洞爺湖町議会 平成27年3月会議 2015年3月6日
平成27年度の町政執行方針、まちづくりの総合計画、施策体系について
2015年3月6日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「平成27年度の町政執行方針、まちづくりの総合計画、施策体系について」質問し、町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆が答えました。
- 聞いた人
- 越前谷邦夫 議員
- 答えた人
- 町長 真屋敏春、企画防災課長 鈴木清隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
通告順に一般質問させていただきます。毎回申し上げておりますが、この一般質問というのは政策論争の場でありますから、できるだけ細かなことについては割愛をしながら、簡潔に質問させていただきたいなと思います。特に議員の方々は、4年の最後の議会だということで、何か4月26日に気持ちが走っているように見受けられますので、できるだけ1時間半たっぷりとやらせていただきたいなと思います。それでは、通告順に質問させていただきますが、平成27年度の町政執行方針、まちづくりの総合計画、施策体系について、まず伺っておきたいなと思います。今議会におきましても、地方創生ということでの質問は私で5人目ではないかなと思います。8名中5名ということではないかなと思っておりますので、いろいろとダブる面もあろうかと思いますけれども、理事者の狷介なご答弁をお願いしたいなと思います。今、新たな定住と交流を育む都市基盤づくりとして、これから洞爺湖町の総合戦略、あるいはまた策定化などを進めていくのだろうなと思っております。それも、この策定化の時期においては10月を考えているということでございますから、それでは、それ以上のことを何を聞くことがあるのよという方もあろうかと思いますけれども、私はやはり、地域創生の地方版、いわゆる総合戦略の策定をするのに当たって、スケジュールというものがあるだろうと思います。それから、地域住民とどういう認識を深めた中で、共有した中で策定化を図るのかということが重要でなかろうかなと思っております。それから、もう1点は、まさに政府の創生本部等々も申し上げているように、全国的に人口減少対策問題、あるいはまた少子高齢化対策問題等々、やはり、その自治体の方向性を明確に出すべきだという、そういう大きなねらいがあるのは事実であります。私は、大変な政府の今日の方針のあり方からいって、なかなか難しい面があるということの声は聞こえてきますけれども、いやいや、そうではないのではないかなという考え方を持っております。この機会に、この洞爺湖町という地域社会が盤石な地方自治体の運営をしていくならば、どのような施策、方策をもって21世紀を担う子供たちのためにしっかりとした町政の環境というものを提供するという、そういう熱意ある方向性を生み出す大きなチャンスではなかろうかなと思っております。あわせて、人口減少問題と少子高齢化対応に対して、何といっても持続的な洞爺湖町、持続的な地方自治体というものを確立をしていくためには、今何をしなければならないのかというのは、真屋町政であるならば、しっかりとしたその基礎はでき上がっているだろうと思いますので、その辺の、持続可能なまちづくりを目指す基盤の方針というものをお聞かせ願いたいなと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
私どもの町は、もう皆様既にご承知のとおり、風光明媚な洞爺湖、そして火の山、活火山・有珠山を抱えております。そのほかにも、有珠山の噴火災害による灰等により、肥沃な大地、そして、そこでとれる農産物、さらには豊かな漁場、これがございます。まずはこれをしっかり次世代に引き継いでいかなければならないなというふうにも思っております。洞爺湖は、自然と共生する町、昭和24年、国内の第14番目の国立公園地として今日まで栄えてきたところでございますが、2008年には、この地域で、日本で今現在最後となった第5番目の先進国首脳会議北海道G8サミットが開催された地と。さらには、2009年に、この洞爺湖有珠山地域がジオパークの世界認定を受けたと。さらには、2013年に遺産認定をいただいたという地域でもございます。サミットがあった2008年前後から、私どもの町は環境に配慮した町ということで、多くの環境問題に取り組んでまいりました。ヒートポンプ、あるいは太陽光発電、さらには雪倉を使った貯蔵施設等々、いわゆる自然再生エネルギー、これらを活用しながら、景観だけでなく、そこにいろいろのイベント等を重ねながら今日まで来たかなという感がいたします。その間、やはり、今、人口は9,500人程度になりましたけれども、中にいる方が、やはり元気を出そうということで、いろいろなものに今チャレンジをしていただいている。この姿をさらに拡大しながら前に進めていかなければならないな、これが大きな基本理念の一つでございます。それに加えて、今回、地方創生なるものができ上がりました。今、日本各地、特に郡部においては、人口が減少して、高齢者だけの地域もあるという中でございますが、それを一遍に、若い人に地域に残ってもらって、地域をさらに盛り上げていくというのは、これはなかなか至難の業であろうかと思います。中には全国の町や村で、いや、我が町は、我が村はこうやって頑張るのだというところもあるように聞いておりますが、大方のところについては、やはり、かなりご苦労なさっているのだろうなというふうにも思っております。私どもの町も、これから地域戦略会議等々でいろいろな方々にご意見を拝聴していくということになるわけでございますけれども、今、私どものある資源、それを最大限国のほうにアピールしながら、北海道に洞爺湖あり、あるいは日本国内に観光地洞爺湖あり、また、世界のほうにも発信していかなければならないなというふうにも思っております。幸い、前にもお話しさせていただいたかとも思いますが、昨年11月に、与党議員で、今、国内でジオパークが非常に盛んになっているけれども、国として支援をしているものが全くないということから、何とかジオパークを支援しようということで、議員連盟が立ち上がる気配があり、今年に入りまして早々に、その議員連盟が設立されました。ジオパークを支援する会でございますけれども、その中では、まだ具体的な支援策は決まっておりませんが、石破茂会長を筆頭に、今、多くの議員方に参集していただいております。私どもの町も、何とかそれに付随できるような施策を構築しながら、そして、全道・全国のほう、または世界のほうに発信できるような状況を醸し出していきたいなというふうにも思っております。また、今回、26年度補正予算ではありますけれども、地域先行型の交付金、あるいは消費喚起の交付金が交付されまして、私どもの町にも若干の国からの交付金が配付されるわけでございますが、この後、補正予算等でもまたご審議を賜りたいというふうにも思いますが、それをまた一つの起爆剤にしながら、しっかりした中長期的なビジョンを立てながら、やはり取り組んでいかなければならないな、その覚悟をもって進めていきたいなというふうにも考えております。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
今、理事者の総合戦略を策定するに当たっての基本理念等々を伺って、まさに洞爺湖町の将来は夢がある、希望の持てる町になるのかなという感銘をしているところでありますが、この策定に当たって、私はやはり、毎回申し上げているのですが、多くの住民の方々がこの策定に参加できるような、そういう環境というものを整えなければならないのではないか、あるいはまた、知見の豊富な方々の、大学教授あたりからのご助言もいただくような、そういうやっぱり環境も整えながら策定に結びつけるという考え方を持つべきではないのかなと。何といっても、5年間ということでございますけれども、私はやはり、前回の議会でも申し上げているように、5年先、10年先のしっかりとしたビジョンを明確にしながら、どんなに困難な環境の中にあってでも、行政、議会、住民が三者一体となって、連携、協働を図りながらまちづくりに邁進するのだという、そういう環境というものが大事ではないのかなと思います。したがって、町の航路決定の重要な総合戦略であるわけでありますが、もう一度、住民の声というものをどういう体制で、執行方針であるとか、それから、先ほど申し上げましたように、4名の方々への答弁でも理解しているわけでありますが、いかに一般の住民の方々の声を吸収するかという、その方法論について、どういう考え方を持っているのか。ただどこどこの団体、どこどこの団体ということは理解できますけれども、その方々を集約するのにどういう方策をもって対応していこうとしているのか、その辺ちょっと伺っておきたいなと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
委員の数は、今、当初15名、あるいは17名ということでございましたが、何とかもっと多くの委員に参加していただいて、そして素案ができないだろうかということで担当のほうにはお願いしているところでございまして、先ほどもある方から、町長、町内から町外に転出して、なおかつ町内に仕事に来ている方、こういう方々にもぜひ入っていただいて、なぜ出なければならない状況があったのか、どういうことを整備したらまた町に戻ってきていただけるのか、そういうことも含めて協議をしてはどうでしょうかと、大変いいアドバイスをいただきました。これについては、早速、担当課のほうに、こういう方も入れてほしいということでお願いしております。また、当然、大学の先生方のご意見も拝聴してまいりたいなというふうにも思っておりますが、先ほど来出ておりました地方創生のコンシェルジュ、いわゆる官僚で今活躍されている方々、その方々、実は私どもの町からも、課長、あるいは課長補佐、いろいろな立派な方が今は中央省庁のほうにお勤めなさっております。いろいろな見識を持っておられるということで、これは相手方の都合も聞いてみなければなりませんけれども、全部の会議には恐らく無理かとは思いますけれども、そういう方々を、委員でなければオブザーバーとしてでも来ていただいて、国の考え方も、今、こういうふうな考え方があるようだと、方法としてはこういうこともあるかもしれないということをご享受していただきながら、この地域に合った、本当に、何回も言うようでございますけれども、どこの町にも負けない風光明媚な、自然豊かな景観のある地域でございますので、これを何としてもやはり生かしていく方法を考えていかなければならないなというふうに考えております。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
ありがとうございました。今、自分のほうから提案をしようと思ったことを理事者側に答弁していただきました。やはり、今言われるように、道にも中央省庁にも洞爺湖町出身の方々が数名活躍されておりますので、そういった方々の声を聞くというのは、私はやはり重要な課題ではないのかなと思っております。それから、先ほど産業課長の答弁の中で、移住世帯数が23年度から21世帯ということでございました。そういった方々にも、なぜ洞爺湖町に居住する気持ちになったのか、移住する気持ちになったのか、そういったご意見も聞くのがやはり重要な課題ではないのかなと思っておりますので、その辺もぜひ検討していただければありがたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
ご意見として、それは十分検討してまいりたいというふうに思います。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
それで、先ほど冒頭申し上げましたように、人口減の対策だとか少子高齢化対策等々は、やはりこれから、各自治体にとっては通れない大きな課題だろうと思っております。それで、若干この質問の枠から外れるかもわかりませんが、石川県の川北町という町がございます。そこに、非常に若い方々が移住をなさっているということがわかりました。それで、若干時間をいただいて、それはどういうことかということを若干述べさせていただきますが、我が町と取り組んでいる内容はさほど変わりないのです。ところが、もう十五、六年前から、人口減対策であるとか、あるいはまた少子高齢化対策を取り組んでいる、そのことが若い方々に非常に共感を得られているということであります。中身的にも若干違う面もありますので、大まかな点だけ申し上げさせていただきたいなと思います。それはどういうことかというと、洞爺湖町も取り組もうとしている医療費の無料化の問題であります。これは、この川北町は、高校卒業まで無料化を図っております。それから、移住対策の一環といたしまして、若い世代の方々が居住できる公営住宅の建設をいたしました。それは、約120世帯数であります。我が町は、そういう対策は、以前から答弁なさっておりますから、その点も十分理解できますけれども、もし新たに居住できないとするならば、財政的にも、民間のあいている、そういう住宅を、やはりいろいろな助成なども考えながら、受け入れ体制の住宅として位置づけるという、そういう方法論もあるのではないかなと思っております。それと、やはり何といっても若い、20代、30代の、この町は、39歳までの特に女性の方々が町外に流出しないような、そういう社会保障などに積極的に取り組んでいるということがわかったわけであります。私は、こういうものを見て、やはり、洞爺湖町も、一生懸命努力しているのはよくわかりますけれども、こういう先進地に対して職員の方々も、やはり研修に出して、学ぶべきことは大いに学ぶという、そして町政に反映するという、その環境の整備というものが重要ではないのかなと。私自身も、機会あったならば、長野県は体験的に、非常に移住者がふえているところ、それから、この石川県の川北町は、若い方々が居住をするために、非常に移住されているということであります。ただ、理事者もわかっているように、簡単に移住者がふえたということではないのですが、当初、農業地帯であったのが、やはり、大きな企業の工場が一つできたということで、そのために若い方々もそのところで働く、いわゆる雇用の場が確保されたことも大きなうねりになっているわけでありますけれども、そういったことも含めて、将来、持続性ある洞爺湖町を建設していくとするならば、そういう研修視察も重要ではないのかなという気がしてなりませんが、理事者はどのような見解をお持ちでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
職員の研修というのは本当に大事だなというふうに思っております。就任してから、総務課のほうにもお願いしまして、研修費を徐々にではありますけれども上げさせていただいている現状がございます。私ども、単なる振興局、あるいは町村会の研修ではなくて、今おっしゃられたような研修、こういうものにやはり職員をどんどん出していきたいなというふうにも思っております。今、そこそこと交流、物販関係がありましたけれども、これについては職員の研修の関係ということで、研修費の中で職員を出させていただいておりました。単なる物見遊山ではなくて、その町にどういうふうな状況があるのか、またはイベントで物販をしているものがどういう消費者に売られていくのか、いろいろな場面から研修をしてもらいたいということで、今は若い職員を、そういう面では相当出しているつもりでございますが、さきにも議員のほうから質問があったとおり、生産者も出すべきではないかということもございます。それにつきましては、一昨年から、まだ人数は少ないのですけれども、徐々にその数をふやさせていただいているところでございまして、何とか先進地視察、いいところのものを自分の目で学んでくるということは大切でございますので、特にやる気のある若い職員といいましょうか、そういう職員をぜひ研修に出してまいりたいなというふうに考えております。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
冒頭から申し上げているように、人口減少対策、あるいはまた少子高齢化対策等々をしっかりと受けとめながら、持続ある洞爺湖町を建設をしていく、あるいはまた創生を図るということならば、今言われたような研修視察対策などは重要なやはり課題ではないのかなと思いますので、ぜひそういった方向で汗を流していただければありがたく思うわけでございます。それでは、次の質問に入らせていただきます。地域住民生活等緊急支援のための交付金事業は、いわゆる政策5原則によって行われるようでありますが、この辺をもうちょっと具体的にご説明をいただければありがたいなと思います。簡潔にお願いいたします。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
まち・ひと・しごと創生政策5原則で、自立性、将来性、地域性、直接性、そして結果重視の中で、平成27年度に総合戦略を策定することとなりますが、平成26年度補正予算において、地方創生先行型として3,493万7,000円が交付されております。前回もお話をしたところでございますけれども、地方版戦略策定事業という部分で人口のビジョンの策定をするとともに、ひと・まち・しごと創生有識者会議の開催、またアンケート調査、そして住民とのワークグループ、公聴会、こういう部分に使う部分の費用として795万6,000円、それと、子育て応援として、出産祝い金の支給事業として見ております。また、同じく子供インフルエンザワクチン接種助成事業、この二つを子育て応援事業としてやっていこうとしているものであります。また、移住・定住促進事業の部分になりますけれども、ちょっと暮らし事業、また、後継者等婚活支援事業、住宅リフォーム支援事業、チャレンジショップ支援事業、ぐるっと洞爺湖プレゼント地域活性化事業、そして特産品PRパンフレット作成事業というのがございます。また、観光誘致、旅客誘致促進にもなります地域PR活動助成事業の部分、そして、観光誘致につきましては、国外誘客の素材としてDVD、パンフレットの作成、あと、国内誘客プロモーション事業と観光コンシェルジュ事業がございます。これが先行型でございまして、最後に地域消費喚起事業としてプレミアムつき商品券の発行事業、道の補助も入れまして3,207万6,000円で、26年度の補正として、27年度、事業を行っていくこととしております。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
今、課長からの答弁をいただいて、ただうなずくだけです。超期待しておりますので、ぜひ邁進をしていただければありがたいなと思います。それでは、最後の、平成28年3月に北海道新幹線が開業されるわけであります。いよいよ、北陸新幹線の開業が2015年3月14日でありますから、あと1週間で北陸新幹線が開業されるわけであります。これは、東京・金沢間、2時間と28分、もう日帰りできるという、そういうことでございます。大変、金沢周辺等々も含めて、いろいろな催しをしながら、ぜひ観光客に来ていただきたい、宿泊をしていただきたいという、そういう対策を官民一体となって取り組んでいるようであります。ただ、日帰りができるようになったからといって、宿泊はどうなのだろうかなという、そういう懸念がされている地域も、あるいはまた方々もいるようであります。金沢の周辺の、北陸新幹線が開業することによって、各自治体がいろいろな、文化イベントであるとか食のイベント等々を開催しながら、ぜひ北陸に来ていただきたい、我が町に来ていただきたいということで取り組んでいるようであります。北海道新幹線も、先ほど冒頭申し上げましたように、来年の3月であるわけであります。この北海道新幹線の開業によって、洞爺湖町、とりわけ洞爺湖観光に対する大きなメリットというものを考えているのか、どういう策を講じた中で観光客に、あるいはまた利用客にこの町に来ていただけるような、そういう思いを持っているのか、その辺をまず伺って、再質問させていただきます。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
私どもの地域、特に洞爺湖温泉街につきましては、新幹線が北海道に来るということについては大いなる期待と希望を持っているところでございます。そのような中、今、私どもの町、観光業者は、もう既に東北あるいは関東方面のほうへ旅客誘致を相当数回を重ねておりますが、それとともに、中で、受け入れ体制といいいましょうか、そういうものにつきましては既に一年を通じてイベントのある町と、観光地というものを表に打ち出させていただいております。特にロングラン花火大会、そして、今はやっておりますマンガ・アニメフェスタ、さらには、この地でアイアンマンの世界大会が行われていると。私どもの地域で行われた世界大会は、世界大会の予選も兼ねていると。最後にはハワイでチャンピオン大会が行われる、その一戦であるということ、さらには、マラソン大会、ツーデーマーチ、いろいろなお祭りをイベントし、今にぎわいを持っていると。冬になりますと、イルミネーショントンネルをつくったり、あるいはイルミネーションストリートをつくっている。さらには、今回特にインバウンドのお客様がメーンになろうかと思いますけれども、Wi-Fiの整備をさせていただいた、その効果は今現在も非常に高いということで聞いております。また、さらには宝の山プロジェクトができ上がりました。これを地域挙げて、やはり、どこどこが主体性を持ってではなく、地域挙げてこの宝の山プロジェクトを成功に導いていこうということで、この間、会議も持たれたところでございまして、こういうものをしっかりやっぱり外のほうにPRしていかなければならないなと。この間、北海道新聞主催の対談がありまして、私も参加させていただきましたけれども、こういうところについては、洞爺湖のPRということで、しっかりPRをさせていただいたところでございます。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
今、理事者から洞爺湖町が取り組んでいるイベント内容が紹介されたわけであります。宝の山プロジェクト以外はほとんど通常のイベントではないでしょうか。私は思うのです。やはり、北海道新幹線が1年後に開業するということになれば、新たなやっぱり住民総参加の中で、そういう新幹線の利用客を洞爺湖町、とりわけ洞爺湖温泉に結びつける、あわせて西胆振経済圏のほうに結びつけるような策というのは、今、大変失礼かと思いますけれども、通常のイベント等ばかりではなくて、もっともっと新幹線の開業を歓迎するという意味での、例えば獅子舞であるとか音頭であるとか、そういったものが町のなかをうねり歩いて、そういう利用客を迎え入れるのだという環境を今からつくり上げていく必要性もあるのではないか。そしてあわせて、洞爺湖町は割合歴史の深い、いろいろな歴史があるわけでありますから、そういったものも一つの資源として、そういう新幹線の、北海道に来道する、1日約7,000から1万人と言われている、そういう利用客が、この洞爺湖温泉に期待感を膨らませる、関心を深めさせるというような、そういう策を講ずるべきではないのかなという気がしてならないのであります。木古内に、やはり新幹線の駅ができ上がっております。それで、北海道の発祥の地は、ご存じでしょうけれども、前に言ったと思うのですが上ノ国町であります。上ノ国町の北海道の発祥の地の隣町は、檜山管内の、もちろん江差町であります。江差町は、教育、文化、歴史の深い町だけに、木古内に新幹線がとまるならば、ぜひ江差町にも来ていただきたい、あの沿線の自治体にも来ていただきたいということで、今、総力を挙げていろいろなイベント、あるいはまた企画・立案をしているという、それが行政ばかりではなくて、住民の相互の中で開催をしようとしている動きがうねりとなって今打ち寄せてきているような状況下にあると言っても過言ではないのであります。今、洞爺湖町の、大変失礼かなと思いますけれども、洞爺湖温泉には、観光客がどんどん押し寄せてきて、宿泊も60万を超えるという、非常にありがたい話でありますけれども、私は思うのです。観光産業が上昇気流のときにこそ、しっかりとしたやっぱり洞爺湖観光の基盤を確立するべきだなと思うのです。それでなければ、今の円安であるとか経済環境が一転した場合においては、外国人観光客の姿が見えなくなった場合に、果たしてどうなのだろうかなと。したがって、洞爺湖観光をこれから躍進をしていくとするならば、ジオパークなどの資源も活用しながら、道内外の観光客の方々に来ていただけるような、そういう体制の構築を図っていかなければならないのではないかなと思っております。私自身も、1日に7,000から1万人の新幹線で来る利用客に、何とかこちらに来ていただきたいということは今も言っています。しかし逆に、北海道から東北方面の観光地にも流れていくという、そういう懸念、危惧もあるのだよということを認識しなければならないと思っています。そのことを、やはり、官民一体となって、新幹線の利用客を誘致する、あるいはまた道内外の観光客に洞爺湖観光に来ていただけるような、そういう環境というのはぜひ速やかに対応しなければ手おくれになってしまうのではないかなという懸念を持っております。というのも、ご承知のとおり、2020年には白老のアイヌ博物館が完成をいたします。これは当然、東京オリンピックが開催されるときでもあるわけでありますが、今、白老のほうにそういう新幹線で来る利用客などが流れてくるのではないかということで、登別、室蘭、伊達の商工会議所の方々が一体となって、観光客、新幹線の利用客誘致に情熱を持って取り組んでいるという状況下にあるわけであります。私は、そういう点からいくと、大変失礼な言い方かもわかりませんが、先ほどの通常のあるイベントでそういう新幹線のお客さんを迎えるのだということも重要かと思いますけれども、きめ細かな、やはり洞爺湖町は新幹線の利用客を、この町に来ていただきたいという町民総動員で対策をやっているよ、取り組んでいるよ、これが町長、重要ではないのかなという気がするのです。洞爺湖温泉に来た観光客に、先ほど申し上げました洞爺湖音頭、とうや音頭を見ていただく、あるいはホテルの前では獅子舞が踊っている。それから逆に、冬場であるなら冬季観光の一環として、かつてあったサマーフェスティバルなどは静かに消えていってしまった。残念でなりません。しかし、洞爺湖観光をそういう、サマーフェスティバル等々については、やはり、火災等々の、そういうこともあって消え去ったのかなということも要因の一つかもわかりませんけれども、逆に文化センターあたりで冬に盆踊り大会あたりがあってはどうなのですか。それは、観光客も一緒に、盆踊り等々に参画ができる、あるいは、夏場であったならば、一部の町道を歩行者天国にして、そこで子供たちの吹奏楽の演奏も行われている、あるいは街角で獅子舞が踊っている、こういう観光地にしたならば、もっともっと、金がかからないで、大きなインパクトのある事業として生まれ変わるのではないでしょうか。その辺を十分、ぜひ検討していただければなと思っております。私は、残念なことに、検討するという答弁は、やらないということなのかなという受けとめ方をせざるを得ないのでありますけれども、ぜひそういったことを真剣に取り組んでいただければなと思います。もう一つ、今の取り組みの中で目覚めなければならないのは、これは生活路線としても取り組んでいることだろうと思いますけれども、木古内から五稜郭まで、第三セクター、ご存知でしょう。等々、沿線の自治体が第三セクターで経営分離をした中で営業するということであります。何と、名前がいいではないですか。道南いさりび鉄道。こういう、やはり一つのインパクトあることが、大都市圏にいる方々であるとか、あるいはまた本州方面にいる方々も、道南いさりび鉄道というのは何かおもしろそうだな。1回乗ってみたいな。新幹線で来てでも木古内でおりれば、そのいさりび鉄道で五稜郭まで来られるということに相なるわけであります。そういうやはりいろいろな資源を活用しながら、やはり、この北海道新幹線が開業するまで、我が町の洞爺湖町も、町長、みんなで汗を流そうではありませんか。そのことによって、他町村に負けない観光客の誘致に結びつくと思うのですが、いかがでしょうか、見解を伺っておきたいなと思います。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
先ほどは、私どもの町、洞爺湖町でのイベントの開催のみのお話をさせていただいたところでございますが、今、胆振全体の話といたしまして、胆振総合振興局、あるいは室蘭開発期成会、あるいは登別洞爺広域観光圏の中でもいろいろ、この新幹線開業に向けて運動を進めているものがございます。その中の一員として我が洞爺湖町も参加させていただいているわけでございますが、今いろいろ取り組んでいる中の一端として、各市・町のオンリーワンの魅力づくり、こだわりの魅力づくりを、さまざまな媒体を通じて、これは北海道にPRをしていただこうということで、広く発信する予定にしております。また、地域で今まで育ててきた、大切にしてきた政策もの、あるいは体験もの、あるいはさまざまなイベント、こういうものも大きくチャンネルを通して発信していくということで進めているところでございます。また、広域観光圏、あるいは室蘭開発期成会、あるいは日胆地域戦略会議の中では、やはりさまざまな運動を取り進めさせていただいておりますが、その話題の一つに、今おっしゃっていただいたような列車の関係も実は議論の一つになっているところでございまして、いろいろな、財源的手法だとか、あるいは列車が手に入るのかだとか、今何か、聞くところによると、北斗星を何とか買収できないかだとかという話もあったわけでございますが、残念ながら、まだ結論は出ておりませんけれども、早急にそういうものにも着手しようという動きで、ただいま力を入れているところでございます。また、先ほどお話に出ました3商工会、登別、室蘭、伊達、そこの商工会の会頭ともお話をさせていただいております。そのような中で、この3地域の取り組みだけではなくて、それぞれの、ここは3市3町ございますので、そこのすばらしいもの、またはPRできるもの、これを一緒に取り組まさせていただこうということで、地域力活用新事業並びに全国展開支援事業を今後実施してまいりたいということで今考えているところでございます。また、ご提案の、町民がこぞって開業前に、私どもの町でこういうふうなことをやっていますよということをPRできるような、また、受入体制が整うようなことということでご提案いただきました。今、関係する方面と、これから十分調整をしながら、お手伝いしていただけるものについてはお手伝いを賜っていきたいなというふうにも思っております。その前に、町村会のほうで、実はもう大分前になりますけれども、九州のほうでも新幹線が鹿児島中央駅まで来ると。そのときに、間の、新幹線がまだ全面開通しないときに、うちの町ではこういうことをやっているという一つの市がありました。そこにお邪魔したときに、実は列車が通るときに、町民が仕事をやっていても手を休めて、皆で手を振るのだという運動を今でもやっているのだというお話を聞きました。本当に心温まる運動なのかなということもございまして、この地域でも何とか取り入れられる、また、新しく考えられるものがあれば地域の皆さんと協議をしながら、取り進められるものは取り進めてまいりたいなと考えております。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
今、後半で言った手を振るというのは、それは三陸鉄道で、全部、東北の三陸鉄道ではそういうことを自治体で取り組んでいる。これもやはり感銘されることではないのかなと思っております。私は、先ほど総論を申し上げましたが、前後になりますけれども、檜山管内の老人クラブであるとか婦連協あたりは洞爺湖温泉に観楓会等々で1年に1回は来ているようです。会う機会がございまして、ぜひ来年も来てくださいねという営業をしましたら、いやいや、今度は、来年、新幹線が木古内でとまるし、だからそこまで行って東北方面に、一生に一度でいいから新幹線に乗りたいという方々が多いだけに、そちらのほうにやはり行きたいのだという、そういう声さえ聞こえるのです。これはやっぱり、これからの洞爺湖観光を考えた場合に、十分やっぱり念頭に置いて対策を講じなければならない、そのための、先ほど申し上げました受入体制の一環を述べさせていただいたのです。それから、白老のアイヌ博物館等々は、先日はケネディ大使が来て、非常に住民と一体となった、これもやはり全国的に、ケネディ大使が行く白老の町に行きたいという、そういう方々もふえているようでございます。そのこともやはり一つの、これからの洞爺湖観光を盛り上げていくためには、やはり考えなければならない対応策の一環ではないのかなと。それから、これから北海道新幹線も開業されるということで、途中の八戸は、3回開業するようなものだと言うのです。それで、八戸市はどういう取り組み方をしているかというと、先ほど私が申し上げました、獅子舞などとか何とかということで話しているようでありますけれども、えんぶりと言って、みんなで町のなかを踊りまくるという、そういうことで八戸市あたりは新幹線の観光客を迎えるという、そういう体制の構築を図っている。それから、食の関係で、私は食べたことはありませんけれども、焼きサバというものがあるようなのです。それから、せんべい汁というのが有名だそうでありまして、このことも、やはり八戸市あたりは観光客に来ていただきたい、新幹線の利用客に来ていただきたい、我が市に来ていただきたいということで、地元の食材を使った、焼きサバであるとか、あるいはせんべい汁などを一生懸命販売しているという、これも一つの観光客誘致の一役になるのではないか。それで、今、八戸はどういうことを念頭に置いているかというと、新幹線で函館まで行って、函館から逆に下北半島までフェリーで来ると。下北半島から今度、八戸まで車で移動する。それで八戸で宿泊するというプランを今一生懸命つくり上げて、何とか軌道に乗せたいという努力をしているようでございます。そういったいろいろな手法を、やはり私どもも学ぶべきことは学びながら、いいものはまねするという、これだって大いに、自分は何も恥ずかしいことではないのではないかなと思っております。私は何といっても、そういうことを考えれば、執行方針でもうたっているように、2次交通網というのが重要な課題であるということは言うまでもございません。そのことも、ただただ2次交通網を協議します、検討しますということではなくて、では、具体的にどういう手法で2次交通網が確立をするのだという、そういう対応策もしっかりと明示しながら取り組んでいくことが重要でなかろうかなと思っております。それから、先ほど商工会議所の取り組み等々を申し上げました。先日のマスコミ報道によれば、やはり登別、室蘭、伊達市の商工会議所の方々は、こういう補助金を確保するということで努力されているようであります。日本商工会議所の補助事業、地域力活用新事業、全国展開支援事業を活用してということで、そして北海道新幹線開業後の集客を図る考えだということがマスコミで報道されておりますけれども、こういう全国展開の主要事業、これはやっぱり、どうなのでしょうか。洞爺湖町はこういう活用ができないのでしょうか、どうなのでしょうか。この辺はいかがでしょうか。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
今の商工会議所の関係につきましては、恐らく、会議所は会議所なのですが、会頭職のいるところといいましょうか、登別ですと上田会頭、室蘭ですと栗林会頭、そして伊達市は寿浅会頭ということで、今、そのお三方のほうには、私どものほうも、先ほど申したとおり、この沿線、3市3町になっているので、小さい町だけれどもいいものがたくさんあるのでということでのお願いはしているところでございます。また、先ほどちょっと一つ言い忘れたのですが、この胆振の地域は、今、胆振三大遺産というものを全国にPRしようということで、アイヌ文化遺産、そして縄文遺跡群遺産、さらにはジオパーク遺産ということで、これを胆振三大遺産ということで、何とかこれを日本国内に広めていこうという運動もさせていただいております。また、来年、開洞100年になるということから、今、いろいろな事業を、観光協会含め、いろいろな関係者の方々に協議をしていただいておりますが、これも何とかうちは、ぜひPRの材料にしていこうということも考えておりますし、2次交通の関係につきましては、今、ちょうどスーパー北斗、北斗が、一時期は11本停車していたのですが、今は8本しか停車していないということから、これにつきましては登別洞爺広域観光圏、あるいは室蘭開発期成会、日胆戦略会議の中でもJR本部のほうにお邪魔して、これを何とか正常に戻してほしい。現状を見ると、函館から非常に多くのお客様が乗って札幌のほうへ行くと。私どもの町から自由席になると、立ち席で行かなければならないという現状もございまして、今現在、スーパー北斗も7両編成、さらには、北斗は5両編成ということも、その辺も十分考慮してほしいということは訴えていっているところでございます。また、国道、特に新函館北斗でおりたお客様が、レンタカーを借りて、こちらのほうにお向かいになってきているという方もお見受けしているところでございまして、今、国土交通省のほうには、国道37号線のチャストンネル、クリヤトンネル、これらにつきまして、建設してから既に60年を経過するトンネルがあると。国土交通省のほうでは、これは昭和の初めころに、どうしても日本の国道を整備しなければならないというところでできたトンネルで、非常に古いトンネル、それは承知していると。高さも、当時の制限高さでは3.5メートル、今の基準は4.5メートルになっているということで、その辺は国土交通省も十分承知していると。何とか今、北海道開発予算の中で調査費をつけるというふうなお話も聞いておりますけれども、これが調査が終わって、本格的な改修、あるいはトンネル工事が始まりますよう、私どももこれは粘り強くお願いしていかなければならないなというふうに思っておりますが、今すぐやらなければならない問題も目の前に迫っております。これについては早急に対策を講じてまいりたいと思います。
議員の質問 10番 越前谷邦夫
今、理事者、JRのほうにもということで、そういう熱意は十分理解できますし、ぜひ努力をしていただきたいなと思うわけでありますが、2016年、来年です。2016年には、国が約1,000億円の予算措置をすると。これは、安全対策だけなのです。経営状況がどうとかだから予算措置するということではなくて、安全対策に1,000億円の予算措置をするということでございますので、経営のやっぱり収支に結びつくようなことにはならないだろうと思いますけれども、ぜひやっぱり、理事者が言うように、いろいろな方策を、やはりJRのほうにも働きをしていただければなと思っております。それから、先ほど理事者も答弁で触れておりますが、やはり洞爺駅前は、今、外国人観光客が非常に多いのです。自分は海岸通りに名称をつけたのです、国際海岸通りということで。本当に、洞爺駅で時間のある方々は、前浜の海岸通りを散策しているのです。そのために去年、環境課が汗を流して、いろいろ、草刈りなど、あるいはまた整備などをしてくれた。それが非常に観光客にもいい環境ということで与えているという状況下にあるわけでありますから、そういうお客さんの流れ等々も考えながら、ぜひ理事者においては頑張っていただきたいなと思っております。前回の一般質問の中でも申し上げましたが、やるべきなのは目の前の結果を追うのではなくて、将来誰かがやらなければならないのを今からやっておくというのが重要ではないかなと思っております。それで、今、大河ドラマで花燃ゆ、これは、吉田松陰の半生を物語っているのが放映されているわけでありますが、私も吉田松陰の格言に酔いしれてきた1人であります。これは、格言というと、深い経験を踏まえて簡潔に表現した戒めの言葉であります。「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし、ゆえに、夢なき者に成功なし」。以上、質問を終わります。ありがとうございました。