が下がっていき、同じように職員数も、予算も減れば、どうせそういう時代が来てしまう。これは今、一生懸命、移住・定住対策や子育てなんかに力を入れても、緩やかにはなっても、なかなか上がっていくことというのを考えるのは難しいので、であれば、緩やかに下がっていきながら、そのときにいい形ができる仕組みづくりをしていかなければいけないと思うのです。そういう仕組みづくりをしていただけたらと思うのですが、町でそういう仕組みに取り組むという考えはあるのでしょうか。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

民間の自立した活動に対して、継続して事業展開が可能なのかと、財源の確保や人材の育成が必要であるという考えは持っております。その中で、例えばなのですが、各種事業を行っている中では、企業の冠をつけたスポンサーになっていただいて、財政的な支援をお願いするとか、あとは民間団体が独自の事業開発というのですか。そういう一定の期間、補助金を交付した中で、将来的には補助金をなくすような、民間が独自で自主財源を確保できるような仕組みに対しては、積極的に町も支援してまいりたいというふうには考えております。

議員の質問 4番 髙臣陽太

すばらしい取り組みになると期待したいところなのですが、今このまちで、2本の柱が経済の中であって、観光と医療の部分と、その中でも観光というのは、僕はすごくこれから重要だなというふうに思っています。町税は人が減ってしまうとなかなか入ってこないのですが、外から入る観光というのは、町民の数に依存しない。企業があって、受け入れてくれる施設、場所があれば、入湯税もそのまま維持されるという意味で、もう少し観光協会が活発に動けるように取り組んでほしいなと思うのですが、そういった考えはお持ちなのでしょうか。

町の答え 総務部長 伊藤里志(総務部長は2017年3月まで)

町のほうからというか、観光協会自体のお考えもあろうと思いますし、その中では、そういう自主財源の確保を図れる部分であれば、町のほうも先ほど申し上げましたとおり、支援をしてまいりたいというふうに考えております。

町の答え 経済部長 澤登勝義(経済部長は2017年3月まで)

観光協会に対するということで、今までの流れから、ちょっと観光のほうに振られたものですから。これまでも観光協会とは、毎年いろいろな分野、全体的な経済の低迷時代から、近年においてはインバウンド、海外、これまで国内、道外といったいろいろな取り組みですとか、自助努力の部分も含めてですね。そういうところで行政側と、主体を持って進めていっていただいている協会のほうとは、連携しながらこれまでやって、その成果がここ数年あらわれてきているのかなと。そういう中で、最終的には自立した中で、独自の展開ができ得る組織というのが最終形態になるのかなというところで、行政のほうもでき得る範囲で、それと、協会もこれまでとはまたステージが違う段階の中で、ともに連携して世界に誇れる観光地というものをつくっていければなというふうに考えております。

議員の質問 4番 髙臣陽太

観光協会が自立していけるような、自主財源をとれるような活動の取り組みもしてほしいなと思っているのは、去年は1億円ぐらい入湯税があって、その中で観光協会にもちろん事業として交付しいるお金もあるのですが、観光協会が自主財源を持つことによって、今の観光の勢いを失わないまま、その分、入湯税から少し払わないでいい日が来たら、その分を少し住民のほうに何か使える仕組みになったり、取り組みが新しくできるのではないかなと思って、ぜひ取り組んでもらいたいなというふうに思っています。これから10年後に向けて、このまちの人口は、どんどん少なくなっていってしまうのですが、ぜひこのまま楽しいまちでいられるように、仕組みづくりをしてほしいなと思うのですけれども、そのあたり、町長はいかにお考えですか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、第2期のまちづくり総合計画を策定、そして今議会に提案させていただく予定でございます。その中で、私どもの大きなツインタワーと申しましょうか。大きな産業として、観光産業があります。もう一方では、医療・福祉、こちらのほうが、今、相当数の事業所等もありますので、そこに働く方々、そして受け入れ可能な施設、こういうものをやはりしっかり構築していかなければならないなと思います。観光産業においては、来られる観光客の方に落としていただける、いわゆる不在住人口の交流人口の中で、経済効果が多く出てきている部分があるかなというふうな思いからすると、やはり観光産業をまだまだこれまで以上に発展させなければならないと思っております。そんな中で、今現在、海外からの資本、こちらのほうも今、話が二、三来ているところもございまして、しっかりした業種であれば、これはしっかり、またお話を聞いてみなければならないなというところもあります。今、北海道も非常にそのインバウンドの資本が入ってきている部分があります。この間も心配でちょっと北海道と協議、相談に行ったところでございますが、北海道のほうは今、地域の発展のため、地域の活性化のためには、ある程度ウエルカムで迎え入れをしてほしいということで、そういう要請、要望も聞いてきましたので、そこら辺はまた、しっかり精査していかなければならないなというふうにも思っております。そんな中で、私どものまちも、相当数の入湯税をいただいております。特に洞爺湖温泉を中心とした入湯税で、観光協会の方々にも一生懸命頑張っていただき、そんな中、先ほど経済部長がお話ししたとおり、ここ数年、非常にいい状態が続いているなと思っております。それをさらに構築するためにはということでございますが、以前からこの洞爺湖温泉街には相当の投資をしております。その借金の返済が、今なお多額で続いております。それらのものは洞爺湖温泉の発展を願って整備した投資の金でございまして、そちらのほうを差っ引くと、今、洞爺湖温泉の観光に対しては、単年度の予算としては三千七、八百万円かなというふうに思いましたが、トータルすると非常に大きい金額になっております。ただ、先ほど申しました今後10年間、これから10年間の計画の中では、観光産業あるいは医療・福祉事業、こちらのほうをメーンとしながら、農業あるいは水産業、既存の産業形態をしっかり構築していかなければならないなというふうにも思っております。今現在、どれだけのものができるのかということは、いま一度、検証していきたいなというふうに思っております。昨年から地域再生計画をいただき、洞爺湖温泉の温泉源、これのいわゆる配湯もやらせていただいております。今後、温泉地としてますます頑張っていける要素ができたかなと思います。そこで若い方々に一生懸命頑張っていただいて、大きなイベントを数多くやっていただいております。そういうもの、そして、これから来るかもしれないいわゆるインバウンド資本、それらをいかに共有しながら洞爺湖温泉の発展につなげられるか。これらは観光協会とも、今後とも協議していかなければならないなというふうに思っております。では、しからば来年度、平成29年度、あるいは30年度の観光協会に対する、その補助金等々について、十分これからも検討していかなければならないなというふうに思っておりますが、いかんせん、その投資している金額が余りにも大きい金額、償還で相当数の、本当にそれだけで億以上の償還をしている部分がございます。それらも含めながら、十分検討していきたいなというふうに思っております。

議員の質問 4番 髙臣陽太

過去の投資と、未来への仕組みづくりというのは、少し考えながら進めていかなければいけないなとは思うのですが、行く行くはこの47事業、40団体のうちの幾つかが自主的に運営されて、少しでも役場の、行政の力が住民に広く関係するような役割づくり、お互いの役割づくりが進んでいったらいいなと思っています。以上です。

出典:洞爺湖町議会 平成28年12月会議 2016年12月12日 議事録 PDF(75ページ) 間違いを知らせる