みんなの議会

洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月25日

観光施設の利用状況及び今後について

2015年9月25日、洞爺湖町議会の一般質問で、千葉薫議員が「観光施設の利用状況及び今後について」質問し、観光振興課長 佐々木清志、火山科学館長 木村修、社会教育課長 永井宗雄、庶務課主幹 西代光明、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
千葉薫 議員
答えた人
観光振興課長 佐々木清志、火山科学館長 木村修、社会教育課長 永井宗雄、庶務課主幹 西代光明、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 千葉薫

皆さん、おはようございます。5番、千葉でございます。きょうは、開議5分前から町長が先に座られておりまして、大変時間が長く感じており、大変緊張しておりますけれども、よろしくお願い申し上げたいと思います。私の質問は、観光施設の利用状況及び今後についてが1点と、少子化・子育て支援対策についてという2件をお願いしているところでございます。まず、1件目は、きのうの一般質問の中にも出ておりましたけれども、洞爺湖町は観光立町ということで、観光を基幹にしてまちが成り立っている、まさしくそのとおりだろうと思っております。昨年度の事務に関する報告書を見ますと、やはり62万人が泊まっておられ、280万人の方の入り込んでおられるという報告がございます。また、そういった環境で観光に携わっている方々は、当町からだけではありませんけれども、この近辺からお仕事に来られている、また、流通産業のいろいろな方々が観光に携わっているということで、大変裾野の広い観光であると思っております。また、それに加えて、農業、漁業も、町長が言われるように、両翼としてまだまだ伸びていくということだろうと思います。今後とも、観光にはどんどん引っ張ってもらいたいというふうに思っておるところでございます。そのような中で、今回も大変好調な観光客の入り込みだと決算特別委員会で担当課長からお聞きしておりますし、これからも維持されるだろうという大変いいお話も聞かされております。町長におきましても、国内だけではなく、海外にもトップセールスということであちらこちらを回っておられまして、今回は、ジオパークも当町の大変大きな目玉となりまして、観光だけではなく、教育、防災も絡みますけれども、観光を目玉にジオパークと絡み合った政策ということで、町長もあちらこちらで活動されているということで、大変に頼もしい限りでありますし、今後ともその力を発揮していただきたいというふうに思っておるところでございます。観光は、先ほど言いましたとおり、280万人の方が入り込んでおられるということは、この洞爺湖町の景観のすばらしさ、環境のよさを味わって帰られる方が多いだろうと思いますけれども、一方で、観光施設を利用される方もたくさんおられるだろうということでございます。そのような中で、今回は、この観光施設がどのようになっているのかということをお聞きしたいと思ったところでございます。まず、1番目でありますけれども、当町がかかわっている、また、管理している観光施設はどのぐらいあるのか、その数あたりからお聞きしたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

観光施設としまして、屋外の公園を除く建物の関係等がございまして、観光課で所管しているのが4件、森林博物館、文化センター、観光情報記念館サミット、あとは、ジオパークとおっしゃいましたが、西山・金比羅山の散策路でございます。そのほか、火山科学館、ビジターセンター、総合支所におきましても、水の駅、芸術館、カヌーハウス、社会教育としまして、修学旅行誘致等でも積極的に使っております入江・高砂貝塚館、この10件があるとお答えしておきます。

議員の質問 5番 千葉薫

当町で管理している公的なものが10カ所あり、これにプラスアルファで民間の施設もあるわけでありますから、こんなに小さいまちですから、少なくはないというふうに感じております。そんな中で、どんな利用状況なのかということで、今度は数字をお聞きしたいと思います。お願いいたします。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

それでは、観光課の四つの施設についてご説明したいと思います。森林博物館につきましては、平成21年度より指定管理者制度を導入しておりまして、平成17年度からの約10年間でございますけれども、7,000人から8,000人台の入り込み状況が続いているという状況でございます。二つ目は、洞爺湖文化センターについてでございますが、平成24年度より観光課に所管がえしておりまして、現在、毎年1万3,000人から4,000人の利用状況であります。この中で、特に減免制度が充実されておりまして、町内の関係団体の30件ほどが多く利用しておりまして、以前には30件程度の年間利用でしたが、今は70件程度ぐらいまで回復しておりまして、その利用者につきましては2,000人程度でございます。特に人気があるのは、修学旅行の中学生もそうでございますが、吹奏楽団等の関係で多く利用される状況でございます。3点目に、サミット記念館でございます。平成21年度にオープンし、4年間、有料施設として維持してまいりましたが、25年度より無料化し、当初、初年度は2万人台、その後、現在は4年目ですが、約8,000人ということで、無料化となって以降も7,000から8,000人の入り込み状況であります。なお、ことしにつきましては、春先以降、三重県でのサミット開催を受けて微増の入り込みで8,000人は超えるのではないかという状況でございます。4点目に、西山・金比羅山散策路でございます。これは、2000年の噴火の遺構を体験できるというすばらしい施設でありまして、ここ数年、約8万人の入り込みです。オープン当初は40万人という数字もございますが、これが安定した数字でございまして、現在では、ジオパークの変動する大地を体感できるという形で、希少なグラーベンという活断層も最近は人気がございまして、草刈り等、適正に維持している所存でございます。以上でございます。

町の答え 火山科学館長 木村修(火山科学館長は2015年9月まで)

私のほうから、10施設のうち、洞爺湖ビジターセンターと火山科学館の利用状況についてお答えさせていただきます。環境省の施設であります洞爺湖ビジターセンターにつきましては、平成19年にオープンしております。入館者につきましては、平成19年のオープン当初が8万7,000人、平成21年まで8万人を超える入館でありました。平成22年度は7万9,000人、平成23年度以降は6万6,000から6万8,000人の入館となっております。昨年度、平成26年度の入館者数は6万7,292人であります。続きまして、火山科学館についてでございます。火山科学館につきましても、洞爺湖ビジターセンターと同じく平成19年度にオープンしております。火山科学館への有料の入館者につきましては、平成19年度が5万2,000人、平成20年度、21年度につきましては4万8,000人を超える入館者がありましたが、平成22年度以降、震災の影響などから減少し、平成24年度は3万9,473人、25年度は4万1,857人、26年度は4万530人となっております。以上でございます。

町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)

社会教育課から、貝塚館の利用状況についてご説明させていただきます。貝塚館の利用状況につきましては、平成25年度まで1,800人台の入場者で推移してきております。平成26年度につきましては2,616名の入場者をいただきまして、対前年度の1,864名に対しまして552名の増となっております。この増加の要因といたしましては、札幌などからの修学旅行生の増加、そのほかには入江・高砂貝塚が世界文化遺産登録を目指します北海道・北東北の縄文遺跡群を構成する遺跡の一つとして注目されており、その取り組みが徐々に浸透してきたものと見ております。以上でございます。

町の答え 庶務課主幹 西代光明

洞爺地区で該当する施設としまして、洞爺水の駅、洞爺湖芸術館、カヌー体験ハウスの3施設の利用状況でございます。洞爺水の駅につきましては、平成24年度が13万5,080人、25年度が13万7,060人、26年度が19万9,411人と順調に推移しております。洞爺湖芸術館につきましては、平成24年度が2,492人、25年度が3,280人、26年度が3,099人と、指定管理者となった平成25年以降、特別展などの開催の努力により3,000人を超える状況にあります。カヌー体験ハウスの利用状況としましては、カヌー艇庫として42艇を預かっているほか、カヌーの貸し出し件数も年100艇前後を貸し出している状況にあります。利用状況につきましては、年度別でもほぼ同じ状況になっております。ただ、手づくりカヌーの製作に関しては、平成26年度においては1艇のみとなっております。

議員の質問 5番 千葉薫

今、10カ所の施設のご報告をいただいたということで間違いはありませんね。今、確認しながら聞いておりましたが、ふえている施設と減っている施設があるというふうに思います。カヌー体験ハウスですとか水の駅は入館料がなしということですから入り込みで出たり入ったりということと、また、カヌー体験は限られた中でという特殊性があるからなのかなと思います。ただ、西山山麓が平成23年には11万人で、前年度はもっといたのですけれども、今は8万人と3万人も減っています。この辺のところは、修学旅行が減ったというような要因もあるかと思いますが、極端に減り過ぎていると見ております。この点をお聞きしたいと思います。また、入江・高砂貝塚館は、2,416人ということで、前年の1,864人から大変ふえているというというふうに思われます。これは、善戦されているし、いろいろなことを考えているなというふうに評価させていただきたいと思うところでございます。また、決算でもお話がありましたけれども、火山科学館であります。4万人程度で、平成26年度は3万9,000人という数字でありますけれども、これで採算が合っているという評価なのだろうと思います。採算をとってやっているという報告を受けましたけれども、まず、火山科学館のこの数字に対してご評価をいただきたいと思います。それから、西山散策路の件です。この2件についてどのような評価をいただいているか、お願いしたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

まず、西山の金比羅山散策路でございます。先ほど千葉議員がおっしゃいましたように、10万人台から8万人台にまで落ちましたという中身でございますけれども、まず、基本的に洞爺湖温泉の修学旅行の宿泊客が落ちております。特に、昨年は1万5,000人まで落ちています。2万人から3万人ぐらいあったものが約70%、60%という形で、洞爺湖温泉のホテル等を利用せず、現在、後志管内に料金が安い地域がありまして、そちらを経由しています。それから、もう一点は、青森も大変人気があるのですけれども、旅行の行程等、新幹線問題もございまして、少しずつお客さんが減っているという状況でございます。修学旅行ということで、ジオパークの大地が感じられる施設というのは、行って戻ってくるような施設なのですけれども、幼稚園のほうまで行って乗り換えるという提案等もしてございます。しかし、いろいろな旅行行程がございますので、時間の短縮のため、新たな散策路の設置ということも将来的に模索していかなければいけないと思っています。私ども観光課としては、国道230号線の下もいろいろと見てはいるのですけれども、今後、ジオパークの推進協議会ともお話をしながら、設置してから16年目を迎えますので、新たな施設づくりということも考えていかなければならない時期なのかなというところでございます。

町の答え 火山科学館長 木村修(火山科学館長は2015年9月まで)

火山科学館につきましては、平成24年度の有料入館者数が3万9,000人まで落ち込んでおりました。その後、25年度、26年度と徐々に洞爺湖温泉入り込み状況の回復とともに火山科学館の入館も回復してきておりまして、26年度は4万500人までふえてきております。本年度につきましても、8月末現在でございますけれども、前年度を若干上回る状況ということになってきております。当館の入場者の半数を占めるのが修学旅行等の学校関係でございます。学校数の減少や児童生徒数の減少など、懸念される部分がありまして、青森が約30%を占めているわけですけれども、その辺も減少する傾向にございます。ただ、ここ最近の傾向としまして、道央圏からの修学旅行が増加傾向にあるということで、洞爺湖温泉を訪れる観光客、さらには海外からのお客さんが増加していることに伴いまして、火山科学館の入館者もふえてきております。洞爺湖温泉へ安定的に観光客が入るということを見越すと、私どものほうもしばらく安定的な状態で推移するのではないかと評価しております。

議員の質問 5番 千葉薫

そんな中の利用状況で、昨年の9月に、洞爺湖町観光施設等利活用検討委員会が設置されたということでございます。協議の内容につきましては、施設利用のPR方法について、利用促進に向けた取り組みと対策について、また、その他ということでございます。何回か会議が開かれたようでございます。まだ報告を受けていませんので、この場でご報告いただければと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

それでは、今ご質問がありました観光施設等利活用検討委員会についてでございます。昨年の12月に正式に第1回会議が設置されてございます。委員の数は10名ほどおります。そのうち、洞爺地区の方が5名、こちらの温泉本町地区で5名という構成でございまして、町内観光協会・温泉旅館組合、PТA、文化団体連絡協議会等から推薦をいただいた方で構成してございます。昨年度末までに3回の会議が開催されてございますので、内容について簡単にご報告をさせていただきます。1回目につきましては、先ほどご説明いたしました10施設と屋外の高砂の公園ですとか噴火記念公園、噴水広場、各種公園等も入れた全体的な施設の概要及び委員長の選出等が行われておりまして、委員長に洞爺湖町自治会連合会推薦であります毛利納氏を選出したのが1度目の会議でございます。2月以降に2度目の会議に入りまして、各施設の検討がなされてございまして、町内の公園は除こうということで皆さんの意見が統一され、今後、観光客をターゲットとした施設として検討することが確認されてございます。特に、その中で問題のある施設といたしまして、洞爺湖文化センターの照明、音響の劣化問題、それから、洞爺湖サミット記念館のあり方の考え方、それから、その当時はオープンしていないのですけれども、森林博物館、この3点については相当の見直しを必要ではないかという意見がありました。第3回につきましては、観光施設の土・日の閉館です。特に、サミット記念館の土・日の閉館についての意見交換会が開催されたところでございまして、それらの活用の中で、当時、今もやっておりますけれども、ジオの恵みという展示が現在されておりまして、これらのスペース活用等、この部分は皆様から大変好評でいい展示だという評価等をいただいておりまして、観光施設でございますので、土・日もきちんとオープンすべきだという意見で集約されてございます。また、今年度は、来年、三重県でサミットが開催されるということも決定されましたので、サミットを考慮して当面あけるべきだという意見で、土曜日も日曜日もあけるように努めてくださいという1点についての提言書を提出しているところでございます。本年は2年目になりますので、これらについて最終的には予算の問題もございますので、年内をめどにある程度の方向性を町のほうに提言していきたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 5番 千葉薫

この検討委員会は、昨年9月にできたと言いましたけれども、任期が28年3月ですので、あと半年しかないということでございます。一応、10カ所について審議内容として協議するということでございますけれども、また、3カ所ということでご報告があったところでございます。私は、施設を見たりしますけれども、町長はおもてなしという言葉をよく使われます。人の心もおもてなしでしょうけれども、こういった観光施設も当町が管理するものは、やはりおもてなしの一部だろうというふうに思います。3番目の項目でまたお話しさせていただきましてけれども、そういったお貸しするもの、今、文化センターについても担当課長からお話がありましたとおり、音響の問題等々、私のほうにもお話は聞かせていただいておりますし、各施設にさまざまな問題があると思います。ましてや、この検討委員会は来年の3月までと区切ってあるわけですから、早目に協議して、早目に町の方向性を出すことが大事なのだろうというふうに思います。当然、お金のかかる問題も多少出てくるでしょうし、多少ではないものもあるかもしれません。その辺の検討を加えていただいて、当町の施設として、うちの町は風景がとてもきれいだからそれで済まされるという話ではありませんので、やはり、せっかく施設に来ていただいて、インターネットやソーシャルネットワークサービスなどでひどい施設だなどとつぶやかれても困るわけであります。今の時代ですから、その辺とのところは早急に手当てをしていくことが大事だろうと思います。その辺について、町長はどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

観光施設を維持管理していく中で、全国的にテーマパークと言われているものがありますけれども、ややもすると、いっときの時代の流れが去るとその維持管理がなかなか難しいという部分も全国的に見てあるのかなという感がいたします。大きなもので、民間のやっている施設であれば、一つの例として、東京のディズニーランド、大阪にも大きいテーマパークがあるようでございますけれども、やはり民間で、毎年毎年手をかえ品をかえ、そしてプログラムを変えて皆さんにお見せし、それで収益を上げていくということがあるようでございます。ただ、公共施設の場合は、毎年毎年それらに経費をかれてどれだけの収益が見込めるのかというのはなかなか厳しい状況がございます。特に、公共施設ですから、多額の料金を取るわけにもいかないということもございまして、今後、当町のいわゆる公共施設等々については、やはり慎重に論議を重ねていかなければならないのだろうと思っております。ただ、観光施設ですから、先ほど課長が言いましたけれども、そのほかにも、とうや湖ぐるっと彫刻公園につきましては、民間の方々のボランティアの協力をいただいて、毎年毎年清掃しながら、訪れた方々に、この町にはこういうすばらしい資源もあるということをご紹介し、さらには、今、噴火記念公園においては、いろいろなイベントをやらせていただいております。さらに、駅前桟橋付近の公園につきましても、トイレの和式から洋式化等々、いろいろな意味でできる限りの整備はやっているつもりではございます。さらに、親水公園になりますと、町の財政状況もございますけれども、予定として2年に1回ずつ遊具を設置して、親子連れ、あるいは訪れた観光客の方々に楽しんでいただこうと考えております。今、ここの施設につきましては、議員もご承知のとおり、土曜、日曜、祭日になりますと、相当数の親子連れ、あるいは観光客の方に訪れていただいている状況がございます。やはり、今ある建物を何とか延命化して延ばしていかなければならない。ただ、役目を果たしたものについては、ある程度、整理の対象にしていかなければならないだろう。それから、観光客の方に来ていただいて楽しめる施設にするよう、やはり今後も力を入れていかなければならないだろうと思います。そういうことをトータルして観光施設の整備を図っていきたいというふうに考えております。

議員の質問 5番 千葉薫

公園の話が出ましたけれども、町長が言われる公園のあたりは大変にぎわっていると思います。あちこちで安らいでいる町民もそうですけれども、観光客も結構来られているということで、当然、すばらしい施設をつくっているというふうに認識しております。質問の3番目に入るのかもしれませんけれども、今の続きで、以前、議会でもあったと思うのですけれども、町内の施設の共通券をつくったらどうだろうとか、町民の方々がなかなかなじめないので、入館料がかかるところは、町民の方々に1年に1枚でも提供したらどうだろうという話もあったように思うのですけれども、その辺のところは、こういった協議会とまた、庁舎内とは、そのような話は以前あったのか、また、こういう提案を受けてどのような考え方をお持ちなのか、お聞きしたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

私からは、観光施設の関係で申し上げたいと思います。入場料をとっているところは、森林博物館、文化センターは利用者といいますか、おトイレですとか、入館自体はお金がかかりませんのでいいのですけれども、洞爺湖温泉の公共的な施設の問題でございますけれども、西山火口に行ってもお金はかかりません。以前は、駐車場という形でお金がかかるのは、今、森林博物館だと思ってございます。昔の噴火前は、特別会計という形で火山科学館なり、森林博物館が町営で特別会計で維持されていたこともございまして、その後、特別会計が廃止になりまして、観光協会が中心となりました観光施設のパック型といいますか、民間も含めたものでございますけれども、遊覧船、隣町の昭和新山のロープウエー、そのほかにクマ牧場など、こういうものがパック商品として1割程度の割引券というのがたくさん出回っておりまして、それらについてたくさん配布されているという状況でございます。現在、町民向けというものは、一切検討していないところでございます。ほかにも、例えば、洞爺湖温泉開湯100年に合せたスタンプラリーですとか、要するに施設を利用促進していただくための施策としては、年間に1本か2本程度はやっておりまして、中島散策ですとか、風水ですとか、スパポイント、ガチャガチャと言うのですか、洞爺湖温泉に泊まって公共施設等を回って判を押すとガチャガチャで記念の何かが当たるというものなど、いろいろとやっているのですけれども、それらは全て一過性のものでございまして、継続して何かが出てきているというものは一切ないのが課題かというふうに考えてございます。

議員の質問 5番 千葉薫

入館料を取るところは、貝塚館と洞爺湖ビジターセンターと火山科学館と森林博物館ということで、本当に数が少なくなってきたと思います。やはり、町内の施設は町民がなかなか行っていないところも結構あると思っていますが、皆さんに見てもらうというのは、洞爺湖町に住んでそういったメリットもあるというふうに思います。3番目に入らせていただきます。これは、私からお願いしたいところでございます。先ほどの町長のお話では、なかなか難しいということも聞いているのですけれども、実は、この22日に、このシルバーウイークにモーターボートで中島へ行ってまいりました。2時ごろでありましたけれども、大変すばらしい、爽やかな風に乗って着きました。残念ながら、森林博物館に行った折には、客さんは誰もおられませんでした。入りまして、ちょっと右側を見ますと、白壁にひびが入っている、そんな状況でございます。それから、中に一通り入ると、本当に短い距離で、こんな感じだったのかと改めて感じたところでございます。中に入りますと、入館料が200円でございますけれども、説明書きはないし、古くなっているから職員もさわったら壊れてしまうというものもありますし、大変古くて残念だと感じたところでございます。ある方に聞いたところ、200円の入館料を払ったけれども、返してほしいと言ったお客さんもおられたという話でございます。それなら閉館したほうがいいのではないかと思うぐらいの施設だと私はしみじみと感じたところでございます。今、私がお話しした中で、とりあえず私の意見をどのように受けとめられるか、お聞きをしたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

森林博物館の件でございます。議員がおっしゃるように、森林博物館はもう少しで約50年を迎えます。町に移管されてからでございますけれども、現在は47年が経過してございます。古くは、森林管理署として道が建ててからは60年という施設でございます。その間、幾たびか改修等はしてございます。また、修学旅行等の施設利用等もございまして、一時は入館者が多い時代がございました。現在は、遊覧船という形で民間企業が運営している年間の乗船のお客様が約二十数万人ぐらいはいるのですけれども、これらのうちの半数以上が中島に下船しないお客様でございます。というのは、旅行行程で、特にインバウンドの外国人は、行って島を回って何々ツアーのお客様はおおりしないでくださいという放送がかかります。そして、人数のカウントですね。お客様を忘れてはいけませんので、そういうことはとり行われて、中島自体には下船されていないということです。また、地元の方、近隣周辺の方につきましては、中島の森林博物館を利用するという以前に、フットパスやバードウオッチングということで、最近の健康ブームもありまして、中島の中に入っていろいろなものを楽しんでいただくお客様がふえてきていると思います。その中で、森林博物館というものが時代に合っているかというご質問だと思うのですけれども、なかなか厳しい状況でございます。2008年に一度、大規模にクリーニングはしてございますけれども、正面には、議員ご承知のとおり、中島にいるはずのない熊の剝製から始まっておりまして、いないものがたくさんあると。もちろん、これは最終的には、貴重な昆虫標本といいますか、ラテン語で書かれた正式なものがございますけれども、これらについても劣化が著しいということです。専門家に見ていただいているところもございまして、これについては、修復可能というアドバイスをいただいおります。したがって、今、千葉議員がおっしゃったとおり、また先ほど町長もおっしゃいましたけれども、役目を果たしたものという部分では、まだ必要あるのか、皆さんから広く意見を聞いて検討していかなければならないというふうに考えてございます。

議員の質問 5番 千葉薫

これから協議会で検討されていくのだろうというふうに思います。今お話を受けた感じの中では、博物館が役目を終えたのかというような感触もあったりするところでございますけれども、行ったときには、昭和30年代の貴重な昆虫類があり、大変貴重でここにしかないのだというお話を承りました。それから、ずっと置きっ放し、やりっ放しにしているものですから、そこにいた方に言わせれば、ここに縄文土器を置いたらいいのではないかと。箱根のお土産になる寄せ木細工のものが置いてあって、小田原の方が来てそれを見て、懐かしい、なぜここにこんなものがあるのかといって、姉妹都市だからと説明をしたら、なるほど、うれしいなと言って帰られたそうです。でも、そのせっかくの箱根のお土産も古くなって、全然手つかずで置いてあるわけです。そんなものがずっとつながって終わっているということです。その間、観光客の方々にずっとそのような格好で見られているということで、大変残念なことだと思います。改築は無理でも、今、留辺蘂の温根湯温泉の山の水族館は大変好評を得て、今はちょっと落ちついたかもしれませんけれども、そういった施設で人を呼ぶ、そのようなこともやっています。また、最近は、室蘭の水族館でも、新しい生き物を入れてまた人を呼んでいます。そのような工夫を凝らして、その施設を目当てにお客様を呼ぶようなこともやっているような気がします。代表的なのは旭山動物園だと思います。そんな格好で、施設も一部手直しをしながら、そういったものを入れることによって、先ほど担当課長が言われたとおり、熊がいないのに熊があると言いますけれども、あるものを入れればいいわけです。森林博物館は、太古の昔の森林だというふうに売っていけばいいわけですし、パワースポットだということで売ってもいいわけです。そういう施設がなくなるというのは大変寂しいことでもありますし、環境省はうるさいので、なくなってしまったら二度と建たないだろうと思います。改修ならできるだろうというような話もあるわけでございます。その辺のところは、今後の様子を見ながらというふうになるのかもしれませんけれども、もう一度、その辺の方向性、今の思いをお聞きしたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

今、千葉議員がおっしゃいました森林博物館の件でございます。皆さんご存じのとおりでございますけれども、あそこの土地は誰が所有しているかといいますと、林野庁でございます。また、環境省は、国立公園の第1種特別地域に指定してございまして、あそこの管理計画が平成22年に改正されて存在してございます。特に厳しい地域でございまして、改定版で、洞爺湖町に森林博物館が設置されているが、施設、展示物等の老朽化が著しい。今後、現状の機能を維持しながら再整備を検討するという形で環境省として基本的な考え方が示されてございます。しかし、これに対する正確な補助制度、助成制度等が示されているものではございません。町単独で建てかえるということについては、財政的に大変厳しい状況だというふうに私どもは判断してございます。町としても、あの森林博物館以外にも、町のトイレがございまして、これも老朽化してございます。また、民間企業の売店、体験施設等もございます。これらのものも含めて、中島全体のあり方について関係省庁と協議していってどうしていくかということを進めて、まちづくりを進めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

議員の質問 5番 千葉薫

その施設の利活用検討委員会のご審議のほどを聞きしながら進めてまいりたいと思いますが、ほかにも施設はたくさんあるわけでございますから、他町から来られる観光客の方々に恥ずかしくない施設整備を望みたいというふうに希望を添えて1件目は終わりたいというふうに思います。

出典:洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月25日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる