みんなの議会

洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月9日

平成28年度の町政執行方針について

2016年3月9日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「平成28年度の町政執行方針について」質問し、産業振興課長 佐藤孝之、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、観光振興課長 佐々木清志、健康福祉課長 皆見亨、上下水道課長 篠原哲也、管理課長 天野英樹が答えました。

聞いた人
板垣正人 議員
答えた人
産業振興課長 佐藤孝之、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、観光振興課長 佐々木清志、健康福祉課長 皆見亨、上下水道課長 篠原哲也、管理課長 天野英樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 板垣正人

おはようございます。9番、板垣でございます。通告順に従って質問させていただきますけれども、理事者の方々には、答弁をよろしくお願いいたします。今回、私は、件名で言うと1件なのですけれども、町長がこの間朗読していただきました平成28年度の町政執行方針についてということで、全般について質問させていただきます。この中で、今回、いつもよりすごく具体的に書いているなと思ったのが移住、定住のことなのかなと思いますが、具体的に町政執行方針が出ておりました。その中で、今回、移住・定住対策の中で一元化した相談窓口をつくりますということがありました。この具体的な内容を教えていただきたいと思います。今まで、移住、定住ということは、皆さん、議会でも町側からもいろいろなお話がありましたけれども、具体的に少しずつ進んできているのかなと。その中で、今回、ワンストップ化するということが町政執行方針に載っておりました。この中で、どういうふうに具体的にやっていくのかなということで、まず1点目はお聞きしたいと思います。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

移住・定住対策の一元化ということで、そのご質問でございます。現在、ワンストップの窓口として、産業振興課がその窓口となって、町の各部局で実施する居住や就業、出会いなどの住居、移住に関する施策や住宅に向けた子育て支援などの施策の情報提供について対応しております。それでは、一元化の具体的な内容ということで、今後の取り組みということでございますが、まず一つ目でございます。これは申すまでもございませんが、移住相談に対して、役場内の関係部署をたらい回しにするような対応を防ぐために、一元的な窓口対応を行うということでございます。一人一人の相談や要望に応えた情報提供を行うほか、移住実現のための提案や紹介、手配など、さまざまな問い合わせに対して、ワンストップ窓口として、きめ細かな対応を行っていきたいというふうに考えてございます。それから、二つ目として、移住希望者の年齢、家族構成、また地域でのライフスタイルのイメージもそれぞれ異なるため、問い合わせ内容もさまざまになってきております。このため、関係各課は移住相談を想定して情報の掘り起こしや情報の収集、整理をして、移住ワンストップ窓口への最新情報を提供するなど、常に連携をとってまいりたいということでございます。それから、三つ目でございますが、これは情報発信ということが大変重要になると思います。移住希望者向けの専用ページの開設や移住関係のパンフレットの作成、十分な情報の提供と、相談窓口に関する情報発信もあわせて行ってまいりたいというふうに考えております。しかし、相談内容も多様化してきておりまして、産業振興課職員だけでは対応し切れない部分も懸念されますことから、今後、最終的には、地域の優秀な人材や地域おこし協力隊などの活用なども考えながら、専従のコンシェルジュを育て上げられないかということで、きめ細かな対応ができるようなシステムを今後考えていきたいというところでございます。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

今、課長のほうから答弁いただきました。いろいろな角度から非常に詳しくお話をしていただきましたけれども、そのとおりやっていただければそれでいいのかなと思います。それで、お聞きしたいのですけれども、例えば、相談窓口ということで、相談される側がいるわけですね。そういう方は、どういう立場の方が相談に乗って、今、コンシェルジュという話もありましたけれども、現時点ではどういう方々が相談に乗っているのか、まず一つお聞きしたいと思います。また、パンフレット云々という話もありましたけれども、このパンフレットを私はまだ残念ながら見ていないのですけれども、どういう形でお渡ししていけるのか。また、定住もそうですけれども、移住される方、特に若い方は、移住してくるわけですから、過去の仕事をやめて、ここでまた仕事をしなければいけないということで、例えば仕事の情報はどうなっているのかなとか、生活するためには一番大事な部分でありますので、その辺のことをまず聞きたいと思います。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

対応されている職員ということのご質問でございます。産業振興課の職員として2名おります。それから、私も含めて状況に応じて3名で対応をしております。それから、パンフレットのご質問でございますが、このパンフレットについては、現在、移住体験住宅のパンフレットということで、とにかく洞爺湖町に来ていただいて移住の体験をしてくださいというようなパンフレットを現在つくっておりますが、これは、もう少し町のPRも含めた中で新たなパンフレットもできればつくっていきたいなと考えております。それから、仕事の情報ということでございますが、これについては、地元の事業者から要望があれば、募集の関係で載せている部分もございます。それから、伊達の職業安定所から情報をいただいて、載せられる部分についての確認をとりながら、その部分については載せているということで情報の発信はしております。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

わかりました。まず、きめ細かくやっていただいているなというふうには思いますけれども、実際にこの相談に来られた方は今までどのぐらいおられますか。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

実際の窓口における相談の件数といいますか、実績でございますが、平成27年度、今年度の実績についてご報告します。移住全般に関する相談ということで、まず電話による質問が4件、窓口が2件です。それから、空き家バンクに関する相談は、電話による相談が24件、窓口が5件、メールでの質問が1件で合計30件です。ちょっと暮らしの相談は、電話による相談で17件です。それから、チャレンジショップに関する電話相談が1件と窓口相談が4件で合計5件でございます。それから、平成25年から27年度までの3年間の合計について集計したものもありますが、移住相談につきましては、電話相談が21件、窓口相談が9件、メールによる相談が1件で合計31件です。空き家バンクに関する電話相談が72件、窓口相談が17件、メールによる相談が1件で合計90件です。ちょっと暮らしに関する電話相談が32件でございます。それから、チャレンジショップに関する電話相談が11件、窓口相談が9件の合計20件です。全体では、この3年間で合計173件のご相談がございました。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

そこそこの数の相談があるということですね。この相談された中で、窓口対応なり電話対応なりした中で、実際に移住された方はどのぐらいいるのか、チャレンジショップに関しては大体わかりますけれども、移住の関係だけでお聞きしたいと思います。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

実際に移住された方ということでございます。これは、平成23年度からご報告したいと思います。平成23年度が10世帯で18名、平成24年度が6世帯で12名、平成25年度が4世帯で10名、平成26年度が6世帯で8名、平成27年度が3世帯で5名です。これは、あくまでも産業振興課の窓口を通して移住された方の実績でございます。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

わかりました。年度を追うごとに少なくなってきているのはちょっと寂しい感じがします。平成28年度はもっとふえるように何とか努力していただきたいと思います。もちろん、そういう問い合わせがないとそういうことができると思いませんけれども、基本的に洞爺湖町として移住対策に対してこういうことをやっていますということは、ほかのまちに比べると、きのう、おとといも話がありましたけれども、もうちょっとボルテージを上げてもいいのではないかと思います。ワンストップ化ということで窓口が一本化になっていますということも含めて、きちんと対応していったほうがいいのではないかと私は思っております。そういう中で、今回、町政執行方針の中で、洞爺地区に独自の単身者住宅16戸を建設するなんて具体的な数字も出ております。これはきっと予算審議でも出ると思いますけれども、こういう話を聞くと、移住対策のためにこういう対策を町として今回やるのだなと。例えば、温泉街でも各事業所があります。例えば、私、たまたま相談される方というか、聞いた方がおりますけれども、例えば、某ホテルに就職して、そこに寮がありますと。寮があるから住むところは大丈夫だなと思って行ったら6畳一間ぐらいでえらい狭くて非常に大変だと。結局、そこを出られて自分で民間のアパートを借りる。それは、借りられる方はいいのですけれども、そうではない若い方は、給料の関係とか収入の関係とバランスがとれなくてという形もあります。例えば、温泉街のほうで、例えば事業者単位で、ことしは洞爺地区という計画がありますけれども、例えば温泉街、本町地区でもいいですが、例えば、そういう声があった場合に、大きくなった場合に、今後の話ですけれども、そういう住宅でもつくれるのか。私は思っているのですけれども、今、例えば民間のアパートであいているところをそういう扱いにして家賃を補助的にやって何とか入居してもらうとか、いろいろなやり方があると思うのですけれども、定住につながるものをですね。そういった考え方はどうなのかと思っているのですけれども、その辺はいかがなものでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

定住・移住対策については、今後、洞爺湖町としてしっかり力を注いでいかなければならないと思います。特に、人口の減ということは本当に大きな問題でございますので、何とか生産人口、これらの方々にもたくさん来ていただけるようなまちづくりを進めていかなければならないと思います。その観点から、今回、洞爺地区のほうにおいて、16戸を建設予定として挙げておりますが、将来的には、これは財政の状況もよく勘案しなければなりませんけれども、本町地区がいいのか。ただ、洞爺湖温泉には非常に厳しい条件があるということから、なかなか厳しく、それらのものをクリアできるような状態にないということから、今、議員がおっしゃられたような民間の住宅を借り上げ云々ということもこれからの検討課題にはなってくるのであろうと思っております。ただ、家賃、借り上げ料等々との関連もございますので、その辺は慎重に検討していかなければならないと考えております。ただ、住宅問題については、今、どこかのホテルに入っていただいて、入った方々が寮に入って6畳一間口というお話でございました。正直に言いまして、単身の方が2LDKとか大きな建物を求めようとするならば、それなりの個人のリスクも多いと思いますが、いい暮らしをしていきたいということであれば、それなりの収入が上がるような努力も個人にしていただかなければならないだろうと思っております。今、当町が考えておりますのは、単身者で所得層の低い方々が当町に何とか住んでいただけるような方策でということで、洞爺地区のほうに16戸を今回考えるわけでございますけれども、その成果いかんを見て、今度は町内の有効な地域に、何回も繰り返しになりますけれども、財政の状況を勘案しながら将来を見据えた住宅対策を考えていかなければならないと考えております。それと、先ほどのご質問の中でお聞きしていたのですが、私どもの町の移住、定住のホームページもかなり見やすくなってきたかなという感がいたします。まだまだ手の加えるところはあると思いますけれども、今、非常にアクセスあるいは問い合わせがあるというふうに聞いております。私は、この間、仕事の関係で箱根町へ行かせていただきました。その折に、まちの方でございますけれども、自分は定年になったらどこかに移住、定住を考えているのだと。そのときに、今、洞爺湖町のホームページを見させていただいているけれども、非常に参考になるというお話を聞いておりましたので、ぜひ定年になりましたら北海道のほうへお越しください、そして、できることであれば私どもの町に住んでいただけませんかということもPRをさせていただきました。しかし、もう一つ別な話を聞かせていただきました。これは私どもの町ではございませんけれども、北海道の都市部に住んでおられる方が、北海道の私どもの近郊のところに移り住みたい、定住をしたいということで家を建てたようでございます。ここが安住の土地だろうということで家を建てて、奥さんと一緒に暮らしを始めた。ところが、隣近所の方となかなかうまくいかなくて、自分は積極的に中に入っていこうとするのだけれども、周りの方がなかなか受け入れをしてくれていないような気がするということから、ここに来てよかったのかどうか、さらに、ここに家を建てて今後どうしようということで、今、相当お悩みになっているというお話も聞かせていただきました。これは、幸いにして私どもの町ではなかったのですが、定住、移住をされてきた方々が、本当にそこに住んで、ここを安住の土地とできると思えるような体制づくりもしていかなければならないと思います。そういうことで、今回、ワンストップ、サポートサービスということから、産業振興課が窓口になっていただきますけれども、産業振興課だけではなくて、これは町全体として取り組んでいかなければならない問題だなというふうにも思っております。そんなことから、いろいろな課と連携をできるような体制づくりをさらに今後も続けていきたいと思っております。

議員の質問 9番 板垣正人

今、町長に答弁いただきましたが、そのとおりだと思います。そのとおりやっていただければ、少しでも移住の対策にはなると思います。今、お話で移住、定住という言葉を使っていますけれども、基本的には、中身は移住の話ばかりですけれども、定住というふうに考えると、例えば、今、現に洞爺湖町に住んでいて、今は独身だということです。例えば結婚しました、子供ができました、それで、何とか住みかえというか、今、住んでいるアパートが狭いから移りたいという方もいますね。その中で、そういうところを探すのでまた伊達のほうに引っ越すということではなくて、洞爺湖町の中で住むということで、そのときには基本的に公営住宅になるのかなと思いますが、たまたま収入の関係などで公営住宅は対象外で入れない。家を建てるまではいかないので、アパートを借りるか。アパートも家賃はそこそこするとかということがありますよね。そういうことを含めて、ここに住んでいる方というのは、愛着があって住んでいただいていると思うのです。その方々がよそへ行かないというか、よそにすぐに引っ越したいなと思わないようなまちづくりもこれからは大事かなと思っていますので、今、町長の言われたとおりのことをやっていただければと思います。ですから、ワンストップ化の中で、現に今住んでいる方の相談もきちんと受けていただければなと思いますので、その辺をよろしくお願いしたいと思います。次に、(2)です。現在、試行運転中の買い物支援バスについての現在の状況と今後の予定などをお伺いしますということで通告させていただきました。今月いっぱいでとりあえず試行運転が終わると聞いておりますけれども、この現状と今後の予定はどうなのか。予算書を見ても、今回、この件に関する予算が載っていないような気がしましたので、お聞きしたいと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

買い物支援バスの運行状況のご質問かと思います。まず初めに、運行の経緯からお話をしていきたいと思います。平成26年11月、とうや湖農協Aコープ店が閉鎖となりまして、店舗利用者の方々から直接意見を伺い、一つに移動販売車の充実を洞爺地区で図ってきたところでございます。ただ、買い物バスの運行への要望もありました。そうしたことから、庁舎内でも洞爺地区の買い物について検討してきたところであります。そのときに、どれぐらいの住民の方々が利用するのか、また利用者数によってどのような車両が必要なのか。そして、運行形態はどのようにしていくのがよいか話し合ってきたところでございます。幸いにして、今回、洞爺湖町地方創生総合戦略において、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金が入りまして、その事業として試行調査ができることになりました。そうした中で、運行状況でありますけれども、12月1日から毎週金曜日運行されており、運行の形態につきましては、洞爺いきがい交流センターを10時6分に出発しまして、洞爺地区の各停留所にとまり、湖畔を回り、月浦地区、そして洞爺湖温泉、のぞみ団地を経由して、スーパーのある洞爺駅、また赤川橋停留所に10時45分に到着するコースで運行しております。帰りにつきましては、赤川橋停留所を12時56分に出発し、洞爺地区が13時55分となっております。利用の状況でございます。利用につきましては、12月では平均12人程度が乗車しているところであります。乗車の8割以上の方が洞爺地区から乗っているという状況であります。ただ、1月、2月の集計ですけれども、1月につきましては平均で約8名、2月につきましても7名ということでちょっと減っているところです。この運営の目的と今後の考え方ですけれども、今回、4カ月間運行いたしまして、利用状況を調査しているところでありまして、調査結果をもとに、今後の買い物支援バスの必要性と、運行形態という部分ではどのような運行にしていくのか、地域住民の力をいただいていくのか、また民間に委託していくのか、独自で運行していくのかということがありますけれども、しっかり検証いたしまして、今後どのようにしていくかを検討していきたいと考えております。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

今、課長からお話を聞きました。利用者が10名から8名、7名という格好で、少ないといえば少ないのかなと思います。では、バスではなくてワゴン車でもいいのかなとか、いろいろ出てくるわけです。予算がかかることなので、予算をかける以上はきちんとした利用状況が結果的にないとだめだと思っています。ただ、これは洞爺地区もそうですけれども、今回、洞爺地区から温泉地区はのぞみ団地という格好で、月浦、のぞみ団地という格好になってきますけれども、のぞみ団地の人にいろいろ聞くと、今までそういうものがなかったので、何とか現状的に、今まで頼んでいた人に何とか一緒に乗せていってもらうとか、そういう方が結構いらっしゃるのです。ただ、そういう方から言われるのは、1年後はおじいちゃんはだめかもしれないとか、車を運転できなくなるとか、高齢者同士でやっている方も結構います。また、ある方は、うちのお父さんは、今、車に乗らせてもらっているけれども、もう年も八十ちょっと前ですけれども、あと1年か2年たったら、板垣さん、あれだろうねと言う方もいます。これは、きっともって、これからどんどんふえると思うのです。利用される方がふえても、減ることはないということではないかと思うのです。その中で、私がいろいろ聞いていたら、利用しない理由の一つに、例えば、買い物をする時間が長過ぎると。例えば、年寄り1人や2人の買い物だから30分とか40分あれば十分なのだけれども、1時間ぐらい待たなければいけなくて、買い物した後は黙って待ってるんですというような話を聞きます。時間がかかり過ぎるということがありますので、やっぱり、利便性というか、その辺のこともきちんと検証していった上でやっていったらどうなのかと思います。例えば、これは洞爺地区の人に言われたのですけれども、例えば金曜日は病院に行く日だという人が多くて、なかなか使う日がないのですと。だから、高齢者の方はいろいろな都合があるわけです。その辺のことも、100%全てとはならないと思いますけれども、その辺のことのきちんとした検証というか、聞き取り調査も含めて、アンケートでもいいですから、そういうことをやっていただいて、これも利用する人が変わっていくと要望もどんどん変わっていくと思いますけれども、その中で、少しでも町民が納得できるようなスタイルにしていかないとだめなのかなと思います。先ほども言いましたけれども、利用者がふえても減ることはないというものだと思います。私はそう思っているのですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

現在のバスの運行ですけれども、洞爺地区の高台とのバスの乗り継ぎの時間を考慮して、帰りの時間が2時間程度待つような形になっています。今、乗っていらっしゃる方々にもご意見を聞いているところでありまして、今お話ししたとおり、買い物時間はこんなに要らないというお話もあります。そしてまた、今、乗っている方にもアンケート調査を行っておりますので、そうした集計をとって、今後の検討をしていきたいと思います。また、今お話ししているとおり、温泉地区の方にお聞きしますと、買い物に行くときには近くの方に乗せてもらって、帰りにバスに乗られるということも聞いておりますし、今後、潜在的な需要はあると思います。そういう中でも、住民の皆さんの声を聞きまして、再度検討していきたいと考えております。

議員の質問 9番 板垣正人

そのようにきめ細かくやっていただければと思います。全て100%とはなかなかならないと思いますけれども、100に近い数字を出していただきたいと思います。次に、3番に移ります。通告には、ジオパークの推進で洞爺湖全体、特に中島の整備が必要と思われるが、町の考えはということで質問させていただいております。今回の町政執行方針の中にもジオパークということも出ておりました。火山だけではなくてという場面も出ていましたので、あえてこういう質問をさせていただきました。この内容は、きのう、おとといも森林博物館の件のことで随分出ておりましたけれども、中島全体ということで私は質問をしたいと思います。例えば、中島を見ていますと、エゾシカが大変少なくなったということです。その前までは、中島で例えば花を植えようとかいろいろなことをしていても、全部、鹿に食べられてうまくいかなかったという場面もあります。そういう部分で、きれいに片づけたい、きれいなものをつくりたいとか、何か鹿の関係でということで、今はそれがどんどん減りました。その中で、私が昔から一番気になっていたというか、この部分はもったいないなと思っていたのは、もともとある森林は難しいかもしれないけれども、人工林というか、落葉みたいな木が結構面積を持って鬱蒼としているのです。そういうところを、公園化というか、少しでも観光客の人がくつろげる場所というか、その木を間引きして切って、それを椅子に使うとかチップにするといって、そういう場面で少しでも公園の面積をつくれないのかなと思うのです。あそこは林野庁とかいろいろな部分で手つかずのままでないとだめだという話もありますけれども、人が植えた木なのだから、人が切っても構わないだろうと思います。鬱蒼としているのです。その辺も少し間引きして、少し光を入れて、そこに花畑をつくったり遊歩道をつくったり散歩コースをつくったりということができたら、もっと活用されるのかなと思います。その中で、それ以上歩きたい方がいれば、それこそ中島の裏というか、何キロメートルか歩いて、いろいろな散策をしていただければ、歩いた方はみんな満足してというか納得して、本当に歩いてきてよかったと多少疲れてはくるわけですけれども、そういう方がどんどんふえていくと、今はどちらかというと船に乗ることが目的で中島についでに寄ってくるという格好ですけれども、中島に行くために船が利用されなければいけないという格好になるのかなと思います。例えば、広島にある宮島は年間400万人ぐらい行くということですね。中身が全く違いますけれども、きのうの10番議員のお話だと5万8,000人ぐらいが島におりるという話がありました。例えば、それが10倍にはならなくても、2倍でも3倍でもとなっていったら、滞留時間がふえて、連泊される方がふえるのではないかと思うのです。中島を1周すると結構な時間がかかりますので、そういう中で、中島の利用というか、ジオパークの中の自然の手つかずのままになっているところを、少しでも窓口的に人工林の部分だけでも何とか利用できないかと思っての質問です。いかがなものでしょうか。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

ただいまのご質問で、人工林ということで、中島について若干ご説明させていただきます。先日来、入館者とか上陸者についてはご報告しているのですけれども、中島の桟橋に洞爺湖町としてお借りしている面積がございます。これが約1万7,000平米でございます。これは無償でございます。林野庁から借りておりまして、それを3年から5年の契約の更新という形で、数年前ですと、朝に行きますと鹿がたくさんいて、芝生の芽とか花畑の花を食べている。その対策として、産業振興課のほうで、両サイドに、湖を泳いでくるものですから、ネットを張ったりして、いろいろな工夫をされているところでございます。ことしに入りましてからは鹿の数も相当減っているということでございまして、そこで見かけることはございません。それで、鹿が来ないように、ご存じだと思いますけれども、借りている土地の山との境界にぐるっとネットを張っているところを洞爺湖町では借りているところでございます。ただ、今、板垣議員がおっしゃいましたように、ここ数年、フットパスということで整備してございまして、過去には、鹿の影響や、天然林とか人工林も含めて、全体的に中島が台風で木がたくさん折れたことがございます。サミット開催時の環境教育もありまして、皆さんご存じのようにウッドチップになってございます。これらは、あそこに倒木した材を使っておりまして、滋賀県等の学校が来まして、そこでウッドチップ化し、敷き詰めたという環境教育の実践の例もございます。私ども、現在、中島に入山するに際しては、簡単な名前を書いてくださいという程度の施錠管理はしてございますですけれども、中に入りますと、約8キロメートルの、中島1周と言っていますけれども、実際は半周なのですけれども、大平原に行きまして大湾に抜けて帰ってくる。これらについては、ツーデーマーチでも利用しております。そのほかに、今、議員がおっしゃいました人工林を回る30分コースということで、二、三キロメートルだと思いますけれども、30分で帰ってこられるコース等もございます。それで、議員からは、人工林を活用したということでございましたけれども、最近、鹿がいないせいか、中の植林等の回復も激しくなっておりまして、背の高いものがたくさん生えてきています。また、木の根の状況ももう一、二年見ていきたいなと思っております。また風で倒れるものなのか、鹿がいなくなったことによって根つきがいいのか、この辺のところも最終的には、酪農学園大学の吉田先生という方に、はっきり言いますけれども、森林博物館のあり方を先日来お答えしておりますけれども、酪農学園の先生方のご意見をお伺いして、現地を見て、一番いいのは、あのフェンスがなくなって、見ばえもネットフェンスはよくないと私どもは理解しております。どこからでも行って遊べる中島であるのがいいのかなと思います。また、滞在というご意見もいただいておりますので、そうすることによりまして洞爺湖温泉の宿泊、また滞在時間が長くなることによる消費活動の活発化ということも考えられますので、少し相談する時間をいただきたいと思っております。ただ、中島につきましては、皆さんもご存じのとおり、洞爺カルデラの最大の地域だと考えております。私もよく解説しますけれども、11万年前の火山活動で湖ができ、5万年で中島ができた。私はよく言いますけれども、子供たちに、あの中島も火山です。洞爺湖の有珠山も5万年すればああいうふうになるのではないかと私は言います。それは皆さんのご意見があろうと思いますけれども、洞爺カルデラ、ジオをPRしていく上での入り口だと考えておりますので、もう少々時間をいただき、検討させていただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 9番 板垣正人

検討するということで、前向きに検討するということですね。いきなり話してすぐに進むということになるものではないと思いますけれども、基本的に活用というか、本当に自然のど真ん中という部分で、特に観光客の方が来て言われるのですけれども、ここのまちは何もないですねと都会の方は言うのです。何もないのではなくて、自然がいっぱいあると私は言うのです。都会から来て、都会と同じようなものがあったらおもしろくないでしょう。都会にないものの大自然がいっぱいあって、特に中島とか有珠山は本当にすごいと私は言うのです。ああ、そうですねと。それには、湖の中の写真集を出された方もいますし、そういうものを見せてあげたりして、ああ、湖ってすごいねと。多分、夏と冬でお客さんの目は違うけれども、1年を通した本や写真集があったりするわけですから、そういうものをどんどん活用して見せてあげるのです。そうしたら、ああ、また来ます、今度は夏に来ますという話で、本当に来るか来ないかわからないですけれども、そういう話はするわけです。その中で、中島というのは、本当にこれからどんどん―今まで、洞爺湖温泉街、洞爺湖観光というのは、景気とか、そういう勢いの中でずっと来たものもあります。しかし、これからは自然で、ジオパークもありますし、その中では大事なポイントなのかなと思いますので、そのようなことはきちんと活用していただけるような検討をよろしくお願いしたいと思います。次に、3番に移ります。町政執行方針を中心にしてやっていますので、話題がどんどん飛ぶのですけれども、次に、子育て支援についてです。子育て支援の充実で、公共施設全体におむつ交換とか授乳ができる場所などを設置すべきということです。これは、本当に細かいお話をして申しわけございませんけれども、例えば、役場庁舎などがありますね。例えば体育館とか読書の家とか、そういう長い時間いるところにないところがあるのです。役場庁舎だったら、町民の方が来ても、何時間もここにおられる方はうちらぐらいしかいないのかなと思います。あとは、来て、窓口でちょっとお話しして帰るみたいな格好ですね。例えば、長くいる読書の家とか体育館にはこういう施設が必要で、そんな立派なものではなくてもいいです。ちょっと陰に隠れたところでもいいですし、ちょっとテーブルだけ置いて椅子があればいいみたいな施設だと思うのですけれども、その辺は必要ではないかと思うのです。これは2人ぐらいのお母さんが言われたのですが、その辺の考え方はいかがなものでしょうか。

町の答え 健康福祉課長 皆見亨(健康福祉課長は2018年3月まで)

初めに、現状についてお答えをさせていただきます。当町では、平成25年度及び平成26年度の2カ年間で、外出時にも授乳やおむつがえができるよう、町内の公共施設7カ所に赤ちゃんほっとステーションを設置いたしているところでございます。また、北海道では、乳幼児を連れた方が安心して外出ができるよう、授乳とおむつがえができる施設を北海道赤ちゃんのほっとステーションとして登録する事業を平成23年度から実施しており、当町におきましても、7施設全て登録をいたしているところでございます。北海道では、乳幼児を持つ親御さんが情報を入手しやすいよう、ホームページや携帯サイトで周知を図っており、当町では、そのほかに今年度作成いたしました子育て応援ガイドブックでも周知を図っているところでございます。読書の家や体育館など、長時間滞在する公共施設にも、おむつ交換、授乳のできる場所を設置すべきとのご意見でございますが、さらなる設置につきましては、子育て中の親御さんや子育て支援にかかわる関係者の皆様からのお話も伺い、また、既存の7カ所の赤ちゃんほっとステーションの利用状況などの検証を行い、利用頻度のないところにつきましては、他の公共施設への移設を含めて検討してまいりたいと思っております。以上です。

議員の質問 9番 板垣正人

ぜひ検討して設置していただければと思います。実際にそんなに予算もかかると個人的に思いませんし、こういう希望があるのであれば、子育て支援という部分ではいろいろな手を打っている当町ですから、こういうことも必要なのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。次に、5番目に移ります。老朽化した水道管の取りかえ等、特に青葉地区ということで、それが必要と思われるが、町の計画等を伺いますということで通告させていただきました。これは、3年ぐらい前も、青葉地区というのは、冬になったら水道管が破裂したりして、ことしもありましたね。たまたま私が青葉地区に用事があって行ったときに、真冬に大騒ぎをしているのです。職員の人も大変だろうし、工事の人も大変だろうし、もちろん住んでいる方が一番大変だと思うのですけれども、お風呂も入れないとか水がとまってどうにもならないという話を聞きました。これは、破裂してというか、おかしくなってから対応するというふうに町としてやろうとしているのか、それとも計画的に、あの辺はちょっと古くなってきたから大変だよねとなっていれば前もってやろうとしているのか、その辺の感覚についてお聞きしたいと思います。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

水道の老朽管の布設がえ計画等のご質問でございます。まず、旧虻田地区の老朽管は、石綿セメント管なのですけれども、残延長は約12.4キロメートルございまして、旧洞爺地区の老朽管の残延長は約1.9キロメートルございます。老朽管の布設がえには多額の費用を要することから、これまで、眺湖通などの街路事業や町道の洞爺2号線など、道路改良工事等にあわせて布設がえを実施してきました。財政負担が大きいことから、短期間での布設がえは難しいと考えておりまして、工事金額を抑えることができる道路改良工事などにあわせて布設がえすることと、管の布設年数や漏水事故の履歴も考慮しながら効果的に更新したいと考えております。また、青葉地区でございますが、以前より漏水事故が多発している状況がございまして、平成25年に青葉4号線の排水管約154メートルを布設がえしております。その後、平成25年度は漏水事故がなかったのですが、平成26年度は2件、今年度も4件の漏水事故がありました。漏水事故が発生しますと、緊急断水等で住民の皆様の生活にご不便をおかけすることとなり、給水用のポリ容器を配付するなどの対応をしている状況でございます。今後につきましては、青葉地区を含め、漏水事故の発生件数等を考慮し、調査、検討し、排水管の布設がえについて計画的に事業を実施してまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 9番 板垣正人

計画的にということですけれども、これは、住んでいる方にとっては、水がないということは本当に不便なのです。夜中のみんな寝ているような時間帯に水道管がいつの間にか破裂して、いつの間にか直っていたというならまだいいのですけれども、食事の支度をしなければいけない時間とか、子供をお風呂に入れなければいけない時間とか、そういうときは、自分の家がそうなったら本当にどうなっているのよと必ずなると思います。だから、計画的にやっていくことが大事だと思いますけれども、お金もかかることではあります。その中で、きちんとした対応を、そうなったときはしようがないけれども、その後の対応はなるべく迷惑がかかった住宅の方々一軒一軒におわびするとか、今後こういうふうにしていきたいと思いますという説明もきちんとしていかないと住民の方はちょっと大変だと思います。その辺の考え方はいかがなものでしょうか。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

住民の方々への通知等は、電話対応と広報等で周知をしておりますが、議員がおっしゃられるとおり、不足している部分はあるかと思います。それらは、これからの検討課題として皆さんに周知する方法もいろいろ検討していきたいと思っております。また、この原因の一つに、青葉地区に関しては、水道管の排水管に設置している仕切り弁の数が少ないことから、広い範囲で断水してしまう状況がございます。今後、排水管の仕切り弁等を増設し、漏水事故が発生した場合の断水範囲を一部の限定的な範囲でのみとする方策もあわせて実施していきたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 9番 板垣正人

ぜひ、そういう形の中で、少しでも迷惑のかからないというか、水道に関しては、電気もそうですけれども、ライフラインという大事な二つです。特に、トイレも水道が必ず必要になっているわけですから、そういう形の中で、少しでもいい方向に行っていただければと思います。それは期待しておりますので、よろしくお願いします。次に、最後の6番目ですが、洞爺湖温泉中学校体育館の利用計画についてお伺いします。これは、きのうと初日に温泉中学校に関しての質問等がありました。中学校のことはわかりました。体育館に限っていえば、耐震化もしてありますし、今後も使っていくということで、校舎は近い将来に解体するというお話がありました。その中で、この体育館をもう少し活用したらいいのではないかという質問です。確かに、いろいろ聞くと、利用している人方が減っているとか、いろいろなことがありますし、月浦小学校でやってくださいという話もあるのですけれども、どうしても近いところで、特に夜に利用する方は、仕事が終わった後、すぐに行って、そこで何か運動するという格好になると、少しでも近い方がいいです。そこに温泉中学校が残るわけですから、この温泉中学校はもっと活発に使うべきではないかと私は思います。その辺の考え方はいかがなものでしょうか。

町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)

体育館の利用計画ですけれども、現在、地域の皆さんとも協議、検討しておりませんので、どのような利用がよいのか、具体的な利用計画を持ってはいない状況でございます。校舎等の解体の方向性の説明や体育館等の利用等について、地域の皆さんとともに幅広い協議、検討の上、地域の皆さんの理解を得ながら、利用計画について方向性を出していくことがよいものと考えているところでございます。なお、現在の体育館の利用でございますけれども、社会教育事業の一環の学校開放での2団体で週3回のみとなっております。また、閉校後につきましては、一部イベント、マンガ・アニメフェスタでの着がえ等での利用のみとなっていることから、管理の面や維持経費の関係から、学校開放につきましては、温泉小学校を利用していただくことで、利用団体との調整の上、了解を得ている状況にあるところでございます。

議員の質問 9番 板垣正人

利用する方々と、町民の方々と、いろいろな方と相談されて今後検討していきたいということですね。例えば、剣道をやっている方から言われたことがあるのです。ここの職員の中にも剣道をやっている方がいると思いますけれども、虻田体育館より温泉中学校の体育館は床がいいと。過去に虻田体育館で剣道をしていて、剣道というのは素足ですから、けがをされた方がおります。その後、修復しました。それにしても、温泉中学校のほうが床がいいということです。バレーなどだと靴を履いていますのでいいのですけれども、素足でやる場面は、温泉中学校は床がいいということです。そういうことを含めていくと、利用する人がまだまだふえていくのかなと思いますので、その辺も含めて検討していただければと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)

剣道の例ということもございましたが、今度、閉校になると、ご承知のとおり、学校が運営しているという状況の中で、あいている時間に学校開放ということで地域の皆さんに利用いただいてございます。例えば、今もたまに電気の消し忘れ等が出てきます。そういう状況も確認して、そういう確認ができるのですが、今度は本当に無人となってございますので、団体だけにお任せしてしまうと、例えば冬であれば暖房などいろいろなことがございますので、管理の面でなかなか難しいのかなというところがございます。今のところ、先ほど言ったような大きなイベント等では活用を考えてございますけれども、一般のご利用になったときの管理の面を考えると、ちょっと難しいのかなと考えております。いずれにしましても、利用の仕方については、地域の皆さんとともに今後検討していきたいと考えております。

議員の質問 9番 板垣正人

これ以上話しても、なかなか納得できる場面はないと思いますけれども、活用していくべきだと強く申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月9日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる