洞爺湖町議会 平成27年9月会議 2015年9月24日
若者が生涯学習をするための環境づくりと研修事業等を推し進める考え
2015年9月24日、洞爺湖町議会の一般質問で、大西智議員が「若者が生涯学習をするための環境づくりと研修事業等を推し進める考え」について質問し、社会教育課長 永井宗雄、教育長 綱島勉、農業振興課長 杉上繁雄、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 大西智 議員
- 答えた人
- 社会教育課長 永井宗雄、教育長 綱島勉、農業振興課長 杉上繁雄、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 12番 大西智
続きまして、2番目の質問に移らせていただきたいと思います。若者が生涯学習をするための環境づくりと研修事業等を推し進める考えはないのかという質問なのですけれども、この件名の中で、社会教育についての中での質問なのですけれども、生涯学習の中の社会教育ということで理解していただきながら、質問させていただきたいと思います。生涯学習の部分におきましては大変広い意味合いがあるというか、自分自身や生活を充実させたり、学んだことを生かして活力ある地域や社会をつくるなど、個人のためにも、社会のためにも大切なものかなと私は思っております。一人一人が自発的に医師に基づいて必要に応じて自己に適した手段、方法を選んで生涯を通じて行う、それが生涯学習活動だと思っております。大変難しい言い方をしてしまうのですけれども、自分の意思の中でいろいろなことができる、そして、しようということが生涯学習というふうに私は捉えております。その中で、町の教育行政として若者が生涯学習をするための環境づくりとして研修事業等などを推し進める考えという部分があるのか、ないのか、また、あるのであればどういった部分で考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)
生涯学習の推進に当たりましては、洞爺湖町社会教育中期計画におけます社会教育推進目標を基本といたしまして町民一人一人が豊かな生涯を送るためにみずからが学んで学習ができますよう、また、生涯を通じて健康で文化的な生活ができますよう、生涯学習体制の整備を進めているところでございます。とりわけ、若者層につきましては、多様な体験活動を通じまして社会性や主体性を身につけることや、地域ぐるみで少年の健全育成に努め、また、地域の一員としての自覚を持ち、社会参加やリーダー養成を推し進めてまいります。教育委員会といたしましても、青年団体などが地域において事業展開をしております各種事業に対しまして、協力や実施による事業内容の見直し、あるいは事業統合によりまして、参加者や施設利用者の増加に向けて成果を上げられるよう取り組みを行っております。今後におきましても、社会教育、体育、文化の振興を柱といたしまして、さまざまな学習の機会を提供できますよう、町内の学習資源を活用した事業を展開し、豊かな人間性の育成など、時代を超えても変わらない大切なものをしっかりと次世代に継承していける体制と環境づくりを目指しまして、また、交流事業や体験事業を通しての人材育成が人づくり、さらにはまちづくりにつながりますよう各関係機関との連携、協力を図りながら取り進めてまいります。
議員の質問 12番 大西智
生涯学習と一言で言っても、先ほどもお話ししたように、幅が広くて、どのような取り組みが生涯学習なのか、本当にわかりづらいものかと思っておりますし、人が生涯にわたって学ぶこと、また、乳幼児期から高齢期まで生涯のあらゆる時期に行われる学習活動であって、全てが生涯学習なのかなと思うものです。今の答弁におかれましては、若い人たちにおいては、多様な体験活動の中で社会性や主体性等々を身につけるために手助けをしていただいております。また、各種の事業展開などに取り組んでいるという部分では、本当にいろいろな形で行われているということで理解はできました。ただ、若者の研修事業につきましては、何とか充実していただきたいという思いがあります。先ほど、課長のほうからも答弁があった中で、これからの洞爺湖町を背負って立っていく若い方々に、若いときにしか経験できないこと、聞くこと、見ること、触れること、そのときのその時代にしか経験できないことを経験することによって、いずれは宝となりまして、いずれかは洞爺湖町の発展につながっていくのかなと思います。これは、私が言う研修事業ということで理解をしていただきたいのですけれども、ただ洞爺湖町の中に人が集まって研修するという事業ではなくて、若者がもっと広い世界に向かって飛び出せるような研修事業を願うところなのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
町の答え 社会教育課長 永井宗雄(社会教育課長は2018年12月まで)
研修におけます人材育成等につきましては、社会教育との関連が大変強いものであると私は思ってございます。既存の制度における研修制度におきましては関係団体などに引き続き働きかけを行ってまいりますが、これからの洞爺湖町を背負って立つ全ての若者を対象に自主性あるいは専門性を生かし、それを求めていくような研修制度の確立となりますと大変大きな課題でありまして、また、社会教育の枠組みを超えるものになるとも思われますので、今後、関係部署などを交えまして検討課題として考えてまいりたいと思います。
議員の質問 12番 大西智
社会教育の枠組みを超えるのではないかという課長の答弁だったのですけれども、超えた中で考えていく部分の考え方をお聞きしたいのです。
町の答え 教育長 綱島勉(教育長は2016年5月まで)
今、議員からの提案といいますか、若者に対する人材育成も含めて、今、社会教育で担っている部分は、主として町内的なあらゆる機会で、若者だけではないですけれども、洞爺湖町を担う方々も含めまして、あらゆる機会を提供するということで研修会、体験学習も小学生から高齢者までという形で進んでおりますし、前にもご質問をいただいた中でも、次の時代の町を担う若者に対する研修の機会といいますか、リーダー養成というご提案もいただいていまして、先ほど課長から答弁を申し上げましたが、平成25年度には1人のリーダー研修、これは全道的な組織として2回に分けて、年齢的には35歳未満の方を対象にして研修会が実施されます。ただし、平成26年も対象の方にいろいろお声かけをしたりして研修に参加いただくように図ったわけですけれども、残念ながら、参加される方がいらっしゃらなかった。27年度についても、これからですので、引き続き、そういうあらゆる機会に、町内的な経験、体験だけではなくて、全道的ないろいろな職業も含めて参加される機会に町内からそういう方々に参加していただきたく努力を進めたいというふうに思います。もう一点、大西議員から今お話があるのには、研修会という形ではなくて、いろいろな職業を超えた中での自己研修といいますか、それを町として助成をというニュアンスも含めてというふうに受けとめたところでございます。過去には、それぞれのまちにそういう対象者の方々がそれなりに行っていた時代には、自治体が一部助成をして研修に送り出したということもございます。最近は、当町も含めてなかなか難しい時代だという背景もございますけれども、少子化により町内的に次の時代を担う方々が少ない、洞爺湖町にしてもそういう時代背景もございますし、なおさら人材育成の面で、あらゆる機会でそういう研修の機会といいますか、多分、職業的な中では、例えば第1次産業ですと繁忙期以外に集団なり個別の研修も実施されていると思っております。町としても、職業に限らず、町が一定の研修の機会を支援するということの必要性も十分認識しておりますので、町内的にもう少し検討をさせていただきたいというふうに思っております。
議員の質問 12番 大西智
こういった研修事業に関しては、本当にすぐ目に見えてあらわれるものではないと思っております。10年、20年、30年と時がたつにつれて結果が出てくる。だから、なおさら、すぐに結果が見えないだけに、そういった取り組みに関してはなかなか難しい部分なのかなと自分は思っておりますけれども、ぜひ、まちづくりは人づくりという思いから、これからも積極的に若い人たちの研修事業等々を考えていただきながら進めていただければと思います。生涯学習という部分に関しては、限りなく自己に適した手段とか方法をみずから選びながらやっていくということで、先ほどもお話しさせてもらったのですけれども、行政として生涯学習を振興するに当たって、研修事業という部分であれば社会教育になるのか、いずれにしても、振興するに当たって、どの分野をどのように対象にするのかを十分検討するとともに、今後の生涯学習振興行政というものが重要な課題なのかなと思っております。何とかその辺をしっかり受けとめていただきながら進めさせていただきたいと思います。それでは、2番目の項目の質問に移らせていただきたいなと思います。2番目に、農業、畜産業の振興対策についてお伺いしたいと思っております。近年、農協、畜産業においては大変厳しい環境が続いているわけですけれども、個々の事業主や各組織の努力、または洞爺湖町からのJAとうや湖への事業支援等で、農業、畜産業においては、先を見ながら、前向きな考え方ができるような状況になっているなと思います。今年度に事業化されました多面的事業の部分についてお聞きしたいのですけれども、多面的支払い交付金事業で、農業、農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るため、地域の共同活動にかかわる支援を行うということが事業の内容なのですけれども、今年度、事業に取り組まれた部分について、現在の状況をまずお聞きしたいなと思います。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
本年度から取り組んでおります多面的機能支払い事業の現在の状況でございますけれども、活動組織としましては、高台地区の4地区で行われている実態でございます。詳細について個別に説明したいと思います。まず、花和地区につきましては、構成員12名、農地面積が374.83ヘクタール、事業費が363万4,000円となっております。大原地区につきましては、構成員17名、面積が618.16ヘクタール、事業費が896万6,000円、成香地区におきましては、構成員41名、面積が291.89ヘクタール、事業費が372万7,000円、香川地区におきましては、構成員23名、面積が362.73ヘクタール、事業費が527万3,000円となっておりまして、合計で93名の方がこの事業に取り組んでおりまして、農地の総面積が1647.61ヘクタールとなっておりまして、事業費の総額は2,160万円ということで現在取り組んでいる状況でございます。主な活動につきましては、農地のり面の草刈りですとか、農作業道の路面維持活動、植栽等によります景観形成事業等に取り組み、農地の多面的機能の維持を図るために取り組んでいる状況でございます。
議員の質問 12番 大西智
今、多面的事業に関しての今年度の現状を聞いたのですけれども、大変多くの方々が参加された中で、また、組織がつくられた中で、より多くの事業の達成といいますか、効果があらわれてくるのかなと感じております。ただ、今、事業内容等々を含めて自分が知り得る限りでは、多面的事業でできる活動とできない活動がありまして、大きな部分で町側からいろいろな形で事業に対して補助をいただいているのですけれども、活動自体ができる部分とできない部分があるわけです。それは、これまで町が農業政策の中で行われてきた事業が今年度になくなったり、前年度になくなったりしてのかわりとして多面的事業という意味合いなのかなと思っています。ただ、できる、できないという部分がありますので、特に洞爺湖町の農業に関して言えば、ブランド的にYES!cleanといった思いなどが皆さんの気持ちの中にはあるかと思います。その辺をどういうふうに考えておられるのか、お聞きしたいなと思います。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
YES!cleanに対します思いにつきましては、農業の原点となる土づくりを進め、農薬や化学肥料を削減し、有機資材などを活用し、安全・安心でおいしい農作物が安定的に生産されることにより、本物や健康志向といった消費者ニーズに応える農業が現在行われているというふうに思っております。
議員の質問 12番 大西智
それでは、多面的事業の中でYES!cleanに取り組む項目はございますか。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
この事業の中では、特に景観育成事業につきまして、土砂流出防止のための緑肥ですとか、ひまわり等といった作物を植えることによって農地の維持を図っていくという部分で事業が行われることになっております。
議員の質問 12番 大西智
答弁ではちょっとわかりづらい部分なのですけれども、YES!cleanにかかわる部分での事業内容、事業メニューは私自身はないような気がしていました。多面的事業に組織として加入している、加入していないという部分での農業、畜産業の方々の声への対応ですね。やっぱり、それに加入しないとこの事業の交付金が来ない、あくまでも事業に参加しないと出ないということで、は私もよく聞かされることなのですけれども、地域性とか、農業のあり方によって今回の多面的事業に組織として加入できない農業者は数多くおられるわけですけれども、そういった人たちの声というものをこれからどういうふうに考えていくのか、また、これまで行われてきた事業の成果によって、結果としても見直しをしていく必要があるのかなと思っております。やはり、今までやってきた事業をこれに置きかえてという考え方ではなく、町として農業振興策をどのようにしっかり考えていくのか、事業に乗っかることが振興なのかという部分もあるのでしょうけれども、それよりももっと前向きな独自の農業振興策を私は考えていただきたいなと思うのです。前向きなそういう施策という考えがありましたらお聞きしたいと思います。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
多面的機能支払い事業につきましては、補助要件におきまして、対象となる農地が農振・農用地域の中の農用地に限られている地区として、ある程度まとまった人数と面積が必要となっております。そのことから、町内の全ての地域で取り組めないといった状況も現実的にはございます。本年度の農業振興支援事業の見直し状況でございますが、まず一つ目に、農業用廃プラスチック資源リサイクル事業につきましては、町としまして4年間の助成を行ってきており、事業効果があったものと考え、本年度から生分解性マルチ普及拡大事業に事業内容を変更して、農業者の労働力の軽減と収益性の高い作物への生産拡大につなげていきたいというふうに考えております。また、ゲリラ豪雨等により被害を受けた耕作道の復旧に係る砕石の支給支援につきましては、特に要望の多かった高台地区において多面的機能支払い事業において耕作道の整備が可能となります。さらに、ユウキあるクリーン農業推進事業につきましては、長期にわたり助成をしてきておりましたが、その中で多くの農業者に利用されるようになっております。このことにつきましても、事業効果があったものと考え、その事業を廃止させていただきました。補助事業につきましては、町として3年間を原則として支援していく考えで取り組んでおりますので、ご理解いただければと思いますが、これからも農業振興に係る効果的な施策について、限られた予算ではございますが、農業者の声に耳を傾け、取り組んでまいりたいと考えております。
議員の質問 12番 大西智
よくわかりました。農業者の声にしっかりと耳を傾けて、前向きな考え方で進めていただければと思います。次の質問に移りたいと思います。次に、産業団体でもあるJAとうや湖とのかかわりについてご質問させていただきたいと思います。農業振興課として、また、町として農協とのかかわりをどのように考えているのか、特に日ごろの情報交換を密に行われているのかをお聞きしたいと思います。何といっても、日ごろの意見交換が農業の情報を的確に知り得ることにつながる気がしております。今、どのようなことが起きているのか、どのような声があるのか、困っていることは何なのか等々、近い関係でいつも農業振興課が農業振興に役に立つような、そういう思いでいるわけなのですけれども、その辺のJAとうや湖との関係をお聞きしたいのです。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
町と農協との関係でございますけれども、現在、洞爺湖町、それから、洞爺湖農協、農業改良普及センター、農業委員会の4者で、洞爺湖町営農対策懇談会を年3回実施しております。その中で、現在抱えている問題等について協議したり、情報交換を行っております。今後は、町のほうから、私や担当者も含めて、今まで以上に農協との情報交換等の機会をふやし、農業振興に係る各種施策に対して円滑に取り組むことができるよう努めてまいりたいと考えております。
議員の質問 12番 大西智
今の答弁では、年3回ほどの定期的な懇談ということなのですけれども、私が申し上げたいのは、定期的な年3回の懇談ではなく、やはり、日ごろから足を運んでいろいろな情報を得る、きちんとした考え方で進めていこうという前向きな姿勢を私は望んでおります。どうか、今、課長が申し上げたように、しっかりと農協と懇談をしていただいて、いい環境が得られることを願うところです。農協からの情報、意見交換、そういう環境づくりをしていってほしいです。そして、先ほども申しましたように、積極的に取り組むことが大事なのではないかなと私は思っております。情報交換という部分では、農協以外、農業に関する部分での情報を農業振興課としてはどういった形で得ているのか、その辺をまず聞きたいのです。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
農協以外での農業の情報を得る環境づくりということですけれども、現在、農業者が大半を占めるある地区における例でございますが、町政懇談会を前にしまして、その地域に足を運んで、その地域で抱える要望や質問事項について膝を交えて懇談する機会がありますが、今後、そのような地区をふやしていく環境づくりにこれから努めていきたいというふうに考えておりまして、その中でいろいろな農業に係るご意見を伺っていきたいなというふうに思っております。
議員の質問 12番 大西智
今、答弁があったように、日ごろの近い関係を大切にすることを大事にしていただいて、農畜産の振興に対しまして積極的に取り組むとともに、情報発信につながることを期待したいなと思っております。ぜひしっかりとやっていただければなと思います。次に、最後の質問に行きたいと思います。洞爺湖町として農業をどのように計画的に考えていくのかというのが質問の趣旨なのですけれども、洞爺湖町のまちづくり総合計画の平成25年基本計画修正版の中に、多くの農業の主要施策が掲げられております。その一つとして、生産性、収益性の高い農業の推進があります。そして、その中には、高収益作物である野菜など、新規作物導入や施設の整備を図り、経営の安定に努めます、そういった施策を打ち出しているわけなのですけれども、農業の主要施策としては、この辺は大変重要な部分なのかなと思っております。これは、施策の中のほんの一部なのですけれども、これら多くの施策を年次的にどのような計画で、具体的にどういうふうに進めていくのか、その辺をお聞きしたいと思います。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
洞爺湖町まちづくり総合計画に掲げられている各種施策に係りますこれまでの取り組み状況ですが、生産性の向上のための基盤整備事業につきましては、国の補助事業を受けまして、暗渠排水の整備事業等を平成24年度から平成28年度までの予定で実施してきております。施設整備事業につきましては、北海道が事業主体となり、畑地かんがい整備モデル事業を成香地区において平成26年度から5年計画で実施をしており、畑かんのポンプのオーバーホールと電気設備の更新を平成27年、28年において実施する予定です。さらに、平成24年度に長芋選別機の導入、平成25年度にスチールコンテナの購入、小麦乾燥施設の導入に当たり、国の補助に町費を上乗せして実施してきております。また、土壌分析機の導入、さらに、小麦の収穫期のリース事業にも取り組んでまいりました。有害鳥獣捕獲対策につきましては、平成23年度から専任の捕獲嘱託職員を雇用し、農作物等の被害防止に努めており、被害状況も減少している現状でございます。また、捕獲につきましては、本年途中から正職員として採用いたしましたので、今後も被害防止活動をさらに推進していきたいと考えております。担い手の育成と確保につきましては、婚活事業を実施し、ことしで3年目となりますが、この事業の実施により数組のカップルが誕生しており、大変喜ばしいことと思っております。また、若手農業者を対象とした勉強会の開催や、ACとうやに対する活動費の支援を行ってきております。これまで取り組んできた農業振興施策に係る一部の紹介ではございますが、そのほかの施策についても取り残しのないよう、今後、進めていきたいと考えております。
議員の質問 12番 大西智
今、取り組まれてきている部分を課長のほうから答弁があったわけですけれども、町は、本当にいろいろな形で農業施策に対してしっかり取り組んできてくれているなという思いが私の中にはあります。ただ、まだまだ多くの施策があるわけで、それに対してしっかりと取り組んでいただきたい。洞爺湖町まちづくり総合計画は大変すばらしいものです。私は一つ一つ読ませていただきましたけれども、これが全部実現できたら本当にいいまちづくりになるなと、そのような思いで改めて読ませてもらいました。どうか、この施策の邁進に向けて努力していただきたいと思いますし、各施策の中で、推進します、努めます、講じますといった文章表現があるわけなのですけれども、全ての施策を実現するという思いの中で、ぜひ実現してほしいのですが、そういう取り組みを頑張って進めていっていただきたいなと思います。一つの施策の中で、畜産振興の部分でお聞きしたいと思います。畜産振興の中で、地域一貫生産の体制整備という施策があるわけですけれども、ブランド化に努める、要は、畜産振興の中でブランド化、体制整備に努めるという施策なのですが、そういう部分で、今、ある酪農家で、体制整備の中で、高収益型畜産体制構築事業と言うのですけれども、畜産クラスター事業に取り組みたいという方がおります。この取り組みに当たって、組織をつくらなければその事業をとり行えないということで、どうか、町として、または、農協等を含めて協議しながら協議会を設立できないのかという声が大きく上がっているわけなのですけれども、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。
町の答え 農業振興課長 杉上繁雄(農業振興課長は2017年3月まで)
畜産クラスター事業につきましては、現在、豊浦町を対象地域とした洞爺湖地域畜産クラスター協議会が本年3月に設立しております。議員がおっしゃいますように、町内の畜産農家で事業実施を希望する声がありますので、洞爺湖農協としっかり連携を図り、畜産農家の意向を把握しながら協議会の設立と計画策定に取り組んでまいります。
議員の質問 12番 大西智
ぜひ、農協とも協議していただきながら、積極的な、前向きな姿勢でこの協議会設立に向かって頑張っていただきたいと思います。最後の質問になるかと思うのですけれども、先ほど質問させていただきました農業主要施策を進める再度の質問になるかなと思うのですが、例えばの話で、農業の主要施策または各産業のいろいろな主要施策があるのですけれども、それを実現するため、各産業団体のトップの方々の会議、異業種間のトップの方々が年数回話し合えるような場を考えていけないものなのか。これは町主導でということなのですけれども、なぜそういう質問をするかというと、異業種の方がいろいろな声を出すことによって、各産業の方が思いつかない発想とか、思いつかないことが本当に多く出るときがあります。私ごとで申しわけないのですけれども、今、農業をやっていまして、私が出た高校は普通科です。農業をやっている人はほとんどいません。ただ、高校を卒業した後、そういった友達と農業のお話をすると、私には思いつかない、わからなかったこと、本当に自分の農業のためになるような、そういう違った発想の声が私に返ってきます。これは自分の経験談で大変申しわけないのですけれども、それが行政に当てはまるか、各産業団体に当てはまるかということは別にしても、どうにかそういった前向きな考え方で各産業団体のそういう組織をつくって、町主導で年数回の会議ができるか、できないか、その辺について、最後に真屋町長にお聞きしながら、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
異業種間交流の関係かなというふうに思いますが、私も、観光振興課長時代に、今から約十五、六年前だと思いましたけれども、異業種間交流ということで、農業の若い方、漁業の若い方、商業の若い方、観光の若い方々と、ちょうどうちの鈴木課長が当時係長でおりましたので、文化センターの会議室で夜の10時、11時まで、相当白熱した論議を何回もやらせてもらった記憶があります。そして、会議を何回かやっているうちに、今まで主張していた方も若干折れたとか、なかなかいい場面に最終的にはいったかなというふうに思いました。何とかこれで今までできなかったことがようやっと実現できるかなと思いました。次の日の朝早く役所に出てから電話がありました。きのうはあそこで論議したのだけれども、やっぱり会社に帰ってきたら無理だと言われた。ある意味、ほとんどの方からそういう返答が来て、やっている事務方または担当者レベルでは非常に燃え上がったものがあったのですが、いざトップの方に相談してみると、それぞれそんなものできるわけがないだろうということで結果的には終わってしまった経緯がありました。それからしばらくしまして、今、地域にいい農作物あるいは海産物があるので、大消費店の洞爺湖温泉街があるということから、地場のものを使っていただいて、来ていただいたお客様に喜んでいただけるようなお料理を提供すると。それで単価が若干高くなったにしても、お客様にはきっと満足感を与えるだろうということで、若いなりにそれぞれ青くさい話をさせてもらっていたわけでございますけれども、当時の洞爺湖温泉街は、2大勢力と言ったらおかしいのですが、コストを求める企業が余りにも多かったということで、話が途中途中で頓挫してしまった経緯がございました。今ご指摘の農業、漁業、観光、商業等々のトップの方が年に何回か話し合いができる場を何とか提案できないかという話でございますが、時代も相当変わりました。今のトップの方々も大分若返っておりますので、何とかそれらに町としてお力添えができるよう最大限の努力をしてみたいというふうに思っております。とにもかくにも、地場にはすばらしいすぐれた産品がございます。それを地場の人の手、この土地の空気に触れて、この土地の雰囲気の中で食べるものこそおいしいものはないなと思っておりますので、そういうものを本当に実現できれば、この地域はますます発展できるだろうというふうにも思っておりますし、何とかそれらに力添えをできるような努力を重ねていきたいなと思っております。
議員の質問 12番 大西智
以上で私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。