洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月25日
安心・安全な地域社会創造に向けた防犯対策について
2015年9月25日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「安心・安全な地域社会創造に向けた防犯対策について」質問し、管理課長 天野英樹、総務部次長 澤登勝義、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 越前谷邦夫 議員
- 答えた人
- 管理課長 天野英樹、総務部次長 澤登勝義、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
2番、越前谷でございます。ただいまから、通告した内容で、通告順に一般質問をさせていただきます。毎回申し上げておりますが、一般質問は政策論争の場でございますから、できるだけ大局的に質問させていただきますが、軌道を外れる場合もあろうかと思いますので、あらかじめご理解とご了承を賜りたいと思います。議員の皆様方もいろいろと事情等があるようでございますので、できるだけ速やかに進めていただいて、10分でも早く終わるよう努力させていただきたいと思います。それでは、まず最初に、安心・安全な地域社会創造に向けた防犯対策について伺います。とりわけ、今回については、子供を犯罪から守る対策についてお伺いしたいと思うわけであります。(1)番は、洞爺湖町教育現場でどのような防犯教育が行われているのか、その教員内容とはということで通告させていただきました。さて、今、国際的にも、国内的にも、極めて凶悪な事件が多発しておるわけでございます。特に憂慮すべき点は、この犯罪に子供が巻き込まれているということであります。そのことを十分重要視した中で、地域社会がどういう役割を果たすのか、あるいはまた、どのような大人が役割を果たして子供を犯罪から守ることができるのかということについて、しっかりと議論を深めた中で、洞爺湖町という社会の中において絶対に犯罪を起こさせない、そういう環境づくりをしていかなければならないのではないかと思っております。しかし、今、地域環境の動向は極めて複雑化しておる社会情勢にあるわけであります。私は、そういった中で、文部科学省の教育現場での教育方針というものは、私は共感を覚えることができないのであります。学力は必要でしょう。その点は理解いたしますが、成績等々で学校評価をするという文部科学省のあり方というのは、私は、共感を覚えませんし、ある意味での懸念を持っている一人であるわけであります。そういった中におきまして、三助の精神、いわゆる自助、公助、共助の精神を生かした中で、子供たちを守るという環境づくりをしていかなければなりません。それとあわせて、教育現場では教育現場での防犯教育というものがあるでしょう。家庭内では家庭内での教育というものもあるでしょう。あるいはまた、地域社会の中においては、地域社会としてその子供たちをしっかりと守ることのできるような、そういう救済策等々があろうかと思うわけであります。先ほど申し上げましたように、これから羽ばたいていく子供たちは、共存、共愛、友愛の基本理念、いわゆる公平平等で尊厳を重んずる秩序ある社会形成の学習こそが最も重要ではなかろうかと私は思っております。その点について、理事者はどのようなお考えを持っているか、伺っておきたいと思います。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
子供たちに対する教育の理念、考え方ということでございますけれども、今、しきりに学力向上ということが言われていますが、決して学力向上だけではなく、地域社会の未来を担う子供たちに、例えば、今、私ども教育委員会が実施しているものということで、生きる力をつけてもらうということに力を注いでおります。その生きる力とは何かということですが、三つございます。一つは、確かな学力です。当然でございますが、足し算、引き算ができる、国語ができる、確かな学力をまず身につけてもらう、それが社会で生きていく基本になります。それから、健康、体力ということで、たくましい生き抜くための健康と体力を身につけることです。もう一つは、相手を思いやる人間性豊かなところを育むということです。この三つが相まって生きる力ということで、今、教育現場で力を入れているということで、決して学力だけではないということをまずご理解いただきたいと思います。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今、天野管理課長の答弁をいただいて、そういう学校ならば、洞爺湖町の教育ならば、日本一、いや世界一だなと思うぐらい感動しております。しかしながら、実際にはそういう教育が行われ、子供たちを育む方針を打ち出して取り組んでいるのだろうと思います。しかし、私一人なのかもしれませんけれども、そういうものが目に映るようなことには余りなっていないのではないかと思っております。実は、きのう、この会場の中でごらんになった方はいるでしょうか。「にっぽん紀行」ということで、鹿児島県桜島において100キロメートルの道のりを子供たちが挑むというものでした。これは、今、管理課長もお話しになったように、ある意味での友情愛を強化しよう、忍耐力などを高めようということで、小学1年生から4年生の子供たちが、親もとを離れて、5日間で100キロメートル歩くのです。相当の忍耐力がなければ100キロメートルをクリアすることができません。見ていて感動されられたのは、2年、3年続けてリタイアした子供が、ことしこそは絶対にゴールするぞと。リタイアしたその経験から、苦労している子供を励ますその友情愛というものに、私はテレビを見て本当に感動させられました。こういった教育こそ、本当になければならないのではないかと思っております。昔は、泥くさい先生がたくさんおりました。理事者は優等生であっただろうと思いますので、僕みたいなやつはいないかと思いますけれども、何か悪いことをしたら、ごんと来ました。それを家に帰って、きょう先生にたたかれたと言ったら、それはおまえが悪いからだとまたごんとやられる、こういう教育であったのです。考えてみると、そのころは、いじめ問題もなかったし、窃盗に入るような子供たちもいなかった。そういう環境の中で教育を受けたわけでありますが、昨今の教員というのは、何かサラリーマン化して、本当の教育者なのかと疑問に思うところがございます。それも、暴力はだめですけれども、この子を何とかよくしたいということで頭をなでたぐらいで帰ったら先生にたたかれたと言って、俺の大事な我が子に何で手を上げたのかということで保護者からお叱りを受ける。やはり、この点は、保護者の方々も、教育現場の方針を十分理解して、我が子がどんな環境で学習したり育まれたならば、これから複雑多様化しているこの世の中でどんどん羽ばたいていけるのか、そういう教育なのだということを理解していただければ、そういうことにならないのではないかと思います。中には、子供のために一生懸命やっている先生もおります。しかし、総合的には、教員もサラリーマン化しているということで、何か改善策はないものかと思っております。「にっぽん紀行」の子供たちが、親元を離れて4泊5日で、寝るころになると泣いている子を、ほかの子供たちが励ましたり、そういう感動場面を見て、何とかこういう教育方針が洞爺湖町内の教育現場でも行われないものかという思いを私は持ったわけであります。そういうことを思ったのですけれども、今の洞爺湖町の教育現場で、人間性を育む手法として特にどういうことが行われているのか、また、洞爺湖町の防犯教育はどのような点に力を入れているのか、その点を伺っておきたいと思います。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
人間性を育む教育ということで、現場でどのようなことを行っているかということでございます。今、個を大切にする教育ということも進められておりますけれども、逆に、個を大切にするということは、自己がしっかりしていないと他も理解しないので、それがなかなかできないということで、集団生活の規律等になれることの大切さも現場でたくさん教えていくということをしてございます。ただ、教育現場においてはカリキュラム等がございますので、なかなか大変なところもございますが、課外学習等でそういうところの規律も含めた人間性を育む教育を行っています。それから、管理課の所管ではございませんが、そのほか、教育委員会所管の社会教育授業の中では、子供たちを対象とした授業等で、主に小学校になりますが、3校から募集した子供たちが各種の授業をやってございますので、その中でも、初めて会う子供同士がどうつき合っていくかということなども学びながら、生涯学習の中の一環として社会教育も担っているということでございます。社会教育のほうでは、体験学習などを行ってございまして、これは非常に人気の授業でございます。社会教育のほうも力を入れて、人間性を育む教育一環ということで、今、一例をご紹介させていただきました。それから次に、学校現場では実際にどのような防災教育が行われているかということでございます。現在実施している主なものをお話しさせていただきますが、一つ目は、各学校において帰宅時間や児童生徒が1人では行ってはいけない場所などをまとめた生活の決まりについての指導並びに全保護者へのペーパーの配布です。それから、二つ目は、夏休みや冬休みの長期休業は、特に児童生徒も解放的になりますことから、「生活のきまり」の特別版を作成し、全保護者並びに町内全戸への配布などをしているものでございます。それから、三つ目は、インターネットによる防犯対策として、北海道教育委員会作成の保護者向け啓発リーフレットの配布です。それから、四つ目は、町防犯協会から小学校1年生から中学校3年生までの全児童生徒にいただいた防犯ブザーの登下校時での所持の徹底や使い方の指導です。それから、五つ目は、町内の神社祭典開催などにおいて、警察、先生、PТA及び教育委員会で構成する虻田地区及び洞爺地区の補導委員会による巡回指導などの取り組みを行っているところでございます。また、これらのほかに、一部の学校では、伊達警察署や防犯協会の協力を得て、防犯に関する講話や知らない人に捕まったときの逃げる実践的な訓練を行うなどの防犯教室を行っており、各学校においては、工夫を凝らしながら防犯教育を実施している現状にあるところでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。それでは、2番目に入らせていただきます。防犯は、社会全体の協力で進めなければなりません。北海道内で2014年に飲酒や喫煙などの不良行為により補導された少年は1万5,000人で、そのうちの5,000人余りが深夜の徘回でした。洞爺湖町の実態はどうかということで通告をさせていただきました。今、北海道内において、徘回等の少年が約5,000人もいるということでございます。こういった徘回がふえておる中で、北海道内でどういう犯罪が起きているのかということを簡潔に報告させていただきたいと思います。平成26年度の認知件数は4万359件、検挙件数は1万3,862件、検挙された人たちは8,835人、その中で少年が1,375人になっております。その中で、重要犯罪は、殺人、強盗、放火、強姦、人身売買、強制わいせつなどを含めて444件ありまして、検挙件数が323件、検挙数が219人、その中に少年が16人含まれております。それから、重要窃盗犯は、侵入犯、自動車窃盗、ひったくり、すりの手口などを含めて4万82件ありまして、検挙数が2,359件、検挙人員が421人で、そのうち少年が80人含まれております。特別法犯は、覚醒剤の使用、シンナー吸引、条例違反などを含めて、送致件数が2,810件、送致人員2,612人で、そのうち少年が127人ということになっておるわけです。平成27年に入りまして、7月現在でございますが、どういう状況下にあるかといいますと、認知件数が2万639件、検挙件数が6,450件、検挙人員が4,492名、そのうち少年は544名も検挙されております。この中で、重要犯罪は少年が25人入っております。重要窃盗犯でも51人が検挙されております。特別法犯でも81人が検挙されておるわけであります。洞爺湖町の平成26年度の実態を皆様方に報告して明らかにしてまいりたいと思います。平成26年度の事件の総数は大体48件起きております。そのうちの窃盗犯は25件、その他が3件、重要窃盗犯が4件起きておるわけであります。一番多かった年は、平成23年に59件起きております。平成26年は48件で、粗暴犯が2件、窃盗犯が36件、知能犯が3件、その他が7件、重要窃盗犯が11件です。このように、洞爺湖町でもいろいろな犯罪が起きているということでございます。今回、このように事件が起きている状況を明らかにしましたけれども、洞爺湖町内で平成27年度にどれくらいの犯罪件数があったのか、その辺を簡潔にお願い申し上げたいと思います。
町の答え 総務部次長 澤登勝義(総務部次長は2016年3月まで)
平成27年度の少年補導の件数といたしまして、6月末現在で16件となっております。そのうち、洞爺湖町内での部分では、26年度末で1件、これは町内者という状況になってございます。また、青少年に対する声かけ等に事案につきましては、伊達署管内で平成27年度6月末現在で13件となっております。そのうち、洞爺湖町内においては、27年度6月末現在で1件というふうになってございます。以上です。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。ありがとうございます。今、全体的な犯罪件数等々も明らかにさせていただきましたが、先ほどの平成26年度に5,000人の少年が徘回しておるということでした。この原因を大まかに言うと、家庭の中にいる場所がない、住む場所がない。それから、学校においてもいじめ等々に遭って、いる場所がない。それから、地域の中でコミュニケーションをとれない状況下にあるということでございます。私は、そういうデータを見て一番注目すべき点は、小学生の暴力件数が非常に過去最多になってきているということであります。あわせて、小学1年生で暴力行為が8年間で約5倍になったということであります。こういったことも統計的にあらわれているわけでありますから、こういうことをひとつ念頭に置いて、これからの洞爺湖町内での防犯対策はどうあるべきかということについて、議論を深めさせていただきたいと思います。そこで、理事者に一言でお願い申し上げます。この全国統計の中で、約1,000人に聞いたのですね。徘回した少年に声をかけますかということを1,000人に聞きましたら、声をかけると答えた方が54%、声をかけないと答えた方が36%、それから、その他が10%ということで、これはそのときになってみないとわからないということのようであります。理事者ならば、恐らく返ってくる答弁はわかっているのですが、声をかけるの54%の中に入りますね。いかがでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今、理事者という立場ですけれども、職員当時から声かけはさせていただいていたつもりでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
ありがとうございます。声をかけるが54%、かけないが36%、どちらでもない、そのときになってみないとわからないが10%です。そして、声をかけない理由としては、親とか保護者に後で怒られる、叱られるということも多くを占めています。それから、最近聞かない言葉でありますけれども、声をかけることによっておやじ狩りに遭うと。これが怖くて声をかけられないということがこのデータで明らかになっております。こういう状況下にあるわけであります。今、洞爺湖町内では、時間の関係上割愛させていただきますが、約三十五、六年前から、理事者も当然ご承知のとおり、国際社会の到来だ、高齢化社会の到来だ、情報化社会が来るぞと言われて、国際化社会が到来した場合はどういうことに注意すべきなのかというと、言うまでもなく、言葉も十分発想できるような環境等も踏まえなければならないということでございます。なぜ、今、こういうことを言うかというと、先日、外国人が小学生に声をかけておった姿を見たのです。自分もよもやと思って心配で、後ろに車が何台もついていたものですから、500メートルぐらい行った後からUターンしてみると、外国人の姿はありませんでした。子供たちに外国人の方は何と言ったのですかと聞くと、みんな首をかしげるのです。言葉がわからないから、わかんない、わかんないと。こういう実態なのですね。そういうことも考えれば、後ほど提案させていただきますけれども、洞爺湖町内でも、きのうも理事者が答弁の中で触れておりますように、本町地区においても外国人の方々は非常に散策しております。外国人が悪いということではないです。そういう方々も来ておるだけに、いろいろと対策を練る必要があるのではないかと思うわけであります。そこで、皆さん方にひとつ認識を深めていただきたいので、最近、日本国内において、どのような子供を巻き込んだ凶悪事件が発生しているのかということを簡潔に申し上げさせていただきます。ことしの2月20日に発生した中学生1年生の上村遼太君の事件です。これは、そのグループから離脱したい、そして、私は涙が出てくるのですが、友達に殺されるかもしれないと伝えながら、遼太君が上級生に殴り殺されているわけであります。それから、最近の大きな事件では、大阪の中1の男女殺害事件が8月13日に発生しております。それから、皆さんはご承知かと思いますけれども、9月19日に、千歳市で強制わいせつ未遂で中学1年生の少年が容疑者ということで逮捕されました。これも、ちょっとお母さんがちょっと目を離したすきにトイレに連れ込んで、出てくるのを見て、あらどうしたのかということでわかったわけです。この事件は、強制わいせつ未遂ということで、きょうの新聞等を見ると書類送検等もされるということのようであります。それから、9月19日には、札幌市で義父が4歳の男の子を殴って殺害というように、本当に痛ましい事件が多発しているのです。それから、埼玉県越谷市では、3日間で子供を含む6人が殺害され、この6人の中の2人が少年であります。それから、9月23日には、19歳の女性を少年グループが10時間も監禁するという事件が発生しております。私どもは防犯というとやはり警察頼りになりますが、警察官が窃盗に入って男性を殺害した容疑で逮捕と、これも今月であります。こういう事件が非常に多発しております。また、きょうの新聞を見て驚きました。中学3年生が某歌手の脅迫容疑と。私も最近はワイドショーを見る機会が多くなりましたが、ツイッターにめった刺しにして殺すなどと書き込んだということです。これはどういうことかといいますと、児童ポルノを認めない運動をしているからで、だから腹が立ったのだと。君の御殿は血まみれにしてやると。ツイッターにこういうことを載せた者が何と中学1年生の子であったのです。これは、以前からワイドショーで騒いでいたのです。犯人は中学1年生でした。こういう凶悪事件がどんどん進んでいる中、学校現場においても、行政間においても、地域間の中におきましても、こういう子供たちを何とか救済する手法というものに積極的に取り組んでいかなければならないだろうと思います。私は、洞爺湖町以外で事件として見ているのは、小学校へ上がる前の子供が乳幼児健診に来ないときに、来ないことを重要視して安否を確認し、気遣うと。そして、健診を受けない理由は一体何なのだろうかと。こういうことは、保健センターとか保健師が実態確認をするということを積極的に推し進めていかなければならないと思います。ここまで申し上げたわけでありますが、もう一度教育委員会にお伺いしたいのは、学校休暇中の間はどういう生活指導を行っているのでしょうか。先ほど若干述べていたようでありますけれども、もう一回簡潔にお願いしたいと思います。学校でも生活指導に限りがあることはもちろん理解しておりますけれども、簡単で結構ですから、休暇中はどのような生活指導をしているのか、その辺をお願い申し上げたい。
町の答え 管理課長 天野英樹(管理課長は2022年5月まで)
休暇中ということですが、夏休み、冬休みということでお答えをさせていただきます。各学校で「生活のきまり」というものをそれぞれ持ってございます。まず、年度当初等に、規律ということで、帰宅時間とか、先ほど言いましたゲームセンターとかカラオケ店とか1人で行ってはいけない場所等がございます。それは、年度初めに各学校がやりますが、夏休みにおいては、当然、外出することも多いということで、虻田地区の補導員委員会、それから洞爺地区の補導委員会で、各学校ではなくて、小中高をまとめた「生活のきまり」を1枚のペーパーにまとめまして、小学校であれば夏の帰宅時間は午後6時、中学生は6時半、高校は10時までというようなものを再確認するという意味で、例えば、今言いました帰宅時間、それから1人では行ってはいけない場所、親子さんと同伴でなければ行ってはならない場所ということをまず児童生徒と再確認し、親子さん、町内全戸にも配布して、それを確認していただくということで子供たちの安全等を守る取り組みを行っているところでございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。それでは、3番目に入らせていただきます。(3)は、社会連携で犯罪を防ぐことが重要である。学校や補導員だけでなく、保護者や行政、地域の人たちが連携して子供たちに声をかけることで悲惨な事件を食いとめたい。子供たちを犯罪から守るための地域社会、あるいはまた大人の役割はということで通告させていただきました。そこで、伺います。平成21年8月1日はどんな日であったでしょうか。わかりますね。洞爺湖町が「暴力追放・防犯の町宣言」をした日です。同じく、「交通安全の町宣言」をしたのが平成21年8月1日ということであります。言うまでもなく、自治の基本理念というのは、住民の生命、財産を守るということであります。住民の生命、財産を守るというのは、災害からばかりではないのです。こういう犯罪行為から守るのも自治の基本理念であるわけであります。そこで、先ほど、子ども110番の家のことも出てきました。これは、駆け込み、あるいは抑止力になるだろうということで、当然、そうなるだろうと思います。私は、前にも、子ども110番の家の件で質問をさせていただいて、遠藤総務部長から答弁をいただいておるわけでありますけれども、子ども110番の家も、もう一度、どういう状況下にあるのか、これを点検してみる必要があるのではないかと思います。もう一点は、先ほど申し上げましたが、いよいよ本町方面にも、洞爺湖温泉にも、あるいは洞爺地区のほうも、日本人ばかりではなくて、外国人の方々も散策するようになったわけでありますから、いろいろと抑止力を含めて考えたならば、3カ国語で表示するような方法はとれないものかどうか、その辺を伺っておきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
町の答え 総務部次長 澤登勝義(総務部次長は2016年3月まで)
まず、子ども110番の家の関係について、現状はどういうふうになっているのかというご質問でございます。現在、登録されている件数といたしまして140件ございます。これは、ただいま議員がご指摘のとおり、数年前からの登録の状況で、現在登録されている方々の協力等については再度検証する時期に来ているというふうに担当課のほうでは認識しているところでございます。それから、もう一点の外国人が多いことによる看板等の表示の多言語化についてでございますけれども、現在、防犯の標語的な部分は日本語だけでございまして、外国語等の表記は現在はないという状況でございます。以上です。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
そういうことですから、子ども110番の家には3カ国語で表示できないのかということを伺っているのです。これから洞爺湖町内で絶対に犯罪を起こさせない、起こしてはならないということで、ここの会場にいる方々はみんな同感だろうと思っております。やはり、見守りの声かけ運動というものをこれから強化していく必要があるのではないかと思います。今回の答弁の中でも理事者はそういったことに若干触れていたようでありますけれども、私が子供のころにいた日本海の熊石町では、集落の中を火の用心ということで順番制で回って歩きました。これは、必ずしも防火対策ばかりではなくて、防犯対策も含まれているのです。時間が来たならば、火の用心と言って拍子木を鳴らして歩き、その時間帯になったらもう家の中に入りなさいよ、大人も入りなさいよ、できるだけ帰りなさいよ、帰って火の始末をしなさいよ、戸締りをしっかりしなさいよ、これが火の用心ということで集落を回ったのです。こういう声かけ運動をこれからも全町的にやることが必要だろうと思います。その意気込みこそが意識の変革を生んで犯罪の大きな抑止力になる、私はこういう思いを持っております。そこで伺っておきたいのは、この町に防犯協会というものがあるでしょう。防犯協会は何名の構成で、どんな活動が行われているのか。ついでにお聞きしますが、洞爺湖町の防犯対策費は幾らでしょうか。伺っておきたいと思います。簡潔にお願いします。
町の答え 総務部次長 澤登勝義(総務部次長は2016年3月まで)
まず、人数についてでございますけれども、今、資料がありませんので、後ほど回答させていただきたいと思います。次に、防犯に関する予算でございます。現在、洞爺湖町防犯協会への補助金といたしまして47万9,000円、それから、伊達地方防犯協会連合会運営費負担金ということで55万1,000円、合計で103万円の予算を計上してございます。また、活動内容でございます。防犯協会の事業といたしまして、先ほどの学校のほうと重複する部分がございますけれども、新1年生に対する防犯ブザーの配布、キャンプ場や祭典、夏休み、冬休みなどのパトロールの実施、一般住宅、高齢者住宅へのパトロール、町内商店への防犯に関するチラシの配布、日々の事業といたしましては、青色パトロールの巡回並びに駐車場等における自動車の防犯診断、歳末パトロール等が内容となってございます。それから、少年の非行防止ですが、これも健全育成とあわせてスポーツ大会の開催や祭典のパトロール、それから、各種広報という事業内容を年間を通じて実施している状況でございます。以上です。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。洞爺湖町の事務報告を見させていただきました。防犯対策事業として、平成26年度は自主パトロールの実施と。これは、今、次長が述べた内容なのでしょう。青色回転灯を整備した車両で、5台で実施したということです。これは防犯協会と違うのでしょうか。公用車による自主パトロールの実施、これは違うのですか。お願いします。
町の答え 総務部次長 澤登勝義(総務部次長は2016年3月まで)
事務報告のほうでの5台は、公用車の青色回転灯の車両ということで、防犯協会の会員の方々の車両については、別途青色灯でもっての巡回を実施しているという状況でございます。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
わかりました。そういうことで、防犯協会の人数がわからないから、行政パトロール以外のパトロール車は何台なのかということはわからないだろうと思うので、後で結構ですからお知らせいただければと思います。私は、決して重箱の隅をつつくわけではないのですけれども、平成24年度は公用車6台で青色灯をつけて巡回していたということですが、大変申しわけないのですが、職員の回っている姿は、いつごろなのか、私が寝ているところを歩いているのかどうかはわからないけれども、余り見かけませんでした。そして、24年度は6台であったのが、25年、26年になったら5台ということで1台減車になっています。こういうところを見ると、防犯対策の意気込みがいまいちかなと言わざるを得ないのですよ。それから、防犯協会に対する予算も47万9,000円で、この程度でいいのかなと思います。総合的に103万円ということで、洞爺湖町の生命、財産を守るという観点からいけば、本当にこの活動範囲でいいのか、あるいは、こういう予算措置でいいのかということを考えさせられるわけであります。実は、きのう、理事者は、高齢者対策の決意を述べました。私も同感で共感いたしました。今、居住している高齢者の方々が誇りに思えるような安心・安全な地域づくりをしていくのだと。私は、これを聞いて、本当に正直に感銘いたしました。私自身もそうかもしれませんけれども、定住・移住対策の一環といたしまして、移住していただくための環境づくりに邁進せよということは私も何度も申し上げてきました。しかし、数年たっても移住者はなかなかふえないというのが実態かと思うのです。そこで、地方創生でも言っていますように、ひと・まち・しごとですね。今、いろいろな有識者の中においていろいろと協議を深めていただくと思うのですが、一番大切なのは、居住されている地域の中で、地域の方々が満足して、安心・安全に生活できる洞爺湖町という社会をしっかりと固定化したならば、この町からよそへ行くのではなく、場合によっては、そういう防犯に強い町ならば、治安に強い町ならば、お父さん、お母さん、私たちは洞爺湖町へ行って住もうということになるのではないかと私は思うのであります。したがって、理事者にお願いしたいのです。防犯力の強い洞爺湖町という地域社会を創設すべきだと。理事者にお願いしたいのは、先ほど若干の苦言も申し上げたかもわかりませんけれども、真屋町政のうちに、しっかりと防犯力のある洞爺湖町として大きな歴史をつくっていただきたいと思うのです。この町は、洞爺湖町は、絶対に全国のどこにも負けない洞爺湖町だぞというような防犯力の強い地域社会をつくることによって、必ずや、今居住しておる方々がよそへ行こう、逆にあそこへ行って住もう、こういう地域社会が建立されるのではないかなと思うわけであります。それをしていくためには、何といっても理事者にお願いしたいのは、住民力の結集が重要だろうと思います。この結集力を高めれば犯罪を防止できる。絶対に防止できる。したがって、住民の意識を向上させるような環境づくりをしなければならないだろうと思います。そこでご提案申し上げます。防犯協会と連携して活動の強化を目指す、支援するような組織化を図るべきではないかと思います。行政、議会、各自治会の防犯担当者ですね。ほとんどの自治会には防犯担当者が存在しているかと思います。それから、企業、各団体等の総ぐるみで、仮称でありますが、防犯対策協議会というものをつくって、しっかりと1日に何回、あるいは、いろいろなイベントがあることによって防犯の腕章をかけた方々がまちを巡回し、花火観賞時期においては、遊歩道、温泉街等々を含めて巡回する、そういう環境をつくることによって真屋町政は絶対に大きな歴史を残すことになると思います。そういうことで、ぜひ、巡回パトロールを強化するという観点から、組織化を図る、あるいは、子ども110番の家の見直し等々も図りながら、子ども110番の家としてどういう周知をしたらいいのかということも出てくるでしょう。したがって、力強い定住対策として、防犯対策の息吹が安心・安全な洞爺湖町という地域社会を創設できると思います。そのための決意の一端を理事者に述べていただきたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今ご提言いただきました内容については、ごもっともだなというふうにも思っておりますので、これもぜひ検討していまいりたいと思っております。また、今、町が考えていることでございますけれども、今、企画のほうで、防災行政無線を全地区に配備するということで整えさせていただいているところでございます。これにあわせまして、教育委員会、学校関係、自治会、各関係機関と連携をとりまして、今考えておりますのは、子供たちが登校する時間帯あるいは下校する時間帯に、今、ちょうど小学校でチャイムが鳴っておりましたけれども、今、子供たちが登校しますよ、下校しますよというときに、防災行政無線から何かの音なり音楽なりを流しながら、地域の住民の皆さんのご協力を得ながら、子供たちを守っていけるようなシステムを構築していきたいというふうにも思っております。また、今、防犯の関係でいろいろなご提言をいただきました。今ある制度については、不足しているところもございますので、再度見直しをしながら、110番の通報等々も含めながら、子ども110番の家などの表示につきましても、十分精査しながら、足りない部分については補っていくということをやっていく必要があるだろうと思っております。今、議員がおっしゃっていただいたように、地域住民の力の結束があれば、未然に子供たちを事故から救える手段の一つになるかもしれないということもございますので、そこら辺は、地域住民、特に自治会の皆様方、あるいは関係する機関と連携を図りながら事を進めてまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 2番 越前谷邦夫
今の決意を聞いて、これからの洞爺湖町の防犯対策は全国一になるのだろうなという期待感を持って、次の質問に入らせていただきます。