洞爺湖町議会 平成27年12月会議 2015年12月15日
町内の中学生を対象に、胃がんの原因とされるピロリ菌の無料検査を検討すべきと思うが、町の考えは
2015年12月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「町内の中学生を対象に、胃がんの原因とされるピロリ菌の無料検査を検討すべきと思うが、町の考えは」について質問し、健康福祉センター長 山本隆、企画防災課長 鈴木清隆、総務部次長 澤登勝義が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 健康福祉センター長 山本隆、企画防災課長 鈴木清隆、総務部次長 澤登勝義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 板垣正人
9番、板垣でございます。本日、最後の質問者となりましたので、最後にすっきりした答弁をいただければよいと思います。よろしくお願いします。初めに、今回お出ししている通告は、まず一つ目に、安心安全のまちづくりについてということです。大きなテーマですけれども、中身は具体的にお話ししたいと思います。初めに、(1)の通告です。町内の中学生を対象に、胃がんの原因とされるピロリ菌の無料検査を検討すべきと思うが、町の考えはということで質問させていただいております。皆さんご承知のとおり、ピロリ菌というのは重たい病気の名前ではないのですけれども、これが胃がんの70%ぐらいの要因になっているというデータがあるそうです。ピロリ菌と言われても大したことはないですが、がんと言われたら、物すごく重たい病気という感覚です。私は、今回、(1)で中学生としておりますけれども、ピロリ菌は10代の人の感染率も5%程度あるというのです。ですから、早期の中学生ぐらいのときに、もしピロリ菌があることを発見して除菌すれば、その人は将来的にも胃がんになることはないというくらい原因として重たいそうです。ある先生の言っていたことが道新に書いてあったのですけれども、胃の粘膜にすみつくピロリ菌の有無を尿検査で調べて、陽性の場合は希望者を対象に呼気検査を実施して、また陽性と確認された場合は初めて除菌のための抗生物質を1日2回、1週間ぐらい飲み続けると除菌ができるというこうです。若いうちにこういうことをきちんとしておくと、将来も安全ですし、自分が将来結婚したときにも子どもにうつることもなくというふうに思いますので、これは、当町としてもぜひやってはどうかと思い、今回提案させていただきました。その辺について、町としてはどのように考えておりますか。
町の答え 健康福祉センター長 山本隆(健康福祉センター長は2016年3月まで)
ご質問の町内中学生を対象としたピロリ菌の無料検査の検討につきましては、町民の健康推進のかかわりの深いご質問でございますので、健康福祉センターよりご答弁させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。町内中学生を対象としたピロリ菌の無料検査の検討についてでございます。まず、北海道内における中学生を対象といたしましたピロリ菌検査の実施状況でございますが、私どもが把握している範囲では、現在道内9市町で実施され、近くではお隣の豊浦町において、ことしから中学3年生を対象に希望者を募り実施しているとのことでございます。中学生が対象の集団検診の実施につきましては、その年代全員が検査を受けられるということで、大変有効な方法であるというふうに考えておりますが、今までは、中学生など若年者に対するピロリ菌検査に対する統一した検査方法が確立していない状況で、道内先進市町においては、医学系大学や医師会などの指導、協力により、研究的な形で試験的に事業を行ってきたまちが多いと感じているところでございます。なお、本年の9月に、北海道大学大学院医学研究科がん予防内科において、中高生のピロリ菌検査・除菌事業手順書が作成され、北海道を通じて全道市町村に配布されたところでございます。今回、一定の検査手順が示されましたことにより、道内でも取り組みを始める市町村が今後ふえてくるのではないかと考えているところでございます。町といたしましても、若年のうちピロリ菌を除菌することで、将来、胃がんを発生するリスクを減少できるのではないかと考えておりますので、今後におきましては、北海道を通じて配布された手順書の内容の検討はもとより、若年者の胃内視鏡検査に対する賛否の問題、除菌治療のための投薬により副作用が発生した場合の対応、除菌治療後のフォロー体制など、事前に検討しなければならない課題も多いかと認識しております。先進地の事例なども参考にさせていただきながら、若年者の将来的な胃がん予防対策としてピロリ菌検査について検討してまいりたいと考えているところでございます。
議員の質問 9番 板垣正人
詳しく説明いただき、ありがとうございます。ピロリ菌というのは、今、確認されたものとかいろいろな話がありましたけれども、例えば、一番心配なのは副作用なのかなと思います。ほかにもいろいろなことがありますけれども、この関係者で横山先生という方が、副作用の程度が非常に軽くて、それが出た場合は薬を飲むのをやめればすぐになくなるようで、逆流性胃炎のようになるそうです。そのような副作用は、飲むのをやめることによってすぐになくなるというお話もあります。また、基本的に中学生2年生が100人受けたとして、そのうちの5%とすれば実際に除菌するのは5人ぐらいです。その中でやるということですが、それでも、親御さんもいるだろうし、本人の希望もあるだろうと思いますが、それは予算がかかりません。ピロリ菌検査の尿検査は1回750円ぐらいだそうですから、例えば100人いたら7万円ちょっとです。それで、陽性が出てから初めて呼気です。陽性は全員が出るわけではなくて、本当に数%だと思いますので、当町も、これを前向きにきちんと検討しながら進めていただければと思います。今、中学生まで医療費が無料になったということで当町も進んでまいりました。若い人の病気というのが初めからわかるのであれば、この時代にきちんと沿ってやっていただきたいと思います。今、センター長は9市町村と言っていましたけれども、これから検討してやっていくところも結構あるようで、道内でも飛躍的にふえていくと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。再度、答弁をお願いします。
町の答え 健康福祉センター長 山本隆(健康福祉センター長は2016年3月まで)
胆振西部管内におきましても、来年度から検討中ということでございますけれども、室蘭市と登別市が中学生について導入を検討していることをお聞きしております。私どもも、近隣市町の結果等を踏まえながら、早期実施に向けて検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 板垣正人
ぜひ、お願いしたいと思います。それと同時に、次の(2)ですが、町が行っている成人の特定健診でもピロリ菌検査を行うべきと思いますが、町の考えはどうかということです。私自身は、別な保険に入っており、毎年胃カメラを飲んでいますが、この特定健診を受けたことがないので詳しくわかりませんけれども、年に1回か2回の特定健診の中にも尿検査がありまして、その尿検査の中でピロリ菌もわかるような検査も一緒にしてはいかがかと思います。先ほど言いましたように、料金は750円くらいだそうですから、これもぜひ入れてはどうかと思います。たまたま、今月の広報のさわやかだよりに女性の方の乳がん、子宮がんということで、早期発見が大切と書いてありますが、読んでみます。近年では、国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっており、日本人の死亡原因の第1位となっていますというくだりがございます。さわやかだよりなので、山本センター長はおわかりだと思いますが、成人も機会がないとこういう検査はなかなかできないものです。私は、一度の検査でいろいろな検査ができればいいのかなと思っておりますけれども、そのような考え方はいかがでしょうか。
町の答え 健康福祉センター長 山本隆(健康福祉センター長は2016年3月まで)
2点目の町が実施している特定健診にピロリ菌検査をあわせて実施できないかとのご質問だと思います。最初に、特定健診について若干ご説明させていただきます。特定健診につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律のもと、厚生労働省令で特定健康審査及び特定保健指導の実施に関する基準が示され、その中で健診項目についても定められておりまして、特定健診項目としてピロリ菌検査は該当していないところでございますことをご理解いただきたいと思います。
議員の質問 9番 板垣正人
センター長がおっしゃっているのは、厚労省で特定健診のメニューが決まっていて、その中にピロリ菌検査が入っていないということだと思います。例えば、町として尿検査をするのであれば、町としてこういうこともやりますということを本人に教えてあげたりすることができるのか、できないのか、その辺をお聞かせください。料金が発生してもです。
町の答え 健康福祉センター長 山本隆(健康福祉センター長は2016年3月まで)
ピロリ菌検査の任意検査という形であれば、実施は十分可能でございます。
議員の質問 9番 板垣正人
私は、中学生と一緒になってやったのですが、任意検査で料金が発生してもいいと思っております。これが数千円とか1万円とか2万円かかるのであれば別ですけれども、特定健診を受けた方の中で、その項目と一緒に700円か750円ぐらいで検査ができますといえば、何人かは受けたいという人がいるかと思いますので、そういうことも検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 健康福祉センター長 山本隆(健康福祉センター長は2016年3月まで)
まず、西胆振のピロリ菌検査の実情から説明させていただきたいと思います。西胆振地域におきましては、ことしから、ピロリ菌検査を室蘭市と登別市において胃がん対策充実のため任意型検診として50歳から65歳までの5歳刻みの市民を対象に検診費用の一部を市が助成し、医療機関への委託方式によりピロリ菌検査を開始したところでございます。状況としましては、現在のところ、受診者の数は余り多くはないということをお聞きしてございます。なお、ピロリ菌検査は、議員もご承知のとおり、胃内視鏡検査による方法以外にも、呼気や尿、血液、便を使用する受診者の体に負担の少ない方法もございます。段階的に検査方法を組み合わせることにより、精度も非常に高くなっているとのことで、このような簡便な検査方法であれば、町が実施している集団検診での胃部X線検査を従来どおり行いつつ、任意型の検診としてピロリ菌検査を導入することも可能と考えられるところでございますが、厚生労働省のがん検診のあり方に関する検討会が本年9月にまとめた胃がん検診の検診項目についての中間報告におきましては、ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査等については、胃がんリスクの層別化ができることで、リスクに応じた検診を提供でき、検診対象者の絞り込みにおいても有用な方法となり得るが、死亡率減少効果の検証が十分でないため、胃部X線検査や胃内視鏡検査と組み合わせた検診方法の構築や死亡率減少効果等について、引き続き検証を行っていく必要があり、胃がん検診は、胃部X線検査または胃内視鏡検査を推奨するとの報告がなされたところであります。町の検診についても、現時点では、国の指針等に基づき、胃部X線検査による検診を継続していく必要があると考えているところでございますが、ピロリ菌検査の有用性については私どもも認識しており、現在、公的医療保険の対象にはなっておりませんが、検査費用も安価で、体への負担も少ない検査であることなど、利点も多く、ピロリ菌陽性者の除菌治療が促進され、胃がんなど胃疾患の減少にもつながる可能性があり、将来的な医療費の抑制が期待されるところでございます。反面、ピロリ菌に対する町民の認識が薄いことも想定されますことから、まずは、町広報誌などを活用し、町民にピロリ菌について知ってもらうための啓蒙、啓発から、まずは取り組んでまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 9番 板垣正人
今、答弁がありました。そのとおりにやっていただければいいと思いますが、町民のピロリ菌対策の認識がまだ薄いということなので、私が質問したことを、すぐに検討してやれるような場面があったとすれば、そういう形できちんと前向きにきちんとやっていただきたいと思います。これは、確かに厚労省の関係とかいろいろあると思いますが、町独自でもいいので、きちんとやっていったほうがいいと思います。今回、私がなぜこのような質問をするのかといいますと、ピロリ菌は前から興味があったのですけれども、私の周りに胃がんで手術した方がこの1年ぐらいで2人いるのです。そのもともとの原因がピロリ菌だったようです。そういうことで、今回、私はこういう質問をさせていただきたいと思ったのです。実際に医療費がどうのこうのもありますし、本当に大事な人の命ということでありますので、もっと早くわかればとか、先にわかっていればとか、こういう原因を先になくすことができたらとか、ピロリ菌のことがわかったのは三、四年ぐらい前ですが、それまでは除菌の費用も数万円かかっていたのです。しかし、今は、いろいろなことがあって、我々も署名などを集めて国や道に届けた経緯もありましたけれども、今は8,000円ぐらいです。それで除菌される方も結構ふえてきております。ただ、町として今はまだ認識がないということです。ないとするのであれば、そういうことも検討していただいて、絶対に悪いことではないし、そんなにお金がかかることではないと思います。かえってがん患者が1人ふえたほうがよほどお金がかかると思いますので、その辺を捉まえてやっていただきたいと思います。いかがですか。
町の答え 健康福祉センター長 山本隆(健康福祉センター長は2016年3月まで)
町民への普及啓発も含めながら、その中で実施に向けた検討を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 板垣正人
よろしくお願いします。次に、(3)です。近年、洞爺湖で毎年のように水難事故が起きています。119番通報が消防に届いたと同時にダイバー等の要請ができるシステムをつくるべきということです。先々月に洞爺湖で悲しい事故がありました。今の体制でいくと、誰かが事故を見つけて、消防に通報します。119番通報をして救急車、消防車が湖の周りにばっと行きます。その湖に道路から落ちたとか、岸壁から落ちたとか、何キロメートル先とか、100メートル、200メートル先に誰かが沈んだということではなくて、道路から見える範囲のところに落ちた場合に、消防隊が行きます。そのときに消防隊は、最初に何をするかというと、自分たちで持ってきた船を一生懸命組み立てて、落ちたところを確認しながら一生懸命捜すわけです。すぐに見つかっても、それからダイバーを要請するのです。もう水の中に入っているのですから、助かる命も助からなくという意味でこういう質問をさせていただいています。これは、救急車と消防車と同時に運よくダイバーがそばにいた場合は同時に行けるわけです。この辺だと言って、一瞬で潜って上からも捜索することができるはずですが、それができないで、上から水に沈んでいる人を見つけて、それからダイバーを呼んでというのだったら、ほとんどの人は命がなくなっていると思います。こういうことは数が余りないですけれども、そういうシステムといいますか、協定といいますか、制度といいますか、洞爺湖町、壮瞥町、伊達市、西胆振消防の中でそういうシステムの協定はできないのかとずっと思っていたのですけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
洞爺湖町の水難対策に関してであります。水難等の事故に遭遇し、行方不明となった方を捜索するときには、役場職員、消防職員、消防団員、警察等はもちろんでありますが、特殊捜索隊としてダイバー及び地域精通者の方々への協力をお願いしているところでもございます。また、洞爺湖においては、現在、壮瞥町とも連携をとれるようにしているところでございます。10月20日の事故だと思いますけれども、今回の事故においても、壮瞥町の地域で起こった事故でありますけれども、壮瞥町より事故の報告をいただき、救助に関してダイバーの協力依頼があったことから、町内の方に協力をいただいたところであります。板垣議員がおっしゃったとおり、119番通報と同時にダイバーが現場に駆けつけるという方法は、とてもいいところではありますけれども、ダイバーに関しても、装備の準備にかなり時間のかかるものでありまして、すぐに救助隊と一緒にということは現在は難しいところでありますけれども、現在は、依頼がありましたら少しでも早い救助ができるような体制に整えております。
議員の質問 9番 板垣正人
今回に限っての事故は壮瞥町ということです。実際に広報に出ていますが、そのときに救助に出た3人に感謝状が出ています。しかし、事故を起こした人は亡くなってしまったということで、この3人が表彰状を受けたときにも、この3人はもう少し早ければと悔やんでいたと。ですから、そういう現場にいた人たちが、そのように思われるような場面も、数がそんなに多いとは思いません。冬とか時期的なものもあるでしょう。しかし、たまたま助けられるかもしれないというときに、今、課長が言われましたとおり、潜る装備も必要ですし、いろいろなことがあります。しかし、119番と同時に、例えばこの方々だけではなくても、ほかの人たちに一斉に話が行って、壮瞥町、洞爺湖町も関係なく同時にとにかくお願いするのか、もしそれが全然できないのであれば、これも資格の問題もいろいろとあると思いますので、できないのであれば、例えば、西胆振消防組合の隊員の中にもダイバーの組織をつくるという格好にするべきではないかと思うのですけれども、その辺の考え方はいかがですか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
水での事故の部分で、ダイバーを早急にということであります。ダイバーの資格もいろいろとありまして、潜水士とレジャーを楽しむダイバーの資格という二つがあります。本来でしたら潜水士を依頼します。こちらのほうでは有珠にいらっしゃいますけれども、そちらのほうに協力を依頼する形になります。今回、たまたま洞爺湖温泉にダイバーの資格を持っていらっしゃる方が2名おりまして、一緒に潜っていただいたところですけれども、水深の部分と、資格としては、決して救助のための方ではないというのは事実であります。また、専門的な部分にもなりますけれども、いち早い救助ということの中では、ダイバーに協力をいただいてやっているところです。また、議員がお話ししております消防の中に、水難救助隊を設けるべきではないかというお話であります。これに関しましては、以前、消防内部でも水難救助隊の編成を協議したところでございます。隊を維持していくことは、そのときに大変困難なことという結論に達しまして、今後も、民間の協力を得ながら、災害があったときには連携を密にして対応していきたいと思っております。また、現在、壮瞥町と洞爺湖町は連携を密にする中で、水難救助に関する要綱と連絡体制、そういうものをしっかり整えているところでございます。今回についても壮瞥町のほうからすぐに連絡をいただいて、ダイバーの方はいないだろうかということで、すぐに行っていただいたところであります。たまたま、その方はちょうど室蘭から帰ってきて、到着した時点で装備を持って駆けつけていただきました。そうした中では、伊達警察署、また、洞爺湖町役場、壮瞥町役場、西胆振消防組合、特に洞爺湖消防署と連携を密にするとともに、時間はかかりますけれども、警察、また室蘭にも水難救助隊の消防隊の方がいらっしゃいますので、そちらに協力をお願いしながら、いち早く救助できるような体制も続けていきたいと思っております。
議員の質問 9番 板垣正人
今まで検討したこともわかっておりますが、あえて質問させていただいております。やはり、いろいろなことがあるかもしれないけれども、必要ではないかと思います。例えば、消防の中にも、ダイバーを置いたらどのぐらいの予算になるとか、勤務体制とか、救急救命士のように、そのときに必ず常駐しなければいけないという立場で言っているつもりはありません。そういう資格を持っているとか、一緒に行ったときに消防隊の中に潜れる人がいるとか、消防署の中にダイバーのボンベなどが必ずあるとかということです。私は、50メートルも100メートルも潜れという意味ではなくて、道路沿いから落ちたら、せいぜい10メートルとか、ダイバーの資格がある人でしたら誰でも潜れるぐらいの距離でないと厳しいと思います。それ以上になると、逆に2次災害とか3次災害になることがあります。ですから、上から見て、そぐそこにいるようなという場面のときぐらいは、助かる命も助けないということではなく、一生懸命やれれば何とかなると思うので、こういう質問をさせていただいています。ふだんから、車が落ちたとか人が落ちたという話になったら、壮瞥町も洞爺湖も関係なしに、一斉に誰かいないかというふうにやったほうが早いと思います。三、四人いれば、全員いなくなることはまずないと思います。たまたま当町にいないということはないと思いますし、誰かがいると思います。その中ですぐに来てくださいということになれば、また違うのではないかと思います。先ほど、室蘭の水難隊の話をしていましたけれども、あのときも呼んだのです。伊達あたりまで来てだめだったという感じでした。水の中だから時間なのですよ。どこかに避難してそれを助けようというのではないから、5秒でも3秒でも早ければ助かる可能性もあるのです。そういう場面は課長もよく知っていると思いますけれども、これ以上はもうできないということではなくて、どうしたらもっとよくなるのかということで、少しずつ努力していただいて、また、どういう人がいるかということもリサーチしていただいてやっていただきたいと思うのですけれども、その辺はいかがですか。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
この間の事故も10月20日です。12時45分、洞爺湖の支所のほうから特殊車両が出動しました。町としても、その時点で、どこの現場なのか、すぐに確認しているところです。ただ、そこら辺で見誤った部分は、車からおりたということで大丈夫ではないかということが確かにありました。私どももすぐに現場に行ったところで、7メートルほどのところに沈んでいるということで、素人目ではなぜ潜らないのかと感じるところではあると思います。実は、平成26年3月30日、汽船本社前で女性の方が落ちまして、救助に行った経緯もあります。その方はお亡くなりになりましたが、やはり、救助のときに消防隊員が入って、その後、低体温症で病院に一緒に担ぎ込まれました。そこで隊を指揮する者として、2次災害がないように、そういうことをしっかりした安全対策の中で救助を行っているというのも大事なところではないかと思っています。ただ、人の命をしっかりと守っていく中では、今後とも連絡をしっかりとって、早い救助ができるような体制を今以上に整えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 板垣正人
私も2次災害のお話は知っています。季節もある程度限定されると思います。冬などの水が冷たい時期は絶対に危ないです。基本的に、人がいっぱい出るのは夏が多いと思います。今回の事故は特殊な事故でしたけれども、そういう面でもよく桟橋から落ちたとか、岸壁から落ちたという話が結構あります。2次災害は絶対にさせないということは大前提です。そのほかに、できるものであれば何としても助けてあげたいし、助け出せる命であればそういう形の中で動いていただきたいと思います。それでは、次の質問に移ります。洞爺湖温泉の中央通の安全対策で、横断歩道や信号機等の設置の要望を今まで行ってきましたけれども、現状を伺いたいと思います。
町の答え 総務部次長 澤登勝義(総務部次長は2016年3月まで)
中央通、眺湖通の現状でございますけれども、全面開通に向けた交通安全施設の設置要望ということで、これまで、町長を中心に、議会の協力もいただきながら、関係機関へ要望活動などを展開してきております。その中で、当初、平成27年度完成予定というところから1年延期になりまして、工事完成予定が平成28年度という状況になってございます。現在、眺湖通の工事については進められておるところでございまして、従来どおり、要望活動を行って、28年度の完成に向けて、さらに強く関係機関のほうに要望活動を働きかけてまいりたいというふうに考えてございます。内容につきましては、信号機つき横断歩道の設置要望並びに横断歩道の設置ということで、これまでの要望をまとめた形で関係機関に働きかけを進めてまいりたいという状況でございます。
議員の質問 9番 板垣正人
中央通、眺湖通ですけれども、本当に予定よりもどんどん延びて間延びしている状態です。私は、この質問を何回もしているような気がするのですけれども、平成28年度に延ばせないという話も聞いていますし、今が一番大事だと思います。今まで何回も要望してきましたから、どこかでボルテージが下がっているのかなと思ったりしています。その辺は、本当に来年、再来年の話ですから、今が一番大事かと思いますので、その辺はきっちり要望していただきたいと思います。また、現状を見ますと、道路もそこそこできていますので、大型車がびゅんびゅん走っています。毎日ではないのですが、結構危ないという場面も見ています。また、ご承知のとおり、今、洞爺湖温泉街は外国人の方が結構多いです。雪が降る前でしたら何とかブレーキもきいてとまれると思いますけれども、冬になると、外国人の方というのは道路の真ん中で写真を撮ったりするのです。それをわからないで、十何トンとか20トンぐらいの大きなトラックが走ると、これは大変なことになると思います。下手すれば、道路のそばの家などに突っ込んでいくのではないかと思うぐらいのときもあります。ぜひ、スピードダウンのためにも信号は必要でしょうし、横断歩道とか安全施設は絶対に必要だと思いますので、その辺の要望にきっちり対応していただきたいと思います。今まで何回も要望していますから、もうわかっているだろうではなくて、最後はきっちりとした形になるように行政側として頑張っていただきたいと思いますけれども、その辺の心構えはどうですか。
町の答え 総務部次長 澤登勝義(総務部次長は2016年3月まで)
実は、来年に向けてということで、実際に今月の18日に、公安のほうに再度要望という形で持っていくことにしてございます。これは、伊達のほうになりますけれども、その中で、年が明けてから、町長を先頭に本部のほうに赴きまして、現状、それから海外の方々等の変化も踏まえた中で、強く要望してまいりたいということで進めている状況でございます。
議員の質問 9番 板垣正人
ぜひ、そのとおりやっていただきたいと思います。