洞爺湖町議会 平成26年12月会議 2014年12月16日
去る10月4日に開催された群馬大学大学院片田先生による防災講演のことについて
2014年12月16日、洞爺湖町議会の一般質問で、七戸輝彦議員が「去る10月4日に開催された群馬大学大学院片田先生による防災講演のことについて」質問し、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春、企画防災課長 八反田稔、庶務課長 藤川栄治、経済部長 森寿浩が答えました。
- 聞いた人
- 七戸輝彦 議員
- 答えた人
- 企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春、企画防災課長 八反田稔、庶務課長 藤川栄治、経済部長 森寿浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 13番 七戸輝彦
これから一般質問をさせていただきますが、本議会においては10人の議員の一般質問が予定されているとのことでありますので、なるべく質問の中心部分のみをさせていただきますので、理事者におかれましても、短時間で終了できるよう、簡潔に、しかも色よい答弁をお願いいたします。なお、質疑、答弁で三、四十分ぐらいを予定していますので、あらかじめお知らせしておきます。第47回衆議院議員総選挙は、先日12月14日、投開票が行われ、私の所属政党である公明党は、現行の選挙制度になって以来、最多の35名の当選を見ることができました。連立を組む自民党も好調な成績であったことから、公明党は再び与党として連立政権の一翼を担わせていただくことになりました。洞爺湖町議会公明党としても、さらに与党との連携を深め、洞爺湖町発展のため、町民福祉のために努力してまいる所存でございますので、理事者におかれましても、今後ともよろしくお願い申し上げます。私のほうからは、1点目の質問として、去る10月4日に開催された群馬大学大学院片田先生による防災講演のことについて質問させていただきます。片田先生にご講演いただくことが決まりましてから、担当課を初め職員各位は、ことあるごとにその講演会の啓蒙に努力されていたように思いますが、最初に、事前に行われた避難訓練を含め、何名ぐらいの方が講演に参加されていたのか、ストレートにこの結集状況を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
10月4日、洞爺湖文化センターで行われました群馬大学片田教授の防災講演会の参加状況であります。一般聴衆者115名、役場、消防関係者135名、合計250名の参加となっております。また、その前に行われました大津波警報を想定した津波避難訓練に関しましては、63名の方が参加しております。以上です。
議員の質問 13番 七戸輝彦
結集状況についてはよくわかりました。私もこの講演の開催を強く強く希望していた一人です。片田先生が来られることを心待ちにしていました。当日、私も当然のことながらこの講演を聞きに駆けつけました。会場の中を見た感想では、先ほどの答弁のとおり、決してあふれるほどの結集とまではいかなかったと思います。しかしながら、参加されたお一人お一人が真剣に講演に聞き入り、ある方は涙を拭うという、そういう姿も見受けられました。私は、この講演の中の一つの言葉に衝撃を感じたところです。それは、行政がふだん考えている防災対策は、例えば避難所はどうする、あるいは備蓄はどうしておくといった、災害で生き延びた方々の対策だ。そして、災害で命を落とさないために、生きるためにという対策ではない。災害発生時にいかにして住民は避難し、生き延びるかということが大事だという、この対策の話でありました。2000年有珠山噴火の災害のとき、私はなりたての議員として、その災害の中にいました。毎日毎日走り回り、町民が抱える課題と真っ向から向き合ったつもりです。その一つ一つを忘れないために、本当にちゃちなものなのですけれども、28ページに及ぶ手記を作成しておりました。まさにこの当時のことを忘れないために、そういう手段として残しておきました。そして、この質問をするに当たり、15年ぶりにその中身を開いてみたのです。そうすると、あくまでも当時の私の感想ですから、決して正しいことばかりではないと思いますが、その中に、災害対策本部と避難対策本部を分けたほうがよいのではないかという手記の書きとめた部分がありました。それは、災害の初期、特に噴火の災害のときというのは、とにかく避難所まで逃げるという、そしてその初期対応こそが大事なのだという意味でそう書いてあったものです。避難対策が終わってからでも十分、無事に皆さんに逃げていただいてからでも、後の対策は打つことができるという、そういうように現実のことは見えたのです。2000年噴火は、町民が上手に避難をして犠牲者が出なかった例として、メディアとかいろいろなところに登場いたします。その中の一つの言われ方としては、噴火を予知して、それで行政が避難をさせて、それで命を落とす人が1人もいなかったという、こういう世界に誇るべき事例として紹介されることがたびたびあります。しかしながら、これはもちろん行政機関とか消防の関係者、それからいろいろな人の力で成し遂げられたものだとは思うのですけれども、噴火が終わりまして、その後に行った、私の聞いたご本人からのお話でありますけれども、泉地区のある方は避難しておりませんでした。あの火山弾が降る中、家にいたという事実がわかりました。そのお宅の敷地には無数の石、大きさが30センチ以上あると思いますが、それらが降ってきているという状況にありました。たまたまお宅を直撃しなかっただけで、隣のおうちでは2階の屋根から1階の床まで石が通り抜けているということも実は判明いたしました。このようなことから、命を守るためには、何を置いてもこの初期対応が大事だという先生の声を他人事として聞くことができませんでした。町長は、片田先生の講演から何を感じたか、率直にお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
先ほど議員が感じていただいたようなことと同じようなことになろうかと思いますが、まずは災害に遭遇する前に逃げる、安全なところに避難をしていただく、これが一番肝要かなというふうにも思っております。その後の対策は、逃げたところからまた新たな対策、いわゆるいろいろな福祉関係の対策、着るものも着てこなかった、あるいは食事をどうするのだ、あるいはお風呂はどうするのだ、いつ家に帰れるのだ、それは命あっての物種でございまして、まずは逃げるということが肝要かなというふうに思っております。
議員の質問 13番 七戸輝彦
まさに本当にそのとおりだと思ったのです。前の噴火を思い出しても、片田先生のお話を聞いても、まさにそのとおりだと思ったのです。よく想定外、想定外という言葉が世の中で出ますけれども、想定どおりに自然が動いてくれたら、それは苦労のない話なのですが、噴火するにしても、現実的には想定されたところから噴火したわけではない、はるかにまちに近いところから噴火したとか、いろいろな状況があったわけですよね。やはり命あっての物種といいますか、それは行政ではある程度のこと、避難所とかいろいろなことを決めなければならないというルールもあると思うのですけれども、ぜひそういうふうに避難対策を中心に置いた防災というものを、副町長が本当はこの専門家であると思いますので、こういうところをまた見直していっていただきたいなと思います。この講演について、ちょっと感じたのですけれども、会場内を見渡すと、作業衣姿のほぼ全員、町職員の方、それから消防団の方、それから学校の先生もお見えでした。このことから、町民の命を守ろうとする町長の並々ならぬ防災への決意を私は感じることができました。ここを出発点として、どのような避難対策、防災対策を考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
私も片田先生の講演を聞いて、改めて防災訓練の必要をまず感じたところでございます。これからも引き続き噴火や津波などの避難訓練を行っていくとともに、災害弱者と言われている避難行動要支援者の避難訓練も同時に行ってまいりたいと考えております。また、自助、共助、公助の中で、地域の方々が災害に対して認識をしてもらい、自助、共助の中で地域の方々の命を守れる自主防災組織の確立に行政としてもともに協力し合い、立ち上げていくよう努力してまいります。子供たちへの防災教育につきましては、算数などいろいろな教科の中で防災のことを取り入れた授業が行えることを先生はお話ししていたところであります。そうした中、今後、教育委員会とも協議をしていき、学校の中でも防災に関しての授業、そういうものが受けられるような体制を整えていきたいと思います。また、町長、やはり職員一人一人、災害に対してしっかりとした心構えを持つようにということで、今年度から町民の方に聞かれても説明をできる職員になりなさいということで、職員全員、役職ごとに、現在、防災、また、自助に関してですけれども、勉強会を開催しているところであります。そうした中で、やはり自分の仕事としてしっかりと防災に関して動いてもらえるような職員をつくるという形で、今、庁舎内でも動いているところでございます。以上です。
議員の質問 13番 七戸輝彦
ぜひそのようにお願いしたいと思います。また、ちょっと通告にないのですけれども、可能であれば、講演の中で上映されたDVD、あれが何らかの形で手に入るようであれば、あれは学校等に配布していただいて、ぜひ、10分か15分のものですので、見ていただいて、このように避難すべしということを、学校、それから子供たちの家庭ででも何らかの形で見ていただけるようなことができないかなと、このごろ思っているのですけれども、できますれば答弁をお願いいたします。
町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)
その映像等、ちょっと先生のほうから著作権とかいろいろあるというお話は聞いております。ただ、入手できるものであれば入手をして、学校等にお伝えしていくことをしていきたいと考えております。
議員の質問 13番 七戸輝彦
それでは、その辺、よろしくお願い申し上げます。それでは、硬水対策工事と洞爺国道三豊トンネルについてと、こういうことでお話しさせていただきたいと思います。待ちに待った硬水対策工事がもう少しで終わると聞いております。担当課からの話では、今月24日には新しい水に切りかえるのだという話を聞きまして、まさにこれは町民の絶好のクリスマスプレゼントになるのではないかなと、そういう声も聞かれるところです。逆に、今度は本当に大丈夫なのかという、そんなような声も聞かれているところです。数値的にはどうなるのかという、その切りかえたときの想定を伺いたいと思います。もう1点は、実は今朝、タイムリーに電話をいただいて、今朝の水はおいしかったという話が町民の方から寄せられていて、まだ新しい水には切りかえられていないのではないかと思うのですが、その辺の正確な日にちのところも伺いたいと、そのように思います。
町の答え 企画防災課長 八反田稔
硬水対策事業の改善後の数値でございますが、まずもって、この事業につきましては、先ほど行政報告にもありましたけれども、急務な事業として進めてまいりました。本町地区の住民の皆様方には大変ご不便をおかけしてございましたが、議員各位、地域住民等の皆様の協力もいただきまして、12月24日に通水可能になりましたことを改めて報告申し上げます。その中で、改善された数字でございますが、本年の9月17日に水質検査にての数字でございますが、硬度につきましては、水質基準が300ミリグラム/リットル以内に対しまして、本町地区は250ミリグラム/リットル、洞爺湖温泉地区につきましては35ミリグラム/リットルでございまして、また、蒸発残留物につきましては、水質基準が500ミリグラム/リットル以内に対しまして、本町地区は410ミリグラム/リットル、洞爺湖温泉地区は87ミリグラム/リットルとなってございます。今後につきましては、本町地区は洞爺湖温泉地区と同じ水道水となりますので、硬度につきましては35ミリグラム/リットル程度に、また、蒸発残留物につきましては87ミリグラム/リットルになる予定でございます。また、もう1点、今のご質問でございます。きょうの朝、おいしい水になったということがあったというふうに今伺いましたが、実は洞爺湖温泉から三豊地区に、三豊配水池の水は、今でも実は洞爺湖温泉から徐々に多く流してきてございます。それは、やっぱり消火栓の配水管に圧を一気にかけないように、どんどんどんどんふやしていって、実は今は三豊配水池から直接流れている本町地区の方には、徐々に改善されてきております。しかしながら、それは三豊配水池から直接流れるお宅だけの話でございまして、泉、入江につきましては、先ほど申し上げましたとおり、24日、通水後に改善されることになってございます。以上でございます。
議員の質問 13番 七戸輝彦
電話いただいた方は青葉の方なのですが、やっぱり人間、相当わかるのですね。わかりました。今の数値の件、こちらから質問しておいて何なのですけれども、今の数値を示すのは、もうちょっと私たち素人にわかりやすく、例えば今までみたいにやかんにまるっきり白いものはつきませんよとか、あるいはほとんどつかないとか、今までと比べて何ぼかいいとか、例えば風呂の底にざらざらしたものがあるけれども、それはなくなるよとか、何か私たちに具体的にわかりやすい表現で教えていただけないでしょうか。
町の答え 企画防災課長 八反田稔
改善前との比較の具体的なことかと思います。まずちょっとわかりにくいかもしれませんが、数字で比較させていただきますと、先ほど申し上げましたとおり、硬度は250から35に、約7分の1に減少します。蒸発残留物も410から87、約5分の1近くまで減少してございます。これを具体的に言いますと、蒸発残留物自体がゼロになったわけでございませんので、白い付着物が全くつかないとか、風呂の底が完全にきれいになるというような、絶対つかないというような状況ではございません。しかしながら、数値がかなり下がってございますので、水道の蒸発後のやかんにつく白い付着物というのはかなりつきにくくなるという表現で答弁させていただきたいと思います。また、もう1点、ちょっと味のことをお話しさせていただきますが、今後は軟水の水道水になりますので、日本人は硬水になじみにくく、また、軟水が好まれるという傾向が広報にも記載してございました。このことはやはり洞爺湖町民も同じだと思います。厚生労働省の諮問機関がまとめたおいしい水の水質要件というのがございまして、その中で、硬度は10から100、蒸発残留物は30から200の範囲内としてございまして、改善後は、このおいしい水の水質要件の範囲内になりますので、それも特に値が低いものですから、やわらかくおいしい水になったと言えると思っているところでございます。以上でございます。
議員の質問 13番 七戸輝彦
よくわかりました。わかりやすく説明していただいて大変ありがとうございます。次なのですけれども、この硬水化工事とは直接関係ない話なのかもしれませんが、二、三カ月前だったと思うのです。三豊トンネルで久し振りににおいがしたという話が何人かから聞かれたのです。私もこのときに、3カ月ぐらい前だったでしょうか、通ってみたのですけれども、そう言われてみればかすかににおいがするような気がしたのです。ただ、このごろは余り感じられないのですよ。例えば工事とにおいがするという関係だとか、あるいは、ほかに下水道、また、何かの形でさわったとか、ほかに同じような苦情が水道課のほうに、町のほうに寄せられているかどうか、それをちょっとお聞きしたいのです。お願いします。
町の答え 企画防災課長 八反田稔
230号線の三豊トンネル内の臭気についてでございますが、まず、先ほどございました水道の硬水対策工事の中ではトンネル内の工事がございませんでしたので、その影響はないと思います。それから、環境課、それから私のほうにもそういうお話はいただいてございません。先日、一応室蘭開発建設部の有珠復旧事務所のほうにも訪ねていきまして、そういうトンネル内の異臭、悪臭についての話とか苦情がありませんかということで聞いたのですが、それもないということでございました。私、このお話がございましたので、先日、三豊トンネルの洞爺湖温泉側から歩道をちょっと歩いてみたのですけれども、そのときにも特にそういう排気ガス以外には臭気というのは感じられなかったのですが、私ども、その中で、可能性の話なのですが、2点ほど考えてみたのですが、1点といたしましては、二、三カ月前ではないのですが、11月の初旬に下水道の管の腐蝕調査というのを実施してございまして、三豊トンネルを出た洞爺湖温泉側で実施してございます。これはマンホールをあけて、中にカメラを入れたり、コンクリートをコア抜きしたりしている調査なものですから、それは数時間、当然あいてございまして、その中に風が入って、風とともに臭気が入ってしまったのかなという一つの可能性がございます。また、もう1点は、いつもあることなのですが、三豊トンネルの出入り口前後に下水管の流れをよくするために換気管というのがついてございます。要は空気がたまって流れが悪くなってしまうのを抜くものでございまして、その空気が抜けるときに、若干ですが、臭気も当然抜ける可能性がございます。そういうこともあって、それが入っている可能性も、推定でございますが、ありました。しかしながら、やはりこの状況についてははっきりしないものですから、室蘭開発建設部有珠復旧事務所と情報を共有し、連携しながら監視を続けていきたいと思いますし、その原因がわかり次第、早急に対策は講じていきたいと思っているところでございます。以上でございます。
議員の質問 13番 七戸輝彦
余り苦情がないようですから、余り深刻なものとは考えなくてもいいと思うのですが、それでよろしいですか。
町の答え 企画防災課長 八反田稔
何度も言うようですが、苦情をいただいてはいないのですが、私どもも何度かこれからもそこに出向いて監視は続けていきたいと思っております。
議員の質問 13番 七戸輝彦
よろしくお願いいたします。次に、財田の奧の土砂崩れ現場があって、そこはしばらく通行止、何年も通行止になっておりまして、そのことの現在の状況というのと、これまでの経緯というのを伺いたいと思います。土砂崩れが起きて、まるっきりそこから上には入っていけないという、もっと手前のほうで通行止にしているというような状況もあるようでございまして、奧のほうに入りたいという人も数多くいるようでありますので、質問の中で、このことに触れたいなと、そのように思います。現在の状況と経緯を先にお知らせください。
町の答え 庶務課長 藤川栄治(庶務課長は2015年3月まで)
財田早月間の通行止についてでございますけれども、平成23年の7月21日から通行制限をしてございます。まず、一般質問の通告にありましたことから説明させていただきたいと思いますけれども、歴史的経緯と役割ということで質問を受けておりますので、まずその部分について説明させていただきたいと思います。早月地区につきましては、早くから鉱山探しが盛んでございまして、大正14年ごろには財田地区から8キロほど入ったところに洞爺鉱山といたしまして道内屈指の金鉱山があったということで、鉱山には500人ほどの人が働いていたということが洞爺村史にも記されているところでございまして、当時の明るい村の材料としてにぎわっていたというようなことで、村民を初め盛んに道路が使われていたのだと思われるところでございます。しかし、鉱山の閉山とともにそのにぎわいもなくなりまして、時代の流れとともにその利用が変化をしておりまして、平成元年ごろには早月地区のリゾート開発計画もありまして、一部道路の改良工事も行われましたが、早月牧場の閉鎖もありまして、現在の伊達市大滝地区、北湯沢温泉へ通じる道路として、また、不動産登記目的、砂防施設の維持管理、国有林事業の道路として供用されてきたところでございますけれども、後志森林管理署とともに維持管理に努めてきたところでございますけれども、土砂崩れにより崩落の危険から通行止にしているという状況でございます。現在の状況でございますけれども、点検等の状況の確認のために立ち入ることは、大きな落石などは取り除いておりまして、四輪駆動車で入ることは可能でございますけれども、落石や倒木があり、一般車両の通行につきましては現在も通行できない状況にございます。以上でございます。
議員の質問 13番 七戸輝彦
どうしてこの話を今の時点でするかというと、どうも壮瞥のリンゴの果樹園のところ、滝之町の果樹園のところから、壮瞥の湖畔ぶち、どこになるか、東湖畔になるかわからないのですけれども、そこにトンネルを掘って、避難道路か何かをつくるという遠大な計画があるようですね。私もこの話を聞いたときに、せっかく財田から北湯沢まで抜ける道路があるのに、それを生かしたほうが安くて早いのではないかなと、道か国がやっていることかわからないのですけれども、そんなようなことも思ったわけです。改めて地図を見ると、早月まで行くと、もうほとんど北湯沢なのですね。だから、案外遠くないのかなとも思ったりもしていたのですけれども、一度私も財田の方向から北湯沢に向かって車で走って、断念して戻ってきたということがあるのですけれども、当時としては、少しいじればまだまだ通れるのではないかなという気がしていました。そんなようなことから考えれば、このトンネルを掘るのも結構なのですけれども、この道路とともに、現在通行止になっているところがもし復旧できるとすれば、付近の利便性だとか、災害時に使うということになれば、非常にこれまた有益なものでないかなと、今考えているところです。復旧には億単位の、何億円かのお金がかかると聞いていますが、それで断念したということがあると思うのですけれども、改めてそのときの試算と、現在もやっぱりそれぐらいかかるのかどうかということを聞きたいと思います。どれぐらいの復旧するために金額がかかるのか、教えてください。
町の答え 経済部長 森寿浩(経済部長は2015年3月まで)
初めに、壮瞥町のトンネルを掘る工事、これは隣のまちの話ですから、余り詳しくはわかりませんけれども、有珠山の山頂から噴火した際に、火砕サージが届く範囲から少し外れたところに避難道路として建設するというように聞いています。位置的には、壮瞥に向かって下に、壮瞥のまちにおりるところから左に曲がれば湖畔ぶちに行くわけですけれども、その丁字路から2キロぐらい先の湖畔ぶちから国道に向かって抜くというように聞いています。あくまでもそれは湖畔の避難道路ということで、これは北海道が施工するということで今進めているというふうに伺っています。それで、早月線の関係の費用につきましては、3年前に試算しておりますけれども、この当時で2億4,000万円という数字が出ております。いろいろ災害があって、今、単価的にも、あるいは人件費なども上がっていますので、単純に計算すると、それよりも高くなるのではないかと、今の状況ではというふうにも思いますし、当時の積算というのは、崖を直すという部分だけでありまして、用地の購入ですとかいう経費も入っておりません。それから、仮に何かの道路事業でやるとした場合に、あの道路自体が道路構造令を満たす道路ではないものですから、もう少しよくしなさいと、こういうような指導も入る可能性もありますから、そうすると、まだまだ額は膨らんでいくというような状況にあるというふうには理解しています。
議員の質問 13番 七戸輝彦
今の部長の理解の仕方だと、何か先が真っ暗なような感じがするのですけれども、一応聞きたいと思います。この道路というのは、お金がかかる、かからないは別にして、ある程度の必要性のあるものと町は考えているかどうかということをきょうはメインに聞きたかったのです。これをストレートに教えてください。
町の答え 経済部長 森寿浩(経済部長は2015年3月まで)
あの先には早月の滝などもありますし、あるいは国有林もありますし、森林所有者もいっぱいおります。ですから、あれが不要であるとか、そういう認識は持ってはおりません。ただし、今の政策課題の中で、優先的な大きな事業がいっぱいありますし、すぐということにはこれはならないのではないかというような認識ではおります。いろいろ事業関係なども調べまして、町にとってなるべく有利な事業手法、こういったものを模索しながら、今後検討していきたいというふうには考えております。
議員の質問 13番 七戸輝彦
模索していくということで答弁いただきましたので、完全に打ち切りではないよと、こういうニュアンスとして受けとめましたので、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。