みんなの議会

洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月8日

伊勢志摩サミットと洞爺湖町の動きについて

2016年3月8日、洞爺湖町議会の一般質問で、七戸輝彦議員が「伊勢志摩サミットと洞爺湖町の動きについて」質問し、企画防災課長 鈴木清隆、ジオパーク推進課長 武川正人、観光振興課長 佐々木清志が答えました。

聞いた人
七戸輝彦 議員
答えた人
企画防災課長 鈴木清隆、ジオパーク推進課長 武川正人、観光振興課長 佐々木清志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 七戸輝彦

次は、伊勢志摩サミットと洞爺湖町の動きについてです。2008年の北海道洞爺湖サミットから8年が経過して、本年の2016年は日本が再びサミットの開催地、議長国となります。諸事情から今はG8ではなくG7になりましたので、我が町で開かれた8年前のサミットというのは記念すべきサミットになったのではないかと思うところです。当時を思い起こしますと、サミットで私たちは、地元ということで、どのように対応していくかということで非常に悩んでいまして、それを勉強するために、町長あるいは議会のほうも前開催地であります沖縄訪問をして、一生懸命、それをたたき台にして議論をしたものです。また、職員も現在の総務部次長だと思うのですけれども、1年前の開催地、ドイツまで開催の様子を見に行くという勉強もされてきたと記憶しております。当然、今回の伊勢志摩サミットについても、ご当地、三重あるいは伊勢のほうから前開催地である洞爺湖町に来られる方も多くおられるのではないかと思います。どのような方が視察のためにおいでになったのか、伺っておきたいと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

安倍首相が、平成27年6月5日、三重県志摩市の賢島を第42回先進国首脳会議の開催地に選定すると発表されましたが、サミット開催候補地として8都市が立候補していたところでございます。伊勢志摩サミットと決定される前から、立候補されていた都市から当町へ視察に訪れておりますが、県知事、県議会、市長や市議会、職員、商工会など、経済団体13行政、71名の方々が洞爺湖町に視察に訪れているところでございます。また、同行取材等によりまして、マスコミ関係者に関しましては10件程度、洞爺湖町を訪問して取材をしている状況でございます。以上です。

議員の質問 10番 七戸輝彦

よくわかりました。想像以上に多くの方が訪れておられるのかなと思います。このような質問をどうしてしているかというと、私たちの開催地の前の沖縄にしても、伊勢志摩にしても、当町にしても、いずれも我が国を代表する風光明媚な観光地でもあります。この関係性をどうも単発単発で終わらせてしまうのは非常にもったいないような気が私自身はしております。例えば、縄文の関係するまち同士で縄文サミットを開いていますね。そこまでいかなくても、名前をつけるとすれば、サミットサミットに重なってしまうのかなというような気もしますけれども、そのような中で、観光情報のやりとり、それから、私たちはこのまちと同じようにサミットの開かれたまちですと何かアピールしていければいいのではないかなと考えたからなのです。先日、小耳に挟みましたが、町のほうにも、サミット関連で三重のほうからサミット関連のお話でこの部分を聞きたいという質問の電話が入っていると聞きました。先ほど、三重、伊勢志摩のほうから視察について来られたということを伺ったわけですけれども、洞爺湖町から伊勢志摩へ伺ったことはあるでしょうか。もし行っていないとすれば、私はいずれか代表でそちらのほうに町長などが行ってくるのはよいのではないかと思っていますが、その点はいかがでしょうか。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

伊勢志摩サミットが開催されると決定された後、当町としては、当地を訪れてはおりません。ただ、現在の状況でありますけれども、第42回先進国首脳会議につきましては、ことし5月26日、27日に開催されることとなっておりますが、北海道洞爺湖サミットのときもそうでしたが、志摩市では、現在、警備体制の強化や各国の首脳を迎え入れるため、歓迎の準備などで大変お忙しい時期かと思っているところでございます。また、三重の関係者の方々は、洞爺湖町を訪問し、洞爺湖サミットのときの状況や住民が参加した取り組み、また、歓迎レセプションなどを聞いてお帰りになっておりますので、今はその状況を現地でいろいろやっているかと思っています。そうした中、今の時期の中で、洞爺湖町が伊勢志摩のほうへ訪れるというのは時期的にどうかなと思っているところでありますけれども、その後、何かの機会があったときには、当地を訪れて、サミットの状況と、うちが行ったときの状況などを話し合う場が持てればと思っているところでございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

差し迫った話ですから、私たちもわかるのですけれども、先方もてんやわんやという状況には変わりないのだろうと思っています。それが終わってからでも、何かのチャンスのときに訪れて、首長同士でも話をしていただければなと思います。そういう関係は、これから洞爺湖町にとっても、観光地にとっても大事なことではないかと思っています。サミットのことに関係しまして、サミット記念館について伺っておきたいと思います。通告には特別展などの開催の予定とありますけれども、きのう、ジオパーク関係の展示について話がありましたので、この点について伺っておきたいと思います。また、お客様のこのごろの入り込み数がどのように変化してきているか、その辺も伺っておきたいと思いますので、よろしくお願いします。

町の答え ジオパーク推進課長 武川正人

現在、国の交付金を活用してジオパーク、特に今回、ネットワークが全面的に、加盟している私どものところを除いた38の地域が、平成26年から私ども、国の過疎の交付金をいただいて少しずつ進めてきたのが、地方創生の大きな資金、交付金をいただいたということで、今回、大きく全体のネットワークを巻き込んだ形で会場をつくっているところでございます。特に、今回は水を一つのテーマとしてございます。ご承知のとおり、もともと環境省で、名水百選というのを昭和60年に設定していたところですけれども、平成の名水百選、これは平成20年ですが、洞爺湖サミットを記念して環境省が設定したという縁もございます。それと、これも縁でありますけれども、ユネスコのプログラム化をされたということで、実は、水は現在ユネスコが最も関心を持って活動を進めている領域の一つであるということがございます。こういうことから、ジオパークの豊かな資源をそのネットワークの皆さんの持っている物語と同時に展示すると同時に、水の洗い出しをしました。そうしたところ、ジオパークの非常に多くの地域が名水の採水地であるということがわかりました。どちらかというと39のジオパークの中では中心になっている大きな都市が目立つような形でございますけれども、構成している小さな村を含めますと200に及ぶ自治体が加盟しております。そういう小さいところ全て、名水と突き合わせをしまして、50種類ほどの水をピックアップしてございます。現在、500ミリリットルのペットボトルでございますけれども、購入させていただけるものについては全て購入させていただいて、その会場で展示する。あるいは、量はそれほどございませんけれども、実際に試飲していただいて、この豊かな資源、洞爺カルデラ、奇跡のカルデラと言われている水の豊かなまちというものをもう一度みんなで考えるきっかけにできたらなということで、今、展示を進めてございます。特に、当たり前のように感じていたところですけれども、カルデラ自体は直径2キロメートル以上のくぼみのことを言います。洞爺湖においては、直径10キロメートルの中に満々とした水をたたえているということで、よその地域からは奇跡の湖だというような評価をいただいてございます。先日、前ユネスコの事務局長の松浦氏の講演をお聞きしましたけれども、この豊かな水というのがジオパークの最大の資源かもしれないし、世界で起きている水戦争というものを日本の人たちはもっと考えたほうがいいねという話を聞いて、さらに今回の展示の中で扱いを皆さんにきちっと伝えていく必要があるだろうと考えているところでございます。そういうことで、ジオパークに関係する、生活とつながる、あるいは環境サミットをやったまちとしてふさわしいような展示になるように、現在、進めているところでございます。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

施設の利用ということでございますが、平成21年に設置しておりまして、利用者が2万2,279名、当時はもちろん有料でございます。その次の年に8,590名と、8,000人台が続きまして、平成25年から無料化してございます。そのときに8,100人、26年度は7,800人という数字でございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

きょうは、サミット関連で、記念館のことについて本音で話したいと思います。正直に言いまして、今までは、洞爺湖町がサミットの国内開催の最終地でありました。そういう意味では、ずっと主役の座にいたとも考えられるのです。しかしながら、ことし5月に伊勢志摩でサミットが開催されれば、そこが最終地となります。おのずと、そこが主役の座に着いていくのだろうなと思うのです。したがって、開催そのものを検証してきた施設のサミット記念館については、伊勢志摩サミット後のあり方はまた検討していく必要があるのではないかと私は思っているのです。そうかといって、決して貴重な展示物を即座に処分するということではないです。例えば、展示で皆さんに見ていただいていたわけですけれども、あの広い空間を利用して、もう少し使い道があるような気がするのです。そういう意味では、おのずと役割を変えていくという形に移行していく必要があるのではないかと思うのですけれども、そのことについて伺いたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

まず、サミット関連の特別展ということでは、実際、企画はないのですけれども、ことし、新聞にも載ってございました北海道主催におきますジュニアサミットですか。胆振振興局でものづくりをテーマにした子供たちのサミットを洞爺湖町の会場で開催したいという意向を聞いてございます。これは何かといいますと、ものづくりの分野で子供たちの人材育成につなげたいということで、今ありますテーブル等を活用したいのかと私は考えてございます。それをもって、今、議員が率直なお話をされましたけれども、私ども一定の成果という、8年を迎えるに当たって今後の活用を検討しなければならないというところでございます。ただ、皆さんもご存じだと思いますけれども、実際、大統領等が使いました椅子、8脚ございまして、円形のテーブル、これは東川産でございます。そのほかに30人がけの拡大会議用テーブルの二つがございます。これらについては、展示当初、私も携わっていたのですけれども、大阪の国際通訳運営会社の所有でございまして、外務省の指示のもとにここに展示しているというふうにお聞きしてございます。あとは、貴重なものとしまして、直筆の短冊がございまして、これについては、施錠の上、きちっと管理するように外務省から指示いただいているものを展示してございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

よくわかりました。今後のあり方の検討という部分でお聞かせ願いたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

私ども観光課の事務担当としては、できれば、あれらのものを町所有のものにしていただけないか、まずお話をしなければならないのかなと思います。もしそれが可能であれば、次は使う方法です。誰でも彼でも使うのではなく、学校単位で勉強するとか、そういうものには音響設備も入れまして、ある程度の会議室なり研修所、そういうものに選別しながら使っていく方法がベストなのかなと私は思っていますけれども、皆様方の広い意見をお聞きして、何とか活用していきたいなと考えています。以上でございます。

出典:洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月8日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる