当別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日
(1)豪雪時の災害対策と広域連携について/(2)太美駅前、当別駅前の円滑な交通環境の整備について/(3)災害時の指揮機能を完備した庁舎新築移転について
2023年6月21日、当別町議会の一般質問で、角田広佑議員が「豪雪時の災害対策と広域連携について」「太美駅前、当別駅前の円滑な交通環境の整備について」「災害時の指揮機能を完備した庁舎新築移転について」について質問し、町長 後藤正洋、総務部長 長谷川明が答弁しました。
- 質問者
- 角田広佑 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、総務部長 長谷川明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 角田広佑
1期目、角田広佑でございます。安心、安全、魅力ある当別町のさらなる発展のために町民の声を伺いながら、そして皆様と協力しながら、よりよい当別町の発展に尽くしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。議長の許可をいただきましたので、大きく分けて3つの項目について質問をさせていただきます。初めに、豪雪時の災害対策と広域連携について質問をいたします。当別町は、風の町と称され、特に冬場は暴風雪となり、年に数回交通障害をはじめ様々な影響を与えます。今年1月25日、低気圧接近による暴風雪により当別町でもホワイトアウトが発生、国道337号線の事故を皮切りに国道、道道の全路線が通行止めとなりました。また、JR札沼線も札幌市内での踏切事故の影響で運転見合せとなり、当別町に接続する全ての交通が遮断され、新聞報道にもあるように陸の孤島と化したことは記憶に新しいところと存じます。当別町内でも事故に起因する帰宅困難者が発生したことから、当別庁舎を避難場所として開設、職員がその対応に尽力されたことに心から敬意を表します。一方で札幌に通勤、通学した町民についても当別町に戻れない帰宅困難者が発生しました。道路では、札幌大橋が通行止めになったことから、道道112号線、札幌市北区において待機者の長蛇の列ができ、JR利用者は運転見合せ以降札幌市内の親戚、知人の家を頼ったり、ホテルやネットカフェ等を利用するなどで一夜を明かすといった方も少なからずいたと伺っております。さて、こういった帰宅困難者が発生したときに経済力のある社会人は対応ができますが、それがかなわない高校生や大学生など、就業していない方々はその対応が大きく制限されてしまいます。特に今回のような厳冬期に帰宅困難者が発生すると、暖を取れる建物等への一時的な避難ができなければ生命に関わります。あわせて、北海道の冬場は観光にとってもハイシーズンですし、大規模イベントなどがあれば札幌市内のホテルも満室状態となり、社会人ですら安全確保に苦慮することが予想されます。以上の状況が続くことで当別町を離れる町民も発生することが懸念されるわけであります。町長にご質問いたします。1つ目に、道路の通行止め、鉄道の運転見合せが発生し、町と隣接する市町村との交通が遮断された際に、当別町としては避難所として庁舎を開設しました。逆に帰宅困難者となった町民、特に高校生などの数を把握していたのかを伺います。2つ目に、冬場に帰宅困難者が発生した場合、生命の安全を守るために一時避難所の開設が必要であり、金銭的に制限がある高校生や大学生など一般の宿泊施設に泊まることが困難な町民を保護するため、さっぽろ連携中枢都市圏、この構想を活用し、近隣自治体と連携して対応するなどといったものが望ましいと考えています。町長のお考えを伺います。次に、JR太美駅前、当別駅前の交通環境についてご質問いたします。現在太美駅北口に接続する環状道路は、昭和61年に開設以来片側1車線の交互通行として運用しています。通勤、通学の送迎車やバス、タクシーの利用で、朝夕の時間帯は頻繁に自動車が往来しています。しかしながら、この環状道路、駅東側、つまり当別駅方向から進入する車がほとんどで、西側、つまりロイズタウン駅側から進入する車はほとんどありません。議会運営委員会においてご承認いただきましたので、今回添付資料を用意してございます。まず、この別紙を御覧いただきたいと思います。表です。太美駅環状道路交通量調査結果という資料になります。こちらは、今年6月9日と6月13日の2日、朝夕の時間帯で現地にて独自の交通量調査を実施した結果となっております。その結果、詳細な数値は省略をいたしますが、東側から進入する車両が計269台に対し、西側から進入した車両は1台でした。あわせて、東側から進入、つまり環状道路から抜け出る、東側の当別町側から抜けていく車両数も併せて集計をしたところ、東側から入り、順路のまま西側に進出した車両数は285台、それに対して東側から出ていった車が37台ありました。進入と進出にずれがありますが、この結果は太美駅駐車場を利用したJR利用者が駐車場から右折をして東側から進出していった車両、そしてタクシーが進出していったことを表しているものでございます。続きまして、1枚めくっていただきまして、ちょっと順番逆なのですが、2枚目、令和5年6月9日、誤認車両の進出写真という写真を御覧ください。調査中ですが、西側から進出する際、右車線に寄せて右折車両が1台確認されております。この道路が一方通行であると誤認していたことが予測されるものを表すものということであります。また、この環状道路の中央には広場がありますが、冬場には置き雪を堆積する場所として利用しています。厳冬期にはかなりの高さになり、前方視界が不良となります。夕方に待機車で車線が埋まり、交わすために反対車線に入った際に対向車線から車両が来たら擦れ違いができない状態になります。この状態は、年に一、二回発生することとバスのドライバーから発言を伺ったことがあります。以上の状況を鑑みますと、当該環状道路は円滑な交通に資する目的で一方通行化するべきではないかと考えます。町長のお考えをお伺いいたします。なお、この質問につきましては、8年前に五十嵐議員からも質問をされていますが、当時より周辺環境やモビリティーの変化により自動車の利用者数も変遷していることから、再度の質問をいたした次第でございます。あわせて、当別駅南口の道路についても質問いたします。もう一つの写真、6月14日、当別駅南口広場の表示についてという写真を御覧ください。こちらは、当別町の土地になっている広場という設定でございますが、その設備上もロータリー構造に視認されるものなのですが、しかしながら同駅北側に設置されているような進入禁止の看板が設置されていません。すみません。これについては写真は添付していないのですが、北側の乗降所には進入禁止という看板が町で1つつけている状況にはなります。こちらについては、広場敷地という観点から、厳密には誤進入にはならないのですが、交通の円滑化に資するために町の看板設置が必要でないかと考えます。町長のお考えをお伺いいたします。次に、新庁舎の新築移転構想について質問いたします。当別町では、庁舎移転について検討委員会や住民説明会を重ね、町民の皆様の合意形成をしながら丁寧に議論を続けているところであり、担当部局の方々にはそのご尽力に改めて敬意を表したいと思います。築50年を超えているこの当別庁舎ですが、昨今全国、全道規模で地震をはじめとした災害が発生し、今月11日にも北海道で最大震度5弱の地震が発生していることから、災害時の指揮命令系統を備えた庁舎の新設が急務となっています。当別には北側に当別断層が存在しており、この断層破壊による地震が発生すると甚大な被害が発生することが想定され、この庁舎にも影響が出ることも十分に考えられます。地震は、ほかの災害と違い、予想、予測が難しいものです。そのことを鑑みると、災害対策機能をしっかりと兼備した庁舎の新築移転を早急に行うことが必要と考えます。町長にお伺いいたします。今年度も検討会、住民説明会を開催することを伺っておりますが、想定として何年後に実現を目指しているのか、現時点での構想で構いませんので、町長のお考えをお伺いいたします。以上、質問いたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
角田議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、町外に通勤、通学されている方が暴風雪などの原因で交通網が遮断された際に帰宅困難者となった人数を把握しているかとのご質問でありますけれども、令和2年に実施した国勢調査では町外に通勤されている方が約3,000人、通学されている方が約400人と示されており、これらの方々の多くは何らかの影響があったものと推測されますが、個別具体な帰宅困難者の人数については現在把握をしておりません。また、帰宅困難者が発生した場合、一般の宿泊施設に泊まることが困難な町民を保護するため、さっぽろ連携中枢都市圏構想を活用した連携についてどう考えるかとのご質問でありますけれども、帰宅が困難となった場合については友人、知人宅や職場、学校、JRの各駅舎で待避するなど、各自において対応していただくことが基本となります。しかしながら、生命に危険が生じるおそれがあるなど緊急の対応を要する場合は、その事案が発生した市町村において救出、保護などの対応を行います。本年1月25日に発生した暴風雪時の本町の対応においても、役場庁舎に収容した帰宅困難者は外国人観光客3名を含む16名全員が町外在住の方でありましたが、当然居住地に関係なく町の責任において対応をいたしたところであります。ただ、災害時において近隣市町村や関係機関との連携は不可欠でありますので、議員からご提案のあったさっぽろ連携中枢都市圏構想における構成市町村はもとよりJRや各道路管理者等の関係機関ともしっかりと情報共有をし、共有した情報はSNSなどを介して速やかに発信できるよう連携強化に努めてまいりたいと考えております。次に、太美駅前、当別駅前の交通環境のご質問についてでありますが、資料を明示をいただきましてご説明をいただきました。初めに、太美駅前の一方通行化につきましては、太美地区の13町内会から構成される西当別連絡協議会から一方通行化に関わる要望書が町に提出され、それを受けて町は公安委員会へ要望書を提出しております。一方通行化については、公安委員会の許可が必要でありますので、引き続き西当別連絡協議会と連携を強化し、実現に向けて進めてまいります。次に、当別駅南口の道路についてでありますが、標識等については、議員ご指摘のとおり、不十分なところも見受けられますので、より安全性を高めるべく路面標示や規制標識など公安委員会と協議し、速やかに設置に向け対応してまいります。次に、災害時の指揮機能を完備した庁舎新築移転についてのご質問でありますけれども、角田議員のご認識のとおり、新庁舎建設につきましては新庁舎建設検討委員会にて基本構想を基にした検討が進められており、昨年度は庁舎規模の適正化や既存施設の有効活用など適切な事業規模についての議論が行われ、その内容につきましては検討委員会報告書としてまとめられております。また、今年度は、より具体性のある議論となるよう既存施設利活用の可能性調査を基に建設場所や活用施設の検討、事業手法の検討といったことについて検討委員会での議論を深めていきたいと考えておりますが、社会情勢の変化に伴う慎重な判断が求められる状況でもあり、現時点で新庁舎の建設時期についてお示しすることはできません。しかしながら、災害対策機能を備えた庁舎建設の必要性は、これまでも申し上げているとおり、いつ起こるか予測できない災害に備える上でも新庁舎建設の時期についてはできるだけ早く結論を出していきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上、角田議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
再質問 1番 角田広佑
ご答弁ありがとうございました。3点目について再質問させていただきたいと思います。当別町の地域防災計画にも記載されておりますが、平成15年11月12日、地震調査研究推進本部地震調査委員会における当別断層の評価においては、向こう30年にマグニチュード7.0以上の地震が発生する確率は2%、これについては発生確率がやや高いグループに属しているとされています。ということで、やっぱり地震のリスクは、今町長もおっしゃったとおり、非常に厳しいものではないかと考えております。同じくその当別町地域防災計画の中には、万が一庁舎が被害を被ったときには補完機能として消防署、そして総合体育館をその代替機能として設定をしているところでございますが、これについてですけれども、例えばブラックアウトになった際のいわゆる予備電源の機能があるのか。さらに、住基ネット等のいわゆるデータのバックアップ機能はそれぞれに備わっているのか、こちら質問させていただきたいと思います。
答弁 町長 後藤正洋
角田議員から再質問をいただきました。より具体的なご質問でありましたので、正確を期す意味からも担当から答弁させますので、よろしくお願いいたします。
答弁 総務部長 長谷川明
お時間をいただきましてありがとうございます。ただいまの角田議員の再質問にお答えをいたします。初めに、地域防災計画上における庁舎の代替機能ということで、議員からもご指摘をいただいているとおり、当別の消防署及び総合体育館を代替場所とするという旨の記載がされているところでございます。初めに、この2点に関しまして、予備電源に関しましてはどちらの施設も備えている状況でございます。また、住基データ等の懸念という趣旨でのご質問に関しましては、今現在既にいわゆるオンプレの状態ではない状態になってございます。外部にデータは保管をされている状況でございますので、万が一庁舎が何かあった場合におきましてもいわゆる住基データ等の電子データ関係に関しましては、全て保管ができている状況であるということでございます。以上、再質問の答弁とさせていただきます。
再質問 1番 角田広佑
すみません。お時間のほういただいてありがとうございました。質問は以上になりますが、先ほどの連携中枢都市圏形成に係る連携協約書というのが平成31年にありまして、その中にも災害対策というのが明記されているものもありますから、そういったものも活用していきながら、町民の安心、安全を守っていただくように邁進していただきたいと思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。