みんなの議会

洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月25日

毒ガの大発生とこれからの対策

2015年9月25日、洞爺湖町議会の一般質問で、七戸輝彦議員が「毒ガの大発生とこれからの対策」について質問し、環境課長 若木渉、観光振興課長 佐々木清志、建設課長 八反田稔、企画防災課長 鈴木清隆が答えました。

聞いた人
七戸輝彦 議員
答えた人
環境課長 若木渉、観光振興課長 佐々木清志、建設課長 八反田稔、企画防災課長 鈴木清隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 七戸輝彦

10番、七戸です。早速、一般質問に入らせていただきますが、時間は30分ぐらいを予定していたのですけれども、もうちょっと長くなりそうです。予定どおりに進むといいと思っていますので、よろしくお願いいたします。1番目には、毒ガの大発生とこれからの対策をテーマに質問させていただきます。ことしは、私は経験したことがないほど毒ガが発生したのではないかとそのように思っています。私自身も、春先の幼虫のときから2回、夏場の成虫になってから2回被害に遭いました。以前から、毒ガというのは、黒っぽいような、黄色っぽいような毛虫なのだという形は覚えていましたが、成虫の形は余りわかりませんでした。夏になって草刈りをしていると、長い草の根っこのほうから、何といいますか、モンキチョウの子供みたいなのが出てきまして、かなりかわいいチョウチョウだと思って何の知識もなかったものですから、それで腕や首がぶちぶちと腫れてきました。まさか毒ガだということがわからなかったわけです。いずれにしても、こんなふうに何度も発疹が出たことは今まで経験がありませんので、ことしの洞爺湖町は、今までにないぐらい毒ガが大発生したのではないかなと思っております。この毒ガの大発生は、この町に限ったことなのか、あるいは、近隣自治体に限るのか、全道的に発生しているものなのか、その辺を伺っておきたいと思います。また、統計が存在するかどうかわかりませんけれども、過去の発生との共通点だとか、そういう発生のメカニズムを聞きたいと思います。いろいろなことを言われる方がおりまして、その発生のメカニズムは実際には余り知られていないということも聞いています。一説には、農家の方がよく言うには、春先の雨の少ないそういう年には毒ガが大発生するのだと、そういうようなちまたに流布している話は聞いたことがあります。まず、発生のメカニズムについてつかんでおりましたら伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

七戸議員よりご指摘がございましたことしの毒ガの大量発生につきましては、町としても駆除等の対応に苦慮したところでございます。今年度の毒ガの大量発生につきましては、洞爺湖町に限ったものではなく、札幌市や苫小牧市、白老町、登別市、室蘭市、伊達市、函館市や北斗市など、道央や道南の一部地域で大量発生していたようでございます。道東のほうでは大量などの報告はないようで、これにつきましては、標高の低いところに生息しているので、大雪山系から日高山脈を越えられないためだと考えられているようでございます。大量発生する時期につきましては、数年から10年単位で発生すると言われておりまして、今はその時期に入っているようでございます。洞爺湖町として、統計データとして残っているものはございませんが、記憶の範囲で申しますと、3年ほど前より毒ガが散見され始め、昨年あたりから草刈り作業中の嘱託職員が毒ガの幼虫に刺される事案も発生いたしまして、さらには、ことしの大量発生へとつながっている状況となってございます。統計が残ってございませんので、過去の発生状況との共通点を見出すことはできませんが、過去の文献によりますと、1996年、今から19年ほど前にも北海道南西部において毒ガ幼虫が大量発生したことに伴いまして、苫小牧市と室蘭市で調査が行われた記録が残っているようでございます。大量発生の原因、メカニズムといたしましては、北海道立衛生研究所や室蘭保健所へも確認いたしましたが、今のところ不明であるということでございました。

議員の質問 10番 七戸輝彦

8月号の広報とうや湖には、1ページの3分の2ほどを割いて大々的に、そして事細かに毒ガへの注意が書かれていたのです。広報が発行されるころには被害が広がっていたのではないかと思います。病院へ行きましたら、きょうの毒ガの患者はあなたで12人目だとお医者さんから知らされたり、あるお医者さんは腕まくりを見せて、私のほうが重症だと教えてくれたという例もあります。毒ガがいるところで作業している、その瞬間から皮膚が赤くなったり、かゆみを覚える方もいるようで、症状もさまざまのようです。これは、人によって症状が違って、その毒ガがいるということだけでショックから随分と赤くなる人もいるようなのですけれども、最も重い症状が出たとき、例えば心配するのは、きのうも道東のほうで蜂に刺されて2名の方が亡くなっておりますけれども、そのような重篤な症状が出るのかどうか、この機会でございますので、伺っておきたいと思います。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

ただいまご質問のございました内容につきまして、町内の医療機関に確認いたしました内容に基づきましてご説明させていただきます。毒ガ被害によります病名といたしましては、毒ガ皮膚炎あるいは毛虫皮膚炎と言うそうでございます。毒針毛と呼ばれる毒ガの毛が皮膚に付着するとかゆみを感じ、それをなでたり、かいたりすると、毛が皮膚に刺さり強みかゆみがあらわれるようでございまして、これを毒ガ皮膚炎と言うそうでございます。症状といたしましては、かゆみ、発疹、痛みが主となってございますが、洞爺湖町で発生した毒ガ皮膚炎の方は、かゆみと発疹がほとんどで、痛みを訴えられる方は少ない状態だったそうでございます。これらの症状が起こる原因といたしましては、毒ガの毛に含まれる毒素成分の一つであるヒスタミンが由来しているそうでございます。ヒスタミンとは、もともと体内に存在する化学物質で、ふだんは症状がありませんが、薬や食べ物、毒素などの成分に反応して活性化し、かゆみなどのアレルギー症状を引き起こす作用があるそうでございます。一度、毒ガ皮膚炎になると、体の中に毒ガの毛に対する抗体ができ上がりまして、その状態で2回目、3回目に毒ガの毛に触れると、反応しやすくなり、症状が重くなることがあるそうでございます。最も重い症状といたしましては、先ほど、七戸議員がお話しになっていた蜂毒で有名なアナフィラキシーショックがございますが、毒ガは、蜂毒のように強い毒性を持っていないため、アナフィラキシーショックを起こすことはまれなようであります。このアナフィラキシーショックにより重症化した場合の症状といたしましては、全身が赤くなったり、幼虫に触れた部分が20センチ四方に腫れ上がり3日間ほど眠れなくなるケースや発疹が全身に及ぶ場合等があるそうでございます。今回、症状についてご説明いただいた医療機関を受診された方のうち、毒ガ被害に遭われた方は436名おられたそうですが、このうち、アナフィラキシーショックを起こされた方はおられなかったようでございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

ショックは起こさないということなので、倒れたりするということはないのであろうというふうに聞きしました。ただ、毒ガが大分まち中に広がっていまして、例えば、町の施設ですが、高砂団地を初めとする公営住宅あるいは駅と役場を結ぶ連絡通路のところにもびっしりいました。毒ガ対策について相談を受けて役場のほうに相談しましたら、すぐに毒ガ専用のスプレーを配布していただいて、それも大分効果があったように聞いております。その状況や対策の件数ですが、毒ガに対する相談が環境課に寄せられたと思うのですけれども、その件数は相当あったのでしょうか。また、対処方法についてお聞きしたいと思います。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

ただいまお問い合わせのございました公共施設での毒ガ対策でございますが、公営住宅の敷地内につきましては、建設課より依頼を受けまして、高砂団地、泉公園団地、月浦団地、新青葉団地の4団地におきまして、動力噴霧機による薬剤散布を実施してございます。このほか、公営住宅内におきましては、共用の通路部分に毒ガの成虫が飛び交っているために掃除ができず困っているという相談が寄せられまして、建設課の住宅係におきまして、各公営住宅に毒ガのりん粉等が飛び散らない成虫用殺虫剤を各1本の配布を行ってございます。駅と役場を結びます洞爺駅跨線橋につきましては、環境課職員あるいは嘱託職員による清掃作業によりまして、二度ほど駆除作業を行ってございます。このほか、教育委員会からの要請を受けまして、虻田中学校、入江保育所及び入江の教員住宅におきまして各1回ずつの動力噴霧機による薬剤散布を実施してございます。これ以外に、みんなの森公園や洞爺湖温泉公園においても、同じく各1回、動力噴霧機による薬剤散布を実施してございます。また、対応といたしましても、幼虫、いわゆる毛虫の時期につきましては、先ほど申しました動力噴霧機による薬剤散布での対応が可能でございましたが、成虫になりますと、屋外での対応はなかなかできなかったことから、広報等での周知喚起を行ったところでございます。対応の時期といたしましては、5月中旬ごろから始まりまして、最盛期の7月ごろには、駆除処理に向かった職員に新たな駆除先の連絡を入れながら対応していた状況でございまして、正確な件数までは把握してございませんが、町道敷地のほか、先ほど公営住宅の敷地や学校、保育所等も含めますと、少なくとも50件以上は対応していたと記憶してございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

何といいましても、自然のことでありまして、自然のことのメカニズムはなかなかわからないかと思うのです。毒ガ騒動というのも、このごろは、秋風がちょっと吹いてきて下火になってきているようですが、まだ何もいないのだけれども、枕木を担いだらまたなってしまったとか、いろいろな苦情も出ています。来年もこんな状況だったら大変だというのが住民の率直な声のようです。来年のために何か打っておく手があるのか、また、毒ガ発生の要望のために行政が打っておく手があるのかを伺っておきたいと思います。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

対策でございます。自然界において発生する毒ガの発生源そのものを抑えることは非常に難しいと認識しているところでございますが、幼虫期の毛虫の段階における駆除を強化することによりまして、成虫の発生抑制にはつながるものと認識してございます。残念ながら、毒ガの幼虫の駆除が必要な時期と町内の草刈りの繁忙期は重なるものでございまして、対応の遅さから、住民の皆様方にはご迷惑をおかけしているところでございますが、これまで以上に幼虫期の毛虫の駆除を優先に対応するように心がけてまいりたいと思います。

議員の質問 10番 七戸輝彦

喉元過ぎれば何とかという言葉がありまして、冬になってまた春になるころには私も大分忘れてしまうと思いますので、忘れないためにもお話をしておきたいと思うのです。実は、私の周りの人に聞くと、毒ガの幼虫は見たことがあって案外記憶しているのです。ところが、成虫というのはわからない人のほうがはるかに多かったです。私もそうだったからと主張するわけではないのですけれども、ボランティアの方々でそこの連絡通路を掃除させていただいたときも、私は経験があってわかったのですが、その毒ガの死骸がいっぱいあるのを毒ガだとわからないでさわってしまった方が結構おられまして、ほとんどの人が病院通いをしたという状態なのです。これはなぜかというと、広報とうや湖のページに書かれていたのは、成虫は色が茶色っぽいという表現をしていたのです。でも、私が飛んでいるところを見た感じでは、モンキチョウそのものの小さな形なのです。ですから、飛んだときのイメージととまっているときのイメージが違うのか、あるいは、時期によって色が違うのかわからないのですけれども、とにかく成虫はこういうものですよ、幼虫はこういうものですよということを、春先にでも、ぜひカラーのチラシで1回各世帯に流していただけたら大分さわらなくなるのではないかと思っています。こういうことも時間をかけて検討していただきたいと思うのですけれども、いかがでいしょうか。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

ただいま議員からご要請がございました春先におけるカラー写真を用いた注意喚起のチラシの配布につきましては、住民の皆様にとりましても、毒ガの個体認識に役立つものでありますことから、前向きに検討してまいりたいと思います。

議員の質問 10番 七戸輝彦

よろしくお願いします。私が白黒の広報を見て全然わからないでさわったわけですから、ほとんど、そういうことなのではないかと思いますので、ぜひ、カラー写真で配っていただきたいと思います。二つ目は高齢者の方も使える公園についてという件名で通告しました。余り正確な件名ではなかったと思います。なぜかといいますと、この町にはご高齢の方が使えない公園というのはないのではないかと思ったからです。ご高齢の方も使い勝手のよい公園にという趣旨で質問させていただきたいと思います。公園の質問に入る前段で、町全体の公園について一部気になっている部分があるものですから、そこを先にお伺いしたいと思います。それは、今はどのような取り扱いになっているかわからないのですが、泉の桜公園のところは、何回行ってもほとんど草が生えっ放しではないかと思います。今、あそこは公園としての役目は完全に終わらせて、条例からも外してあるということでしょうか。あそこへ行くたびに、管理している様子がほとんど見受けられないと思うのです。もう一点は、月浦の森林公園です。森林公園は、自然観察のために草はある程度伸ばしておくのだという話なのですけれども、たまに行くと、ほとんどお屋敷の跡も使われた形跡がないような気がするのです。ですから、この二つの公園の管理と住民の使用状況はどうなっているか、これを先に伺っておきたいと思います。もう一点ですが、実は、公園に関しまして、住民の方から栄町になりますか、私が管理して何とか草刈りをするから、ここを公園化できないかという話がありまして、そのときに、道路を簡単につけてもらえないだろうか、ちょっと道路から奥まっているのだという要望があったという話を聞いています。これは、断わられたそうですけれども、これからの公園の管理とか、ほかのところの草刈りの状況を見ると、小さな休むところのスポット的な場所で公園をつくった場合とか、民間の人が草刈りをしてくれるのであれば、ある程度気持ちは酌み取ったほうがよいのではないかと思うのです。それは断わられたようですから、そこの理由を伺っておきたいと思います。質問の前に、この3点について伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

私のほうから、泉の桜公園の管理状況についてご説明いたします。桜公園につきましては、今年度、職員によります草刈りを一度実施した後、ことしの8月下旬に、ボランティアの団体といたしまして、天理教の緑化ひのきしんの方々によりまして大々的に草刈りを実施していただいた状況になってございます。ことしは、その2回の実施という状況となっております。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

月浦の森林公園についてでございます。月浦地区の草刈りという形で、全体で年に3回、高齢者事業団のほうに委託してございまして、年間であと1回あるということでございます。なお、森林公園の一番奥にあります施設でございますが、あの施錠管理につきましては、グリーンステイのほうで管理しているような形をとってございます。以上です。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

3番目のご質問の関係でございます。栄町の地域の中で、町民から河川敷地を小公園として整備するので、その中に入っていく入り口を整備していただけないかというお話かと思います。この提案者につきましては、現在も環境課にてボランティアとして登録されて河川敷地等を草刈りしていただいている方でございまして、私どもがその話をいただいたのは6月下旬でございまして、早速、現地を確認させていただきました。その後、7月に2度ほど足を運んでおります。先ほど七戸議員が言われたできないという理由でございますが、現状では、まだ草刈りをきちんとできていないような状況といいますか、これから小公園をつくるので、そのときに入り口を整備していただけないかというお話だったものですから、その小公園の中身自体もはっきりしていないということと、その形が不明瞭なもの、それから、かたいことを言うようですけれども、洞爺湖町の公園条例によるものではないものですから、公費を使ってそれを整備するのは、今ここで、はい、わかりましたという話にはならないということで、ボランティアとして草刈り等をしていただいているのは感謝を申し上げたところでございますが、そこにつきましては、そういうことで回答させていただいたところでございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

今、課長がかたいことを言うようですがと言われたのですけれども、かたいのもお役所の大事な部分かと思います。これは、今後のことということで、また少し議論させていただきたいと思います。ただ、答弁で漏れていたのは、2カ所の公園の利用状況がどうなっているのかということです。前に桜公園ができてすぐに、整備がきちんとされているときに、以前の課長は利用は皆無ですという表現をしたことがあるものですから、月浦の公園についてはいかがでしょうか。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

泉の桜公園の利用状況としては、ほとんど活用されていない状況になっていると認識してございます。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

月浦の森林公園でございますが、一番使っている方は、アウトドア関係者の観光事業者でございまして、バードウオッチングやガイドなどが地方のお客様を連れて利用してございます。また、社会教育と連動いたしまして、春には一度、木の生態の専門家と鳥の専門家を伊達市のほうから招致して、町民の見学会という形で、ことしの5月だったと思いますけれども、約四十数名の方が集まって2班に分かれて見学したということがございます。詳細の月別の利用状況については把握していない状況でございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

本題に入っていきたいと思います。公園の使用状況は大体伺いましたので、話は(2)番目に行きたいと思います。子供の公園というところから少し離れまして、私の個人的な感想ですけれども、一般の公園をもう少しご高齢の方が使用している状況があってもいいのではないかと思います。よくご高齢の方を見かけるのは、屋内であったり、パークゴルフ場であったり、そういうところを使われている方が多いです。あるいは、いろいろなクラブの集まりとか、体調のすぐれない方はデイサービスに行っているとか、いろいろなことがあると思います。そのような中で、1カ所ぐらい、健康のために使用できるような公園があってもいいのではないかと私は考えているのです。私も10年後には立派に高齢者になっております。きょうは、そういう意味でお伺いしております。昨日も、ほかの議員からこれに類似する質問がありました。それで、シニア向けの健康遊具ということで、私もこの質問の通告を出しております。このことにつきましては、きのうは洞爺地区のことについて答弁がありましたが、私は、虻田のほうにも必要なのではないかと思います。どうしても、少子高齢化の時代ですから、高齢の方が使えるシニア向けの遊具をそろえた公園が何カ所かあったほうがいいではないかと思います。ひまわり団地のほうに遊具があるのは確認いたしました。ただ、団地内にある公園や遊具は外部からはなかなか入っていきにくいという問題もありますので、できれば、一番初めに高砂・貝塚公園などよく使われる公園にシニア向けの健康遊具を何基か置いていくようにこれから検討願いたい、そのように思います。これからはもう秋です。秋を迎えたらすぐに冬ということでございますので、泡を食って前のめりに検討しなくて結構ですから、少し勉強するなり、検討するなり、考えていただけないかと思います。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

昨日、五十嵐議員からのご提案にもございましたとおり、これからの少子高齢化社会を考えたときに、高齢者をターゲットとした健康づくりの場を確保することは大変重要になってくるものと認識してございます。きのうの健康福祉課長からの答弁でも申し上げましたとおり、健康遊具は、高齢者のみならず、中高年者の老化防止や介護予防にも期待が持てるばかりでなく、子供たちと高齢者の方々の世代間交流の場としても有効でありますことから検討の余地はあると思いますが、まずは、きのう申し上げましたとおり、洞爺高校閉校後の敷地内におきます公園整備計画の中での検討結果を注視してまいりたいと考えてございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

その様子を見てからでも遅くないので、本町のほうでも、検討とまではいかなくても、勉強課題にしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 環境課長 若木渉(環境課長は2019年6月まで)

今、勉強課題ということでご提案をいただきましたが、先ほど申し上げました洞爺高校閉校後の敷地内におけます公園整備計画の検討段階におきまして、既にございますひまわり団地の健康遊具の活用状況等も参考にしながら、健康福祉部局と協議を重ねてまいりたいと思います。

議員の質問 10番 七戸輝彦

それでは、最後の質問でございます。きょうの最後の質問は、人工芝サッカー場と旧月浦小学校の解体についてということで通告してありますので、よろしくお願いいたします。先月の8月会議について補正予算を示されまして、実際に小学校の解体と、荒整地といいますか、とにかく平面化する整地の予算が出てきております。私が賛成討論をして、もう一方の議員が反対討論をしております。私は、反対討論を聞いていて、実はうなずける部分もあったのです。うなずける部分もありながら、片方は反対、片方は賛成ということでございました。それは、後から明らかにすることといたします。これからの建設に向けてのタイムスケジュールと全体の金額をもう一回伺っておきたいと思います。全員協議会で示されておりますので、あらあらで結構でございます。よろしくお願いします。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

人工芝サッカー場につきましては、今、お話があったとおり、8月会議にて委託料と工事請負費の補正予算の承認をいただきました。現在、多目的人工芝スポーツ施設整備事業として事務を早急に取り進めているところでございまして、今月の末に入札を執行する予定となってございまして、来月から用地測量や解体工事に着手することとしてございます。来年の工事でございますが、スケジュールといたしましては、新年度予算を承認いただけましたら、新年度早々から造成工事を発注し、整地完了後に人工芝工事や他の関連工事を実施することとしてございまして、その後、冬期間の養生期間に充てて、平成29年度の春先から利用していただけるように取り進めているところでございます。また、工事金額でございますが、全体としましては、これから実施設計を積み上げていくことになるものですから、確定したものではございませんが、今言われたとおり、全員協議会にて提出している資料に2億4,000万円という数字があったかと思います。今般の建設事業は、資材や人材の不足により、工事費がだんだん高騰している状況でございますので、今後も変動があると考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

実は、いろいろな形で資料を示されて、きょうは持ってきているのですけれども、その資料の6ページにサッカー場の建設費用の比較があります。公共と非公共ということで示されているわけですけれども、全員協議会の中で出た資料でございまして、このようにインターネットで放送しているわけでもないので、一応、持ってきておりますが、話を飾らないで言います。いつもは原稿を使うのですけれども、この先は原稿を使わないで話しますので、よろしくお願いいたします。議員の皆さんは、いろいろなことに精通されている方が多いかと思うのですけれども、私は、議員は町民の皆さんから選ばれたら、皮膚感覚とか、ある意味では住民の皆さんに選んでいただいたいわゆる偉大なる素人といいましょうか、そういう感覚で何か感じるものがあったら話していきたいといつも思っていたものですから、きょうは原稿を省略させていただきます。いただいた資料の中は、非公共であれば1億9,900万円、公共工事であれば2億9,900万円とあります。雑な話をすると、経費部分を除いて2億円と3億円の違いだということなのです。非公共というのは、プロポーザル方式ということで、名前がもうここに載っております。プロポーザル方式については、私なりに一生懸命勉強して調べもしましたが、ここのところが何となく感覚的にひっかかるのです。なぜかというと、プロポーザル方式にすると建設費が1億円も少なくなるという話だったですけれども、ここがまさに反対討論の方と意見が一緒になるところでございまして、どうも違うのではないかという気がしているのです。非公共ということはすなわち民間ですね。公共ということは今までやってきたような発注の仕方ということではないかと思います。ただ、2億円と3億円というのが現実だったら、今まで発注してきた洞爺湖町の事業はどういうことになるかという気もするのです。これは、このサッカー場のことだけですよと言うかもしれないのですけれども、公共で頼むと高くなるという感覚がいまいちわからないのです。この辺をご説明願えませんか。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

この計画書の中の6ページの内容かと思います。今、七戸議員が言われたように、ここでいう一般の諸経費を使って一般の価格でやった場合で積算したものというふうにご理解いただけると思うのですが、非公共につきましては、プロポーザル方式を採用して設計から施工まで一括で発注することにより安くなると書かれています。実際にここで表を比較してみますと、いわゆる共通仮設費、現場管理費、一般管理費という諸経費が非公共はかなり安くなっていることに違和感を感じているのではないかと思います。そこにつきましては、ここでいう考え方の一つは、プロポーザルによりまして、直線工事費自体も縮小して安価にしたいという考え方も実はあったと聞いてございます。一つは、プロポーザルによりまして、施工方法がたくさんある中で、その採用を決定していきたい、細かいことを言うようですが、雨水排水工事とか路盤工など安くなっているところがあるので、そこら辺を絞ったというのが一つだと思います。もう一つは、いわゆる企業です。今までは、ゼネコン、地元の業者を使って発注して経費を見て入札しているのですが、その業者が直接請け負うことによって、あくまでもサッカー場の人工芝を専門にやっているような企業がやった場合に、その業務を任せることによって経費が安く済むという案でこの金額が提示されているかと思います。しかしながら、今の3億円と2億円というのは、私はそこまで言えない部分があるのですが、そういう趣旨でここを提示しているというところだと思います。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

私は、本当に土木は素人なのですけれども、建築関係の本当に下の下のほうで仕事をした時期があったものですから、建築業者というのは職人の知り合いがいまして、いろいろな電話をいただいたり、いまだにいろいろな交流もあるのです。議員になると建築関係はどうしてもできないので、そこからは手を引いたのですけれども、いまだに職人さん方とはいろいろな話をします。そういう中で話をしたのは、今、どうしてプロポーザルなのかということです。金額の問題があったようですけれども、今までずっとJVとか指名入札というふうにやってきて、しかも、段取りよく来年から始まる仕事ということで、1年も前にプロポーザルだけ固めているのです。ですから、余りにも早くプロポーザルを決めてしまうという発注の方式といいますか、見積もりの方式といいますか、よくわからないのですけれども、そこのところがわからないのです。余りにも早過ぎたということです。もう一つは、私も1カ月前からずっと調べているのですけれども、大いなる勘違いが一つありました。それは、人工芝を敷くという仕事です。私たちは、「時之栖(ときのすみか)」のところにも行って半日ぐらい勉強させていただきました。私などは歩いて歩いて足がぼっこになったのですけれども、人工芝のサッカー場を何面か見てきました。それから、箱根でも人工芝サッカー場をつくったということで、学校跡地につくったものを見てきました。それから、旭川方面からの視察の帰りにコンサドーレの関係の人工芝サッカー場も見てきました。人工芝サッカー場を見ると、先ほどから言っているように、私のような素人感覚では物すごい難しいものに見えるのです。特殊な技術があるところしかできないと思ったのです。でも、この1カ月間を調べてみたり、人の話を聞いてみると、例えば有珠のサッカー場も、ほとんどは地元の土木業者がやった仕事です。だから、人工芝を敷くという部分以外は、言ってみればどういうことなのかと考えると、アスファルトのついた道路と同じです。ですから、そんなに大手の土建屋ではなくてもその部分はできるのです。金額ではなくて、技術的な話ですよ。これも、土建屋にしても、いろいろな機材繰りの問題もあるようでございまして、水平をとったり、高さや勾配をとっていくのに、衛星からのやりとりをしなければならない部分もあります。しかし、これは、そう難しい話ではないし、機械を用意するのも難しくないし、工法としては、地元の業者さんでも普通にやっているようです。ですから、端的に言えば、技術的に地元の業者ができないのは上の人工芝の部分なのであって、それまでの石を入れて基礎をつくる、転圧してアスファルトを入れていく、アスファルトの舗装業者というのは、ここに出先が2社もありますから、それは地元で十分賄えます。それから、フェンスにしても地元の建設業者でできます。照明器具に至っては、高いところにずっと立っていて照明がついているから、あれはよほど難しい仕事に見えるのですけれども、私も電気の免許を持っている関係ではっきり言いますと、あれはどなたがやっても建柱屋に外注するのです。だから、電柱を立てる仕事を外注すれば、あとは地元の業者で全部一括引き受けてできるわけです。ですから、技術的にはそう難しくないのです。端的に言うと、人工芝以外は道路をつくるのと同じという考え方でいるのです。専門家が聞くと笑うかもしれないのですけれども、できる、できない話をすると、私の解釈というのは間違っているでしょうか。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

今、2点のご質問がございましたが、まず、今、なぜプロポーザルなのかという話があったかと思います。プロポーザルというのは、従来は、そのプロジェクトにとって最も適切な想像力、技術力、そして、その経験と実績を持つ設計者を選ぶときにこの言葉を使っていました。しかしながら、近年は、一定の条件を設定し、その基準に合う技術提案を求めて、価格や提案内容によってその施工業者を決めていくというのが最近使われてきている状況でございます。その中で、サッカーの関連でなぜ使うのかということになりますと、サッカー場の人工芝の種類がかなりあるようでして、施工方法も多岐にわたっているということで、その採用の決定がなかなか難しいということがあります。それから、その提案によって工事費と維持費との兼ね合いが確認できるといいますか、安ければ後でお金がかかりますし、初めにお金をかければこれだけイニシャルコストとランニングコストのバランスがとれるということがわかるかと思います。それから、設計、施工のために瑕疵が発生した場合は、そのことが明確になるということで、プロポーザルを検討してございました。私どもといたしましては、提案者は、サッカー場の人工芝の実績を持つ企業と、そのほかにそれらと地元業者をJVのようなことを想定してございます。今後の話ですからまだ決まったわけではございません。それらの企業の提案によって工事費が安価になり、かつ維持費も節減できるということを期待してここで提案しているというふうになっているところでございます。それから、技術的にどうなのだというところで、これから測量と実施設計を進めるのですが、そのプロポーザルの内容に屋外の照明工事がありました。それから、フェンス工事、路盤工事も含めて、この提案内容のどこの部分までをプロポーザルとするかも今後は十分検討して決定していきたいと考えているところでございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

