みんなの議会

洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月16日

洞爺湖町過疎地域自立促進市町村計画(案)について

2015年12月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「洞爺湖町過疎地域自立促進市町村計画(案)について」質問し、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、観光振興課長 佐々木清志が答えました。

聞いた人
越前谷邦夫 議員
答えた人
町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、観光振興課長 佐々木清志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

2番、越前谷でございます。ただいまから、通告されております一般質問をさせていただきたいと思います。今の爽やかな4番議員の質問から、今度は、なまりの強い越前谷で、さらに体調を崩しておりますので、若干聞きづらい点もあろうかと思いますけれども、よろしくお願い申し上げたいと思います。毎回申し上げておりますが、一般質問というのは、政策論争の場でございますから、できるだけ大局的に質問をさせていただきますが、それる場合もあろうかと思いますので、その点、あらかじめお許しをいただきたいなと思います。理事者の見解を求めるものでございます。それでは、まず最初に、洞爺湖町過疎地域自立促進市町村計画(案)についてでございます。言うまでもなく、この案は3月末までに素案ができるということでございますが、私は、この洞爺湖町過疎地域自立促進市町村計画というのは、まさに、まちづくりの総合計画、あるいはまた新町の建設計画に並行して行われていかなければならない課題だと思っておりますので、きょう取り上げさせていただきました。まず、(1)でございますが、総合的視点で地域の自立促進の基本方針、課題の対策、あるいはまた成長戦略についてお伺いをしたいと思うわけでございます。今回の草案は、平成28年度からの草案になろうかと思いますけれども、さかのぼりまして平成23年度から27年度までのこの計画、真屋町政が誕生して丸5年が過ぎましたので、真屋町政も、この5年間、取り組んできただろうと思うわけでございます。私は、町村合併のときには、お休みをしていた一人であるわけでありまして、町村合併した後に洞爺地区の皆様方ともお会いする機会があったり、あるいはまた議会の報告会、あるいはまた懇談会等々で、住民の声に耳を傾けさせていただきました。そういたしましたら、当然なことに、洞爺地区と虻田地区、月浦、温泉、本町地区も入っての虻田地区ということになりますが、均衡ある地域の創生、再生を図っていただきたいというのが、洞爺地区の住民の皆様方の声であるだろうと思います。したがって、ここでお伺いいたしますが、そういうこの思いを持って住民の方々が洞爺湖町のまちづくり全体を、期待をしながら、真屋町政に期待をしながら、未来ある夢と希望とロマンを語れるような、そういう地域社会というものを創生していただきたい、そういう視点で見ているだろうと思うわけであります。そこでお伺いいたしますが、5年間の検証、検分を図った中で、どういう課題があったのか、その点をまず伺っておきたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

合併して、ちょうど10年をもう間もなく迎えようとしております。そんな中、平成22年に町長に就任をさせていただきました。しかし、平成21年という年は、非常に我が町にとりまして、厳しい、財政的に非常に厳しい状況のときであったと。平成21年、有識者を含めまして健全化計画を策定するという中で、平成21年から24年までの計画を立て、その間は、残念ながら、じっと我慢の時代が続いておったかなというふうにも思います。しかし、その中でも、国のいわゆる緊急対策事業として、当時はたしか民主党政権だったかなと思いますが、このままの状況で地方自治がいくと、地方自治体で共倒れするところが多く発生するやもということから、平成19年には、地方自治の財政に関する法律が制定されまして、平成20年度決算をもって、ある四つの指針を出しまして、その指針を超えるものについては、財政の早期健全化団体あるいは財政再建団体というレッテルを張られるという中での事業でございましたが、たまたま先ほど申しました国の緊急対策なるものがございまして、その折には、私どもの町としまして、旧洞爺地区のほうに事業の重点箇所を置かせていただきまして、いろいろな事業をやらせていただいたところでございます。一つには、例えば、旧学校庁舎、高台に3校ございましたけれども、そちらのほうのリフォーム事業、さらには各集会施設の再整備、そして、ちょうど洞爺地区のほうで、まちづくり交付金事業をいただいた、まちづくり事業を展開しておりました。そんなことから、水の駅周辺、あるいは芸術館、そして、いこいの家周辺、こちらのほうの整備もさせてきたいただいたところでございます。さらには、各学校の耐震化事業が始まってきたことから、とうや小学校の耐震化工事、さらには、洞爺中学校は、当時、防火関係がちょっと手薄だったということから、そちらのほうの工事に着手し、今まで町の予算配分を見ても、洞爺地区のほうには相当の経費を投入してきたなという感がいたします。おかげさまで、財政のほうも一段落したという状況でございまして、その間、今まで、新規事業はある程度抑制ということで、まずは財政の立て直しに踏み込んできたところでございますが、継続事業については中断するわけにはいかないということで、本町地区の街路事業の海岸通線、あるいは、大磯分区の整備事業、これは道とタイアップしながらやらせていただいてきたところでございます。また、道の実施する眺湖通、これは中央通と連結するための事業で、これに伴う町の支援等々をやらせてきていただいたところでございますが、平成26年度以降、何としても今までやりたくてもできなかった事業、今まで取り残していた事業を何としても実施しなければならないということから、本町地区の降水対策事業等々にも踏み込ませていただきまして、今年度、平成27年度におきましては、防災体制の強化ということで、今まで洞爺地区のほうには残念ながら防災行政無線がついていなかったということもございまして、全町的に防災力の強化を図る工事をただいま実施させていただいているところでございます。また、単なる防災力の強化の中で、防災行政無線の整備だけではなくて、その中で情報の伝達ということにも主眼を置きながら、FMの「wi-radio(ワイラジオ)」、地域エリアメール、消防庁舎、これは洞爺の出張所になりますけれども、その建てかえ等々にも着手をさせていただいているところでございます。そんな中、私どもの町の基本となるのは、先ほど議員もおっしゃっていただきましたまちづくり総合計画です。その中で、事業を展開するときに有利な財源措置のある過疎自立に基づく過疎債を利用しない方法はないということから、いろいろな過疎事業を展開させていただいております。また、これも議員ご承知のとおり、国会のほうで議員立法で出されたものでございますが、ちょうど平成27年でそれが切れるということで、新たに議員立法で5年間延長し、その計画が平成33年まで延長されるということでございますので、新たな事業展開もそこに盛り込んでいかなければならないと思っております。あわせて、財源措置ということで、これは私どもの町にとっても大変ありがたい財源措置の合併特例債もあわせて、まちづくり総合計画の中に、過疎自立支援法に基づく事業内容、さらには自立促進、合併特例債、これらのやれる事業等々を織り込みながら事業を展開していかなければならないと考えております。特に、5年間の充てた事業等々については、今、担当のほうから述べさせていただきます。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

平成22年度から平成27年度の過疎を活用した事業でございます。一つには、漁港整備事業、またプレジャーボート施設整備事業、救急車整備、高砂貝塚整備、洞爺地区のふるさと交流センター整備事業、伏見橋整備事業、そして、乳幼児医療助成制度を5カ年の部分でやっているところでございます。また、今後ですけれども、計画の中においては、今お話ししたもののほかに、洞爺保育所の新築事業、また消防車両の整備ということで、今後、配置していかなければいけないですから、そちらの部分もあります。また、チャレンジショップやソフト事業のほうにも、今回、メニューとしては入れていく形で、平成32年度、平成33年3月までの過疎計画を、現在、案として策定しているところでございます。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

ありがとうございます。相対的な、総論を聞くまでもなく結論が出たようでございまして、質問の仕方が悪かったのかなと思っております。私が生まれたのは、旧熊石町で、現在の八雲町でございます。自分のふるさとが合併をするときに、住民の方々のお話を聞いてみると、何とか熊石町という地名だけは残していただきたい、歴史ある熊石町という地名を残していただきたいという声が強かったようであります。現在の住所は、皆さんご承知のとおり、前にも申し上げましたが、日本海と太平洋のまちが合併したということで二海郡と。二海郡八雲町、そして、自分の生まれた集落は西浜というところでございますが、熊石西浜となりました。熊石町は、合併する前に11の自治会があったのです。その11の自治会には、全部、熊石という地名が残るようになったことを喜んでおった当時の住民の声を今思い出しているところです。このところ、いろいろと事情がありまして熊石町に足を運ぶ回数がふえておりますが、行くたびに、かつて役場があった前を車で走っても人一人歩いていないような状況です。これは妥当な言葉でないかもしれないけれども、猫の数のほうが多いのではないかなと思うぐらい、過疎現象が進んでおります。私は、中学校時代に約1万2,000人弱あったのが今はもう3,000人を切るようなまちになってしまいました。一体どういうことなのだろうということをいろいろ総括しまして、その点は割愛させていただきますが、そういう自分のふるさとの状況を見たときに、旧虻田町と旧洞爺村が合併して今日の洞爺湖町があるときに、先ほど真屋町長が5年間の間にこういう環境から乗り切るためにこのような事業を行ってきたということで、それには全く同感であって、まさに敬意を表しなければならないなと思うところまで、いろいろと洞爺の地区のほうには目を向けてくださっているなと思います。中間では、議員の交歓会や懇談会に行ってみると、職員数が少ない、一体どういうことなのだ、診療所も消えてしまったのではないか、一体どういうことになるのだ、こういう声もあったけれども、それをカバーするようなまちづくりが進められているということは、洞爺地区の住民の方々もその辺は大いに理解を深めているだろうと思います。それぐらい、洞爺地区にも虻田地区にも均衡のとれたまちづくりが進められているだろうと思っております。ただ、これからのまちづくりの総合計画もしかりですが、今回の自立促進の市町村計画しかり、新町建設しかりですけれども、何と言っても、地域社会の再生を図る、創生を図る、そのことを考えたならば、まさに自治体の主体的な総合戦略を明確にしていかなければならないですし、その総合戦略について住民の方々に理解を得られるような、そういう手法をとっていかなければならないだろうと私は思うわけでございます。私は、今日の住民間の交流をもっともっと強化して交流感を深める、そういう環境づくりをしていくことが重要ではないかと思っております。お年寄りの方々にも、決して吸収合併ではなかった、本当に対等合併であったと言われるような環境をしっかりと維持していこうとするならば、いろいろな機会を通して住民間の交流を深めていくことが、まさにこれからの5年間では重要なのかなと思っております。政策もしかりですけれども、その辺の理事者の基本的な考えがあったらお伺いしておきたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

ただいまご指摘のとおりでございまして、建物をつくる、建物を直すだけでは合併効果と言えないと思います。やはり、そこに住む方々が、その地域に自信と誇りを持って住んでいただける、それは、洞爺地区であっても、洞爺湖温泉地区であっても、あるいは本町地区、月浦地区、花和地区であっても、やはり同じことではないかなというふうに思っております。そのためには、いろいろな意味で人的交流も必要不可欠かと思っております。私が就任してから、姉妹都市でございました箱根町の山口町長さんとよくお話をさせていただきました。今まで箱根町との交流は、中学生の親善交流しかやっていない。もっともっと箱根町ともしっかり交流をしていかなければならないなと思っています。もちろん、友好都市でございます香川県の三豊市のほうとも同じようなことが言えるかなと思っております。そんな中、町内で頑張っている方々で、特に私のほうは町内で一生懸命頑張っているのは、町民の先頭になって、地区の先頭になって頑張っていただいている自治会長さんの方々に、ぜひ箱根のまちと一回交流してほしいということで、洞爺地区、虻田地区に限らず、全自治会の皆様に2年に分けて箱根に行っていただきました。また、箱根のほうからも2年をかけて、重複期間はありますが、3年でこの事業を展開させていただきました。その後、また次のステップへということで、今、消防団の団員の方の中でもたくさんの団員がいらっしゃるものですから、特に幹部の方に交流をしていただこうと。幸いなことに、箱根とは、姉妹都市であると同時に、大規模災害時における相互支援協定も結ばせていただいております。そんなことから、ことしは消防団の幹部の方に行っていただきました。去年、ちょうど姉妹都市提携50周年をこの町で開催させていただいたわけでございますが、ことしの4月に入ってから、箱根町の大涌谷で火山活動が活発になってきて、お客様がさっぱり来ていただけない状況があるということです。あるいは、土産店でも売り上げが相当落ち込んでいるということから、町民の皆様に呼びかけをいたしまして、9月1日、2日、3日の2泊3日で箱根応援ツアーを企画させていただきまして、町民の皆様で一緒に箱根を応援しに行きましょうというツアーを計画させていただきました。参加していただいた中には、洞爺からも、洞爺地区からも、多くの方が参加をしていただきました。私ども、一緒に行った仲間としては、本当に胸の熱くなるような思いで一緒に参加させていただいたわけでございますが、その効果が非常にあったかなというふうにも思っているところでございます。私どもが帰ってきてからすぐに火山警戒レベルが3から2になった。そして、消防団の幹部の方が訪問して帰ってきてから、その火山警戒レベルが2から1になった。しかし、まだ残念ながら大涌谷には入れるような状況にはないということでございまして、何とか一日も早く箱根の大涌谷がもとのにぎわいを見せる大涌谷になってほしいなというふうにも思っております。これは、箱根の関係でございますが、今考えておりますのは、今度は三豊市ともしっかりした交流をしていかなければならないということです。それは、いつからできるかは、財政とかいろいろなものをかみ合わせなければなりませんけれども、三豊市のほうとも、特に洞爺のほうはそうですが、三豊、財田のほうから来られる方が多いと聞いております。私どもの町も、三豊地区というのがもともとありました。そちらの方々はやはり財田のほうから来られた方、そして、町内のいろいろな地区がございますけれども、多くの方は四国のほうから来られているということもお聞きしておりますので、箱根との交流はもちろんでございますけれども、今後は三豊との交流も、行政だけではなくて、やっぱり地区の皆さんと一緒になって交流を深めていくことが肝要なのかなと思っております。また、その交流だけではなく、ちょうど来年3月27日が合併して10年の節目を迎える年になります。そんな中で、今、各団体の皆様に参加をしていただいて実行委員会を立ち上げさせていただいておりますが、そのときに、単なる式典だけではなく、洞爺にはすばらしい文化、芸能があります。もちろん、本町地区のほうにもそれなりの文化、芸能があります。それらのものを何とか式典の中でご披露できるようなものにし、さらには地域の輪を一つにできるようなものにしていきたいと考えているところでございます。その素案がまとまりましたら、議会の皆様のほうにも素案を示し、ご協力を賜りたいと思っておりますので、その節はよろしくお願いしたいと思っております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

わかりました。それでは、時間の関係もございますから、(2)に入らせていただきます。(2)は、洞爺湖町の魅力をどう発信するかということと、民間シンクタンクのブランド総合研究所が発表した1,000市区町村の2015年の魅力ランキングによると、登別市が前年より6位低い33位でございました。西胆振では調査開始以来10年連続でトップを守ったということでございます。洞爺湖町は、前年より46位低い130位と過去最低でして、その課題はということで質問させていただきました。私は、この通告をするときにもしっかりと自分に言い聞かせているのは、行政とか職員を単なる批判で書いていることではない、通告していることではないということだけは理解していただきたいのです。努力していても、このようなデータになる場合もあり得るということは自分自身も理解しているところです。ただ、なぜ46位下がったのか、130位までになったのかということをしっかりと検証、検分を図って、そうだとするならば、次にどういう戦略をもってこのランキングを上げていくかというまちづくりが重要であるだろうということで考えているわけです。時間の関係上、割愛させていただきますが、この通告をした後に、企画防災担当課長と若干お話をさせていただくと、全国の市町村は1,800何がしということですが、1,000の中の130位なのだから一生懸命頑張っているほうだよという声も聞かされました。それはそうかもしれません。1,800あるところの130位ですからね。ただ、私どもが懸念をするのは、なぜ下がったのか、どうしたならばもっともっとランキングを上げることができるのかということをしっかりと捉えるべきであると思います。洞爺湖町が130位になったということで、私は過去を思い浮かべておるのですが、旧虻田町時代のときに議員研修で行きましたら、何カ所かで「ようこそ、蛇田(へびた)の皆さん」と言われたのですね。これは、僕だけでなく、私も言われた、俺も言われたという人がいるだろうと思います。蛇田ではなく、虻田から合併いたしまして洞爺湖町になった。これから皆様方にもご披露いたしますけれども、旅行会社の方々が調査をしましたら、洞爺湖町とはどこにあるのかという方も非常に多いという記事がありました。これが私にとっては極めて残念でならないのであります。もっともっと洞爺湖町のPRを強化しようではありませんかということで質問させていただきます。時間の関係もありますので、私のほうから、こういうものをやってランキングを上げるようなことをしたらどうでしょうかということをご披露させていただきますが、一つには、先ほど理事者も申し上げておりますが、住民間の交流であるとか、まちづくりというのは行政だけが動いても大きく飛躍できません。いかに町民も含めて行政と議会の三輪体制でやるか、そこに大きな飛躍する芽があるということは言うまでもないだろうと思うのです。したがって、住民間の動きとかボランティアの発掘とか各施設のあり方について、いま一度、検証、検分を図りながら、これからご提案させていただきます。町長、どうでしょうか。もっともっと洞爺湖町を全国にPRする一つの手段として、住民の方々は年賀状を出しておりますね。この年賀状に、洞爺湖町の何点かにわたってPRするような印刷をしていただいて、住民の方々にも協力して発送していただけるような環境をつくることができないでしょうか。さらには、長万部町でやっているまんべくんという切手です。これは、自分も長万部に行きまして、まんべくんの切手はどのぐらい売れているのかと言ったら、すごく評価があるということを聞かされました。それから、今、カグラージョ(神楽女)というものが大いにはやっているというのです。これはどういうことかというと、神楽を見る若い女性の方々が全国的に非常にふえてきているのです。こういうことでありますから、「いいものはまねせ」で、洞爺湖町も無形文化材に指定されておる獅子舞などもあるわけでありますから、獅子舞の全国大会になるような、そういう環境を整えてはどうだろうか、やってはどうだろうか。もう一つは、いろいろな自治体にゆるキャラがあります。そのキャラの全国大会をこの洞爺湖町でやろうではないかということで発信してはどうですか、やるような計画をとったらどうですか。これには、行政も議会も住民も三者一体となって、ゆるキャラの全国大会をやりながら洞爺湖町の特産物なども販売するという環境を整えてはどうかという思いを持っています。もう一つ、理事者にお願いしたいのは、いろいろな職員の方々も視察とか出張とか、議員の方々も研修視察などへ行きます。住民の方々も、洞爺湖町のいろいろな事業の一環としていろいろなところへ出かける機会があるでしょう。そのときに、洞爺湖町のパンフレットを1人50枚まいてくるとか、チラシを50枚まいてくるとか、大都会で50枚まくといったら5分とかかりませんよ。そういう動きをすることによって、洞爺湖町というのはこうだぞ、地方創生の先駆けだぞ、こう言われるような洞爺湖町であると前進してくるのではないかなという気がしてならないのであります。今、行政では、ホームページがあります。ホームページで、全国で見ていただいておるという思いも強いのではないかなと思うわけであります。しかしながら、ホームページを見るのは、いわゆる限られた方々ではないかと思います。いやいや、そうではないぞ、最近はホームページを見る人がふえてきているぞと言うけれども、自分自身ができないからそうかもわかりませんが、私を囲んでおる方々でも、ホームページを見ている人は10人のうち1人いるかいないかという状況です。それは全国でも言えるのではないでしょうか。したがって、チラシに洞爺湖町のイベント計画、企画などを印刷したものを、行くたびに50枚でもいいですよ、場合によっては30枚でもいいですよ。それを毎回やることによって、洞爺湖町の地方創生の大きなエネルギー、息吹になってくるのではないかという気がしてなりません。いかがでしょうか。それから、もう一つお願いしたいのは、理事者、行政文書、それから広報においても、必ず、片仮名を書いたならば括弧して日本語を載せると。やはり、住民が「ジオパークって一体何だ」と言ったときに即言えるような、そのためには、こういう行政文書も広報誌にも、日本語に、括弧、日本語にして明記するという、そのことも、私は、大きく洞爺湖町のレベルアップにつながるのではないかなと思うのですけれども、理事者、いかがでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今のご提案で、本当にこれはできるのではないだろうかなというご提案をたくさんいただきました。やはり、まちにお客様が来ていただけるという中では、しっかりしたPRが必要なのだなというのは改めて思っているところでございますが、今、観光協会を中心とした、いわゆる新幹線が来るということで、東北、あるいは関東、そして近畿地方のほうまで足を延ばしていただいておりますけれども、PRのために奮闘していただいておりますが、なかなかやはり一部のところにしか行っていないのかなという反省もあります。そんな中で、そのチラシの配布なんていうのは、本当に、多くの方に見てもらうだけでもやっぱり効果はあるのかなというふうにも思っておりますので、何とかそういうところ、この中でもできることが、今すぐにでもできることがあろうかなと思いますので、これはまた、内部でよく検討をさせていただきたいというふうにも思っております。また、今、私どものホームページの中でもそうですが、北海道の中にパワースポットというのがありまして、私どもの地域も、洞爺湖、そして、虻田神社がパワースポットにもなっているということから、この間も神社の方にお話をお聞きしたのですが、普通列車あるいは特急列車をおりて、わざわざ写真を撮りに来るという方もいらっしゃる。非常に最近多くなってきたというお話もお聞きしまして、いろいろな通路を使いながら、町のPRにしっかり努めていかなければならないと思っています。それと、この間、台湾のほうにもトップセールスで行かせてもらったのですが、大手旅行会社の社長さんが言っておられました。もうこれからの時代は、風景だとか温泉だとか、こういう時代ではなくなるよ、いわゆるおもてなしの部門でいきますと、例えば、食事の部門ですとか、この地域に合った、この空気の中で食べるこの地域の食材がすばらしくおいしく感じられる、そういうものを何としても発掘してもらいたい。そういうお声も聞いておりますので、今、旅館関係者の幹部の方々と話し合いを持つことにしております。仮に単価が1,000円、2,000円高くなったとしても、何とか洞爺湖ならではのお料理を出していただけないだろうか。幸いなことに、ホタテの養殖、生きのいいホタテ養殖、さらには、いわゆる洞爺の野菜と、すばらしい素材がそろっておりますので、そういうものを利活用しながらということで、旅館関係者の方とこれから話し合いを持っていきたい。さらには、今、1回目の会議はこの間やらせていただきましたけれども、農協の代表者、漁業の代表者、あるいは旅館組合の代表者、そして商工会の代表者、こういう方々とも、やはり上のほうから、もう号令をかけていただけるような、今まではどちらかといいますと、それはコストの面からもなかなか難しいという話があったわけでございますが、今、非常に若返っております。洞爺湖温泉街をもっともっとやっぱりPRさせようという動きが出てきておりますので、そういうところは、皆さんとよく話し合いをしていきたいなというふうにも思っております。また、私どものまちには、先ほどの議員のご質問にもございましたが、すばらしい遺産があると。一つにはジオパーク。日本国内で第1号の世界ジオパークが、今度はユネスコの正式プログラムにもなった。さらには、縄文遺跡群も、今、世界遺産を目指して奮闘しているところでございますけれども、こういうすばらしい遺産がこの地域にはあるのですよ、これをぜひ見てくださいと、そういうこともしっかりPRしていかなければならない。今回、補正予算で、この後、議会提案させていただきますけれども、いわゆるジオパークで、拠点となる施設にそれぞれコーナーを設けさせていただきたいと思います。それは、ただそこに飾るだけではなくて、トップの方々が、特に従業員等々の方々に、一言、二言でいいから来てくれた方々にご説明をしていただく、それがおもてなしにつながってくるのかなというふうにも思っておりますし、それはぜひやっていきたいと思っておりますので、この後の補正予算の関係でよろしくお願いしたいと思っております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

ジオパークの件が出ましたから、触れないでいこうかなと思ったのですが、やはり、住民の方々に、行政のスケジュールもそうですけれども、やはり、最近は片仮名で随分文書化されて出てきます。私は100%担っていただけに、もう自分だけでは回らないのだけれども、これは一体どういう意味なのだということが、自分、言わざるを得ないのですよ、説明に、職員の方々にも。そこで、住民の方々もそうだろうと思うのです。町長、ジオパーク、これから力を入れていこうとするのはよく理解できるし、協力体制を確立できる面は一生懸命、協力体制を確立させていただきたいと思いますが、何といっても、住民の方々にジオパークといったら何なのよと言われたら、即、答えられるようにしなければ、なかなか伸びないと思います。行政だけ走っても、議員、議会だけが走っても伸びない、住民の方々も含めた三輪体制で、住民も三者一体となって進む事業ならば大きく飛躍できるだろうと思います。ジオパークは、地球を学び、楽しむ大地の公園ということで、これはすごいなと思います。町長は、住民の中に入ってこれを聞いてみてください。皆さん、ジオパークはご存じですかと聞いて、今のような言葉を述べられる人が何人いるでしょうか。そこから進んでいかなければならないのではないかと思っています。きのう、理事者は、非常に感動、感銘する答弁をしておりました。住民の方々に十分理解をしていただくことにこれから努力をしていきたいということです。まさに今、そのことが求められているのだろうと思いますので、ぜひそういうことにも力を入れていただきたいと思います。時間の関係がありますので、次に移らせていただきます。北海道商工会議所(道商連)が旅行したい場所として首都圏住民の道内訪問希望地として東京駅と大宮駅、いわゆる埼玉県で北海道観光に関する意識調査を行ったようであります。その結果、支笏湖、洞爺湖、登別が道内9位です。私はいろいろな関係団体、関係者と連携、協働を図って上昇気流に乗せていかなければならないだろうと思うのです。これは、言うまでもなく、東京駅と大宮駅は北海道新幹線の開業に向けての調査であるということは言うまでもないです。そこで、理事者に伺っておきたいのは、新幹線対策として、さきの15日のマスコミの紙面を見ても、理事者の述べられたことを自分も見させていただいて理解をしている面が多いわけですけれども、最近、北海道のほうで、2次交通の一環として、しりべし号、いぶり号を走らせました。その結果が載っておりまして、これは時間の関係で割愛させていただきますが、洞爺湖を通るいぶり号、一番よかったというのは、バスがよかったということと、洞爺湖を見ることができたということです。この洞爺湖を見ることができたというのは、私どもはしっかりと受けとめる必要があります。洞爺湖を見ることができたというのは、神秘性のある、非常に夢のある、希望のある、ロマンのある洞爺湖を見ることができたという自然環境のよさを満喫したというデータも出ておるわけです。そのことをしっかりと受けとめて、道のほうとしては、これからの自治体の取り組みに反映をしていきたいということのようです。つけ加えさせていただきます。2時間以上、3時間ぐらいになるので、乗った方々の要望としては、トイレのつくバスが必要ということも述べられています。時間の関係上、理事者は、この2次交通に対してこれからどういう体制の確立を考えているのか、試験は試験でそれで終わりということなのか、それとも、そういう教訓を生かして、これから2次交通をこのように発展する方向で努力していきたいという考え方があるのか、簡潔に答弁いただければありがたく思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

2次交通に関しましては、まずは新幹線が来るということです。今はまだ新函館北斗駅でとまっている状況でございますが、間もなく札幌まで延伸がなされます。そのときには、長万部からの交通網体系が重要だというふうに認識しております。現在も、新函館北斗駅に着いたときに、今、JR北海道の減便で非常に苦戦をしておりました新函館-札幌間の特急北斗が、新幹線が開通する3月から増便し、今までと同じような形になるということもお聞きしております。そのことで長万部からの乗り継ぎがさらによくなればなとも思っております。今、羊蹄・西胆振地域広域連携会議を立ち上げさせていただきました。今、倶知安のほうとも十分協議をさせていただいております。特に、倶知安まで行っておりて、たくさんのお客様に洞爺湖に来ていただければいいわけですが、そのときの交通手段としては、バス運行が主流になってくると思っております。今、私どもは、道内の大手のバス会社さんのほうにもこれからPRしながら、何とか2次交通が洞爺湖を通過またはとまっていただけるようなシステムづくりに奮闘してまいりたいと考えております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

ありがとうございます。私は舌足らずなところがあったのかもわかりませんけれども、2次交通のバス試験というのは、北海道新幹線が開業されて、利用客の流れも変わる一環として2次交通のバス試験が行われたのではないかという気がしているのですが、そうではないのですか。私は、少なくとも、しりべし号、いぶり号を走らせているということは、新函館北斗からいかに利用客の方々を循環させるかという対策、対応の一環として、今回、試験運転をさせたのではないかという思いもあるのですが、そうではないのでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

函館発着の関係につきましては、そのとおりだと思っております。ただ、今、倶知安から来るものについては、ちょっと違う角度で、今、インバウンドのお客様が結構来られているという関係だったと思います。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

ありがとうございます。(2)でもう少し伺っておきたいのは、平成29年度から、いわゆるTRAIN SUITE(トランスイート)の四季島という列車が走るようになりますね。かつては寝台列車もあったのですけれども、それがなくなったということで、四季島が走るようになります。これは、今、JR九州は、ななつ星で、1泊2食でやっていますね。これは、富裕層の方々が多いようでありますけれども、1人1泊2食で20万円以上で、応募する方々が33倍にもなっています。ななつ星という列車は倍率が高くてなかなか乗れないぐらいです。これは、言うまでもなく、折々の風景、四季もそうですけれども、特産物を利用した料理を提供していただけるというのも、ななつ星が非常に高く評価をされている一つの要因だということも伺っております。これからあと一、二年ありますから、四季島が走ったときに、洞爺駅にも当然停車をするとになっておりますけれども、登別市にはとまるのですね。それで、登別市には宿泊していただけることになります。ところが、洞爺駅には停車のみですね。これからJR北海道がどういう取り組み方をするかわかりませんけれども、四季島が通るときに、洞爺湖観光を大きく飛躍させていくためには、郷土芸能で迎えるとか、企画課長あたりが考えているのは、中学生の吹奏楽もいいのではないのか、それもいいのですよ。そういう策を講じるということは前に進むということです。何も考えていないということなら残念でありますけれども、この豪華寝台が走ることによって、いろいろな意味での観光の風が吹くのではないかという気がします。したがって、四季島が停車するときに、洞爺湖町はどのようにお迎えできるのか、お迎えするのか、その辺を今から考えておく必要があるのではないかと思います。その辺の今後の見通しについて簡潔にお願いできればありがたいです。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今回、豪華寝台列車は、JR東日本のご提供でございますけれども、TRAIN SUITE 四季島という豪華列車が北海道に上陸してきます。これは、新幹線が来る効果の一つだと思っておりますが、私ども洞爺駅は観光駅でございますので、何とか将来的には洞爺駅にもとまっていただけるような運動はしていかなければならないと思っております。来年1月の二十何日ぐらいになろうかと思いますけれども、JR東日本本社に出向いて、社長さんに車両が北海道に乗り上げてくる、そして、私どものまちも通っていただける、北海道にはこういうすばらしい観光地があるということをアピールしていきたいと思っております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

ありがとうございます。そういういろいろな戦略を使って洞爺湖観光を大きく飛躍させていくべきだと思いますし、それによっては順位も急上昇するだろうという気がしてならないのであります。他の市あたりで取り組んでいることを若干ご披露させていただいて、これから洞爺湖観光が飛躍するためにはどうあるべきなのかという前進される策を講じていただければと思っております。さきの新聞報道でございますけれども、仙台駅や仙台市内周辺、いわゆる東北周辺にポスターが掲示されているという記事を見ました。ああ、登別もやるなと思いまして、ぜひ洞爺湖町も洞爺湖温泉のポスターが東北方面あたりに張っていただけるような、そういう対策を講じるべきではないかという気がするのです。旅行会社の方々のコメントも記事に載っておりますけれども、東北方面の方々は、今までだと南のほうに下っていったわけです。あわせて、北陸新幹線が開業したことによって、北陸のほうにも流れていっているわけです。ところが、来年の3月26日に北海道新幹線が開業することによって北のほうに流れていくということで、これは担当者の方々がはっきり述べております。私どもは、そのことの認識を深めていただくべきだと思います。話しているのは町長も見たかと思うのですが、阪急交通の仙台支店の国内旅行部門リーダーの方でございます。もうお一方は、近畿日本ツーリストの東北メイトセンター支店長の方が述べられています。大体同じことを述べられています。今度は、新幹線開業によって、北のほうに行く東北の方々がふえるだろうと。そうだとするならば、洞爺湖温泉を持っている我が町としても、登別市で行っているように、ポスターあるいはパンフレットあたりを積極的に東北周辺に張っていただくとか、あるいはまた、チラシやパンフレットを配布するとか、そういう行動を起こしたほうがいいのではないのかという気がするのです。これは、理事者は何もやっていないということを言っているのではありませんよ。そういう策も必要ではないのかなという気がしてならないのです。それというのも、こういう言葉が書かれております。北海道新幹線を利用して新函館北斗まで来る利用客は、2時間以内で目的地に行けるエリアを望んでいるのです。登別は2時間以上かかるのです。洞爺湖町がちょうど2時間以内に入るのです。したがって、旅行会社の方々も、洞爺湖観光をどんどんどんどん売っていきたい、当然、登別温泉も売っていきたいということを申しておりますから、我々も行政だけに任せるわけにはいきません。我々も東北周辺にいかに洞爺湖観光に結びつくような戦略をもって戦術を組む必要性があるのではないかと思いますけれども、理事者、いかがでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

これまで、旅客誘致に関しましては、いろいろな面で観光協会のお力添えをいただいていたわけでございますが、そのときには観光振興課の職員が同行させていただいたということもあるわけでございます。前段で、駅構内のポスター張りは、仙台市と登別市が姉妹都市提携を結んでおったという観点から、今までいろいろと運動していたというお話を聞いておりましたけれども、私どもも負けないで駅構内にポスターを張っていただけるような策をこれからも講じていかなければならないと思っております。また、今、洞爺湖温泉観光協会では、単なるチラシだけではなくて、それをDVDに落として、洞爺湖周辺のすばらしい、いいところ、お食事もいいところ、そしてビュースポットがどういうところなのかというところを掲載しながら、洞爺湖周辺の持っている資源を最大限生かすようなDVDを製作していただいておりまして、それが来年の2月ぐらいに完成する予定になっておりますが、それをもって全国のほうへ旅客誘致に励むと聞いております。また、行政と議会と一体となって観光PRという件に関しましては、これから新年度予算も始まります。恐らく、財政のほうといろいろなディスカッションをしなければならないと思っておりますが、そこら辺につきましては、今後の検討課題にさせていただきたいと思っております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

検討課題ならば、前向きに検討していただければと思っております。やはり、このお二方の記事を見てもわかりますように、洞爺湖温泉というのは、今、3割が道内、3割が道外、外国人が大体3割という認識を深めておりますけれども、この旅行会社の方々いわくには、道内外の観光客が来ていただけるような洞爺湖温泉であるべきだという助言が載っております。私もかねてから外国人観光客に来ていただいてありがたいと思っております。しかし、経済情勢が変化することによって落ち込む可能性は大だと思うのです。したがって、いつどんな風が吹こうとも道内外の観光客が来ていただけるような、そういう洞爺湖温泉にしていかなければならないのではないでしょうか。聞くところによりますと、外国人の方々が部屋を確保し、ぎりぎりになってキャンセルということが発生しているという話がいろいろあるようです。外国人観光客がだめだということではありません。洞爺湖観光というのは、道内外の特に観光客に来ていただけるような観光地にしていただければなという思いで申し上げているところでございます。そこで、時間の関係上、最後に若干の苦言を申し上げさせていただきます。私は、9月の議会の一般質問の中で、北海道新幹線の開業について質問させていただきました。そのときに、理事者に、垂れ幕や看板の設置をお願いしました。理事者は前向きにやるということでございました。ところが、9月の議会で、10月末になっても看板1枚、垂れ幕1枚、下がらないなと思っていたら、11月の何日だったでしょうか、垂れ幕が下がりました。ああ、よかったなと思ったのです。では、洞爺湖温泉にどうなのかと思っていたら、なかなか看板も建植されないと。最近になって、ところで看板を立てたのか、建植したのかと聞いたら、もう立てましたということでした。どこへ立てたのか。私も洞爺湖温泉に行く機会が結構あるのです。そうしたら、トンネルをくぐって本町地区から行っても北海道新幹線の看板が見えません。そして、帰りに気をつけて見てやっと確認できたのは、珍小島に立て看板が1枚、「北海道新幹線」と建植されていました。何を言いたいかというと、ただ立てればいいというものではないのです。どういう方々に見ていただいて、そして、洞爺湖観光に結びつけられるような箇所への看板の設置が必要だと思うのです。理事者が見たのか見ていないのかわかりません。しかし、恐らく理事者も気がついていないのではないのかなという思いでおります。理事者、看板というのは、ここに国鉄出身の方が2名おりますけれども、この方はすぐに理解してくれますけれども、鉄柱、柱に立てるなら縦文字です。これは国鉄のルールにあるのですけれども、ほとんど横文字です。皆さん方が地下鉄に乗ってもいろいろな列車に乗っていてもわかると思いますけれども、ホームの看板はほとんど横文字のはずです。それが、立て看板で、誰に見せるために立て看板なのか。ここの垂れ幕はわかりますよ。電車から見ると、洞爺湖町も洞爺湖観光を躍進するために北海道新幹線の開業に期待しているなということはわかるのですが、洞爺湖温泉にある看板は、場所的にももう一度考えてみていただきたいのです。そこで、越前谷は何を言っているのか、どの場所がいいと思っているのかと言うのでしたら、提案させていただきます。某スタンドと某土産店の中間点は、かつては土地開発公社の用地でした。今は洞爺湖町の用地であります。あそこの前には、もちろんバス停もあります。あそこに建植させたらどんなものでしょうか。そうすると、車で走る方々も本当は横看板がいいのです。現在、立てている山側ののり面あたりに横看板で、北海道新幹線お迎えとかなんとかと書いたら、はっきり見えますよ。ところが、今の場所では。どなたの発案かわかりませんけれども、いま一度、どうせ立てるならば、わかるようなところに立てるべきではないのかなと思いますけれども、理事者はどんな見解をお持ちでしょう。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

看板等々については、いま一度、検証をさせていただきたいというふうに思います。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今の答弁だったら、今だけなのかなと思ったりもしますけれども、真屋町長のことですから、洞爺湖観光も真剣に考えている人ですから、あそこではやっぱりだめだよな、別なところに移そうかということにはなるのではないかと期待をしております。時間の関係上、月浦の振興開発計画に入らせていただきます。時間の関係がありますので、できるだけ自分のほうで述べてから理事者の見解を求めたいと思います。やはり、月浦の振興開発計画、いわゆる月浦地域をまちづくりに反映していく基本方針をしっかりと打ち出していかなければならないだろうし、月浦地域の位置づけを明確にしなければなりません。それは、今回、サッカー場の建設が月浦地区に決定されました。あそこには、グリーンステイもあります。それから、これから質問に入らせていただきます月浦森林自然公園もございます。その中間点にも有珠山噴火での降灰処理埋立地もございます。こういったところをしっかりと整備計画をもって、そして、まちづくりにも反映をしていくという、そういう策を講じるべきではないかと思っております。この中で、月浦展望台があるのをご存じの方は何人いるでしょうか。この月浦展望台も実はあるのですよ。ここへ上がってみると、すばらしい洞爺湖を見ることができるのです。そういったいろいろな施設を線で結ぶことによって、月浦地区の振興開発計画の目標というものが出てくるのではないかなという気がします。したがって、私は議員になりまして、月浦開発計画は何度もさせていただきました。月浦開発計画というのは、非常に風光明媚なところだけに、開発計画といったら、ブルドーザーで土砂を流して、何か物体をつくることが開発計画だといったら大きな間違いでありまして、自然環境を守るというものも大きな開発計画であるということをご理解していただければと思います。そこで、私は今回、月浦森林自然公園について伺います。月浦地区は、景勝地、中でも月浦森林自然公園は動植物の生態系が非常に豊富なところであります。したがって、自然環境を守りながら、まちづくりの核となり得る地域であるという認識を私は持っておるわけでございます。月浦森林自然公園は、理事者はご承知であると思いますけれども、今は加藤泰秋子爵邸となっています。跡地ということになっています。かつては、加藤男爵、加藤男爵とよく言われたものです。これを調べてみると、加藤男爵は誤りであって、加藤泰秋子爵なのです。これは、月浦開拓の礎を築いた方でございまして、伊予国、今の愛媛県大洲藩の13代の藩主であったわけです。明治24年に月浦、中洞爺、留寿都などの900ヘクタールを一農場として、その経営に力を注いでまいりました。これからが大事なのです。明治31年には、加藤子爵邸の1棟を教室として、月浦小学校の前身となるホロモイ教育所を開設した方なのです。開設に当たっては、加藤子爵みずからが携わったということで、かかるお金は全て泰秋子爵が持ったということであります。いわゆる今日の月浦地区の教育の場の基礎になっているわけであります。私は、こういう月浦地区というのが歴史の豊富な地域であるだけに、あそこは教育文化田園都市というような地域指定をするべきだと思っております。現在の月浦獅子舞です。月浦獅子舞も、加藤子爵邸の歴史の中で、郷土愛を重んじながらでき上がったものであります。そういったことを考えると、まさに乱開発を防いで、月浦が我々にとっても憩いの場になるような、そういう地域指定にしていかなければならないと思いますが、理事者の月浦の地域振興に対する基本的な考え方をお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、月浦の自然の関係でいろいろなご提案いただきました。特に、森林自然公園、さらには月浦の展望台、グリーンステイ、埋立地、こういうものは、今後も一体となって整備をしていかなければならないと思っております。特に、埋立地については、何年かかるかわかりませんけれども、気持ちとしては、いわゆる有珠山噴火記念公園の芝生のきれいな状態、ああいう公園にして、人々があそこでゆっくり集えるような場にしていきたいなというふうに思っております。特に今、観光振興課長は物すごく張り切っておりますので、期待しております。本当に頑張って、そういうふうにしていただきたいと思います。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

きのうもそうでした。理事者は、観光振興課長が言ったことはやるのだと。したがって、観光振興課長にお伺いします。月浦地域の振興開発計画は、今、どういうことをやろうとしているのか、お伺いしておきたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

大変プレッシャーがかかっております。議員がおっしゃいました月浦森林自然公園は、内容については皆さんご存じですので言いませんけれども、月浦地区は最近、残された自然という形でございまして、アウトドア、インバウンドの自転車、サイクリング、また、移住・定住という形で、新規事業、若い子供連れの方が入ってきておりまして、新しいご商売を始めたりしている地域でございます。皆さんとお話しして、なぜ月浦に来たのかと聞くと、洞爺湖を眺めた景色がすばらしい、生活していく上で、子供たちを安心して教育できるというようなご意見を賜っております。観光振興で、全てが何でも温泉という形の開発ということは全く考えておりません。私としましては、自然と共生した新たな観光地、北海道の中でも先進的な観光地という取り組みで整備してまいりたいと考えております。また、近年、新しい人が入ってきている部分で、新しい人たちと従来から住んでいる方々が、新しいイベントというと8月でしょうか、初めて、地域の方で、野菜も売っているのですけれども、自分たちの手づくり商品も売っているという変わったイベントなども開催されておりまして、私どもは注意深く見守っている次第でございますが、今後、お手伝いしていければいいのかなと思っております。自然保護の意識を高め、残された自然を保存、活用することが月浦振興計画の最重要課題だと考えております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今の観光振興課長のすばらしい答弁を聞いて安心しております。月浦森林自然公園の方向性については、佐々木観光振興課長が職員でいるうちは担当者になり得るようにお願いできればと思っております。時間の関係上、非常に割愛させていただきますけれども、何といっても、理事者は、月浦の森林自然公園は、動植物の生態系の非常に豊富なところであります。これは理事者もご承知だと思いますけれども、そういう子供たちの教育の場にもなり得るような大きなウエートを占めておる自然公園であるわけでありますから、しっかりと守りながら、グリーンステイとか、サッカー場とか、埋立地も道あたりに要望してしっかり整備した中で、住民の方々も和みのいただけるような地域、それから、青少年の健全育成に結びつくような地域指定をしながら、しっかりとした自然保護をしながらの開発計画をお願い申し上げたいと思っております。月浦の質問の(2)として、泉源をサッカー場完成と同時に利用できる資源として生まれ変わることはできないものかということで通告させていただきました。この泉源というのは、言うまでもなく、2000年の有珠山噴火以降、雇用対策の一環もあったように聞いておりますけれども、あそこに泉源を掘るということは、それなりの目標があってのことだろうと思うわけですが、掘ってみて、自然ですから、それなりの思ったような結果が出なかったかもしれませんけれども、簡潔に、今の泉源の現状はどうなっているのかを伺っておきたいと思います。それから、温度は毎分何度であるのかということも含めてご答弁をいただきたいと思います。簡潔にお願いします。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

泉源の深さは、1,300ほど掘っております。温度ですけれども、地下の温度は41度、毎分36リットル湯量が確認され、成分につきましては弱食塩酸でございます。これが地上に上がってきたときには、約36度から37度になっているという報告でございます。湯量36リットルというのは、洞爺湖温泉における中小の保養所クラス程度で使用する量ということで報告をいただいております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

ありがとうございます。私は、この泉源を生かすことはできないのだろうかという思いを持っておりますが、生かすとすれば、例えば、サッカー場ができると、サッカー場のシャワーあたりに使えないものか。あるいはまた、サッカー場は月浦ですから、雪の多いところになりますので、融雪への利用はできないものかという夢を語っておるのです。ところが、そのようにするためには、いろいろな財政負担があるということになるかと思うのですけれども、どうでしょう、理事者、ただ掘って今のように眠らせておくのか、それとも、将来的には、何とか今の温度、毎分36リットル、上に上がってきたら36度ということでございますけれども、将来的には利用して、月浦地区の一つの大きな振興策の柱にするのだという思いがあるのなら、お聞かせ願えればありがたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

端的に申しますと、現在は非常に厳しいかなというふうに思っております。町の財政が好転してとか、今、ふたをしている状況があるのですけれども、それを何らかで生かせる方法等々が見つかって、費用対効果の面でもある程度の目安がつくようなことになれば、また検討してまいりたいなと思っております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

なまりも強くて、それから、ちょっと体調不良なものですから、町長にも失礼な苦言を申した点もあろうかと思いますけれども、何といっても、洞爺湖町というのは、大きな夢も希望もロマンを語れるような地域であるだけに、みんなで協力し合っていけば、全国一のまち、全国一の洞爺湖温泉になるのではないかと思うだけに質問させていただきました。これからも、ぜひ洞爺地区等、均衡のある地域社会創生のためにご尽力を賜れればなと思っております。以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月16日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる