みんなの議会

洞爺湖町議会 平成26年12月会議 2014年12月17日

平成27年度の予算編成について

2014年12月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「平成27年度の予算編成について」質問し、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
越前谷邦夫 議員
答えた人
町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

10番、越前谷でございます。これから、一般質問させていただきます。通告順に、理事者の見解を求めるわけであります。毎回申し上げておりますが、一般質問というのは政策論争の場であって、我々、年4回議員に与えられておるその立場をかつ有効に活用しながら、これから洞爺湖町の未来に向かって、あるいはまた上昇気流乗せるようなまちづくりを進めていくために、質問をさせていただきたいなと思います。よろしくお願い申し上げたいと思います。そこでまず最初は、平成27年度の予算編成についてでございます。最初に、予算編成に対する政治理念と町民参加型の目指しての基本姿勢をお伺いをしたいと思うわけであります。今、行政は、来年度の予算編成の各課の査定に入っている時期ではないのかなと思っております。今は、町長、副町長査定になっているかと思うわけでありますが、そこで今までもそうでありますけれども、これからのまちづくりの展望というのはまさに夢と希望、ロマンを語れるようなそういうまちづくりにしていかなければならないのではないかというのが、私の理念であるわけでありますが、これは恐らく真屋町長も同感ではなかろうかなと思うわけでございます。そこで私は、そういったまちづくりを進めるのに当たって、いかに町民の方々の参加を多くできるかというその手法、方策が今、求められていることではないのかなと思っております。行政と議会と町民と三者一体、いわゆる三輪車体制でいろいろな課題に向かって進む、その環境が今、求められていることでないのかなと思っております。したがって、将来の5年先10年先、いろいろな議員の質問を聞いておりますと、1年先のこと10年先のこと等々ありますけれども、当然、その方その方なりの考え方でありますけれども、私はやはり幾ら厳しい環境にありながらも、しっかりとした5年先10年先のビジョンというものを明確にいたす中で、一歩一歩先ほど申し上げました議会も行政も町民も英知を結集しながら進んでいくという、その姿勢こそが重要でなかろうかなと思いますが、理事者の見解をまず最初に伺っておきたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

町政を預かる者といたしましては、地域が豊かになり、住んでよかったと思えるまちづくりをつくること、また未来を担う子供たちへの安全な地域社会を提供していくこと、これらを町政運営の柱にしていかなければならないなというふうにも思っているところでございます。おかげさまで町の財政も、平成25年度実質公債費率が16%と18%を下回ったことから、財政起債の許可団体から協議団体へ移行するができました。これも本当に町民皆様、議会議員の暖かいご支援、そして町職員が一体となって取り組んできたたまものかと、深く皆さんに感謝を申し上げるところでございます。しかし、町の財政は、今、地方交付税に頼るところが非常に大きい私どもの団体でもございます。さきの議員にも申し上げたかと思いますが、平成25年度の交付税と平成26年度の交付税を比較してみますと、約2億円の交付税が削減されております。これは普通交付税でございまして、ルール計算に乗った普通交付税でございます。この項目ごとに見ていきますと、非常に昨年と今年度は減少したり、あるいはふえたりすることがない中で、2億円ほど減額になっております。それと、平成28年度で合併をしたときのいわゆる交付税、これが今は旧洞爺村の分、そして旧虻田町の部分をプラスアルファしていただいておりますが、そのプラスアルファ部分がなくなってきます。単純計算しますと、4億円減になります。この4億円減は、一遍に減額されるのではなくて、いわゆる段階的に4年かけてなくなっていくというものでございますが、今、自主財源がしっかり持てる団体であれば、先のビジョン、10年先、50年先、100年先のしっかりしたビジョンが立てられるわけでございますが、ややもすると50%近くを地方交付税に頼る団体の中で、なかなか国の動向によって先の状況が見えてこないという部分が、今、しばらく続いていくかなという気がしてならないところでございます。しかし、今、私どもの町が先ほど申しました元気になるためには、やはり必要最低限の事業展開をしていかなければならないな、そのためにはある意味事業の選択をしながら、町民の皆様にとって幸せになれるような事業を優先してやっていかなければならないなというふうに思っておりまして、そのことを27年度の予算の中でも反映していかなければならないなというふうに思っております。特に、27年度においては、26年、今年度からそうなのですが、今まで考えていてやりたくてもやれなかった事業、これを最重点にやっていかなければならない。平成26年度、今年度においては水道水の硬水対策事業、さらには平成27年においては防災、この力をさらにつけていかなければならない。それには国の消防デジタル化のタイムリミットというか、こういうものもございますので、それに合わせた対策をしっかり構築していかなければならない。さらには、洞爺高校廃校後の対策、これもしっかり取り組んでいかなければならないなというふうに思っておりますが、27年度で、洞爺高校の対策等を全てでき得るものではございません。校舎が28年3月末までそこに存在することから、そこへの施策等については、27年度中で計画をしながら、ただ、27年度中にできるものは取り進めながら、28年度で本格的に実施していかなければならない、そういう思いで27年度の予算編成に当たっていこうという心構えでございます。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

理事者にお願いがあるのですけれども、自分は加齢化が進んでいるせいか、ちょっと耳が遠くなったのか、余り聞こえが悪いのですよ。したがって、怒った言い方でも結構ですから、でっかい声で答弁していただければ、大変ありがたいなと思います。先ほど、三輪車体制、いわゆる行政と議会と町民がいかに連携をしながら、協働しながらまちづくりを進めていくべきかということで意見を出させていただきました。私は、再三申し上げていることは、行政というのは理事者とここにいる課長ばかりではないのですね、私は何といってもまちづくりの基礎、まちづくりの基礎は職員だと思っているのですよ。いかに職員が知恵を出し合って、まちづくりに大きく貢献できるかなと。きのうの答弁を聞いていますと、私は10年、十数年前に職員の人事評価というものを打ち出して質問した経緯が何度かありますけれども、そのときは蹴られております。しかし、きのうの答弁では、その評価制度を導入していくのだというそれは本当にすばらしい位置づけを図った、これから取り組みをしていくのだなということで感銘を深くしているところでございます。そこで私は、理事者にお願いを申し上げたいのは、先ほど5年先、10年先は今の財政状況では厳しいということもございましたけれども、やはり町の5年先、10年先のこういう町にしていくのだというそういう骨格がなければ、町民に難局を乗り越えてほしいといっても、なかなかそれには賛同できなくなるのではないかなという気がするのですよ。厳しいから厳しいから、5年先、10年先の展望が開けないということでなくて、むしろピンチをチャンスにしたまちづくりを進めていくことが、重要ではなかろうかなと思っております。そこでお伺いしたいのは、いかに町民の方々と現在の課題、先ほど理事者は述べておりますように、財政状況も厳しいということから5年先、10年先のビジョンを打ち出すことが極めて厳しいのだということも含めて、情報の共有をし合うというのが大事でないのかなと思っております。そこで行政側も年に1年に、町政懇談会等々が開催をされておるようであります。私は十数年前から、ずっとこの町政懇談会の流れというものを見てきておりますけれども、十数年前は本町地区においても、数カ所で町政懇談会開いておりました。1カ所で20名、30名の住民の方々が、参加者があったのですね。それが今、私も改選してから7回ほど議会が住民との懇談会開いておる、あるいはまた報告会が開いておりますけれども、大きなテーマがあればそこそこ参加される方々がふだんより多いなという、そういう感じを受けとめておりますけれども、町政懇談会に参加しておる住民の方々の簡単で結構ですけれども、人数なんかはどういう状況下になって、これを理事者はどのような受けとめ方としているのか、その辺を伺っておきたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

町政懇談会でございますけれども、本町地区、それから温泉地区、さらには洞爺地区と、三つに分けて町政懇談会行かさせていただきました。本町地区については、残念ながらちょっと人数が少なかったかなというふうに思っております。また、洞爺のほうにおいては、そこそこの人数の方が来ていただいたかなというふうにも思っております。日にちをずらしてある自治会、これは単独の自治会でございますけれども、そこで懇談会をやらさせていただきました。ここには非常に多くの方が来ていただいて、一つの自治会ではございましたけれども、予定の時間をはるかに超えて、3時間を超える話し合いをさせていただきました。これは非常に有意義な会だったなというふうに思っております。今までの町政懇談会、反省しなければならないところも実は多々ございます。行政のほうで一方的に決めて、大体七つか八つの単位で分けて、それで町政懇談会を私どものほうで指定した時間でやらさせていただいておったという部分がございました。その時間はあいにく残念ながら、ちょっと用事があって出られないだとかという方もいらっしゃるでしょうし、期間を区切っての町政懇談会のあり方がいいのか、あるいは日にちをぱらぱらにしてでも町政懇談会がいいのか、その辺も含めながら開かれた町政を目指す町行政のほうといたしましては、多くの方の声に耳を傾けていかなければならないなというふうに思っております。その前段といたしまして、私どもの町は、今、まちづくり審議会、さらには行財政改革審議会、そして今、商工会さんのほうでも地域活性化特別委員会から、いろいろな提言をいただいております。洞爺のほうからも洞爺の振興策検討委員会のほうから、いろいろなご意見、提言をいただいております。いろいろな各方面から提言、あるいはご意見をいただいて、それをうまく町政に反映できるようなそういうシステムづくりが今後も必要だなというふうに、それは深く肝に銘じておりますし、先ほど申しました町政懇談会のあり方、やり方、方法、これらについても平成27年度以降については、ちょっと改めて整理をしていきたいなというふうに思っております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

了解いたしました。理解いたしました。やはりいかに町民の方々の声を吸収した中で、採用されるご意見もあるでしょう。その採用されるご意見をいかに町政の執行方針を作成する段階で反映するかというのが、大事なことではないのかなというそんな気がしてなりません。そこで伺いたいのですが、2年から3年ほど前は審議会、協議会、各委員会含めて、大体32の審議会、委員会、協議会があったのではないかなと思います。このときも理事者の見解として今出されておりますまちづくり審議会を骨格にして進めていきたいと。私はいろいろと審議会、協議会のメンバーなども行政報告されているところでチェックするのですが、今までいろいろな委員会にダブっている方々が必要多い。それはやはり委員会でありますから、そういうこともあり得るでしょう。しかし、今、これから行政が5年先、10年先の展望を踏まえて汗を流していくとするならば、いかに若い方々やらご婦人の方々も参加できるようなそういう委員会の構成を図って、その中で出された声というものを町民参加型だという位置づけを図って、まちづくりを進めていく必要性があるのではないかなという気がしてなりません。そこで私は、今日の人口減、人口減少、平成18年の合併時には約1万1,200名、その当時は旧洞爺村さんは1,918名、旧虻田町は9,303名、約9,500と見て、1,100名でございました。現在の9,500ということになると、約1,700名ぐらい、この8年間で人口の減少になっているのですね。この要因というのは、しっかりと総括した経緯があるのでしょうか、伺っておきたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

総括というか、たび重なる噴火災害、噴火のたびに確かに人口が減っているのは事実でございます。2000年噴火においても当時、たしか1万200人ぐらいの人口だったかなと思いますが、それが噴火して2年、3年で9,000人台になってしまったと。私どもの町の特徴として、やはり噴火災害後、噴火がなければもっともっと環境的にはすばらしい環境にありますので、住んでいたという人がたくさんおられたかなと思いますが、噴火のたびにいなくなってしまう、これを何としても食いとめる策を、これから講じていかなければならないなというふうにも思っております。洞爺のほうにおいては、残念ながら洞爺のほうも減っているわけでございますけれども、何といっても自然豊かな環境がございます。その環境を今後も守り続けていかなければならないなというふうにも思っております。人口の関係で、私どもの町に逆に他市町村から働きに来られると、住んでいる場所は違うけれども、働きに来られているという方々が結構な数、実はいらっしゃいます。恐らく1,680人の方が私どもの町に、私どもの町から逆に働きに行っている方もいらっしゃいますけれども、相殺すると、かなりの方がよそから入ってきているという状況がございます。職場としてはあるのだけれども、住むのにはなかなか厳しい条件があるということで、町を離れて残念ながら行ってしまった方々がいるわけでございますけれども、それらの方々も何とかまたこの町に戻って来られるような、そしてまたさらには新しい方がこの町に来て住みついていただけるような方策を、これからどんどん打ち出していかなければならないなというふうにも考えております。ただ、先ほど私の答弁がちょっと変で誤解されている面もあろうかなと思いますが、5年先、10年先、これは今10年先までのビジョンはしっかり持たなければならない、このための今後まちづくり総合計画も、新たな10年の計画を立てる予定にしております。それはやはり地域の皆さんの声を聞きながら、地域に合った実情に合った、そして地域が最もこれであれば伸びていけれるだろうというビジョンをしっかり立てなければならない。これは金が入ってくる、入ってこないの問題でなくて、私どもの町にはこれだけのものが必要なのだというものは、これはしっかり計画を立ててまいっていきたいなというふうに思っております。ただ、50年先、100年先になりますと、これはちょっと今の段階では、先ほど申しました国の動向に頼る町村なだけに、自主財源がたくさん入ってくるような団体になればいいのですけれども、そうもいかないところもありますので、その辺だけちょっとお話をさせていただいております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

先ほどの人口減少というのは、理事者、噴火前ではないのですよ。私の申し上げたのは、質問が悪かったのかわかりませんけれども、合併したときには約1万1,200名ぐらいいたと、現在は約9,500名。だとすれば、大体1,700名ぐらいが8年で減少していると、この原因は一体何なのかということを問いただしたのですが、時間の関係上、機会あったら後ほどまたご意見を伺いたいなと思うのですが、私は前回の議会でも述べておりますけれども、一番懸念されるのは国の今後の地方自治体の残れる、残れないの査定をしました。2040年には3分の2の自治体が消えると、前回の9月定例議会で申し上げておりますが、北海道においても現在は179自治体でございます。町村は144、したがって残るのは35ぐらいだということだから、市は残るだろうけれども、2040年ごろには町村がほとんど消えるのではないかという、そういう試算をしているのに極めて残念に、ある意味では行政に参画している者として憤りを感じておりますが、しかし、やはり全国の自治体の流れ、あるいはまた自治体の環境を取り巻く状況下を把握してみると、そう言われてもしょうがないのかなと、そんな気がしてならないのですけれども、先ほど理事者が述べておりますように、21世紀、あるいはまた22世紀を担う子供たちのために、しっかりとした地域社会を提供するというのが我々の義務でありますから、責務でありますから、そういう理念でぜひ理事者が持っている理念で、この町を上昇気流に乗せて安定飛行されるように、努力をしていただければありがたいなと思っております。それで時間の関係もありますから、次の質問にさせていただきますが、重点施策のハード面とソフト面、特に今も述べておりますが、人口減対策の施策・方策と予算措置について伺いたいなと思います。理事者、ソフト面は結構ですが、ハード面だけ、先ほどの答弁も聞いておりますが、もう一度簡潔にハード面だけ、27年度のハード面だけを答弁いただければ、大変ありがたく思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、予定されているハード面は、防災行政無線、デジタル化整備事業、西胆振消防組合、負担金で洞爺出張所整備、これは消防庁舎です。それから、消防無線デジタル化及び指令台の整備、これは法律で決まってきます。それと町道の整備、街路事業、漁港整備事業、虻田中学校の校舎・体育館耐震化事業、入り江貝塚整備事業等が主なハード事業になっています。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

ありがとうございます。やはり私は、今、人口減対策に対しての予算措置というのは、どうなのかなということを述べたのですが、大綱にはないですよ。ソフト面にはあるのでしょうかね、その辺簡潔に、一言、二言で結構ですからお願いします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

ソフト面、いろいろありますけれども、人口減少対策として特化してでは、婚活事業、あるいはチャレンジショップ事業、ちょっと暮らし事業、それと定住促進住宅の整備、地域おこし協力隊の事業、それから、これはちょっとまだ検討段階でございますけれども、住宅取得奨励制度、さらには住宅家賃補助制度などを、今、これは検討中でございます。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

ありがとうございます。私は、最近、某テレビの「マッサン」というテレビに凝っています。毎日見るのが楽しみな一人なのですね、それで先週のテーマは何かというと「子に過ぎたる宝なし」、子供が一番の宝なのだと。私は、マッサンのタイトルのように、子に過ぎたる宝なしというのは、行政にも言えるのではないかなと、そんな感じをしているのですよ。この地域の中でいかに産声が聞こえるか、いかにはしゃぐ声が聞こえるか等々の子供たちのそういう泣きじゃくる声など聞こえる地域にしていかなければならない。そのためには、何といっても人口減対策の一環として若者が定着できるような、そういう施策・方策を持って行政は対応していくべきではないのかなという、そんな気がしてならないのであります。前回申し上げましたが、20代で約720名います。洞爺湖町には、30代で878名、人口の約16%が20代、30代であります。この方々がこの地域に居住できて、そしてこれからのまちづくりに参加できるような環境が整えたらならば、国が試算しているような2040年に、この町が消えるようなことは、絶対あり得ないと思っております。その施策・方策を今から準備をしなければならない、私は、こう思うのであります。したがって、大変くどいようでございますけれども、やるべきなのは目の前の結果を追うのではなくて、将来誰かがやらなければならないことを今から手をつけるというのが、今、行政にとって重要なテーマではなかろうかなと思いますが、理事者の見解をお伺いしたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

地域おこし、まちづくりにはやはり人材かなと、私も思っております。その一人でございまして、人材を育てていくのも、町の仕事の一つかなというふうに思っております。特に、今、商工会でやっていただいております地域活性化特別委員会、それぞれ部会がありますけれども、そこの中には地域で今お住まいの観光業もそうですし、商工業もそうですし、そういう方、特に若い方が入っていただいて意見を述べていただいて、今回提言をいただいております。そういう若い方々の考え方もやはりしっかり聞きながら、取り入れるところは取り入れる、これはちょっと無理だと思うやつについては、論議を深めていくということをしていかなければならない。ただ、その地域活性化特別委員会の中には、町の職員も4名オブザーバーとして参加をさせていただいております。やはり参加する職員、さらにはきょうもこの議会におります管理職、この管理職の職員をもっともっと自分で考えて、そして町のために何ができるかということをきちっと身につけ、さらに質の向上といいましょうか、そういうものをきちっとできる職員に、私どもも育てていかなければならないなというふうにも思っております。前段の議員さんにもお答えしたかもしれませんけれども、今、国の中央官庁のほうに本当に送り出したら、これは絶対通用するだろうという職員も何人かおります。そういう職員一人、二人、三人ではなくて、全員の職員がそういうふうになれるような、こういう人づくりを私の今回の任期の中では、それが一番の最重要課題だなというふうにも思っておりますので、特に町の職員の資質向上、さらには町の中の若い方々との意見交流、これはぜひこれからも実施していきたいなというふうに思っております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

今、理事者は職員のことを述べられました。今、ここにいる担当課長、部長等々、教育長も含めてそういった方はプロ集団でありまして、一生懸命従来から見ると汗を流しているなと。職員もまさに徐々に変革をされて、他の市町村に負けないようなまちづくりを進めなければならないということで、今、非常に汗を流しているのが見受けられます。これを基礎に、しっかりとしたまちづくりの展望が定着できるような、そういう環境をぜひともとっていただきたいなと思います。そこで私は、人口減対策の予算措置等々も余り答弁いただけなかったので、時間の関係もございますから、先に進みますけれども、今回、行政報告の中で洞爺湖温泉宝の山プロジェクト協議会を発足すると、いわゆる地域再生計画が承認されたのだということが述べられております。私は、非常によかったなと思っておりますけれども、この協議会を発足するのに当たって、町と観光協会とそれから旅館組合であるとか商工会等々ということでございました。私は、本当にこの町の宝の山ができたのだなということになれば、むしろそういう団体の方々も必要ですけれども、町民の多くの方々が参加できるようなそういう協議会にするべきではないのかなと、それが一般町民の参加がないという今のところの構想ですけれども、ないというところに極めて残念だなと。これからの洞爺湖温泉一つ売るにしても、今、言われているような団体だけの宣伝活動、啓蒙活動だけでは不十分だと思っております。いろいろな町の中で、観光産業を目玉にして経済の土台を図っていかなければならないということで、一生懸命血のにじむような努力をされているわけでありますから、洞爺湖町はまさに他の自治体に負けないようなそういう啓蒙教宣活動を積極的にやるとするなれば、何といっても営業マンは、住民であるという認識を深めるべきではないのかなという気がするのですよ。自分がそう思うのですが、だとするならば、なぜこういう委員会に一般の住民の方々が参加できないのか、何か壁があるのか、そういう疑念を持たざるを得ないのですよ。冒頭、最初に質問しました。いかに町民参加型のまちづくりを進めていくべきなのかという問いただしたのは、そこにもあるのですよ。こういうところにもあるのですよ。私は、真屋町長が誕生して、一生懸命努力されている、汗を流している、一生懸命努力をしていただきたい、この町を飛躍してほしい、躍動してほしいという思いを持っておる一人でありますから、大変厳しい言い方かもしれませんが、こういう協議会、委員会等々をつくるときは住民の方々が参加できるような、若い方々が参加できるような、ただただ観光産業に従事されておる方々、あるいは団体等々ばかりではなくて、理事者ひとつその理念をぜひ曲げないでほしいなと思うのですが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今回の宝の山のプロジェクトにつきましては、これから設置をすると、協議会を設置をするということでございます。人選については、恐らく主体となる組織、その根幹となる組織が観光協会であり、温泉利用協同組合であり、旅館組合であり、飲食店組合でありだとかということでございますが、その中に当然、一般の人といいましょうか、そういう方も入るのだというふうに私は理解しておりましたので、そういう意味では広く皆さんのご意見を拝聴しながら、これは掘った利用協同組合の関係だけ、あるいは支援した町の関係の分だけということではなくて、やはり広く意見を聴取しながら、皆さんの本当に宝の山になるようなものの組織にしていかなければならないなというふうに思っております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

ありがとうございました。いわゆるこれからの洞爺湖町全体の地域の成長戦略というものを考えたならば、今回の温泉の高熱水というのは、非常に本当にこれから夢も語れる、希望を持てる、あるいは先ほどの質問者にもあったように、いろいろな観光資源としても活用できるということになれば、当然、ロマンというものも語れるそういう資源であるだけに、やはり町民そろってこの宝の山をもっと躍進をさせて、飛躍をさせて全国、あるいは全世界にPRできるような、そういう環境を整えていただきたいなと思います。私は、これからの経済の土台というのもやはり何といっても現在の基幹産業の中では、観光産業だろうなと思いますけれども、観光産業だけでこれからの経済の土台だということは、そろそろ検証検分を図りながら、考えていく必要があるのではないかなという気がします。それというのも、先ほど理事者が述べておりますように、今、実際に噴火以降、職住分離が続いているのですよ。働く場所は温泉にあるけれども、居住していることは本町にあるとか、あるいはまた伊達から通っている、室蘭から通っている、豊浦から通っているという、そういう職住分離になっているだけに、これからの経済の土台というのは観光産業だけに力を入れるということではなくて、むしろ人口減対策であるとか、定住対策であるとか、移住対策であるとか、この町の高齢者の方々が本当に安心をして生活のできるようなそういう環境こそが、このまちづくりの基盤になるのではないかなと思っておりますので、ぜひそういうことでこれからのまちづくりの先導をやっていただきたいなと思っております。それでは、時間の関係もございますから、3番に入らせていただきますが、国の地方創生は、やる気のある自治体には交付税・交付金を増額するのだと、こういうことも選挙前は創生担当相も述べております。今回、2名の方々も地方創生のあり方について質問されておりますので、割愛をしたいと思いますが、今、考えられておるやる気のある政策課題、メニューというのは、きのうから理事者は宝の山が重点的になるかのような答弁なされておりますけれども、地方創生ということを考えてみたときに、今、申し上げた宝の山の資源が地方創生事業として、道・国あたりに働きかけるということなのでしょうか。もう一度聞きたいなと思います。それから、いつごろ洞爺湖町の政策決定がなされるのか、その辺も含めて、簡潔にできたらお願いしたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

地方創生の柱、私どもの町は前にも申したかもしれませんが、自然豊かな洞爺湖を有しておりますので、世界ジオパークに初めて認定になった地域でもございます。特に、ジオパークについては、やはり日本国内のジオパークもさることながら、世界に通用できるジオパークにしていきたいなというふうに思っております。このジオパークと今回の温泉熱を利用した、こういう地域の活性化といいましょうか、こういうものを目指してまいりたい。しかし、観光産業だけでなくて、私どもには肥沃な大地の農業がございます。この農業もやはり今、進化しております。私どもの町の農業には、これぞといった例えば例を出していくと、メロンですとか、トマトですとか、これがうちの町の売りですよというようなものが、残念ながら多岐にわたっているということがありまして、なかなかこれがということがないわけでございますが、農業はすばらしい農業があります。一つにはクリーン農業、そしてグローバルギャップを受けている、認証を受けている農業地帯でございます。これをしっかり育て、守っていかなければならないな、そのために農協さんだけではなくて、町のほうも農業振興策については支援をしていかなければならない。自前のところで、今、土壌分析もやらさせていただいております。できれば土地台帳のほうまで踏み込んでいきたいなという考え方も持っております。さらには、今、エゾシカ対策の駆除員として、1名嘱託ではありますけれども、配備をしております。この間も町政懇談会で、洞爺地区のほうにお伺いしたときに、今、鳥獣保護員について本当に皆さん喜んでおられて、高い評価を受けている部分もございます。何とかこれを継承してほしいという声がたくさん聞かさせていただきました。さらには、水産のほうに目を向けて見ると、かなり以前の100件近くあった戸数からは、今40件近くに落ち込んでしまっていると。しかし、残った方々はやっぱり一生懸命頑張っておると。今、ホタテの単価もキロ当たり270円前後で推移をしている、この内浦湾、噴火湾のホタテもキロ当たり370円で取引をされているところもあるように聞いております。私どもの町のホタテについては、残念ながら今のところ2年貝が主流になっているようですから、他の3年貝、4年貝と比べと、ややもすると貝柱がちょっと小さいといいましょうか、でも今キロ270円前後で取引をされておられるということで、これらについてもしっかり支援をしていかなければならないなというふうに思っております。私どもの町は、他の地域にない観光を主体として農業もあるし、水産業もある、豊かな自然の中に住まわさせていただいている、この地の利を生かしていかなければならない。その生かした施策を、これからも立てていかなければならないなというふうに考えております。

出典:洞爺湖町議会 平成26年12月会議 2014年12月17日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる