砂川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日
小中学校の新型コロナウイルス感染症に係る対応等について
2022年3月9日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「小中学校の新型コロナウイルス感染症に係る対応等について」質問し、指導参事 小林晃彦が答弁しました。
- 質問者
- 武田真 議員
- 答弁者
- 指導参事 小林晃彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 武田真
おはようございます。それでは、通告に基づきまして私からは大きく1点について伺います。大きな1、小中学校の新型コロナウイルス感染症に係る対応等についてであります。令和4年3月2日に開催された北海道新型コロナウイルス感染症対策本部会議によれば、新規感染者数については減少傾向が継続していますが、3月1日現在全道の人口10万人当たりの新規感染者数は286.1人と依然高い水準となっています。砂川市においても、1月中旬以降はオミクロン株の影響により感染が拡大し、市内小中学校の臨時休業が相次いだところです。また、今後児童への新型コロナワクチン接種が予定されているところですが、教育活動を継続し、児童生徒の学びを保障していくためには教職員の感染を防ぐことも極めて重要な課題です。そこで以下の点について伺います。(1)小中学校の臨時休業の状況等について。①臨時休業の状況について。②臨時休業の基準について。③情報公開の考え方について。(2)学習活動、部活動及び卒業式等の行事への影響について。(3)オミクロン株に対応した学校における感染症対策の状況について。(4)オンライン授業等について。①実施の状況と課題について。②各家庭の通信環境の課題について。(5)児童に対する新型コロナワクチン接種についての学校における考え方について。以上、第1回目の質問といたします。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
大きな1、小中学校の新型コロナウイルス感染症に係る対応等についてご答弁申し上げます。初めに、(1)小中学校の臨時休業の状況等についてご答弁申し上げます。まず、①臨時休業の状況についてでありますが、これまで各学校においては児童生徒、教職員、保護者などが一丸となって感染症対策と学びの保障の両立に取り組んできたところでありますが、本市におきましても、潜伏期間が短く、感染力が高いとされるオミクロン株による感染者が急増し、児童生徒の中にも感染の拡大が見られたことから、国が示す衛生管理マニュアルや北海道教育委員会からの通知に基づき、臨時休業の措置を講じたところでございます。臨時休業の内容につきましては、1月下旬から3月上旬にかけて小学校では5校で学年閉鎖及び1校で学校閉鎖を、中学校では1校で学級及び学年閉鎖の措置を講じており、閉鎖期間につきましては児童生徒が感染した時期により異なりますが、5日間あるいは7日間としたところでございます。続いて、②臨時休業の基準についてでありますが、文部科学省が定めております学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドラインに基づき、同一の学級内において複数の児童生徒の感染が判明した場合、あるいは感染者が1名であっても周囲に風邪などの症状を有する者が複数いる場合、また1名の感染者が判明し、複数の濃厚接触者が存在する場合は学級閉鎖としております。また、複数の学級を閉鎖するなど学年内で感染が広がっている可能性が高い場合は学年閉鎖に、複数の学年を閉鎖するなど学校内で感染が広がっている可能性が高い場合は学校閉鎖の措置を講じております。閉鎖の期間につきましては、5日から7日程度を目安に感染の拡大状況及び児童生徒などへの影響を踏まえて判断することとされておりますが、令和4年2月2日付の文部科学省からの事務連絡において、閉鎖の期間が5日から7日程度を目安にから5日程度とガイドラインの一部が変更となったところでございます。続いて、③情報公開の考え方についてでありますが、今日まで本市のホームページにおいて新型コロナウイルス感染症陽性反応による学級、学年及び学校閉鎖の措置について周知しておりますが、特定した学校名や個人を開示することは誹謗中傷により学習や学校運営への影響が懸念されることから、十分に配慮した対応が必要としているところであります。なお、保護者に対しましては、学校から一斉メール配信システムや文書を通して閉鎖する学級、学年と閉鎖の期間など全て周知しているところであり、罹患者を特定しようとする行為や誹謗中傷、根拠のない不確定な情報を拡散することのないよう協力を依頼しているところでございます。次に、(2)学習活動、部活動及び卒業式など行事への影響についてご答弁申し上げます。学級閉鎖や学年閉鎖などの臨時休業をはじめ、濃厚接触者として特定されるなど、やむを得ず学校に登校できない児童生徒に対しては、学習に著しい遅れが生じることのないようにするとともに、規則正しい生活習慣を維持し、学校と児童生徒との関係を継続することが重要であると考えているところでございます。このため、各学校におきましては、児童生徒の実情を踏まえながら、タブレット端末を自宅に持ち帰り、オンラインを積極的に活用して児童生徒の学びの保障に対応しているところでございます。現在のところ授業の進度に大きな遅れはなく、年度当初に計画している学習指導につきましては年度末には計画どおり終える見込みとなっております。また、日常の学習活動に関しましては、衛生管理マニュアルに基づきまして感染対策を徹底し、集団で行う活動など感染症対策を講じてもなお感染リスクの高い近距離での活動や向かい合っての発声などについては行わないようにしているところであります。部活動への影響につきましては、中学校における部活動指導は健康、体力の増進はもとより生徒指導上の観点からも大きな意義を持つ活動であるため、健康観察を行いながら、活動時間、人数など内容を厳選し、感染防止対策を徹底した上で実施しており、これによりがたい場合は休止することとしております。なお、学校が独自に行う他校との練習試合などにつきましては、当面の間自粛しているところであります。次に、卒業式への影響についてでありますが、各学校におきましては、卒業式の意義を踏まえながら、国が示した衛生管理マニュアル及び北海道教育委員会の通知に基づき適切に対応することとしてしており、全道的に感染の拡大が終息していないことなども考慮し、今年度の卒業式については参加者の身体的距離を確保すること、室温が下がらない範囲で常時窓開けなどをして換気を行うこと、祝辞や式辞などの割愛、卒業証書授与を代表者のみとするなど式全体の時間短縮に配慮するとともに、呼びかけや合唱など児童生徒が近距離で一斉に大きな声を出す活動については感染リスクが高い学習活動として留意しながら、挙行することとしております。次に、(3)オミクロン株に対応した学校における感染症対策の状況についてご答弁申し上げます。各学校におきましては、学校保健委員会などの特別委員会を開催し、学校医や学校薬剤師などと連携強化を図り、改めて国が示した衛生管理マニュアル及び北海道教育委員会の通知に基づき、取組を徹底しているところでございます。具体的な対策としましては、健康観察及び手洗い、マスクの着用などの基本的な感染症対策の徹底や十分な換気と身体的距離の確保及び給食時の黙食など、これまで同様に児童生徒が安全、安心した学校生活を送ることができるよう、北海道教育委員会の任用によるスクールサポートスタッフを各校に配置するなどして全教職員が一丸となって感染対策に当たっているところでございます。次に、(4)オンライン授業等についてご答弁申し上げます。まず、①実施の状況と課題についてでありますが、各小中学校では現在新型コロナウイルス感染症の発症に伴い、学級、学年等の臨時休業の措置とした場合に加え、感染不安などから出席停止とした児童生徒に対してGIGAスクール構想で整備した1人1台のタブレット端末を活用し、家庭内でのオンライン授業を実施しております。オンライン授業の実施内容につきましては、基本的には朝の会から終わりの会まで双方向での通信を行っておりますが、授業の進捗状況や長時間の使用による健康への影響などを配慮し、一部学校長の判断で時間短縮やプリント学習を併用しているところでございます。また、小学校低学年など保護者不在により接続等の操作が困難な世帯につきましては、校内でオンライン授業が受けられる体制を整えており、継続した学びの確保に努めているところでございます。オンライン授業に関わる課題につきましては、これら体制整備により学校や保護者から特に問題視する意見などは寄せられておりませんが、デジタル教科書の導入に関わる検証も始まることから、それらに対応したインターネットの通信接続環境の整備について適宜検討も必要と考えているところでございます。続いて、②各家庭の通信環境の課題についてでありますが、各家庭における通信環境につきましては、昨年度のGIGAスクール構想による機器整備に際し、固定式のWi―Fi設置の有無などタブレット端末の接続環境に関わる調査を令和2年6月に行い、環境が整っていないとする回答につきましては児童生徒合わせて74人となったところであります。これにより、貸出用のモバイルルーターを1世帯1台として55台を購入したところでありますが、昨年6月に行った同様の調査結果では環境が整っていないとする回答は児童生徒合わせて47人、そのうちモバイルルーターの貸出しを希望する児童生徒は18人、世帯数では15世帯となったところであります。通信環境に関わる課題につきましては、各学校においてオンライン授業を実施する際に個別に接続確認を行うなど、支障のないよう運用しており、現時点では特に問題は生じておりませんが、今後タブレット端末の持ち帰りが平常化する中で問題等が発生した際は、学びを止めることのないよう対応してまいりたいと考えているところでございます。次に、(5)児童に対する新型コロナワクチン接種についての学校における考え方についてご答弁申し上げます。新型コロナウイルスのワクチン接種につきましては、今般5歳から11歳まで対象となったところですが、学校における接種に対する考え方につきましては小学6年生から中学3年生が対象とされたときと同様に、あくまで任意接種とする国の方針に基づき、接種による健康への影響等を考慮し、各家庭の意向を尊重すべきとして、誘導的な対応は行わないとしているところでございます。
再質問 武田真
それでは、順次再質問してまいりたいと思います。まず小中学校の臨時休業の状況等について教育行政報告でも出ておりましたけれども、臨時休業して、十何名のお子様が感染したということが報告されていますが、今回第6波の特徴としては特に学校関係施設が感染者が多かったというのが統計上も明らかになっているのかと思うのですけれども、特に空知管内といいますか、滝川保健所管内の小中学校もかなりの感染者が出たと報道等で聞いていますが、現時点で教育委員会で把握されている滝川保健所管内の小中学校の臨時休業の状況の情報を、知っているものがあればまずそれを伺いたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
ただいまご質問のありました滝川保健所管内5市5町における新型コロナウイルス感染症の感染により学校が臨時休業となった状況につきましては、滝川保健所から臨時休業になった際に情報提供を求められておりませんので、確かな数は把握はできておりませんけれども、各自治体においてホームページで公開している部分で申し上げますと、1月20日から現在まで学級閉鎖が9件、学年閉鎖が14件、学校閉鎖が7件という状況となっていると考えております。
再質問 武田真
私も管内の各教育委員会のホームページとかを見ているのですけれども、特に砂川、滝川近辺の学校の臨時休業が非常に多かったと印象を受けているわけですけれども、今般特に学校関係の施設において感染者が多発したという状況について教育委員会としてはどのような分析をされているのかお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
新型コロナウイルス感染症に感染しました児童生徒に関わる感染の原因につきましては、学校や保護者からの報告によりある程度は推測しているところでございますが、感染者に対する保健所での疫学調査が実施されていないことから、確かな感染経路を特定することは非常に難しいと考えております。ただ、学校や保護者からの報告を受けますと、市中感染はもとより、同居する家族の方が感染したことにより児童生徒が濃厚接触者となって感染が判明したということも報告されているところでございますので、一概に何か大きな原因になっているかというところは把握ができていないのですが、報告からすると市中感染や家庭内感染も想定されるのかと考えているところでございます。
再質問 武田真
要は疫学的な調査については、教育委員会では限界があるのかと思います。これについては、関係機関と情報共有しながら対策していくほかないのかと思います。①については分かりました。②なのですけれども、臨時休業の基準について、基本的には道や文科省の基準に基づいて臨時休業等を行っているのかとは思うのですけれども、文科省の基準等を見ていきますと、実際これは強制力のあるものではないということだと思うのですが、先ほども答弁にありましたとおり子供の学びを保障していくということで、今般オミクロンの特性を踏まえて恐らく5日になったのかとは思うのですけれども、この辺文科省の事務連絡等を見ていきますと、臨時休業については必要な範囲で機動的な対応をするようにという文面もあるところなのですけれども、今般の砂川市の臨時休業に当たっては文科省の通知あるいは道の基準をそのまま遵守した形でやられたのか、もしくはある一定の部分については砂川市独自の判断で休業等を決めたのかどうか、その辺の判断。100%遵守したのか、それともある程度独自の考え方を入れた形で休業されたのかどうか、その辺の対応の状況についてお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
臨時休業の考え方でございますが、1月まではオミクロン株の感染者がそれほど多くはありませんでしたが、2月に入りまして全国的に感染者が急増したということもあり、文部科学省から通知がありまして、臨時休業の期間については当初は7日程度とされていたところなのですが、2月に入ってから、子供たちの学びを止めないということから5日間程度ということで事務連絡が参りました。砂川市の教育委員会といたしましても、基本的に文部科学省が定めている臨時休業の期間を準用した形で各学校に指示をしているところでございます。
再質問 武田真
子供たちの学びを止めないというのも非常に重要な課題でありますが、昨日の議会の議論で小学校の休業等対応助成金の話があったと思うのですけれども、今般の質問とは直接関係のないところなのですが、この通知が出た背景を考えると、学校というのは当然子供たちの学びの場でもありますけれども、一方では働く保護者の皆様にとっては子供を安心して預けておける場所という意味合いもあるのかと。そして、当然働いている保護者の皆様は社会経済活動がこざいますから、それを止めることによる悪影響と子供たちの学びを保障するといういろいろなせめぎ合いが恐らく今般2月の文科省の通知にもあったのかということを昨日の議論を聞きながら想像したわけですけれども、そうしますと他の自治体の事例では、文科省の通知にあるように必要な範囲、期間で機動的な対応というような文面から、各自治体で独自の基準を設けて臨時休業の方策について判断している自治体も見受けられるところであります。現在まだ第6波のただ中ということであって、今すぐ基準等を変更するということにもならないとは思うのですけれども、これは将来的な課題として臨時休業の在り方については、それぞれの地域の特性を考えながら、それこそ文字どおり、必要な範囲、期間で機動的なということの指示の文面もあるところでありますから、この辺現在すぐにということにはならないとは思っていますけれども、将来的に仮に第7波あるいは第8波が来るということも可能性としてはあるわけですから、この辺は将来の状況を踏まえてこうした基準について将来的に検討していく考えはないかということをまずお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
臨時休業の準用した対応ということでございましたが、砂川市の場合2月に入ってから砂川市全体として感染者が急増したということもありましたので、学級閉鎖や学年閉鎖等についても慎重に扱う必要があると考えたところであり、文部科学省が定めた期間を準用した形を取らせていただいたところでありますけれども、今後新型コロナウイルスが新たな株が発生したり、感染状況がまた変わってくるかとは思いますけれども、その状況を鑑みながら、また市内の感染状況も十分考慮した上で、どういった形、日数がより適切で子供たちの学びを保障することになるのかということも十分検討していきながら臨時休業の期間については検討してまいりたいと考えております。また、臨時休業を決める決定につきましては、教育委員会、要するに設置者で臨時休業の期間を決めるということになっておりますので、そういったことも踏まえまして、状況を総合的に判断させていただきながら検討してまいりたいと考えております。
再質問 武田真
②の基準については分かりました。続きまして、③の情報公開の考え方について確認してまいりたいと思うのですけれども、学校名等、道内及び道外の状況を見ていきますと情報基準の考え方がかなりばらばらなのかという印象を受けておりまして、どちらかといえば学校名を公表しない非公開の考え方が多いのかという印象を受けております。私は、これについては公開することのリスクと非公開のリスクの2つがあるのかなと思っておりまして、それで各自治体で判断がばらばらになっているのかという印象を受けております。公開することによって、先ほどの誹謗中傷、あるいは感染者が1人、2人であれば特定の可能性が、小さな自治体であればあるほどそういうリスクが高まるのかという心配がありますが、一方では非公開のリスクというのも、これまた多くありまして、先ほどの答弁できちんと保護者の皆様に詳細な情報が行っているということであれば、あらぬ臆測とかうわさということは、そういうリスクは恐らくほとんどないのだろうとは思うのですが、一方で専門家の中には様々なご意見もございまして、例えばクラスターが発生した場合に非公表でいいのかと、児童生徒、保護者だけの情報共有でいいのか。あるいは、地域の方々に情報を提供すべきでないかという専門家のご意見もありまして、これの扱いというのは非常に難しい部分もあるかと私は思うのですが、これについては一律非公開ということではなくて、その状況に応じて、例えば大きなクラスターが発生した場合は専門家のご意見、関係機関のご意見を聞きながら、情報公開の範囲をどう考えていくかということについてある程度方向性を、現時点ですぐ決めろということにはならないとは思うのですけれども、現在の感染が落ち着いてある程度時間的に余裕ができたときに、そうした情報公開の基準の在り方については再度検討すべき余地があるのかと思っているわけですけれども、今すぐではなくて今後の考え方ということで情報公開の考え方を整理する考えはないかをお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
情報公開の在り方についてでございますが、以前は学校等でクラスターが発生した場合につきましては保健所の疫学調査等もありまして、保健所でクラスターとして認定していた時期がございました。ただ、これだけ感染が拡大することによって保健所の機能もなかなか学校に特化した形で対応するのが難しいということから、学校におけるクラスターについては保健所ではもう関与しないという形になっております。ただ、今後学校におけるクラスターが発生しないとも限りませんので、そういった場合については当然保健所からの指導、助言を仰ぎながら情報公開の在り方等については十分検討していく必要があるものと考えているところでございます。
再質問 武田真
(1)については分かりました。続きまして、(2)の学習活動、部活動、卒業式等の行事への影響等についてでありますけれども、学習活動についてはタブレット等もあって、学びを保障するということについてはある程度保障されているのかと思うのですが、ただ1点私が気になるのは、学びについてはタブレットだけではかなり難しい学びもあるのではないかと想像します。例えば実技があるような科目であればオンライン、タブレットだけで十分にできるのかという心配があるところなのですけれども、この辺はオンラインだけでは体験できないような教育といいますか、教育活動について具体的に恐らく現場で様々な工夫があるのかとは想像しているのですけれども、今般の第6波を受けて、オンラインだけではなかなか難しいような実技系の科目についてどのように工夫をされているのかというのをお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
実技系の教科へのオンラインでの対応についてでありますが、議員さんご指摘のとおり、オンライン授業の中では実技に関する教科への指導というのは十分になされないのが現実でございます。ただ、道教委や文部科学省のサイトの中に体力づくりに関わるサイトが掲載されておりまして、家庭でできる簡単な軽スポーツというのでしょうか、ストレッチ体操というのでしょうか、そういったサイトもありまして、学校では主要5教科と言われている国語、算数、理科、社会、英語以外の教科についても、そういったサイトを利用しながら家庭における運動習慣や体力づくりなどについても取り組むように学級閉鎖、学年閉鎖になる前に指導しているところでございます。
再質問 武田真
私も文科省のサイト等を見ているのですけれども、非常に皆さんご苦労されているのかというのが想像できるわけであります。そこで、今般残念ながら臨時休業等になったわけなのですけれども、なるべく臨時休業にならないように、例えば文科省の通知によれば、分散登校などを組み合わせてなるべく休業にならないような形で子供たちの学びを維持していくのが大事なのかと思うのですけれども、今般第6波が来て、1月中旬以降ですか、来た以降臨時休業になるまで幾らか時間があったと思うのですけれども、それまでの対応といいますか、臨時休業に至る前に例えば分散登校をかなり推進したとか、それに備えてオンライン授業を積極的に導入したという事例があれば、その辺を伺いたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
感染が拡大する前に各学校での具体的な対応についてということでございましたが、分散登校につきましては実際行っている学校はございませんでした。ただ、学級閉鎖、学年閉鎖になる前にオンライン授業を行っていた学校が複数校ありまして、これにつきましては例えば家族の方が陽性になったので、本人も濃厚接触者になったことからやむを得ず登校できない児童生徒、また感染に不安を抱えて学校に来ることに不安感を持つ児童生徒もおりましたので、そういった児童生徒に対しましては積極的にオンライン授業を、学校の授業をタブレットに映し出すという形でオンライン授業を行ったという事例はございます。
再質問 武田真
私の子供時代を振り返ってみますと、仲間同士といいますか、友達同士で何かを一緒にやるとか、そういう体験というのは社会性を身につける上でも非常に重要な授業だったのかと思うわけです。今般様々な制約がある中でいろいろな努力があったのかということは想像しているところでありますけれども、そういった一緒に友達や仲間と学べるような場づくりにぜひ努力していただきたいと思います。(2)については分かりました。(3)でありますけれども、私は昨年の9月定例会でも同様の質問をしているところですが、今般については感染力が非常に強いオミクロン株ということで、国からの通知等も大分変更があったのかと想像しているわけですけれども、サポーターの方も配置されているということも9月定例会でもお伺いしていますが、オミクロン株について特に感染力が強いということもありまして、多くの現場への負担がさらに私は増えたのかという心配をしているのですけれども、この辺オミクロン株によって現場の負担がさらにこれまでの対策に比べて増したという実例があればお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
学校における感染対策につきましては、従前の新型コロナウイルス感染症の対策と大きな変更点はございません。ただ、感染力が極めて強いということから、学校における学習活動にかなりの制約が課せられたところでございます。具体的に申し上げますと、大きな声で歌を歌う合唱ですとか、あるいは家庭科における調理実習、身体的距離が十分確保されないということからです。あわせて、小学校高学年から中学校で行われます理科における実験、観察等についても制約を受けて授業を予定どおり進めることができないということが生じております。ただ、感染対策等につきましては、これまでどおりスクールサポートスタッフ等を活用しながら十分な対策を講じてきたところでございます。
再質問 武田真
(3)については分かりました。続きまして、(4)のオンライン授業の関係でありますけれども、私は昨年の9月定例会でも同様な質問をしたところなのですけれども、そのときには実証実験という答弁であったかと思いますし、オンライン授業の実施に向けて準備しているという答弁だったと思うのですけれども、今般第6波の影響を受けて本格的にオンライン授業が導入されたと理解していいのかをまず確認したいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
今般のオンライン授業につきましては、本格的な導入と捉えていただいて構わないかと思います。具体的には、双方向による受信という形になりますので、一方的に授業の様子を送るだけでなくて、お互いにやり取りができるような形での授業となっております。また、毎日児童生徒の健康観察を行うことになっているのですけれども、オンライン授業でつながったタブレットを使いながら健康観察を行っている学校もあります。教師側のパソコンには全てその健康状況が一括してデータが入ってくるという使い方をしている学校もございます。また、小学校の低学年ですとなかなかタブレットの操作が十分できない児童もおりますので、そういったことも踏まえまして、双方向の授業だけでなくて通常の授業の中でもアプリケーションを使ってドリル学習も実際行っておりますので、ドリルアプリケーションを併用しながらオンライン学習の効果を高めるような取組を行っているところでございます。
再質問 武田真
先ほどの答弁でも特に問題はなかったという答弁だったと思うのですけれども、GIGAスクールもそうですが、こうしたオンライン授業というのは昨年がそもそも実証段階で、今回本格的な開始ということであって、まだスタート段階なのかと思いまして、今後様々なまだ分からないような課題が出てくるのかと思います。例えば実際の授業に比べて知識の定着率がどう違うのかとか、この辺の検証というのは今後本格的にやっていかねばならないのかと思うのですけれども、今般については特に課題はなかったと思うのですけれども、将来的にこうした学習の習熟度とか、いろいろな部分でリアルな通常の授業に比べてどのような差異が出てくるとか、この辺は今段階というよりは将来的なものだと思うのですけれども、そういった学習効果等を検証していく考えはないかどうかについてまずお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
オンライン授業による学習の効果ということでございますが、国では2024年までに小学校でデジタル教科書を完全導入するという考え方が示されておりまして、それに向けて現在実証実験も行われているところでございます。そうしますと、デジタル教科書も当然タブレット端末に入れた中で授業を進めていくということになってくると想定されますので、当然学習したことに対して教師は評価をしなければいけないということになりますので、その評価がどの程度学習したことが身についているのかということを通常の授業での評価とオンライン学習をした場合の評価とを比べながら、実際にどの程度の学習の定着度があったのかということは当然各学校では検証していかなければいけないことだと考えております。
再質問 武田真
①については分かりました。続きまして、各家庭の通信環境の課題についてでありますけれども、これについては委員会等でも今まで議論になったのかと思います。先ほどモバイルルーター、18名ですか、貸出しをして、特に悪い影響はなかったという結果だったと思うのですけれども、私が気になるのは、受け手のモバイルルータを受けている方が実際どのような授業を受けてるか私も分からないのですけれども、モバイルルーターというのは基本的に電波でやり取りするのかと思うのですが、そうしますと例えばあるご家庭は光回線、かなり太い回線が来ているということと、一方ではあるご家庭では集合住宅でモバイルルーターで通信していますということであれば、そこには通信環境の差異というのは当然出てくるのかと。授業中に例えば断線するとかというリスクというのは恐らくモバイルルーターのほうが高いのかということと、待機といいますか、回線の太さによって画像のスムーズさに影響が出るということは当然出てくる可能性があるのかと思うのです。今回受けた方がどのような、ほかと比べられないので分からない部分もあるのですけれども、この辺は各ご家庭の事情によって、家庭の通信インフラの違いによって授業の質、流れてくるものは同じだとは思うのですけれども、例えば画像の鮮明さとか音声の明瞭さとかに仮にその影響が出たとすると非常に問題かと私は思うわけです。受けている方は自分はこの環境しかないから分からないという部分ももしかしたらあるかもしれませんので、この辺で各家庭の通信インフラの違いによって授業の質に影響が出てしまうのは義務教育上非常に問題があるかと私は思います。今回は特にそのような不満点とかはなかったと思うのですけれども、この辺はもう少し検証してほしいと私は思いまして、モバイルルータで他の光回線の方と同様のクオリティー、品質の授業が行われてきたのか等を含めて、もう少し時間のあるときに、将来的にはGIGAスクールということで各家庭に通信インフラがあることが前提となるような流れになっていますから、その辺の各家庭の通信環境の違いによって差異がないようにということを、念のためという部分もありますけれども、この辺は将来的な課題として、将来ではないですね、もうすぐ目の前の話ですから、この辺の通信環境の課題、今はないというお話でしたけれども、私は何らかの影響があるかと想定しておりますので、この辺の課題について検証していく考えはないかということをお伺いしたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
各家庭における通信環境の差異についてでございますが、先ほどもご答弁申し上げましたとおり文部科学省でデジタル教科書を導入する形になりますので、そう考えますとタブレット端末を日常的に自宅へ持ち帰るということが今後想定されます。そうしますと、使用するギガ数ですとかも恐らく今の状況よりも多くなってくるのかということが想定されますので、デジタル教科書が本格導入される前に実際に現在使っているWi―Fi環境が果たしてGIGAスクール構想でデジタル教科書を導入した際に適切な機器になっているかどうなのかということも含めて十分それは検証していく必要があると考えております。
再質問 武田真
義務教育ですので、ぜひその辺の平等性に問題がないように検証していただきたいと思います。続きまして、最後はワクチン接種の考え方ということで、私は昨年の9月にも同様な質問をしているわけですけれども、一番の問題点は打つ、打たないことによる児童間の断絶といいますか、あとは差別やいじめの問題だと私は思っているわけであります。あくまでも任意であるということは我々大人も常日頃から言っておかねば、あらぬ誤解が出るというのは当然のことかと思うのですけれども、国の通知等を見ていきますと、そうした場合のいじめの相談窓口を設置するようにということもありまして、この辺は今般のワクチン接種に当たって砂川市教育委員会ではそうしたワクチン接種に係るいじめ相談のような窓口を今回設置するような考えがないかどうかを伺いたいと思います。
答弁 指導参事 小林晃彦(指導参事は2022年3月まで)
いじめ問題に関わる相談窓口についてでございますが、まず北海道教育委員会からは、いじめに関わる相談、悩み事相談も含めて窓口については教育委員会を通じまして各学校に周知するよう通知があり、年度当初に各学校には周知しているところでございます。また、長期休業前、夏休みや冬休み前に各学校で児童生徒に対して休業前の生徒指導を行うのですが、その際にも相談窓口について周知しております。砂川市の教育委員会としましても教育相談電話というものを常時開設しておりまして、朝の8時30分から5時15分まで相談を受け付ける形になっておりますし、その相談電話の電話番号につきましても各学校へ周知しておりますので、児童生徒及び保護者には相談体制が周知されているものと承知しているところでございます。
再質問 武田真
今回の場合は低学年の児童ということになりますので、一番心配すべきなのはいじめかと私も思っておりますので、当然教育委員会だけの問題ではないので、我々大人も接種というのはあくまでも任意だということで、なるべく同調圧にならないような形でいじめがないようにということを我々も努力していかねばならないのかと思っていますので、今後いじめが絶対起こらないようにということを要望して、私の質問を終わります。