みんなの議会

洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月15日

安徽省黄山市との友好交流についての経過と現在の状況について

2015年12月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、七戸輝彦議員が「安徽省黄山市との友好交流についての経過と現在の状況について」質問し、観光振興課長 佐々木清志、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、上下水道課長 篠原哲也が答えました。

聞いた人
七戸輝彦 議員
答えた人
観光振興課長 佐々木清志、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆、上下水道課長 篠原哲也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 七戸輝彦

10番、七戸輝彦です。ただいまより、通告順に一般質問をいたしますので、理事者におかれましては的確な答弁をお願いいたします。私からの最初の質問でありますが、平成21年7月に、これはたしか非公式だったと記憶しているのですけれども、安徽省黄山市と交わした友好都市としての関係であります。役場の中にも、この安徽省という文字を見て、読み方がわからないという職員も出てきているほど、交流しなくなってから大分年数がたっているのかとそのように思います。安徽省黄山市といえば、世界文化遺産、自然遺産など見どころも多く、中国の中でも屈指の観光地というふうに私は認識しております。特に太平湖というのは、我が町の宝の洞爺湖とそのたたずまいがよく似ていることから、友好湖として両自治体の関係を深めることになったと記憶しております。何度も言いますけれども、平成21年、たしか2009年のことだったと思います。洞爺湖町からも使節団が送られました。友好を深めるとともに、お互いの関係はさらに発展するように私も確信していました。当時としては、議会側からも千葉議長が参加していて、記憶の中ですけれども、その次の訪問団のときには、今の議長席におられる当時の佐々木議員が行くところまでは決まっていた。そのような中で、日中両国の関係が悪化し、黄山市との都市間交流というのもその影響を大きく受け、交流が途絶えてしまっていたのかとそのように思います。ところで、今月初めの新聞紙上では、日中与党間の協議会が再開と報じられておりました。自民党の谷垣幹事長、私ども公明党の井上幹事長、中国側からは、中国読みができないものですから普通に漢字として読ませていだたきますが、王家端全国政治協商会議副主席が出席したとあります。これは、2009年2月以来、実に7年ぶりのことであり、両国の雪解けももう間近という感じがしております。ところで、本題の安徽省黄山市との友好交流についての経過と現在の状況について伺っておきたいと思います。よろしくお願いいたします。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

それでは、お答えします。議員がおっしゃったように、ことしの12月の3日と4日でございますけれども、政府与党と中国共産党幹部の会議が確認されておりまして、より一層の交流を確認されているところでございます。また、ことしの5月におきましても、民間交流という形で、観光事業者が中心となりまして、日本国から3,000人、北海道からも知事を筆頭に約200人程でございますけれども、中国の北京を訪問し交流しているところでございます。七戸議員からご質問がございました中国との交流経過でございます。先ほどおっしゃいました平成21年4月に黄山からの観光訪問団を受け入れたのが第1回目の契機でございます。その後、7月に長崎前町長を団長としました訪問団を派遣し、太平湖との友好が平成21年7月14日、22年4月には、安徽省の旅行局長を団長とした総勢18名を受け入れ、そのほか、その年度ですけれども、平成23年7月には、洞爺湖日中友好協会を組織してございます。23年8月には安徽省の政府団の受け入れ、23年11月には2回目の黄山の派遣訪問をしております。そして、24年8月には日中間の芸術展なども開催されてございまして、24年11月に3度目の派遣を計画しておりましたが、9月ごろより、尖閣諸島の問題で反日感情もございまして、現在まで交流が途絶えた状況になっております。公式的には、2度の派遣、3度の訪問が行われている形でございます。また、そのほかに、登別広域観光圏としまして、伊達市、登別市、室蘭市との友好関係で、黄山を1度訪問したことがございます。これらの交流の中心の役割を果たしてきた方が、黄山市人民対外友好協会副会長という方で、日本語で済みませんが、ジョケンショウさんという女性の方で、2度ほど来日してございますが、現在は職務から勇退しております。ことしに入りまして、中国での仲介役となる方と連絡がとれておりまして、今後、太平湖管理委員会副主任のコさんという方が交流の窓口となるのではないかと考えております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

今、話を伺うと、段取りはできているという形で動き出すという予定というのは今のところどうなのでしょうか。具体的に、来年度はこういうふうにしてこちらから伺う機会をつくりたいとか、道とも国とも連絡をとらなければならないと思います。お相手のあることですからこちらの思いだけでも進まないでしょうし、そういうところから考えると、何か計画といいますか、そういう思い入れというのはあるのかどうか聞きたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

今のご質問でございますけれども、交流の中心を担っております洞爺湖日中友好協会のほうとしましても、皆さんは積み立てなどをしておりまして、長崎前洞爺湖町長で、今は会長でございますけれども、先般もお話しして、こういう交流といいますか、中国の方のお客様が大変ふえている状況もございますので、交流再開に向けて協議していこうというお話はいただいております。それらに伴う資金等もあります。観光協会におかれましても、来年は開湯100年ということもございますので、何とか民間レベル、町も含めて検討できないかということで会長の指示をいただいておりまして、現在、協議中でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

私がなぜこのように中国に思い入れがあったり、ここで話をするのかということを簡単にお話しさせていただきたいと思います。私が高校を卒業した年は昭和48年です。その2年後の昭和50年に、周囲の勧めもありまして、第2回日中友好北海道民の船というものに参加させていただきました。道税と町税を使っての1カ月間の洋上研修という青年の研修でありました。最大の目的は、まだ国交が回復して間もない中国上海での青年団との交流でした。当時の堂垣内知事も同行するということで、北海道から400人以上の青年使節団を送るという肝いりの友好の事業でありました。戦後30年間、外国との交易を遮断してきた国、私たちが初めて目にする初めての社会主義国家ということで、大変緊張していたことを今でも思い出します。当時、船は海上から揚子江をさかのぼって上海へと入っていきました。河川敷では、早朝にかかわらず、大砲の音が聞こえ、軍事訓練をしているのがわかりました。これによってさらに緊張が高まったものです。船からおりて、上海の地におり立ったとき、見たこともない人々の姿を目にしました。広い道路には一様に人民服を着て自転車に乗り行き交うたくさんの人々、まちの至るところにある毛沢東主席の大きな肖像画、まちに流れる中国伝統の民族音楽、空き地では太極拳で体を動かしている人、あくまでも私の個人的感想ですけれども、青年期の私の目に映ったものは、決して豊かではないけれども、同じ生活レベルで生きている仲のよい市民の姿でした。そのとき、この国が発展して、この方たちが日本を訪れることができるのはいつの日かなと思っておりました。それから中国は発展し、我が国日本を追い抜き世界2位の経済大国へと発展しました。そして、日本、我が町の洞爺湖町を訪れていただいている、そのように感じております。少し話が長くなりましたが、そういう意味からも、途切れてしまった黄山市との交流を再開させるべきと強く願っているところでございます。この点につきまして、町長のお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

中国安徽省との関係でございますが、先ほど議員も触れていただきましたように、安徽省には鉱山もございます。友好湖の太平湖もございます。鉱山につきましては世界遺産、そして、世界ジオパークも、たしか世界ジオパークの制度ができて2番目にできた世界ジオパークかと思っております。私どもの町にも洞爺湖有珠山世界ジオパークがございます。そんな関係からも、これからも安徽省とは友好のきずなをしっかり深めていきたい。そのために、周りの環境整備も整ってきているようでございますので、今後とも、そのパイプ役を通じながら安徽省との交流再開に向けて努力をしてまいりたいと思っております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

ぜひ、そのようにお願いしたいと思います。私も先ほど申しましたけれども、雪解けの感も少し近いのかなという気がしております。いつも言って不評を買うのですけれども、この友好関係をよそよりも先について再開していただきたいと思っているところです。それでは、次の質問をさせていただきます。昨年の9月会議の一般質問の中でも、今回取り上げる質問をさせていただきました。そのときの趣旨はこのとおりです。JRを利用する方の中には、札幌方面から来たときには洞爺駅でおりて、函館方面から来たときには伊達紋別駅でおりる方がいるということです。これは、足腰の弱い高齢の方あるいは障がいを持たれている方、車椅子等で歩かれている方、そういう方々が駅のホームを上り下りしないための苦肉の策である、このように申し上げたと思います。それととともに、来年3月には、新幹線が新函館北斗駅まで乗り入れる予定でもあり、道内有数の観光地を抱える洞爺湖町としては、駅ホームにエレベーターを設置するのは急務であろう、そのように当時申し上げました。このごろ、伊達紋別駅にエレベーターの整備が決まりまして、工事にかかるという新聞報道がありました。正直なところ先を越されたという気持ちもしないわけではありません。伊達市は合併により大滝村の温泉も有する市となりました。これが完成すると乗客の流れも大きく変わってしまうのではないかと心配している次第です。しかし、伊達市と洞爺湖町というのは、財政規模も相当違います。人口も違います。駅の乗降客も大きく違います。私は、洞爺駅にエレベーターを設置することは一朝一夕にできるというふうに思っておりませんが、9月議会からの今までの動きやこれからの動き、そのようなものを伺っておきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

2013年6月、そして、昨年の9月議会においても、七戸議員から当駅構内のバリアフリー化について質問をいただいているところでございます。今までの対応についてでありますが、JR北海道や関係省庁を要望で訪問したときにお話をさせていただいているところであります。公共施設へのバリアフリー化でありますが、平成18年12月20日に施行されました高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の規定に基づき国土交通省では移動円滑化の促進に関する基本方針を出しております。鉄道駅及び軌道停留所において1日当たりの平均的な利用者数が3,000人以上である鉄道駅及び軌道、停留所につきましては、平成32年度までに原則としてすべてについてエレベーターまたはスロープを設置することを初めとした施設を地域の要請及び支援のもと、可能な限り整備を行うこととなっております。JR北海道の話では、乗降人員3,000人以上の駅において、いまだ整備されていない駅が10駅弱あるとのことで、未整備駅を平成32年度までに整備を行うことが緊急の課題となっております。また、一番課題となるところは、設置工事費、そして、その後の維持管理費をどう考えていくことかなどが現実的な課題であるとのことでありました。そうした中、洞爺駅の1日当たりの平均利用者数は約700人となっているところでありますが、当駅は、洞爺湖観光の窓口でありまして、近年外国人観光客が利用しているところであり、スーツケースを持ってのホームの移動は大変労力を使っているところでもあるとともに、日常、鉄道を利用している町内の高齢者の方々も利用するときに不便な状況でもございます。昨年の議会からの要望と現状に関してお伝えいたしました。

議員の質問 10番 七戸輝彦

実は、きのう、本屋に行って買ってきたものがあります。それは、久しぶりに新しい全国の鉄道の路線図、値段はそんなにするものではないのですけれども、その路線図を見て、改めて洞爺駅の位置づけをまざまざと見せつけられたような気がします。函館から来て大きな駅を丸で囲んで書いてあります。その中には洞爺駅というのは、間違いなくほとんどの特急がとまる駅なのですけれども、函館からずっと来まして、幾つかの駅の名前を丸囲みで大きく書いてありまして、長万部駅から次に伊達紋別駅に飛んでいます。その次に東室蘭です。忘れもしない、次は登別、苫小牧です。そういう意味で洞爺駅が、どうしてその路線図上から大きな扱いにされていないのかというのが不思議なところです。ですから、全国的にはもう位置づけが下がってしまっているのではないかという気がして、すごく心配しています。鉄道ですから、その乗り継ぎとか、枝分かれしているその支線があるとか、そういうことも駅の大きさとしては重要なものを占めると思うのですけれども、特急がとまる洞爺駅というのは、やはり昔みたいに大書きしてもらえるものでなければならないと思います。外国人の観光客の方々は、大抵バスで来られるとはいっても、やはり駅というのは顔ですから、洞爺駅におり立った人というのは、洞爺駅のイメージを確実に頭の中に入れます。私も、駅におりると、ただ通り過ぎるだけなのだけれども、その駅のイメージは結構残っています。そこにいる人々や施設、えらい思いをしたとか、そういうものというのは必ず残りますので、ぜひ、ここにはエレベーターというふうに心構えを持っていただきたいと思います。何せ、私も、だんだん膝が痛くなってきまして、この前も申し上げましたけれども、高齢になってくると、これから先どういうふうに旅行をするのかと考えると、バリアフリーになっているかどうか、エレベーターがあるか、エスカレーターがあるか、都会のほうに行くと余り心配がないのですけれども、地方に行くとそういうことを少し心配しながら歩くような歳になってきました。高齢化社会はまだまだ続きますので、エレベーターはやはり必要だと思います。これからのことについてどうしていくかということをお伺いしておきたいと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

要望の部分でございますけれども、JR北海道、また関係機関にさらなる要望はしていきたいと思っているところです。今、西胆振総合開発期成会においても、平成28年度の重点要望項目として取り上げて、JR北海道はもとより、関係機関に要望を持っていくこととしております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

粘り強く、粘り強く、私も前から申し上げておりますけれども、議員を続けているうちはこの問題を時々議会で挙げて、その都度、動きを確認したいと思っております。嫌みではなくて、実現するためにやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それから、バリアフリー化のことということで2番目の項目を取り上げているわけですけれども、駅だけのバリアフリー化ではないです。例えば、文化センターやふれ愛センターなどの舞台設備のあるところですね。入り口のところは、スロープなどが相当ついてきて、各公共施設は入りやすくなっているのですけれども、この車椅子で舞台に上がっていけるというのはある程度必要なことで、新しい施設では普通になってきています。ふれ愛センターの場合は、ステージ自体が下がりますので、使い方によってはどういうふうにでもなると思いますけれども、特に文化センターは厳しいようです。洞爺湖町は何もやっていないわけではなくて、バリアフリー化に関しては、トイレというのはよそのまちよりもすごく進んでいると考えております。例えば、公共施設のトイレの様式化は相当進んでいますし、大きな施設であれば、町のほうで改修のチャンスを見ながら、できる限りオストメイト対応のトイレ、多目的用のトイレをつけていくという積極的な姿勢はすごく見えるのです。この部分は、地域の自治体の中でも先駆けを切っているのではないか、そのように感じているほど進んでいると思います。ただ、舞台の上り下りといえば、文化センターは施設が古いですから、車椅子では上り下りは難しくなってきているようです。例えば、車椅子の方が上り下りする際は、周りに抱えられて上り下りするということも聞いております。このことについては、コミュニティバスとすごく似ていまして、取り上げたときに同じことを申し上げました。つえをついていても、人が手助けをすれば乗車できるとか、抱えられていれば車椅子でも舞台にのぼれるとか、これは同じような発想です。これらは運営する側の発想でしかないと思います。どちらの例もわずかな設備があれば自力で上り下りするには十分ではないかと思います。今は文化センターの舞台の話でありますので、この舞台に必要なときだけ使う、簡易な斜路でも構わないです。車椅子の方も介助の方に押していただければ、その舞台にそのままのぼっていけますので、そういうようなこともこれからは必要ではないかと、これは実際に体験された車椅子に乗られている方からのお話でございます。このことに関して、このスロープの件というのをどのように考えておられるか、お聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

洞爺湖文化センターのステージの件でございます。建物が建設されましてから約30年ということでございまして、その間、施設的には何度か改修してございますけれども、先般11月に、町内の児童生徒における芸術文化発表会がございました。これは、子どもたちがステージに上がって歌を歌ったり、合唱したりする学校の発表会なのですけれども、私どもは把握しておりまして、車椅子の登壇に際して、設備がないですから、介助者の協力により持ち上げるのかということを教育委員会を通じて確認した際、つえを使って横から上がる形で利用しているので何ともないということを私ども担当として聞いておりましたが、大変ご迷惑をおかけしているというふうに深くおわび申し上げます。現在は、30年たちますので、本格的な改修に向けて検討しているのですけれども、中期的にはトイレ、舞台の音響、照明等も考えてございますけれども、これらとは全く別に、高齢化社会ということと福祉の優しさといいますか、こういう観光地でございますので、どういうものが対応可能かということで今検討しているのですけれども、現施設の拡張は厳しい状況でございますので、今、議員がおっしゃった施設内を利用した臨時的な斜路、または簡易リフトというものもあるということでございますので、何がいいのかということを福祉サイドも含めまして早急に検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご了承願いたいと思います。

議員の質問 10番 七戸輝彦

私も担当課長も体の大きい人でありまして、体の大きい人は心が優しい人と相場が決まっておりますので、ぜひ、今の言葉どおり、早く皆様に優しい取り組みをしていただきたい、そのようにお願いしておきます。次は、防災行政無線についての質問をさせていただきます。今、盛んにまちの中で公署産業車を使って無線のスピーカーがついているところをいじっているようです。例のデジタル化の工事なのかと思っております。せっかく機械も更新するわけですから、この際、無線の運用方法についても見直しをしていただいたらいかがかと思います。先日、ある町幹部の方にいろいろなことを聞いたら、防災行政無線は緊急性のある場合にというお返事をいただいたことがあります。私とはちょっと感覚が違うという気がしているのです。防災行政無線だけなのであれば、こういう答えにもなろうかなとも思うのですけれども、使用している自治体ごとにその運用は相当違うものですから、緊急性のある場合とか、人命にかかわる場合などのくくりというその箱に詰めてしまうのは私は使い方がちょっと違うのではないかという感じがしています。ただ、私は、これを言われた方に感謝しております。なぜ感謝しているかといいますと、ずっとわだかまっていて、この町は何でこんなに防災行政無線を使われないのかという答えを見つけるヒントになったような気がします。今、基本的に1日と15日という2回の定時放送をしています。このほど、よほどの緊急性がなければ使用できないのが防災無線という感覚もあると思っております。防災行政無線をあちこち見てきたわけですけれども、洞爺湖町は洞爺湖町の使い方があり、ほかのまちにはほかのまちの使い方があるわけですが、本当に緊急性がなければ、例えば地震で津波が来るとか、有珠山が噴火するとか、定時放送以外はそういうときにしか使えないのかどうかということを確認しておきたいと思います。よろしくお願いします。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

防災行政無線は緊急性がなければ使用できないのかというご質問かと思います。洞爺湖町においては、防災行政無線は、緊急時だけではなく、議員がおっしゃっておりますとおり、1日と15日には行政放送を流しております。本日も3時には議会が開催されているということで流す予定にしております。ほかの町村につきましては、行方不明者の捜索協力依頼、また、変質者出没等の警告、運動会などの開催延期連絡などいろいろな情報をお伝えしているところでございまして、緊急時以外でも防災行政無線についてはお伝えする手段として使用していくことは問題ないと思っております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

それを確認したかったのです。4年ほど前になりますけれども、せたな町へ、防災行政無線の運用方法についてということで、議員全員で視察に行ったことがあります。せたな町では、毎日、防災行政無線で情報を流しておりまして、町の情報もありますけれども、学校の行事できょうは何がありますよということも事細かにやりまして、町民向けの情報発信といいますか、そういうような目的で使っていました。現実に洞爺湖町の運用を見ますと、1日、15日の2回以外はほとんど使われていないのが現状だと思うのです。前にも驚いたのですけれども、多少の地震とか多少の津波の注意報ぐらいでは鳴らないのが洞爺湖町の防災行政無線、そういうような気もしております。これは、あくまでも私見でありますけれども、情報をもっと小まめに出して使ってもいいのではないかという考えを持っております。例えば、行政情報、学校の情報ももちろんですけれども、先ほどの行方不明者ということにもすぐに使うべきなのではないかと思います。窓をあけて、月に2回の防災行政無線を聞いていますと、議会の情報というのは本当によく流れています。いつの開催で何をやっています、あるいは、懇談会、議会をこういうふうに開きますと。ですから、議会側から使ってくださいとお願いして1日と15日に使うようになったから、その部分はきっちりやっていると思うのですけれども、本来的には、これは議会の情報を流すものではなくて、もちろん議会の情報も流していただいて大変ありがたいのですけれども、町民の皆様のお役立ち情報をいかに流していくかということです。それから、行政的な課題も流していくのが必要ではないかと思います。ある時期から回覧板の回数が減りましたね。これからは、今まで無線のなかったところ、スピーカーのなかったところにもつくということで、回覧板のかわりとはいきませんけれども、何とか行政情報を流していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

現在、平成27年度の事業として、防災行政無線デジタル化整備工事を行っております。平成28年3月に完了し、4月から運行していくこととしております。このデジタル化になったときには、災害時の情報提供はもちろんでありますが、現在も行っております1日と15日の午後3時よりの行政情報をお伝えするとともに、子供たちが帰宅する時間に、毎日、チャイムを鳴らしていきたいと思っております。チャイムでお知らせすることとしておりますが、もし子供たちが帰宅時間を過ぎても外にいたときには、地域の方々が帰る時間だよという形でお子さんに声をかけていただけるようにしていきたいと考えております。また、先ほどもお話ししております事業や行方不明者の捜索協力依頼、変質者出没、また熊出没情報など、いろいろな情報をデジタル化が完成した時点で適用していきたいと考えております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

順番の関係で、先に聞いておきたいことがあります。このごろ、本町の水道水が若干濁り始めたという話があります。それはこの無線とちょっと関係があるものですから、その状況をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

町の答え 上下水道課長 篠原哲也(上下水道課長は2023年1月まで)

現在、月浦浄水場の膜ろ過化施設の膜洗浄を11月5日から平成28年2月10日の間で行っているところでございます。月浦浄水場のろ過膜につきましては、3ユニットございまして、1ユニットの洗浄に3週間程度を要し、これを3工程繰り返すことになります。この間、月浦浄水場の能力が3分の2に減少することから、本町地区の水量不足分を泉地区の湧水で補うこととなります。配水池において、これらの水は混合され大幅な水質変化はないことから、事前に広報や回覧板等での周知を行っていませんでしたが、町民の方からの問い合わせがあったと聞き、12月10日付で回覧による周知を行ってございます。今後におきましては、広報や防災行政無線等をより活用して、住民の方への周知を行っていきたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

防災行政無線の使い方は、まさにそこだと思います。行政側が予想していなかったことが起きる。それで町民が不安になったという話をもらったときに、すぐにマイクを持って話すことができる。後から文字で流すことはもちろんしなければいけないことですけれども、すぐに流すということです。それで、1月末あるいは2月の中ぐらいには終わりますので、ご安心くださいという一言を言っていただければ、ああ、そうなのだと。前みたいに何年も続く話ではないのだと思うわけです。私も指摘を受けてからですけれども、沸いたやかんの中を見たら、あの白いものがしばらくぶりに浮いていたのです。すごい恐怖感を持っている人は恐怖感を持っていますので、もし可能であれば、きょうの3時ということもありますので、そういう使い方も一緒に教えてあげたら親切ではないかと思っています。水についてもご答弁いただきましたので、あとは言うことがありません。ただ、もう一回確認しておきたいのですけれども、この無線の使い方で、1日と15日に限った話ではないということを聞きたいのです。なぜかというと、必要のある都度、必要があれば使うという答弁を私はいただきたかったのです。よろしくお願いします。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

七戸議員がお話のとおり、1日と15日だけではなく、必要に応じて防災行政無線を活用して、住民の方々にお知らせしていきたいと考えております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

それでは、ぜひ小まめな運用を目指して、また頑張っていただきたいと思います。どうもありがとうございました。以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月15日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる