みんなの議会

洞爺湖町議会 平成27年6月会議 2015年6月17日

躍動感あふれる洞爺湖創生について

2015年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「躍動感あふれる洞爺湖創生について」質問し、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春、建設課長 八反田稔、健康福祉課長 皆見亨が答えました。

聞いた人
越前谷邦夫 議員
答えた人
企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春、建設課長 八反田稔、健康福祉課長 皆見亨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

2番、越前谷でございます。これから、一般質問をさせていただきます。毎回申し上げておりますけれども、一般質問というのは政策論争の場でございます。したがって、大局的に質問させていただきたいなと思っておりますが、きょうは、若干やわらかく、きめ細かく質問させていただきますので、できるだけ軌道修正しながら質問させていただきたいと思うわけであります。議長にお願い申し上げますが、実は、通告の(2)の①と③は、時間の関係上、9月の定例議会で質問させていただきたいと思いますので、その点、ご理解とご了承を賜りたいと思うわけであります。それでは、まず最初に、躍動感あふれる洞爺湖創生についてお伺いをいたします。(1)の民間の有識者らでつくる日本創成会議から、消滅可能性都市として、洞爺湖町は全国で91番目に挙げられました。子供たちにも、ふるさとを誇りに思えるような地域社会というものを創生しなければならない、建立させなければならない、あるいはまた、提供していく責務があるかと思います。その打開策と展望についてお伺いを申し上げたいと思うわけであります。今、全国の市町村の数は幾らでしょうか。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

1,742かと思います。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

それは間違っております。平成26年度の4月1日現在で1,718自治体であります。振り返ってみると、平成の合併に入る前には3,232の自治体がありました。3,232の自治体があったわけでありますけれども、現在では、先ほど申し上げましたように、平成26年4月1日現在では1,718自治体となっています。その中で、有識者らでつくる日本創成会議では、約896の自治体に消滅可能性があるということになっております。これは言うまでもなく、2040年までの推計であります。したがって、あと25年あるわけでありますけれども、いわゆる822自治体よりも残らなくなるという試算であります。私は、この報道を見て、非常に情けない思いをしました。悔しい思いもしました。昭和58年から町議会議員として行政に参画していた者として、洞爺湖町が消滅可能性都市のワースト100位以内に入っているというまちづくりを進めてきたのかなと思うと、非常に責任を痛感しているところであります。消滅可能性のワースト100に挙げられた道内の自治体の中で、全国順位の4位は奥尻町、そして、この近郊では、壮瞥町が60番目ということになっておるわけであります。都道府県別に申し上げますが、北海道はどのくらいの自治体がワースト100位以内に入っているのかというと、27自治体でございます。私どもは、民間の日本創成会議といえども、かつて、元総務大臣であった増田さんが座長になって、こういう展望、方向、推移というものを明らかにしたわけでありますから、これには官民一体となって、腰を上げて、汗を流して、先ほど申し上げましたように、21世紀を担う子供たちにしっかりとした地域社会を建立して提供していかなければならない、いわゆるピンチをチャンスにという受けとめ方で、これからまちづくりを積極的に進めていかなければいけないと思うわけでありますが、今、洞爺湖町においても、例えば、まち・ひと・しごと創生有識者会議も発足しまして、第1回目の会議も終わって、座長も決まったということでございますけれども、それ以降も含めて、現段階の実態状況、まち・ひと・しごと創生地方版をつくる、その作業も含めて現在の実態を明らかにしていただきたいなと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

まち・ひと・しごと創生有識者会議でございますが、5月14日から1回目の会議を行いまして、23名の委員の中で討論等をしていく予定となっております。1回目につきましては、まず、今の地方創生に関する内容等を説明させていただいたところでありまして、来週24日に2回目の会議を開催していこうと思っています。2回目の会議の議題の中では、23名出ている委員の中でそれぞれが考えている将来像、また、今思っていることをお話ししていただいて、その部分をまとめていきたいということになっております。また、今までの間に、10日になりますけれども、住民の方々へ、今、地方創生に伴うアンケートを送っているところでございます。こうした部分も回収して、近況調査、また、今、人口ビジョンの数値等も上げております。そうした部分をベースにして、これから政策の中で内容等をつくり上げていきたいと考えております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今現在の地方版作成に向けての作業等々を含めて、アンケート等々も含めて担当課長から説明があったわけでありますけれども、私は、重箱の隅をつつくような質問はしたくないのですけれども、どうしても2回も3回も続くと、言わざるを得ない。それというのも、アンケートのあり方であります。ご承知かと思いますけれども、きょう、この会場にいる方々もアンケートが手元に届いただろうと思います。このアンケートの内容を見て私は驚いた部分がございます。それというのも、アンケートの中では、今の人口減少あるいは少子化というのは全国共通の課題であるわけでありますけれども、まさに2060年までには三千何がしで洞爺湖町は消滅をするということになっているわけであります。2060年には、現在からさらに6,500人減少し、3,092名になるということで、45年先まで推計をとっているのです。これは一体どういうことなのか。それから、これを受けまして、洞爺湖町の人口の現状と将来の展望を提示する地方人口ビジョン及び地方版総合戦略を策定する運びになりました。この文章をしっかりと思い浮かべていただきたいのですが、45年先まで推計したのはどこなのですか。あわせて、これを受けましてということは、どこから受けたのですか。担当課長、お願いいたします。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

今の2060年に3,092名になるという人口の推計でございます。社人研のほうで、現在、洞爺湖町においての出生率をベースにいたしております。洞爺湖町においては出生率が1.21ということで、北海道の1.41を下回る中で、45年後には3,092名という推計が出ているところでございます。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今の担当課長も随分やっていることは十分認めます。随分努力されているなということも認めるのですが、私は、真屋町政が誕生してから今まで、非常に一生懸命努力をされているということは評価しておる一人であるわけであります。幾ら理事者が長期ビジョンというものを打ち出しながら、一歩一歩、その展望に前進できるような努力をされていることは理解できるのですけれども、実際の事務方がこれでいいのかなということを申し上げたいと思います。それは、人口減少もしかりでありますけれども、この封筒を見ましたか。チェックしましたか。洞爺湖町の栄町の郵便番号は049-5690ですか。(発言する者あり)役場ですか。役場ということでこの郵便番号をとっているのですか。済みません。そうだとすれば、それを自分は理解できなかったです。通常、一般の住民の方々も、郵便番号というのは、049-56-04ではないかという思いを持つのは普通ではないかと思うのです。自分だけなのだろうか。今、議員の仲間から5690は役場の番号だと言われたけれども、そうだとすれば、そのように提示してもよかったのではないですか。やっぱり、何を言おうとしているかというと、これから5年先、10年先の地方版のビジョンをつくり上げようとしているときに、住民が全く理解できないような郵便番号でいいのかなということなのです。それとあわせて、住民の方々は、役場のアンケートの内容を見ても余り理解できない部分が多いのではないかと思うのです。特に高齢者の方々です。調査の実施機関は日本データサービス株式会社で、ここに丸投げでしょう。担当課が、一生懸命、洞爺湖町にふさわしい意見を吸収するために、いろいろな方策、施策の中ででき上がった内容ではないのではないでしょうか。よく見てください。例えば、観光に対しては、どのような観光がふさわしいかとか、ジオパークがどうとかと書いています。ふだん、理事者は、観光と食でもまちづくりを進めたいという熱意を語っております。しかしながら、この文書の中では、農業一つ出てこない、漁業一つ出てこない、洞爺湖町にはいろいろな基幹産業があるでしょう。観光だけのことですよ。あわせて、順不同ですけれども、資料がどこに行ったか見当たらないのですが、今の人口減少で45年先には3,009人でいいと思いますか。こういうアンケートというのは、私自身は理解できない。皆さんは理解できるかもわかりませんけれども。なぜ、5年先、10年先、場合によっては日本創成会議の中でも言っているように、2040年までを出さないのですか。それが45年先まで出しているということは、このデータのサービス会社に丸投げしているからそうなのではないですか。地元の住民から吸い上げるアンケートの内容というのは、洞爺湖町の職員が主体性を持っていろいろな地域の特性を吸収するという中で住民がどのような生活を望んでいるのかということを考えれば、もう少しアンケートの方法論があったのではないかと思うのです。重箱の隅をつつくような質問で大変恐縮に思いますけれども、その辺、理事者はどのような見解を持つのでしょうか。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

今回、地方創生に関するアンケートの部分でございます。まず一つは、2060年と設定させていただいた部分に関しまして、北海道も骨子を出しているところです。そうした中で、北海道の2060年までの設計ということで出している中で、洞爺湖町においても道との連携を図るという中で、2060年の推計の中でデータ等をまとめていきたいと考えております。そうした中では、北海道においては、最終的には出生率2.07に持っていきたい、それに関する事業を、今後、とり行っていくという形の中でつくっていますので、そうした部分で2060年ということで出しております。また、10日に住民の皆さんに回覧を通じて全戸配付しております洞爺湖町の住民に対するアンケートであります。この中のまず第1は、経済や雇用に関して答えていただきたいということです。あとは、やはり出生率の部分でありまして、今後、ここで暮らしていく中で、結婚または出産、子育てが安心してできるところになるにはという部分での問いを出させていただいているところでございます。また、高齢者の方々も、今は38.4%の高齢化社会になっていますけれども、今後、今以上に高齢化していく中で、こういう地域はシニアの方々が活発に活動していただく機会をつくっていかなければいけないという中で、そういうアンケートを出したつもりでございます。そのほかに、洞爺湖町の観光事業、また、広域という部分で出させていただいておりますが、そうした中では丸投げということは全く考えておりません。うちの職員、また、いろいろな方々からご意見を聞いて、まとめてアンケートをつくったところでございます。そうしたことで、洞爺湖町としてのご意見をいただくためにつくり上げたアンケートと考えてございます。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、地方創生の会議が国内にありまして、その座長をしておられました増田先生の本を私も買い求めまして読ませていただきました。今、議員がおっしゃるように、私どもの町はいずれは消滅するというふうな内容でございますけれども、決してそのようなことにはならないようにしていくのが行政運営で、また、地域住民の方々のご協力であって、決してそういうふうなものにはしていきたくないし、いかせないというつもりで行政運営に励んでいきたいというふうに思っております。また、今、担当課長のほうから答弁しましたが、業者にある意味丸投げのアンケート調査ではないかということでございます。できるだけ町内の事情をよく入れた内容にということで、それぞれ職員は頑張ってくれたのかなというふうに思っておりますが、なお行き届かないところがあれば、また住民の皆さんにわかりやすいようなものに説明をしていかなければならないと思っておりますけれども、いかんせん、特にアンケートについては、私も日ごろ思っているのですが、行政用語というのは非常にわかりにくいです。議員の皆さんは行政用語をよく理解して議会運営をしていただいているわけでございますけれども、一般の方にとってみると、非常にわかりづらい、あるいは、役場の玄関をあけると入りにくいというお声を聞きますが、それは何を隠そう、中身がなかなかよく理解できないという部分があろうかと思います。そこら辺につきましては、今後とも、アンケート調査をやるときには、わかりやすいような、要は、中学生でも読んでわかるような、そういうアンケートにしていかなければならないなと思っておりますので、今後とも、その点については十分気をつけていきたいというふうに考えております。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今、担当課長のおっしゃることを正当化しているような答弁もありました。そこで、私はもう少し掘り下げて伺いたいと思うのですが、単独の独居老人に対して、なぜ調査は2部必要なのですか。1人よりいないところにもです。洞爺湖は約750何がしの独居世帯数であるかと思います。無駄ではありませんか。それから、もう一つは、世帯主様及び家族のうち18歳以上の方1人がご記入願いますとあります。例えば、ご夫婦と18歳以上の方がいたら、18歳以上の方とご夫婦のうちの1人ということになるのですね。全戸配付で2部入れて。どうも、そういうアンケートのあり方というのはいかがなものかなと思うのです。というのも、アンケートでいろいろな意見を吸収しようとするならば、ご夫婦であってもご意見の違う方々もいるのではないですか。いると思うのですよ。その辺はわからないですが、私はそう思うのです。やはり、少なくとも家族全員から伺うと。それから、今、理事者が言われたことで、その辺は非常に共感をするのですが、18歳以下の子供たちでも、中学生でもと言いました。そうなのです。小学生でも中学生でも、これからの洞爺湖町の地域社会のあり方についてはっきり胸を張って答えられるのです。なぜそういう方にアンケートをとらないのですか。今、洞爺湖町の5年先、10年先のまち・ひと・しごとの創生長期ビジョンを打ち出そうとしているときに、なぜ限られた人からのご意見を伺うアンケートなのですか。課長、そういうふうに思うから丸投げではないかと言ったのです。封筒の色を変えて、独居世帯には1部入ったものを渡せばいいのではないですか。違うでしょうか。これから洞爺湖町という地域社会を大きく躍動させていくとすれば、そういうアンケートの方法があるのではないかという疑問を持って質問させていただいておるわけであります。その辺について、理事者から、もう一度、お願い申し上げたいなと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

今回のアンケートの配付については、自治会のほうに協力をいただきまして、回覧という形で全戸配付をさせていただきました。その中には、2部入れて、返信用封筒で行っていただくものとしております。そうした中で、このお宅が独居かどうかということをはっきりと把握できない中で、一つに2部配付しているところでございます。ただ、18歳以上が3名以上いらっしゃるところに関しては、アンケートに一部お答えしていただけない部分があるかと思います。また、今、議員がお話ししておりました18歳以下の方、将来を担う子供たちという部分に関してでありますけれども、この部分は、中学生、高校生に対してアンケート、これで同じではいけないと思っていますので、アンケートをお願いするような形で準備しております。また、洞爺湖温泉に働いていて、寮に入っていて、回覧が回らないところも多くあります。週末にもらったところでは、ホテル、旅館の中には寮に入って働いていらっしゃる方が120人ほどおりましたので、今回、そういう方々へも配付をして、若い人方のご意見をいただくような形で、今、とり行っているところであります。小学生に関しましては、大変申しわけありません。出すべきかどうかというのもありましたけれども、中学生、高校生のアンケートを、今、準備しているところでございます。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

このことばかりやっていると次の質問ができなくなりますので、この辺で割愛させていただきたいと思いますが、今、地方創生が叫ばれているわけであります。国が幾らいい政策をつくっても、やるのは地方であります。したがって、私たちが居住しておる地域は私たちで守っていかなければならない。先ほど理事者が申し上げたように、絶対に消滅するような自治体にさせてはならない、その熱意はこの会場にいる方々はみんな持っているだろうと思います。私たちの地域は自分たちで守らなければならない。しかし、全国いろいろで地方が競争する時代になっております。地方が競争する時代になっておりますから、各地域の自治体の本気度で差が出てくる気がしてなりません。他町村に負けないような長期ビジョンというものを打ち出して、その展望に一歩でも二歩でも近づけていけるように官民一体となって汗を流さなければ、よそのまちに負けてしまう。このことをしっかりと私ども行政に参画している者として、あるいはまた、住民の方々とも三者一体となって取り組んでいかなければならないだろうと思います。私は企画防災課長に厳しい指摘をしていますが、これは㶞咤激励もあります。将来ある方でしょうから、そういうことも含めて申し上げているのですが、一番怖いのは失敗ではないと思っているのです。怖いのは失敗ではない。一番怖いのは、金がない、そういう前例がない、制度がない、そういった理由づけをして何もしないことです。新しいことをするのは、従来にまさる汗を流さなければなりません。労力が必要になってくるだろうと思うのです。しかし、動けば必ず形が出てきます。型が出てきます。したがって、私が真屋町長にお願いしたのは、行政も議会も住民も三者一体となって、これから21世紀を担う子供たちが、このふるさと洞爺湖町を誇りに思えるような、そういう地域社会をつくっていかなければならないと思いますが、最後に、理事者の決意の一端というものをお聞かせ願えればと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、洞爺湖町の人口は9,400人程度でございますが、この9,400人いる現在の人口のうち、そこにお住まいの子供さんが、既に国の経済産業省、厚生労働省、文部科学省、財務局に就職し、中央で大変活躍をしている方がたくさんいるわけでありまして、我が町から出て、国を動かす各省庁でご活躍をされています。立派という言葉が適当なのかどうかわかりませんが、すぐれた官僚が出ております。もともとこの町にはすばらしい土壌があるのだというふうに私も思っておるところでございまして、また、今の小学生、中学生、高校生、将来はこの町をしょっていくであろう子供たちが出てくることを楽しみにしながら、そして、その子供たちにバトンを渡せられるような町にしていかなければならないです。それは、行政に携わっております我々もそうですが、議員諸氏と一緒になってこの町をよりいいものにしていかなければならないなというふうに思っております。東日本大震災以来、国土の中が経済的にも元気度も停滞ぎみというところがございましたけれども、ここ二、三年、やはり、その中に住んでおられる方々が一生懸命頑張って、今日の、また未来につなげられるような町になってきているのかなというふうに思っております。今、私どもの町の基幹産業であります観光産業におきましても、昨年は62万人の方に年間宿泊をしていただいた。また、来ていただいたお客様も、私どもの人口をはるかに超える方々に来ていただいた。住む人口もそうですが、来ていただく不在人口も相当ふえてきている。さらには、農業におきましても、YES!clean農業を中心として、すばらしい農作物を生産している。ホタテにおいても、残念ながら、後継者がちょっと少ないようにも見えますけれども、ホタテの単価が安定して、ここ四、五年のところは恐らく順調な価格設定になるだろうということから、商売のほうもある意味よくいくであろうということで、ここ四、五年はある程度の設計が立ちます。それ以降も継続的に発展していくためには、ここが明るく元気な町になっていかなければならないだろうと。そのための施策を皆さんとともにつくり上げていかなければならない、その覚悟でございますので、議員各位におかれましても、ご支援のほどをよろしくお願いしたいというふうに思っているところでございます。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今、決意の一端を聞かせていただいて、安堵の気持ちにもなりました。やはり、みんなで汗を流していけば、絶対に創生会議の中で消滅する都市から脱却できると思っていますから、そういうことで、みんなで汗を流していかなければならないだろうなと思っております。(2)に入らせていただきます。地域の未来を決める統一地方選挙、とりわけ、洞爺湖町議会議員選挙で私に寄せられた住民の声にどう対応するかが地域創生のヒントになり得るが、その見解を伺いたいということで通告をさせていただきました。その中で、2番目の広場を求める子供たちの声が行政に届いているだろうか、その前進策を伺いたいということで通告させていただきました。選挙期間中、ここにいる当選された方々は、多くの方々がそうであったなという思いになるだろうと思うのですが、私どもが遊説をして歩いていますと、子供たちがよく近寄ってくるのです。私の場合は、特色が強いようで、「なまりの越前谷さん」と言って近づいてくるのです。本町6区周辺でございましたが、輪になってきましたので、今、おじさんたちは、一生懸命、あなた方の地域をよくするために頑張っているのだよ、何か要望はありますかという声を出してみると、学校と同じで、はい、はい、はいということで手を挙げました。そのときに多かった言葉は、広場が欲しいというものでした。小学校3年生の女の子でございました。「広場が欲しいんだよね」と。そうしたら、十数名の中の一人の女の子が手を挙げて、「何とかブランコを増設してもらえませんか」と。6区の中にコスモス団地がありまして、そこの公園で遊んでいた子供たちなのですが、「ブランコが足りないの」と聞くと、「うん、みんなブランコ好きなの。だから、ブランコを増設してほしいんですよね」と。小学校3年生の子供が「増設」という言葉を使うのに私は驚いたのです。これは、家庭教育、学校教育、あるいはまた、地域の支援の教育の中でそういう言葉を出すのかなと。増設してほしいという言葉はなかなか出にくいと思うのですけれども、小学校3年生の子供たちが広場が欲しいと言うわけです。したがって、私は、スポーツ公園という大それたことは言いません。遊休地などを活用して、毎回申し上げておりますが、21世紀を担う子供たちの希望として広場が欲しい、ブランコを増設してほしい、そういう声に何とか応えられるべき行政でなければならないのではないかなという気がするのです。ただただかたい話や未来展望などを言ったってわからないです。ところが、子供たちの、今、広場が欲しいのだ、ブランコを増設してほしいのだという声にしっかりと、その希望に応えられるべき行政でなければならないと思いますが、理事者、いかがでしょうか。簡潔にお願いしたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、コスモス団地内の公園のことかと思います。今、私どもは、公営住宅の中にはある程度の小公園を整備させていただいておりますが、神社の踏み切り下のあさひ団地の公園、コスモス団地、泉の団地、高砂、団地の中にある公園ですが、こういう公園で、今、子供たちが遊んでいる姿を結構見ます。特に多いのがシェルスタンドの前の高砂公園です。あそこは、今、非常に子供たちが遊んでいるということで、一時期は子供たちが外に出ることはなかったのですが、最近、ここ一、二年、子供たちが外に出て遊んでいるということで、これは非常に喜ばしいことかと思います。地域の保護者、大人が子供たちを見るというか、育てるというか、そういう環境もあるのかなと思いますことから、団地の中の公園についてはある程度の制約はあるみたいなのですけれども、今言われたブランコについては、担当課のほうで今検討しているようですから、何とか設置できるようにしていきたいというふうに思っています。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

若干の補足説明でございますが、今、町長のほうから公園等で子供たちが遊んでいるという声がありましたが、洞爺湖町の公園の中身を報告させていただきます。手短にいきますと、洞爺湖町には都市公園が10カ所、その他の公園が12カ所あります。その面積を合わせて町民1人当たりに換算しますと、大きさ的には1人当たり65平米あるような面積の公園を保有している状況でございまして、公営住宅につきましても、16団地中10団地について公園内に遊具を設置している状況でございます。また、一昨年の平成25年度に洞爺湖町公園施設長寿命化計画を策定してございまして、本年から36年まで既設の遊具の更新計画を策定してございまして、公園整備に努めている状況でございます。その中で、今、町長から話もありましたが、高砂公園につきまして今年着手する予定でございまして、更新遊具は、4連のブランコ、うんてい、シーソー、そのほかにベンチを4台ほど更新してございます。その中で、先ほど議員からお話があった子供たちの声が届いているかということでございますが、今までは子供たちに直接聞く機会は余りなかったようでしたので、今後、今言ったような10カ年の更新計画に伴った遊具の更新につきましては、その場で遊んでいる子供たちの声を聞き、また、親御さんの話をよく聞きながら、草刈り等の管理も徹底しながら、より子供たちに喜ばれる公園広場となるよう取り進めていきたいと思います。以上です。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今の②のところは理解できましたので、そういうことでよろしくお願い申し上げたいと思います。時間の関係もございますので、④に入らせていただきます。(仮称)町民福祉交通体系の確立について伺いたいということでございまして、先ほど9番議員の方から質問があった内容は、私も大体同じような内容なのです。先ほど、理事者のほうで清水地区が抜けていたかと思うのです。やはり、清水の方々も電話一本で送迎していただけるような、場合によっては少額で結構だから、有料でいいと言うのです。したがって、電話一本で送迎していただけるような、そういう交通体系の確立を願いたいという声が清水ばかりではありません。先ほど出た温泉でも私は聞いておりますし、洞爺のほうでも聞いておりますし、月浦、泉のほうでも聞いておりますけれども、やはり、先ほど9番議員のおっしゃっていたように、車を運転できるうちはいいけれども、できなくなった場合にどうなるのかという不安を今持っているのです。これから1点触れさせてもらいますけれども、今、高齢者の方々であっても、子供たちであっても、思いというか、その地域で要望していることがかなえられることによって、定住対策が前進しますよ。よそへ行くようなことになりませんよ。そういうことをしっかりと受けとめて、今、子供さん方でも、若い方の関係は9月に質問させていただきますけれども、高齢者の方々でも願いがしっかりと行政に届いて、それに行政が応えていくとすれば、よそへ行くという子供たちも、あるいはまた、高齢者の方々も出ないだろうと。そういう自信を持った施策、方策をしっかりと実現するということが重要ではないかと思います。いろいろと財政の関係もあるでしょう。したがって、伊達市の乗合タクシーであるとか、あるいはまた、壮瞥町のコミュニティバス等々のあり方等も十分に検証、検分いただいて、洞爺湖町の地域に合ったテナントバス事業も含めて検討させていただいて、できるだけ早く高齢者の方々の声に応えられるような行政として積極的に取り組んでいただければなと思います。少額でも有料でいいと言っている方が多いのです。そういうことで、ぜひ理事者からお願いいたします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

昨年来、いわゆる公共交通網体系の整備をさせていただいたところでございますが、今のお話を聞きまして、前の議員のお話も聞きまして、多くの方がまだまだ不十分というふうなところもあるようですから、いま一度、見直しをし、しっかりした交通網体系にしてまいりたいというふうに思っております。そのことにつきましては、副町長を通じて担当課長と調整をさせていただきたいと思います。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

それでは、5番目に入らせていただきます。民間活力を導入して独居老人の方への全戸、毎日、一声訪問事業を創設する考えはないかということで通告させていただきました。事業という大それた内容でありますけれども、地域ぐるみで十分取り組むことができるだろうと思っております。そこで、まず最初に、健康福祉課長、独居世帯数は何世帯なのでしょうか。

町の答え 健康福祉課長 皆見亨(健康福祉課長は2018年3月まで)

平成27年3月末の現状でございますが、ひとり暮らし高齢者の世帯数は769世帯でございます。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

今、平成27年3月現在で、洞爺湖町の独居世帯数は769世帯ということです。大変残念なことをこの場で申し上げなければならないのでありますけれども、本年の4月に、洞爺湖温泉で独居老人のおばあちゃんが亡くなっておりました。これも5日ぐらいからたってから発見されるということであったわけであります。それから、私ごとでございますけれども、私のおじも5月8日に孤独死でありました。おじの例を述べさせてもらいますが、実は、5月3日は祝日でありまして、娘さんと一緒に、午前中に国旗を挙げて、娘さんは帰っていった。ところが、近所の人いわくには、7日、8日は平日なのですが、7日になってもその国旗がしまわれない、8日になってもそのままだ、これは変だということで、娘さんに連絡していただきまして、駆けつけてみると、玄関で亡くなっていたということであります。これは、ある意味で、いいアイデアを提供してくれたといいますか、独居老人の全戸、毎日、一声訪問運動の参考になることではないのかなと思っていましたら、さすが、健康福祉課長ですよ。実は、本州の方面でもそのような取り組みをしているところがあるとおっしゃっておりまして、聞くところによると、洞爺湖町でも取り組んでいる自治会があるやに聞いておりますので、その辺、健康福祉課長のほうから簡潔に答弁いただければありがたいです。

町の答え 健康福祉課長 皆見亨(健康福祉課長は2018年3月まで)

今、議員のおっしゃられたことについて、詳しくご説明をさせていただきます。ご提案のひとり暮らし高齢者に対する見守り施策等でございます。さまざまな形で民生委員なり自治会なりボランティアの方たち等によりまして見守りをしていただいているところでございますけれども、今、議員がおっしゃいましたとおり、当町におきましても、既に二つの自治会におきまして、旗を立てて、その旗が上がっているか、上がっていないか等によりまして安否確認をしている自治会がございます。せんだってお話を聞かせていただいたところ、旗を掲げるということは、ひとり暮らし高齢者世帯であることをアピールしてしまうということで心配される方も当初はおったということでございまして、朝から晩まで掲げていればそのような心配もございますけれども、朝、近所の方がその旗が掲げられていることを確認できればその役目は終了するということから、短時間で撤収すればそのような心配も無用とのお話を受けたところでございます。これまでに何らかの被害を受けた事案は発生していないということでお聞きをしてございます。ご提案の事業につきまして、自治会やひとり暮らし高齢者のご近所の方のご理解とご協力が大前提であるということから、今後、さらに実施されています自治会並びに利用されている高齢者の皆様から詳しくお話をお伺いして、今後、検証してまいりたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 2番 越前谷邦夫

やはり、自助、公助、共助ということで、三助の精神があろうかと思います。自分の身は自分で守るということも大事なことであります。ただ、行政は行政として公助として果たす役割、あるいはまた、地域が協力し合って、そういう独居老人の孤独死が発生しないような連携、協働の環境を整えていかなければならないだろうと思うわけです。私はぜひ、健康福祉課長の答弁にありますように、もっと高齢者の方々にも、いろいろと作業的にも、あるいはまた、不安材料もあるようでございますから、その辺を精査しながら、少なくとも、これからは洞爺湖町から孤独死というあってはならないような事故が発生しないように、公助、共助を強化した中で取り組んでいかなければならない。そういう町になれば、洞爺湖町というのは高齢者に優しい町ですよということになれば、今、創成会議で打ち出したような高齢者の移住対策云々ということに余り賛成しませんけれども、少なくとも洞爺湖町は子供対策、若者対策、高齢者対策としてこういうすばらしい取り組みをしている町だということが全道、全国にPRされることによって、もっともっと、先ほど冒頭に申し上げたように、消滅都市から脱却できる気がしてなりませんので、ぜひ、そういう取り組みをお願い申し上げたいなと思います。

出典:洞爺湖町議会 平成27年6月会議 2015年6月17日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる