当別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日
(1)町内の外国人の状況と関連施策について/(2)ロイズタウン駅周辺の今後の開発について
2024年6月20日、当別町議会の一般質問で、山﨑公司議員が「町内の外国人の状況と関連施策について」「ロイズタウン駅周辺の今後の開発について」について質問し、町長 後藤正洋、住民環境部長 種田統、教育長 三澤吏佐子、企画部参与 長谷川道廣が答弁しました。
- 質問者
- 山﨑公司 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、住民環境部長 種田統、教育長 三澤吏佐子、企画部参与 長谷川道廣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 山﨑公司
議長の許可をいただきまして、通告書に基づき、本日は町内の外国人の状況と関連施策について、それとロイズタウン駅周辺の今後の開発について、2項目について質問させていただきます。まず、1項目め、町内の外国人の状況と関連施策についてです。町内で暮らす外国人住民を取り巻く環境がどのようになっているのか。多文化共生のこれからをどう描いているのか。外国人との共生社会を導くために、まず外国人住民との関係を構築し、相互理解を深めることが求められます。さらに、外国人住民の増加に正面から向き合い、町の政策体系の中に外国人関連施策を位置づけ、共生のための環境づくりを体系的、計画的に進めていく必要があると私は思います。7点質問いたします。1点目、昨年10月1日、町内の外国人登録は、これは私のほうから住民課のほうに最新のを調べてほしいという依頼をいたしました結果ですが、昨年10月1日現在、外国人登録は23か国、191人、人口1万5,342人の1.24%でした。そのうち北海道医療大学関連は学生、教職員を含め7か国、55名でありました。今年この最新の5月1日現在の町内の外国人登録の状況は何か国で、男女別、年齢構成、健康保険加入状況、さらに参考までに10年前の登録数についても同様に伺います。2点目、転入手続等窓口業務を含め医療、福祉等についてどのように対応されているのか。3点目、町内会における住民との交流等、特にごみ回収や排雪等には問題がないのか。4点目、防災、自然災害の避難伝達は日頃どのように実施しているのか。また、保存食、アレルギーの関連にしている保存食の準備は十分なのか。5点目、文化交流について、図書館や公共施設の活用の対応について伺います。6点目、現学校、一貫校及び太美地区の2校について、外国籍の児童生徒数がどの程度いらっしゃるのか。家庭教育に関わる支援と課題をどのように日頃対応しているのか伺います。7点目、非常においしいと好評の給食についての対応はいかになさっているのかを伺います。次、2項目めの質問です。ロイズタウン駅周辺の今後の開発について伺います。請願駅としてロイズタウン駅は開設し、2年経過いたしました。通勤、観光客と予想以上に利用されております。また、応募による道路の愛称名、チョコレートストリート、カカオアベニュー、北欧の風通りの看板も設置されております。5点質問いたします。1点目、自動運転バス実施実験運行は、にぎわい創出としてどのように貢献しているのか。また、実際に自動運転バスの導入を今後どのように計画しているのか。2点目、北海道医療大学の移転による、約1,000名近い人数だというふうにも言われておりますが、このような人口減少の影響をカバーするためにもロイズタウン駅周辺の開発による定住人口増を目指すことが最重要と私は思っております。町の活性化を期待する駅前開発、当別、太美、ロイズタウンの駅前開発が重要との認識で、札幌に最も近いロイズタウン駅周辺開発はどのように描いているのか伺います。3点目、昨年2月、会派の研修で茨城県の常総市のアグリサイエンスバレー事業を視察に行ってまいりました。これは、ロイズタウン駅前の開発において、この常総市のアグリサイエンスバレー事業の展開が参考になるということで、我々会派で昨年の2月に行ってまいりました。この事業内容は、常総のインターチェンジ周辺約45ヘクタールに農業生産エリアと産業団地エリアを集積し、生産、1次産業、加工、2次産業、流通、販売、3次産業が一体となった地域農業の核、6次産業となる産業団地を形成し、農業を生かしたまちづくりを目指すという内容でした。取組体制は、官民連携事業、PPP事業として市、事業者の大手ゼネコン、地権者協議会の3者が協力して推進されました。行政でいろいろと説明の中で、順調に進んだのは大手ゼネコンの資金、企業誘致等の動きが絶大であったと、民間の企業の支援がなければできなかったという説明がございました。そういったことで、ロイズタウン駅周辺に農産物の生産、加工、販売という6次事業が検討、実現できないのか伺います。4点目、ロイズタウン駅周辺に公共施設、これは庁舎です。子育て世代が非常に多くなっています太美地区にという声が非常に高まってきております。特に公共施設につきましては、現庁舎は昭和45年に建築されて、1970年ですか、その当時人口は1万8,547人でした。4,445世帯でございます。既に54年経過しております。私も東京時代いろんな企業との営業もしておりましたし、同時に会派でもいろんなところに行っておりますが、現実的にその建物へ行きましたらトイレを必ず私利用させていただきます。トイレを見ると、その企業を信頼して取引ができるかどうか、あるいは行政のトイレを貸していただいて、それを見ると、やはり従業員の対応というのがどのようにされているのかということがよく分かります。それと、先日来太美地域活性プロジェクトということが、昨年も陳情もございましたが、この太美地区に、非常にポテンシャルが高い太美地区であるという内容でいろいろとお話があると思います。特にポテンシャルが高い要素として、太美地域は以下の理由でポテンシャルが高いということで位置づけられると思いますが、まず札幌市に隣接していると。札幌市からの移住者も多く、そういった意味で非常にいい場所だということです。それと、充実した交通インフラ、2か所のJR駅や国道337、それと交通基盤が十分に整備されているということです。それから、物流、通勤、通学、病院などの移動手段が整備されていると。それと、利便性に伴う新しい顔が出現しているということです。2年前にできました新駅及びロイズタウン駅のミュージアム、さらにこの6月の23日にオープンします大型ドラッグストアの進出など、非常にポテンシャルが高い地域になっております。特に庁舎につきましては、私もトイレ見たり、あるいは従業員の方の夏の暑さの、それと狭さ、これについてはもう私だったら我慢できないような環境です。現在耐震等の問題でまだ結論が出ておりませんが、やはり5年、10年先、本当にここは出来上がるには10年先ぐらいになります。そういう意味で、やはり私は民間の企業の協力も得て、早めにこのロイズタウン駅、あるいは太美地区に役場庁舎、あるいは地域包括センター等を、高まっている、そういったことの検討はないのかどうか、余地がないのか伺います。5点目、民間団体、人口戦略会議が4月24日発表されまして、消滅可能性自治体に当別町が対象になっております。この消滅可能性自治体という定義は、結局若い女性人口が2020年から2050年までの30年間で50%以上減少する自治体だということで、今回昨年の2023年12月に公表された日本の地域別将来推計人口に基づいて作られています。実際2020年は1,338人です。これが2050年には369人、72.3%減少するということが公になっています。これを脱却するにはロイズタウン駅周辺開発はじめ北海道医療大学の移転、この移転についても町民から既に町長のほうからああいう形があったということも我々後援会等にも書面で私報告しました。もちろん新聞等も見ております。やはり町民が今一番心配しているのは交通機関が最悪の状況になるのではないかという不安があります。例えば今バスについても医療大学からあいの里まで行っておりますが、これも病院がなくなれば当然行かなくなります。それと、現在日々医療大学は学生が3,600人の従業員が800人ぐらいと言われて公表されています。大体JRは4,000人前後の人が日々利用しています。この4,000人の利用者がゼロになればどういうことかというのは我々以上にやっぱり高齢の住民の方が心配していて、今1時間で3本ですけれども、せいぜい1本が限度ではないですかと。それと、来年4月には七、八%の値上げ、例えば当別からですと750円、これからさらに上がる。毎年とは言っていませんけれども、今のJRの状況でしたらかなり厳しい、あるいは当別町のほうから補助金なりいろいろと協力金を出せば別ですけれども、そういう環境にもなっております。やはり医療大学の移転を踏まえて町内のまちづくりを町一丸となって思い切った政策転換が私は必要ではなかろうかと思います。先ほどの消滅自治体というニュースが出てからいろんな方と話ししていますと、特に獅子内にあるスウェーデンハウス等の動きも今現在住宅購入の住宅ローンが上がる傾向にあります。それと、やっぱり将来消滅するのですかというような単純な疑問というのも出ていまして、移住の影響が出てくるのではないかというふうに私は心配しております。行政としては本当思い切った政策転換が私は必要だろうと思っておりますので、これについて質問いたします。1回目の質問を終了いたします。〔「ちょっと精査させてください」と言う人あり〕
答弁 町長 後藤正洋
調整にお時間いただきまして申し訳ございませんでした。山﨑議員の一般質問にお答えをいたしますけれども、初めに5月1日現在の外国人登録の状況等についてのご質問でありますが、総じて10年間で増加傾向にあります。なお、詳細な数値につきましては後ほど担当部長より答弁をいたさせますので、よろしくお願いいたします。次に、窓口での対応の状況についてでありますが、転入、転出、出生、死亡などの異動届のほか、健診、乳幼児の予防接種など様々な場面で対応する機会があります。外国籍で日本語が話せない方が来庁する際には大学や職場の通訳の方や日本語の分かるご家族、知人の方と共に来庁されることが多く、その方を介して対応しているほか、付添いがない場合には外国語翻訳アプリを活用しながら意思の疎通を図っております。また、異動届や申請書への記載について、日本語が書けない方はローマ字で記載していただいたり職員が代筆するなど状況に合わせて対応をさせていただいております。次に、町内会における住民との交流、ごみ回収、排雪等に課題はないかとのご質問でありますが、町内会においてコミュニケーションに苦慮しながらごみの出し方などサポートされていることは伺っております。町といたしましては、これまでもごみの分別やステーションの利用方法など分かりやすい説明に努めておりますので、今後も引き続き外国籍の方が正しいごみ出しを行うことができるよう適切な対応を行ってまいりたいと考えております。次に、外国人に対する災害時の情報伝達をどのように実施しているのかとのご質問でありますが、町のホームページや各種SNSには既に多言語翻訳の機能が導入されておりますし、必要に応じて先ほど申し上げた翻訳アプリにより外国語変換した情報を町から直接発信するといった準備もできております。また、保存食のアレルギー対策についてのご質問でありますけれども、町が備蓄している食品全体での対応は行っておりませんが、アルファ米に関しましては食物アレルギー源となる特定原材料等28品目を使用していない製品、加えてハラール認証を受けた製品を計画的に準備いたしております。次に、ロイズタウン駅周辺の今後の開発についてお答えをいたします。自動運転バスの実証運行がにぎわい創出としてどのように貢献しているのかとのご質問についてでありますが、令和6年3月定例会にて会派緑風会、島田議員の代表質問でお答えしたとおり、令和5年度の自動運転バスの実証運行では6月30日から7月17日の計18日間で約2,500人の方に乗車をいただき、多くの方が町を訪れ、にぎわい創出として一定の効果があったものと既に報告をさせていただいております。今年度の実証運行につきましては夏休みやお盆期間に当たる8月上旬から9月上旬の約1か月間で実施する予定としておりますので、より多くの方に乗車いただけるものと期待しております。自動運転バスの運行ルートにつきましては、前年度はJRロイズタウン駅からロイズタウン工場までの1ルートでありましたが、今年度は自動運転バスを2台走らせ、道の駅とうべつまでのルートを加えた2ルートで実施する予定としており、ロイズタウン駅を拠点に複数の観光施設を周遊いただけることになりますので、結果さらなるにぎわいの創出につながっていくものと考えております。また、自動運転バスの導入計画についてですが、同じく島田議員の代表質問でお答えしたとおり、今年3月でありましたけれども、公共交通の運転手不足という課題に対しては自動運転バスは有効なものと考えておりますので、公共交通活性化プロジェクトの施策の一環として今後も国の動向などを踏まえながら検証を進める必要があると考えております。次に、町の活性化を期待する駅前開発が重要との認識で、札幌に最も近いロイズタウン駅の周辺開発をどのように描いているかとの質問についてでありますが、定住人口の増、また少子化対策として子育て世帯を中心とした宅地開発の必要性は認識しているところでありますが、そのことに関しまして令和5年、昨年の6月定例会、12月定例会、2回の定例会での山﨑議員の一般質問でお答えしたとおり、新たな宅地造成ではなく、当別駅周辺、太美駅周辺において既存のまとまった宅地を活用し、住宅建築が進むよう民間事業者と連携を深めながら取り組んでいるところであります。したがって、ロイズタウン駅の周辺につきましては自動運転バスなど新技術の実証事業やにぎわい創出事業により町の魅力を高めるエリアとして確立させるとともに、周辺の企業から具体的な開発構想が出された際には環境の整備などを考えていくことになると考えております。次に、ロイズタウン駅周辺に農産物の生産、加工、販売と6次化事業が検討できないかとのご質問についてでありますが、先ほども触れましたが、周辺の企業の意向が大切だというふうに私が考えておりますので、その意向を踏まえながら検討していくものと認識しております。次に、ロイズタウン駅周辺に役場庁舎や地域包括支援センターの設置の検討についてでありますが、3月の定例会におきまして会派清流、山田議員の代表質問でお答えしたとおり、庁舎建設につきましては今年度現庁舎の耐震化検討を行い、建物の劣化状況ですとか耐震補強の手法について検討を進め、庁舎整備の方向性を整理することといたしておりまして、本庁舎を本町地区に置く考えは変わっておりません。地域包括支援センターの配置につきましても、新たに開設する西当別支所でリモート相談ができる窓口やプライバシーに配慮した防音ブースの設置など、より利用しやすい環境を整えており、西当別地区においても包括支援センターの機能を有することになるものと判断しております。次に、将来に向けたまちづくりは町一丸となって思い切った政策転換が必要との質問についてでありますが、昨日の一般質問でも議論となりまして私からも表明させていただいておりますけれども、消滅可能性自治体から脱却するためには20代から40代までのいわゆる子育て世帯を増やすことが何より重要であります。私が町長に就任して以降、とうべつ学園の開校、住宅購入支援、企業や病院の誘致などを行ってまいりましたが、これらの取組が功を奏し、子育て世帯を中心に転入者が増加し、3年連続で社会増となりました。また、今年度は高校生の通学費への助成や子ども医療費の拡充など子育て世帯への支援を充実させることによりさらなる移住定住促進を図っておりますが、その一方で北海道医療大学の移転という人口減少につながる問題が発生していることも事実であります。しかしながら、この問題を逆にチャンスと捉え、町内の若い世代が中心となり、これからのまちづくりを真剣に議論し、行動するといった動きも出ておりますので、自立、持続可能な町の実現に向けて町が一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。以上、山﨑議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
答弁 住民環境部長 種田統
山﨑議員からご質問のありました令和6年5月1日時点の外国籍の方の情報につきましては、私から答弁させていただきます。令和6年時点の数値の後に10年前であります平成26年同月との増減を申し上げます。人数は221人、193人の増、国籍数は26か国、10か国の増、国籍の構成は多い順にパキスタン65人、韓国39人、インドネシア22人となっております。性別は男性110人、99人の増、女性111人、94人の増、年齢別は15歳未満の年少人口40人、40人の増、15歳以上64歳未満の生産年齢人口174人、149人の増、65歳以上の高齢人口7人、4人の増、また健康保険加入状況につきましては、4月1日の状況となりますが、当別町国民健康保険被保険者117人、92人の増、外国籍の方がいる世帯数、78世帯、56世帯の増となっております。以上、山﨑議員の外国人登録状況の質問に対する答弁といたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
それでは、山﨑議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、図書館や公共施設の活用の対応についてのご質問ですが、図書館では利用者からのリクエストや貸出状況を勘案し、図書館司書が毎年図書の選書購入をしておりますが、外国籍の方の利用の増加を見据えて昨年度から年に数冊ずつ英語本の購入を進めることとしました。また、赤ちゃん一人一人に絵本をプレゼントするブックスタート事業においては、令和5年度より事業説明リーフレットに英語版を用意する対応を行っており、活用実績も出てきております。次に、総合体育館やコミュニティーセンターの外国籍の方の利用は少ない状況ですが、日本語を話せない方が来られた場合、スマートフォンの翻訳アプリやジェスチャーを介して利用方法を説明し、利用いただいております。次に、外国籍児童生徒における学校現場の状況ですが、現在パキスタン国籍とアフガニスタン国籍の22名の児童生徒がとうべつ学園に在籍しています。日本語が話せない児童生徒が増加しているために、当初学校管理職による対応のみならず、北海道教育委員会から日本語指導対応加配教員1名と会計年度任用職員の支援員を増やすなど複数の職員で日本語指導の対応を進めてきました。今年度さらに外国籍児童生徒の増加が予想されたことから、北海道教育委員会へこの窮状を訴えた結果、日本語指導対応加配教員を2名に増員していただき、外国籍児童生徒の指導体制を整えている状況です。次に、家庭教育に関わる支援と課題ですが、日本語が話せない保護者が大半であるため、日本語がある程度話せる親族を介したり、お便りを一部翻訳したりするなどの取組を行っております。次に、給食についてですが、現在宗教上の理由で給食を食べることができない児童生徒は弁当を持参しています。また、給食を食べている外国籍児童生徒に対して調味料を含む豚肉や豚由来の成分が分かるように色分けした献立表を配付したり、牛乳のみを希望する場合はその都度対応をしたりするなど、外国籍児童生徒や保護者へ配慮した取組を進めているところです。以上、山﨑議員の一般質問に対する答弁といたします。
再質問 9番 山﨑公司
再質問でございます。順番逆になりますが、先ほど外国人の登録状況を説明いただいています。10年前は28名であったのが現在221名であるということです。それから、国籍別もかなり、10年前は13か国だったのが今は26か国、倍になっております。こういう中で、行政として8倍から10倍近い外国人が増えているというところをどのような理由でこういうふうに増加しているのか捉えておるのか伺います。
答弁 町長 後藤正洋
山﨑議員の再質問にお答えをさせていただきます。外国人が増加した理由につきましては、お答えをさせていただきますけれども、山﨑議員の冒頭のご質問にありました多文化の共生ということですとか、そして共生していくための環境づくりを体系的に計画的に町として取り組んだらいいのではないかという趣旨のご質問で、多岐にわたる細かい質問をいただいたというふうに理解をさせていただいております。そういった中で、町が現状で行っている外国籍の方々に対する町としてできる限りのことを今やっておりますけれども、そういった中で逆に私たちとしては、山﨑議員の趣旨にあるように多文化共生ということを念頭にしながら、現状で外国籍の人たちが増えている状況の中で地元の住民の皆さんと協調ができるような地域づくりをどうできるかということで、先ほど答弁させていただいたようないろんなところでの工夫をしながらできることをさせていただいているという状況であります。そういった中で、できますれば今後町として多文化共生の中でどうあるべきかという議論をこの中でしていただければありがたいと思いますので、そのことを申し上げた上で再質問に答えさせていただきます。外国人が増加した要因の再質問でありますけれども、これにつきましては幾つかの要因があるというふうに考えておりまして、まず1つ目は令和元年の入出国管理法の改正によりまして外国人就労者、あるいは技能実習生が増えたこと、これについては国策という点がありますけれども、捉え方によってはいろいろな是非があるというふうに思っております。2つ目は、それに伴い転入する家族滞在が増えたことが挙げられるというふうに思っております。3つ目は、これ当別独自の理由かもしれませんけれども、北海道医療大学の留学生について、大学院生に加えて学部生を受け入れることを始めたということで、この3点が主な要因であるというふうに理解をいたしているところであります。以上でございます。
再質問 9番 山﨑公司
先ほど最新の住民、外国人のありましたが、たまたま医療大学の留学生が当別に何人住んでいますかという質問をしたら、書類で2日ほど前に来ておりますが、これもちょっと私から報告しておきます。韓国籍は32名、インドネシアが3人、台湾が16で51名、職員等、インドネシア1、台湾1、ネパール2、バングラティッシュ1、5名で56名、221名のうち56名が医療大学生ということでございます。続けて質問させていただきますが、この2点目、医療、福祉については先ほど答弁いただきましたが、やはり日本語ができない、英語もできないという人が増えてきておるわけですが、病院等の問題点がないのかどうか、その辺の情報収集というのはされておりますか。
答弁 町長 後藤正洋
山﨑議員の再質問にお答えをさせていただきます。先般開かれました医師会との懇談会の中でも、通院される方がおられて、先ほど説明しましたように町の窓口で対応しているような、同じような状況で対応しているということの報告は聞いております。以上です。
再質問 9番 山﨑公司
質問の3点目でございます。町内会においていろいろと、ごみ回収とか、排雪とか、特に分かりやすい対応をしているということでありました。やはり実際外国人の保護者がいろんなイベントに参加して、それをきっかけに挨拶をするとか、困ったことがあったら保健推進員や民生委員、近くの人に相談できるようになるわけですけれども、町内会の役割が大変大きいと思いますが、町長はどのように捉えておりますか。
答弁 町長 後藤正洋
再質問にお答えをいたしますけれども、町内会における住民との交流という点かと思いますが、そこにつきましては、これまで例えばレクサンド市ですとか国際的な交流をしてきておりますけれども、そういった経験を生かされて町内会の中でも、特に住環境の部分も多いかというふうに思いますが、相手が何人かということも含めてそれぞれに調査をしていただく中で、それぞれの国が持っている、あるいは民族が持っている生活ですとか文化の違いですとか、そういったことも踏まえながら地元の生活習慣に合わせていただけるような努力を町内会としてもしていただいているというふうに思っております。ただ、そのことについては個人情報ということもありますけれども、町としてもこれからいろんな課題が出てくると思いますので、そういった対応につきましては丁寧に対応できるような体制づくりというのはこれから必要になるのかなというふうに思っております。ですから、先ほど答弁の中でも私申し上げましたけれども、山﨑議員がいろいろとご質問していただいていることは、それに基づいて多文化の共生をどうしていくかとか、町としてその体制をどうつくっていくかということを共に議論をしていただき、常任委員会の中でもぜひこれはお話をいただいて、総務文教常任委員会の中でも委員長としていろいろと行っていっていただければありがたいなと思っております。
再質問 9番 山﨑公司
4点目の再質問です。危機対策課の中で防災、自然災害、いろんな内容のことを実際やっているわけですが、やっぱりあらゆる人に必要な情報が伝わるよう情報を受け取る立場に立ってやっていく必要があると思うのですが、現在ホームページはたしか4か国語だけです。英語、中国、韓国、スウェーデン語、4か国になっておりますが、英語も日本語も分からない人がかなり増えておるので、ホームページのその辺のところを増やすという、私は増やすべきだと思っております。特に地震も、最近こちらはあんまり大きいのはきておりませんけれども、いつ起こるか分からないし、それと避難訓練とか、その辺を実施していることも最近聞きませんし、その辺のホームページで言葉の、英語、日本語以外の形で増やすということはできないでしょうか。
答弁 町長 後藤正洋
再質問にお答えいたしますけれども、細部にわたる部分がありますので、担当のほうから答えさせますので、よろしくお願いします。
答弁 企画部参与 長谷川道廣
町のホームページのことでございますので、ただいまの山﨑議員の再質問の部分について私のほうからお答えさせていただきます。ホームページで、特に今回の案件ですとウルドゥー語の翻訳についてのご指摘のところかと思いますが、近年の町内の外国人の居住状況を踏まえさせていただきますと、当然我々も必要性があることは認識しておりまして、現在翻訳機能を設定する作業をまさに進めている最中でございまして、近日中にウルドゥー語による変換が可能になるホームページを作成しているところでございますので、二、三日中、もしパソコンを触る機会がございましたら、町のホームページでその機能を確認いただければと思います。以上です。
再質問 9番 山﨑公司
分かりました。次は、5点目の文化交流、これはやっぱり先ほども子どもたちが非常に多いということで非常に重要になってくるのですが、図書館でも絵本等いろいろとやっておると思います。ぜひ引き続き、日本語も英語も分からない子どもが先ほどの数字ではかなりおりますので、それと同時に公共施設のいろんな運動とか、その辺も積極的に受け入れると。とにかく外国から来ている人は分からないわけですから、いかにこちらのほうが定住したいと思えるような対応を引き続きやっていただきたいなと思います。それから、6点目のところで質問しますが、おたよりを翻訳してなさっているということでした。非常にご苦労なさっていると思います。それと、先ほど22名いるというのもびっくりするような児童生徒数だと思います。実際外国人の児童生徒をダブルリミテッドにしないと、要はバイリンガルの反対状態ですけれども、日本語、母国語ともに不十分な子どもたちもおると思います。そういう意味では図書館等のあれについても十分気をつけていただきたいと思うし、それから学校についても非常に大変な思いをされていると思いますけれども、引き続き、要するにあまり勉強したくないという子どももいると思いますけれども、やはり日本語をいかに覚えさせる、それから日本の生活にいかに対応するかということを前向きに努力していただければと思います。それから、最後、7番目の給食ですが、これは一応弁当はオーケーということで、逆に食べない子どもも9人ぐらいいらっしゃるということですが、今後の給食の内容を変更するだとか、そういった計画なり準備というのはございますか。
答弁 教育長 三澤吏佐子
給食についてお答えをいたします。現在給食を外国籍のお子さんの中でも食べているお子さんもいらっしゃるのです。それから、全く食べずにお弁当を持参していらっしゃるお子さんもいます。それから、牛乳だけを希望されていて、牛乳を提供しているお子さんもいます。そういう中で、教育委員会といたしましては現在できる限りの対応をしているというふうにお答えをさせていただくところです。給食センターにおきましては、アレルギー対応等もしておりますので、今の状況ではこれ以上の対応はなかなか難しいというふうに考えているところでございます。
再質問 9番 山﨑公司
2項目めのロイズタウン駅周辺の今後の開発についてという中で質問させていただきます。3点目の、要するにサイエンスバレー事業を我々見てきまして非常に参考になっておるのですが、実際もう2年前に、去年ですか、たっておりますけれども、やはり企業立地ゾーンに食品の総合物流企業がやっておりましたし、昨年の4月、ツタヤのブック街、それから道の駅常総ができて、ホームページなんかを見るとかなりにぎわっておる。常総市は50キロぐらいです、都心から。非常に成功した例で、民間活力を活用した先進的な事業推進体制だということで、1年前に行ったときも多くの自治体の視察が既に105団体来ていると。1,000名以上の人が常総市の市役所にこの案件について関心を持ってやっておるということです。当別町についても、6次化的なことをいろんな業者、いろいろとあると思いますけれども、やはりそういったことにも力を入れていただきたいなと思っております。それから、最後の5点目、人口戦略会議で云々という話から思い切った政策転換が私必要ではなかろうかというお話をしました。先日来、今度千歳市で半導体の会社、ラピダスの工場建設が急激に進んでおります。世界で技術が確立されていない回路線幅が2ナノメートルですか、ナノは10億分の1だそうですが、やっぱり半導体の量産化に向けて来年4月に試作をして27年に本格稼働すると、従業員は1,000人見込まれているということでございます。そういう中で、国道337も近々全線開通、いろいろな形でワーク町長がされておりまして、全線開通の予定であるということで、非常に私重要性が高まってくると思います。それと、こういったことで国内外の優秀な人材がかなり、千歳近辺はもうマンションとかアパートを建てて値段も上がっているし、土地も上がっているし、そこで住むというよりもちょっと安めのところに優秀な人材が流入してくる可能性あると思います。そういった人たちが家族で住みやすいまちづくりという意味で、やはりこの当別町、それと教育だとかレジャーなどの質を高める絶好のチャンスでありますので、ぜひ思い切った政策転換というのはそういったところで、ロイズタウン駅界隈、あるいは医療大学の跡地、いろいろとあると思います。それと、脱炭素社会を目指すということでDXの推進、当別町も積極的にやっておりますけれども、そういった意味の思い切った政策をやはり打って出ていくということも私必要だと思いますが、町長はその辺のところはどのようにお考えですか。
答弁 町長 後藤正洋
山﨑議員の再質問にお答えをいたしますが、最後の5番でいいのですか。先ほどのあれはいいのですね。先ほども一般質問の中で人口戦略会議の消滅自治体のお話を出されましたけれども、昨日の答弁でも人口戦略会議が2020年のデータを基にしているということと、それから当別町が21年、22年、23年と3年連続で社会増になっていて、報道されているような状況とは違うのだということを申し上げさせていただきました。そのことは議員の皆さんも実際に調査をしていただいて、私が言っていることがファクトなのかということを知っていただいて、それを広めていただかなければ北海道で2番目の消滅自治体だという汚名は拭い切れないと思います。そこは私どもと皆さんが一体となって外にアピールをしていかなければ当別町の実態というものを知っていただけないというふうに思いますので、そのことはまずお願いをしたいというふうに思います。そういった上で、医療大の移転等も踏まえてどうするかということでありますが、基本的にはこれから医療大ともいろいろと具体的な話合いをしていきますけれども、当別が抱えている経済的な損失をいかに少なくしていくかということも踏まえて、まちづくりの柱を1つ失うというか、少し弱く細くなるわけですけれども、そこに代わる柱をどうつくっていくかということは今後総合計画ですとか総合戦略の見直しという中に入れていきたいというふうに思っております。その一つのそれを取り巻く環境といいますか、そういった点では先ほど委員のほうからもラピダスのお話がありましたけれども、これは2ナノの半導体を作るという工場でありますけれども、それに関連して北海道は北海道バレーという構想を持っていまして、石狩湾から苫小牧湾までのいろいろなこれからの発展をどう全道の発展に生かしていくかという取組をしようとしています。そういった中で、ゼロカーボンのお話もありましたけれども、エネルギーの問題も当然関わってきますので、そういった今私たち当別が抱えている課題と、それから当別の将来に向けてのいろいろな環境が一定程度膨らんでいっていますので、その環境を活用する中で当別の在り方をどうしていくかということは先ほども申しました総合計画ですとか総合戦略の改定の中に反映をさせていく、そしてそれを具体的にどうするかということについては今後協議をしていきたいというふうに思っておりますし、冒頭の答弁でも申し上げましたように、そこに今当別の若い人たちがTORCH(トーチ)という提言を昨年の12月にしていただきまして、3月の末には町民向けに講演会と具体策をどうするかということのフォーラムをしていただいていますので、そういった町民と一体となってその課題を克服するための施策をあらゆる可能性を排除せずに行っていきたいというふうに思っております。先ほど北海道バレーの話をいたしましたけれども、もうその取組につきましては既に一部始まっておりますし、北海道とも連携をする中で、医療大の跡地利用も含めて道との関連ですとか、そういったことも含めてしっかりと手を組みながら、あらゆる組織、あらゆる可能性を排除せずにやっていきたいというふうに思っておりますので、今後とも議会のご協力を得ながら進めていきたいと思いますので、そういったことを申し上げて答弁に代えさせていただきます。
再質問 9番 山﨑公司
町長から力強い気持ちを我々に今答弁いただきました。本当に、4年を切っておりますけれども、やっぱり想定外の状況が多々出てくると思います。我々議員もやっぱり新しいまちづくりのための検討委員会なり、あるいは会派なり、いろんな形で勉強して、行政と一体となってこのピンチを切り抜けていくと。それと、やっぱり4年弱ですけれども、できることからとにかくやっていくということと、先ほど来アグリサイエンスバレーの件も言いましたし、やっぱり民間企業との連携も非常に私重要になってくると思います。それから、財政的な面ではふるさと納税の、その辺の企業のふるさと納税についても今以上に力を入れていくと。財源を少しでも増やして、このピンチを皆さんと共に頑張っていきたいな、また頑張らないといかぬなという環境になっているということです。いずれにせよ、行政も我々も一体となってやっていきたいと思いますので、よろしくお願いして私の質問を終了します。