やはり、久々の大型の工事なものですから、プロポーザルで組むときに、全体が町の外に出ていってしまうというのは、やはり経済の循環が起きないのではないかと思うのです。なぜこんな話をするかといいますと、私は、決して町の建設業界のそういう話を受けてのことではないのです。それは、一番初めに、職人さんとか現場で働いている人たちがいるということで、私はその人たちとしょっちゅう話をしておりますが、どうせするのだったら、そういう人たちに仕事を起こしていただきたいと思うのです。したがって、プロポーザルの持ち方によっては、全部を町の外に出してしまって、そこの下職みたいな形で入ってくるというのは、私は違うような気がするのです。今、課長が言われたJVを組むにしても、町の業者とのJVを組んでいくと。当然、人工芝の部分は町の中にはないですからね。そこと組んでいって、表現が余りよくわからないので、頭になる部分を地元の業者にしていただきたいと思うのです。その辺も含めながら考えていってもらいたいと思うのです。来年、2億円の仕事が出るとなりましたら、金額的には、ちょうど今の建設課長が前に携わっていたような上水道の仕事ぐらいの規模ですね。多くの仕事は余りないです。大磯分区でやった係留の仕事くらいしかなかったので、来年、これが出るということになれば、ぜひ、町の経済の循環に使ってもらいたいと思うのです。これは言っては悪いのですけれども、全て外に出ていくような形だったら、やはり私は寂しいし、一生懸命働いている方々が喜んで働ける、安心して働けるような環境というのもぜひ設けていただきたい、そのように思ってきょうの質問なのです。いかがでしょうか。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

議員が言われたとおりかと思いますけれども、これまでも町の発注工事は、町内業者でできる工事は町内業者を基本に事業を進めてまいりましたし、今後も同様かと考えております。また、この事業についても、今年度の解体工事については町内業者を指名させていただいておりますし、来年度の予定工事についても、今ありましたプロポーザルの技術提案がございますが、今後、十分検討しまして、造成工事など可能な限り町内業者に携わっていただけるよう取り組んでまいりたいと思います。

議員の質問 10番 七戸輝彦

ぜひお願いしたいと思います。特殊な部分がどうしてもあるものですから、私もよほど特殊なのではないかとずっと思っていたのですけれども、それは事実ではないと、技術的には道路をつくることと同じだということでありましたので、よろしくお願いいたします。最後に1点だけ質問させていただきたいと思います。取り壊される旧月浦小中学校は、地域の文化も育んできたという歴史もあるかと思うのです。何かその形となるものを残していただきたいと思うのです。全部解体した後、ただの更地というのではなく、何かその歴史を残していただきたいと思うのですが、もし地元からの要望などがありましたら、それに合わせて何かつくっていだたきたいと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

多目的人工芝運動公園の整備に当たり、地域住民の方々に整備内容を説明いたしました。そのときにいろいろとお話をした中で、校庭内にあります二宮尊徳像でございますが、この像は、昭和21年8月に町内の有志の方々から寄贈されたものでございまして、この部分について保存していただきたいというご要望を受けておりますので、移設をしていくこととしております。また、道道側にグラウンドの入り口がありますけれども、こちらには月浦小中学校と書かれているプレートもあります。このプレートも保存して近くに設置して、やはりこちらに小中学校があったということがわかるような整備をしていきたいと思っております。

議員の質問 10番 七戸輝彦

以上で終わります。

出典:洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月25日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる