洞爺湖町議会 平成26年6月会議 2014年6月17日
硬水対策事業の効果と漏水対策について
2014年6月17日、洞爺湖町議会の一般質問で、大西智議員が「硬水対策事業の効果と漏水対策について」質問し、上下水道課長 八反田稔が答弁しました。
- 質問者
- 大西智 議員
- 答弁者
- 上下水道課長 八反田稔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 大西智
それでは、次に、2番目の硬水対策の関係で質問させていただきたいと思います。硬水対策事業の効果と漏水対策についてということで、2期目の真屋町長の主要施策でもある本町地区の生活水の改善として硬水対策事業が上げられ、そして、今、この事業が進んでいるところでございます。町民にとっては願っていた事業ではないかなと、このように私自身は思っているところです。それで、まず第1点目なのですけれども、この事業で何世帯、何人の方々に水が配水されているのかお聞きしたいと思います。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
硬水対策事業による事業効果でございます。本年の3月末の集計値でございますが、洞爺地区を除く上水道全体の給水戸数につきましては3,949戸、給水人口が8,038人となってございます。そのうち事業対象、今回の硬水対策事業での効果がある戸数でございますが、給水戸数でいきますと3,077戸、給水人口でいきますと6,388人となってございまして、全体の割合からいきますと、割り返しますと78%、約8割近くが対象となっているものでございます。以上でございます。
質問 12番 大西智
今回の事業で多くの方々がこれからおいしい水が飲めるということで、ちょっと安心したところなのですけれども、実際、この事業で、1日につくる水の量と実際に使われる水の量との違いというのはあるのでしょうか。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
1日ではなくて、ちょっと年間で数字を出してきたのですが、それでちょっと答弁させていただきます。年間の、今回の硬水対策事業でのつくる量でございますが、平成25年度の数字でございますが、年間の配水量といたしましては57万4,000トンほどございました。そのうち有効水量、いわゆる有収水量と無収水量を足した数字でございますが、それが40万3,000トン、差といたしましては17万トンほどございます。これは大変大きな数字でございまして、私ども昨年の6月に修繕しました道道洞爺湖・登別線の珍小島前で大量の配水管の漏水がございました。これが何カ月も続いたことから、こういうような数字になったかというふうに思っているところでございます。以上でございます。
質問 12番 大西智
今の答弁を聞く中においては、何か水をつくっても有効に使われていないような気がしてならないのですけれども、次の質問の中にもあるのですけれども、水道水の安定供給を行うために有収率を高める必要性はないかということなのですけれども、これ、有収率を高める必要性があるのではないかというのは、有収率を高めることによって有収率の行程というものが直接水道事業の経営に影響するので、これを高いレベルに維持するという部分が水道事業者の責務ではないかなというふうに私は思うのですけれども、その辺、有収率も含めて、そういった必要性を多分感じてはおられると思うのですけれども、近々、3年ぐらいの洞爺湖町の有収率をお聞きしたいと思います。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
有収率の関係でございます。先に申し上げますと、有収率の向上につきましては、町といたしましても重要な課題として捉えているものでございます。毎年、私どもの施策といたしましては、漏水防止対策を目的に、専門業者に漏水を調査させてございます。また、水量についても管理会社に管理を委託していまして、監視を続けているところでございます。その中で、今回の有収率の状況でございますが、平成23年、平成24年、平成25年と申しますと、平成23年が74%でございます。平成24年が68.2%、そして、平成25年度末で73.8%という状況でございます。これにつきましては、平成24年から平成25年に続いた、先ほど言った漏水が原因かというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 12番 大西智
これ、74%から68%、そして73%ということで、この70台、60台の有収率という部分が妥当なのかどうか、その辺をお聞きしたいのですけれども。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
全国的な、平均的な数字をちょっと、有収率を申し上げたいと思います。全国平均90%という有収率があります。しかしながら、都市部はかなり有収率が高いのですが、やはり郡部、市町村になりますと、全国平均で、給水人口が1万人未満の平均でございますと、80%という数字でございます。簡水に該当するのですが、給水人口5,000人未満につきましては、全国平均で76.9%という状況でございまして、私どもの有収率は先ほど申し上げた数字でございますが、近年といいましょうか、先ほど大きな要因だというふうに申し上げましたけれども、ことしの1月から4月までの有収率を調べてみたところ、本町地区につきましては75.4%、洞爺湖温泉地区につきましては82%で、合わせますと、町全体としては1月から4月までで77.4%という状況になっているところでございます。以上でございます。
質問 12番 大西智
直接的な有収率がいいかどうかという部分の答弁はなかったのですけれども、ただ、端的に考えても、全国的な平均をとっても、果たして70%台の率がいいのかどうか。私自身、せっかく水をつくっても、約3割近いとは言いませんけれども、2割弱の水がどこかに行っているという現状。これは、硬水対策事業をやっていく中において、果たしてそれでいいのだろうかなという思いがあります。皆さんにおいしい水を供給するために、せっかくの事業の中でつくった水を、3割弱、2割強の水がどこかに行ってしまう。やはりこれは、次の質問の中にもあるのですけれども、やはり配水管の布設がえ等々などを含めて、抜本的な物の考え方できちんと取り進めていかなくては、この辺の事業のあり方と、どうもミスマッチするなという思いがあるのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
せっかくのおいしい水をつくっても、3割ほどが無駄になっているのではないかということかと思います。私どもも、有収率の向上のためには漏水対策が一番先だろうというふうに考えてございまして、その対策といたしましては、先ほども議員ご指摘のとおり、経済性の向上もございます。また、水資源の有効活用、水圧低下による取水不良や道路陥没等による事故防止とか、いろいろなことが考えられるのです。有収率も一緒に考えて、安全な水を供給するためにどうしたらいいかということで検討しているところでございます。その中で、私どもといたしましては、やはり漏水管の布設がえというのも、今後計画しているところでございます。以上でございます。
質問 12番 大西智
有収率が低いという部分で、今後なのですけれども、町の計画有収率というのですか、これの策定というのですか、これの考えというのはないのでしょうか。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
町といたしましては、先ほど全国平均90%という数字がございましたが、私どもといたしましても、アセットマネジメントといいまして、いかに有効な水を配水できるかということと効率的な経営ができるかということで、そういう計画を独自で策定してございます。その中では、毎年1%ずつではございますが、必ず上げていくという目標で、そういう計画はつくっているものがございます。
質問 12番 大西智
毎年1%ずつ上げていく目標だということなのですけれども、数字が数字なので、1%でいいのかどうかという部分はあるのですけれども、きっちりとこの数字が上がるような形での計画をつくっていただきたいなと思います。また、厚労省の通達の中に、水道の漏水防止対策強化ということで、これは有効率が90%未満の事業に当たっては、早急に90%に達するよう漏水防止対策を進めることということでの通達が来ているはずです。やはり、少なくても80%後半、90%に近い有収率というものを考えながら、年次的な配水管の布設がえ計画というものをしっかり立てて行っていただきたいと思いますけれども、その辺を含めてもう一度、雪害の計画というものをしっかりやっていけるのかどうかということで、ご答弁をお願いしたいと思います。
答弁 上下水道課長 八反田稔(上下水道課長は2014年12月まで)
改めてもう一度申し上げます。水道管の更新につきましては、私どもといたしましては、洞爺湖町のまちづくり総合計画の中で、先ほども申し上げましたが老朽管の布設がえ事業を計画してございます。漏水事故を未然に防止しまして、住民への安定供給を目的にしたものでございまして、目標といたしましては、上水道の延長が10.5キロほどの石綿管がございます。また、簡易水道につきましても2.5キロほどの石綿管がございますので、その布設がえをこれから計画をしているところでございます。事業開始年度につきましては、実は本年度からということになってございまして、本年度につきましては、洞爺地区の洞爺2号線の改良にあわせまして、老朽管の更新の設計と工事をことし実施することとなってございます。今後の年次計画につきましては、道道や町道の改良にあわせた計画もございますが、そのほかに、事業費の均等化を図りながら、継続的に実施できるような計画を取り進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 12番 大西智
硬水対策事業が進んでいる中で、安心・安全な水がこれから町民に配られるわけなのですけれども、つくられた水を無駄にしない中で、本当に硬水対策事業が生きるような、そういった形のものになっていきたいと思いますし、今、課長が答弁されましたように、年次的な、効果のある水道管の布設がえを行っていただきたいなと思います。